JPS62204109A - ロボツトア−ム姿勢測定装置 - Google Patents

ロボツトア−ム姿勢測定装置

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JPS62204109A
JPS62204109A JP4708186A JP4708186A JPS62204109A JP S62204109 A JPS62204109 A JP S62204109A JP 4708186 A JP4708186 A JP 4708186A JP 4708186 A JP4708186 A JP 4708186A JP S62204109 A JPS62204109 A JP S62204109A
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JP
Japan
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link
coordinate system
angle
angular velocity
rotation angle
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Application number
JP4708186A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Otani
哲也 大谷
Takashi Morimoto
隆 森本
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、「発明の目的」 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転する3つのリンクを持つロボットアーム
に、回転角速度を検出する手段を設置i、この検出手段
の出力を基にしてリンクの各3@における回転角を求め
るロボットアーム姿勢測定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ロボットは、通常、III till装貿の命令に従っ
て、アームを動かし、各種の作業を行なうが、このアー
ムがI制御装置の命令通りの空間的位置に移動している
か否かを監視することが必要である。そうでないと、期
待する作業を行なうことができないからである。本明a
Sで論じる装置は、このロボットアームの現在位置を把
握する装置である。更に詳しく述べると、基準となる座
標系(固定リンク)の3軸方向に対する各可動リンクの
回転角を求める装置である。なお、この装置で求めた回
転角を基にして、アーム先端の現在位置を割出す装置の
部分は、水明Imでは論じていない。
第3図と第4図を用いて従来のロボットアーム姿勢測定
装置を説明する。第3図は3つの自由度を持つロボット
アームを示したものである。同図において、リンク0は
、ロボットアームを台座に固定する部材であり、その座
標系を(χO+!’0rZo)とする。このリンクOは
回転しない。
リンク10部材は、第4図に示すモータ4の駆動力によ
りリンクOの1軸(20軸)回りを回転(回転角ψ)す
るもので、その座標系を(xl。
yI+ Z+ )とする。
リンク2の部材は、第4図に示すモータ5の駆動力によ
りリンク1の2軸(Z/+軸)回りを回転(回転角θ)
するもので、その座標系を(x2゜’/2* 22 )
とする。
リンク3の部材は、第4図に示すモータ6の駆動力によ
りリンク2の3軸(χ2軸)回りを回転(回転角φ)す
るもので、その座標系を(χコ。
Vs * Z3 )とする。
W43図のロボットは、以−ヒの3つのモータ4゜5.
6によりリンク1,2.3を回転させ、その回転角甲、
θ、φを制御回路(図示せず)で指令することにより任
意の位置にアームの先端部を移動させることができる。
従って、アーム先端の現在位置を知るためには、この回
転角ψ、θ、φの検出を行なうことが有効である。従来
は、第4図で示す各モータ4.5゜6の軸にパルス発生
器(図示せず)を取付けている。このパルス発生器は、
各モータ4.5.6が一定角度、正回転又は負回転する
ごとにアップ(Lll))パルス又はダウン(down
)パルスを出力する。そして、これをパルス/デジタル
変換器8,9.10でデジタル信号に変換して里、θ。
φを求めている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、以上のような手段は、回転角の測定精度に改善
の余地がある。出願人の実験によると、パルス発生器の
精度は100万パルス/回転 において、約+60パル
スである。これを角度に直ずと、6Q 1oooQOQ  X 60〜0,02°である。
本発明の目的は、高精度で回転角ψ、θ、φの測定を行
なうことができるロボットアーム姿勢測定装置を提供す
ることである。
口、「発明の構成」 (@照点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決するために回転する3つの
リンクを持つロボットアームと、各リンクが一定角度回
転するごとに信号を出力する基準回転角検出手段(31
,32,33)と、各リンクの回転角速度を検出する手
段(15)と、この手段〈15)と前記基準回転角検出
手段とから信号を導入し、以下(A>に記す演算機能を
持つ制御装置と、を備えるようにしたものである。
(A)  制御装置の演算機能 ロボットアーム先端のリンク(3)の座標系をロボット
アームを台座に固定しているリンク(0)の座標系に座
標変換するための変換行列(C;)を演算する機能と、 この変換行列(C3)に含まれる制御装置・の切捨て誤
差と、前記手段(15)の誤差と、初期設定誤差とを補
正する演算機能と、 前記基準回転角検出手段からの信号を導入し、回転角誤
差ベクトル(ε0)と回転角速度行列ベクトル(δIJ
J(3)の推定を行なう機能と、回転する各リンクの回
転角(v、θ、φ)を算出する機能。
〔実施例〕 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示したブロック図である
。また、第2図は第1図装置の動作フローを表わした図
である。第1図の構成は第3図、第4図に示した従来例
と似ている。即ち、ロボットアームは、リンク0〜3で
構成される。そして、リンクOにてロボットアームは台
座に固定される。
リンク1はモータ4(第1図では図示を省略)により1
軸(Zo軸)まわりを回転し、リンク2はモータ5(第
1図では図示を省略)により2軸(!11軸)まわりを
回転し、リンク3はモータ6(第1図では図示を省略)
により3軸(χ2軸)まわりを回転する。
一方、異なる点は次の通りである。
第1は、従来のパルス発生器とパルス/デジタル変換器
8,9.10に代えて、リンク3の部分に回転角速度検
出手段15を設けた点である。この回転角速度検出手段
15として、本川m書ではジャイロ・パッケージを用い
た例で説明する。このジャイロ・パッケージ15は、例
えば、直交する3つの軸(χコ* y3 * Zs )
のそれぞれについてジャイロが配置された構成であり、
各可動リンク1゜2.3の回転角速度(ωχ、ω1.ω
2)に対応した信号を出力することができるものである
第2は、補正演算のための推定値を得るため、各リンク
1.2.3が一定角度回転するごとに信号を出力する基
準回転角検出手段31.32.33を設けた点である。
これについては第5図を用いて詳述する。
第3は、上記ジャイロ・パッケージ15からの信号(ω
X、ωy、ω2)と上記基準回転角検出手段31.32
.33からの信号(M/31.θ32.φ33)を導入
し、これに演算を加える制御装置20@EQけた点であ
る。この゛制御装置20は、例えばコンピュータ等で構
成される。第1図では、本発明を分り易く説明するため
、制御I装置20の部分を、制御装置20が行なう動作
のブロック21〜28で示している。
なお、本発明では、この制till装置20の演算機能
が究明の要部であるので、以下、(a)〜(d)に項分
けしてその機能を詳述する。
(a)  座標変換するための変換行列を得る機能制御
装[20は、以下に述べるような演算を行い変換行列を
得る。
第1図のロボットは3自由度を持つものであり、第3図
で説明したようにリンクO〜リンク3まで複数の座標系
を持っている。そしてジャイロ・パッケージ15から出
力される回転角速度のデータは、リンク3の座標系にお
けるものである。一方、このリンク3は、ロボットの作
業と共に時々刻々変化するものであるから、ロボットア
ーム先端の位置を正確に知るためには、リンク3からの
データをロボットアームを固定している静止した座標系
(リンクO)に変換することが必要である。もっとも、
このリンクOの座標系も自転する地球の大地に置かれて
いるものであるから、完全に静止した座標系とは言えず
、この点については後述する。
まず、制御装置20では、角速度検出部22によりジャ
イロ・パッケージ15か13の角速PX(ωX、ω9、
ω2)を表わす信号を検出する。そして、座標変換部2
6にて、以下の演算を行い、リンク3からリンクOへ座
標変換する変換行列c3を得る。
まず、リンクO[座標系(χo、Wo、Zo)]を座標
軸ZOの回りに仮想的に角度軍だけ回転して得られる座
標系は、リンク1である。このリンク1の座標系(χ+
 + y+ + Z+ )をリンクOの座標系に変換す
る場合の座標変換式は(al)式で表わすことができ、
その変換行列C4は、一般に(a2)式で表わすことが
できる。
同様に、リンク1を座標軸y+の回りに角度θだけ回転
して得られる座標系は、リンク2であるから、リンク2
の座標系(χ2 + ’l 2 * 22 )をリンク
1の座標系(χI + y+ ’+ Z + )に変換
する場合の変換行列C2は、一般に(a3)式で表わす
ことができる。
同様に、リンク2を座標軸χ2の回りに角度φだけ回転
して得られる座標系は、リンク3であるから、リンク3
の座標系(χ31 ’/3+ Z3 )をリンク2の座
標系(χ2.!/21Z2)に変換する場合の変換行列
C蚤は、一般に(a4)式で表わすことができる。
ここで、以下に示す4つの式が成立っている。
操行列C3は、次式で表わずことができる。
Cz=C+  ・C2・C1 ・・・ (a5) 上式でいうχコ、yコ+Z3は、具体的には角速度ωχ
、ωy、ω2を検出した各ジャイロの軸のことである。
以上の演算を座標変換部2Gで行い、リンク3からのデ
ータをリンク0における座標へ変換する変換行列C3を
得る。
(b)  各可動リンクの回転角(v、θ、φ)を算出
する機能 制御装M20は角速度検出部22.座標変換行列演算部
2G1回転角演譚部28を用い次に述べるような演算を
行なって回転角(11/、θ、φ)を得る。
一般にリンク3の座標系(χ3 * y3 * z、 
)を慣性座標系(χt 、 yi 、Zi・・・地球の
自転にも影響されない静止座標系)に座標変換する式は
(bl)式で表わすことができる。
ここで、C3は前記(a)項で説明したように、リンク
3の座標系を慣性座標系に座標変換する場合の変換行列
を表わすものである。
(bl)式において右辺の行列の要素χ3 * ’/ 
3 rZ3は、具体的には回転角遠吠ωχ、ω1.ω2
を検出した各ジャイロの軸を意味する。この回転角速度
ωχ、ωy、ω2を(χs + Vs * 23 )で
表現した行列(以下、回転角速度行列と記す)をWi3
とすれば(b2)式で表わすことができる。
また、同様な理論により、(b2)式に相当する各回転
角速度行列Wt e + We o + Woコを次の
ように定義する。
(イ>W(eは、上記した慣性座標系に対する地球固定
座標系〈χe 、ye + Z e・・・地球の自転に
より変動する座標系)の回転角速度行列であり、(b3
)式で表わされる。
(ロ)Weoは、地球固定座標系に対するリンクOの座
標系(1:o * yo * Zo )の回転角速度行
列であり、(b4)式で表わされる。
ンク3の座標系(χコ、yコ、Z3)の回転角速度行列
であり、(b5)式で表わされる。
クトル表現を、以下のように定義する。
リンク3の座標系(χ3 + y3 + Z3 )から
リンクOの座標系(Zo + ’!Io 、 Zo )
への変換行列C; (前記(C5)式ンは、上記した回
転角速度行列WO3を用いて、(be)式を解くことに
より求めることができる。
#C3−C3・Wo  3             
 (be)ここで、通常、ジャイロは地球の自転をも検
出する程の感度であるから、ジャイロの出力は、慣性座
標系に対するリンク3の座標系で表現される(b2)式
で表わされた回転角速度行列WL3を示していることに
なる。そして、このジャイロ出力、即ち、慣性座標系に
対するWtsは、今、求めたい回転角速度行列WO3(
リンク0の座標系に対するリンク3の座標系の回転角速
度)のほかに、(b7)式で示す余分な回転角速度行列
の成分をも含むものである。
W+  3  =Wi  e  +We  o  +W
o  3            (1)?>ここで、
リンクOの座標系(χO+ ’!10 l zo)は、
地球に固定した座標であるから、 Weo=0 とすることができる。
また、リンクOの座標系に対するリンク3の座標系にお
いて、通常、ロボットアームの動ぎは速く、その回転角
速度は例えば 1ω9゜、1〜32400’ / hである。これに対
して、慣性座標系に対する地球固定座標系の回転角速度
は例えば、1ωxtel  〜15°/hであるからW
 t  e < W O3 とすることができる。従って、 Wj  3  ”;Wo  3 言換えれば、ジャイロの出力はWO3と見做すことがで
きる。従って、(be)式は<1)8)式に置換えるこ
とができる。
f C3−03・Wt 3            (
b8)(b8)式を解くことによりC3が得られる。
この(b8)式の解法は、ジャイロ・パッケージ15か
らのデータWtmをサンプルするごとに逐次C1を計算
し、これを更新する。なお、C3の初期値C3(o)は
、何らかの方法で求めておく。
そして、時刻 t−tkにおけるC5(tk)と、Δを
時間後のt”tk ++ ””tk+ΔtにおけるWi
 s  (tlc 41 >から、C3(isc ++
 )を次1は単位行列である。また、Nは2次か3次ぐ
らいにとる。
以上のようにして求めたC3から、回転角ψ、θ。
φは(C5)式を用いて次のように得ることができ式の
3行、2列の値を示している。
(C)  変換行列C3の誤差を補正する機能制御装置
20は操作量U0演算部24.操作曲座標変換部25.
座標変換行列正規化補正演算部27を用い次に述べるよ
うな演算を行なって変換行列C3の誤差を補正する。
上記(b)項の演算で求めたC3は、制御装置20(コ
ンピュータ)における切捨誤差、ジャイロ誤差、初I9
]設定誤差等による誤差を含んでいるので、下記(C1
)式を満たすことができなくなる。
なお、(C3)  はC3の転置行列を表わしている。
(C1)式を満足することができない言うことは、例え
ば、ロボットアームが成る座標軸を中心にして角度α回
転し、次に(−α)回転して戻った時に、元の位置と一
致せず、ずれた位置にきてしまうことを意味する。即ち
、(C1)式を満たすことができずに、上記(b)項で
説明した演算を行い回転角ψ、θ、φを求めても正確な
ロボットアームの位置を割出すことができず、しかも、
ロボットアームの動きの軽過とともに誤差量は積算・拡
大される。そこで本発明では次のような動作で変換行列
C2の誤差を補正している。
(δ6)式に制御人力C3U3を付加する。
f;−03= 03  (WOs + U3 )   
    (C2)ただし、U3は(C3)式で表わされ
る。
ここで、’X3 * uY3 + ’Z3は、回転角誤
差ベクトルの推定値ε0の線形フィードバックより得ら
れる。回転角誤差ベクトルとは、例えば81算値の回転
角をθc1実際のロボットアームの回転角をθd1誤差
をεとした場合、θC−θd+εが成立ち、このεをベ
クトルとして表わしたものである。なお、推定値εにつ
いては次の(d)項で詳述する。
回転角誤差ε0の座標表現は次式で表わされる。
60丁 =  〔ε χ 0  、  ε y  O+
   ε 20)             (C4)
ここで、Co7はC0の転置行列であり、εXO+ ε
yO1εZOはリンク0の座標系(χ0 + yo +
 zo )で表現した回転角誤差である。
次にC0の式を求める。これは、(116)式を誤差δ
C31δWO3に関して摂動展開して、その−次近似よ
り(C5)式のように得られる。
f to−δW=8− [W=A +WA ]ε0+(
δW;名十δlJ)eg)   (C5)ただし、 Wiコ、δWi3は、慣性座標系に対するリンク3の座
標系(χ3 * y3 * Z3 )の回転角速度行列
、ベクトルの(Xo 、 Yo 、 Zo )表現であ
る。
W t e * δIJJieは、慣性座標系に対する
地球固定座標系(Ze * ’/e + Ze )の回
転角速度行列、ベクトルの(Xo 、 Yo 、 Zo
 )表現である。
Web、δ117eoは、地球固定座標系に対するリン
クOの座標系(Xo + yo 、 Zo )の回転角
速度行列、ベクトルの(Xo 、 Yo 、 Zo )
表現である。
ここで、リンクOの座標系(Xo + Vo + Zo
 )は地球に固定しているので、W6o−0,δwe0
=0である。また、(δ8)式の導出の所で説明したの
と同じ理由により、W (e <W 6コであるから、
Wi eは無視することができ、またδW(e〜0であ
る。従って、(C5)式は、次のように書くことができ
る。
kto−δtJ)(s             (C
6)ここで、εXO+ εyo、εz0が推定できたと
すると(この推定については次の(d)項で詳述する)
、この推定1iftを用いて(CG)式に対し、次の制
御入力ベクトルを印加する。
ILlo−1番(ε 0 −  (δ WLi   )
   S  Sされ、また、IKはフィードバックゲイ
ン行列である。添字SSは定常状態を示す。これにより
、f、EO−δ1JJLs + tLi 6−δWts
  IKεo(δtJ)L3) s s   ((’7
)となり、閉ループが形成されて補正される。
以上の誤差補正式は、リンク0の座標系(χ0゜Zlo
 * Zo )に関するものなので、C3を求めるため
の式(C3)のυ、に変換する必要がある。
そこで、 ’LJo”−(uxo+  uyO+  uzo)  
  (C8)とすると、この行列表現は これからN ’LJ 3は次のGoによる双似変換で得
られる。
1113− Co LJOC3(clo )これにより
、ジャイロ誤差や初期設定誤差を補正することができる
が、計算時の切捨誤差は補正することができない。
そごで、更に以下の正規化補正を行なう。
0ff(+) −Gy。−圭り。(< c;、−、)r
(C;、−、) −x )・・・(all) ただし、C:、、は補正前、c’r<+>  は補正後
である。
また、■ は単位行列である。
以上のようにして、変換行列C3の誤差を補正すること
ができる。
(d)  回転角誤差ベクトルε。2回転角速度ベクト
ルδU)i3の推定を行なう機能 制御装置20は基準回転角検出部21.誤差推定演算部
23を用い次に述べるような演算を行なってε。、δI
J)L3の推定を行なう。
ここでは以下に説明する信号と、カルマンフィルタを用
いた例で推定動作の説明を行なう。本発明においては、
第1図に示す各リンクの回転軸に、例えば、第5図に示
すような基準回転角検出手段を設け、リンクが一定角度
の回転を行なう毎に、電気信号を発生するようにしてお
く。第5図は第1図のリンクOとリンク1に設けられた
基準回転角検出手段31部の断面図であり、40は回転
するリンク1に取付tノられた発光素子、50はリンク
Oに取付けられた受光素子である。
このような構成にしておくと、リンクが回転して基準点
く受光素子が設けられた点)を通過時点に電気信号が発
生するので、制御装置20の基準回転角検出部21は、
この信号を検知し、予めメモリに書込んでおいた、その
点での角度基準データ(vr、θr、φr)と、この時
にジャイロ出力から求めた(v、θ、φ)との差(Dψ
、Dθ。
Dφ) = (v−’4’r 、θ−θ1.φ−φr)
を求め、これを観測データとしてカルマンフィルタに入
力する。
しかしカルマンフィルタの回転角の誤差モデル(C7)
式はリンク0の座標系(zo * 210 * z、 
)で記述されているので、上記した回転角誤差を総べて
リンク0の座標系に座標変換する必要がある。
この座標変換は、リンクOの座標系(χO+ ’J O
+Zo)での誤差を(D、。、へ2.D2□。)とする
と、次に示すような演算で(Dψ、Dθ、Dψ)がら(
D、、塵ブ。、D28゜)が導かれる。
Dψ、Dθ、Dφは、1軸、2軸、3軸における回転角
誤差なので各軸の回転単位ベクトルをeψ、ee、Cφ
とし、また、リンクOの座標系〈χOr ?JOr z
o )で回転単位ベクトルをezo・eyo・ezoと
すると olto ezo + %。匂。+ o、oeB −D
ψe* +De ee +De ep    (dl>
ここで、 eψ−ez o * ee −、ey + + ep 
−ex2・・・(d2) であるから、 へ変換し、これを(d3)式に代入して次の(d4)式
が11られる。
ey、−−sintl/−ex、)+cosV−gy。
・・・(d4) また、 へ変換し、これと上記clとを(d5)式に代入して次
の(d6)式が得られる。
el21Il=CO8θcosψ” ex。
+COSθSin V −ey Q−3illθ’ez
・・・(d6) (dl)、(d2)、(d4)、〈d5)式より、次の
(dl)式が1qられる。
DEZOezo + 011゜el。十幅。(h。
−[Dpcosθcos v−[)θsin 14/ 
] ez。
+[DLPcosθsin V+Decos V] e
g。
[D  φ sin  θ −D  φ コ ezo 
    ・・・ (dl )従って、 Dユ。−D、6CO8θcos 11/−1)θsin
 甲    (d8)Dil。−1)φcos  θs
in v+De CO3v(d9)U)uo =  D
 p sinθ+Dψ(dlo)この(d8)〜(d 
10)式を用いて、カルマンフィルタモデルは次式のよ
うになる。
kεχ0=δWL3十に+(D2.co−εχ。)十に
4(−0−ε1゜) + K6 (D、Qax。) + uχo (d 11
)十に+(鴨。−ε1o > +に+   (114,。−ε3゜ )  +u2o 
   (d  12)52B。−69,3’ + KS
’  ([)EZO’g、、 )+ K+(D、i。−
ε謬0) + Kr (D、2o−εzo ) + uio  (
d 13)Jト δ tl)=s  −K+   (0
ixo  −ελQ )+に4(D中−εプ0) + K、4−  (曙。−620)   (d14)舟
δ省、%o −KHl くし。−εχQ)+ K+(o
、i。−匂0) + K’;3(o、o−εzo)  (d15)丼δ1
JJL3−に+(賑。−ε(0)+−(D2.。−εづ
0) +に、(D!□。−εzo)   (d16)以上で、
)く+ 〜1<+  は、それぞれのカルマンフィルタ
ゲインであり、各推定誤差の分散を最小にするように求
まるものである。
このように本発明では、カルマンフィルタで各誤差を推
定しているので、例えば時間とともに推定誤差の推移を
グラフに示せば、第6図のようになる。第6図において
、一点鎖線(a)は実際のリンクの回転角度であり、実
線(b)はカルマンフィルタで推定した誤差を示してい
る。時刻j++2tlにて、第5図に示した検出手段か
ら基準点を通過した旨の信号が出力され、これによりコ
ンピュータは予めメモリに書込んでいる角度基準データ
(vr * θr、φr)を読み出し、ジャイロ出力を
補正するので時刻tI、2t+ 、・・・における推定
値は誤差がOとなる。そして、第6図のように時刻tI
+2i++・・・から時間的に離れるにしたがい、また
徐々に推定値は、実際の値とずれてくるが、カルマンフ
ィルタの持つ特性により、第6図の如く、測定回数を増
すごとに(データを取るごとに)その推定値は、確かな
ものに漸近し、次第に実際の値に近いものを推定できる
ようになる。
以上、説明したように本発明によれば、ロボットアーム
の回転角度を正確に知ることができ、その結果、この角
度のデータを用いてロボットアーム先端の位置を正確に
把握することができる。
なJ3、以上では、ジャイロを用いてアームの回転角速
度を求めるように説明したが、ジャイロに限定するわけ
でなく、回転角ψ、θ、φの決定はジャイロの代りに加
速度計を用いても上の説明と同様に、本発明の動作を行
なわせることができる。
また、フィードバックゲインには、回転角誤差ε0を最
小にするように求められた最適ゲインを用いても良い。
また、以上では、作業用ロボットアームを測定対象とし
たが、その他の姿勢変化型ロボットの姿9A決定に本発
明を用いるようにしても良い。
また、カルマンフィルタを用いないで、直接(v−vr
 )、(0−or)、(φ−φr)等の座標変換型をフ
ィードバックしても良い。
また、1軸レ一ト積分ジャイロの代りに2@レ一ト積分
ジャイロを用いても良い。
また、ジャイロとして従来の機械式ジャイロの代りに光
ジヤイロを用いても良い。
また、1軸レ一ト積分ジャイロを3つともロボットアー
ムの先端に取付けないで、各アームに取付けても良い。
この場合、〈b8)式と(bio)〜(b12)式によ
る回転角の計算は必要でなく、直接ジャイロ出力を積分
して V、θ、φを求め、C3を計算し、正規化補正を
行なっても良い。
ハ、「本発明の効果」 以上述べたように、本発明によれば、次の効果が得られ
る。
■ 従来のエンコーダと同程度の価格のジャイロを用い
て、より高精度な回転角度の測定を行なうことができる
■ ジャイロを用いて回転角度決定系を閉ループとして
構成できるので外乱に対して安定かつ高精度な回転角度
の測定ができる。
■ 正規化補正演算部により、座標変換の計算で生じる
直交誤差を繰返し補正できるので、高精度な回転角の測
定ができる。
■ 0.1’/hのジャイロと10秒ごとの回転角度キ
ャリブレーションにより、約2.7°/ 10000の
回転角測定精度が得られ、従来より2桁も精度が向上す
る。
■ 更にジャイロ誤差0.1°/hをキャリブレーショ
ンすることにより、約2.7°/100000の回転角
度の測定精度が19られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロボットアーム姿勢測定装置のブ
ロック図、第2図は本発明に係る装置のフローチャート
、第3図と第4図は従来装置の構成図、第5図は基準回
転角検出手段の構成例を示した図、第6図は推定動作を
説明するための図である。 O〜3・・・リンク、4〜6・・・モータ、15・・・
回転角速度検出手段(ジャイロ・パッケージ)、20・
・・制御装置、31.32.33・・・基準回転角検出
手段。 第3図 第 4 図 第5図 時間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転する3つのリンクを持つロボットアームと、各リン
    クが一定角度回転するごとに信号を出力する基準回転角
    検出手段(31、32、33)と、各リンクの回転角速
    度を検出する手段(15)と、この手段(15)と前記
    基準回転角検出手段とから信号を導入し、以下(A)に
    記す演算機能を持つ制御装置と、を備えたロボットアー
    ム姿勢測定装置。 (A)制御装置の演算機能 ロボットアーム先端のリンク(3)の座標系をロボット
    アームを台座に固定しているリンク(0)の座標系に座
    標変換するための変換行列(C^0_3)を演算する機
    能と、 この変換行列(C^0_3)に含まれる制御装置の切捨
    て誤差と、前記手段(15)の誤差と、初期設定誤差と
    を補正する演算機能と、 前記基準回転角検出手段からの信号を導入し、回転角誤
    差ベクトル(ε_0)と回転角速度ベクトル(δW_i
    _3)の推定を行なう機能と、回転する各リンクの回転
    角(Ψ、θ、φ)を算出する機能。
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