JPS6220376B2 - - Google Patents

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JPS6220376B2
JPS6220376B2 JP53127672A JP12767278A JPS6220376B2 JP S6220376 B2 JPS6220376 B2 JP S6220376B2 JP 53127672 A JP53127672 A JP 53127672A JP 12767278 A JP12767278 A JP 12767278A JP S6220376 B2 JPS6220376 B2 JP S6220376B2
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JP
Japan
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signal
gas pressure
pipe
intake
pressure
Prior art date
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Expired
Application number
JP53127672A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5554658A (en
Inventor
Takeshi Matsui
Tokio Kohama
Hisashi Kawai
Akira Nishimatsu
Toshikazu Ina
Hidetaka Nohira
Kyoshi Obata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc, Toyota Motor Corp filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP12767278A priority Critical patent/JPS5554658A/ja
Priority to US06/085,319 priority patent/US4257382A/en
Publication of JPS5554658A publication Critical patent/JPS5554658A/ja
Publication of JPS6220376B2 publication Critical patent/JPS6220376B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D41/0047Controlling exhaust gas recirculation [EGR]
    • F02D41/005Controlling exhaust gas recirculation [EGR] according to engine operating conditions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M7/00Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
    • F02M7/23Fuel aerating devices
    • F02M7/24Controlling flow of aerating air
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の電子制御装置に係り、その
目的とするところは、当該内燃機関に設けた排気
ガス再循環装置、気化器等の作動を内燃機関の
種々な作動状態に応じて最適に制御し得る電子制
御装置を提供することにある。
本発明者等は、この目的を達成するために、一
例として、ある内燃機関の排気ガス再循環装置を
構成する排気ガス還流通路の一部に制御弁を設け
るとともにこの制御弁に気体作動器を連結させ
て、この気体作動器のサーボ室に種々の値の気体
圧を付与して制御弁を作動させ、これによつて変
わる排気ガス還流通路内の排気ガス量を実験的に
繰返し観察した。その結果、本発明者等は、前記
気体圧が内燃機関の吸気負圧及び回転速度との関
係において一般に下記関数式(1)を満足すれば、排
気ガスの還流量を時々刻々変化する内燃機関の作
動状態に応じて制御できることを見出した。ま
た、下記関数式(1)は内燃機関の機種により一義的
に決まることも確認できた。
Pe=f(Pv、N) ………(1) 但し、Pe:気体圧(mmHg) Pv:吸気負圧(mmHg) N:回転速度(r.p.m.) また、本発明者等は、第1図に示すごとく、関
数式(1)の具体例としてPv及びNとPeとの関係を
表わす複数の環状曲線を実験的に得た。これら各
環状曲線により表わされる気体圧Peは内側の曲
線により表わされるもの程高い負圧となつてい
る。しかして、本発明の実施にあたつては、第1
図において縦軸及び横軸に沿つて吸気負圧Pv及
び回転速度Nをそれぞれ一定間隔△Pv及び△N
(例えば△Pv=25mmHg、△N=200r.p.m.)にて
区分し、l△Pv(l=1、2、………)とm△
N(m=1、2、………)により規定される気体
圧の設定値f(l△Pv、m△N)を求めてマツ
プを作成する。このマツプを利用して、現実の吸
気負圧Pv及び回転速度Nと、これらPv及びNが
下記不等式(2)、(3)を満足するときのl、m、△
Pv、△Nを下記代数式(4)〜(6)に代入して気体圧
Peを求める。
l△Pv≦Pv<(l+1)△Pv ………(2) m△N≦N<(m+1)△N ………(3) Pe′={(l+1)△Pv−Pv}f(l△Pv、m△
N)/△Pv +(Pv−l△Pv)f{(l+1)△Pv、m△N
}/△Pv………(4) Pe″=
{(l+1)△Pv−Pv}f{l△Pv、(m+1)
△N}/△Pv +(Pv−l△Pv)f{(l+1)△Pv、(m+
1)△N}/△Pv… ……(5) Pe={(m+1)△N−N}Pe′+(N−m△N)P
e″/△N…… …(6) また、本発明者等は、内燃機関を常に最適な状
態で作動させるために、排気ガス再循環装置及び
気化器の各作動における相互の関連性について
種々検討したところ、排気ガス再循環装置により
排気管から吸気管へ還流される排気ガス量の増加
又は減少に応じて気化器により調整される混合気
の空燃比を減少又は増加させるように制御する必
要があることを確認した。
以下本発明の一実施例を図面により説明する
と、第2図においては、排気ガス再循環装置10
(以EGR装置という)及び気化器20を備えた車
輌用内燃機関Eに本発明を実施した例が示されて
いる。EGR装置10は、排気管16から導出さ
れて吸気管15内に開口する連通管17を備えて
おり、この連通管17には流量調整器40,60
及び圧力調整器50が介装されている。気化器2
0は、エアクリーナ11を吸気管15に連通させ
るバレル12を有し、このバレル12内にはベン
チユリ13及び絞り弁14が配設されている。ベ
ンチユリ13内に開口するノズル21bは、燃料
通路21及び燃料ジエツト21aを通りフロート
室24に連通している。また、気化器20は、燃
料通路21に連通する主空気通路22と、この主
空気通路22に連通する補助空気通路23とを備
え、主空気通路22は空気ジエツト22aを通り
ベンチユリ13の上流に連通し、また補助空気通
路23は流量調整器30を介してベンチユリ13
の上流に接続されている。
流量調整器30は、ハウジング31内に設けら
れて大気室32とサーボ室34を形成するダイヤ
フラム35を備え、このダイヤフラム35はサー
ボ室34内に組付けたコイルスプリング36によ
り大気室32側に付勢されている。大気室32は
補助空気通路23の上流部に連通するとともに制
御弁33を介して補助空気通路23の下流部に接
続され、一方サーボ室34は管路31aを介して
制御装置Sを構成する一対の常閉型電磁弁70
a,70bに接続されている。制御弁33は、大
気室32の周壁に設けた弁座33aと、ダイヤフ
ラム35から大気室32及び弁座33aを通り補
助空気通路23の下流部内に延出する弁体33b
とにより構成され、弁体33bは補助空気通路2
3の下流部側から弁座33aに着座する。しかし
て、流量調整器30においては、制御弁33の開
度がサーボ室34に付与される気体圧と大気室3
2に付与される大気圧との差及びコイルスプリン
グ36の弾撥力に応じて制御される。
流量調整器40は、ハウジング41内に設けら
れて大気室42とサーボ室43を形成するダイヤ
フラム44を備え、このダイヤフラム44はサー
ボ室43内に組付けたコイルスプリング45によ
り大気室42側に付勢されている。大気室42は
大気に開放され、一方サーボ室43は管路31a
の一部により電磁弁70a,70bに接続されて
いる。また、流量調整器40は連通管17の上流
部に介装した制御弁46を有しており、この制御
弁46は、連通管17の内壁に固着した弁座46
aと、ダイヤフラム44から大気室42を通り連
通管17内に延出する弁体46bとにより構成さ
れている。しかして、流量調整器40において
は、制御弁46の開度がサーボ室43に付与され
る気体圧と大気室42内の大気圧との差及びコイ
ルスプリング44の弾撥力に応じて制御される。
本実施例においては、制御弁46の開度が、サー
ボ室43の気体圧が−40mmHgのとき全閉となり
−160mmHgのとき全開となるように設定されてい
る。なお、大気圧を0mmHgとする。
圧力調整器50は、ハウジング51内に設けら
れて大気室52と排気室53を形成するダイヤフ
ラム54を備え、このダイヤフラム54は大気室
52内に組付けたコイルスプリング55により排
気室53側に付勢されている。排気室53は連通
管17に連通しており、一方大気室52はエアク
リーナ52aを通して大気に連通すると共に管路
51a及びオリフイスF1を通り管路15aに連
通している。ダイヤフラム54の中央には弁体5
6aが設けられ、この弁体56aは管路51aの
開口端に設けた弁座56bと共に開閉弁56を構
成している。しかして、圧力調整器50において
は、開閉弁56の開閉作動が大気室52内の大気
圧と排気室53内に付与される排気圧との差及び
コイルスプリング55の弾撥力に応じて制御され
る。
流量調整器60は、ハウジング61内に設けら
れて大気室62と変圧室63を形成するダイヤフ
ラム64を備え、このダイヤフラム64は変圧室
63内に組付けたコイルスプリング65により大
気室62側に付勢されている。大気室62は大気
に開放され、一方変圧室63は管路61a、オリ
フイスF1及び管路15aの一部を通り吸気管1
5内に連通している。また、流量調整器60は連
通管17の下流に介装した制御弁66を有してお
り、この制御弁66は、連通管17の内壁に固着
した弁座66aと、ダイヤフラム64から大気室
62を通り連通管17内に延出する弁体66bと
により構成されている。しかして、流量調整器6
0においては、制御弁66の開度が大気室62内
の大気圧と変圧室63内に生じる圧力との差及び
コイルスプリング65の弾撥力により制御され
る。
制御装置SはイグニツシヨンスイツチSW、回
転速度検出器80、負圧検出器90a及び気体圧
検出器90bからの各出力信号に応じて各電磁弁
70a,70bの開閉作動を制御する電子制御回
路100を備えている。電磁弁70aはその流出
口にて管路15aを通して吸気管15に連通し、
その流入口にて管路31aを通して流量調整器3
0,40のサーボ室34,43に連通している。
これにより、電磁弁70aはソレノイドSOLa
電子制御回路100から第1出力信号を受けたと
きにのみ開いて管路31aを管路15aに連通さ
せる。一方、電磁弁70bはその流入口にて管路
12aを通してベンチユリ13の上流に連通し、
その流出口にて管路31aを通して流量調整器3
0,40のサーボ室34,43に連通している。
これにより、電磁弁70bはソレノイドSOLb
電子制御回路100から第2出力信号を受けたと
きにのみ開いて管路31aを管路12aに連通さ
せる。
イグニツシヨンスイツチSWは、端子Bを端子
IGに接続することにより電源Baの直流電圧を電
子制御回路100に付与してこれを作動準備完了
状態におき、さらに端子Bを端子STに接続する
ことにより内燃機関EのスタータモータMを一時
的に駆動するように構成されている。
回転速度検出器80は、リングギヤ81の外周
に設けた突起81aと、この突起81aを磁気的
に検出する電磁ピツクアツプ82とにより構成さ
れている。しかして、この回転速度検出器80に
おいては、電磁ピツクアツプ82がリングギヤ8
1の一回転ごとに歪波信号a(第10図参照)を
発生する。なお、リングギヤ81は内燃機関Eの
クランク軸Eaに連結しており、クランク軸Ea
一回転ごとに一回転する。
負圧検出器90aは吸気管15の周壁に設けら
れており、吸気管15内に生じる吸気負圧を検出
して負圧信号を発生する。気体圧検出器90b
は、各流量調整器30,40と各電磁弁70a,
70bとの間に介在している管路31aの周壁に
設けられており、管路31a内に生じる気体圧を
検出して信号電圧を発生する。この場合、信号電
圧は気体圧が大気圧に近ずくにつれて大きくな
る。
電子制御回路100は、第3図に示すごとく、
設定回路110と、波形整形器120からのパル
スb(第10図参照)を付与される速度信号発生
器130と、負圧検出器90aからの出力信号を
付与されるA−D変換回路150とを備えてい
る。設定回路110はイグニツシヨンスイツチ
SWからの直流電圧に応答して設定信号を発生す
るもので、この設定信号は後述するマイクロコン
ピユータ160からの入出力制御信号(I/O信
号)及び第1のデバイスセレクト信号(SEL1信
号)に応答してバスラインBLを通りマイクロコ
ンピユータ160に付与される。波形整形器12
0は回転速度検出器80からの歪波信号aを波形
整形し、パルス幅τ及び周期Tを有するパルスb
(第10図参照)を発生する。
速度信号発生器130は、クロツク回路140
からのクロツクパルスc(第10図参照)に応じ
て波形整形器120からのパルスbの周期Tを計
算し、この計算結果を二進信号としてマイクロコ
ンピユータ160からのI/O信号及び第2のデ
バイスセレクト信号(SEL2信号)に応答してバ
スラインBLを介してマイクロコンピユータ16
0に付与する。A−D変換回路150は、マイク
ロコンピユータ160からバスラインBLを通し
て付与される入力命令信号により、マイクロコン
ピユータ160からのI/O信号、第3及び第4
のデバイスセレクト信号(SEL3信号及びSEL4信
号)に応答して負圧検出器90aからの出力信号
を二進信号に変換した後この二進信号をバスライ
ンBLを通してマイクロコンピユータ160に付
与する。
マイクロコンピユータ160は東京芝浦電気株
式会社製TLCS−12A型で、その主たる構成要素
として、中央処理装置161と、この中央処理装
置161にバスラインBLを介して接続したメモ
リ162及びデバイス装置ユニツト163とを備
えている。メモリ162は、複数の気体圧設定値
f(l △Pv、m△N)を、第1図に示した回
転速度N及び吸気負圧Pvの各区画範囲m△N及
びl △Pv(l、m=1、2、………)との関
連において予め記憶している。また、このメモリ
162においては、中央処理装置161が計算式
(2)〜(6)と速度信号発生器130及びA−D変換回
路150からの各二進信号とを使用して計算し得
るように所定のプログラムが予め記憶されてい
る。デバイス装置ユニツト163は中央処理装置
161からの命令信号を受け、I/O信号、
GEL1〜SEL4信号及び第5のデバイスセレクト
信号(SEL5信号)を発生するもので、メモリ1
62のプログラムに従つて、SEL1信号とI/O
信号を設定回路110に、SEL2信号とI/O信
号を速度信号発生器130に、SEL3及びSEL4信
号とI/O信号をA−D変換回路150に、また
SEL5信号とI/O信号をD−A変換回路170
に付与する。その他の構成及び機能は公知故その
説明は省略する。
D−A変換回路170はマイクロコンピユータ
160において演算された出力データをI/O信
号及びSEL5信号に応答して付与されこの出力デ
ータをアナログ電圧に変換した後本発明の要部を
構成する駆動回路180に出力する。
駆動回路180は、D−A変換回路170から
のアナログ電圧に比較する第1電圧と、前記アナ
ログ電圧に比例しかつこのアナログ電圧の変化に
応じて第1電圧との差が変化する第2電圧とを形
成し、気体圧検出器90bからの信号電圧が第1
と第2の電圧の間の値を有するとき両電磁弁70
a,70bを閉じる信号を発生し、第1と第2の
電圧の間の値を有さないとき両電磁弁70a,7
0bの一方を選択的に開く第1と第2の出力信号
を発生するように構成されている。
次に、電子制御回路100を構成する各回路の
詳細について説明する。設定回路110は、第4
図に示すごとく、波形整形器111からの出力パ
ルスをスリーステートバツフア112により
NANDゲート113の出力信号に応答して選択的
にマイクロコンピユータ160に付与するように
構成されている。波形整形器111は、イグニツ
シヨンスイツチSWからの直流電圧を波形整形し
て設定信号を発生する。NANDゲート113はデ
バイス制御ユニツト163からI/O信号及び
SEL1信号をそれぞれハイレベル信号として付与
されてローレベル信号を発生する。また、I/O
信号及びSEL1信号のうち少なくとも一方がロー
レベル信号であるとき、NANDゲート113の出
力端にはハイレベル信号が生じる。スリーステー
トバツフア112はNANDゲート113からのロ
ーレベル信号に応答して波形整形器111からの
設定信号をバスラインBLを通してマイクロコン
ピユータ160に付与する。またNANDゲート1
13がハイレベル信号を発生しているときは、ス
リーステートバツフア112の出力端に高インピ
ーダンスが生じて波形整形器111をマイクロコ
ンピユータ160から遮断する。
速度信号発生器130は、第5図に示すごと
く、クロツク回路140からのクロツクパルスc
(周波数128KHzを有する。)を付与される二進カ
ウンタ131と、波形整形器120からの出力信
号b及びクロツク回路140からのクロツクパル
スcをそれぞれ付与される十進カウンタ132を
備えている。二進カウンタ131はRCA社製
CD4024型のもので、クロツクパルスcを分周し
て出力信号d(第10図参照)を発生しNORゲ
ゲード133bに付与する。十進カウンタ132
は波形整形器120からの出力信号bによりリセ
ツトされ、出力信号bの波形がその波幅τに相当
する時間経過後立下がると、クロツクパルスcの
計数を開始する。しかして、この計数動作の進行
に従つて、十進カウンタ132の出力端子Q2
Q3,Q4には、第10図に示すごとく、ハイレベ
ル信号e,f,gが順次発生し、然る後ハイレベ
ル信号e,fがシフトレジスタ135a〜135
c及び二進カウンタ134に付与され、またハイ
レベル信号gが十進カウンタ132の計数停止端
子EN及びNORゲート133aに付与される。な
お、十進カウンタ132はハイレベル信号gによ
りその計数動作を停止する。
NORゲート133aは十進カウンタ132か
らのハイレベル信号gと共に波形整形器120か
ら出力信号bを付与されて、これら両信号の波形
が共に立下がつているときのみハイレベル信号h
(第10図参照)を発生する。また、NORゲート
133bは、二進カウンタ131からの出力信号
dと共にNORゲート133aからハイレベル信
号hを付与されて、これら両信号の波形のうち少
なくとも一方が立下がつているとき、ローレベル
信号i1(第10図参照)を発生し、また両波形が
共に立下がつているときハイレベル信号i2を発生
する。
二進カウンタ134は、十進カウンタ132か
らのハイレベル信号fによりリセツトされ、この
信号fがその波幅に相当する時間経過後立下がる
と、NORゲート133bからの一連のハイレベ
ル信号i2を計数し始める。しかして、この二進カ
ウンタ134の計数動作は、ハイレベル信号fの
発生後に生じる波形整形器120からの出力信号
bの立下がりにて完了する。換言すれば、二進カ
ウンタ134の計数動作は、十進カウンタ132
からのハイレベル信号fの立下がりにて開始し、
この信号fの発生後に生じるNORゲート133
aからのハイレベル信号hの立上がりにて完了
し、その結果二進カウンタ134の出力端子Q1
〜Q12には、出力パルスbの周期つまり回転速度
の逆数に比例した二進信号が生じる。
各シフトレジスタ135a〜135cはRCA
社製CD4035型で、十進カウンタ132からのハ
イレベル信号eに応答して、この信号eの発生前
に二進カウンタ134内にて予め計数した結果を
二進信号としてラツチする。スリーステートバツ
フア136は、その制御端子136aにてNAND
ゲート137からのローレベル信号を受けたと
き、シフトレジスタ135a〜135cにラツチ
した二進信号をバスラインBLを通してマイクロ
コンピユータ160に付与する。またNANDゲー
ト137がハイレベル信号を発生したとき、スリ
ーステートバツフア136はその出力端にて高イ
ンピーダンスを形成しシフトレジスタ135a〜
135cからマイクロコンピユータ160を遮断
する。なお、NANDゲート137はマイクロコン
ピユータ160からのI/O信号及びSEL2信号
を共にハイレベル信号として受けたときローレベ
ル信号を出力する。また、I/O信号及びSEL2
信号の少なく共一方がローレベル信号であれば、
NANDゲート137はハイレベル信号を生じる。
A−D変換回路150は、第6図に示すごと
く、NANDゲート153の出力信号に応答してシ
フトレジスタ152により制御されるアナログマ
ルチプレクサ151を備えている。NANDゲート
153はその第1入力端153aにてインピーダ
ンス154を通してI/O信号を付与され、その
第2入力端153bにてSEL4信号を付与され
る。マイクロコンピユータ160の中央処理装置
161がメモリ162のプログラムに従いA−D
変換回路150の二進出力信号を必要とする段階
になつたとき、前記I/O信号とSEL4信号がそ
れぞれローレベル信号及びハイレベル信号とな
り、ローレベル信号はインバータ154により反
転されNANDゲート153に付与される。これに
より、NANDゲート153の出力端にはローレベ
ル信号が生じる。中央処理装置161からの出力
要求がないときは、I/O信号はハイレベル信号
となつており、NANDゲート153はハイレベル
信号を生じる。
シフトレジスタ152は、NANDゲート153
からのローレベル信号に応答して、マイクロコン
ピユータ160から付与される二進指令信号をラ
ツチするもので、この二進指令信号はアナログマ
ルチプレクサ151において入力端子S1と出力端
子Dとを接続させる役割を果す。
アナログマルチプレクサ151においては、シ
フトレジスタ152からの二進指令信号が制御端
子A0〜A2に付与されると、これに応じて入力端
子S1が出力端子Dに接続される。これにより、入
力端子S1に付与されている検出器90aからの出
力信号が出力端子Dに生じる。なお、アナログマ
ルチプレクサ151としてはインターシル社製
DG508型が使用されている。
また、A−D変換回路150は、ANDゲート
156により制御される逐次比較型A−D変換器
155と、NANDゲート159により制御される
スリーステートバツフア158とを備えている。
ANDゲート156にては、その第1と第2の入
力端にI/O信号及びSEL3信号がそれぞれハイ
レベル信号j,k(第11図a,b参照)として
付与され、第3入力端にはコンデンサ、抵抗及び
インバータからなる遅延回路157を介して
SEL3信号が付与される。これにより、ANDゲー
ト156の出力端にはパルスl(パルス幅100ナ
ノ秒)が発生する(第11図c参照)。また、
NANDゲート159はその入力端にI/O信号及
びSEL3信号をそれぞれハイレベル信号として付
与されてローレベル信号を発生し、またI/O信
号及びSEL3信号の少なく共一方がローレベル信
号になつたときANDゲート159の出力端には
ハイレベル信号が生じる。
逐次比較型A−D変換器155はバーブラウン
社製ADC80型で、変換命令端子CNVにANDゲー
ト156から付与されるパルスlの立上がりにて
アナログマルチプレクサ151からの出力信号を
二進信号に変換し始め、この変換動作はその開始
と同時に変換終了端子EOCに生じる信号がハイ
レベル信号信号m1(第11図d参照)となつて
いる間に行なわれる。この変換動作中において
は、変換終了端子EOCからのハイレベル信号m1
がBUSY信号としてデバイス装置ユニツト163
に付与されてA−D変換器155からの二進信号
のマイクロコンピユータ160への読込みが待機
状態におかれ、またこのときI/O信号とSEL3
信号は共にハイレベルとなつていてNANDゲート
159がローレベル信号n(第11図e参照)を
発生している。変換終了端子EOCからの信号が
ローレベル信号m2になると、A−D変換器15
5における変換動作が終了し同時に前記読込み待
機状態が解除され、二進信号がNANDゲート15
9からのローレベル信号nに応答してスリーステ
ートバツフア158により第11図fにて符号p
にて示される期間中にマイクロコンピユータ16
0に出力される。然る後、I/O信号とSEL3信
号がそれぞれローレベル信号となりスリーステー
トバツフア158の出力端に高インピーダンスが
生じる。
D−A変換回路170は、第7図に示すごと
く、NANDゲート172により制御されるシフト
レジスタ173a〜173cを備えている。
NANDゲート172はその第1入力端にSEL5信
号を、その第2入力端にインバータ171を通し
てI/O信号を付与されるもので、中央処理装置
161からの出力命令に従い、I/O信号がロー
レベル信号に、SEL5信号がハイレベル信号とな
つたとき、NANDゲート172の出力端にはロー
レベル信号が発生し各シフトレジスタ173a〜
173cに付与される。なお、中央処理装置16
1からの出力命令がないときは、NANDゲート1
72はハイレベル信号を発生する。
各シフトレジスタ173a〜173cは、
NANDゲート172からのローレベル信号にのみ
応答して、マイクロコンピユータ160にて演算
された出力データをラツチしてD−A変換器17
4に付与する。D−A変換器174はバーブラウ
ン社製DAC80型で、各シフトレジスタ173a
〜173cにてラツチされた出力データをこれに
比例するアナログ電圧に変換する。この場合、ア
ナログ電圧の増加は流量調整器30,40内に付
与すべき気体圧の大気圧への接近を意味する。
次に、駆動回路180について詳細に説明する
と、第7図に示すごとく、この駆動回路180
は、D−A変換器174と比較器181との間に
接続した分圧器183と、D−A変換器174と
比較器182との間に接続した分圧器184とを
備えている。分圧器183は互いに直列接続した
一対の抵抗183a,183bにより構成されて
おり、その入力端にてD−A変換器174の出力
端に接続されその出力端にて比較器181の反転
入力端に接続されている。また、抵抗183bは
その一端にて当該車輌に搭載した直流電源に接続
され直流電圧VBを付与されている。この場合、
直流電圧VBは、電磁切換弁70a(又は70
b)が閉じるときその作動遅れにより吸気管15
(又はベンチユリ13の上流)から流量調整器3
0,40のサーボ室34,43に付与される余剰
の負圧(又は大気圧)の最大絶対値10mmHgに相
当した電圧より幾分高い値となつている。しかし
て、分圧器183はD−A変換器174のアナロ
グ電圧と直流電圧VBとの差を抵抗183a,1
83bにより分圧し、その出力端に出力電圧Vb
を発生する。また、抵抗183aの抵抗値ra
抵抗183bの抵抗値rbとの比ra/rbは所定
値に設定されており、出力電圧Vbは、第8図に
すごとく、D−A変換器174のアナログ電圧の
変化に応じて直線的に変化する。
一方、分圧器184は互いに直列接続した一対
の抵抗184a,184bにより構成されてお
り、その入力端にてD−A変換器174の出力端
に接続されその出力端にて比較器182の非反転
入力端に接続されている。また、抵抗184bは
その一端にて接地されている。しかして、分圧器
184はD−A変換器174のアナログ電圧を抵
抗184a,184bにより分圧し、その出力端
に出力電圧Vcを発生させる。この場合、出力電
圧Vcは、上記説明から容易に理解されるとお
り、分圧器183の出力電圧Vbよりも所定電圧
だけ低くなつている。また、抵抗184aの抵抗
値Raと抵抗184bの抵抗値Rbとの比Ra/Rb
は上記抵抗比ra/rbよりより大きい値に設定さ
れており、出力電圧Vcは、第8図に示すごと
く、D−A変換器174のアナログ電圧の変化に
応じて出力電圧Vbを表す直線より小さな勾配に
て直線的に変化する。
比較器181はその非反転入力端に気体圧検出
器90bの信号電圧Vaを付与されその反転入力
端に分圧器183の出力電圧Vbを付与される。
しかして、信号電圧Vaが出力電圧Vbより高いと
き比較器181はハイレベル信号を発生し、また
信号電圧Vaが出力電圧Vbより低いとき比較器1
81はローレベル信号を発生する。一方、比較器
182はその反転入力端に信号電圧Vaを付与さ
れその非反転入力端に分圧器184の出力電圧V
cを付与される。しかして、信号電圧Vaが出力電
圧Vcより高いとき比較器182はローレベル信
号を発生し、また信号電圧Vaが出力電圧Vcより
低いとき比較器182はハイレベル信号を発生す
る。
パワートランジスタ187は入力抵抗185a
及びバイアス抵抗185bを介して比較器181
のローレベル信号を付与されて非導通となり、電
磁弁70aのソレノイドSOLaを消磁するハイレ
ベル信号を発生する。また、パワートランジスタ
187は比較器181のハイレベル信号に応答し
て導通し、ソレノイドSOLaを励磁するためロー
レベル信号(前記第1出力信号)を発生する。一
方、パワートランジスタ188は入力抵抗186
a及びバイアス抵抗186bを介して比較器18
2のローレベル信号を付与されて非導通となり、
電磁弁70bのソレノイドSOLbを消磁するハイ
レベル信号を発生する。また、パワートランジス
タ188は比較器182のハイレベル信号に応答
して導通し、ソレノイドSOLbを励磁するための
ローレベル信号(前記第2出力信号)を発生す
る。
以上の説明から理解されるとおり、駆動回路1
80によれば、(分圧器183の出力電圧Vb)>
(気体圧検出器90bの信号電圧Va)>(分圧器1
84の出力電圧Vc)のとき両パワートランジス
タ187,188は両比較器181,182のロ
ーレベル信号に応答してそれぞれハイレベル信号
を発生する。従つて、第8図における両直線間の
斜線両域は、両電磁弁70a,70bが共に閉状
態となる領域、即ち不感帯域を表わす。この場
合、不感帯域幅に相当する電圧はD−A変換器1
74のアナログ電圧の低下に応じて低くなつてい
る。しかしながら、電磁弁70a(又は70b)
が閉じるときに生じる作動遅れの程度は、電磁弁
70a(又は70b)の流入口及び流出口間に加
わる圧力差に比例して変化するので、この作動遅
れに伴なつて流量調整器30,40に付与される
余剰の負圧(又は大気圧)に相当する電圧が前記
不感帯域幅に相当する電圧より高くなることはな
い。また、(信号電圧Va)>(出力電圧Vb)のと
きパワートランジスタ187,188は比較器1
81,182のハイレベル信号及びローレベル信
号に応答してそれぞれローレベル信号及びローレ
ベル信号を生じ、(出力電圧Vc)>(信号電圧V
a)のときパワートランジスタ187,188は
比較器181,182のローレベル信号及びハイ
レベル信号に応答してそれぞれハイレベル信号及
びローレベル信号を生じる。
以上のように構成した本実施例の作用を第12
図に示すフローチヤートを参照して説明する。イ
グニツシヨンスイツチSWを閉じると、電子制御
回路100が電源Baに接続されて作動準備完了
状態となり、コンピユータプログラムの実行がス
テツプ191にて開始される。ステツプ192に
おいて、設定回路110からの設定信号がI/O
信号及びSEL1信号に応答してマイクロコンピユ
ータ160に読込まれる。これにより、中央処理
装置161が設定信号の存在を確認して内燃機関
Eがクランキング状態にあることを判別したとき
プログラムはステツプ193に進む。そして、予
めメモリ162に記憶しておいた気体圧設定値
(本実施においては大気圧Pep)がI/O信号及
びSEL5信号に応答して中央処理装置161によ
り読出され、ステツプ196にて設定データとし
てD−A変換回路170に出力され、この設定デ
ータはD−A変換回路170にてアナログ電圧に
変換された後駆動回路180に付与される。
このとき、内燃機関Eがクランキング状態にあ
るため、気体圧検出器90bの信号電圧Vaは駆
動回路180の各分圧器183,184の出力電
圧Vb,Vcより低い。従つて、パワートランジス
タ187が比較器181からのローレベル信号に
応答して電磁弁70aを閉じ、一方パワートラン
ジスタ188が比較器182からのハイレベル信
号に応答して電磁弁70bを開く。しかして、流
量調整器30,40においては、サーボ室34,
43が導管31a,12aを通してベンチユリ1
3の上流に連通して大気圧を付与される。これに
より、制御弁46がスプリング45の作用を受け
て閉じ連通管17と排気管16との連通を遮断
し、一方制御弁33がスプリング36により開か
れて補助空気通路23の上流部と下流部の連通を
許容する。
このような状態にあつては、連通管17内には
排気ガスによる排気圧が付与されず、圧力調整器
50の開閉弁56がコイルスプリング55の付勢
力により開き、流量調整器60の制御弁66がコ
イルスプリング65の付勢力により閉じる。一
方、エアクリーナ11からの空気がベンチユリ1
3内に流入するとともにその一部が主空気通路2
2及び補助空気通路23内に流入し、またフロー
ト室24内の燃料が燃料通路21内に導入され
る。ついで、主空気通路22及び補助空気通路2
3内の空気が燃料通路21内にて燃料と混合さ
れ、混合気としてノズル21bからベンチユリ1
3内に噴出され、この混合気がベンチユリ13内
に流下する空気とさらに混合され、所定の空燃比
を有する混合気として絞り弁14を介して内燃機
関E内に供給される。然る後、混合気は内燃機関
Eの燃焼室内にて燃焼し排気ガスとして排気管1
6内に排出される。
また、ステツプ192において、設定回路11
0からの設定信号が存在せず内燃機関Eの始動完
了が中央処理装置161により判別されたとき、
プログラムはステツプ194に進む。このステツ
プ194においては、速度信号発生器130から
の二進周期信号がI/O信号及びSEL2信号に応
答してマイクロコンピユータ160内に読込ま
れ、二進周期信号が中央処理装置161によつて
回転速度Nを表わす二進信号に変換されメモリ1
62に一時的に記憶される。
コンピユータプログラムがさらにステツプ19
5に進むと、中央処理装置161からA−D変換
回路150に付与される出力命令信号に基づき、
A−D変換回路150からの吸気圧Pvを表わす
二進信号がI/O信号、SEL3信号及びSEL4信号
に応答してマイクロコンピユータ160内に読込
まれる。ついで、メモリ162に一時記憶した回
転速度Nが読出され、この回転速度Nと吸気圧
Pvに基づき、予めプログラムした(2)、(3)式から
l、mの整数値が中央処理装置161により決定
される。然る後、これらl、mに対応してメモリ
162から読出されたf(△Pv、m△N)、f
{(l+1)△Pv、m△N}、f{l△Pv、(m+
1)△N}及びf{(l+1)△Pv、(m+1)
△N}と、Pv、N、l、m、△Pv、△Nを使用
して(4)、(5)、(6)の各式から気体圧Peが演算さ
れ、ステツプ196にてI/O信号及びSEL5信
号に応答してD−A変換回路170に出力され、
この設定データはD−A変換回路170にてアナ
ログ電圧に変換された後駆動回路180に付与さ
れる。
このとき、当該車輌を定常走行状態にまで加速
するところにあるとすれば、気体圧検出器90b
により検出される信号電圧Vaが、定常走行状態
にてもたらされるべき不感帯域X(第9図参照)
における分圧器183,184の出力電圧Vb
cよりも高い。従つて、パワートランジスタ1
87が比較器181からのハイレベル信号に応答
して電磁弁70aを開き、一方パワートランジス
タ188が比較器182からのローレベル信号に
応答して電磁弁70bを閉じる。しかして、流量
調整器30,40においては、サーボ室34,4
3が管路31a,15aを通して吸気管15に連
通して吸気負圧を付与される。これにより、サー
ボ室34,43内の気体圧が所定の負圧に調圧さ
れて制御弁33,46の開度がコイルスプリング
36,45に抗して所定の値に制御される。
排気管16内の排気圧が制御弁46及び連通管
17の上流を通して圧力調整器50の排気室53
に付与されると、排気室53内の排気圧が所定の
正圧に達し、開閉弁56がコイルスプリング55
に抗して閉じ、吸気管15内の吸気負圧のみが管
路15aの一部、オリフイスF1及び管路61a
を通して流量調整器60の変圧室63内に付与さ
れ、制御弁66がコイルスプリング65に抗して
開く。この制御弁66の開度は連通管17内の排
気圧の正圧度に応じた開閉弁56の開閉作用によ
り所定の値に制御される。これにより、排気管1
6内の排気ガスが制御弁46の開度に応じて連通
管17内に付与されさらに制御弁66の開度に応
じて吸気管15内に還流される。
一方、エアクリーナ11からの空気がベンチユ
リ13内に流入するとともにその一部が主空気通
路22及び補助空気通路23内に流入し、またフ
ロート室24内の燃料が燃料通路21内に導入さ
れる。ついで、主空気通路22内の空気が燃料通
路21内に付与され、補助空気通路23内の空気
が制御弁33の開度に応じて燃料通路21内に付
与され、この燃料通路21内にて空気と燃料が混
合され、混合気としてノズル21bからベンチユ
リ13内に噴出される。すると、この混合気がベ
ンチユリ13内に流下する空気とさらに混合さ
れ、上記排気ガス還流量に応じた空燃比を有する
混合気として内燃機関Eに供給される。
かくして、当該車輌が定常走行状態にまで加速
されると、気体圧検出器90bにより検出される
信号電圧Vaが不感帯域Xの出力電圧Vbに達し、
パワートランジスタ187が比較器181からの
ローレベル信号に応答して電磁弁70aを閉じ
る。このとき、電磁弁70aの作動遅れにより、
流量調整器30,40内の気体圧、即ちこれに相
当する信号電圧VaがD−A変換器174のアナ
ログ電圧に比例して不感帯域X内にアンダーシユ
ートする。しかしながら、不感帯域Xの幅に相当
する電圧も前記アナログ電圧に応じて前記信号電
圧Vaのアンダーシユート分を含む値となつてい
るので、信号電圧Vaが不感帯域Xから脱出する
ことなく電磁弁70a,70bは共に閉じたまま
である。また、信号電圧Vaが不感帯域X内にあ
るので、流量調整器30,40内の気体圧の誤
差、即ち制御弁33,46により制御される空気
流量及び排気ガス還流量の誤差は不感帯域Xの幅
により決定される。
また、前記作用と同様にしてD−A変換回路1
70のアナログ電圧が駆動回路180に付与され
るとき、当該車輌を定常走行状態から減速すると
ころにあるときとすれば、気体圧検出器90bに
より検出される信号電圧Vaが、減速された状態
に相当する不感帯域Y(第9図参照)における分
圧器183,184の出力電圧Vb,Vcより低
い。従つて、電磁弁70aが閉じたままでパワー
トランジスタ188が比較器182からのハイレ
ベル信号に応答して電磁弁70bを開く。しかし
て、流量調整器30,40においては、サーボ室
34,43が管路31a,12aを通りベンチユ
リ13の上流に連通して大気圧を付与される。こ
れにより、サーボ室34,43内の気体圧が大気
圧側に変化し制御弁33の開度がコイルスプリン
グ36の作用により増加するとともに制御弁46
の開度がコイルスプリング45の作用により減少
する。
ついで、前記作用説明と実質的に同様にして、
排気管16内の排気ガスが制御弁46の開度に応
じて連通管17内に付与されさらに制御弁66の
開度に応じて吸気管15内に還流され、一方ベン
チユリ13の上流から補助空気通路23内に付与
される空気が、制御弁33の開度に応じて燃料通
路21内に付与され、上記排気ガス還流量に応じ
た空燃比を有する混合気として内燃機関Eに供給
される。
かくして、当該車輛が所定の速度に減速される
と、気体圧検出器90bにより検出される信号電
圧Vaが不感帯域Yの出力電圧Vcに達し、パワー
トランジスタ188が比較器182からのローレ
ベル信号に応答して電磁弁70bを閉じる。この
とき、電磁弁70bの作動遅れにより、流量調整
器30,40内の気体圧、即ちこれに相当する信
号電圧VaがD−A変換器174のアナログ電圧
に比例して不感帯域Y内にオーバーシユートす
る。しかしながら、不感帯域Yの幅に相当する電
圧も前記アナログ電圧に応じて前記信号電圧Va
のオーバーシユート分を含む値となつているの
で、電磁弁70a,70bは共に閉じたままであ
る。また、流量調整器30,40内の気体圧の誤
差、即ち制御弁33,46により制御される空気
流量及び排気ガス還流量の誤差は不感帯域Yの幅
により決定される。
なお、前記実施例においては、駆動回路180
を構成する分圧器184の抵抗Ra/Rbが分圧器
183の抵抗ra/rbより大きい場合について説
明したが、これに代えて抵抗比Ra/Rbを抵抗比
a/rbより小さく選んでもよい。
また、前記実施例においては、分圧器184の
抵抗184bを接地する場合について説明した
が、これに代えて抵抗184bを、第13図に示
すごとく、負圧検出器90aに接続して、これに
より、第8図に示した両直線間の幅を更に狭くす
るように実施してもよい。
また、本発明の実施にあたつては、第14図に
示すごとく変形してもよく、この場合には、管路
31aがオリフイスF2を介して管路12aによ
りベンチユリ13の上流に接続されていることに
その構成上の特徴がある。しかして、この変形例
の作用上の特徴について、当該車輌が定常走行状
態から減速される場合を例にとつて説明する。車
輌の定常走行状態に相当する不感帯域X1(第1
5図参照)においては、(分圧器183の出力電
圧Vb)>(気体検出器90bの信号電圧Va)>(分
圧器184の出力電圧Vc)、又は(信号電圧V
a)>(出力電圧Vb)>(出力電圧Vc)となつてい
る。換言すれば、電磁弁70bが閉じており、ま
たベンチユリ13の上流から大気圧が絶えずオリ
フイスF2の絞り作用を受けて管路12b,31
aを通り流量調整器30,40に付与されている
状態において、電磁弁70aが駆動回路180の
パワートランジスタ187からのハイレベル信号
又はローレベル信号に応答して交互に開閉を繰り
返す。その結果、流量調整器30,40内の気体
圧が、管路12aからの大気圧及び管路15aか
らの吸気負圧の相互作用によりほぼ出力電圧V
b、即ちコンピユータ160の出力データに相当
する値にほぼ維持され、これに応じて制御弁3
3,46により空気流量及び排気ガス還流量が精
度よく制御される。
このような状態において当該車輌を減速させる
場合には、気体圧検出器90bにより検出される
信号電圧Vaが、減速された状態に相当する不感
帯域Y1(第15図参照)における分圧器18
3,184の出力電圧Vb,Vcより低くなる。従
つて、電磁弁70aが閉じたままにてパワートラ
ンジスタ188が比較器182からのハイレベル
信号に応答して電磁弁70bを開く。しかして、
流量調整器30,40が管路12a,31aを通
してベンチユリ13の上流から大気圧を付与さ
れ、前記作用説明と同様にして制御弁33の開度
が増加し制御弁46の開度が減少し、これらの開
度に応じて排気ガス還流量及び混合気の空燃比が
制御される。
かくして、当該車輌が減速されて気体圧検出器
90bの信号電圧Vaが不感帯域Y1の出力電圧Vc
に達すると、パワートランジスタ188が比較器
182からのローレベル信号に応答して電磁弁7
0bを閉じ、然る後はベンチユリ13の上流から
の大気圧がオリフイスF2及び管路12b,31
aを通り流量調整器30,40内に付与される。
そして、流量調整器30,40内の気体圧が出力
電圧Vbに相当する値を越えて大気圧側に変化す
ると、電磁弁70aがパワートランジスタ187
からのローレベル信号に応答して開き管路15a
からの吸気負圧が流量調整器30,40内に付与
される。ついで、これら流量調整器30,40内
の気体圧が、出力電圧Vbに相当する値を越えて
不感帯域Y1内の電圧に相当する値になると、電
磁弁70aがパワートランジスタ187からのハ
イレベル信号に応答して閉じベンチユリ13の上
流からの大気圧がオリフイスF2及び管路12
b,31aを通り流量調整器30,40内に付与
され、再びこれら調整器30,40内の気体圧が
出力電圧Vbに相当する値に向けて変化する。以
後このような相互作用を繰返すことにより、流量
調整器30,40内の気体圧は、出力電圧Vb
即ちコンピユータ160の出力データに相当する
値にほぼ維持される。なお、オリフイスF2にお
ける空気に対する絞り量は電磁弁の開閉頻度に影
響を与える。即ち、オリフイスF2による絞り量
の増加に応じて電磁弁の開閉頻度が減少し、電磁
弁の寿命を延ばす。
また、前記変形例の実施にあたつては、第16
図に示すごとく、第14図における管路12bを
ベンチユリ13の上流に代えて吸気管15に接続
してもよい。この場合、第17図に示すごとく、
駆動回路180に代えて駆動回路180Aを採用
する。この駆動回路180Aにては、第7図に示
したコンパレータ181,182に代えてコンパ
レータ182a,181aがそれぞれ採用され、
パワートランジスタ187,188には各電磁弁
70b,70aのソレノイドSOLb,SOLaがそれ
ぞれ接続されている。
また、前記実施例においては、流量調整器30
を補助空気通路23内に配置した例について説明
したが、これに代えて、例えば大気を適宜なエア
フイルタを通して主空気通路22内に導く空気通
路を気化器20に設け、この空気通路内に流量調
整器30を介装するようにしてもよい。
以上詳細に説明したとおり、第1の発明におい
ては、前記実施例にて例示したごとく、排気管か
ら導出した連通管を吸気管内に開口させてこの吸
気管内に排気ガスを還流させる排気ガス再循環装
置を備えた内燃機関において、前記連通管の一部
に設けられてこの連通管を流れる排気ガス量をそ
のサーボ室に付与される気体圧に応じて制御する
流量制御手段と、前記機関の回転速度を検出し回
転速度検出信号として発生する回転速度検出手段
と、前記吸気管内の吸気負圧を検出し負圧検出信
号として発生する負圧検出手段と、前記吸気負
圧、前記回転速度及び前記気体圧の最適値の間の
関係を表わすデータをマツプの形態にて記憶する
記憶手段と、前記回転速度検出信号及び前記負圧
検出信号に応じ前記記憶データから前記気体圧の
最適値を決定し最適値決定信号として発生する最
適値決定手段と、前記最適値決定信号に応答し前
記サーボ室内の気体圧を前記決定最適値にするよ
うに同サーボ室内に大気圧又は前記吸気管内の吸
気負圧を付与する手段とを設けるようにしたこと
にその構成上の特徴があり、これにより、前記流
量制御手段によつて制御される排気ガス還流量
が、前記最適値決定信号の値に応じて精度よく得
られて、最適な排気ガス還流量に基き内燃機関の
適正な作動状態を常に確保し得る。
また、第2の発明においては、前記実施例にて
例示したごとく、排気管から導出した連通管を吸
気管内に開口させてこの吸気管内に排気ガスを還
流させる排気ガス再循環装置を備えた内燃機関に
おいて、前記連通管の一部に設けられてこの連通
管を流れる排気ガス量をそのサーボ室に付与され
る気体圧に応じて制御する流量制御手段と、前記
サーボ室を大気に接続する第1管路中に介装され
てこの第1管路を開閉する第1電磁切換手段と、
前記サーボ室を前記吸気管に接続する第2管路中
に介装されてこの第2管路を開閉する第2電磁切
換手段と、前記機関の回転速度を検出し回転速度
検出信号として発生する回転速度検出手段と、前
記吸気管内の吸気負圧を検出し負圧検出信号とし
て発生する負圧検出手段と、前記サーボ室の気体
圧を検出し気体圧検出信号として発生する気体圧
検出手段と、前記吸着負圧、前記回転速度及び前
記気体圧の最適値の間の関係を表わすデータをマ
ツプの形態にて記憶する記憶手段と、前記回転速
度検出信号及び前記負圧検出信号に応じ前記記憶
データから前記気体圧の最適値を決定し最適値決
定信号として発生する最適値決定手段と、前記最
適値決定信号の値と第1定数との積を第1出力信
号として発生し、前記最適値決定信号の値と前記
第1定数より小さい第2定数との積を第2出力信
号として発生する出力信号発生手段と、前記気体
圧検出信号の値が前記第1及び第2の出力信号の
各値の間にあるとき前記両電磁切換手段を閉じ、
前記気体圧検出信号の値が前記第1及び第2の出
力信号の各値の間にないとき前記両電磁切換手段
の一方を閉じ他方を開く駆動手段とを設けるよう
にしたことにその構成上の特徴があり、これによ
り、前記第1の発明と同様の作用効果を達成し得
るのは勿論のこと、前記第1及び第2の出力信号
の各値の差(即ち、不感帯域の幅)が前記最適値
決定信号の値に比例して変化し常に必要最小限に
抑制され、その結果、前記両電磁切換手段のハン
チングを確実に防止しつつこれら両電磁切換手段
の高制御精度を確保し得る。
また、第3の発明においては、前記実施例にて
例示したごとく、排気管から導出した連通管を吸
気管内に開口させてこの吸気管内に排気ガスを還
流させる排気ガス再循環装置と、フロート室内の
燃料をベンチユリ部に供給する燃料通路とこの燃
料通路に空気を付与する空気通路とを有する気化
器とを備えた内燃機関において、前記連通管の一
部に設けられてこの連通管を流れる排気ガス量を
そのサーボ室内に付与される気体圧の増加又は減
少に応じて増加又は減少させる第1流量制御手段
と、前記空気通路の一部に設けられてこの空気通
路を流れる空気量をそのサーボ室内に付与される
前記気体圧の増加又は減少に応じて減少又は増加
させる第2流量制御手段と、前記機関の回転速度
を検出し回転速度検出信号として発生する回転速
度検出手段と、前記吸気管内の吸気負圧を検出し
負圧検出信号として発生する負圧検出手段と、前
記吸気負圧、前記回転速度及び前記気体圧の最適
値の間の関係を表わすデータをマツプの形態にて
記憶する記憶手段と、前記回転速度検出信号及び
前記負圧検出信号に応じて前記記憶データから前
記気体圧の最適値を決定し最適値決定信号として
発生する最適値決定手段と、前記最適値決定信号
に応答し前記両サーボ室内の気体圧を前記決定最
適値になるように同両サーボ室内に大気圧又は前
記吸気管内の吸気負圧を付与する手段とを設ける
ようにしたことにその構成上の特徴があり、これ
により、前記各流量制御手段によつて制御される
排気ガス還流量及び空気流量が、前記最適値決定
信号の値に応じ互いに逆に変化するように精度よ
く同時に得られて、最適な排気ガス還流量及びこ
れに合致した最適な空燃比に基き内燃機関のより
一層適正な作動を確保し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は内燃機関の回転速度及び吸気負圧と流
量調整器内に付与される気体圧との関係を実験的
に求めた環状曲線、第2図は内燃機関に本発明を
実施した例を示す概略構成図、第3図は第2図に
示した電子制御回路のブロツクダイヤグラム、第
4図は第3図に示した設定回路の回路図、第5図
は第3図に示した速度信号発生器の回路図、第6
図は第3図に示したA−D変換回路の回路図、第
7図は第3図に示したD−A変換回路及び駆動回
路の各回路図、第8図は第7図の駆動回路に設け
た各分圧器の出力電圧特性を示すグラフ、第9図
は第7図の駆動回路の作動特性を電圧との関係で
示すタイムチヤート、第10図は第5図に示した
速度信号発生器内の各要素の入出力信号を表わす
タイムチヤート、第11図は第6図に示したA−
D変換回路内の各要素の入出力信号を表わすタイ
ムチヤート、第12図はコンピユータのプログラ
ムを示すフローチヤート、第13図は第7図の駆
動回路の変形例を示す回路図、第14図は第2図
に示した実施例の部分的変形例を示す図、第15
図は第14図の変形例における駆動回路の作動特
性を表わすタイムチヤート、第16図は第2図に
示した実施例の他の部分的変形例を示す図、第1
7図は第3図の駆動回路の変形例を示す回路図で
ある。 符号の説明、E……内燃機関、10……排気ガ
ス再循環装置、13……ベンチユリ、15……吸
気管、16……排気管、17……連通管、20…
…気化器、21……燃料通路、22……主空気通
路、23……補助空気通路、24……フロート
室、30……流量調整器、33……制御弁、34
……サーボ室、40……流量調整器、43……サ
ーボ室、70a,70b……電磁弁、80……回
転速度検出器、90a……負圧検出器、90b…
…気体圧検出器、130……速度信号発生器、1
50……A−D変換回路、160……マイクロコ
ンピユータ、170……D−A変換回路、180
……駆動回路、181,182……比較器、18
3,184……分圧器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 排気管から導出した連通管を吸気管内に開口
    させてこの吸気管内に排気ガスを還流させる排気
    ガス再循環装置を備えた内燃機関において、前記
    連通管の一部に設けられてこの連通管を流れる排
    気ガス量をそのサーボ室に付与される気体圧に応
    じて制御する流量制御手段と、前記機関の回転速
    度を検出し回転速度検出信号として発生する回転
    速度検出手段と、前記吸気管内の吸気負圧を検出
    し負圧検出信号として発生する負圧検出手段と、
    前記吸気負圧、前記回転速度及び前記気体圧の最
    適値の間の関係を表わすデータをマツプの形態に
    て記憶する記憶手段と、前記回転速度検出信号及
    び前記負圧検出信号に応じ前記記憶データから前
    記気体圧の最適値を決定し最適値決定信号として
    発生する最適値決定手段と、前記最適値決定信号
    に応答し前記サーボ室内の気体圧を前記決定最適
    値にするように同サーボ室内に大気圧又は前記吸
    気管内の吸気負圧を付与する手段とを設けるよう
    にしたことを特徴とする内燃機関の電子制御装
    置。 2 排気管から導出した連通管を吸気管内に開口
    させてこの吸気管内に排気ガスを還流させる排気
    ガス再循環装置を備えた内燃機関において、前記
    連通管の一部に設けられてこの連通管を流れる排
    気ガス量をそのサーボ室に付与される気体圧に応
    じて制御する流量制御手段と、前記サーボ室を大
    気に接続する第1管路中に介装されてこの第1管
    路を開閉する第1電磁切換手段と、前記サーボ室
    を前記吸気管に接続する第2管路中に介装されて
    この第2管路を有する第2電磁切換手段と、前記
    機関の回転速度を検出し回転速度検出信号として
    発生する回転速度検出手段と、前記吸気管内の吸
    気負圧を検出し負圧検出信号として発生する負圧
    検出手段と、前記サーボ室の気体圧を検出し気体
    圧検出信号として発生する気体圧検出手段と、前
    記吸気負圧、前記回転速度及び前記気体圧の最適
    値の間の関係を表わすデータをマツプの形態にて
    記憶する記憶手段と、前記回転速度検出信号及び
    前記負圧検出信号に応じ前記記憶データから前記
    気体圧の最適値を決定し最適値決定信号として発
    生する最適値決定手段と、前記最適値決定信号の
    値と第1定数との積を第1出力信号として発生
    し、前記最適値決定信号の値と前記第1定数より
    小さい第2定数との積を第2出力信号として発生
    する出力信号発生手段と、前記気体圧検出信号の
    値が前記第1及び第2の出力信号の各値の間にあ
    るとき前記両電磁切換手段を閉じ、前記気体圧検
    出信号の値が前記第1及び第2の出力信号の各値
    の間にないとき前記両電磁切換手段の一方を閉じ
    他方を開く駆動手段とを設けるようにしたことを
    特徴とする内燃機関の電子制御装置。 3 排気管から導出した連通管を吸気管内に開口
    させてこの吸気管内に排気ガスを還流させる排気
    ガス再循環装置と、フロート室内の燃料をベンチ
    ユリ部に供給する燃料通路とこの燃料通路に空気
    を付与する空気通路とを有する気化器とを備えた
    内燃機関において、前記連通管の一部に設けられ
    てこの連通管を流れる排気ガス量をそのサーボ室
    内に付与される気体圧の増加又は減少に応じて増
    加又は減少させる第1流量制御手段と、前記空気
    通路の一部に設けられてこの空気通路を流れる空
    気量をそのサーボ室内に付与される前記気体圧の
    増加又は減少に応じて減少又は増加させる第2流
    量制御手段と、前記機関の回転速度を検出し回転
    速度検出信号として発生する回転速度検出手段
    と、前記吸気管内の吸気負圧を検出し負圧検出信
    号として発生する負圧検出手段と、前記吸気負
    圧、前記回転速度及び前記気体圧の最適値の間の
    関係を表わすデータをマツプの形態にて記憶する
    記憶手段と、前記回転速度検出信号及び前記負圧
    検出信号に応じて前記記憶データから前記気体圧
    の最適値を決定し最適値決定信号として発生する
    最適値決定手段と、前記最適値決定信号に応答し
    前記両サーボ室内の気体圧を前記決定最適値にす
    るように同両サーボ室内に大気圧又は前記吸気管
    内の吸気負圧を付与する手段とを設けるようにし
    たことを特徴とする内燃機関の電子制御装置。
JP12767278A 1978-10-17 1978-10-17 Electronic controller for internal-combustion engine Granted JPS5554658A (en)

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