JPS6220243Y2 - - Google Patents

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JPS6220243Y2
JPS6220243Y2 JP18422683U JP18422683U JPS6220243Y2 JP S6220243 Y2 JPS6220243 Y2 JP S6220243Y2 JP 18422683 U JP18422683 U JP 18422683U JP 18422683 U JP18422683 U JP 18422683U JP S6220243 Y2 JPS6220243 Y2 JP S6220243Y2
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surface plate
roller
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links
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JP18422683U
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JPS6091402U (ja
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、定盤上に載置した被切削材の厚さに
応じて昇降部を昇降送り手段によつて下降動作さ
せ、被切削材を昇降部に設けた送りローラーによ
つて一方向に搬送しながら昇降部の鉋胴によつて
切削するようにした自動鉋盤、更に詳しくはその
定盤に関する。従来、木工機用の送材案内装置と
しては実開昭51−155490号公報に開示されている
ものが知られている。
この送材案内装置は、先端側を連杆により継い
で、その上側に遊転ローラーを軸支し、且長さを
テーブル高さよりも短くした複数組以上の異径パ
イプを互に嵌め合せて伸縮枠を構成し、この伸縮
枠の一端をテーブルの端部へ回動自在に軸着し、
他端下部に折畳み自在に一対の支脚を取付けた構
成である。
しかしながら、上述送材案内装置によると、伸
縮枠の端に折畳み自在とした支脚が不可欠であつ
て、これが使用状態、不使用状態とする際は、伸
縮枠の伸縮操作と共に支脚の起立及び折畳み操作
が必要となるので取扱い上の操作性に難点がある
だけでなく構造的には多くの構成部材を必要とす
るので複雑化し、為に、コスト高となる問題点が
ある。
本考案は上述従来の問題点に鑑みて検討の結
果、ローラーリンクを平面略コ字形状に形成し
て、その閉鎖先端部に被切削材の送りローラーを
軸支し、当該ローラーリンクの開放基端部近傍を
定盤の前後両側部に軸支して上方に回転折畳み自
在に突設させ、上記ローラーリンクの定盤下部に
配置した開放基端部上面を、下記定盤に調整ネジ
を上下方向に進退自在に螺合してその先端と突き
合わせて構成した簡単な構造により、上記ローラ
ーを不使用状態又は使用状態とする時の折畳み、
展開を操作性良く行ない得て、かつ被切削材を安
定的に載置搬送可能なしめ得るようにした自動鉋
盤を提供するのが、その目的である。
以下本考案を図示の実施例に基いて詳述すれ
ば、第1図ないし第5図に示したように、定盤1
と、昇降部2と、左右のガイド部材3,3と昇降
送り手段4と、2箇のローラーリンク6,6と、
4箇の調整ネジ9…とで構成されている。
上記定盤1は、上面1′が平滑に形成されてい
て、該上面1′に閉口して前後配置に、かつ左右
方向へ長く設けた空胴部1a,1a内には夫々ロ
ーラー5,5を左右方向に長く回転自在に、かつ
定盤上面1′と同一高さに軸支並設させてある。
又上記定盤1の前後両端部にあつて、その左右
両端部には平面略コ字形状としたローラーリンク
6,6の開放端をなす基端部6a,6a近くをス
プリングピン7等によつて枢着して上方へ回動折
畳み自在に、かつ定盤1の前方及び後方へ夫々突
出されるように設けてあり、該ローラーリンク
6,6の閉鎖端をなす先端部6b,6bには夫々
ローラー8,8を回転自在に、かつローラーリン
ク6,6より上方に突出させた状態でローラー
5,5と並行に軸支してある。
上記ローラーリンク6,6の基端部6a,6a
は、定盤1の前後両端部における左右両側部にあ
つて、前後方向に長く夫々設けた溝部1b…に
夫々挿通して上記スプリングピン7にて枢着し、
定盤1の下部内方へ夫々突出させてある。そして
上記基端部6a,6aの上面と対向するよう上記
定盤1にはネジ孔1c…が夫々上下方向に貫設さ
れていて、該ネジ孔1cに調整ネジ9…を六角ナ
ツト10およびバネ座金10aを介して螺進退自
在に螺合させてあり、その先端を上記基端部6
a,6aの上面に突き合せすることによつて上記
ローラーリンク6,6を定盤1の前方及び後方へ
夫々突出する第2図中実線で示した状態に保持し
ていると共に、上記調整ネジ9の螺進退によつ
て、ローラーリンク6,6はスプリングピン7,
7を支点として左回転又は右回転し、そのローラ
ー8の高さを上記定盤1の上面1′に対して調整
可能としてある。
つまり、上記ローラーリンク6,6のスプリン
グピン7による枢支点を基端部6a,6aよりと
するので、その先端部6b,6b側が下降する方
向に自重が作用するをもつて基端部6a,6aは
上記調整ネジ9の先端に当接してその回動を阻止
しているので、上記調整ネジ9をネジ孔1cにネ
ジ込むことでローラーリンク6,6は、先端部6
b,6b側が上昇する方向に回動し、又調整ネジ
9を緩めることでローラーリンク6,6は上記と
反対方向に回動し、このことによつてローラー8
の高さは調整されるようにしてある。
又ローラーリンク6,6の基端部6a,6a下
部は何んら拘束されないようにして、当該ローラ
ーリンク6,6は第2図中二点破線で示した如
く、スプリングピン7を支点として上方へ回動
し、上記定盤上面1′に対して鋭角状態に折畳み
可能としてある。
こゝで、上記定盤1の左右両側部には前後方向
に被切削材Wのガイド11,11が第4図、第5
図に示した如く夫々設けてあり、上記ローラーリ
ンク6,6の枢着及び上記ネジ孔1cは定盤1の
左右両側端部にあつて、上記ガイド11,11の
外側、つまり被切削材Wの非載置部に設定されて
いる。
又、上記定盤1は、その左右両側部裏面に台木
12,12を前後方向へ長く突出固定して安定設
置可能としてある。
又、上記昇降部2は、その本体をなすローラー
ケース13の略中央部に貫通形成された左右方向
に長い空胴部14に鉋胴15を、又その前後下部
に送りローラー16,16を左右方向に長く回転
可能に軸支して並設させてあると共に、ローラー
ケース13の適所にはモーター17を固定し、該
モーターの図示しない軸と鉋胴15はベルト等の
巻掛伝達機構等にて連動連結し、一方上記送りロ
ーラー16,16はモーター軸と歯車伝達機構等
にて連動連結した減速機18の軸18aとチエン
等の巻掛伝達機構等にて連動連結して、モーター
17にて夫々所定方向へ所望速度で駆動回転され
るよう設けてあり、更に上記空胴部14の上部に
ダストカバー19が固定されて、上記空胴部14
と、上記モーター17の冷却風排出孔20と連通
状態に切削屑排出口21を、上記冷却風を利用し
て切削屑を外部に排出可能に設けて形成されてい
る。
又、ローラーケース13の左右両側部13a,
13aは横断面略コ字形状とした左右のガイド部
材3,3の凹溝状凹部にスライド自在に適合する
よう形成されていて、同部13a,13aにはネ
ジ孔13bが夫々上下方向に貫通形成してある。
又、上記鉋胴15は、カツターブロツク15a
にカツター15bをカツター押え15cを介して
ボルト15dにより脱着自在に固定して形成され
ている。
又、上記ガイド部材3,3の上下端には夫々内
側へ曲成した上端屈曲部3aと、下端屈曲部3b
を備え、該下端屈曲部3bを上記定盤1の左右両
側端部上にボルト(図示せず)により固定するこ
とによつて対向立設してあると共に、その両部材
の上端屈曲部3a,3aには上部カバー23をネ
ジ24…にて固定架設し、正面略形状に形成し
てあつて、両ガイド部材3,3の凹溝状となつた
内部に上記ローラーケース13の両側端部13
a,13aは上方向へスライド可能に係嵌させて
ある。なお、22は台木止めボルトである。
又、上記昇降送り手段4は、左右一対の送りネ
ジ軸25,25と一本のハンドル軸26とで形成
されている。
即ち、上記送りネジ軸25,25の下端を上記
定盤1の左右両側部にセツトプレート27とボル
ト28にて回転自在に保持すると共に、上端は、
上記ガイド部材3,3における上端屈曲部3aに
ボルト29にて固定したホルダー30に嵌合して
回転自在に、かつ上記ガイド部材3,3の内部中
心位置に立設し、一方上記ハンドル軸26は上記
ホルダー30,30に挿通して回転自在に架設
し、その突出端にハンドル31を固定し、該ハン
ドル軸26と一対の送りネジ軸25,25を歯車
伝達機構32にて連動連結して形成されており、
上記ハンドル31の正、逆回転によつて、一対の
送りネジ軸25,25を同一回転角度だけ正転、
逆転可能としてある。
かくして、上記ローラーケース13のネジ孔1
3b,13bに上記送りネジ軸25,25のネジ
部25a,25aを螺合貫通して、当該送りネジ
軸25,25の回転によりローラーケース13、
つまり昇降部2は昇降動作される。
又上記一対の送りネジ軸25,25にはコイル
バネ33を夫々外装して上記昇降部2の自重に対
抗する方向へ、当該昇降部2を付勢させてあつ
て、上記送りネジ軸25との螺合ガタを吸収除去
可能としてある。
尚、第1図ないし第3図において34は上記上
部カバー23の上面中央部に設けた凹所23a内
に出没自在に設けた取手を示している。
而して上記構成において、これを用いて被切削
材Wを切削する時は、被切削材Wを定盤1上と、
一方のローラー8に第2図に示した如く載置す
る。
次いで昇降部2を、その送り手段4によつて下
降せしめ鉋胴15と送りローラー16,16を被
切削材Wの上面に接触させ、上記鉋胴15、送り
ローラー16,16をモーター17により駆動回
転すると、被切削材Wは送りローラー16,16
によつて一方向、つまり第2図において右方向へ
搬送されながら鉋胴15によつて切削される。
被切削材Wが搬送されると、その後端部は一方
のローラー8から離れるが、その前端部は他方の
ローラー8上に載置されるので、当該ローラー
8,8を予め定盤上面1′と同一高さに調整して
おくことによつて、被切削材Wは切削工程におい
て、その端部が上下方向へ傾くことはなく、水平
状態で搬送される。
このようにして所望面を切削した後、その面を
再切削する場合、又は他の面を切削する場合は、
被切削材Wを切削頭初の位置、つまり鉋盤の一側
部まで返送し、又は返送、反転した後、上述と同
様にして所望面を切削する。
又、上述切削時にあつては上記ローラー8,8
を定盤1の前後両側部にあつてその上面1′と同
一高さに保持しておくが、不使用時は、ローラー
リンク6,6を上方へ押し上げ回動して第2図中
二点破線で示した如く上方へ折り畳み収納してお
けばよい。
以上説明したように本考案に係る自動鉋盤は構
成したものであるから、その定盤1の前方と後方
に夫々突出させて上方へ折り畳み自在に枢設した
ローラーリンク6,6の、その先端部に軸支した
ローラー8,8と定盤1の上面1′とて長尺の被
切削材Wを傾いたりすることなく水平状態で安定
性良く載置して移送させることができることはも
とより、自動鉋盤の使用時、又は不使用時にあつ
て、上記ローラー8,8を使用状態に定盤1の前
後両側部に展開し、又は不使用状態に上方に折畳
む場合は、ローラーリンク6,6をもつて下方、
又は上方へ回動するだけで、他に特別な操作を要
せずして極めて容易な操作によつて行ない得て、
自動鉋盤の切削準備及び収納・運搬準備を迅速に
行ない得ると共に、使用状態においては、ローラ
ーリンク6,6の基端部6a,6a上面が調整ネ
ジ9,9にて先端部6b,6b側が下降するよう
なことなく堅実に支持されるから折畳み支脚等を
設ける必要もなく、極めて簡単な構造によつて被
切削材Wを確実、かつ安定的に移送でき、しかも
安価に製作することができ、更にローラー8,8
の高さ調整及びローラーリンク6,6の支持を調
整ネジ9,9によつて容易、かつ確実に操作性良
く行ない得る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動鉋盤の平面図、第2
図、第3図は第1図における−線、−線
各矢視縦断面図、第4図は同鉋盤における定盤の
平面図、第5図は同鉋盤における定盤を一部断面
して示した側面図である。 1……定盤、2……昇降部、3,3……左右の
ガイド部材、4……昇降送り手段、6,6……ロ
ーラーリンク、6a,6a……ローラーリンクの
先端部、6b,6b……ローラーリンクの基端
部、8……ローラー、9……調整ネジ、15……
鉋胴、16,16……送りローラー、17……モ
ーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 定盤1と、該定盤上面1′と対向するローラー
    ケース13の下部にモーター17により駆動され
    る鉋胴15及び送りローラー16,16を軸支し
    て形成した昇降部2と、上記定盤を固定し、かつ
    上記昇降部を昇降動自在に支承案内する左右のガ
    イド部材3,3と、上記昇降部を昇降動作する昇
    降送り手段4を設けてなる自動鉋盤にあつて、上
    記定盤の前後両端部には、夫々平面略コ字形状に
    曲成され、かつその閉鎖先端部6bに夫々ローラ
    ー8を回転自在に軸支したローラーリンク6,6
    を、その開放基端部6a近傍を定盤の左右両側部
    に軸支して上方に回転折畳み自在に突設し、該ロ
    ーラーリンクの上記定盤下部に配置した開放基端
    部上面に、上記定盤に調整ネジ9を上下方向に進
    退自在に螺合してその先端を突き合わせてなるこ
    とを特徴とする自動鉋盤。
JP18422683U 1983-11-28 1983-11-28 自動鉋盤 Granted JPS6091402U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18422683U JPS6091402U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 自動鉋盤

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18422683U JPS6091402U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 自動鉋盤

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Publication Number Publication Date
JPS6091402U JPS6091402U (ja) 1985-06-22
JPS6220243Y2 true JPS6220243Y2 (ja) 1987-05-23

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ID=30398508

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JP18422683U Granted JPS6091402U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 自動鉋盤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321924Y2 (ja) * 1986-01-15 1991-05-14

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JPS6091402U (ja) 1985-06-22

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