JPS6219832B2 - - Google Patents

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JPS6219832B2
JPS6219832B2 JP4689679A JP4689679A JPS6219832B2 JP S6219832 B2 JPS6219832 B2 JP S6219832B2 JP 4689679 A JP4689679 A JP 4689679A JP 4689679 A JP4689679 A JP 4689679A JP S6219832 B2 JPS6219832 B2 JP S6219832B2
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JP
Japan
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paper
filter
cellulose ester
bulky
organic solvent
Prior art date
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JP4689679A
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JPS55138385A (en
Inventor
Migaku Suzuki
Toshihiro Koshida
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Mitsubishi Acetate Co Ltd
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Acetate Co Ltd
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明はタバコフイルターに関する。さらに詳
しくは、木材パルプ繊維を主成分としてなる6
cm3/g以上、25cm3/g以下の比容積を有する比表
面積0.8m2/g以上の嵩高紙をセルロースエステ
ルの有機溶媒溶液で処理してなるシートをコルゲ
ート状に賦型したものを、ロツド状フイルターに
巻きあげた新規な高性能タバコフイルターにあ
る。 最近のタバコフイルターにおける問題点のひと
つは、とくに健康上の理由から、喫煙時における
タール及びニコチンなどの粒子状物質(以下
TPMと略す)をいかに高率で除去するかという
点にある。現在のタバコフイルターの多くはセル
ロースジアセテート繊維捲縮トウを用いている
が、TPMを高率で除去するためにタバコフイル
ターへの繊維充填量を大きくしたり、単繊維繊度
の小さいトウを用いる方法がとられている。とこ
ろがこうして得られるタバコフイルターは喫煙者
に過大な吸に込み力を要求し、喫煙時に不快感を
感じさせる結果となつた。本発明者等はこのよう
な事情に鑑み鋭意検討した結果、木材パルプを主
成分としてなる6cm3/g以上でかつ25cm3/g以下
なる比容積を有する比表面積0.8m2/g以上の嵩
高紙をセルロースエステルの有機溶媒溶液で処理
てなるシートをコルゲート状に加工したものをロ
ツド状フイルターに巻きあげられたタバコフイル
ターは、TPM除去性能が高くかつ喫煙者に過大
な吸い込み力を要求しないことを見いだして本発
明を完成した。 本発明の特徴は嵩高で高比表面積の構造の木材
パルプシートを原料とした点にある。木材パルプ
は化学的にセルロースよりなつており、また、非
常に高い比表面積を有しているため、タバコフイ
ルター素材として用いるときは喫煙時に於ける
TPMを高率で除去し得るのであるが、このよう
な木材パルプを、通常の湿式成形法により紙状の
シート状物に成型する際には、パルプ自身の有す
る水素結合によつて得られるシート状物の極めて
密度が高くなり、その比表面積が大巾に低下して
しまうため、このようなシート状物では、高率の
TPM除去率を有するタバコフイルターとは成し
得ず、さらには吸引抵抗の大きなものとなるため
喫煙感良好なタバコフイルターとすることは極め
て難しい。 そこで、本発明においては、比容積として6
cm3/g以上、25cm3/g以下の嵩高紙を原料として
用いることによつて上述した如き不都合を解決し
たのである。嵩高紙の比容積が6cm3/g末満であ
ると、嵩高紙の嵩高性が劣り煙流が嵩高紙内を通
過せずTPMを効率的に除去することができず、
またTPMを除去するため嵩高紙間間隙を狭小と
すると吸引抵抗が過大となり吸引抵抗の適切なタ
バコフイルターとはなし得ず、一方、比容積が25
cm3/gを越えると、タバコフイルターに成形した
際煙流の通過に対しTMPを捕促するに充分な嵩
高紙内繊維間間隙が形成されないためTPM除去
性能が不良となるばかりでなく、成形されたタバ
コフイルターの硬度も低くなるなどの不都合が生
じ易い。本発明で用いる紙を上述した比容積を有
するものとするには木材パルプより紙への成形に
際し、他の疎水性繊維を混合したものを紙に成形
する方法、或いは一度紙状に成形したシートをク
レープ加工を施すことによつて作ることができ
る。 また、本発明で用いる紙はその比表面積が0.8
m2/g以上であることが必要であり、この値より
小さな比表面積を有する紙を用いてはTPM除却
効率の良好なフイルターを作ることができない。 また、本発明で用いる嵩高紙は、タバコフイル
ターとしての巻上げ特性も良好であるが、このよ
うな観点よりすると紙の成形は湿式成形法を用い
るのが好ましい。 本発明の他の一つの大きな特徴は、上述した如
き嵩高紙をセルロースエステル処理した点にあ
る。本発明で用いる木材パルプ繊維よりなる嵩高
紙はタバコフイルターとした場合、TPM除去効
率が高く、その吸引抵抗も適度なものであるが、
通常のセルロースジアセテートトウより作られた
タバコフイルターに比べ、香喫味が劣るのである
が、本発明ではこの点を改良するためセルロース
エステルの有機溶媒溶液で処理したものとするこ
とによつて、この点を解決したのである。嵩高紙
の前記有機溶媒溶液での処理に際し、留意すべき
点は、この処理により嵩高紙の比表面積を低下せ
しめないこと及びセルロースエステルを嵩高紙表
面に均一に付着せしめることである。処理方法と
してはセルロースエステルの有機溶媒溶液に浸漬
する方法、セルロースエステルの有機溶媒溶液を
塗布したロール上を通過させる方法、セルロース
エステルの有機溶媒溶液を噴霧状に吹きつける方
法などがあるが、とくにセルロースエステルの有
機溶媒溶液を噴霧状に噴きつけ加工する方法が、
嵩高紙の比表面積低下が少なくむしろセルロース
エステルをフイブリル状に付着させて比表面積を
大きくする効果があり、しかも表面に均一に付着
される点で好ましい。フイルム状に嵩高紙の表面
を覆うことは極力さける必要がある。このために
は本発明で用いる嵩高紙に対するセルロースエス
テルの付着量は0.5〜20重量%、好ましくは1〜
15重量%、更に好ましくは10重量%以下なる割合
とするのがよく、このような割合で処理した嵩高
紙を得るには処理する溶液のセルロースエステル
濃度が重要であり、濃度としては0.5〜10%が好
ましい。セルロースエステルとしてはセルロース
ジアセテート、セルローストリアセテート、セル
ロースプロピオネートなど種々のエステル類を用
い得るが、喫煙感を良好なものとするにはセルロ
ースジアセテートを用いるのがよい。 セルロースエステルは、セルロース分子中の水
酸基が酢酸基で置換されタバコの煙成分の選択的
吸着がないため、かかるセルロースエステルの付
着により、パルプ繊維のみからなる場合に比べ香
喫味を著しく向上させ、通常のセルロースジアセ
テートトウより作られたタバコフイルターと同様
の香喫味を与える。 本発明の前記シート状物を通常の方法でフイル
タープラグに巻き上げること、とくに、高速で巻
きあげることはきわめてむつかしい。また通常の
方法によつてシート状物をフイルタープラグを巻
きあげることによつて得たプラグは形状が不均一
であり、繊維充填量のバラツキも大きいため、従
来は特公昭44−3727にみられるごとく特殊な方法
がとられてきたが、上述した如き不都合を満足に
解決したものではなかつた。そこで本発明者等
は、簡便な方法にて、本発明の嵩高紙をフイルタ
ープラグに巻上げることについて検討した結果米
国特許第3804695号明細書に示されるごとき方法
でコルゲート状に一度賦型することによつて、通
常の方法で均一な構造のフイルタープラグに巻き
あげ得ると共に高速で巻きあげることも可能とな
し得たのである。 本発明で用いられる嵩高紙は通常の湿式形成紙
とは異なりバインダーが用いられていないので、
セルロースが有しているTPM除去性能を十分に
発揮させることができる。またこの嵩高紙をセル
ロースエステルの有機溶媒溶液で処理しているの
で、コルゲート状に賦型するときにトリアセチン
のごとき可塑剤を併用することができるので、そ
の賦形性が極めて容易であり、さらに均一で安定
したコルゲート化が可能となり、容易にフイルタ
ープラグを巻きあげることができる。 本発明のタバコフイルターはその素材が極めて
特異であると共に、タバコの煙中のTPMの除去
率が高いにもかかわらず、喫煙感が良好であり、
また適度な硬度を有している等種々の優れた特性
を有したものである。 以下実施例により本発明を更に詳細に説明する
が、実施例中において用いた各測定項目の測定は
次に示す方法に従つて行つたものである。 通気抵抗:フイルターチツプとU字管水柱計とを
並列に真空ポンプに連結して吸引し、フイルタ
ーチツプを通過する空気の流量が17.5ml/秒の
ときの水柱計の目盛をもつて表示した。 TPM:タール及びニコチン除去率:市販タバコ
「ハイライト」からフイルターチツプをとりの
ぞいた紙巻タバコにフイルターチツプの一端を
とりつけ、定流量型自動喫燃機で流量17.5ml/
秒、喫煙時間2秒、喫煙間隔58秒、燃焼長50mm
の条件で自動喫煙させ、その主流煙をケンブリ
ツジフイルターで捕集した。フイルターチツプ
及びケンブリツジフイルターに捕集された
TPM・タール及びニコチンを分析して、それ
ぞれの除去率を求めた。 香喫味:最も香喫味良好なものを「3」、最も劣
るものを「1」として3段階法で評価し、判定
者20人の平均値で表示した。 比容積:シート状物を1辺10cmの正方形に切りと
つた後、自然につみ重ねて高さが10cmになつた
ときの重量を測定し、計算によつて求めた。 比表面積:少量の試料に窒素とヘリウムの混合ガ
スを一定の圧力下で単分子層で吸着させ、その
吸着量をガスクロマトグラフイーで定量し、B.
E.T.の吸着等温式に従つて求めた。 実施例 1 精製した長繊維木材パルプを湿式形成しながら
クレープ加工して得たノーバインダーの嵩高紙に
セルロースジアセテートの1%アセトン溶液を噴
霧したシートをコルゲート状に賦型して通常の方
法でフイルタープラグを巻きあげた。このフイル
タープラグを長さ17mmに切断してフイルターチツ
プとした。なお通常の湿式形成紙、市販のテイシ
ユペーパー及びセルロースジアセテートトウ
(4dpf、Y断面、43000トータルデニール)との
比較を第1表に示した。
The present invention relates to a tobacco filter. More specifically, 6 is made of wood pulp fiber as the main component.
A sheet formed into a corrugate shape by treating bulky paper with a specific surface area of 0.8 m 2 /g or more with a specific volume of cm 3 /g or more and 25 cm 3 /g or less with an organic solvent solution of cellulose ester, This is a new high-performance cigarette filter that is wound around a rod-shaped filter. One of the problems with modern tobacco filters, especially for health reasons, is that particulate matter (hereinafter referred to as tar and nicotine) when smoking is
The key is how to remove TPM (abbreviated as TPM) at a high rate. Most current cigarette filters use cellulose diacetate fiber crimped tow, but in order to remove TPM at a high rate, there are methods of increasing the amount of fibers in the tobacco filter or using tow with a small single fiber fineness. is taken. However, the tobacco filter obtained in this way requires the smoker to apply excessive force to inhale, resulting in a feeling of discomfort when smoking. In view of the above circumstances, the inventors of the present invention have made extensive studies and found that a bulk material with a specific surface area of 0.8 m 2 /g or more, which is made of wood pulp as a main component and has a specific volume of 6 cm 3 /g or more and 25 cm 3 /g or less. A cigarette filter, which is made by processing a corrugated sheet of paper with an organic solvent solution of cellulose ester and rolling it up into a rod-shaped filter, has high TPM removal performance and does not require excessive suction force from the smoker. They discovered this and completed the present invention. The feature of the present invention is that a wood pulp sheet having a bulky structure with a high specific surface area is used as a raw material. Wood pulp is chemically composed of cellulose and has a very high specific surface area, so when it is used as a cigarette filter material, it
TPM can be removed at a high rate, but when this kind of wood pulp is molded into a paper-like sheet by the normal wet molding method, the sheet obtained by the hydrogen bonds of the pulp itself is Since the density of the sheet-like material becomes extremely high and its specific surface area decreases greatly, such a sheet-like material has a high rate of
It is not possible to obtain a cigarette filter with a high TPM removal rate, and furthermore, the suction resistance is large, so it is extremely difficult to obtain a cigarette filter with a good smoking feeling. Therefore, in the present invention, the specific volume is 6
The above-mentioned inconveniences were solved by using bulk paper with a density of not less than cm 3 /g and not more than 25 cm 3 /g as a raw material. When the specific volume of the bulky paper is less than 6 cm 3 /g, the bulkiness of the bulky paper is poor and the smoke flow does not pass through the bulky paper, making it impossible to remove TPM efficiently.
Furthermore, if the gap between the bulky papers is made narrower in order to remove TPM, the suction resistance will become too large and it cannot be used as a cigarette filter with an appropriate suction resistance.
If it exceeds cm 3 /g, sufficient gaps between the fibers in the bulky paper will not be formed to trap TMP against the passage of smoke when it is formed into a cigarette filter, resulting in not only poor TPM removal performance but also Inconveniences such as a decrease in the hardness of the cigarette filter are likely to occur. In order to make the paper used in the present invention have the above-mentioned specific volume, there is a method in which wood pulp is formed into paper by mixing other hydrophobic fibers into paper, or a sheet is formed once into paper. can be made by applying crepe processing. Furthermore, the paper used in the present invention has a specific surface area of 0.8
m 2 /g or more, and if paper with a specific surface area smaller than this value is used, a filter with good TPM removal efficiency cannot be made. Further, the bulky paper used in the present invention has good winding properties as a tobacco filter, but from this point of view, it is preferable to use a wet forming method for forming the paper. Another major feature of the present invention is that the above-mentioned bulk paper is treated with cellulose ester. When the bulky paper made of wood pulp fiber used in the present invention is used as a tobacco filter, it has high TPM removal efficiency and has moderate suction resistance.
Compared to tobacco filters made from ordinary cellulose diacetate tow, the flavor is inferior to that of tobacco filters, but in order to improve this point, the present invention improves this by treating it with an organic solvent solution of cellulose ester. This solved the problem. When treating bulky paper with the organic solvent solution, it is important to keep in mind that this treatment does not reduce the specific surface area of the bulky paper and that the cellulose ester is uniformly adhered to the surface of the bulky paper. Treatment methods include immersion in an organic solvent solution of cellulose ester, passing over a roll coated with an organic solvent solution of cellulose ester, and spraying a solution of cellulose ester in an organic solvent. The method of spraying a solution of cellulose ester in an organic solvent is
This is preferable because the specific surface area of the bulky paper does not decrease much, and rather has the effect of increasing the specific surface area by attaching the cellulose ester in the form of fibrils, and is moreover uniformly attached to the surface. It is necessary to avoid covering the surface of the bulky paper with a film as much as possible. For this purpose, the amount of cellulose ester attached to the bulky paper used in the present invention is 0.5 to 20% by weight, preferably 1 to 20% by weight.
The proportion is preferably 15% by weight, more preferably 10% by weight or less. In order to obtain bulk paper treated at such a proportion, the cellulose ester concentration of the processing solution is important, and the concentration is 0.5 to 10% by weight. % is preferred. Various esters such as cellulose diacetate, cellulose triacetate, and cellulose propionate can be used as the cellulose ester, but cellulose diacetate is preferably used to provide a good smoking feeling. In cellulose ester, the hydroxyl group in the cellulose molecule is replaced with an acetate group and there is no selective adsorption of tobacco smoke components, so the adhesion of such cellulose ester significantly improves the aroma and taste compared to when it is made only of pulp fibers, and It gives a similar flavor to tobacco filters made from cellulose diacetate tow. It is extremely difficult to wind up the sheet material of the present invention onto a filter plug in a conventional manner, especially at high speed. In addition, the plugs obtained by winding up a sheet-like material through a filter plug using the usual method have non-uniform shapes and large variations in the amount of fiber filling. Although special methods have been used, none of them have satisfactorily solved the above-mentioned inconveniences. Therefore, the present inventors investigated the possibility of winding up the bulky paper of the present invention into a filter plug using a simple method, and found that it was once formed into a corrugated shape using the method shown in US Pat. No. 3,804,695. This made it possible to wind up a filter plug with a uniform structure in a conventional manner, and also to wind it up at high speed. Unlike ordinary wet-formed paper, the bulky paper used in the present invention does not use a binder, so
The TPM removal performance of cellulose can be fully demonstrated. In addition, since this bulky paper is treated with an organic solvent solution of cellulose ester, a plasticizer such as triacetin can be used in conjunction with it when forming it into a corrugate shape, making it extremely easy to form it. Uniform and stable corrugation is possible, and filter plugs can be easily rolled up. The cigarette filter of the present invention is made of extremely unique material, and has a good smoking feeling despite having a high removal rate of TPM from cigarette smoke.
It also has various excellent properties such as moderate hardness. The present invention will be described in more detail with reference to Examples below. Measurements of each measurement item used in the Examples were carried out in accordance with the following methods. Airflow resistance: The filter tip and the U-shaped water column meter were connected in parallel to a vacuum pump to draw air, and the scale of the water column meter was displayed when the flow rate of air passing through the filter tip was 17.5 ml/sec. TPM: Tar and nicotine removal rate: One end of the filter tip was attached to a cigarette from which the filter tip had been removed from a commercially available ``Highlight'' cigarette, and a constant flow type automatic combustor was used to produce a cigarette with a flow rate of 17.5ml/
seconds, smoking time 2 seconds, smoking interval 58 seconds, combustion length 50 mm
Automatic smoking was performed under these conditions, and the mainstream smoke was collected using a Cambridge filter. Collected by filter chips and Cambridge filters
TPM, tar, and nicotine were analyzed to determine their respective removal rates. Flavor: Evaluated on a three-point scale, with the best flavor being rated "3" and the worst flavor being 1, and expressed as the average value of 20 judges. Specific volume: Determined by calculation by cutting a sheet material into squares of 10 cm on a side, and then stacking them together to a height of 10 cm.The weight was measured and calculated. Specific surface area: A mixed gas of nitrogen and helium is adsorbed in a monomolecular layer on a small amount of sample under constant pressure, and the amount of adsorption is quantified by gas chromatography.B.
It was determined according to the adsorption isotherm formula of ET. Example 1 A sheet made by spraying a 1% acetone solution of cellulose diacetate on a binder-free bulk paper obtained by crepe-processing purified long-fiber wood pulp while wet forming it was shaped into a corrugated shape and processed in a conventional manner. I wound up the filter plug. This filter plug was cut into a length of 17 mm to make a filter chip. Table 1 shows a comparison with ordinary wet-formed paper, commercially available tissue paper, and cellulose diacetate tow (4 dpf, Y cross section, 43,000 total denier).

【表】【table】

【表】 実施例 2 木材パルプ80部にポリプロピレン繊維20部をブ
レンドして湿式形成した嵩高紙をセルロースジア
セテートの1%アセトン溶液中に浸漬した後乾燥
して得たシートにトリアセチンをシートに対して
3重量%の割合で噴霧状に吹きつけ、加熱ロール
を通過せしめた後コルゲート状に賦型し、通常の
方法でフイルタープラグを巻きあげた。このフイ
ルタープラグを長さ17mmに切断してフイルターチ
ツプ(A)とし、喫煙テストを行なつた。 また、木材パルプ85部にポリプロピレン繊維15
部をブレンドして湿式形成しつつクレープ加工し
た嵩高紙を、セルロースジアセテートの1%アセ
トン溶液を塗布したロール上を通過せしめて得た
シートを、コルゲート状に賦型して通常の方法で
フイルタープラグに巻きあげた。このフイルター
プラグを長さ17mmに切断してフイルターチツプ(B)
とし、喫煙テストを行なつた。
[Table] Example 2 Bulky paper wet-formed by blending 80 parts of wood pulp with 20 parts of polypropylene fiber was immersed in a 1% acetone solution of cellulose diacetate and then dried. Triacetin was applied to the sheet. The mixture was sprayed at a rate of 3% by weight, passed through a heating roll, shaped into a corrugated shape, and then wound up into a filter plug in the usual manner. This filter plug was cut into a length of 17 mm to form a filter tip (A), and a smoking test was conducted. Also, 85 parts wood pulp and 15 parts polypropylene fiber.
A sheet of bulk paper that has been wet-blended and creped is passed over a roll coated with a 1% solution of cellulose diacetate in acetone. I wound it around the plug. Cut this filter plug to a length of 17 mm and insert the filter chip (B).
A smoking test was conducted.

【表】 以上の実施例にみられるごとく、本発明のフイ
ルターは通常のセルロースジアセテート繊維トウ
からなるフイルターと比較して、通気抵抗にはほ
とんど差がないので喫煙者に過大な吸い込み力を
要求することがないにもかかわらず、TPM・タ
ール及びニコチンの除去率がひじように高くかつ
香喫味の点でもほとんど差がないことは明らかで
ある。
[Table] As seen in the above examples, the filter of the present invention has almost no difference in ventilation resistance compared to a filter made of ordinary cellulose diacetate fiber tow, and therefore requires excessive suction force from the smoker. Even though there is nothing to do, it is clear that the removal rate of TPM, tar, and nicotine is extremely high, and there is almost no difference in flavor.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図は本発明に用いる嵩高紙をセルロースジ
アセテートの有機溶剤溶液で処理したシートの1
例をモデル的に示した断面図であり、図中1は木
材パルプ繊維を、2はフイブリル状に付着したセ
ルロースジアセテートを示す。 第2図は本発明に用いる嵩高紙をセルロースジ
アセテートの有機溶媒溶液で処理したシートの他
の1例をモデル的に示した断面図であり、図中の
1は木材パルプ繊維を、2はフイブリル状に付着
したセルロースジアセテートを示す。
Figure 1 shows one sheet of bulky paper used in the present invention treated with an organic solvent solution of cellulose diacetate.
This is a cross-sectional view showing an example as a model, in which 1 shows wood pulp fibers and 2 shows cellulose diacetate attached in the form of fibrils. FIG. 2 is a cross-sectional view schematically showing another example of a sheet of bulky paper used in the present invention treated with an organic solvent solution of cellulose diacetate. It shows cellulose diacetate attached in the form of fibrils.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 木材パルプ繊維を主成分とした6cm3/g以
上、25cm3/g以下なる比容積を有する比表面積
0.8m2/g以上の嵩高紙をセルロースエステルの
有機溶媒溶液で処理したシートをコルゲート状に
賦型し、ロツド状フイルターに巻きあげたタバコ
フイルター。 2 嵩高紙としてクレープ加工したものを用いる
ことを特徴とする特許請求の範囲第一項記載のタ
バコフイルター。 3 セルロースエステルの有機溶媒溶液処理を施
した嵩高紙として、前記嵩高紙にセルロースエス
テルの有機溶媒の吹付処理することによつて作成
したものを用いることを特徴とする特許請求の範
囲第一項記載のタバコフイルター。 4 嵩高糸として木材パルプ繊維を湿式成形する
ことによつて作成したものを用いることを特徴と
する特許請求の範囲第一項、第二項又は第三項記
載のタバコフイルター。 5 セルロースエステルとしてセルロースアセテ
ートを用いることを特徴とする特許請求の範囲第
一項又は第三項記載のタバコフイルター。
[Claims] 1. A specific surface area whose main component is wood pulp fiber and has a specific volume of 6 cm 3 /g or more and 25 cm 3 /g or less.
A tobacco filter made by forming a sheet of bulky paper of 0.8 m 2 /g or more with an organic solvent solution of cellulose ester into a corrugated shape and rolling it up into a rod-shaped filter. 2. The tobacco filter according to claim 1, characterized in that the bulky paper is made of crepe-processed paper. 3. The bulky paper treated with an organic solvent solution of cellulose ester is prepared by spraying the bulky paper with an organic solvent of cellulose ester. cigarette filter. 4. The tobacco filter according to claim 1, 2, or 3, characterized in that the bulky yarn is made by wet-molding wood pulp fibers. 5. The tobacco filter according to claim 1 or 3, characterized in that cellulose acetate is used as the cellulose ester.
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JPS55138385A (en) 1980-10-29

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