JPS62197015A - 圧力鍋の開蓋安全装置 - Google Patents

圧力鍋の開蓋安全装置

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JPS62197015A
JPS62197015A JP3906686A JP3906686A JPS62197015A JP S62197015 A JPS62197015 A JP S62197015A JP 3906686 A JP3906686 A JP 3906686A JP 3906686 A JP3906686 A JP 3906686A JP S62197015 A JPS62197015 A JP S62197015A
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lid
piston
handle
container
pressure
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渋谷 憲奏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転中心を作用点としたハンドルを回してブ
リッジ又は蓋を昇降又は回転させて、蓋を容体に押さえ
つけるタイプの圧力鍋の開蓋安全装置に関する。
(本発明が解決しようとする問題点) 庄’h侶L+ 内部を窩庄欣熊にして使用するもので圧
力鍋で調理した後、この内圧力を下げてから蓋を開ける
ようにするが、高圧状態で蓋を開けると鍋の中の高温の
蒸気及び内容物が吹き出し危険である。本発明の目的は
圧力鍋を使う者が万一うっかり圧力を下げる操作を忘れ
て蓋を開けようとしても、蓋が開かないようにした開蓋
安全装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段及び作用)まず、本発明
が適用される圧力鍋は、次のような方式である。
容体の側面の対向する位置に設けられたブリッジ止め具
と、蓋に立てて設けられた支柱と、支柱に螺合されたハ
ンドルと、ハンドルに中央を支持されたブリッジを有し
、ハンドルを回してブリッジを昇動して、ブリッジの両
端をブリッジ止め具に下から押し当てて、菱を容体に押
さえつける、いわゆる重ね着方式のもの。
容体の側面の対向する位置に設けられたブリッジ止め具
と、容体上部が内側に曲がり、蓋に立てて設けられた支
柱と、支柱に螺合されたハンドルと、ハンドルに中央を
支持されたブリッジを有し、ハンドルを回して蓋を昇動
じて、容体上部内側に、容体内から蓋を下から押し上げ
て押さえ付けるいわゆる落とし蓋方式のもの。
容体上部を爪状に複数外側又は内側に曲げ、蓋下部を容
体の重数に爪状に内側又は外側に曲げて、爪と爪をずら
して重ねて、容体に蓋をスライドさせて爪と爪をかみ合
わせて蓋が上らないように押さえ付けるいわゆるスライ
ド方式のもの。
これらのタイプの圧力鍋に、次のような開蓋安全装置が
設けられる。蓋の中心部の支柱に、その長手方向に連通
した連通孔が形成されている。
連通孔内に、ピストンが上下動可能に配置されている。
ピストンが下動位置にあるときに、/\ンドルと支柱ナ
ツト又は支柱の両方に対して係合する係合部が形成され
ている。ここで係合とは、/\ンドルを回転すると、支
柱ナツト又は支柱が回転することをいう。
圧力鍋の内部の圧力が上昇するとピストンが上動じ、支
柱ナツト又は支柱と/\ンドルの係合が解除される。こ
の状態では、ハンドルを回転させても空回りして、蓋を
開けることができないようになる。又、鍋内の圧力が低
下するとピストンが下動し、ハンドルと支柱ナツト又は
支柱が係合して空回りが止まり、蓋を開けることができ
るようになる。
(実施例1) 次に、本発明の開蓋安全装置が適用される圧力鍋の重ね
蓋方式における実施例1を図1、及び図2に基づいて説
明する。
圧力鍋1は、容体2に蓋3がかぶされている。
蓋3を容体2に押さえ付ける装置は、次のとおりである
。容体2の側面の対向する位置にブリッジ止め具4が設
けられている。M3には、支柱5が立てて設けられてい
る。支柱5の外周に雄ネジ6が形成されている。ハンド
ル7は、合成樹脂製の回転つまみ8及びポルト9により
回転つまみ8に上にとれなく回転フリーで取り付けられ
たナツト部材10より成る。/\ンドル7にブリッジ1
1の中央が支持されている。すなわち、回転つまみ8と
す・ン)・部材10との間にブリ・ンジ11の中央部が
挟まれている。ナツト部材10の内側に雌ネジ12が形
成され、ハンドル7は、支柱5に螺合されている。蓋3
を容体2に押さえ付けるには、/\ンドル7を回して/
\ンドル7と一緒にブリッジ11が昇動し、ブリッジ1
1の両端がブリッジ止め具4に下から押し当てられる。
そうすると、ブリッジ11、ハンドル7及び支柱5を介
して蓋3を容体2に押さえ付ける力が働く。
図2は、圧力鍋1における/\ンドル7、支柱5、ブリ
ッジ11及び蓋3の付近を示している。
支柱5には、その長手方向に連通孔13が形成されてい
る。この支柱5の連通孔13の下方の開口13Aは容体
2内を向いており、上方の開口13Bは、ハンドル7内
を向いている。連通孔13内には、ピストン14が上下
動可能に配置されている。図2のXはピストン14が下
に位置してい一−、、、、ll−1+1自−−1.+、
lk(コ歓z−レー1ている。
ピストン14の上部は、ピストン丸棒より太い円板15
となっており、連通孔への落下を防止している。ピスト
ン14の中間部は丸棒になっている。ピストン14の下
部は丸棒より太い円板16でしめられその付根にゴム製
又はフッ素樹脂製のバッキング17が付いている。ピス
トン下部16は、圧力鍋内部の圧力蒸気を受けて上昇し
やすくしたもので、ピストン下部17は、圧力蒸気を密
閉するバッキングである。
ピストンの上方には断面多角形の係合部20を設けてい
る。係合部20はピストン14が下動したとき、ハンド
ル係合部断面多角形18と、ナツト部材係合部断面多角
形19とを係合する。
また、係合部20の上方には、保合部20落下用のスプ
リング21を設けている。
M3を容体2に押さえつけているとき、ピストン14は
内部圧力がないとき、下位置にあり、係合部20がハン
ドル係合部18とナツト部材係合蔗1q山士り、−イ累
春I、でいスー/\ンド′ルフル11珈にすると、ハン
ドル7内 し、ブリッジ11の両端がブリッジ止め具4に下から押
しあてられる。そうすると、ブリッジ11、ナツト金具
10及び支柱5を介して蓋3を容体に押さえ付ける力が
働き蓋を密閉することができる。
圧力鍋1を加熱し内圧が上昇を始めると当初下のX位置
にあったピストン14は、ピストン円板16が圧力を受
けて支柱5の連通孔13内をYに上動する。するとピス
トンが係合部2oを押し上げ、ナツト部材係合部19の
係合を解除しハンドル7を回しても空回りして、ブリッ
ジ11が下がらず蓋を開けることができない。
蓋3を開ける前には圧力を下げなければならないが、う
っかり圧力を下げる操作を忘れて蓋を開けようとしても
本発明の開蓋安全装置により、ハンドルが空回りして、
蓋を開けることができない。
一方、圧力鍋1内の圧力が下がった状態では、ピストン
14が自重及び係合部20落下用のスプリング21によ
り下のX位置に戻る。これにより、係合部20とハンド
ル係合部18とナツト部材係合部19が係合し、その結
果ハンドル7の空回りが止まり、ハンドル7を回すこと
により、ブリッジ11を下に動かし容体2に対する押さ
えを解き1M3を開けることができる。
なお、ピストン14と係合部20は、一体のもので製造
することも可能である。
(実施例2) 次に、本発明の開蓋安全装置が適用される圧力鍋の重ね
着方式における実施例2を図1及び図3に基づいて説明
する。
圧力鍋lは、容体2に蓋3がかぶされている。
蓋3を容体2に押さえ付ける装置は、次のとおりである
。容体2の側面の対向する位置にブリッジ止め具4が設
けられている。蓋3には、支柱5が立てて設けられてい
る。支柱5の外周に雄ネジ6が形成されている。ハンド
ル7は、合成樹脂製の回転つまみ8及びポルト9により
回転つまみ8に上にとれなく回転フリーで取り付けられ
たナツト部材10より成る。ハンドル7にブリッジ11
の中央が支持されている。すなわち、回転つまみ8とナ
ツト部材10との間にブリッジ11の中央部が挟まれて
いる。ナツト部材10の内側に酸ネジ12が形成され、
ハンドル7は、支柱5に螺合されている。蓋3を容体2
に押さえ付けるには、ハンドル7を回してハンドル7と
一緒にブリッジ11が昇動し、ブリッジ11の両端がブ
リッジ止め具4に下から押し当てられる。そうすると、
ブリッジ11、ハンドル7及び支柱5を介して蓋3を容
体2に押さえ付ける力が働く。
図3は、圧力鍋1におけるハンドル7、支柱5、ブリッ
ジ11及び蓋3の付近を示している。
支柱5には、その長手方向に連通孔13が形成されてい
る。この支柱5の連通孔13の下方の開口13Aは容体
2内を向いており、上方の開口13Bは、ハンドル7内
を向いている。連通孔13内には、ピストン14が上下
動可能に配置されている。図3のXはピストン14が下
に位置している状態を示し、Yは上に位置している状態
を示している。
ピストン14の上部は、ピストン丸棒より太い円板15
となっており、連通孔への落下を防止している。ピスト
ン14の中間部は丸棒になっている。ピストン14の下
部16は連通孔13の内径とほぼ同等の太さの輪状のフ
ィンに成型されている。ピストン下部16は、圧力鍋内
部の圧力蒸気を受けて上昇しやすくしたもので、圧力蒸
気を密閉するシーリング効果がある。
ピストンの上方には断面多角形の係合部20を設けてい
る。係合部20はピストン14が下動したとき、ハンド
ル保合部断面多角形18と、ナツト部材係合部断面多角
形19とを係合する。
また、保合部2・Oの上方には、係合部20落下用のス
プリング21を設けている。
蓋3を容体2に押さえつけているとき、ピストン14は
内部圧力がないときは、下位置にあり。
係合部20がハンドル係合部18とナツト部材係合部1
9の両方に係合している。ハンドル7を回転すると、ハ
ンドル7と一緒にブリッジ11が昇動し、ブリッジ11
の両端がブリッジ止め具4に下から押しあてられる。そ
うすると、ブリッジ11、ナツト金具10及び支柱5を
介して蓋3を容体に押さえ付ける力が働き蓋を密閉する
ことができる。
圧力鍋1を加熱し内圧が上昇を始めると当初下のX位置
にあったピストン14は、ピストン下部16が圧力を受
けて支柱5の連通孔13内をYに上動する。するとピス
トンが係合部20を押し上げ、ナツト部材係合部19の
保合を解除しハンドル7を回しても空回りして、ブリッ
ジ11が下がらず蓋を開けることができない。
蓋3を開ける前には圧力を下げなければならないが、う
っかり圧力を下げる操作を忘れて蓋を開けようとしても
、本発明の開蓋安全装置により、ハンドルが空回りして
、蓋を開けることができない。
一方、圧力鍋l内の圧力が下がった状態では。
ピストン14が自重及び係合部20落下用のスプリング
21により下のX位置に戻る。これにより、係合部2o
とハンドル係合部18とナツト部材係合部19が係合し
、その結果ハンドル7の空回りが止まり、ハンドル7を
回すことにより、ブリッジ11を下に動かし容体2に対
する押さえを解き、蓋3を開けることができる。
なお、ピストン14と係合部2oは、一体のもので製造
することも可能である。
また、この場合、連通孔13の内壁にフッ素樹脂加工を
施す、または、連通性13の内壁及びピストン下部16
の加工精度をあげておく必要がある。
(実施例3) 次に、本発明の開蓋安全装置が適用される圧力鍋の落と
し着方式における実施例3を図4、及び図5に基づいて
説明する。
圧力鍋1は、容体2に蓋3が装着されている。
蓋3を容体2に押さえ付ける装置は、次のとおりである
。容体2の側面の対向する位置にブリッジ止め具4が設
けられている。蓋3には、支柱5が立てて設けられてい
る。支柱5の外周に雄ネジ6が形成されている。ハンド
ル7は、合成樹脂製の回転つまみ8及びポルト9により
回転っまみ8に上にとれなく回転フリーで取り付けられ
たナツト部材10より成る。ハンドル7にブリッジ11
の中央が支持されている。すなわち、回転っまみ8と蓋
3との間にブリッジ11の中央部が挟まれている。ナツ
ト部材1oの内側に酸ネジ12が形成され、ハンドル7
は、支柱5に螺合されている。
M3を容体2に押さえ付けるには、蓋3を容体2内にセ
ットし、ブリッジ11の両端がブリッジ止め具4に当た
るようセットし、ハンドル7を回して蓋3を昇動させる
。そうすると、ブリッジ11、ハンドル7及び支柱5を
介して蓋3を容体2の容体上部内側に、容体内から押さ
え付ける力が働く。
図5は、圧力鍋lにおけるハンドル7、支柱5、ブリッ
ジ11及び蓋3の付近を示している。
支柱5には、セの長手方向に連通孔13が形成されてい
る。この支柱5の連通孔13の下方の開口13Aは容体
2内を向いており、上方の開口13Bは、ハンドル7内
を向いている。連通孔13内には、ピストン14が上下
動可能に配置されている0図5のXはピストン14が下
に位置している状態を示し、Yは上に位置している状態
を示している。
ピストン14の上部は、ピストン丸棒より太い円板15
となっており、連通孔への落下を防止している。ピスト
ン14の中間部は丸棒になっている。ピストン14の下
部は丸棒より太い円板16でしめられその付根にゴム製
又はフッ素樹脂製のバッキング17が付いている。ピス
トン下部16は、圧力鍋内部の圧力蒸気を受けて上昇し
やすくしたもので、ピストン下部17は、圧力蒸気を密
閉するバッキングである。
ピストンの上方には断面多角形の保合部20を設けてい
る。保合部20はピストン14が下動したとき、ハンド
ル係合部断面多角形18と、ナツト部材係合部断面多角
形19とを係合する。
また、係合部20の上方には、係合部20落下用のスプ
リング21を設けている。
蓋3を容体2に押さえつけているとき、ピストン14は
内部圧力がないときは、下位置にあり、係合部20がハ
ンドル係合部18とナツト部材係合部19の両方に係合
している。ハンドル7を回転すると、支柱ネジを介して
蓋3が容体2に下から押しあてられる。そうすると、ブ
リッジ11゜ナツト金具10及び支柱5を介して蓋3を
容体に押さえ付ける力が働き蓋を密閉することができる
圧力鍋lを加熱し内圧が上昇を始めると当初下のX位置
にあったピストン14は、ピストン円板16が圧力を受
けて支柱5の連通孔13内をYに上動する。するとピス
トンが係合部20を押し上げ、ナツト部材係合部19の
係合を解除しハンドル7を回しても空回りして、蓋3が
下がらず蓋を開けることができない。
蓋3を開ける前には圧力を下げなければならないが、う
っかり圧力を下げる操作を忘れて蓋を開けようとしても
本発明の開蓋安全装置により、ハンドルが空回りして、
蓋を開けることができない。
一方、圧力鍋l内の圧力が下がった状態では、ピストン
14が自重及び保合部20落下用のスプリング21によ
り下のX位置に戻る。これにより、係合部20とハンド
ル係合部18とナツト部材係合部19が係合し、その結
果ハンドル7の空回りが止まり、ハンドル7を回すこと
により、蓋3を下に動かし容体2に対する押さえを解き
、蓋3を開けることができる。
なお、ピストン14と係合部20は、一体のもので製造
することも可能である。
(実施例4) 次に、本発明の開蓋安全装置が適用される圧力鍋の落と
し着方式における実施例4を図4.及び図6に基づいて
説明する。
圧力鍋lは、容体2にM3が装着されている。
蓋3を容体2に押さえ付ける装置は、次のとおりである
。容体2の側面の対向する位置にブリッジ止め具4が設
けられている。蓋3には、支柱5が立てて設けられてい
る。支柱5の外周に雄ネジ6が形成されている。ハンド
ル7は1合成樹脂製の回転つまみ8及びポルト9により
回転っまみ8に上にとれなく回転フリーで取り付けられ
たナツト部材10より成る。ハンドル7にブリッジ11
の中央が支持されている。すなわち、回転っまみ8と蓋
3との間にブリッジ11の中央部が挟まれている。ナツ
ト部材10の内側に雌ネジ12が形成され、ハンドル7
は、支柱5に螺合されている。
蓋3を容体2に押さえ付けるには、蓋3を容体2内ニセ
ツトし、ブリッジ11の両端がブリッジ止め具4に当た
るようセットし、ハンドル7を回して蓋3を昇動させる
。そうすると、ブリッジ11、ハンドル7及び支柱5を
介して蓋3を容体2の容体上部内側に、容体内から押さ
え付ける力が(動 く 。
図6は、圧力鍋1におけるハンドル7、支柱支柱5には
、その長手方向に連通孔13が形成されている。この支
柱5の連通孔13の下方の開口13Aは容体2内を向い
ており、上方の開口13Bは、ハンドル7内を向いてい
る。連通孔13内には、ピストン14が上下動可能に配
置されている。図6のXはピストン14が下に位置して
いる状態を示し、Yは上に位置している状態を示してい
る。
ピストン14の上部は、ピストン丸棒より太い円板15
となっており、連通孔への落下を防止している。ピスト
ン14の中間部は丸棒になっている。ピストン14の下
部16は連通孔13の内径とほぼ同等の太さの輪状のフ
ィンに成型されている。ピストン下部16は、圧力鍋内
部の圧力蒸気を受けて上昇しやすくしたもので、圧力蒸
気を密閉するシーリング効果がある。
ピストンの上方には断面多角形の係合部20を設けてい
る。係合部20’はピストン14が下動したとき、ハン
ドル係合部断面多角形18と、ナラに陣士+圧ム匈に佑
仏在群IQシルl五Δ+スまた、係合部20の上方には
、係合部20落下用のスプリング21を設けている。
蓋3を容体2に押さえつけているとき、ピストン14は
内部圧力がないときは、下位置にあり、係合部20がハ
ンドル係合部18とナツト部材係合部19の両方に係合
している。ハンドル7を回転すると、支柱ネジ6を介し
てM2に下から押しあてられる。そうすると、ブリッジ
11、ナツト金具10及び支柱5を介して蓋3を容体に
押さえ付ける力が働き蓋を密閉することができる。
圧力鍋1を加熱し内圧が上昇を始めると当初下のX位置
にあったピストン14は、ピストン下部16が圧力を受
けて支柱5の連通孔13内をYに上動する。するとピス
トンが係合部20を押し上げ、ナツト部材保合部19の
係合を解除しハンドル7を回しても空回りして、蓋3が
下がらず蓋を開けることができない。
M3を開ける前には圧力を下げなければならないが、う
っかり圧力を下げる操作を忘れて蓋を開けようとしても
、本発明の開蓋安全、装置により、ハンドルが空回りし
て、蓋を開けることができない。
一方、圧力鍋1内の圧力が下がった状態では、ピストン
14が自重及び係合部207f+下用のスプリング21
により下のX位置に戻る。これにより、係合部20とハ
ンドル係合部18とナツト部材係合部19が係合し、そ
の結果ハンドル7の空回りが止まり、ハンドル7を回す
ことにより、蓋3を下に動かし容体2に対する押さえを
解き、蓋3を開けることができる。
なお、ピストン14と保合部20は、一体のもので製造
することも可能である。
また、この場合、連通孔13の内壁にフッ素樹脂加工を
施す、または、連通性13の内壁及びピストン下部16
の加工精度をあげておく必要がある。
(実施例5) 次に、本発明の開蓋安全装置が適用される圧力鍋のスラ
イド方式における実施例5を図7.及び図8に基づいて
説明する。
圧力鍋1は、容体2に蓋3が装着されている。
M3を容体2に押さえ付ける装置は、次のとおりである
。容体2の周縁上面に外側(又は内側)に曲げられた適
宜数の係止片4が設けられている。
蓋3には、係止片4と同数の内側(又は外側)に曲げら
れた係止片6が設けられている。また蓋3の中央には支
柱5が立てて設けられている。ハンドル7は、ポルト9
により支柱5に上にとれなく回転フリーで取り付けられ
ている。蓋3を容体2に押さえ付けるには、蓋3を容体
2に係止片4と係止片6とをずらせて重ね、蓋を回動さ
せる。
図8は、圧力鍋lにおけるハンドル7、支柱5、及び蓋
3の付近を示している。
支柱5には、その長手方向に連通孔13が形成されてい
る。この支柱5の連通孔13の下方の開口13Aは容体
2内を向いており、上方の開口13Bは、ハンドル7内
を向いている。連通孔13内には、ピストン14が上下
動可能に配置されて+ *  1      pA 6
 、−1−・ v 1.1  し・ −Q   L  
 +ノl   A  ユt 丁 +w  My  PI
L  l   −r  1.%る状態を示し、Yは上に
位置している状態を示している。
ピストン14の上部は、ピストン丸棒より太い円板15
となっており、連通孔への落下を防止している。ピスト
ン14の中間部は丸棒になっている。ピストン14の下
部は丸棒より太い円板16でしめつけられその付根にゴ
ム製又はフッ素樹脂製のバッキング17が付いている。
ピストン下部16は、圧力鍋内部の圧力蒸気を受けて上
昇しやすくしたもので、ピストン下部17は、圧力蒸気
を密閉するバッキングである。
ピストンの上方には断面多角形の係合部20を設けてい
る。係合部20はピストン14が下動したとき、ハンド
ル係合部断面多角形18と、支柱部材係合部断面多角形
19°とを係合する。
また、係合部20の上方には、係合部20落下用のスプ
リング21を設けている。
蓋3を容体2に押さえつけているとき、ピストン14は
内部圧力がないときは、下位置にあり、係合部20がハ
ンドル係合部18と支柱部材係合部19の両方に係合し
ている。
圧力鍋1を加熱し内圧が上昇を始めると当初下のX位置
にあったピストン14は、ピストン円板16が圧力を受
けて支柱5の連通孔13内をYに上動する。するとピス
トンが保合部20を押し上げ、支柱部材係合部19の係
合を解除しハンドル7を回しても空回りして、蓋の回動
をすることが出来ず蓋を開けることができない。
M3を開ける前には圧力を下げなければならないが、う
っかり圧力を下げる操作を忘れて蓋を開けようとしても
1本発明の開蓋安全装置により、ハンドルが空回りして
、蓋を開けることができない。
一方、圧力鍋1内の圧力が下がった状態では、ピストン
14が自重及び係合部20落下用のスプリング21によ
り下のX位置に戻る。これにより、係合部20とハンド
ル係合部18と支柱部材係合部19が係合し、その結果
ハンドル7の空回りが止まり、ハンドル7を回すことに
より、蓋3を回動させ、蓋3を開けることができる。
なお、ピストン14と係合部20は、一体のもので製造
することも可能である。
(実施例6) 次に、本発明の開蓋安全装置が適用される圧力鍋のスラ
イド方式における実施例6を図7、及び図9に基づいて
説明する。
圧力鍋1は、容体2に蓋3が装着されている。
蓋3を容体2に押さえ付ける装置は、次のとおりである
。容体2の周縁上面に外側(又は内側)に曲げら、れた
適宜数の係止片4が設けられている。
蓋3には、係止片4と同数の内側(又は外側)に曲げら
れた係止片6が設けられている。また蓋3の中央には支
柱5が立てて設けられている。ハンドル7は、ボルト9
により支柱5に上にとれなく回転フリーで取り付けられ
ている。蓋3を容体2に押さえ付けるには、蓋3を容体
2に係止片4と係止片6とをずらせて重ね、蓋を回動さ
せる。
図9は、圧力鍋lにおけるハンドル7、支柱5、及び蓋
3の付近を示している。
支柱5には、その長手方向に連通孔13が形成されてい
る。この支柱5の連通孔13の下方の開口L3Aは容体
2内を向いており、上方の開口13Bは、ハンドル7内
を向いている。連通孔13内には、ピストン14が上下
動可能に配置されている。図9のXはピストン14が下
に位置している状態を示し、Yは上に位置している状態
を示している。
ピストン14の上部は、ピストン丸棒より太い円板15
となっており、連通孔への落下を防止している。ピスト
ン14の中間部は丸棒になっている。ピストン14の下
部16は連通孔13の内径とほぼ同等の太さの輪状のフ
ィンに成型されている。ピストン下部16は、圧力鍋内
部の圧力蒸気を受けて上昇しやすくしたもので、圧力蒸
気を密閉するシーリング効果がある。
ピストンの上方には断面多角形の係合部20を設けてい
る。係合部20はピストン14が下動したとき、ハンド
ル係合部断面多角形18と、支柱螺オオイ不A郁断面冬
伯形19とを係合する。
また、係合部20の上方には、係合部20落下用のスプ
リング21を設けている。
蓋3を容体2に押さえつけているとき、ピストン14は
内部圧力がないときは、下位置にあり、係合部20がハ
ンドル係合部18と支柱部材保合部19の両方に係合し
ている。
圧力鍋1を加熱し内圧が上昇を始めると当初下のX位は
にあったピストン14は、ピストン下部16が圧力を受
けて支柱5の連通孔13内をYに上動する。するとピス
トンが係合部20を押し上げ、支柱部材保合部19の係
合を解除しハンドル7を回しても空回りして、蓋の回動
をすることが出来ず蓋を開けることができない。
蓋3を開ける前には圧力を下げなければならないが、う
っかり圧力を下げる操作を忘れて蓋を開けようとしても
、本発明の開蓋安全装置により。
ハンドルが空回りして、蓋を開けることができない。
一方、圧力鍋1内の圧力が下がった状態では、ピストン
14が自重及び係合部20落下用のスプリング21によ
り下のX位置に戻る。これにより、係合部20とハンド
ル係合部18と支柱部材係合部19が係合し、その結果
ハンドル7の空回りが止まり、ハンドル7を回すことに
より、蓋3を回動させ、蓋3を開けることができる。
なお、ピストン14と係合部20は、一体のもので製造
することも可能である。
また、この場合、連通孔13の内壁にフッ素樹脂加工を
施す、または、連通孔13の内壁及びピストン下部16
の加工精度をあげておく必要がある。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明を用いた重ね着方式圧力鍋の全体断面図
0図2は、実施例1の圧力鍋の要部断面図0図3は、実
施例2の圧力鍋の要部断面図。図4は1本発明を用いた
落し着方式圧力鍋の全体断面図。図5は、実施例3の圧
力鍋の要部断面図。 図6は、実施例4の圧力鍋の要部断面図。図7は、本発
明を用いたスライド方式圧力鍋の全体断面図。図8は、
実施例5の圧力鍋の要部断面図。 図9は、実施例6の圧力鍋の要部断面図。 5、支柱   13.連通孔   14ピストン18.
19.20.係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転中心部のハンドルを回して開蓋操作を行う圧力鍋に
    おいて、回転中心軸に鍋内圧力によって上下するピスト
    ンを使用して回転の空回り及び伝達を行うことを特徴と
    する圧力鍋の開蓋安全装置。
JP3906686A 1986-02-26 1986-02-26 圧力鍋の開蓋安全装置 Granted JPS62197015A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3906686A JPS62197015A (ja) 1986-02-26 1986-02-26 圧力鍋の開蓋安全装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3906686A JPS62197015A (ja) 1986-02-26 1986-02-26 圧力鍋の開蓋安全装置

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JPS62197015A true JPS62197015A (ja) 1987-08-31
JPS635085B2 JPS635085B2 (ja) 1988-02-02

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JPS635085B2 (ja) 1988-02-02

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