JPS62197013A - 衣服ハンガ−用盗難防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レール等に掛けられるようになっている衣服
ハンガー用盗難防止装置に関する。

〔従来の技術〕

ハンガー用の盗難防止装置として、一端がハンガーに固
定され、かつ他端が、ハンガーに設けたハウジングに収
容され、かつキーロック装置によって、ハウジングにロ
ックされるようになっているケーブルまたはチェーンを
備えるものは公知である。

ケーブルの自由端が、ハンガーにロックされるよりも先
に、ハンガーに支持された衣服のそでへ通される。衣服
を吊るしているハンガーが、レールから外れるのを防ぐ
ため、ハンガーおよび衣服を、サスペンションレールの
一端に保持しなければならず、かつケーブルの自由端は
、レールの別端のまわりへ通さなければならないので、
この装置は、使用上かなり不便である。

ハンガー用盗難防止装置の別の型式として、ハンガーに
衣服の肩部をクランプし、かつキーロック装置によって
、クランピング位置でロックしうる２つの可動アームを
備えるものも公知である。

この装置は、ハンガーとぶつかって衣服の肩部をいため
、かつ可動アームで肩部を変形させたり、傷を残したり
する欠点を有する。

さらに、公知のハンガー用盗難防止装置では。

特別なハンガーを使用しなければならず、一方販売業者
は、一般的に、その店名やデザイナ−名のついたハンガ
ーを使用することを好む。

本発明によれば、公知の装置の欠点を除き、構造が簡単
で、安く、信頼でき、かついかなる型式のハンガーやサ
スペンションレールにも適合しうる衣服用盗難防止装置
が提供される。

〔本発明の要約〕

本発明は、レール等に掛けられる衣服ハンガー用盗難防
止装置に関し、衣服ハンガーに確実に固定され、かつハ
ンガーがレールから外れるのを防ぐための鎖錠位置と、
ハンガーがレールから外しうる解錠位置を有し、かつレ
ールに掛けられるロックしうる装置を備えている。

本発明による装置は、フック装置が鎖錠位置にある時、
ハンガーから衣服が外れるのを防ぎ、かつフック装置が
解錠位置にある時、衣服をハンガーから外せるようにす
るために、ハンガー上の衣服と協動する装置を含んでい
る。

アームが、サスペンションレールの直径またはその横断
寸法よりも大きい間隔で、固定フックの自由端から離れ
ている第１位置と、固定フックの自由端に近く、かつレ
ールから離れることを防ぐ第２位置の間で、レールに引
っ掛けるための固定フック、および回転するようにして
ブロックに取り付けられた可動アームを有するブロック
と、第２位置でアームをロックするべく、可動アームと
協動し、かつブロックに備えられているロッキング装置
を備えていると有利である。

上記ブロックは、少なくともハンガーの一部を収容する
ためのハウジングすなわち通路と、前記ハウジングすな
わち通路にフックを保持するためのねじ等を含んでいる
。

本発明による盗難防止装置は、あらゆるハンガーおよび
サスペンションレールに適合できる。

そのため、販売業者は１店舗で使用されるサスペンショ
ンレールの様式を改良することなく、自分のハンガーに
本発明による装置を使用することができる。

本発明の好適実施例においては、一端が、前述したブロ
ックに固定された。かっ他端に、ブロックに固定された
フックに通すことができるリングが設けられているケー
ブルまたはチェーンを備え、このケーブルまたはチェー
ンは、ハンガーに掛けられた衣服のそでへ、通せるよう
になっている。

本発明による装置に適合するハンガーは、サスペンショ
ンレールに簡単に引っ掛けることができ、かっサスペン
ションレールの反対側のまわりに、ハンガー、およびケ
ーブルまたはチェーンを通す必要がない。

さらに、盗人によってたとえハンガーがこわされたとし
ても、衣服は、盗難防止装置およびそのケーブルまたは
チェーンによってサスペンションレールにロックされ保
持されているので、外すことはできない。

ハンガーが、〆ボンのような衣服を支持するための水平
クロスバ−を備えていると、水平バーに衣服を保持し、
かつロックしうるサスペンション装置と連係した保持装
置が提供される。

これを実施するため、この装置の可動アームは、ブロッ
クを貫通して滑り案内されるロッドの一端に回転しうる
ようにして接続され、かつロッドの別端は、可動アーム
が第１位置にある時、ハンガーの水平バーから遠ざかり
、また可動アームが第２位置にある時、前記水平バーに
圧着されるようにしである。

従って、このハンガーを使用すると盗難防止装置がサス
ペンションレール上で鎖錠位置にあるかぎり、ハンガー
から上着やズボンを離すことは不可能である。

〔実　施　例〕

以下、本発明の好適実施例を、添付図面を参照して説明
する。

第１図は、本発明による盗難防止装置を備える通常の型
のハンガー（１０）を示す、このハンガーおよび盗難防
止装置は、普通のレール（１４）につるされる。

第２図および第３図で、容易に分かるとおり。

この盗難防止装置は、ブロック（１６）を備え、その上
部には、レール（Ｉ４）からつり下げるための固定フッ
ク（１８）を備え、固定フック（１８）の下側において
、ブロック（１６）には、つり下げレール（１４）の軸
と平行な軸（２２）のまわりに回転しうる半円形の可動
アーム（２０）が枢支されている。

ブロック（１６）は、公知のキーロック装置（２４）を
備えている。この装置（２４）は、第２図で示す鎖錠位
置において、可動アーム（２０）を保持するためにロッ
キングキャッチ（２６）に接続された回転シリンダーを
備えている。

この位置において、可動アーム（２０）、およびブロッ
ク（１６）の固定フック（１８）は、盗難防止装置（１
２）がレール（１４）から外れることを防止するよう、
一体となって、一つの途切れのないリングを形成してい
る。鎖錠位置にある時、可動アーム（２０）の左端部（
図における）は、キャッチ（２６）が収容されているブ
ロク（１６）のハウジング内に入る。前記左端部（２８
）には、キャッチ（２６）の鉤部が嵌入しうるノツチ（
３０）が設けられている。

キーロック装置にキーを挿入することによって。

キャッチ（２６）を反時計方向に回転させると、可動ア
ーム（２０）のノツチ（３０）ははずれ、かつ関連する
戻りばねの作用を受けて、可動アーム（２０）は軸（２
２）のまわりに時計方向に回転してはずれる。

従って、可動アーム（２０）の右端部は、サスペンショ
ンレール（１４）の直径またはその横断寸法より大きな
寸法で、固定フック（１８）の端部から遠ざかり、・盗
難防止装置をサスペンションレールからはずせるように
する。

ロッキング装置（２４）は自動的にロックし、キーをそ
れからはずすと、キッチ（２６）は、戻りばねにより、
直ちに鎖錠位置へ向かって動かされる。

可動アーム（２０）が、軸（２２）のまわりで反時計方
向に回転すると、そのアームの左端部（２８）が、第２
図で示す位置へ戻り、かつキャッチ（２６）と係合して
、再びロックする。

その装置が、第３図で示した位置にある時、レールに可
動アームの左端部（２８）を押し当てることによって、
サスペンションレール（１４）へ容易にロクすることが
できる。また、第２図で示す位置へ戻ると、自動的にロ
ックされる。

ハンガー（１０）は、サスペンションレール（３２）に
よって盗難防止装置（１２）へ固定される。

そのために、ブロック（１６）には、ハンガー（１ｏ）
のフック（３２）の一部が係合しうるハウジングすなわ
ち通路（３４）を僅えている。

ハウジング（３４）におけるフック（３２）の前記部分
を保持するため、ロッキング装置がブロック（１６）に
設けられている。このロッキング装置は、ハウジング（
３４）に対して垂直に伸び、かつ一部分がハウジング（
３４）に通じるねじ穴に入っているねじ（３６）によっ
て、取付られている。ねじ（３６）をしっかりと螺入す
ることにより、フック（３２）部をハウジング（３４）
内に堅固にロックしうる。このねじ（３６）は、締め力
が前もって決められた限界値を越えると、その頭部が破
壊して、抜くことができないようにする型式のものであ
る。

ブロック（１６）に形成されたハウジング（３４）は、
単純な円筒状盲孔である。この場合、フックの直線部だ
けが、ハウジング（３４）に挿入されるように、バンカ
ー　（１０）のフック（３２）の曲部を切断しておく必
要がある。

しかし、ハウジング（３４）を、ハンガーのフック（３
２）の曲部を収容するように設計しておけば、盗難防止
装置（１２）にハンガーを固定する前に、その曲部を切
断する必要はない。

第２図および第３図で示すとおり、本発明による装置は
、一端部（４０）がブロック（１６）に確実に固定され
、かつ他端部（４２）に、盗難防止装置（１２）の固定
フック（１８）に螺入しうるリング（４４）を備えるケ
ーブルまたはチェーン等を備えている。

盗難防止装置が鎖錠位置にある時、リング（４４）の大
きさは、固定フック（１８）の端部と可動アーム（２０
）の端部間を通ることができないようなものであること
は言うまでもない。

ケーブルまたはチェーン（３８）等は、通常の要領で使
用される。すなわち、ケーブルまたはチェーン等は、ハ
ンガー第１図で示したとおりによって支持された衣服の
そでへ通してから、リング（４４）を、フック（１８）
に挿入する。

しかし、従来装置とはちがって、レールの一端と、レー
ルの他端のまわりのケーブルの自由端がら、ハンガーを
外す必要はなく、盗難防止装置（１２）をサスペンショ
ンレールに係合させるだけでよい。

さらに、この装置をレールにロックした時（第２図参照
）、ケーブル（３８）は依然として衣服を保持している
ので、たとえハンガー（１０）を盗難防止装置から外し
たとしても、ハンガーによって保持された衣服を、盗む
ことはできない。

ハンガー（１０）に、第２図に示すように、ハンガーシ
ョルダーの端部を相互に連結し、かつズボンを支持する
ようになっている水平バー（４６）が設けられている時
には、ブロック（１６）のハウジング（５０）の中へ滑
り案内され、かつ上端に、可動アーム（２０）の左端部
（２８）の掛けくぎ（５４）に係合する水平スロット（
５２）を備える垂直ロッド（４８）を設ける。

ロッド（４８）の下端部には、ハンガーの水平バー（４
６）を把持するようになっており、かつバー（４６）上
にかけられたズボンを保持する水平溝型部材（５６）が
設けられている。

可動アーム（２０）が、第２図で示した鎖錠位置にある
時、水平溝型部材（５６）は、ハンガーの水平バー（４
６）またはその近くへ降ろされる。可動アーム（２０）
が第３図で示す鎖錠位置にある時、ロッド（４８）は持
ち上げられ、かつ水平溝型部材（５６）は、それにかけ
られたズボン（５８）を外すように、水平バー（４６）
から離される。

第２図で示したように、鎖錠位置にある時、可動アーム
（２０）は、ブロック（１６）の縁より上に僅かに突き
出ている。これにより、可動アーム（２０）の左端部（
２８）をサスペンションレール（１４）に向かって押す
ことによって、簡単かつ自動的に、確実にロックするこ
とができる。

可動アーム（２０）は、半円状をなしている必要はない
。可動アームの回転軸（２２）からの突出量を、４分の
１以下としてもよい。

ケーブルまたはチェーン（３８）の両端部に、リングま
たは類似のものを備えていてもよい。この場合には、ブ
ロック（１６）とは独立したものとなる。

盗難防止装置に衣服を保持するため、ケーブルまたはチ
ェーンを、衣服に通し、かつ両端部のリングを、固定フ
ック（１８）に挿入する。

ケーブルまたはチェーンは、スカートやズボンの脚等へ
も通すことができ、かつ同様に衣服を盗難から守る。

可動アーム（２０）の右端部は、ロックした際、固定フ
ック（１８）の端部の所で相補的な形状の一部と係合し
うる適切な形のフック状をなし、それによって、ロッキ
ング効果を高めている。

本発明の技術的範囲を越えることなく、種々の改良が可
能である。

従来の盗難防止装置に比して、本発明は、あらゆる種類
のハンガー及びサスペンションレールに容易に適合しう
るという点で、きわめてすぐれている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による盗難防止装置と適合するハンガ
ーをレールでつり下げた状態を示す。 第２図は、本発明による盗難防止装置を鎖錠で示す拡大
図である。 第３図は、解錠位置における第２図と類似の図である。 第４図は、第３図の線ＩＶ−ＩＶにおける断面図である
。 （１０）ハンガー　　　　（１２）盗難防止装置（１４
）レール　　　　　（１６）ブロック（１８）固定フッ
ク　　　（２０）可動アーム（２２）軸　　　　　　　
（２４）キーロツタ装置（２６）キャッチ　　　　（２
８）左端部（３０）ノツチ　　　　　（３２）サスペン
ショフック（３４）通路すなわちハウジング （３６）ねじ （３８）ケーブルまたはチェーン （４０）　（４２）端部　　　　（４４）リング（４６
）水平バー　　　　（４８）ロッド（５０）ハウジング
　　　（５２）水平スロット（５４）掛けくぎ　　　　
（５６）水平溝型部材（５８）ズボン ・ｌｌ！’、−’、、、、、１１ λ：１−〇・

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）レール等にフックでつり下げられる衣服ハンガー
   に確実に取り付けるための衣服ハンガー用盗難防止装置
   において、前記装置およびハンガーが、レールから外れ
   るのを防ぐための鎖錠位置と、前記装置およびハンガー
   が、レールから外しうるようにするための解錠位置をと
   りうる施錠可能なサスペンション装置を備えることを特
   徴とする衣服ハンガー用盗難防止装置。
2. （２）分解しえない装置によって、ハンガーのフックに
   固定されていることを特徴とする特許請求の範囲第（１
   ）項に記載の衣服ハンガー用盗難防止装置。
3. （３）レールの直径又はその横断寸法より大きい寸法だ
   け、フックの自由端から離れている第１位置と、フック
   の自由端に近く、かつレールから離れることを防ぐ第２
   位置間で、レールにつり下げるための固定フックおよび
   回転しうる可動アームを有するブロックと、ブロックに
   設けられ、かつその第２位置で可動アームをロックする
   べく可動アームと協動しうるロッキング装置と、少なく
   ともハンガーに属するフックの一部を収容しうるハウジ
   ングすなわち通路と、前記ハウジングすなわち通路に、
   前記フックを確実に保持するためのねじ等を含む装置を
   有することを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記
   載の衣服ハンガー用盗難防止装置。
4. （４）ロックしうるサスペンション装置が、レール上で
   ロッキング位置にある時、ハンガーから衣服が外れるの
   を防ぐよう、ハンガーに掛けた衣服と協動し、かつ前記
   ロックしうるサスペンション装置が、解錠位置にある時
   に、衣服を外せるようにする装置を含むことを特徴とす
   る特許請求の範囲第（１）項に記載の衣服ハンガー用盗
   難防止装置。
5. （５）衣服の一部へ通しうるケーブルまたはチェーンを
   備え、前記ケーブルまたはチェーンは、ブロックに確実
   に取り付けられた第１端、およびブロックの固定フック
   に螺入しうるリングを備える第２端を有することを特徴
   とする特許請求の範囲第（１）項に記載の衣服ハンガー
   用盗難防止装置。
6. （６）両端部に、固定フックに螺入することのできるリ
   ング等を有し、かつ衣服の一部に通しうるケーブルまた
   はチェーンを備えていることを特徴とする特許請求の範
   囲第（１）項に記載の衣服ハンガー用盗難防止装置。
7. （７）ズボンのような衣服を支持するための水平バーを
   有し、かつ水平バー上に衣服を保持しうるとともに、ロ
   ックしうるサスペンション装置に連係されている装置を
   含むことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載
   の衣服ハンガー用盗難防止装置。
8. （８）ロックしうるサスペンション装置の可動アームは
   、ブロックを貫通して滑り案内されるロッドの一端に回
   転しうるように接続され、かつ可動アームの他端は、可
   動アームが第１位置にある時、ハンガーの水平バーから
   遠ざかり、また可動アームが第２位置にある時、水平バ
   ーと接触するようになっていることを特徴とする特許請
   求の範囲第（１）項に記載の衣服ハンガー用盗難防止装
   置。
9. （９）種々のハンガーに適合しうるようになっている特
   許請求の範囲第（１）項に記載の衣服ハンガー用盗難防
   止装置。