JPS62196539A - 空調カプセル - Google Patents

空調カプセル

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JPS62196539A
JPS62196539A JP3529486A JP3529486A JPS62196539A JP S62196539 A JPS62196539 A JP S62196539A JP 3529486 A JP3529486 A JP 3529486A JP 3529486 A JP3529486 A JP 3529486A JP S62196539 A JPS62196539 A JP S62196539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
capsule
column
blowout
conduit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3529486A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Matsui
松井 茂夫
Akihiro Imon
井門 明洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Air Curtain Co Ltd
Original Assignee
Japan Air Curtain Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Air Curtain Co Ltd filed Critical Japan Air Curtain Co Ltd
Priority to JP3529486A priority Critical patent/JPS62196539A/ja
Publication of JPS62196539A publication Critical patent/JPS62196539A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) この発明は、エアーカーテンを用いて人工的に旋回気流
を発生させることにより形成される素通しのカプセルに
関するもので、四周から自由に出入可能であるとともに
このカプセル内に空調された空気を高能率に保醒できる
低コストな手段を提供するのがその目的である。ただし
、この明細書において「空調」というのは、空気の調温
、調湿、清浄化等、生活環境の快適化または商品の保存
に必要な空気の調整加工のすべてを意味する。
従来、天井の高い駅舎の改札係とか、ゴルフ練習場、パ
ッティングセンターの打席などの利用者に対する適当な
環境暖芳手段がない。せいぜい温風吹付け、赤外線照射
などで採暖するが、熱量の逃げが大きく、きわめて効果
がわるい。まして、環境冷房ともなれば、エネルギーコ
ストの関係で実現できない。前記したような人員に対し
ては壁で囲って空調環境を小範囲に制限できないからで
ある。また保冷を要する食品のオープンショウケースに
しても6面のうち5面まで壁体で囲み、開放した1面に
エアーカーテンを設ける程度であり、売場の中央に四周
から手の届くショウケースはコストの関係で考慮された
ことがない。
この発明によれば前記のような、エネルギーコストや設
備コストの関係で実現できなかった開放小空間の経済的
空調を可能としたものである。
(発明の構成) すなわち、まず第1図ないし第4図を参照し、aはエア
ーカーテンbの吹出柱で、通常直径10〜15cm、薄
肉のもので足りる。図示のように複数本たがいに平行に
対設樹立する。各吹出柱aの一方の端末を連ねる面には
排気口dが設けられている。
図示の例では排気口dが設けられている而は吹出柑8の
上端末を連ねる面すなわち天井面であるが、排気口dは
吹出柱aの上端末、すなわち床面Fに設けてもよい。f
は各吹出柱aの中間に設定した仮想回転柱で矢印方向に
回転するものと想定する。
各エアーカーテンbを図示のように、仮想回転柱fとの
切点gにおいてその回転方向と同一の向きに形成させれ
ば、その際、旋回気流が形成され、その内部には気流壁
で囲んだカプセルhが形成される。前記旋回気流は特に
図示されていないが、仮想回転柱fとほぼ同様な直径を
もっている。排気口dと吹出柱aとは適当な導管で接続
されている。第1図の例において、この導管は吹出柱a
で支持されている平MPである。この導管の内部には排
気扇におよび空調装置の空気処理ユニットmが設けられ
ている。前記したように、この発明において「空調」と
は空気の調温、調湿、清浄化等、生活環境の快適化また
は商品の保存に必要な空気の調整加工のすべてを意味す
るので、前記の空調装置にはヒーター、クーラー、調湿
器、空気中の不純微粒子を濾過または収着する集塵器な
どが含まれる。空気処理ユニツt−inは空気が貫流す
る間に空気を調整加工するための部材で、たとえばヒー
ターやクーラーでは熱交換用のフィン、加湿器では水霧
の混合器、空気清浄器では静電収着器や濾材なとである
。排気扇kを運転して排気口dから強制排気することに
より、吹出柱aの他方の末端を連ねる面すなわち図示で
は床面Fから排気口dに向う旋回進行気流Jを形成させ
、同時にカプセルh内に空調された空気を保持させるも
のである。
この発明は前記のようにしてなり、たがいに平行に対設
樹立した複数本の吹出柱aからエアーカーテンbを吹出
すのにあたり、これらの吹出柱aの中間に設定した仮想
回転柱fに対する切線の切点gにおける仮想回転柱fの
回転の向きにエアーカーテンl)を形成させることによ
り、旋回偏流が発生し、旋回気流を囲らせたtyプセル
hが形成される結果、このカプセルb内の空気はカプセ
ルh内に一応閉じ込められるが、前記エアーカーテンb
はそれぞれ前記仮想回転柱fとの切点gにおいて、回転
方向と同一の向きを有するので、空気の流体摩擦により
現実の旋回気流の柱が発生し、この旋回気流はカプセル
h内に閉じ込められた空気を伴って回転する。そして、
前記υF気口dから強制排気を行うことにより、この旋
回気流は軸心に収束し、この軸心付近における回転風速
がエアーカーテンの吹出風速の5〜lO倍にも達し、人
工竜巻Jとなり、この人工竜巻Jは吹出柱aの基端を連
ねる面から排気口dに向って進行する。第5図は第1図
において、吹出柱a、a相互間の距11thv=1.8
m、高さH=2mとし、エアーカーテンの吹出風速を1
m/秒とした場合における床上の空気流の風速を実測し
た特性の一例であるが、この場合中心の風速はエアーカ
ーテンbの吹出風速の7倍以上に達し、完全な竜巻にな
っている。この人工竜巻Jの旧位の断面積は非常に小さ
いので、排気口からの吸引に要する消費エネルギーはき
わめて小さい。
排気口dと各吹出柱aは導管により接続されており、前
記導管には排気扇kが挿入されているので、エアーカー
テンb1カプセルh内の空気および前記導管により空気
の順環系が形成される。また、前記導管内には空調装置
の空気処理ユニット鵬が設けられているので、順環する
空気はここで空調処理を受け、カプセルh内にはつねに
所要の温度、湿度、または清浄度などにつき空調処理を
受けた空気が保持される。したがって、カプセルh内の
人員は快適な環境において動作あるいは休息することが
でき、またカプセルh内に置いた商品の鮮度を保持でき
る。
また、カプセルhには2〜4本など小数の吹出柱aのほ
か、壁やパネル、扉のような物理的障壁がなく素通しな
ので、四周から出入自在である。
なお、第5図に掲げたのは旋回気流の中心における風速
がきわめて大きく、発生した竜巻も紐状に細くできるこ
とを説明するためであるが、また一方、中心における旋
回気流の風速は、吹出柱からの風速を加減することによ
り大幅に変更できるのである。この発明のように、人工
竜巻の強力な吸上運搬力を利用することを目的とせず、
カプセル内の空調された空気の保焔を目的とする場合は
旋回気流の中心風速は比較的小さくてよい。その際人員
、物体の存在により渦の中心の乱れが生じても、内部の
空調された空気が前記した仮想回転柱iの局面から外部
に流出することはほとんどなく、結局、収束された旋回
気流として排気口dから吸引され、吹出柱aを介しノツ
プセルhへの環流が行われる。
(実施例1) 第6図および第7図に掲げたのは喫煙所として設置した
空調カプセルである。床上中央にはタバコ灰受けQを設
け、2本の吹出柱aの面位には中心部に排気口dを穿っ
た軽量の天井パネルRが支持されており、その上に排気
11におよび導管に接続されている静電弐収塵箔からな
る空気処理ユニツl−mが取付けられている。喫煙所の
周面に紫煙が放散しないので、鉄道駅舎の待合室やホー
ム、また特にホテルや空港のロビー等空調化された広い
部屋に設置して有益かつ便利である。
(実施例2) 第8図に掲げたのは駅舎の改札口に設置した空調カプセ
ルで、非空調の広い場所において勤務する改札係の健康
保持に有益である。吹出柱aに支持されている箔には暖
冷房兼用の空調装flcの熱交換器が空気処理ユニット
として入っている。改札係は保温、保冷の快適な環境の
もと、動作に障害を受けずにカプセルhの外に腕を差出
して改札を行うことができる。
(実施例3) 第8図に掲げた改札係用の空調カプセルは、寸法をやや
拡大することにより、ゴルフ練習場やパッティングセン
ターの打席に適当な空調カプセルが得られる。寒冷地の
都市では特に冬期の運動不足の解消に寄与することがで
きる。従来、これらの打席に対する保温はきわめて膨大
な熱量消費を要するのみならす、熱量の大部分が単に逃
散して適当な保温効果が得られないので考慮されること
がなかったのである。
(実施例4) 第9図に喝げたのはオープンショウケースとして設けた
空調カプセルである。従来のオープンショウケースは断
熱材入りの壁で上下左右の各面および後面を構成し、前
面のみ開放した箱内に陳列棚を設け、この開放されてい
る前面にエアーカーテンを設けたもので、陳列品の出し
入れも前面から行うほかはないのであるが、図示のよう
に、この発明によれば四周の全部が開放されて素通しで
あり、従って、消費者がどこからでも商品に近付いて取
出すことができるショウケースが提供できる。空気処理
ユニ・ソI□ +nは冷凍機の冷却フィンである。多段
の陳列棚Sはガラスのような透明板を使用するのがよう
。図示のものはモーター筺A内に収容されている小型モ
ーターにより、陳列棚の支持枠Tを介しゆっくりと回転
するようになっている。前記した旋回気流が収束した竜
巻は各棚板Sの中心に穿っだ円穴を通じ排気口dへと」
二昇する。
(発明の効果) かくして、この発明によれば、壁、扉等の物理的障壁が
なく、素通しで使用に便利であるとともに、保温、保冷
、保湿、清浄化等の空調がなされた空気が保詔される小
空間が提供でき、しかも設備コスト、エネルギーコスト
がともに低いので、従来これらのコストの関係や、使用
に不便との理由で実現されることのなかった改札係やゴ
ルフ、バッティング練習の打席の保温、保冷や清浄空気
の保たれる喫煙所、さらに四周から商品の選定取出の可
能なオープンショウケースなど、社会生活にきわめて有
益な設備の実現が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の詳細な説明するための空調カプセル
の一例の立面図、第2図は同じく横断面図、第3図およ
び第4図は他の例の第2図と同様な横断面図、第5図は
エアーカーテンにより発生した旋回気流内部の風速の実
測特性線図の一例、第6図はこの発明の実施例1の立面
図、第7図は同じく横断面図、第8図は実施例2の立面
図、第9図は実施例4の立面図である。 aは吹出柱、bはエアーカーテン、Cは吹出口、dは排
出口、fは仮想回転柱、gは切点、hはカプセル、Jは
旋回進行気流、kは排気扇、mは空気処理ユニット、A
はモーター筺、Fは床面、Gは冷凍機、Pは手箱、Qは
タバコ灰受け、Rは天井パネル、Sは陳列棚、Tは支持
桿、■は円穴である。 特許出願人  日本エアーカーテン株式会社第5図 第8図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)全長にわたりエアーカーテンの吹出口を設けた複
    数本の吹出柱をたがいに平行に対設樹立するとともに各
    吹出柱の一方の末端を連ねる面に排気口を設け、前記各
    吹出柱にかかるエアーカーテンを、それらの吹出柱の中
    間に設定した仮想回転柱との切点において前記仮想回転
    柱の回転方向と同一の向きに形成させることにより、旋
    回気流と、この旋回気流で取囲んだカプセルとを形成さ
    せ、前記排気口と前記吹出柱とを導管で接続するととも
    に、前記導管に排気扇および空調装置の空気処理ユニッ
    トを挿入し、前記排気扇により前記排気口から強制排気
    することにより、前記吹出柱の他方の末端を連ねる面か
    ら前記排気口に向う旋回進行気流を形成させ、かつ前記
    カプセル内に空調された空気を保持させてなる空調カプ
    セル。
  2. (2)前記空気処理ユニットは空気の熱交換ユニットか
    らなる特許請求の範囲第1項記載の空調カプセル。
  3. (3)前記空気処理ユニットは煙の粒子を捕集する集塵
    箱からなり、かつ前記カプセルの床上中央にタバコ灰受
    けを設けてなる特許請求の範囲第1項記載の空調カプセ
    ル。
  4. (4)前記空気処理ユニットは冷凍機の熱交換器からな
    りかつ前記カプセルの中央に商品類載置用棚を設けてな
    る特許請求の範囲第1項記載の空調カプセル。
  5. (5)前記食品類載置用棚の回転駆動装置を設けてなる
    特許請求の範囲第4項記載の空調カプセル。
JP3529486A 1986-02-21 1986-02-21 空調カプセル Pending JPS62196539A (ja)

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JP3529486A JPS62196539A (ja) 1986-02-21 1986-02-21 空調カプセル

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JPS62196539A true JPS62196539A (ja) 1987-08-29

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ID=12437752

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JP3529486A Pending JPS62196539A (ja) 1986-02-21 1986-02-21 空調カプセル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017161167A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 空調システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62178826A (ja) * 1986-01-31 1987-08-05 Nippon Air Curtain Kk 有害ガス等拡散防止装置

Patent Citations (1)

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