JPS62190457A - ダスト電気抵抗率測定装置 - Google Patents

ダスト電気抵抗率測定装置

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JPS62190457A
JPS62190457A JP3211286A JP3211286A JPS62190457A JP S62190457 A JPS62190457 A JP S62190457A JP 3211286 A JP3211286 A JP 3211286A JP 3211286 A JP3211286 A JP 3211286A JP S62190457 A JPS62190457 A JP S62190457A
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JP
Japan
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dust
cyclone
electrical resistivity
exhaust gas
duct
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JP3211286A
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Kazuo Tsurubayashi
鶴林 一夫
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NIPPON KAGAKU KOGYO KK
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
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NIPPON KAGAKU KOGYO KK
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は石炭燃料の排ガス等からダストを取除(電気集
塵装置の特性を測定するためのダスト電気抵抗率測定装
置に関し、特に煙道を通過する排ガスに含まれるダスト
の電気抵抗率をそのまま測定することができる測定装置
に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明による電気抵抗率測定装置は、煙道を通過する排
ガスをサンプリングするサンプリングダクトを設け、煙
道を通過する石炭の排ガス等に含まれるダストの電気抵
抗率を測定する装置であって、サイ、クロンによって捕
集したダストを堆積させ堆積したダストに煙道中を通過
する排ガスを浸透させてその電気抵抗率を測定するよう
にしたものである。
〔従来技術とその問題点〕
石炭を燃料とする火力発電所等においては排ガスの集塵
装置として電気集塵装置が用いられる。
電気集塵装置の集塵性能にはダストの性状、特にその電
気抵抗率が大きな影響を及ぼすことが知られている。従
って集塵性能を測定するためにダストの電気抵抗率を測
定する必要がある。ダストの電気抵抗率測定装置として
は、従来煙道中より捕集したダストを一旦取出して別の
実験室で測定する測定装置が用いられていた。このよう
な方法によれば測定時には温度と湿度を自由に変えてダ
ストの電気抵抗率を測定することができるが、排ガス中
に実際に含まれている種々のガス、例えば三酸化イオウ
(SO3)等をダストに浸透させることができないため
現実の電気抵抗率と異なっている。
従って実際に排出された排ガスのダストを集塵してLす
る状態でのダストの電気抵抗率を測定することができな
いという問題点があった。
一方煙道中を浮遊するダストに分岐ダクトを用いてサイ
クロンに導いて捕集し円筒形電極によってその電気抵抗
率を測定する装置も知られている(吉山秀典他「ダスト
の見掛は電気抵抗率と電気集塵J 、 1982年11
月号「粉体と工業」誌、第97頁)。しかしながらこの
ように煙道中のダストをサイクロンで捕集して電気抵抗
率を測定する場合には、実験室での測定と異なり粉塵の
温度を自由に変化させることができず温度に対する電気
抵抗率の変化を測定することができないという問題点が
あった。又サイクロンにより捕集したダストに煙道中の
排ガスを浸透させることができなかった。そのためダス
トの電気抵抗に大きな影響を与える三酸化イオウ等の組
成が変化し、正しく電気抵抗率を測定することができな
いという問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明はこのような従来のサイクロンを用いた電気抵抗
率測定装置の問題点に鑑みてなされたものであって、煙
道中より捕集したダストの温度を任意に変化させると共
に捕集したダストに排ガスを浸透させて電気抵抗率を測
定することができる電気抵抗率測定装置を提供すること
を目的とする。
〔発明の構成と効果〕
本発明は粉塵を含む主ダクトのガス流が与えられ渦を形
成することによりガス流中の浮遊粉塵を堆積させるサイ
クロンを有し、浮遊粉塵の電気抵抗率を測定する電気抵
抗率測定装置であって、サイクロンのダスト堆積部に設
けられた加熱手段及び温度センサを有し、捕集したダス
トを所定温度に加熱する温度制御手段と、サイクロンの
ダスト堆積部の下方に設けられ排ガス中のダストを遮断
するフィルタ手段と、フィルタ手段を介してサイクロン
内の排ガスを吸収しサイクロンのダスト堆積部に堆積し
たダストに排ガスを浸透させるガス吸引手段と、ダスト
堆積部に形成された電極間に高圧電圧を印加することに
よってその電気抵抗率を測定する電気抵抗率測定ユニッ
トと、を具備することを特徴とするものである。
このような特徴を有する本発明によれば、煙道中のダス
トをサイクロンを用いて捕集してその電気抵抗率を測定
すると共に、その外部に設けた加熱手段により捕集した
ダストの温度を任意に変化させて夫々の温度に対する電
気抵抗率を測定している。このとき捕集したダストが所
定レベルに達すると堆積したダストの下方に設けられた
フィルタを介して排ガスを吸引するようにしている。そ
うすれば煙道中よりサンプリングダクト及びサイクロン
を介してダスト堆積部を排ガスが通過し、ダスト層に浸
透することができる。従って排ガスを浸透させた状態で
ダストの電気抵抗率を測定することができる。又ダスト
堆積部を温度制御手段によって加熱することにより捕集
したダストの温度を変化させることができるので、温度
に対応した電気抵抗率を正確に測定することが可能とな
る。
〔実施例の説明〕
第1図は本発明の一実施例によるダスト電気抵抗率測定
装置の全体構成を示すブロック図である。
本図において石炭等を燃焼させた排ガスを通過させる主
ダクト1の電気抵抗率測定位置に分岐部2を設ける。分
岐部2は主ダクト1内を通過する排ガス流をサンプリン
グするサンプリングダクト3を保持するものであり、サ
ンプリングダクト3の他端に電気抵抗率測定装置のプロ
ーブ4を設ける。
プローブ4にはサイクロン5とサイクロン5によって捕
集したダスト層を堆積させるダスト堆積部6が設けられ
る。サンプリングダクト3の他端はサイクロン5の入口
に接続されており、サイクロン5には中心軸に沿って排
ガスを吸引するエアーホース7が設けられる。エアーホ
ース7はダクト8に連通しており、ダクト8は中間にサ
イクロン5を動作させるときに開放するサンプリング弁
9を介してエジェクタ10に連結されている。エジェク
タ10はノズルに高圧のエアーを供給しエジェクタ弁1
1を開放することによって負圧を生ぜしめ、ダクト8及
びサンプリングダクト3を介して主ダクト1内の排ガス
を吸引してサイクロン5内に渦を形成するものである。
サイクロン5は下方がテーパ状に形成されており、所定
の粒径以上の微粒子をダスト堆積部6に堆積するもので
ある。
第2図はプローブ本体内を示す拡大断面図である。本図
に示すようにダスト堆積部6は円筒状に形成され下方よ
り中心軸に沿ってねじ込まれる円筒型の中心電極12と
、中心電極12と一定の間隙を隔ててケース内壁に形成
される円筒電極13が設けられ、電極12.13間にダ
ストが堆積する空隙を設けている。更にダスト堆積部6
の外壁には図示のようにヒータ等の加熱手段14と温度
センサ15が取付けられる。温度制御装置16は温度セ
ンサ15の出力に基づいて加熱手段14を駆動し、ダス
ト堆積部6の温度を所定値に制御するものである。又エ
ジェクタ10と同一のエアーがバルブ17を介してダク
ト18に与えられる。
ダクト18の一端はエアーホース7に巻付けられたダク
ト19に対向している。ダクト19はダスト堆積部6に
連通ずるものであり、ダスト堆積部6に間欠的にエアー
を流入させることによって堆積したダストを放出するも
のである。
さて本実施例ではダスト堆積部6の下方に焼結金属体か
ら成るフィルタ20が設けられ、その下部に空隙21が
形成されている。そしてこの空隙21に連通してダクト
22が設けられ、ダクト22より弁23を介してガス吸
引ポンプ24及び流量計25が接続される。ガス吸引ポ
ンプ24はサイクロン5内の排ガスを吸引してダスト堆
積部6に堆積したダストに排ガスを浸透させるものであ
る。又中心電極12と円筒電極13間には従来の電気抵
抗率測定装置と同様に高圧の直流電圧を印加し、電極間
に流れる微小電流を検出する電気抵抗率測定ユニット2
6が接続されている。
次に本実施例による電気抵抗率測定装置の動作について
説明する。主ダクト1を通じて排ガス流を排出している
場合には、エジェクタ10に高圧のエアーを流入しエジ
ェクタ弁11を開放してエジェクタ10内で負圧を形成
する。そうすればサンプリングダクト3より主ダクト1
を通過する排ガスがサイクロン5内に流入してサイクロ
ン5に渦が形成され、所定の粒径以上の微粒子が第2図
に示すようにダスト堆積部6に堆積する。そしてこのダ
ストが所定のレベルにまで達すればサンプリング弁9及
びエジェクタ弁11を閉成してサイクロン5の動作を停
止する。その後弁23を開放してガス吸引ポンプ24を
動作させ、測定ユニット26より電極12.13間に高
圧の電圧を印加してその間に流れる電流を測定する。そ
うすれば主ダクト1を通過する排ガスがサンプリングダ
クト3よりサイクロン5内に流入し、その下部に堆積し
ているダスト層に浸透する。更にダスト堆積部6のフィ
ルタ20を介して粉塵を含まない気体のみがポンプ24
及び流量計25を介して外部に吸引される。従って堆積
したダクトに排ガスを浸透させた状態でダストの電気抵
抗率を測定することができる。
又測定時には温度制御装置16に設定する温度を変化さ
せることによって加熱手段14によりダスト堆積部6に
堆積したダストを任意の温度に加熱することができる。
この場合も吸引ポンプ24を動作させておくことによっ
てガスが浸透した状態での温度に応じたダストの電気抵
抗率を測定することが可能となる。
そして電気抵抗率の測定が終了するAダクト18の一端
をダクト19に接続する。そうすれば高圧のエアーがエ
アーホース7の近傍を通過する際に加熱され、第2図に
示すようにダスト堆積部6のフィルタ20上部より流入
する。このときサンプリング弁9及びエジヱクタ弁11
を開放しておく。そうすれば堆積していたダストがサイ
クロン5を介してエジェクタ10に吸引されダストを取
除くことができる。そして再びダクト18.19を切り
離してサンプリングを開始すれば、主ダクト1を通過す
るダストをダスト堆積部6に捕集して再び測定を行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるダストの電気抵抗率測定装置の一
実施例を示す全体のブロック図、第2図はプローブの主
要部であるサイクロンと下方のダスト堆積部の構造を示
す拡大断面図である。 1・・・−・−主ダクト  2・・−・−分岐部  3
−m−−−・−サンプリングダクト  5−−−−−−
・サイクロン  6・−−−−一・ダスト堆積部  8
.18,19.22−−−−−−−・ダクト  14−
・−加熱手段  16−−−−−−一温度制御装置  
20〜・−フィルタ  2.1−−−−−−・ガス吸引
ポンプ  26・−m−−−・電気抵抗率測定ユニット
特許出願人   日本科学工業株式会社代理人 弁理士
 岡本宜喜(他1名) 第1図 3−−−−−− すシブ1フンクーグクト5−−−−−
−サイクロン 6−−−−−− り゛スト旧1積舎P 10−−−−−−エレニクク 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粉塵を含む主ダクトのガス流が与えられ渦を形成
    することによりガス流中の浮遊粉塵を堆積させるサイク
    ロンを有し、浮遊粉塵の電気抵抗率を測定する電気抵抗
    率測定装置であって、前記サイクロンのダスト堆積部に
    設けられた加熱手段及び温度センサを有し、捕集したダ
    ストを所定温度に加熱する温度制御手段と、 前記サイクロンのダスト堆積部の下方に設けられ排ガス
    中のダストを遮断するフィルタ手段と、前記フィルタ手
    段を介して前記サイクロン内の排ガスを吸収し前記サイ
    クロンのダスト堆積部に堆積したダストに排ガスを浸透
    させるガス吸引手段と、 前記ダスト堆積部に形成された電極間に高圧電圧を印加
    することによってその電気抵抗率を測定する電気抵抗率
    測定ユニットと、を具備することを特徴とするダスト電
    気抵抗率測定装置。
  2. (2)前記フィルタ手段は焼結金属体であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のダスト電気抵抗率測
    定装置。
JP3211286A 1986-02-17 1986-02-17 ダスト電気抵抗率測定装置 Granted JPS62190457A (ja)

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JPS62190457A true JPS62190457A (ja) 1987-08-20
JPH0444228B2 JPH0444228B2 (ja) 1992-07-21

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1035689C (zh) * 1993-03-05 1997-08-20 华北电力学院 等速过滤式飞灰比电阻测定仪
WO2011046022A1 (ja) * 2009-10-16 2011-04-21 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 電気抵抗率測定装置、これを備えた石炭焚きプラントおよびその電気抵抗率測定方法
JP2011133319A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Hitachi Plant Technologies Ltd ダストの電気抵抗率の測定方法

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WO2011046022A1 (ja) * 2009-10-16 2011-04-21 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 電気抵抗率測定装置、これを備えた石炭焚きプラントおよびその電気抵抗率測定方法
JP2011133319A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Hitachi Plant Technologies Ltd ダストの電気抵抗率の測定方法

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