JPS62189081A - 球技用ボ−ル - Google Patents

球技用ボ−ル

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Publication number
JPS62189081A
JPS62189081A JP61031736A JP3173686A JPS62189081A JP S62189081 A JPS62189081 A JP S62189081A JP 61031736 A JP61031736 A JP 61031736A JP 3173686 A JP3173686 A JP 3173686A JP S62189081 A JPS62189081 A JP S62189081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
rubber
reinforcing layer
tube
interlining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61031736A
Other languages
English (en)
Inventor
英臣 宍戸
重夫 土井
住田 秀貴
政行 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molten Corp
Original Assignee
Molten Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Molten Corp filed Critical Molten Corp
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Publication of JPS62189081A publication Critical patent/JPS62189081A/ja
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、バレーボール、サッカーボール等の球技用ボ
ールであって、特に糸巻層若しくは布層よりなる補強層
と、該補強層上に接着される皮革パネルとの接着強度の
向上を図った球技用ボールに関する。
〈従来の技術〉 典型的な従来構造を有するボールを、第7図に示す。図
中1は、圧搾空気が封入される中空球体チューブ、2は
、糸巻層よりなる補強層で、チューブ1表面に数千m分
のナイロン等の糸を巻回した層であり、ボールの真球性
、耐久性、寸法安定性を維持する作用をなす。3は、補
強層2上に被覆された天然ゴム等よりなるゴム中貼層で
、その表面に所定パターンの突条4が接着案内線として
形成されている。5.5は周縁を肉薄に削除した皮革パ
ネルで、CR(クロロプレンゴム)系接着剤6を用いて
、ゴム中貼層3に接着されている。
ここで、ゴム中貼層3は、皮革パネル5,5を貼りつけ
るための突条4を形成するために設けられるものである
また、その他の先行資料として、特開昭49−9442
7号公報に開示の技術がある。これは、ゴム中貼層をチ
ューブ側に配置し、その外側に糸巻補強層を形成し、ゴ
ム中貼層の加硫時、糸巻補強層を、このゴム中貼層内に
埋没せしめたものである。□〈発明が解決しようとする
問題点〉 上記先行技術にあっては、いずれも、皮革パネルが接着
される面が、ゴム中貼層であり、かつその表面が平滑面
であることから接着強度が小さいという問題があった。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、皮革パネルの接着強度を向上させるとともに、
補強層とゴム中貼層との接着強度をも合わせて向上させ
ることを目的とするものである。かかる目的を達成する
ために本発明にあっては、チューブ上に、ゴム中貼層、
補強層、皮革層が形成され、かつ補強層は、少なくとも
表面を残してその一部若しべは大部分がゴム中貼層に埋
没せしめられ、かつ補強層表面の皮革パネル配置案内線
が形成される領域に上記ゴム中貼層のゴムを滲出せしめ
て突条が形成される。皮革パネルは、この突条を接着案
内線として、補強層上に接着される。
〈作 用〉 ゴム中貼層は、その加硫の際、補強層を構成する糸の空
隙に侵入し、糸をグリップする如く結合する。またこの
とき接続案内線が形成される領域では、ゴム中貼層のゴ
ムが補強層を通り抜けて層表面に滲出し、突条を形成す
る。かくして補強層とゴム中貼層間及び補強層と皮革パ
ネル間は、投錨効果による強い接着強度が得られる。ま
た皮革パネルの接着案内線とじての突条は、従来のゴム
中貼層同様に形成され、皮革パネルの接着作業に支障は
ない。
く実 施 例〉 第1図において、1は前述の例と同様のチューブ、5,
5は、天然或いは人工の皮革パネルである。7は、チュ
ーブ1上に形成された天然ゴムよりなるゴム中貼層、8
は、このゴム中貼層7上に、少なくとも表面を残してそ
の一部若しくは大部分が埋没せしめられた布層よりなる
補強層である。
尚本例では、上記の如く補強層として布層を使用した場
合につき説明するが、これに代えて糸巻層を使用しても
よい。6は、補強N8上に皮革パネル5.5を接着する
ための接着材であり、前述の例と同様CR系接接着剤使
用される。4は、皮革パネル5.5の接着案内線として
形成された突条で、ゴム中貼層7から補強層8を通り抜
けて滲出したゴムにより形成される。周縁を肉薄に削除
された皮革パネル5.5は、この突条4を案内として、
補強層8表面に配置され接着される。
第2図は、皮革パネル5,5・・・、接着剤6を除いた
状態のボールを示し、補強層8は、略短冊状の12枚の
布片9,9・・・を縫い合わせて形成される。布片9.
9・・・の材質としては、綿布゛、ポリエステル・綿混
紡(65%−35%)(金中と称される)、綿と他の繊
維例えばナイロン、ビニロンの混紡が使用でき、またR
FL処理したナイロン、ポリエステルさらにゴム引ナイ
ロン、ゴム引ポリエステル、ハイパロン(登録商標)引
ナイロン、ハイパロン(登録商標)引ポリエステルも使
用可能である。これらの布の打込数(1インチ当りの糸
の本数)は30−30ないし150−150の範囲が使
用できる。またこれらの布片9.9・・・を縫い合わせ
るミシン糸としては、40ないし30番手の引張強度の
大きい糸例えばアラミド繊維、ナイロン或いはポリエス
テル糸が使用され、ミシンピンチは、1.5龍とするこ
とができる。図中10にて縫合線を示す。4は、補強層
8上に下層のゴム中貼層からiチ出した突条である。第
3図は、上記ボールの断面を示し、1,7,8.4は各
々前述のチューブ、ゴム中貼層、補強層、突条である。
布片9,9の縫合部外側11.11は、チューブ1側に
各々180°折り返されている。12はミシン糸である
次に第4図(A)ないしくE)に基づいて、上記実施例
に係るボールの製造方法を工程順に説明する。
(A)ブチルゴム等空気透過性の小さいゴム材料を加硫
して、中空球形のチューブ1が形成される。
このチューブ1には、空気注入用のバルブ(図示せず)
が設けられている。
(B)チューブ1表面に、未加硫天然ゴムの層よりなる
ゴム中貼層7が形成される。
(C)ゴム中貼lW7を覆って、布片9,9・・・(第
2図)を縫い合わせて形成した補強層8が設けられる。
この作業は、縫い合わせ部分を一部開放した袋状の補強
層8に、空気を抜いたチューブ1を収納し、その後、上
記開放部分を縫い合わせ、さらにチューブ1に空気を注
入することにより行われる。
(D)球形キャビティ13をもつ約150°Cに加熱さ
れた金型14内に、上記処理を施したチューブ1が収容
され、チューブ1内に圧搾空気が注入され、その内圧が
上昇せしめられる。尚、上記金型14には、皮革パネル
接着案内線を形成するための細溝15が刻設されている
。かくして、ゴム中貼層7は、加硫されるが、このとき
、チューブ1内圧により、ゴムが補強figを構成する
布片9゜9・・・の糸と糸の間の空隙に食い込む如く流
れ込む。
また、細溝15部分では、ゴムは補強層8の糸と糸の間
を通り抜けて、この細溝15空間に達、これを充堪する
。かくして、ゴム突条4が形成される。このとき、ゴム
中貼N7のゴムが、補強層8を完全に埋没してしまわな
いよう、即ち、少なくともその表面は残るようチューブ
1の内圧、加硫時間が調整される。
(E)ゴム中貼層7の加硫終了後、チューブ1は、金型
14から取り出され、冷却後、皮革パネル5゜5・・・
がCR系接接着剤用いて、突条4を案内として、補強層
8上に接着される。この接着作業は人手による。このよ
うにして、球技用ボールが完成する。
第5図及び第6図は、上記実施例の一変形例を示し、金
型14の細溝15の両側に緩やかな凹溝16.16を形
成し、この空間にゴム中貼[7のゴムを滲出せしめたも
のである。それ故この凹溝16.16に対応して、凸部
17.17が突条を挟んで形成される。この凸部17.
17は、皮革パネル5.5を補強層8上に接着したとき
、皮革パネル5.5の周縁肉薄部により形成される溝1
8を深くする作用をなし、この深い溝18によりボール
の把持性が向上せしめられる。
上記例において、補強層8と皮革パネル5の接着強度は
、5.8 kg/ 1nchであった。因みに、従来例
の如く中貼層上に皮革パネル5を接着したものでは、接
着強度は、4.0 kg/ 1nchであった。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明に係る球技用ポールは、補強
層とチューブの間にゴム中貼層を形成し、その加硫に際
し、補強層へ食い込む如く浸入させると同時に金型に設
けられた細溝等の空間にそのゴムを滲出せしめたもので
あるから、皮革パネル接着のための突条の案内線を形成
することができると同時に、ゴム中貼層と補強層の間及
び補強層と皮革パネルの間の接着強度を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施例の断面図、第2図は、皮革パネ
ル接着前のボールの状態を示す正面図、第3図は、第2
図A−A線断面図、第4(A)ないしくE)は、上記実
施例を製造工程順に示す断1・・・チューブ     
4・・・突条5.5・・・皮革パネル  7・・・ゴム
中貼層8・・・補強層      9.9・・・・・・
布片第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧搾空気が封入されたゴム製中空球体チューブ、
    該チューブ表面に形成されたゴム中貼層、該ゴム中貼層
    上に形成された糸巻層若しくは布層よりなる補強層、該
    補強層上に接着された複数枚の皮革パネルを有してなる
    球技用ボールであって、上記補強層は、少なくとも表面
    を残してその一部若しくは大部分が上記ゴム中貼層に埋
    没せしめられるとともに、上記皮革パネルの接着案内線
    が形成される領域に上記ゴム中貼層のゴムが上記補強層
    表面に滲出せしめられてなることを特徴とする球技用ボ
    ール
  2. (2)ゴム製中空球体チューブの表面に未加硫ゴムより
    なるゴム中貼層を形成する工程、該ゴム中貼層上に糸巻
    層若しくは布層よりなる補強層を形成する工程、該補強
    層及び上記ゴム中貼層を形成した上記チューブを、皮革
    パネル配置パターンに刻設した細溝を有する加熱金型に
    入れ、上記チューブに圧搾空気を注入して上記ゴム中貼
    層を加硫すると同時に上記布層の少なくとも表面を残し
    てその一部若しくは大部分を上記ゴム中貼層に埋没せし
    め、かつ上記ゴム中貼層のゴムを上記金型に形成した細
    溝に滲出せしめて突条よりなる接着案内線を形成する工
    程、上記接着案内線を案内として、上記補強層上に接着
    材により皮革パネルを接着する工程、を含む球技用ボー
    ルの製造方法
JP61031736A 1986-02-14 1986-02-14 球技用ボ−ル Pending JPS62189081A (ja)

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JP61031736A JPS62189081A (ja) 1986-02-14 1986-02-14 球技用ボ−ル

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JP61031736A JPS62189081A (ja) 1986-02-14 1986-02-14 球技用ボ−ル

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JPS62189081A true JPS62189081A (ja) 1987-08-18

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JP61031736A Pending JPS62189081A (ja) 1986-02-14 1986-02-14 球技用ボ−ル

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JP (1) JPS62189081A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012010722A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Topball Sports Inc 縫い目のないスポーツ用ボールおよびその方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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