JPS621837A - 弁 - Google Patents

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JPS621837A
JPS621837A JP13793285A JP13793285A JPS621837A JP S621837 A JPS621837 A JP S621837A JP 13793285 A JP13793285 A JP 13793285A JP 13793285 A JP13793285 A JP 13793285A JP S621837 A JPS621837 A JP S621837A
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JP
Japan
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valve
alloy
less
valve seat
resistance
Prior art date
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Pending
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JP13793285A
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English (en)
Inventor
Kaoru Tada
薫 多田
Mitsuo Kawai
光雄 河合
Tetsuo Fujiwara
藤原 鉄雄
Masahiko Hasunuma
正彦 蓮沼
Noriyuki Nakashiro
中城 憲行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to US06/792,593 priority patent/US4754950A/en
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Priority to DE8585113836T priority patent/DE3567262D1/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は耐焼付性、耐エロージヨン性に贋れた弁に関す
る。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来から化学、原子カプラントなど各種プラント分野で
用いる弁の弁箱及び弁体の弁座には、耐エロージヨン特
性、耐焼付性を付与するためにC。
基体のCo−Cr−l−4系合金(通称、ステライト)
が溶接されている。
しかしながら、最近では、Co資源の枯渇、化学プラン
トにあってはその反応制御、原子カプラントにあっては
その安全性向上の観点から、COの放出をなくすため上
記ステライトに代えて旧あるいはFeを基体とした耐エ
ロージヨン・耐摩耗合金を弁箱の弁座および/または弁
体の弁座に使用した弁の研究がなされている。
しかし従来から知られているN1あるいはFe基体の合
金は、CO%体のステライトに比べてその耐エロージヨ
ン性、耐焼付性の点で充分な特性を備えるものではなか
った。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した問題点を解消するためになされたも
ので、各種プラントにおいてコバルト粒子またはコバル
トイオンの放出が実質的に皆無であり、かつ、耐エロー
ジヨン性°及び耐焼付性に優れた弁を提供することを目
的とするものである。
〔発明の概要〕
本発明者等はCOを用いることなく、ステライトと同等
以上の耐エロージヨン特性、耐焼付性を得ることができ
ないかと研究を進めた。摺動時に接触する弁座表面同志
が類似した材料でかつねばい材料であると摩耗量が多く
、焼付けを生じやすい。
によりステライトを用いなくとも同等の特性が得られる
であろうという思想から本発明を創出するに到った。
すなわち本発明は弁箱必るいは弁体の一方の弁座表面が
Cr−Ni−Fe系の鉄基析出硬化型合金からなり、他
方の弁座表面がニッケル基台金からなることを特徴とす
る弁である。耐食性、硬さの良好なcr−旧−Fe系の
鉄基析出硬化型合金と、耐食性、硬さが良好であり、H
v 400以上のN1基合金とを組合わせることIによ
り、耐焼付性に優れた弁を得ることができるのである。
本発明に用いるCr−Ni−Fe系の鉄基析出硬化型合
金としては、例えばSUS 630. SUS 631
.マルエージング鋼等が挙げられる。
特に重量比でCr7〜14%、 Ni5〜10%、 A
l0.5〜2.0%、 MOl、5〜3%、 c o、
i%以下及び残部Feの組成を有する鉄基析出硬化型合
金は硬さ、耐食性とも優れているため、本発明に用いる
のに好適でおる。Crは耐食性向上のため必須でおり7
%以上は必要である。しかし多山の含有はフェライトの
生成を促し、硬度を低下させるため14%以下とする。
好ましくは11,5〜13.5%である。Niは析出硬
化現象を起こさせ、フェライトの生成を抑制するために
6%以上の添加が必要である。しかし多量の含有はオー
ステナイトの生成を促し、強度が不足するため10%以
下とする。好ましくは7.0〜9.0%でおる。Mは析
出硬化を起こさせるために少なくとも0.5%以上の添
加が必要である。
しかし多量の含有は加工性を低下させるため2%以下と
する。好ましくは0.7〜185%である。Noは耐食
性、強度を向上させるために少なくとも1.5%以上の
添加が必要でおる。しかし多量の含有はフェライトの生
成を促すため3%以下とする。
好ましくは1.7〜2.5%である。炭素は強度を向上
させフェライトの生成を抑制する成分であるが、多山の
含有は耐食性、延性を害することから0.1%以下、好
ましくは0.05%以下とする。
対をなす他方の弁座表面に用いるIIVが400以上の
ニッケル基合金としてはN i −Cr−)to−8i
系、Ni−Cr−/1−No系、旧−Cr−B−3i−
C−Fe系等が挙げられる。
これらの合金は耐食性や耐エロージヨン性が優れた肉盛
合金として使用されている。HV 400以上のNi基
合金と上記鉄基合金を組合わせることにより、耐焼付性
が良好となる。
特にクロム15〜45%、ニオ73〜15%、モリブデ
ン20%以下残部がニッケルより成る弁座合金を用いる
のが良い。
まずクロームは、耐食性を向上させるのに有効であると
同時に高温における耐酸化性ならびに硬さを高めるため
に必要な成分で組成比が15%未満では、効果が不充分
でおりまた45%を越えると粗大な初晶が過度に析出し
所要の特性が低下するからであり、望ましくは20〜3
5%が良い。ニオブはクローム及びニッケルと結合して
、Cr2 Nb等の金属間化合物をつくり硬さを高め、
耐摩耗性及び耐エロージヨン性に必要な成分で組成比3
%未満では効果が不充分でまた、15%を越えると靭性
の低下がみられ機械的強度が損なわれるからであり、望
ましくは7〜15%が良い。モリブデンは、耐食性の向
上ならびに固溶体強化により硬さ、耐摩耗性及び耐エロ
ージヨン性を向上させるのに必要な成分で組成比が20
%を越えると効果は飽和するとともに靭性の低下がみら
れることからこの範囲とした。なお、モリブデンの組成
範囲は5〜15%が望ましい。またこの側基合金は、ニ
オブの一部をタンタルで置換してもよい。またモリブデ
ンの一部をタングステンに置換することもできる。ざら
・ に溶解時に添加する脱酸、脱窒剤としてのマンガン
やシリコンなどを含んでいても差支えない。
上記合金にざらに20%以下の鉄の添加は素地の強化及
び靭性の向上に寄与する。少量で効果を発揮するが3%
以上が好ましく、20%を越えると素地の強度が低下し
、合金の機械的強度が損なわれるからであり望ましくは
3〜12%が良い。
またNi基合金として炭素0.3〜1.5%、クロム5
〜25%、硼素0.5〜6.0%、硅素0.5〜6.0
%、鉄10%以下、残部が実質的にニッケルより成るも
のを用いても良い。
炭素は耐摩耗性ならびに硬度を上昇させるのに有効な元
素であるが0.3%より少ないときには耐摩耗性、硬度
ともに低く、一方1.5%を越えると靭性が低下するこ
とから0.3〜1.5%とした。なお望ましくは0.4
〜1,0%が良い。硅素及び硼素はそれぞれ硅化物及び
ホウ化物を生成して耐摩耗性ならびに強゛度を上昇させ
るのに有効な元素でおるがいずれも0.5%より少ない
ときにはその効果が充分でなく、また多量の含有は粗大
な硅化物やホウ化物を生成し、靭性を低下することから
6%以下とした。なお望ましくは硼素0.5〜5.0%
、硅素2.5〜6.0%が良い。鉄は素地の強化と耐熱
衝撃性の向上に寄与するものであるが、10%を越える
と素地の強度が低下し、機械的強度が損なわれるからで
ある。なお望ましくは1〜6%が良い。
ざらにクロムは耐食性及び合金の素地を強化するために
必要な成分であるが、5%未満では効果が充分でなく、
また25%を越えると靭性が低下することから5〜25
%とした。なお望ましくは10〜20%が良い。
以上説明したようなCr−Ni−Fe系鉄基析出硬化型
合金及び側基合金は、例えば弁箱、弁体の表面に肉盛溶
接しても良いし、ロー付、拡散接合、ネジ等のカン合で
も良く、摺動面が前記合金から構成されていれば良い。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の詳細な説明する。
第1表に供試合金の化学組成を示す、Nα1〜3につい
ては高周波真空誘導溶解炉を用いて溶解後熱間鍛造を行
ない、950〜1050℃、1〜2時間程度の溶体化処
理及び500〜600°C,1〜3時間程度の時効処理
を施したものから試験片を採取した。
また、実施例4〜6及びNα7鋪については高周波誘導
溶解炉を用いて外径4mの溶接棒を製造し、5US31
6表面に肉盛溶接したものから試験片を採取した。
耐エロージヨン試験は学1辰法に準じて振幅90JII
n、撮動数6.5KHz、試験片1Mo分の条件で行な
い、試験片の損耗量を測定した。その結果を第1表に併
記した。
耐エロージヨン性に憂れていることが確認された。
次に、上記の試料Nα1,3,5.6の合金を用いて第
2表に示す組合せで、第1図に示す呼び径100、、、
nの仕切弁を製作し開閉動作後の弁の気密性を試験した
。図において1は弁箱、2は弁箱の弁座、3は弁体、4
は弁体の弁座、5は弁体、6はボンネット、7はハンド
ルを示す。また比較例として、上記3,7の合金を用い
て、第2表に示す組合せで同一構造の仕切弁を製作し、
同一条件下にて試験した。その結果を第2表に併せて示
した。
なお、開閉動作は、面圧2に’j/rruAの負荷状態
で100回行ない気密性試験は高圧水を通水し、出口側
の漏れを測定した。
以下余白 第2表 第2表より明らかなように、本発明に係る仕切弁は、従
来バルブ弁座に使用されている比較例2のコバルト蟇合
金を用いたものと同様に耐焼付性に滞れ、また耐摩耗性
に優れていることが確認された。
次いで第3表に示すNO,8,9のニッケル基ハードフ
ェーシング材を5US316表面に肉盛溶接を施こし弁
座素材とした。
以下余白 第3表 前述と同様の試験を行った結果を第4表に示す。
第4表 第4表より明らかなように、本発明に係る仕切弁は、従
来バルブ弁座に使用されているコバルト基合金を用いた
ものと同様に耐焼付性に優れ、また耐摩耗性に優れてい
ることが確認された。
〔発明の効果) 以上の結果から明らかなように、本発明に係る弁は、弁
箱及び弁体の弁座に使用するNi基合金及びre−cr
−Nt系゛鉄基析出硬化型合金の耐エロージヨン性が高
く、また両者の組合せは耐焼付性に優れていることから
、CO基合金を用いずに耐摩耗・耐エロージヨン性及び
耐焼付性に優れている。また、COを放出しないことに
より、化学及び特に原子力等の各種プラントの流路の開
閉に好適な弁である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す仕切弁の縦断面図である
。 1・・・弁箱     2・・・弁箱の弁座3・・・弁
体     4・・・弁体の弁座5・・・弁棒    
 6・・・ボンネット7・・・ハンドル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弁箱あるいは弁体の一方の弁座表面がCr−Ni
    −Fe系の鉄基析出硬化型合金からなり、他方の弁座表
    面が硬さ(Hv)400以上のニッケル基合金からなる
    ことを特徴とする弁。
  2. (2)前記鉄基析出硬化型合金は重量比でCr7〜14
    %、Ni6〜10%、Al0.5〜2.0%、Mo1.
    5〜3%、C0.1%以下及び残部Feの組成を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の弁。
  3. (3)前記ニッケル基合金は重量比でCr15〜45%
    、Nb3〜15%、Mo20%以下及び残部Niの組成
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    弁。
  4. (4)前記ニッケル基合金は重量比でCr15〜45%
    、Nb3〜15%、Mo20%以下、Fe20%以下及
    び残部Niの組成を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の弁。
  5. (5)前記ニッケル基合金は、炭素、硅素、硼素及びク
    ロムを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の弁。
  6. (6)前記ニッケル基合金は重量比でC0.3〜1.5
    %、Cr5〜25%、Si0.5〜6.0%、B0.5
    〜6.0%、Fe10%以下及び残部Niの組成を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の弁。
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EP85113836A EP0181570B1 (en) 1984-10-30 1985-10-30 Valve
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5633094A (en) * 1994-10-28 1997-05-27 Hitachi, Ltd. Valve having facing layers of co-free Ni-base Alloy
EP1327806A2 (en) 2002-01-11 2003-07-16 Hitachi Ltd. Valve and manufacturing method thereof
JP2014034998A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Toshiba Corp 軽水炉用弁
JP2016033451A (ja) * 2014-07-30 2016-03-10 岡野バルブ製造株式会社 原子力発電プラント用弁装置

Cited By (5)

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