JPS621823B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS621823B2
JPS621823B2 JP57115210A JP11521082A JPS621823B2 JP S621823 B2 JPS621823 B2 JP S621823B2 JP 57115210 A JP57115210 A JP 57115210A JP 11521082 A JP11521082 A JP 11521082A JP S621823 B2 JPS621823 B2 JP S621823B2
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JP
Japan
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silicone rubber
thin film
leak
base material
fiber base
Prior art date
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Expired
Application number
JP57115210A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS595058A (en
Inventor
Takeshi Fukuda
Akio Nakano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP11521082A priority Critical patent/JPS595058A/en
Publication of JPS595058A publication Critical patent/JPS595058A/en
Publication of JPS621823B2 publication Critical patent/JPS621823B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は防漏シーツ、特には病院、施設および
家庭における失禁患者などの使用に好適とされる
防漏シーツの製造方法に関するのものである。 防漏シーツについてはすでに各種のものが知ら
れており、これについては例えばポリエチレン、
ポリウレタンなどの合成樹脂フイルムを綿布など
と貼り合わせたものが市販されている。しかし、
この種の防漏シーツは蒸気減菌などの消毒処理を
すると収縮して、しわを発生すると共に、その防
漏性が次第に損なわれてしまうという欠点があ
り、このポリウレタンフイルムを使用したものは
塩素系の洗剤を使用して洗浄すると劣化し、さら
には天日乾燥によつて黄変し、もろくなるという
不利をもつものでもあつた。そして、また、この
種の従来公知の防漏シーツは滑り易く、これをベ
ツド上に敷くと位置ずれしたり、ベツドから滑落
するという事故が発生するため、これはその端部
をベツドの下に巻き込んで使用しなければなら
ず、したがつてこれには必要以上に大きいものを
使用しなければならないという不利もあつた。 そのため、この防漏シーツについては繊維基材
にシリコーンゴム層を設けてなるものが開発され
(特開昭55−166236号参照)、これによればシリコ
ーンゴムの特性から蒸気処理、天日乾燥にも耐
え、且つは位置ずれ、滑落などの不利も解決され
るけれども、これにはこのシリコーンゴム層の形
成がこゝに使用するシリコーンゴムの物性に大き
く左右されることからこの工程管理が難しく、こ
のシリコーンゴム層がピンホールや傷をもつたも
のになり易いという不利があり、これらの不利を
少なくするためにこの膜層を厚くするとシーツ全
体が重くなつて取扱いが不便になり、しかもそれ
が高価なものになつて経済性に問題が生じるとい
う欠点がある。 本発明にこのような不利を解決したシリコーン
ゴムを使用した防漏シーツの製造方法に関するも
ので、これはシリコーンゴム薄膜に硬化性の液状
オルガノポリシロキサン組成物を塗布したのち、
これを繊維基材と圧着させ、ついでこの液状オル
ガノシロキサンを硬化させることを特徴とするも
のである。 これを説明すると、本発明者らは特にピンホー
ルや傷のないシリコーンゴム層を有する防漏シー
トの製造方法について種々検討の結果、予じめカ
レンダーロールその他の手段でシリコーンゴム薄
膜体を作り、これを繊維基材に貼着させれば容易
に目的とする防漏シーツを得ることができるとい
うことに注目し、ついでこの貼着方法について考
究した結果、それにはこのシリコーンゴム薄膜に
硬化性の液状オルガノシロキサン組成物を塗布
し、この塗布面を繊維基材と圧着させればこの液
状のオルガノシロキサン組成物が繊維基材に滲透
するので、ついでこれを硬化させればこのシリコ
ーンゴム薄膜と繊維基材とを完全に結合させるこ
とができることを確認して本発明を完成させた。 本発明に使用されるシリコーンゴム薄膜は熱硬
化性のシリコーンゴム組成物をカレンダーロール
を用いて膜状物とするか、あるいはセパレーター
上にロールコーター、ナイフコーターなどを用い
て膜状物として添着させたのち、これを加熱して
硬化させ、セパレーター上のものはこれを剥離す
ることによつて得ることができる。しかし、これ
はそれが後述する繊維基体との接合により防漏シ
ーツとされるものであるから、その膜厚は10〜
300μmの範囲とすることがよく、またその硬度
もこのものの柔軟性、風合、すべり防止性、耐久
性などの点からJIS硬度で15〜60゜、好ましくは
30〜50゜となるようにすることがよい。なお、こ
のシリコーンゴム薄膜を形成するためのシリコー
ンゴム組成物としてはジメチルポリシロキサンを
主体とするオルガノポリシロキサン組成物が使用
されるが、これにはジメチルポリシロキサンに若
干量のジメチルビニルポリシロキサン、ジメチル
ビニルフエニルポリシロキサン、γ−トリフロロ
プロピルメチルビニルポリシロキサンなどを添加
し、これにさらに各種の充填剤、顔料、特性向上
剤、加硫剤、触媒などを添加混合した、通常室温
硬化型(RTV)、あるいは低温硬化型(LTV)と
呼称されているもの、あるいは熱加硫型ゴムとし
て市販されているものを使用すればよいが、これ
らの中では機械的強度にすぐれている乾式シリカ
を配合した医療用、食品用グレードのシリコーン
ゴム組成物を使用することがよい。 つぎに、このシリコーンゴム薄膜に塗布される
オルガノポリシロキサン組成物はそれが液状であ
り、硬化性であれば特にこれを限定する必要はな
く、これはいわゆるシリコーンワニス、シリコー
ンゴムのいずれであつてもよいが、これが後述す
る繊維基材との接着用とされることから、これは
低温で硬化するものとすることがよく、この点か
らこれには室温硬化性あるいは低温硬化性として
市販されているRTV型あるいはLTV型のシリコ
ーンゴムとすることがよいが、これは熱加硫型の
シリコーンゴム組成物の有機溶剤溶液あるいはこ
れを低分子のオルガノシロキサンで稀釈したも
の、さらには公知の方法で製造されたオルガノポ
リシロキサンの水溶性エマルジヨンであつてもよ
い。しかし、これはその粘度があまり高いと使用
上不便となるので、これは25℃で測定した粘度が
5〜2000ポイズ、好ましくは50〜500ポイズのも
のとすることがよい。 この発明の方法で上記した液状オルガノポリシ
ロキサンを塗布したシリコーンゴム薄膜と圧着さ
れる繊維基材はシーツ基材となるものであればよ
く、したがつて、これについてはその材質などを
特に限定する必要はないが、これが防漏シーツで
あるということから、これは吸湿性繊維を少なく
とも30重量%含むものとすることがよく、それに
は綿、レーヨン、キユプラなどのように公定水分
率が5%以上である吸湿性繊維を少なくとも30%
含むものとすることがよい。また、この繊維基材
を構成する繊維質物は織物、編物、不織布、紙状
物などのいずれであつてもよいが、これは刺針処
理を施した不織布とすることがよく、その場合に
はこの種の繊維基材にシリコーンゴム薄膜を圧着
したときに、その表面に存在する毛羽や繊維房が
シリコーンゴム薄膜内に侵入するのでこれらが強
固に密着されるほか、この毛羽や繊維房の毛管現
象によつてこの防漏シーツ上に排出された液が速
やかにシリコーンゴム薄膜面に運ばれるという効
果が付加される。 本発明の方法による防漏シートの製造は上記し
たシリコーンゴム薄膜に液状オルガノポリシロキ
サン組成物を塗布し、ついでこれを繊維基材に圧
着してから、このオルガノシロキサン組成物を硬
化させることによつて行なわれるが、これは例え
ば添付の第1図、第2図に示された装置において
行なわれる。 第1図において、基板上を走行する、予じめカ
レンダー成形などによつて成形されたシリコーン
ゴム薄膜1に液状オルガノポリシロキサン2がド
クターナイフ3によつて塗布され、ついでこれに
ラミネートロール4で繊維基材5が圧着される。
このようにして得られたシリコーンゴム薄膜、硬
化性オルガノポリシロキサンおよび繊維基材から
なる積層体はつぎに熱風乾燥炉に入れられ、ここ
でオルガノポリシロキサンが硬化され、目的とす
る防漏シーツ7として取得される。 また、第2図はこのシリコーンゴム薄膜の製造
から防漏シートの製造までを連続して行なう方法
を図示したものであり、この場合にはセパレータ
ー供給ロール11から供給されたセパレーター1
2を走行させ、これにドクターナイフ13で室温
硬化性シリコーンゴム組成物14を被着させたの
ち、これを加熱炉15中で加硫させてシリコーン
ゴム薄膜とし、ついでこれにドクターナイフ16
で硬化性オルガノポリシロキサン組成物17を塗
布し、これにラミネーターロール18を用いて繊
維基材19を圧着させ、つぎにこれを熱風乾燥炉
20を通してそのオルガノポリシロキサンを硬化
させる。このようにして得られた防漏シーツ21
は冷却ロール22で冷却したのち、ナイフ23で
セパレーター12と分離され、防漏シーツ21は
ロール24に、セパレーター12はロール25に
それぞれ巻取られる。 なお、上記において液状オルガノポリシロキサ
ン組成物、および室温硬化性シリコーンゴム組成
物の塗布はドクターナイフで行なつているが、こ
れは従来公知のロールコーターなどで行なつても
よいし、このセパレーターについてはテフロン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、
ポリ塩化ビニル、ポリアミドイミドなどのプラス
チツクフイルム、または紙、さらには紙の表面を
プラスチツク処理した工程紙などが使用される
が、これは耐熱性のよいポリエステルフイルムま
たはアクリル樹脂、アルキツド樹脂を被覆した工
程紙とすることが好ましい。また、上記において
は液状オルガノポリシロキサン組成物を塗布した
ものを直ちに繊維基材と圧着させているが、この
オルガノポリシロキサン組成物の種類によつては
これを塗布したのち熱風乾燥炉中に入れて溶剤や
水を予じめ蒸発させておくか、あるいはこのオル
ガノポリシロキサン組成物を部分加硫して増粘さ
せておくこともよい。 本発明の方法により得られる防漏シーツはこの
シリコーンゴム薄膜がピンホールや傷のない予じ
め成形されたものであることから、均一で平滑な
表面を有しているほか、液状オルガノポリシロキ
サン組成物の繊維基材への侵入およびその投錨効
果によりシリコーンゴム薄膜と繊維基材とが強固
に密着されているので、これはすぐれた防漏性と
耐久性をもつており、これはまたシリコーンゴム
層が柔軟性、弾性、耐熱性、耐候性にすぐれてお
り、かつ摩擦係数も大きいということから、加圧
滅菌、熱水による者沸殺菌、天日乾燥にも充分耐
えて繰返し使用ができるという有利性をもち、さ
らには滑りにくいということから使用に当つてそ
の端部をベツドに折り込む必要もないという利便
性をもつている。 なお、上記において本発明の方法は繊維基材の
片面にシリコーンゴム薄膜を圧着させる場合につ
いて説明したが、これは必要に応じこのシリコー
ンゴム薄膜の両面に繊維基材を圧着してもよい
し、本発明の方法で作られたシーツは病院、施設
などにおける病床用シーツだけでなく、おむつや
エプロン、コースターなどの家庭用品として使用
することができ、これはまた防潮提用などの産業
用品としても使用することができる。また、本発
明の方法に関し、上記ではシリコーンゴム薄膜と
繊維基材との積層に関し述べたけれども、これは
シリコーンゴム薄膜をプラスチツクフオームに代
替する場合にも使用することができる。 つぎに本発明方法の実施例をあげる。 実施例 1 レーヨン繊維75%とポリプロピレン繊維25%と
を混綿して得た繊維ウエブを刺針処理してこれら
の繊維間に絡合を行なわせたのち、これに接着剤
を添加し熱処理することによつて160g/m2の不
織布を作つた。 つぎにポリエステルフイルムで作つた工程紙に
コーテイングナイフを用いて室温硬化性シリコー
ンゴム組成物KE1300RTV〔信越化学工業(株)製・
商品名〕100重量部にシンナー20重量部と硬化剤
10重量部とを混合した粘度250ポイズの液状組成
物を膜厚50μmの厚さに塗布し、これを熱風乾燥
炉中で150℃で2分間処理して加熱硬化させてシ
リコーンゴム薄膜を工程紙上に成形させた。 ついで、このシリコーンゴム薄膜上に再び上記
の液状組成物を塗布したのち、これに上記で得た
不織布をラミネートロールを用いて圧着させ、こ
れを熱風乾燥炉中で150℃に5分間熱処理してこ
の液状組成物を加熱硬化させたところ、不織布の
片面にシリコーンゴム薄膜層を有する260g/m2
(うちシリコーン分100g/m2)のシーツが得られ
た。 このシーツはそのシリコーンゴム薄膜層にピン
ホールや傷が全くなく、しかもその表面が平滑で
柔軟性に富んでおり、これはまた不織布とシリコ
ーンゴム薄膜とが完全に接着しているため、防漏
シーツとしてすぐれた物性を有するものであつ
た。 なお、このようして得られたシーツの物性を下
記の方法でテストし、これを市販されているポリ
エチレンラミネート防漏シーツと比較したとこ
ろ、第1表に示したとおりの結果が得られた。 (1) 洗濯試験 40℃の温水30に42gの合成洗剤を溶解し、
この液中で連続13時間の洗濯を行なつた。 (2) スチーム試験 130℃のスチーム中で5時間処理した。 (3) ピンホール試験 繊維基材面からインクで着色した水を滴下
し、これが滲透してシリコーンゴム面に接触さ
せてある紙を汚染するか否かで判定する。
The present invention relates to a leak-proof sheet, and particularly to a method for manufacturing a leak-proof sheet suitable for use by incontinent patients in hospitals, facilities, and homes. Various types of leak-proof sheets are already known, including polyethylene,
Products made by laminating a synthetic resin film such as polyurethane with cotton cloth etc. are commercially available. but,
This type of leak-proof sheet has the disadvantage that it shrinks and wrinkles when subjected to disinfection treatments such as steam sterilization, and its leak-proof properties gradually deteriorate. They also had the disadvantage of degrading when washed with detergents, and furthermore turning yellow and becoming brittle when dried in the sun. In addition, this kind of leak-proof sheet is slippery, and when placed on the bed, it may shift or fall off the bed. This had the disadvantage that it had to be rolled up and used, which meant that it had to be larger than necessary. For this reason, leak-proof sheets have been developed that have a silicone rubber layer on a fiber base material (see Japanese Patent Application Laid-open No. 166236/1983). However, it is difficult to control this process because the formation of this silicone rubber layer is greatly influenced by the physical properties of the silicone rubber used. This silicone rubber layer has the disadvantage of being prone to pinholes and scratches, and in order to reduce these disadvantages, making this film layer thicker will make the entire sheet heavier and inconvenient to handle. It has the disadvantage of being expensive and causing problems in terms of economic efficiency. The present invention relates to a method for manufacturing leak-proof sheets using silicone rubber that solves these disadvantages.This method involves applying a curable liquid organopolysiloxane composition to a silicone rubber thin film, and then applying a curable liquid organopolysiloxane composition to
This method is characterized in that it is pressed against a fiber base material, and then this liquid organosiloxane is cured. To explain this, the present inventors have conducted various studies on a method for producing a leak-proof sheet having a silicone rubber layer that is free of pinholes and scratches, and as a result, a thin silicone rubber film is prepared in advance using a calendar roll or other means. We focused on the fact that the desired leak-proof sheet could be easily obtained by attaching this to a fiber base material, and as a result of researching this attachment method, we found that it requires a curable silicone rubber thin film. When a liquid organosiloxane composition is applied and the coated surface is pressed against a fiber base material, this liquid organosiloxane composition permeates into the fiber base material, and when it is then cured, this silicone rubber thin film and fibers are bonded together. The present invention was completed by confirming that the material could be completely bonded to the base material. The silicone rubber thin film used in the present invention is prepared by forming a thermosetting silicone rubber composition into a film using a calendar roll, or by attaching the thermosetting silicone rubber composition as a film onto a separator using a roll coater, knife coater, etc. Thereafter, this is heated and cured, and the material on the separator can be obtained by peeling it off. However, since this sheet is made into a leak-proof sheet by bonding with the fiber base described later, the film thickness is 10 to 10 cm.
The hardness is preferably in the range of 300 μm, and the JIS hardness is preferably 15 to 60 degrees from the viewpoint of flexibility, texture, anti-slip properties, durability, etc.
It is preferable to set the angle between 30 and 50 degrees. Note that as the silicone rubber composition for forming this silicone rubber thin film, an organopolysiloxane composition containing dimethylpolysiloxane as a main ingredient is used; A room-temperature curing type usually made by adding dimethylvinylphenylpolysiloxane, γ-trifluoropropylmethylvinylpolysiloxane, etc., and adding and mixing various fillers, pigments, property improvers, vulcanizing agents, catalysts, etc. (RTV), low-temperature curing rubber (LTV), or commercially available heat-curable rubbers, but among these, dry silica has excellent mechanical strength. It is recommended to use a medical or food grade silicone rubber composition containing the following. Next, the organopolysiloxane composition to be applied to this silicone rubber thin film is not particularly limited as long as it is liquid and curable; this may be either a so-called silicone varnish or a silicone rubber. However, since this is used for adhesion with the fiber base material described later, it is best to cure at a low temperature.From this point of view, it is recommended that this be cured at a low temperature. It is preferable to use RTV type or LTV type silicone rubber, but this can be prepared by a solution of a heat-curable silicone rubber composition in an organic solvent, or by diluting this with a low-molecular organosiloxane, or by a known method. It may also be a water-soluble emulsion of the produced organopolysiloxane. However, if the viscosity is too high, it will be inconvenient to use, so the viscosity measured at 25°C is preferably 5 to 2000 poise, preferably 50 to 500 poise. The fiber base material to be pressure-bonded with the silicone rubber thin film coated with the above-mentioned liquid organopolysiloxane in the method of this invention may be any material that can be used as a sheet base material, and therefore, the material etc. thereof are particularly limited. Although not required, since this is a leak-proof sheet, it should preferably contain at least 30% by weight of absorbent fibers, including materials with an official moisture content of 5% or more, such as cotton, rayon, or Kyupra. At least 30% hygroscopic fibers
It is better to include In addition, the fibrous material constituting this fiber base material may be any of woven fabrics, knitted fabrics, non-woven fabrics, paper-like materials, etc., but it is preferable that this is a non-woven fabric that has been subjected to needle treatment. When a silicone rubber thin film is pressure-bonded to a seed fiber base material, the fluff and fiber tufts present on the surface penetrate into the silicone rubber thin film, resulting in a strong adhesion, as well as capillarity of the fluff and fiber tufts. This provides an additional effect in that the liquid discharged onto the leak-proof sheet is quickly transported to the silicone rubber thin film surface. The leak-proof sheet is manufactured by the method of the present invention by applying a liquid organopolysiloxane composition to the silicone rubber thin film described above, then pressing this onto a fiber base material, and then curing this organosiloxane composition. This is done, for example, in the apparatus shown in the accompanying FIGS. 1 and 2. In FIG. 1, a liquid organopolysiloxane 2 is applied by a doctor knife 3 to a silicone rubber thin film 1 which is formed in advance by calendering or the like and is running on a substrate, and then a laminating roll 4 is applied to the liquid organopolysiloxane 2. The fiber base material 5 is crimped.
The thus obtained laminate consisting of the silicone rubber thin film, curable organopolysiloxane, and fiber base material is then placed in a hot air drying oven, where the organopolysiloxane is cured and the intended leak-proof sheet 7 is produced. be obtained. Moreover, FIG. 2 illustrates a method of continuously carrying out the process from manufacturing the silicone rubber thin film to manufacturing the leak-proof sheet. In this case, the separator 1 supplied from the separator supply roll 11 is
2 is run, and a room temperature curable silicone rubber composition 14 is applied thereto using a doctor knife 13. This is then vulcanized in a heating furnace 15 to form a silicone rubber thin film, and then a doctor knife 16 is applied to this.
A curable organopolysiloxane composition 17 is applied thereto, a fiber base material 19 is pressed onto it using a laminator roll 18, and then the composition is passed through a hot air drying oven 20 to cure the organopolysiloxane. Leak-proof sheet 21 obtained in this way
After being cooled by a cooling roll 22, it is separated from the separator 12 by a knife 23, and the leak-proof sheet 21 is wound onto a roll 24, and the separator 12 is wound onto a roll 25. In the above, the liquid organopolysiloxane composition and the room-temperature curable silicone rubber composition are applied using a doctor knife, but this may also be done using a conventionally known roll coater. is Teflon,
polyethylene, polypropylene, polyester,
Plastic films such as polyvinyl chloride and polyamideimide, or paper, as well as engineered paper whose surface is treated with plastic, are used; Preferably, it is paper. In addition, in the above, the liquid organopolysiloxane composition is applied and immediately bonded to the fiber base material, but depending on the type of organopolysiloxane composition, it may be placed in a hot air drying oven after being applied. The solvent and water may be evaporated in advance, or the organopolysiloxane composition may be partially vulcanized to increase its viscosity. The leak-proof sheet obtained by the method of the present invention has a uniform and smooth surface because the silicone rubber thin film is pre-formed without pinholes or scratches, and also has a liquid organopolysiloxane The penetration of the composition into the fiber base material and its anchoring effect cause the silicone rubber thin film and the fiber base material to be tightly adhered, resulting in excellent leak-proofing properties and durability. The rubber layer has excellent flexibility, elasticity, heat resistance, and weather resistance, as well as a large coefficient of friction, so it can withstand autoclaving, boiling sterilization with hot water, and drying in the sun, and can be used repeatedly. In addition, since it is non-slip, it also has the convenience of not having to fold the end into the bed during use. In addition, although the method of the present invention has been described above for the case where a silicone rubber thin film is pressure-bonded to one side of a fiber base material, it is also possible to pressure-bond a fiber base material to both sides of this silicone rubber thin film as necessary. The sheets made by the method of the present invention can be used not only as bed sheets in hospitals and facilities, but also as household items such as diapers, aprons, coasters, etc., and can also be used as industrial items such as tide protection sheets. can be used. Further, although the method of the present invention has been described above with respect to laminating a silicone rubber thin film and a fiber base material, it can also be used when a plastic foam is substituted for the silicone rubber thin film. Next, examples of the method of the present invention will be given. Example 1 A fiber web obtained by blending 75% rayon fiber and 25% polypropylene fiber was pricked to entangle these fibers, and then an adhesive was added and heat treated. As a result, a nonwoven fabric of 160 g/m 2 was made. Next, using a coating knife, apply a room temperature curable silicone rubber composition KE1300RTV [manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.] to a process paper made of polyester film.
Product Name: 100 parts by weight, 20 parts by weight of thinner and hardening agent
A liquid composition with a viscosity of 250 poise mixed with 10 parts by weight was applied to a film thickness of 50 μm, and this was heated and cured in a hot air drying oven at 150°C for 2 minutes to form a silicone rubber thin film on process paper. It was molded into Next, the above liquid composition was applied again onto this silicone rubber thin film, and the nonwoven fabric obtained above was pressed onto this using a laminating roll, and this was heat-treated at 150°C for 5 minutes in a hot air drying oven. When this liquid composition was heated and cured, the nonwoven fabric had a silicone rubber thin film layer on one side, and the result was 260 g/m 2 .
A sheet containing 100 g/m 2 of silicone was obtained. This sheet has no pinholes or scratches in its silicone rubber thin film layer, and its surface is smooth and highly flexible.This is also because the nonwoven fabric and silicone rubber thin film are completely bonded, making it leak-proof. It had excellent physical properties as a sheet. The physical properties of the sheet thus obtained were tested in the following manner and compared with commercially available polyethylene laminate leak-proof sheets, and the results shown in Table 1 were obtained. (1) Washing test Dissolve 42g of synthetic detergent in 30℃ of warm water at 40℃,
Washing was carried out in this solution for 13 continuous hours. (2) Steam test The sample was treated in steam at 130°C for 5 hours. (3) Pinhole test Drop water colored with ink from the fiber base material surface, and judge whether this permeates and contaminates the paper that is in contact with the silicone rubber surface.

【表】【table】

【表】 実施例 2 前例で得た防漏シーツのシリコーンゴム薄膜層
に、前例に準じて前例で用いた液状組成物を塗布
し、ついでこの塗布面に前例で得た不織布を圧着
し、同様の方法でこの液状組成物を硬化させたと
ころ、シリコーンゴム薄膜の両面に不織布を有す
る470g/m2(うちシリコーン分150g/m2)のシ
ーツが得られ、このものは柔軟性、吸水性に富
む、防漏シーツとしてすぐれた物性を有するもの
であつた。
[Table] Example 2 The liquid composition used in the previous example was applied to the silicone rubber thin film layer of the leak-proof sheet obtained in the previous example, and then the nonwoven fabric obtained in the previous example was crimped onto this coated surface, and the same procedure was applied. When this liquid composition was cured by the method described above, sheets with a weight of 470 g/m 2 (of which the silicone content was 150 g/m 2 ) had a silicone rubber thin film with nonwoven fabric on both sides, and this sheet had excellent flexibility and water absorption. It has excellent physical properties as a leak-proof sheet.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

図はいずれも本発明の方法を示したもので、第
1図は本発明方法の工程を示す縦断面略図、第2
図はシリコーンゴム薄膜層の製造工程を含む本発
明方法の工程の縦断面略図を示したものである。 1……シリコーンゴム薄膜、2,17……液状
オルガノシロキサン組成物、3,13,16……
ドクターナイフ、4,18……ラミネーターロー
ル、5,19……繊維基材、6,15,20……
熱風乾燥炉、7,21……防漏シーツ、12……
セパレーター。
The figures all show the method of the present invention, and Figure 1 is a schematic vertical cross-sectional view showing the steps of the method of the present invention, and Figure 2 is a schematic longitudinal cross-sectional view showing the steps of the method of the present invention.
The figure shows a schematic longitudinal section of the steps of the method according to the invention, including the step of producing a silicone rubber thin film layer. 1...Silicone rubber thin film, 2,17...Liquid organosiloxane composition, 3,13,16...
Doctor knife, 4, 18... Laminator roll, 5, 19... Fiber base material, 6, 15, 20...
Hot air drying oven, 7, 21...Leak-proof sheets, 12...
separator.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 シリコーンゴム薄膜に硬化性の液状オルガノ
ポリシロキサン組成物を塗布したのち、これを繊
維基材と圧着させ、ついでこの液状オルガノポリ
シロキサンを硬化させることを特徴とする防漏シ
ーツの製造方法。 2 繊維基材が少なくとも30重量%の吸湿性繊維
を含むものである特許請求の範囲第1項記載の防
漏シーツの製造方法。
[Claims] 1. Leak prevention characterized by applying a curable liquid organopolysiloxane composition to a silicone rubber thin film, pressing this onto a fiber base material, and then curing the liquid organopolysiloxane. How to make sheets. 2. The method for producing a leak-proof sheet according to claim 1, wherein the fiber base material contains at least 30% by weight of hygroscopic fibers.
JP11521082A 1982-07-02 1982-07-02 Manufacture of leakage preventive sheet Granted JPS595058A (en)

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