JPS62181039A - 中耳補綴物 - Google Patents

中耳補綴物

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JPS62181039A
JPS62181039A JP62015334A JP1533487A JPS62181039A JP S62181039 A JPS62181039 A JP S62181039A JP 62015334 A JP62015334 A JP 62015334A JP 1533487 A JP1533487 A JP 1533487A JP S62181039 A JPS62181039 A JP S62181039A
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ミシェル、ゲルスドルフ
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/18Internal ear or nose parts, e.g. ear-drums
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/18Internal ear or nose parts, e.g. ear-drums
    • A61F2002/183Ear parts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、中耳補綴物に関する。
鼓室から中耳までの音響撮動の伝達に対する自然のメカ
ニズムは3つの接合している骨−っち骨、きぬた骨およ
びあぶみ骨、から成ろ中耳の耳小骨連鎖を経て作用し、
かつそれは中耳への音の伝達に対する鼓室の振動を増強
する。あぶみ骨(最も小さい小骨)にある前庭の穿孔は
中耳と外耳との間の伝達を与える。鼓室および小骨連鎖
から成る集合体は、[鼓室−小骨複合体J [tymp
ano −ossicular complex ]と
一般的に呼ばれている。
中耳に関する多数の病変(異なる形態における慢性中耳
炎、損傷、前の手術の後遺症)は鼓室−小骨複合体の機
能不全の結果として生じる。この機能不仝は伝音性難聴
の形体で難聴を引き起こす。
すなわち、外耳から中耳までに伝えられる音響メツセー
ジの正しい伝達を達成できないことによって特徴づけら
れる聴覚機能の損傷である。
中耳は、聴覚のインピーダンス トランスとして基本的
に作用する。もし中耳がこの機能を果せなければ、輪生
の入力信号は減少され、そして、いわゆる伝動性M聴に
なる。
このような伝動性難聴は主に鼓室の損傷(鼓室の穿孔)
、あるいは耳小骨連鎖の損傷(関節[ankylosi
slまたは小骨の溶解[1ysis ] )と関連して
いる。
もし鼓室−小骨複合体が全く存在しなければ、大気中を
通して伝達された音波は、変化なしで、前庭の穿孔にお
いて必ぶみ骨底部に到達しかつ反則する。
結末として、島のエネルギーのただほんの少しの部分(
約1000分の1)が内耳の液体に伝達されることにな
る。
これは、患者が内耳の迷路において感知する音勾の感覚
機能の減少になやむことを意味する。この減少は、デシ
ベルにおける損失として表わすことができる。
中耳あるいは外耳の多種の骨の部分の復元はく骨を提供
者から取り出した)小骨の異物的形成術によって、ある
いは(患者の小骨の一部を除去し、鼓室−小骨連続体の
再生および経復する)自己移植によって、あるいはより
最近、いわゆる生体適合性材料より作った補綴物を合う
ようにとりつけることによって可能であることに注目す
る必要がおる。近年において、使用は、判゛に多孔性ポ
リエチレン(プロプラスト■[Pr0I)last■]
の商標名で市販されている多孔性ポリエチレンのような
)おるいは生体適合性セラミックス、特に(セラビタル
■[Ceravital■1の商橢名て市販されている
ような〉生物活性生体適合性セラミックスが製造されて
いる。
(従来の技術〉 生体適合性補綴物の移植による中耳における音伝達メカ
ニズムの復元はよく知られている。
伝動性難聴の異なるタイプを耳の異なる部分に置き換え
ることによって治療することが実際のところ知られてお
り、そしてそれは、患者の損傷をうけた傷によって決ま
る。このため、外耳の骨枠、鼓膜を取り巻く輪、鼓膜自
身、および耳小骨連鎖の各々の3つの骨は、置き換えら
れあるいは修復され得る。
周囲の事情および実行された外利手術によって、多用な
原料が使用され1qる製品に対して異なる種類の補綴物
が区別され1qる。
グロート[Grote]の米国特許第4.169.29
2号において、外耳の骨管から、前庭の穿孔までの耳の
完全な構造を置き換えることを意図される補綴物が開示
されており、かつそれは中耳と外耳の間の限界を決定し
ている。
小骨連鎖を置き換えることが意図されるグロート特許に
あける補綴物のその部分は、人工輪で固定され、それは
屈折点において骨管を置き換えた管に連結される。
このタイプの補綴物は、耳小骨連鎖のみに、欠陥がおる
かまたは欠損が必る場合には使用できない。
鼓膜−小骨複合体のみ、おるいは中耳の耳小骨連鎖のみ
、あるいはこの連鎖の一部分のみを再構成することも知
られている。
この種の再構成は総摘出の場合には行なうことができる
。この場合、この補綴物は、中Hの腔における天然の耳
小骨連鎖によって占められる位置と異なる位置に置かれ
る。
これは、例えば、新生鼓膜が該鼓膜の通常の位置と興な
る完全な耳小骨連鎖を置き換えるひと組から成る補綴物
を開示するメルキャンディノ[)lercand i 
no ]の米国特許第4.1309.905号の場合で
ある。
この種の補綴物の使用は、中耳の構造を完全に変化させ
る外科手術を必要とする。
これも鼓膜(天然のあるいは新生形成体)の位置が保持
される時、中耳の耳小骨連鎖が再構成することとして知
られている。
(発明が解決しようとする問題点) 耳小骨連鎖に対して補綴物の2つの形態がある。
あぶみ骨が傷ついていない時、部分補綴物と言われる補
綴物は、鼓膜(あるいは新生鼓膜)とあぶみ骨の先端と
の間で適合するように取付けられ、あぶみ骨底部のみで
保持される時、補綴物は総合補綴物と言われ、かつ直接
鼓膜(あるいは新生鼓膜)と底部との間で適合するよう
に取りつけられている。
使用時における総合補綴物は、通常支柱の形で作用し、
すなわち完全な耳小骨連鎖(つち骨、きぬた骨、必ふみ
骨)が鼓膜(あるいは新生鼓膜)と必ふみ骨底部の間に
直接挿入された単一の線状補綴物によって置き換えられ
る。
この種の補綴物の例は、米国特許第3.909゜852
号、および同第4.052,754号(ホムジー[Ho
m5yl ) 、同第4.287,616号(ハイムヶ
等[Heimke etal、 ] ) ;63よび同
第4゜281.419Q(トリース[Treacel 
)に開示されている。
身体的見地より、支柱タイプ補綴物は音を鼓膜からあぶ
み骨底部まで直接伝達し、また鼓膜は直接補綴物と接触
している。
通常の耳小骨連鎖において、つち骨はきぬた骨より長く
、また後者をきぬた一つち関節によって連結されている
。これは耳小骨連鎖のこの部分が音の拡大を可能とする
レバーアーム[Iever armslとして作用する
ことに帰結する。この作用は、支柱補綴物にはよらない
ざらに、きぬた一つち関節として知られている第2の関
節は通常鎖におけるきぬた骨とあぶみ骨との間に存在す
る。
この関節の作用は、同一の時間において該関節が順調な
連続的音伝達を可能にし、かつレバーアーム系により音
の拡大を行なうので、非常に徂要である。これは支柱補
綴物の場合にはそうはいがない。
これまで使用された総合線型補綴物の欠点を除くために
、また音伝達メカニズムにおける通常の耳小骨連鎖によ
って提供される利点を回復するために、本発明者は、鼓
膜からあぶみ骨までの非線型音伝達をもたらす関節を形
成した補綴物を開発したものである。本発明による補綴
物は、あぶみ骨が損なわれていないで保持されようが底
部のみが残っていようが部分補綴物あるいは総合補綴物
として使用できる。
これはまた、後者の骨状部[bony part]+天
然であろうとそれ自身完全にあるいは部分的に再構成さ
れていようと耳に設置することができる同様に、本発明
による補綴物は、鼓室が損なわれていなくとも、新しい
鼓室によって置き換えられていようとも作用し得る。
(問題点を解決するための手段) したがって、本発明は、中耳の骨状部に挿入可能な係止
手段と、方向調整可能かつ調整可能な柔軟性懸架手段と
、鼓膜およびあ7S(み骨の構成部位の間との音を伝達
する手段とよりなり、該伝達手段は該懸架手段により、
該係止手段と連結し、かつ該音伝達手段は、つち骨に相
当し鼓膜と接触する第1のアームと、きぬた骨に相当す
るより短い第2のアームとから成るものである中耳補綴
物に関する。連結部材によって、互いに連結された2つ
のアームは二つの平面において互いに平行に向けられ、
かつこれらの平面の直角方向から見ると、これらの間で
鋭角を形成することか観察される。
第2のアームの自由端は、あぶみ骨の構成部位と連結さ
れている。
第2のアームの自由端は第2の連結部材によって必ふみ
骨の弓状部に連結することができ、またアームと弓状部
の間で直角に近い角度になるように形成される。
あぶみ骨の枝は保持されないがその底部のみが残る時、
よくある場合として、第2のアームは、自由端があぶみ
骨底部に接触するロッドまたは支柱に連結している。し
たがって、支柱は、第2アームの連結部材によって第2
のアームと連結され、第2のアームと支柱は、これらの
間で直角に近い角度になるように形成される。
後者の場合において、本発明による補綴物は総合補綴物
である。
あぶみ骨の弓状部が保持される場合において、本発明に
よる補綴物は部分補綴物である。
第1および/または第2の連結部材は固定されているか
おるいは方向調整可能[orientablelかつ調
整可能[adjustable]のいずれかである。
本発明による補綴物において、鼓膜は第2のアームのみ
に接触し、また、これはつち骨に相当する。必ぶみ骨は
、それがそのままで保持されている時に、第2のアーム
と接触しており、それは第1のアームから独立している
。底部のみが保持されている時、補綴物は第2のアーム
によって支持された支柱を通って後者に接触している。
ざらに、骨の補綴物は、鼓膜枠、外耳道、あるいは中H
における他の部位において係止手段で挿入することによ
って中耳の骨状部に取り付けられ、外科技術によって取
付けられる。係止手段は、随時、耳の人工的に製造され
た部分に挿入される。
補綴物懸架手段の作用は、天然耳小骨連鎖提靭帯[5u
spensory Iigamentlによって達成さ
れるのと同様である。
本発明による補綴物は、鼓膜からあぶみ骨底部まで音の
スムーズな伝達をし、第1のアームはつち骨に相当し、
鼓膜を振動させ、また第2のアームはきぬた骨に相当し
、あぶみ骨底部を振動させる。
補綴物の構造はそれが生理的条件に近い非剛性の柔軟性
の必る懸架具を可能とすることである。
鼓膜に適合する補綴物の部分とあぶみ骨(あるいはその
底部)に適合する補綴物の部分の不存在はレバーアーム
の本質的特質を通して伝達系のインピーダンスを減少さ
せる。
補綴物は鼓膜と独立して耳の骨状部に懸架されていると
いう事実は、良好なコンプライアンス効果を確実にする
本発明よる耳小骨およびプレートできえも係止手段が、
例えば鼓膜枠(こ固定しようとされる〉1δき換えられ
た補綴物は、いわゆる生体適合性材料で作られ、特に例
えば廿うビタル■の商標名で市販されているような生体
活性セラミックで作られる。係止手段は方向調整可能か
つ調整可能であり、そして生体適合性の合成材料より作
られ得るかまたは、例えばステンレススチールのような
ワイヤーより構成され得る。
総合補綴物の支柱あるいはロッドとあぶみ骨の底部の間
の最適の接触を達成するため、およびあぶみ骨底部の真
中のこのロッドを保つために同日出願に開示されたよう
な、スタビライザーが底部上の正常な位置に好ましく配
置される。
鼓膜か影響を及ぼされた時、はとんどの耳の外科医は側
部筋膜片を移植することによって現在のところそれを補
なう。これは鼓室の同種移植片(保存された人の鼓膜か
らの)あるいは異種移植片(例えば子牛の頚静脈からの
)を使用することも可能である。
新生鼓膜による鼓膜のとりかえの場合において、本発明
による補綴物は対抗支持され、そして天然の鼓膜の場合
においてと同様な作用を提供するでおろう。
同様な方法にいおいて、中耳の青状部が損傷した時、人
工的に製造された骨状部における本発明による補綴物の
係止手段を挿入することが可能である。
(実施例) 以下、図面に基づき本発明を更に詳しく説明する。
本発明による補綴物の構造のひとつの実施例を類似関連
番号が類似構成に合致した添付する図面に関して以下に
示される。
第1図は外耳の耳介1、外耳道2、鼓膜3、および3つ
の関節をなした小骨からなる中耳の耳小骨連鎖、その長
い突起(またはハンドル)5を有したつち骨4、その長
い突起7を有したきぬた骨6およびあぶみ骨弓状体9お
よび底部10を有したあ7S−み骨8、および最後に中
耳11を示す。
第2図は、米国特許第4,510,627号に記載の補
綴物であり、一方で軟貴部14によって鼓膜3に付着し
た広げられた円形頭部13から成り、および他方であぶ
み骨8の底部10に対抗支持する延長ロッド(支柱)1
5から成る中耳総合補綴物12を示す。
第3図および第4図は、つち骨4に相当し鼓膜3に接触
する第1のアーム17より成る本発明による総合補綴物
16を示す。第1のアーム17は連続部材18によって
第2のアーム19の一端と鋭角に連結されている。きぬ
た骨6に相当する第2のアーム19は、他端において、
第2の連結部材20によってロッド(支柱)21と直角
に近い1     角度で連結されている。支柱2]の
自由端は必ぶみ骨8の底部と接触する。第1のアーム1
7は第2のアーム19より長いことを注目する必要がお
る。完全な補綴物16は、岐室枠24に固定されている
プレート23上で金属おるいは生体適合性材料のワイヤ
ー22によって懸架されている。このワイA7−22は
、鼓膜枠24が損傷している場合には、用いられる外科
技術によってプレート23は中耳の耳)首あるいは天然
のまたは人工の他の部分に固定されている。このにうな
方法のため方向調整可能であり、かつ調整可能である。
連結部材18および20も方向調整可能でありかつ調整
可能であろう。
第2図に示した支柱補綴物と比較して、本発明による補
綴物(第3図および第4図)は議論の衆知のない利点を
もたらすことは直ちに理解されるであろう。
アーム17は、鼓膜3と剛性かつ分離不能には付着して
いない。天然の耳のつち骨4が、中耳腔において、堤靭
帯によって懸架されているのと全く同様に、これは懸架
具によって、すなわち金属(おるいは他の生体適合性材
料)のワイヤー22によって、例えば鼓膜枠24に固定
される。
一方、公知の補綴物12における鼓膜3とあぶみ骨底部
10の剛性連結15のように、直接両端を接続する代わ
りに、本発明の補綴物16は2つの連結部材18おJ:
び20を含み、かつ鼓膜3に対する接触と底部10に対
する接触とを分離させる。これはあ、S(み骨8に、そ
してそのため内耳11まで鼓膜震動のより生理学的伝達
を確実にする。
中耳における補綴物16の存在は、後者が楕円窓におけ
る必ぶみ骨8の底部10によって反射ざれず、また音響
エネルギーの感覚機能の最小限の損失がおるような方法
において音響エネルギーの伝達を許容する。
つち骨4を置き換えるアーム17およびきぬた骨6を置
き換えるアーム19の重力の中心の形状および位置は、
音の伝達において重要な役割を演じるから、補綴物16
の空間的構造は重要な作用を提供する。
鼓膜3の低下(depress i on)は、内耳1
1の外リンパ流動体を底部10に追いやる結果をもたら
す。このように中耳における八〇4 [1nciden
tl音は、補綴物16の復合娠動の連続性[5ucce
ss i onlを必要とし、またあぶみ骨8の底部1
0に集中された振動を連続的に伝える。
補綴物16は、楕円窓と同窓の間の波長の変化も許容し
、このような禍牛の生理機能に必須のものである。その
質fi(mass)およびその静的な力のため、耳小骨
連鎖は、事実同窓に到達した波に関して相変化を受けら
れた波を楕円窓まで伝達する。
(発明の効果) 底部10の面積は平均して2.5平方ミリメートルおよ
び鼓膜の振動部分の面積は3〜35平方ミリメートルで
あるから、これは耳小骨連鎖を通過するエネルギーが底
部10に集められることを意味し、それによって音量の
感覚機能が約23dBまで増加する。事実、 1101o (35/2.5>2 =1010(] 142=201oq 14=23dB
である。
もし接触面積比が保たれることが規定されるなら、音量
感覚機能の部分的回復は、鼓膜−小骨複合体の存在のた
め、通常の耳が生存し、かつ支柱タイプの補綴物も存在
し得る。
さらに、音量感覚機能の割合は楕円窓において本発明に
よる補綴物16の補助によっても回復され1qる。この
補綴物はレバーとしての役目を果し、結果として、並進
運動による圧力は底部10において鼓膜3においてより
大きくなる。
これは鼓膜3と接触している7−ム17があぶみ骨8と
接触している(あるいは支柱の場合は、あぶみ骨8の底
部と接触している)アーム19より長いという事実によ
る。短アーム19の端の移動はあぶみ骨8の底部10の
移動も、長アーム17の端の移動よりも小さくなるが、
しかし移動の幅の減少は増加する圧力によって達成され
る。
底部10の移動の幅の減少は約10−11から10−1
2センチメートルまでとIt’!iされる。
補綴物16のレバー作用のために、底部10にかかる圧
力は鼓膜3にかかる圧力の1.31倍に等しく、そして
これは3dBの付加的な回復となる。事実 1101o (1,31/’I)2 =2010CI 1.3 =3dBである。
その結果として、本発明による補綴物16は、鼓膜−小
骨複合体が存在しない場合と比較して約26dBの回復
が可能となり、それはすなわら、公知の支柱補綴物より
約3dB大きいと言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は、(外、中および内)耳の部分断面図の概略正
面図である。 第2図は耳小骨が従来の支柱補綴物によって置き換えら
れた中耳概略正面図である。 第3図は耳小骨が本発明による総合補綴物によって置き
換えられた中耳の概略正面図である。 第4図は係止手段および懸架手段を有する本発明による
総合補綴物の拡大斜視図である。 1・・・耳介、2・・・外耳道、3・・・鼓膜、4・・
・つち骨、6・・・きぬた骨、8・・・あぶみ骨、10
・・・あぶみ骨底部、11・・・内耳、17・・・第1
のアーム、18・・・連結部材、19・・・第2のアー
ム、20・・・第2の連結部材、21・・・ロンド(支
柱)、22・・・ワイヤー、23・・・プレート、24
・・・鼓膜枠。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鼓膜(3)と、あぶみ骨(8)の構成部位との間
    とで音を伝達する手段から成る補綴物(16)において
    、 該補綴物が中耳の骨状部(24)に挿入可能な係止手段
    (23)と、方向調整可能かつ調整可能な柔軟性懸架手
    段(22)と、該懸架手段(22)により、該係止手段
    (23)が連結されている音伝達手段とから成り、 該音伝達手段がつち骨(4)に相当しかつ鼓膜(3)と
    接触している第1のアーム(17)と、きぬた骨(6)
    に相当するより短い第2のアーム(19)とから成り、 該二つのアーム(17、19)が連結部材(18)で共
    に連結され、二つの平面でお互い平行に方向づけられ、
    かつ該平面を直角方向からみて該二つのアーム(17、
    19)がお互に鋭角を形成するように取り付けられ、ま
    た第2のアーム(19)の自由端があぶみ骨(8)の構
    成部位と接触するように構成されてなる中耳補綴物。
  2. (2)係止手段(23)が外耳道に挿入されてなる特許
    請求の範囲第1項に記載の補綴物。
  3. (3)係止手段(23)が鼓室枠(24)に挿入されて
    なる特許請求の範囲第1項に記載の補綴物。
  4. (4)連続部材(18)が固定されてなる特許請求の範
    囲第1項から3項のいずれか一つに記載の補綴物。
  5. (5)連結部材(18)が方向調整可能かつ調整可能で
    ある特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか一つに
    記載の補綴物。
  6. (6)第2のアーム(19)の自由端が第2の連結部材
    (20)によってあぶみ骨(8)の弓状部(9)に連結
    されかつ第2のアーム(19)と弓状部(9)の間の角
    度が直角に近い角度である特許請求の範囲第1項から第
    5項のいずれか一つに記載の補綴物。
  7. (7)第2のアーム(19)の自由端があぶみ骨(8)
    の底部(10)と接触している支柱(21)と連結され
    、該支柱(21)が第2の連結部材(20)によって連
    結され、第2のアーム(19)と支柱(21)とがそれ
    らの間の角度が直角に近い角度である特許請求の範囲第
    1項から5項のいずれか一つに記載の補綴物。
  8. (8)第2の連結部材(20)が固定されている特許請
    求の範囲第6項または第7項に記載の補綴物。
  9. (9)第2の連結部材(20)が方向調整可能でありか
    つ調整可能である特許請求の範囲第6項または第7項に
    記載の補綴物。
  10. (10)中耳の骨状部と音伝達手段を係止する手段(2
    3)が生体適合性セラミックス材料である特許請求の範
    囲第1項から9項のいずれか一つに記載の補綴物。
  11. (11)中耳の骨状部と音伝達手段を係止する手段(2
    3)が生物活性生体適合性セラミックス材料である特許
    請求の範囲第10項に記載の補綴物。
  12. (12)懸架手段(22)が柔軟、方向調整可能および
    調整可能である、生体適合性の合成材料製である特許請
    求の範囲第1項から第11項のいずれか一つに記載の補
    綴物。
  13. (13)懸架手段(22)が柔軟、方向調整可能および
    調整可能であり、かつ金属ワイヤーから成る特許請求の
    範囲第1項から第11項のいずれか一つに記載の補綴物
JP62015334A 1986-01-27 1987-01-27 中耳補綴物 Pending JPS62181039A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8601073 1986-01-27
FR8601073A FR2593387B1 (fr) 1986-01-27 1986-01-27 Prothese de l'oreille moyenne

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ID=9331491

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Country Status (6)

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US (1) US4728327A (ja)
EP (1) EP0231162B1 (ja)
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