JPS6218086B2 - - Google Patents
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- JPS6218086B2 JPS6218086B2 JP7908082A JP7908082A JPS6218086B2 JP S6218086 B2 JPS6218086 B2 JP S6218086B2 JP 7908082 A JP7908082 A JP 7908082A JP 7908082 A JP7908082 A JP 7908082A JP S6218086 B2 JPS6218086 B2 JP S6218086B2
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- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 10
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G9/00—Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control
- H03G9/02—Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers
- H03G9/025—Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers frequency-dependent volume compression or expansion, e.g. multiple-band systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/62—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for providing a predistortion of the signal in the transmitter and corresponding correction in the receiver, e.g. for improving the signal/noise ratio
- H04B1/64—Volume compression or expansion arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、昭和47年特許願第24786号明細書に
記載した発明の改良に係る信号のダイナミツクレ
ンジを変更する回路に関するものである。
記載した発明の改良に係る信号のダイナミツクレ
ンジを変更する回路に関するものである。
上記明細書に記載した回路は、入力信号に応答
して電圧駆動又は電流駆動される複数個の直列接
続インピーダンス回路網を用いる。それらの回路
網の少くとも1つにおける電圧又は電流から出力
信号を得るようにし、そしてそれらの回路網の少
くとも1つを周波数選択性回路網とすることによ
りダイナミツクレンジ変更(圧縮又は伸長)の行
われる限定された周波数帯域を定める。周波数選
択性回路網には、限定された周波数帯域内にある
信号成分のレベルの上昇に応答してこの限定され
た周波数帯域を狭くし上昇したレベルの成分を該
帯域から除外するようになつた可変回路が含まれ
る。この作用は後の説明から明らかとなるような
態様で圧縮器特性は伸長器特性を生じさせる。
して電圧駆動又は電流駆動される複数個の直列接
続インピーダンス回路網を用いる。それらの回路
網の少くとも1つにおける電圧又は電流から出力
信号を得るようにし、そしてそれらの回路網の少
くとも1つを周波数選択性回路網とすることによ
りダイナミツクレンジ変更(圧縮又は伸長)の行
われる限定された周波数帯域を定める。周波数選
択性回路網には、限定された周波数帯域内にある
信号成分のレベルの上昇に応答してこの限定され
た周波数帯域を狭くし上昇したレベルの成分を該
帯域から除外するようになつた可変回路が含まれ
る。この作用は後の説明から明らかとなるような
態様で圧縮器特性は伸長器特性を生じさせる。
上記明細書に記載した回路は比較的に複雑なイ
ンピーダンス回路網を用いるという欠点がある。
ンピーダンス回路網を用いるという欠点がある。
本発明の目的は、上記の欠点を除去し、インピ
ーダンス回路網として2つのリアクタンス性イン
ピーダンス(すなわち、2つのコンデンサかまた
は2つのインダクタ)および1つの抵抗回路網の
みしか必要としない比較的に簡単な構成の信号ダ
イナミツツクレンジ変更回路を提供することにあ
る。本発明による回路は安価なテープレコーダ等
の装置の雑音低減回路として設計しうる。
ーダンス回路網として2つのリアクタンス性イン
ピーダンス(すなわち、2つのコンデンサかまた
は2つのインダクタ)および1つの抵抗回路網の
みしか必要としない比較的に簡単な構成の信号ダ
イナミツツクレンジ変更回路を提供することにあ
る。本発明による回路は安価なテープレコーダ等
の装置の雑音低減回路として設計しうる。
本発明は、電圧駆動か電流駆動かに応じて2つ
の類似形態の何れかの形で具体化できる回路の
内、電流駆動型のダイナミツクレンジ変更回路に
関する。
の類似形態の何れかの形で具体化できる回路の
内、電流駆動型のダイナミツクレンジ変更回路に
関する。
本発明に依れば、第1のリアクタンス性インピ
ーダンスから成る第1の回路と、前記第1のリア
クタンス性インピーダンスと同じ性質の第2のリ
アクタンス性インピーダンスと及び該第2のリア
クタンス性インピーダンスと並列の可変抵抗回路
とから成る第2の回路であつて、該第2の回路と
前記第1の回路とは入力端子と交流基準電位点と
の間に並列に接続されて分流器を形成すること、
前記第1の回路及び前記第2の回路一方を流れる
電流に従つて出力信号を発生する出力回路であつ
て、前記出力信号は応答遷移部分を有する棚状周
波数特性を有すること、前記第2の回路を流れる
電流に応答して該電流が変化するとき前記可変抵
抗回路の値を変化させ、それによつて該電流の上
昇につれ前記棚状周波数特性の前記応答遷移部分
が高周波数へ又は低周波数へシフトするようにす
る制御回路と、から成る信号のダイナミツクレン
ジ変更回路が提供される。
ーダンスから成る第1の回路と、前記第1のリア
クタンス性インピーダンスと同じ性質の第2のリ
アクタンス性インピーダンスと及び該第2のリア
クタンス性インピーダンスと並列の可変抵抗回路
とから成る第2の回路であつて、該第2の回路と
前記第1の回路とは入力端子と交流基準電位点と
の間に並列に接続されて分流器を形成すること、
前記第1の回路及び前記第2の回路一方を流れる
電流に従つて出力信号を発生する出力回路であつ
て、前記出力信号は応答遷移部分を有する棚状周
波数特性を有すること、前記第2の回路を流れる
電流に応答して該電流が変化するとき前記可変抵
抗回路の値を変化させ、それによつて該電流の上
昇につれ前記棚状周波数特性の前記応答遷移部分
が高周波数へ又は低周波数へシフトするようにす
る制御回路と、から成る信号のダイナミツクレン
ジ変更回路が提供される。
以下添付図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。尚、説明の都合上電圧駆動型のダイナミツク
レンジ変更回路(本発明の実施例ではない)につ
いて第1図および第2図を参照して説明した後、
本発明の実施例である電流駆動型のダイナミツク
レンジ変更回路について第3図および第4図を参
照して説明する。
る。尚、説明の都合上電圧駆動型のダイナミツク
レンジ変更回路(本発明の実施例ではない)につ
いて第1図および第2図を参照して説明した後、
本発明の実施例である電流駆動型のダイナミツク
レンジ変更回路について第3図および第4図を参
照して説明する。
第1図は、或る周波数より高い周波数の信号に
対して使用する高周波圧縮器(例えば、ヒス雑音
低減装置の一部)、又は或る周波数より低い周波
数の信号に対して作用する低周波伸長器(例え
ば、ランブル雑音低減装置の一部)として作動さ
せることができる電圧駆動型の信号ダイナミツク
レンジ変更回路を示す。図示回路において、第1
及び第2のリアクタンス性インピーダンスはそれ
ぞれコンデンサC1及びC2であり、直列抵抗回
路網は可変抵抗R1からなる。制御回路CCは、
可変抵抗R1の端子間電圧を検出し、線CSへ整
流・平滑した制御信号を与え、この信号が可変抵
抗R1の値を制御する。可変抵抗R1は、例え
ば、上記信号で制御されるトランジスタ、
FET、又はランプ照明を受ける感光抵抗であ
る。
対して使用する高周波圧縮器(例えば、ヒス雑音
低減装置の一部)、又は或る周波数より低い周波
数の信号に対して作用する低周波伸長器(例え
ば、ランブル雑音低減装置の一部)として作動さ
せることができる電圧駆動型の信号ダイナミツク
レンジ変更回路を示す。図示回路において、第1
及び第2のリアクタンス性インピーダンスはそれ
ぞれコンデンサC1及びC2であり、直列抵抗回
路網は可変抵抗R1からなる。制御回路CCは、
可変抵抗R1の端子間電圧を検出し、線CSへ整
流・平滑した制御信号を与え、この信号が可変抵
抗R1の値を制御する。可変抵抗R1は、例え
ば、上記信号で制御されるトランジスタ、
FET、又はランプ照明を受ける感光抵抗であ
る。
第1図の回路の一般的動作を第1a図を参照し
て説明する。抵抗R1の値が大きいときのこの回
路の周波数応答特性を第1a図の実線で示す。こ
の応答特性が得られる理由は次の通りである。す
なわち、周波数が或る値より高いところでは、C
1とC2とR1との直列回路に加えられる電圧の
うちC2とR1の部分によつて分担される電圧が
大となるので出力は大きくなり、また周波数がそ
の或る値よりも低いところでは直列回路に加えら
れる電圧のうちC1によつて分担される電圧が大
となるので出力は小さくなり、そしてその或る値
の周波数付近では応答遷移部が生ずるからであ
る。このように、第1図の回路は、低周波部分と
該部分よりも10dBレベルが高い高周波部分とこ
れら部分をつなぐ応答遷移部とから成る棚状周波
数特性を有する。この実線で示した周波数応答特
性は、抵抗R1の減少に従い、1点鎖線で示した
特性を経て破線で示した特性へと変化し、応答遷
移部が高周波数側へシフトする。
て説明する。抵抗R1の値が大きいときのこの回
路の周波数応答特性を第1a図の実線で示す。こ
の応答特性が得られる理由は次の通りである。す
なわち、周波数が或る値より高いところでは、C
1とC2とR1との直列回路に加えられる電圧の
うちC2とR1の部分によつて分担される電圧が
大となるので出力は大きくなり、また周波数がそ
の或る値よりも低いところでは直列回路に加えら
れる電圧のうちC1によつて分担される電圧が大
となるので出力は小さくなり、そしてその或る値
の周波数付近では応答遷移部が生ずるからであ
る。このように、第1図の回路は、低周波部分と
該部分よりも10dBレベルが高い高周波部分とこ
れら部分をつなぐ応答遷移部とから成る棚状周波
数特性を有する。この実線で示した周波数応答特
性は、抵抗R1の減少に従い、1点鎖線で示した
特性を経て破線で示した特性へと変化し、応答遷
移部が高周波数側へシフトする。
第1図の回路を或る周波数より高い周波数の信
号に対して作用する高周波圧縮器として使用する
場合、抵抗R1の抵抗値はその端子間の平均電圧
の上昇につれ減少させられる。
号に対して作用する高周波圧縮器として使用する
場合、抵抗R1の抵抗値はその端子間の平均電圧
の上昇につれ減少させられる。
例えば周波数f(第1a図の縦の点線の周波
数)において、圧縮器動作は次のようにして与え
られる。
数)において、圧縮器動作は次のようにして与え
られる。
信号レベルが低いとき(例えば−30dB)に
は、可変抵抗R1の値は大きいのでR1とC2の
分担量は大きく、周波数fにおける振幅応答は高
くP1の位置にあり、その点で例えば10dBのブ
ースト(boost)がある。周波数fにおける信号
レベルが高いとき(例えば0dBの最高レベル)に
は、可変抵抗R1の値は小さいのでR1とC2の
分担量は小さく、応答遷移部は高周波数側にシフ
トして、周波数fにおける応答は低くP2の位置
に移り、この点におけるブーストは0となる。第
1a図に実線で示されるような場合と第1a図に
破線で示されるような場合との間の中間では特性
が漸進的に変化し、信号レベルの増大につれて、
10dBのブーストが与えられる位置が次第に高周
波数側へシフトする。信号レベルが低いところで
は10dBブーストを与えそして信号レベルが高い
ところではこの10dBブーストを与えることをせ
ず、しかも信号レベルが中間レベルにあるときは
与えるべきブースト量を信号レベルの増大につれ
て減らすと圧縮器特性が与えられるので、結局、
第1a図に示したような特性のシフトを行うと高
い周波数の信号に対する圧縮器動作が与えられ
る。
は、可変抵抗R1の値は大きいのでR1とC2の
分担量は大きく、周波数fにおける振幅応答は高
くP1の位置にあり、その点で例えば10dBのブ
ースト(boost)がある。周波数fにおける信号
レベルが高いとき(例えば0dBの最高レベル)に
は、可変抵抗R1の値は小さいのでR1とC2の
分担量は小さく、応答遷移部は高周波数側にシフ
トして、周波数fにおける応答は低くP2の位置
に移り、この点におけるブーストは0となる。第
1a図に実線で示されるような場合と第1a図に
破線で示されるような場合との間の中間では特性
が漸進的に変化し、信号レベルの増大につれて、
10dBのブーストが与えられる位置が次第に高周
波数側へシフトする。信号レベルが低いところで
は10dBブーストを与えそして信号レベルが高い
ところではこの10dBブーストを与えることをせ
ず、しかも信号レベルが中間レベルにあるときは
与えるべきブースト量を信号レベルの増大につれ
て減らすと圧縮器特性が与えられるので、結局、
第1a図に示したような特性のシフトを行うと高
い周波数の信号に対する圧縮器動作が与えられ
る。
或る周波数より高い周波数の信号に対して圧縮
器として作用する第1図の回路は、高周波帯域に
おける雑音低減例えば高周波テープ雑音低減を行
うため後述する第2図の相補的な伸長器と組合わ
せて用いることができる。また、第1図の回路に
おいて、可変抵抗R1にはこれと並列に一定の抵
抗R2を接続でき、これによつて圧縮器作用の生
じる下限周波数(例えば1KHz)を設けることが
できる。
器として作用する第1図の回路は、高周波帯域に
おける雑音低減例えば高周波テープ雑音低減を行
うため後述する第2図の相補的な伸長器と組合わ
せて用いることができる。また、第1図の回路に
おいて、可変抵抗R1にはこれと並列に一定の抵
抗R2を接続でき、これによつて圧縮器作用の生
じる下限周波数(例えば1KHz)を設けることが
できる。
また、第1図の回路は、可変抵抗R1の抵抗値
をその両端電圧の上昇に応じて増大させるように
すれば、低い周波数の信号に対する低周波伸長器
として用いることができる。しかし、抵抗R1
は、小信号レベルにおいてですら、伸長器作用の
生ずる定まつた上限周波数(例えば数百Hz)を設
けるのに十分な値を有すべきである。この目的の
ため、必要ならば別の抵抗を抵抗R1と直列に設
けることもできる。この低周波伸長器の動作は次
の如くである。上限周波数より下の周波数f(第
1a図の縦の点線の周波数)において、信号レベ
ルが低いとき抵抗R1の値は小さく、応答振幅は
P2の低い位置にあり、信号レベルがカツトされ
る。信号レベルが高くなると、抵抗R1の値は大
きくなり、応答振幅はP1の高い位置にあり、従
つて信号レベルはカツトされない。尚、中間の信
号レベルのときは中程度のカツトが行なわれるこ
とは明らかであろう。このようにして、低周波数
に対し伸長器作用を与えることができる。
をその両端電圧の上昇に応じて増大させるように
すれば、低い周波数の信号に対する低周波伸長器
として用いることができる。しかし、抵抗R1
は、小信号レベルにおいてですら、伸長器作用の
生ずる定まつた上限周波数(例えば数百Hz)を設
けるのに十分な値を有すべきである。この目的の
ため、必要ならば別の抵抗を抵抗R1と直列に設
けることもできる。この低周波伸長器の動作は次
の如くである。上限周波数より下の周波数f(第
1a図の縦の点線の周波数)において、信号レベ
ルが低いとき抵抗R1の値は小さく、応答振幅は
P2の低い位置にあり、信号レベルがカツトされ
る。信号レベルが高くなると、抵抗R1の値は大
きくなり、応答振幅はP1の高い位置にあり、従
つて信号レベルはカツトされない。尚、中間の信
号レベルのときは中程度のカツトが行なわれるこ
とは明らかであろう。このようにして、低周波数
に対し伸長器作用を与えることができる。
第2図の回路は、第1図のコンデンサC1,C
2をインダクタL1,L2と置換えたものであ
り、この場合第1図実施例の選択的高域通過作用
が選択的低減通過作用に置換えられ、その結果第
2a図に示すような応答遷移部を有する棚状周波
数特性が得られる。従つて、第2図回路は、抵抗
R1の値が信号レベルの上昇につれ増大するよう
に制御されるとき高周波伸長器として使用でき、
また逆に抵抗R1の値が信号レベルの上昇につれ
減少するように制御されるとき低周波圧縮器とし
て使用できる。
2をインダクタL1,L2と置換えたものであ
り、この場合第1図実施例の選択的高域通過作用
が選択的低減通過作用に置換えられ、その結果第
2a図に示すような応答遷移部を有する棚状周波
数特性が得られる。従つて、第2図回路は、抵抗
R1の値が信号レベルの上昇につれ増大するよう
に制御されるとき高周波伸長器として使用でき、
また逆に抵抗R1の値が信号レベルの上昇につれ
減少するように制御されるとき低周波圧縮器とし
て使用できる。
第2図の回路を高周波伸長器として使用すると
き、その伸長器作用が生ずる下限周波数を設ける
ため抵抗R1と直列に別の抵抗を接続することが
できる。また、この回路を低周波圧縮器として使
用するとき、その圧縮作用が生ずる上限周波数を
設けるため抵抗R1と並列に一定の抵抗R2を接
続することができる。
き、その伸長器作用が生ずる下限周波数を設ける
ため抵抗R1と直列に別の抵抗を接続することが
できる。また、この回路を低周波圧縮器として使
用するとき、その圧縮作用が生ずる上限周波数を
設けるため抵抗R1と並列に一定の抵抗R2を接
続することができる。
以上に述べたように、第1図および第2図は分
圧の原理に基づいて動作する。
圧の原理に基づいて動作する。
分流の原理に基づいて同様に動作する回路を構
成することもでき、その例を以下に示す。
成することもでき、その例を以下に示す。
第3図は分流の原理に基づいて動作する本発明
の1実施例の回路を示す。第3図は、2つの並列
インピーダンス枝路Z1及びZ2からなる一般型
回路を例示する。任意電流iが、電流源(又は直
列インピーダンスZSを介して電圧源)から回路
に供給され、2つの枝路へそれらの相対的インピ
ーダンス値に応じて分流される。枝路電流i1,i2
とすれば、i1=Z2×i/(Z1+Z2)及びi2=Z1×
i/(Z1+Z2)なる関係が成立し、大インピー
ダンスの枝路は小さな電流を通し、小インピーダ
ンスの枝路は大きな電流を通す。
の1実施例の回路を示す。第3図は、2つの並列
インピーダンス枝路Z1及びZ2からなる一般型
回路を例示する。任意電流iが、電流源(又は直
列インピーダンスZSを介して電圧源)から回路
に供給され、2つの枝路へそれらの相対的インピ
ーダンス値に応じて分流される。枝路電流i1,i2
とすれば、i1=Z2×i/(Z1+Z2)及びi2=Z1×
i/(Z1+Z2)なる関係が成立し、大インピー
ダンスの枝路は小さな電流を通し、小インピーダ
ンスの枝路は大きな電流を通す。
出力は2つの枝路の何れからでも取出すことが
でき、従つてどちらの枝路から取出すかに応じて
i1又はi2に比例する。図示例では、Z2に直列に
小抵抗R3を接続してi2に比例した出力電圧を取
出す。
でき、従つてどちらの枝路から取出すかに応じて
i1又はi2に比例する。図示例では、Z2に直列に
小抵抗R3を接続してi2に比例した出力電圧を取
出す。
両枝路とも信号レベルの関数として変化する可
変インピーダンスとしてもよいが、好ましくは、
一方の枝路を固定特性とし、他の一方の枝路のみ
を可変とする。図示例では、制御回路CCがZ2
をそれを流れる電流値i2に応じて変化させる。制
御回路はR3に股る電圧を整流し平滑化できる。
なぜなら、この電圧がi2に比例しているか又はZ
2自身に股る電圧であるからである。第1図及び
第2図の実施例の場合と同様にZ2を通る電流が
増大するときZ2を制御する向きによつて第3図
回路を圧縮器又は伸長器の何れとしても作用させ
ることができる。更に、例えば、i2から出力をと
ることにより圧縮させられた信号が得られる場合
には、i1から出力をとることにより、伸長させら
れた信号を得ることができる。
変インピーダンスとしてもよいが、好ましくは、
一方の枝路を固定特性とし、他の一方の枝路のみ
を可変とする。図示例では、制御回路CCがZ2
をそれを流れる電流値i2に応じて変化させる。制
御回路はR3に股る電圧を整流し平滑化できる。
なぜなら、この電圧がi2に比例しているか又はZ
2自身に股る電圧であるからである。第1図及び
第2図の実施例の場合と同様にZ2を通る電流が
増大するときZ2を制御する向きによつて第3図
回路を圧縮器又は伸長器の何れとしても作用させ
ることができる。更に、例えば、i2から出力をと
ることにより圧縮させられた信号が得られる場合
には、i1から出力をとることにより、伸長させら
れた信号を得ることができる。
好ましくは、可変枝路Z2の制御を適当に行つ
てダイナミツクレンジ変更を例えば−20dB以下
の低レベル信号成分に制限し、それによつて高レ
ベル信号に対する歪その他の好ましくない影響を
与えるのを防止する。
てダイナミツクレンジ変更を例えば−20dB以下
の低レベル信号成分に制限し、それによつて高レ
ベル信号に対する歪その他の好ましくない影響を
与えるのを防止する。
インピーダンスZ1及びZ2は、コンデンサ、
抵抗器、又はインダクタなどの極めて簡単な素子
のみで作ることができるが、必要に応じて能動的
回路網を含む複雑な回路網としてもよい。
抵抗器、又はインダクタなどの極めて簡単な素子
のみで作ることができるが、必要に応じて能動的
回路網を含む複雑な回路網としてもよい。
第4図は、第3図回路の具体的詳細実施例を示
し、或る周波数より高い周波数の信号に対して作
用する高周波伸長器として作用をもつ。エミツタ
抵抗R6をもつトランジスタT1が信号電流iの
電流源として作用し、この信号電流は、固定枝路
C3とC4、R4及びR5からなる可変枝路に分
流される。出力信号は可変枝路の電流i2から得ら
れ、トランジスタT2が電流から電圧への変換器
として作用する。電源インピーダンスZ5は、T
1が提供する。
し、或る周波数より高い周波数の信号に対して作
用する高周波伸長器として作用をもつ。エミツタ
抵抗R6をもつトランジスタT1が信号電流iの
電流源として作用し、この信号電流は、固定枝路
C3とC4、R4及びR5からなる可変枝路に分
流される。出力信号は可変枝路の電流i2から得ら
れ、トランジスタT2が電流から電圧への変換器
として作用する。電源インピーダンスZ5は、T
1が提供する。
低い周波数においては、C3及びC4の容量性
リアクタンスが大である。従つて、基本的には全
入力電流が抵抗R4を流れて出力信号を与える。
制御回路CCはR5の値を極めて低いレベルにお
ける初期値から減少させる。このR5の初期値は
極めて大きな抵抗値をとるように選択される。高
い周波数では、C4の容量性リアクタンスがR4
よりはるかに小となり、入力電流はC3とC4と
にそのキヤパシタンス比に応じて分流する。例え
ば、C3=2.16×C4である場合には、或る周波数
より高い周波数の電流の大部分がC3へ分流さ
れ、C4の電流は入力電流より10dB低くなり、
それによつて或る周波数より高い周波数の信号に
対して伸長効果を与える。高レベル高周波 信号
に対しては、制御回路がR5を減少させ、これが
第4a図の特性の遷移部を高周波数側へシフト
し、第4a図に示すように伸長が行われる帯域を
狭くする。
リアクタンスが大である。従つて、基本的には全
入力電流が抵抗R4を流れて出力信号を与える。
制御回路CCはR5の値を極めて低いレベルにお
ける初期値から減少させる。このR5の初期値は
極めて大きな抵抗値をとるように選択される。高
い周波数では、C4の容量性リアクタンスがR4
よりはるかに小となり、入力電流はC3とC4と
にそのキヤパシタンス比に応じて分流する。例え
ば、C3=2.16×C4である場合には、或る周波数
より高い周波数の電流の大部分がC3へ分流さ
れ、C4の電流は入力電流より10dB低くなり、
それによつて或る周波数より高い周波数の信号に
対して伸長効果を与える。高レベル高周波 信号
に対しては、制御回路がR5を減少させ、これが
第4a図の特性の遷移部を高周波数側へシフト
し、第4a図に示すように伸長が行われる帯域を
狭くする。
コンデンサC3及びC4をインダクタと置換え
て回路を構成してもよい。
て回路を構成してもよい。
本発明による圧縮器又は伸長器を高利得増幅器
の負フイードバツク・ループに接続すれば、相補
的特性が得られる。
の負フイードバツク・ループに接続すれば、相補
的特性が得られる。
第1図は本発明の説明に使用する電圧駆動型回
路の図、第1a図は第1図の回路の特性を示す
図、第2図は本発明の説明に使用する他の電圧駆
動型回路の図、第2a図は第2図の回路の特性を
示す図、第3図は本発明の1実施例を示す図、第
4図は第3図を具体化した回路を示す図、第4a
図は第4図の回路の特性を示す図である。 Z1,Z2,ZS:インピーダンス、C3,C
4:コンデンサ、R5:可変抵抗、CC:制御回
路。
路の図、第1a図は第1図の回路の特性を示す
図、第2図は本発明の説明に使用する他の電圧駆
動型回路の図、第2a図は第2図の回路の特性を
示す図、第3図は本発明の1実施例を示す図、第
4図は第3図を具体化した回路を示す図、第4a
図は第4図の回路の特性を示す図である。 Z1,Z2,ZS:インピーダンス、C3,C
4:コンデンサ、R5:可変抵抗、CC:制御回
路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 信号のダイナミツクレンジを変更するための
回路において、 (イ) 第1のリアクタンス性インピーダンスC3か
ら成る第1の回路と、 (ロ) 前記第1のリアクタンス性インピーダンスと
同じ性質の第2のリアクタンス性インピーダン
スC4と、及び該第2のリアクタンス性インピ
ーダンスと並列の可変抵抗回路R4,R5とか
ら成る第2の回路であつて、該第2の回路と前
記第1の回路とは入力端子と交流基準電位点と
の間に並列に接続されて分流器を形成するこ
と、 (ハ) 前記第1の回路及び前記第2の回路の一方を
流れる電流に従つて出力信号を発生する出力回
路であつて、前記出力信号は応答遷移部分を有
する棚状周波数特性を有すること、 (ニ) 前記第2の回路を流れる電流に応答して該電
流が変化するとき前記可変抵抗回路の値を変化
させ、それによつて該電流の上昇につれ前記棚
状周波数特性の前記応答遷移部分が高周波数へ
又は低周波数へシフトするようにする制御回路
と、から成る信号のダイナミツクレンジ変更回
路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB42981/72 | 1972-09-15 | ||
GB4298172A GB1442331A (en) | 1972-09-15 | 1972-09-15 | Signal compressors and expanders |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5817714A JPS5817714A (ja) | 1983-02-02 |
JPS6218086B2 true JPS6218086B2 (ja) | 1987-04-21 |
Family
ID=10426827
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48103312A Expired JPS5914932B2 (ja) | 1972-09-15 | 1973-09-14 | 信号ダイナミックレンジ変更回路 |
JP57079080A Granted JPS5817714A (ja) | 1972-09-15 | 1982-05-11 | 信号のダイナミックレンジ変更回路 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48103312A Expired JPS5914932B2 (ja) | 1972-09-15 | 1973-09-14 | 信号ダイナミックレンジ変更回路 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS5914932B2 (ja) |
CA (1) | CA992871A (ja) |
DE (1) | DE2346126C2 (ja) |
GB (1) | GB1442331A (ja) |
NL (1) | NL180368C (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57128231U (ja) * | 1981-02-03 | 1982-08-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3182271A (en) * | 1960-12-15 | 1965-05-04 | Aiken William Ross | Tone control circuit for emphasizing low volume high and low frequency signals |
-
1972
- 1972-09-15 GB GB4298172A patent/GB1442331A/en not_active Expired
-
1973
- 1973-09-04 CA CA180,248A patent/CA992871A/en not_active Expired
- 1973-09-13 DE DE19732346126 patent/DE2346126C2/de not_active Expired
- 1973-09-14 JP JP48103312A patent/JPS5914932B2/ja not_active Expired
- 1973-09-17 NL NL7312802A patent/NL180368C/xx not_active IP Right Cessation
-
1982
- 1982-05-11 JP JP57079080A patent/JPS5817714A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NL180368B (nl) | 1986-09-01 |
JPS49134216A (ja) | 1974-12-24 |
NL180368C (nl) | 1987-02-02 |
JPS5914932B2 (ja) | 1984-04-06 |
NL7312802A (ja) | 1974-03-19 |
DE2346126A1 (de) | 1974-03-21 |
CA992871A (en) | 1976-07-13 |
JPS5817714A (ja) | 1983-02-02 |
GB1442331A (en) | 1976-07-14 |
DE2346126C2 (de) | 1982-12-02 |
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