JPS6217353Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6217353Y2 JPS6217353Y2 JP4595782U JP4595782U JPS6217353Y2 JP S6217353 Y2 JPS6217353 Y2 JP S6217353Y2 JP 4595782 U JP4595782 U JP 4595782U JP 4595782 U JP4595782 U JP 4595782U JP S6217353 Y2 JPS6217353 Y2 JP S6217353Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable body
- superstructure
- flap
- airfoil
- ship
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Wind Motors (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、船舶の上部構造に関し、その目的
は、風力を有効に利用し、船舶推進のための燃費
節減を図りうる船舶の上部構造を提供しようとす
るものである。
は、風力を有効に利用し、船舶推進のための燃費
節減を図りうる船舶の上部構造を提供しようとす
るものである。
この目的を達成するために、この考案による船
舶の上部構造は、上部構造物の後方に、フラツプ
的作動をする可動体が設けられ、かつ上部構造物
と可動体とは、全体の外形が平面からみてほぼ翼
形に形成されているものである。
舶の上部構造は、上部構造物の後方に、フラツプ
的作動をする可動体が設けられ、かつ上部構造物
と可動体とは、全体の外形が平面からみてほぼ翼
形に形成されているものである。
可動体の駆動手段としては、油圧モータ、伝達
歯車機構などの駆動装置を設けることが好ましい
が、手動でも行ないうるようにしてもよい。さら
に、可動体の開閉角度の決定およびその開閉操作
は、風向、風力を検出することにより、ミニコン
ピユータ等を利用して自動的に行なつてもよい。
歯車機構などの駆動装置を設けることが好ましい
が、手動でも行ないうるようにしてもよい。さら
に、可動体の開閉角度の決定およびその開閉操作
は、風向、風力を検出することにより、ミニコン
ピユータ等を利用して自動的に行なつてもよい。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
この考案による船舶の上部構造は、上部構造物
1の後方に、フラツプ的作動をする可動体2が設
けられ、かつ上部構造物1と可動体2とは、全体
の外形が平面から見てほぼ翼型に形成されている
ものである。
1の後方に、フラツプ的作動をする可動体2が設
けられ、かつ上部構造物1と可動体2とは、全体
の外形が平面から見てほぼ翼型に形成されている
ものである。
上部構造物1は、操舵室などがある居住区11
と、その後方の機関室12からなる。居住区11
の前端上部には、左右両側に張出した操舵室張出
し部13が設けられている。また、機関室12の
上部には、煙突14がある。機関室12の後面、
すなわち上部構造物1の後面1aはほぼ平担かつ
垂直に形成されている。
と、その後方の機関室12からなる。居住区11
の前端上部には、左右両側に張出した操舵室張出
し部13が設けられている。また、機関室12の
上部には、煙突14がある。機関室12の後面、
すなわち上部構造物1の後面1aはほぼ平担かつ
垂直に形成されている。
可動体2は、フラツプ形成用帆布21と、帆布
伸張用フレーム22とからなる。このフレーム2
2は方形の枠で、一端垂直軸22aが上部構造物
1の後面1a中央に回転可能に取付けられてい
る。フラツプ形成用帆布21は、その巾がフレー
ム22の高さとほぼ同一な長尺のもので、その中
央部がフレーム22の先端部で支持され、かつ両
端部が上部構造物1の後面1aの左右両側に取付
けられることにより、上述した翼型の後縁部を形
成するように張られている。
伸張用フレーム22とからなる。このフレーム2
2は方形の枠で、一端垂直軸22aが上部構造物
1の後面1a中央に回転可能に取付けられてい
る。フラツプ形成用帆布21は、その巾がフレー
ム22の高さとほぼ同一な長尺のもので、その中
央部がフレーム22の先端部で支持され、かつ両
端部が上部構造物1の後面1aの左右両側に取付
けられることにより、上述した翼型の後縁部を形
成するように張られている。
上記構成において、たとえば進行方向前方より
向い風を受けると全体が翼型に形成された上部構
造に揚力が生じ、さらに第2図に示されるよう
に、可動体2を右または左に操作することによ
り、この可動体2のフラツプ効果によつてすでに
生じていた揚力が増加される。この可動体2のフ
ラツプ操作は、垂直軸22aを回転駆動すること
により行なえばよい。可動体2は、帆布製ででき
ているから軽量であり、駆動力が小さくてすみ、
さほど大掛りな駆動手段を必要としない。さら
に、可動体2を容易に取りはずしができるように
しておくことが好ましく、そうすれば荷役作業や
接挙作業時に邪魔にならない。
向い風を受けると全体が翼型に形成された上部構
造に揚力が生じ、さらに第2図に示されるよう
に、可動体2を右または左に操作することによ
り、この可動体2のフラツプ効果によつてすでに
生じていた揚力が増加される。この可動体2のフ
ラツプ操作は、垂直軸22aを回転駆動すること
により行なえばよい。可動体2は、帆布製ででき
ているから軽量であり、駆動力が小さくてすみ、
さほど大掛りな駆動手段を必要としない。さら
に、可動体2を容易に取りはずしができるように
しておくことが好ましく、そうすれば荷役作業や
接挙作業時に邪魔にならない。
以上説明したように、この考案は、上部構造物
の後方に、フラツプ的作動をする可動体が設けら
れ、かつ上部構造物と可動体とは、全体の外形が
平面から見てほぼ翼型に形成されているものであ
るから、翼型に形成された上部構造物と可動体に
揚力が生じ、さらにこの揚力が可動体のフラツプ
的動作により増加され、この揚力を船舶の推進力
として利用できる。したがつて、風力を有効に利
用し、船舶推進のための燃費節減を図り得る上部
構造が得られる。
の後方に、フラツプ的作動をする可動体が設けら
れ、かつ上部構造物と可動体とは、全体の外形が
平面から見てほぼ翼型に形成されているものであ
るから、翼型に形成された上部構造物と可動体に
揚力が生じ、さらにこの揚力が可動体のフラツプ
的動作により増加され、この揚力を船舶の推進力
として利用できる。したがつて、風力を有効に利
用し、船舶推進のための燃費節減を図り得る上部
構造が得られる。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は、こ
の考案の構成を示す斜視図、第2図は、同作動を
示す説明図である。 1……上部構造物、2……可動体。
の考案の構成を示す斜視図、第2図は、同作動を
示す説明図である。 1……上部構造物、2……可動体。
Claims (1)
- 上部構造物1の後方に、フラツプ的作動をする
可動体2が設けられ、かつ上部構造物1と可動体
2とは、全体の外形が平面から見てほぼ翼型に形
成されている、船舶の上部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4595782U JPS58147891U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | 船舶の上部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4595782U JPS58147891U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | 船舶の上部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58147891U JPS58147891U (ja) | 1983-10-04 |
JPS6217353Y2 true JPS6217353Y2 (ja) | 1987-05-02 |
Family
ID=30056961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4595782U Granted JPS58147891U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | 船舶の上部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58147891U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104203741A (zh) * | 2012-03-21 | 2014-12-10 | 今治造船株式会社 | 船舶 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5907523B2 (ja) * | 2012-01-13 | 2016-04-26 | 株式会社大内海洋コンサルタント | コンテナ船に於けるコンテナ積付形状 |
JP2016120579A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | オークマ株式会社 | 切削液タンク |
-
1982
- 1982-03-30 JP JP4595782U patent/JPS58147891U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104203741A (zh) * | 2012-03-21 | 2014-12-10 | 今治造船株式会社 | 船舶 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58147891U (ja) | 1983-10-04 |