JPS6215746Y2 - - Google Patents

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JPS6215746Y2
JPS6215746Y2 JP3506579U JP3506579U JPS6215746Y2 JP S6215746 Y2 JPS6215746 Y2 JP S6215746Y2 JP 3506579 U JP3506579 U JP 3506579U JP 3506579 U JP3506579 U JP 3506579U JP S6215746 Y2 JPS6215746 Y2 JP S6215746Y2
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JP
Japan
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ventilation
side portion
cooler
air
heat absorbing
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JP3506579U
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JPS55135280U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷却器を風路に配置し、この風路から
冷風を吹出すようにした装置の構造に関する。
一般に冷却器は間隔をおいて並んだ複数枚の吸
熱板(即ち熱交換板)の複数箇所に冷却管を貫通
させた構造を有しているため、それらの吸熱板間
に通風される際に空気中の水分が吸熱板に霜とし
て付着し、通風を妨げてしまうおそれがある。そ
れ故に冷却器を時々運転停止や加温状態にして除
霜することが必要となり、その間は冷風の吹出し
が中断されてしまうという問題をもつている。も
つとも二台の冷却器を備えれば、冷風の吹出しを
継続しつつ除霜を行うことが可能になるが、それ
ではコスト高になつてしまう。
これに対し、冷却器の通風入口側では吸熱板相
互の間隔を大きくし、通風出口側では吸熱板の枚
数を増やし吸熱板相互の間隔を小さくしたものが
提供されている(実公昭49−42942号)。この冷却
器は、通風入口側において着霜により除湿を行う
ものであり、その結果として通風出口側での着霜
を減らして熱交換率の低下を防いでいる。しか
し、この冷却器は、着霜そのものを減らすもので
はないので、通風入口側における着霜は時間経過
と共に増加し、ついには通風を阻害するに至つて
しまう。
したがつて本考案の目的は、安価に実施できる
構造によつて吸熱板への着霜量を減少させ、それ
により除霜運転の間隔を長くとることの可能な冷
風供給装置を提供することにある。
本考案の他の目的は、吸熱板に着霜があつても
その霜による通風の妨げのおそれが少ない冷風供
給装置の提供にある。
以下図面を参照して説明すると、第1図は本考
案の一実施例を備えた冷蔵或は冷凍オープンシヨ
ーケースを示し、前面に物品取出し口1を有する
ケース本体2にはその壁面に沿つて風路3が形成
されており、かつこの風路3には背壁部の垂直な
部分にフアン4および冷媒蒸発式冷却器5が配設
されている。そして運転時には、物品取出し口1
の下部の吸入口6から風路3に空気を取込み、か
つ冷却器5で冷却しつつ物品取出し口1の上部の
吐出口7から冷風として吹き出し、それにより物
品取出し口1に冷気カーテン8を形成するととも
に庫内9を冷却するようになつている。なお10
は物品陳列棚を示している。
冷却器5は第2図に示すように、互いに間隔を
おいて平行に並んだ複数枚の吸熱板11に冷媒蒸
発管(冷却管)12を蛇行貫通させ、かつ冷媒蒸
発管12には上部端から冷媒を流入させるととも
に、下部端からその冷媒を流出させるようにし、
さらに吸熱板11の下部間には付加吸熱板13を
設けたものである。と仮定して以下の説明を行
う。ここで通風は矢印14,15で示す如く下部
から上部へ向けて行われる。
このように吸熱板11の間に付加吸熱板13を
設けると、この部分における冷媒蒸発管12の単
位当りの表面積は他の部分よりも広くなるので、
この付加吸熱板13を設けた部分51は冷媒蒸発
管12内で冷媒が蒸発してもそれ程低温にはなら
ない。一方、冷却器5の上部52は冷媒蒸発時に
十分に低温になる。ここで部分51における吸熱
板11および13の表面温度をセツ氏プラス温度
(例えば+1℃)に設定するとともに、その上部
52の吸熱板11の表面温度をセツ氏マイナス温
度(例えば−10℃)に設定する。これらの設定
は、冷媒回路の能力と、吸熱板11や付加吸熱板
13の表面積とを選択することにより容易に行う
ことができよう。
上述した構造のシヨーケースによると、吸入口
6から風路3に取込まれた空気は、冷却器5に流
入した際に、先ずそのセツ氏プラス温度の部分5
1に触れるので、この部分51に空気中の水分の
或る量が結露して水滴となつて流れ落ち、こうし
て除湿された空気が引続いてセツ氏マイナス温度
の部分52に触れて強く冷却されて吐出口7から
冷風として吹出すことになるため、冷却器5への
着霜量はきわめて少なく抑えられ、それ故に除霜
運転の間隔を長くとることができ、したがつて庫
内9を効率よく冷却することができる。
しかし第2図に示したような冷却器5を用いて
いる場合には、上部52において吸熱板11に着
霜があると、その霜によつて通風が妨げられてし
まうおそれがある。なおこの霜は上部52のうち
であつても特に風上側部分に多く付着する。
そこで上述に鑑み、本願考案では冷却器5とし
て、第3図にその一実施例の要部を示したような
構造のものを用いる。即ち第3図に示した冷却器
5においては、上部52と下部51との間の中部
53の吸熱板を間引きし、吸熱板11の相互間隔
を広く設定している。この構造は換言すれば、相
対向した吸熱板間に、下部51では比較的多数枚
の付加吸熱板13を挿入し、また上部52では比
較的少数枚の付加吸熱板13′を挿入したものと
も言える。
この第3図の構造の冷却器によると、下部51
で除湿された冷風中の残りの水分は、中部53で
吸熱板11に霜となつて付着したとしても、この
中部53では吸熱板の相互間隔が広いため、その
霜によつて通風が妨げられることはない。したが
つて中部53を経た乾燥冷気はその後に上部52
においてさらによく冷却されて放出されることと
なる。
詳細に言えば、下部51においては付加吸熱板
13の枚数が多いので単位当りの表面積は他の部
分より広く、しかもほとんどガス化した冷媒の出
口側に近いので、付加吸熱板13の表面はプラス
温度で結露による除湿効果が高く、付加吸熱板1
3相互の間隔が狭くても着霜による通風阻害のお
それは無い。一方、上部52においては、液化冷
媒の入口側に近いので吸熱板11、付加吸熱板1
3′の表面はマイナス温度で冷却器中で最も低い
が、着霜はほとんど無く、したがつて中部53に
比して吸熱板11と付加吸熱板13′との間隔を
狭くすることができる。しかし、それほど狭くせ
ずとも表面温度が低いので中部53を経た乾燥冷
気はむらなく十分に冷却される。
以上実施例を用いて説明したように、本考案に
よる冷風供給装置においては、冷却器への冷媒供
給を冷却器の通風出口側から通風入口側へ向けて
行い、しかも冷却器の通風入口部分の吸熱板の表
面積を特に広く設定してその部分を低温にならな
いようにしているので、冷却器の通風入口側部分
で被冷却風は結露によつて除湿される。このこと
により、吸熱板への着霜量は少なくなり、したが
つて除霜運転の間隔を長くとることができ、その
ために要する費用も少なくてすむという利点があ
る。また最も霜が付着しやすい部分では吸熱板の
相互間隔を広くされているため、たとえ吸熱板に
着霜があつてもその霜によつて通風が妨げられて
しまうことはない。
なお他の種のシヨーケースやその他各種の冷却
装置においても同様に実施可能であることはもち
ろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を備えたオープンシ
ヨーケースの概略断面図、第2図は冷却器の一例
の概略構成図、第3図は本考案の一実施例で使用
された冷却器の概略構成図である。 3……風路、4……フアン、5……冷却器、6
……吸入口、7……吐出口、11……吸熱板、1
2……冷媒蒸発管、13……付加吸熱板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間隔をおいて並んだ複数枚の吸熱板の複数箇所
    に冷媒蒸発管を貫通させてなる一体の冷媒蒸発式
    冷却器を、該複数枚の吸熱板間に通風されるよう
    に風路に配置し、該風路から冷風を吹出すように
    したものにおいて、上記冷却器は通風入口側部分
    と通風出口側部分とそれらの間の中間部分とより
    なり、上記冷媒蒸発管は、該通風出口側部分、該
    中間部分および該通風入口側部分の順に連続して
    のびており、かつ該冷媒蒸発管には該通風出口側
    部分における端部から冷媒が流入するように構成
    されており、さらに上記複数枚の吸熱板の相互間
    隔に、上記通風入口側部分では比較的多数枚の付
    加吸熱板を設ける一方、上記通風出口側部分では
    比較的少数枚の付加吸熱板を設け、これにより被
    冷却風中の水分を上記通風入口側部分での結露と
    上記中間部分での着霜とにより除去した後に、上
    記通風出口側部分でさらに冷却するようにしたこ
    とを特徴とする冷風供給装置。
JP3506579U 1979-03-20 1979-03-20 Expired JPS6215746Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3506579U JPS6215746Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20

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JP3506579U JPS6215746Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55135280U JPS55135280U (ja) 1980-09-26
JPS6215746Y2 true JPS6215746Y2 (ja) 1987-04-21

Family

ID=28893621

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JP3506579U Expired JPS6215746Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20

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JP2003106740A (ja) * 2001-09-26 2003-04-09 Okamura Corp 低温オープンショーケースの冷却運転方法

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JPS55135280U (ja) 1980-09-26

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