JPS62155497A - 熱交換器の低温腐食防止装置 - Google Patents

熱交換器の低温腐食防止装置

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Publication number
JPS62155497A
JPS62155497A JP60299347A JP29934785A JPS62155497A JP S62155497 A JPS62155497 A JP S62155497A JP 60299347 A JP60299347 A JP 60299347A JP 29934785 A JP29934785 A JP 29934785A JP S62155497 A JPS62155497 A JP S62155497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
heat transfer
heat
heat exchanger
temperature corrosion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60299347A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Nakatsuka
中塚 満
Masanobu Takemura
竹村 眞宣
Yuji Tanaka
勇司 田中
Tetsuro Kitamura
哲朗 北村
Hisashi Shimozato
下里 比佐志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Publication of JPS62155497A publication Critical patent/JPS62155497A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 :産業上の利用分野〕 本発明は、鋼片加熱炉等で使用される熱交換器、いわゆ
るツタリックレキュペレータにおいて、伝熱管の低温腐
食を防止するための装置に関する。
1従来の技術〕 従上、ロ片刃ロクへが等の熱設備では、省エネルギーの
観点からレキュペレータにより燃焼排ガスの顕熱を利用
して燃焼用空気を予熱するようにしている。このレキュ
ペレータは、多数の耐熱鋼製伝熱管を並設し、この伝熱
管の外方にて軸直角方向に燃焼排ガスを流すとともに、
伝熱管内にて軸方向に燃焼用空気を流すようにしている
。この場合、燃焼排ガスは下流側はど低温となるから、
伝熱管の表面温度は排ガスの下流側でかつ燃焼用空気の
入口側はど低くなることとなる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、一般に、加熱炉等では重油を燃焼するように
しており、従ってこの加熱炉からの燃焼排ガス中にはイ
オウ酸化物(SOX)、窒素酸化物(Noつ)等の腐食
性ガスが含まれている。そのため、従来のレキュペレー
タでは、上記伝熱管の表面温度が低下して上記腐食性ガ
スの露点以下ζこなると、伝熱管の表面に硫酸、亜硫酸
あるいは硝酸が結露し、いわゆる低温腐食が発生すると
いう問題があった。この低温腐食の問題を解消するニハ
、レキュベレーク出口部の排ガス温度を高く設定する必
要があるが、このようにすれば、当然ながら熱回収量が
低減する問題が生しる。
また上記従来のレキュペレータでは、一般に排ガス1よ
その浮力により上部に偏流する傾向があることから、そ
の分有効伝熱面積が狭くなって熱交換効率が悪化する問
題がある。
本発明はこのような従来の問題点を解消するた¥j)!
こなされたもので、低温腐食を防止でき、かつ執回収効
率を向上できる熱交換器の低温腐食防止装置を提供する
ことを目的としている。
口問題点を解決するための手段〕 本発明は、伝熱管の01ガス下流側部分に対向する位置
に、高耐熱性で通気性を有する輻射部材を排ガスの流れ
方向と略直交するように配設したことを特徴とする熱交
換器の低温腐食防止装置である。
ここで本発明における輻射部材の耐熱性は、排ガス温度
によって適宜決定されるものであり、また通気性は排ガ
スの許容圧力損失の大きさによって適宜決定され、例え
ばセラミックを用いてハニカム状あるいは綿状の板状体
に成形焼成することにより実現できる。またこの輻射部
材の大きさは、伝熱管の低温腐食が生じ易い領域の大き
さによって決定され、例えば伝熱管の排ガス下流側で、
かつ被加仏流体の入側部分を覆う大きさにすればよい。
5作用〕 本発明に係る熱交換器の低温腐食防止装置では、輻射部
材が排ガスにより高温に加熱され、該輻射部材からの輻
射執により伝熱管の本来表面温度の低い部分を加熱する
から、この部分の表面温度が上昇し、これにより腐食性
ガスが伝熱管の表面に結露するのを防止でき、その結果
低温腐食の問題は解l肖される。
また上記輻射熱により伝熱管の表面温度が高くなる点、
及び輻射部材により排ガスの上部偏流が抑制され、その
分仔効伝熱面積が増大する点から回収熱量が増大し、熱
回収効率が向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例による熱交(兵
器の低温腐食防止装置を示す。図において、lはt1片
加熱炉であり、これは鋼片を、ウオーキングビーム等の
じ送装置により炉内にて搬送しつつ多数のバーナ2によ
って加熱するための熱設備である。この加熱炉lの炉尻
1aと煙突(図示せず)とはダウンティク型煙道3によ
り連通されてδす、この煙道3の途中にレキュペレータ
4が吊設されている。
ト記しキュペレーク4は、送風機(図示せず)から上記
バーナ2に供給される燃焼用空気を予熱するための熱交
IA 器である。このレキュペレータ1は上部ケーノン
グ5a、5cと下部ケーシング5bとの間に、多数の耐
熱鋼製伝熱管5a、5bを並設してなり、加熱炉1から
の!!!、焼排ガ焼金ガス伝熱管6a、5bの外方にて
軸直角方向に流すとともに、燃焼用空気を、排ガス流れ
方向下流側の」8部ケーシング5aから下流側伝熱管5
a、下部ケーシング5b、上流側伝熱管6b、上部ケー
ノング5cの経路で流し、この間に燃焼用空気を排ガス
の顕熱で予熱する。
そして、上記煙道3の天井壁3aのレキユバレーク4下
流側には、本実施例の低温腐食防止装置である輻射プレ
ート7が吊設されている。この輻射プレート7は耐熱性
の高い、例えばセラミ・ノクスを通気性に冨む形状、例
えばハニカム(蜂の巣)状に成形焼成したり、あるいは
セラミックファイバーを綿状に成形焼成したりしてなる
板状体であり、伝熱管6aの排ガス下流側で、かつ燃焼
用空気人口側部分を覆う面積を有し、該部分と対向して
いる。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例では、バーナ2からの燃焼排ガスがレキュペレ
ータ4の伝熱管6a、6bの軸直角方向に流れ、燃焼用
空気が下流側ケーシング5aから下流側伝熱管6a、下
部ケーシング5b、上流側伝熱管6bを通って上流側ケ
ーシング5Cに流出する。この際に、燃焼用空気は排ガ
スによって加熱昇温され、一方、排ガスは、下流側はど
温度が低下する。また燃焼用空気は下流側伝熱管6aの
入[J、つまり第1図右側上端付近では、まだ加熱され
ていないから略常温のままであり、そのため従来、この
下流側伝熱管6aの入口部分の表面を温度が低いことか
ら、排ガス中のイオウ酸化物等の腐食性ガスがこの伝熱
管6aの表面に結露して低温腐食が生しる問題があった
これ−二対して本実施例では、上記伝熱管6aの入口側
部分に対向して配設された輻射プレート7か、排ガスに
よって加臥されて輻射熱を発生し、この輻射プレート7
からの輻射熱によりレキュペレータ・1の伝熱管6aが
加熱され、その表面温度が上昇する。その結果排ガス中
の二酸化イオウ等が結露することはなく、伝熱管6aの
低温腐食はv)1ヒされる。また、この場合、伝熱管の
表面温度がL7する分だけ燃焼用空気が予熱され、回収
熱量が増大することとなる。
また、上述のとおり、−最に排ガスはその浮力により上
部を偏流するが、本実施例の輻射プレート7は、通気性
に富む形状ではあるが、排ガスの流れからみれば抵抗と
なるから、この排ガスの上部偏流を(印刷する作用も果
たし、そのため排ガスは伝執管6a、6bの上、下に渡
って均一に流れ、有効伝熱面積が増大して熱交換効率が
向上する。
ただし、E記輻射プレート7による排ガス抵抗は許容圧
力を員失内にあるから煙突の通風力に支障が生しること
はない。
このように本実施例では、輻ル1ブレー1−を配設する
だけという節皐な構造で、伝熱管の低温部分の表面温度
を上昇でき、低温腐食を防止でき、かつこの伝りへ管の
表面温度を上昇できる点及び排ガスの上部偏流をIQI
制できる点から熱交換効率を向上できる。
なお、上記実施例では、輻射プレート7がレキュペレー
タ4の下流側上手部を覆う大きさの場合−二ついて説明
したが、この輻射プレート7の大きさは低温腐食の生し
易い領域の大きさに応してユZ択ずればよい。また上記
実施例では加執炉において、空気を予熱するための熱交
換器であるレキュペレータについて説明したが、本発明
は勿論これ以外の熱交換器において、空気以外の流体、
例え:ヨ!!δu用ガスを予熱する場合にも適用でき、
要は伝り入管の表面温度が低下して低温腐食を起こす部
分を輻射プレートからの輻射熱で加熱するように構成す
ればよい。
1発明の効果〕 以−ヒのように本発明に係る熱交換器の低温腐食防止装
置によれば、伝熱管の排ガス下流側部分を灯心するため
の輻射プレートを配設したので、伝り入管の表面温度を
上昇して低温腐食を防止でき、この伝払管の表面温度が
上界すること、及び排ガスの上部偏流を1m :v++
1できる点から熱交換効率を向セできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による熱交換器の低温腐食防
止装置の断面側面図、第2図はその断面゛罫面図、第3
図は上記実施例装置が適用された加仙炉の全体+14成
図である。 図−二おいて、4シよレキュペレータ (熱交IA i
is >、6b4よIFガス下流側の伝熱管、マは輻射
プレート(輻射部材)である。 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数の伝熱管の内方にて軸方向に被加熱流体を流
    すとともに、該伝熱管の外方にて軸直角方向に加熱用燃
    焼排ガスを流すようにした熱交換器において、上記伝熱
    管の排ガス下流側部分が低温腐食するのを防止する装置
    であって、上記伝熱管の排ガス下流側部分に対向する位
    置に耐熱性及び通気性を有する板状の輻射部材を排ガス
    の流れ方向と略直交するように配設したことを特徴とす
    る熱交換器の低温腐食防止装置。
JP60299347A 1985-12-27 1985-12-27 熱交換器の低温腐食防止装置 Pending JPS62155497A (ja)

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JP60299347A JPS62155497A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 熱交換器の低温腐食防止装置

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JPS62155497A true JPS62155497A (ja) 1987-07-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236730U (ja) * 1988-08-30 1990-03-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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