JPS62143643A - 甘味持続性チユ−インガムおよびその製法 - Google Patents

甘味持続性チユ−インガムおよびその製法

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JPS62143643A JP61279529A JP27952986A JPS62143643A JP S62143643 A JPS62143643 A JP S62143643A JP 61279529 A JP61279529 A JP 61279529A JP 27952986 A JP27952986 A JP 27952986A JP S62143643 A JPS62143643 A JP S62143643A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は甘味持続性チューインガムおよびその製法、更
に詳しくは抗結露性(抗液体浸出性)および改良された
甘味保持性を有する糖含有または無糖の甘味持続性チュ
ーインガムおよびその製法に関する。
本発明のチューインガムはその製造工程における取扱い
が容易であって成型加工性が良好である。
本発明は水性柔軟剤およびこの水性柔軟剤中に分散せし
めた微粒状の第1甘味剤(たとえばソルビトールまたは
砂糖)により形成せしめた水溶相、ならびにこの水溶相
に個別の特異的固まり多数個を懸濁、分散して形成せし
めた比較的水に不溶性の相を含有し、上記個別の固まり
をガムベース粒子およびこのガムベース粒子に包まれた
第2甘味剤粒子により形成せしめたことに特色を有する
製造工程における取扱いが容易であって抗結露性良好な
る甘味持続性チューインガムを提供するものである。本
発明のチューインガムにおける第1甘味剤と水性柔軟剤
はガムをかんだとき最初に感知される甘味刺激を放出し
、他方、ガムベースは第2甘味剤の被覆物または保護担
体を提供するものであって、これにより最初の甘味刺激
が低下した後の甘味を持続させることができる。
ガムベース粒子を含有する比較的水不溶性の用および/
または水溶性の相は水素化殿粉水解物を含有することが
できる。水素化殿粉水解物は甘味を低下させることなく
結合剤としで作用し、チューインガムの粘結性を改良し
、かつ板状または棒状に成形しやすくするので、製造工
程における加工性を改良することができる。
また、本発明は上記のようなチューインガムの製造法を
提供することができる。
本発明のチューインガムの特色を添付の図面についで以
下に説明する 第1図は本発明のチューインガムの微細構造を表わす図
形的説明図である。第2図は従来の製造法により製せら
れた第1図におけるチューインガムと類似の組成を有す
るチューインガムの微細構造を表わす図形的説明図であ
る。第3図は本発明の第1図におけるチューインガムの
製造工程を説明する図式的フローシートである。第4図
は第2図におけるチューインガムの従来の製造工程を説
明する図式的フローシートである。
従来のチューインガムは一般にガムベースとこれに添加
する水溶性甘味剤、たとえばシュクロース、デキストロ
ースのような種々の糖類、コーンシロップ、ソルビトー
ルおよび/またはサッカリンナトリウムもしくはカルシ
ウムまたはシクラミン酸ナトリウムもしくはカルシウム
などのような人工甘味剤、乳化剤(レシチン、モノおよ
びジグリセリド類など)および香味剤を含有せしめたも
のである。このようなチューインガムは一般に第4図の
ように、ガムベース(0)を溶融し、このガムベース(
0)とコーンシロップまたは他の水性柔軟剤(S)を3
〜5分間混和した後、砂糖またはソルビトールのような
固形甘味剤(1)と(2)および香味剤を添加し、5分
間混和し、このチューインガムをかまから取出して圧延
し、所望の形に切断して製造されでいる。
従来のガム製造法は上記のように、その全操作を通じて
連続的操作であるのにとどまる。その結果、得られたチ
ューインガム生成物は甘味剤(1)と(2)および水性
柔軟剤(S)を含むガムベース(0)母型を形成するよ
うに糖およびその他の甘味剤(1)と(2)および水性
柔軟剤(S)を包んだガムベース(0)の連続的固まり
、である。
このような製造法で得られたチューインガムはかんだ最
初に好ましい強い甘味を表わし、最初の3〜5分間で甘
味が急速に低下してほとんど感知されなくなる。約5分
後またはそれ以内に実質的にすべての甘味が消失する。
かかる欠点を克服して持続し得る甘味(7〜8分間また
はそれ以上持続し得る甘味)を保持するチューインガム
が必要であることは明らかである。また人工甘味剤を含
有することす<、糖分以外の天然甘味剤のみを用いた持
続性甘味を有するチューインガムが要求されている。
本発明は上記のような消費者の要求を満足させ得るチュ
ーインガムを提供することができる。本発明のデユーイ
ンガムを添付の図面に従って以下に説明する。
本発明のチューインガムは第1および3図に示すように
、水性柔軟剤(S)(たとえばソルビトールシロップ)
および該水性柔軟剤(S)中に分散せしめた微粒状の第
1甘味剤(1)(たとえばソルビトールまたは砂糖)お
よび必要に応じて該水性柔軟剤(S)中に分散せしめた
加工性を改良するための結合剤としで作用する水素化殿
粉水解物(H3H)を含有する水溶相または連続相(A
)、ならびにガムベース(0)および該ガムベース(0
)中に包むかもしくは封入した第2甘味剤粒子(2)(
たきえはマンニトールおよび/またはソルビトールもし
くは砂糖)および必要に応じて該ガムベース(0)中に
包むかもしくは封入した加工性を改良するための水素化
殿粉水解物から形成される個別の特異的固まり多数個を
上記水溶相に懸濁、分散せしめて構成される比較的水不
溶性の相または不連続相(B)を包含し、甘味持続性、
良好な抗結露性および良好な加工性を有するものである
第1甘味剤(1)および水性柔軟剤(S)はかんだとき
の最初の甘味刺激を与え、他方、ガムベース(0)は第
2甘味剤(2)の甘味を抑制してこれを徐々に放出させ
るための第2甘味剤の被覆物または保護担体としで使用
することにより、最初の甘味刺激が低下したあとの甘味
を持続させることができる。
チューインガムの加工性を改良するため、水素化殿粉水
解物を水溶相または水不溶相のいずれか、もしくはその
双方の中に存在せしめることができる。該氷解物は製造
工程におけるチューインガムの粘結性を改良し、特にガ
ムを板状に延はして板状または棒状に成形するのを容易
ならしめる。
発明者らは甘味剤粒子(すなわち前記第2甘味剤)がガ
ムベース中に分散、包蔵、捕捉および/または他の保護
されるような方法で該甘味剤粒子をガムベース中に配合
し、チューインガム成分として上記のようないずれかの
方法で配合した第2甘味剤の溶解性を最少限に保持する
ことにより、チューインガム中の甘味の放出を引延ばし
得ることを見出した。これは、ガムベースに可塑剤、水
性柔軟剤、湿潤剤、他の甘味剤またはその他の物質を混
合する前に、溶融ガムベースに第2甘味剤粒子を配合す
る(ガムベース中に分散した第2甘味剤は溶解させるこ
とができる。)ことにより達成することができる。
このようにガムベース中に分散し、封入した第2甘味剤
は実質的にガムベース中に保持され、かんでいるとき容
易に溶出することはないが、その放出が抑制され、唾液
により徐々に放出される。
従来のチューインガムは通常、ガムベースにコーンシロ
ップ、ソルビトールシロップまたは他の水性柔軟剤を加
えた後、糖類またはソルビトールのような甘味剤を加え
て製造するのが通例であって、このようなガムは水性柔
軟剤の場合に甘味剤がガムペルスから溶出し、その結果
、甘味剤はかんでから僅か3〜5分後に実質的に消費さ
れるという点で本発明のチューインガムと異なる。
本発明のチューインガムは第1甘味剤の補助剤(これは
第2甘味剤の第2部分および/または他の甘味剤であっ
てよい。)とガムベース(この中にすでに第2甘味剤を
分散して含有するガムベース)を混合することにより、
その最初に感知される甘味を提供することができる。混
合工程として、第2甘味剤を分散して含有するガムベー
スを不連続性固まり中に配分し、第1甘味剤中に懸濁す
る。
次いで多価アルコールシロ、ツブ型の可塑剤または水性
柔軟剤を、第1甘味剤中に懸濁した不連続固まりを混和
し、これによってソフトヌガーのような特異の組織を与
え、最初の良好な甘味を感知させ、8分間またはそれ以
上に渡ってすぐれた甘味持続性を付与し、かつ良好な抗
結露性を与えることを可能ならしめる。
すてに第2甘味剤を分散しで含有するガムベース中に添
加する補助的甘味剤の第1部分はチューインガムに持続
性甘味を付与するものではなく、最初の甘味刺激を付与
するために存在せしめるだけであって、持続性甘味はガ
ムベース中に最初に個別に分散し、封入した第2甘味剤
によってのみ付与することができる。
前記から理解されるように本発明は持続性甘味を有する
糖含有および無糖チューインガムの双方を提供すること
ができる。更に本発明は人工甘味剤を含有させる必要が
す<、天然甘味(たとえばソルビトール、マンニトール
および/またはキシIJ )−ルなど)のみを含有せし
めることができ、持続性甘味を有する無糖チューインガ
ムを提供することができる。本発明の天然甘味剤を含有
する無糖チューインガムはサッカリンを使用することな
く、ガムの特異の構造および製造法により持続性甘味を
保持することができる。
本発明における第1甘味剤または補助甘味剤は水性柔軟
剤と共に水溶相を形成し、ガムをかんだときに最初に口
腔内で抽出される甘味剤を指称する。
第2甘味剤はガムベースと共に水不溶相を形成し、ガム
をかんで最初に第1甘味剤が溶出した後にのみ、徐々に
抽出される甘味剤を指称する。
本発明のチューインガム製造法において(第3図参照)
、最初、ガムベースを溶融し、この溶融ガムベース(好
ましくは93.3℃を越えない温度を保持する。)中に
、第2甘味剤ならびに香味剤。
要すれば食品用酸および乳化剤または柔軟剤(たとえば
レシチン)を加えて少なくとも2分間完全に混和して均
質な混合物を得、第2甘味剤をガムベース中に包埋する
。本発明の1実施態様として。
上記混和操作を終った段階、で、連続的粘結性固まりの
形態を有するガムベース中に水素化殿粉水解物を加えて
混和する。次いで補助甘味剤または第1甘味剤(好まし
くは微粒形のものであって、第2甘味剤と同様のもので
あってよい。)または他の甘味剤を上記連続的固まりに
加えて1〜5分間混和操作を続け、この操作により、連
続的固まりを、第2甘味剤(必要に応じて加えた前記水
素化殿粉水解物を含むこともある。)含有ガムの個々の
分割した小塊に分離させ、分離した小塊を第1甘味剤粒
子中に懸濁し包埋して異質組成分を含有する固まりを形
成させる。この異質の固まりに水性可塑剤または柔軟剤
および要すれば水素化殿粉氷解物を加え、1〜5分間混
和する。このガムの固まりに、要すれば固形香味剤(た
とえばデキストリンまたはアラビアゴム中に包むかまた
はその上に固定した香味剤)および水溶性の酸を加えて
混和し、表面平滑なチューインガムを形成させ、これを
ロールで延ばしてシート状にし、刻み目を入れて所望の
形に成形することにより、本発明のチューインガムを得
ることができる。
水素化殿粉水解物を必要に応じて添加するとき、このも
のをガムベース(もしくは不連続相)および/または水
性柔軟剤(もしくは連続相)に存在せしめる。いずれの
相に使用する場合であっても水素化殿粉水解物は加工、
特にシート状成形加工を容易にし、ガムベース粒子また
はチューインガム自体に粘結性を付与し、これを増大せ
しめるので、製造工程でガムベースまたはチューインガ
ムが割れたり、破断することがなく、機械的負荷を大に
することがない。
混合物が補助甘味剤または第1甘味剤中に懸濁して第2
甘味剤を含有する不連続的分離環または固まりにした後
、水性可塑剤もしくは柔軟剤、を添加するとき、水性可
塑剤(たとえばソルビトールシロップ)からの実質的に
すべての水は水溶性の補助甘味剤または第1甘味剤粒子
を溶解し、この水がガムベース中に封鎖された第2甘味
剤を溶解するように働くことはない。連続的固まりを形
成させるために溶融ガムベース中に最初に・添加した第
2甘味剤は、ガムベースが個々の固まりまたは小塊に分
離したあとであっても、実質的にガムベース中に包埋さ
れており、たとえば水性ポリオールシロップによる溶解
から保護される。それ故、本発明は甘味剤粒子上に水不
溶性ポリマー物質を被覆、被膜形成および/または集積
することなく、また最初の甘味刺激に影響を及ぼすこと
す<、持続性甘味を保持するチューインガムおよびその
製造法を提供することができる。
ガムベース不連続相の一部および/または水性柔軟剤連
続相の一部として添加して使用するのに適当な水素化殿
粉水解物として次のものを例示することができる。種々
のデキストロース等個物(DE)を含有する水素化コー
ンシロップまたは水素化殿粉水解物(たとえば米国再発
行特許第26゜959号および米国特許第3,556,
811号参照)ならび尾グルコースシロップおよび/ま
たはソルビトール、水素化三糖類、水素化工ないし六糖
類、水素化多糖類もしくはこれらの2種ないしそれ以上
の混合物を含有する再組成粉末など。
水素化グルコースシロップまたは水素化殿粉水解物およ
び/またはその粉末は、糖類のグルコース末端基のすべ
てがアルコールに還元される点まで(すなわちデキスト
ロースがソルビトールに還元されるまで)、標準グルコ
ースシロップヲ接触的に水素化(酸および/または酵素
により変換)することにより製造することができる。水
素化グルコースシロップの場合、固形物総含量は約72
〜80%の範囲とし、固形物はソルビトール約4〜20
%、水素化三糖類(たとえばマルチトール)約20〜6
5%、水素化工ないし七糖類約15〜45%、七糖類以
上の水素化多類約10〜35%から成るものである。
不連続ガムベース相中に水素化殿粉水解物を使用すると
き、このものはガムベ玖重量の約5〜40%、好ましく
は約8〜35%、チューインガム重量の約0.5〜15
%、好ましくは約1〜12%の量で存在せしめる。
連続水性柔軟剤相中に水素化殿粉水解物を使用するとき
、このものはガムベース重量の約0.5〜100X、好
ましくは約15〜50%、チューインガム重量の約0.
1〜20%、好ましくは約3〜10%の量で存在せしめ
る。
ガムベースの個々の小塊中に分散し、封入し、持続性甘
味を付与するために使用することができる第2甘味剤と
しで1次に示す物質のうちの1種またはそれ以上の混合
物を例示することができる(しかしこれらに限定される
ものと理解されてはならない。):天然甘味剤、たとえ
ばシュクロース、グルコース、フルクトース、フルクト
ースシロップ、グリシルリチン、糖蜜、カラメル、グリ
シルリチンのモノアンモニウム塩、クリシルリチンのモ
ノ、ジもしくはトリナトリウム塩、グリシルリチンのモ
ノ、・ジもしくはトリカリウム塩、グリシルリチンのカ
ルシウム塩;糖アルコール類、たとえばマンニトール、
ソルビトール、キシリトール、マルチトール;人工甘味
剤、たとえばサッカリンカルシウム塩、サッカリンナト
リウム塩、遊離酸型サッカリン、サッカリンアンモニウ
ム塩、7スノFルタム(TV、rわちL−アスパルチル
−し−フェニル−アラニン・メチルエステル)、ナリン
ギンジヒド口カルコン、ネオヘスペリジンジヒドロカル
コン、シクラミン酸、シクラミン酸ナトリウム、シクラ
ミン酸カルシウム;セレンデイピテイベリ=(Dios
coreophyllum cumminsii )、
、ステビオサイド(5tevia rebaudian
a ) b ミラクルベリー(Richardella
 dulcifica )  またはタウマチン(th
aumatin ) /、Cど(これら第2甘味剤のう
ち、シュクロース、マンニトールおよび/またはソルビ
トールが好ましい。)。
最初の甘味刺激を与えるために水性柔軟剤と共に使用す
る第1(補助)甘味剤はチューインガムから容易に抽出
されるものが好ましく、その例を次に示す(これらの1
種または2種以上を含有せしめることができる):天然
甘味剤、たとえば種々の糖類、iアルコール類(キシリ
トール、ソルビトール、マンニトール、マルチトールマ
タハコれらの混合物)もしくは糖含有物質(たとえばア
ラビノース、キシロース、リボース、グルコース、マン
ノース、ガラクトース、フルクト−・ス、デキストロー
ス、ソルボースのようす単糖類またはこれら単糖類の2
種ないしそれ以上の混合物);三糖類、たとえばシュク
ロース(せ蔗糖、ビート糖)、ラクトース、マルトース
またはセロビオース;多糖類:人工甘味剤、たとえば遊
離酸型サッカリン、サッカリンカルシウム塩、サッカリ
ンアンモニウム塩、サッカリンナトリウム塩、アスパル
タム(すなわちL−アスパルチル−L−フェニルアラニ
ン・メチルエステル)、ナリンギンジヒドロカルコン、
ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラミン酸、シ
クラミン酸ナトリウム、シクラミン酸カルシウム;およ
び他の甘味剤、たとえばセレンディピティベリー(Di
oscoreophyl Iumcumminsii 
)、ステビオサイド(5teviarebaudian
a )、ミラクルベリー(Richardel 1ad
ulcifica )、タウマチンなど。
可塑剤または水性梁側は第1甘味剤と共に、チューイン
ガム中でいわゆる水溶相を(第1甘味剤を含有せしめた
油不溶性または水不溶性ガムベース相と対をなすように
)形成せしめるものであって、可塑剤または水性柔軟剤
は液体(キシリトールシロップ、ソルビトールシロップ
またはマルチトールシロップ)中、実質的に非吸湿性物
質(たとえば多価アルコール)型を形成せしめるのが好
ましい。
本発明における水性柔軟剤または可塑剤は第2甘味剤を
含有するガムベースの島を囲む母型として作用し、ガム
ベースの島と第2甘味剤の結合剤として機能し、水性柔
軟剤(あるいは結合剤)はガム表面にあってガムベース
の固まりもしくは島を被覆する効果を有する。水性柔軟
剤の吸湿性はできるだけ低いのが好ましい。コーンシロ
ップは吸湿性が高く、容易に湿気を吸収し、熱くて湿度
の高い気候のとき結露性の問題を引起すので、できるだ
け避けるべきである。本発明に用いる水性柔軟剤は、糖
−ガムベース中であってもソルビト−ルシロップのみ、
またはソルビトールを含有するシロップ混合物であるの
が好ましい。
水性柔軟剤はガムベース:柔軟剤の重量比が0゜3:1
またはそれ以上となるようす量で使用することができる
水性柔軟剤、たとえばソルビトールシロップはこれに粘
結性増強剤を、完成チューインガム重量の約0.1〜2
0%、好ましくは約3〜10%の量で添加することによ
り水性柔軟剤の結合作用を増強することができる。適当
α粘結性増強剤としで、加水分解殿粉、マルト−デキス
トリン、改良食品殿粉、低DEコーンシロップ固形物、
アルギン酸塩、カラギーナン、キサンタンガム、ゼラチ
ン、キャロブ、トラガカント、ローカストビーン、他の
水溶性ガム、カルボキシメチルセルロースナト。
マルトーデキス) IJンは、水性柔軟剤に対する重量
比を約2=1ないし1:1の量で使用するのが好ましい
。粘結性増強剤を添加することにより、ガムを効果的シ
ート状に成形するのに必要な生地風合および水性柔軟剤
の強力を増強するという結果を得ることができる。
水性柔軟剤(または結合剤)の含量はこの中に存在せし
める甘味剤固形物の種類および量によるが、固形物重量
の約65〜80%、好ましくは約70〜75%、チュー
インガム重量の約3〜30%、好ましくは約5〜25%
存在せしめるのがよい。
存在せしめるガムベースの量はチューインガム生成物の
凝集状態およびその中に含有せしめる甘味剤の種類によ
り異なる。ガムベースは、好ましいメガ一様の甘味−風
味放出特性を保持するのに充分な不連続相を゛形成し、
かつ同時にガムが所望の外形および形状となるような加
工を可能ならしめるのに充分な連続性を形成して均斉の
あるガムを製造するに足る量で存在せしめるべきである
糖含有チューインガムの場合においで、水溶相(水性柔
軟剤−第1甘味剤)は通常、これをチューインガム重量
の約23〜76%、好ましくは約30〜43%含有せし
め、これに対して水不溶相(ガムベース−第2甘味剤)
はこれをチューインガム重量の約20〜69%、好まし
くは約30〜69%含有せしめる。前記のように水性柔
軟剤に分散した第1甘味剤は通常、これをチューインガ
ム重量の約20〜68%、好ましくは約25〜35%、
第2甘味剤(砂糖または他の甘味剤を用いることができ
る。)はチューインガム重量の約20〜45%、好まし
くは約25〜35%の情で存在せしめるこさができる。
無糖チューインガムの場合において、水溶相は通常、チ
ューインガム重量の約40〜92%、好ましくは約55
〜88%、一方、水不溶相はチューインガム重量の約8
〜59%、好ましくは約43〜59%の量で存在せしめ
ることができる。
前記のように水性柔軟剤に分散させる第1甘味剤(たと
えば糖アルコール類)はチューインガム重量の約25〜
35%、好ましくは約28〜32%、第2甘味剤(糖ア
ルコールまたは他の非糖甘味剤であってよい。)はチュ
ーインガム重量の約16〜35%、好ましくは約28〜
32%の量で存在せしめるのがよい。
本発明のチューインガム中に人工甘味剤を用いるとき、
水不溶性ガムベース相中または水溶性水性柔軟剤相中の
いずれであっても人工甘味剤はその種類により、一般に
無糖ガム中に使用した量で使用することができる。たと
えば人工甘味剤は両相のいずれか一方または両相中にそ
れぞ゛れチューインガム生成物重量の約0.02〜1.
OXO量で使用することができる。
発明者らはチューインガム生成物中のガムベース濃度を
調節することにより、チューインガムからの甘味放出特
性を最適にし、唾液中の甘味濃度を最大にすることがで
きることを見出した。これはガムベースの濃度を低下し
て短ヌガー型組織のガムベースを得ることにより達成さ
れる。短ヌガー型組織のガムベースはかんだとき容易に
開裂して多量の甘味成分を唾液中に放出する。しかし本
発明は最初要すれば水素化殿粉水解物を存在せしめるこ
吉により、ガムベースおよびチューインガムを製造工程
に投入し、ロール処理してシート状に延ばし、刻み目を
入れて棒または板状に切断するのに充分な粘結性を該ガ
ムベースおよびガムに付与し、開裂することなく、また
機械を詰らせて運転に支障を来すことがない。
本発明のチューインガムにおいてガムベースは。
チューインガム重量の約8〜25%、棒状以外の形状の
厚物チューインガム(たとえば立方形、まくら形、球形
、レンガ形その他の形状)の場合において好ましくはチ
ューインガムの約12〜20%の量で存在せしめる。し
かし棒状のチューインガムの場合において、製造工程を
考慮して、ガムベース濃度を大にし、好ましくはチュー
インガム重量の約18〜24%とすることが必要なこと
もある。
ガムベース濃度を減少するに従って本発明のチューイン
ガムの総せ味量は増大する。しかし甘味−風味放出量を
増大させても、かむときのガム体積は許容し得る程度に
保持する必要がある。特に風せんガム型のガムにおいて
、かんでからのガム体積が非常に低下するとガムがかみ
にくくなることがあり、風せん型の棒状ガム1個のみを
かんだときガムの体積が小となり、風せん形成がほとん
ど不可能になる。
マンニトールを、好ましくは第2甘味剤として。
または他の第2甘味剤と共に、これを前記のようにガム
ベース中に分散しで包み、本発明のチューインガム中に
配合することにより、驚くべきことにかんだときのガム
の大きさ、もしくは体積を満足に保持し得ることを見出
した。マンニトールは貧溶性糖アルコールであって、ガ
ムベースから徐々に抽出され、その重量および大きさを
増大する。
加うるにマンニトールは明らかに水(唾液)をガムベー
ス中に引付ける性質を有し、このためにその体積および
大きさを増大する。ガムベース含量の低い風せんガムの
場合において、マンニトールを存在せしめれば、棒状チ
ューインガム1個のみであっても風せんを形成させるこ
とができる。更に他のガム成分と異なり、マンニトール
は風せん形成を阻害することなく、かんだ風せんガム中
に存在することを許容し得る物質であって、一方また、
マンニトールはその中の他の糖類および糖アルコール類
をほとんど完全に抽出する必要があり、抽出後、かんだ
ガムが風せん形成に適当になるという特色がある。
一般にガムベース濃度を低くすれば、・かんでいる間に
好ましいガム体積を保持するのに必要なマンニトールの
濃度を高くしなければならない。かんでいる間に好まし
いガム体積を保持するのに必要なマンニトールの量は、
無糖風せんガムの場合    ゛はその重量の約10〜
50%、奸才しくは約15〜35%、無糖ガムの場合は
その重量の約10〜50%、好ましくは約15〜35%
、糖含有風せんガムの場合はその重量の約5〜30X、
好ましくは約10〜20%、糖含有ガムの場合はその重
量の約5〜30%、好ましくは約10〜20%である。
特有なメガ一様組織を有する本発明のチューインガム中
にマンニトールを使用することにより、驚くべきことに
、ガム中の甘味を持続せしめる結果となる。たとえば本
発明の無糖ガムの場合に。
第2甘味剤としてソルビトールをガムベース中に分散、
包埋し、この甘味剤にマンニトールを組合わせで存在せ
しめることにより、ソルビトールを含有し、マンニトー
ルを含有しないチューインガムよりもせ味大なるチュー
インガムを得ることができる。ソルビトールはマンニト
ールより甘味が大であって、マンニトール自体は甘味が
低いので、上記事実は予想外のことである。一般に、特
に甘味の著しくないソルビトールの実質的割合(たとえ
ば10〜50%)の代りに甘味の低いマンニトールを使
用してもその混合物に感知される甘味度は低いと考えら
れていた。しかし事実は反対であることが見出された。
マンニトールを用いることにより、標準大きさおよび重
量のチューインガム中における総せ味剤量を減少させて
も、甘味感知性および風味持続性は増大する。砂糖の一
部の代りにマンニトールを使用(第2甘味剤としてガム
ベi中に包埋させて使用)した糖含有ガムの場合におい
でも上記同様の効果が得られる。
本発明のガムにおける特異なメガ一様組織は特に風せん
ガムの製造に適している。本発明方法により製造した風
せんガムは水性柔軟剤中に浮遊、または懸濁した独立、
個別のガムベース小塊群により形成される。ガムベース
が製造工程においで個々の小塊に破断されるという事実
はガムベースの可塑性を損い、それによって反発性と弾
性を減少させその結果、ガムの包装工程において、正常
な長さと厚さの安定性を保持することができる。
本発明のチューインガムは非常にせまい許容範囲の棒状
成形機械上で処理することができる。
本発明のチューインガムの好ましい組成を次に示す(数
字はチューインガム中の重量%)。
糖含有チューインガム 無糖チューインガム 通常のチューインガムは初め強い甘味を現わし。
かんでから最初の3〜5分で急速に甘味が低下しで感知
されすくするまで甘味が低下する。しかしガムベース中
に配合して内包させた第2甘味剤(ガムベースに多価ア
ルコールまたは他の水性可塑剤を添加する前に配合する
。)および通常の増量剤、甘味剤などを含有せしめた本
発明のチューインガムは最初の3分間の甘味が通常のチ
ューインガムのそれよりも一層高く、その抜栓々に甘味
が低下し、かんでから約5分後に好ましい甘味濃度で安
定する。かんでから8分間またはそれ以」二この甘味濃
度を実質的に安定して保持する。本発明のチューインガ
ムにおいて、かんでから最初の数分間、第1甘味剤、す
なわち砂糖、糖アルコール類または他の可溶性甘味剤(
ガムベースと結合しない甘味剤)のみによる甘味が感知
される。その後、ガムベースの固まりの中に結合した第
2甘味剤が放出され、かんでから8分またはそれ以上に
豆っで風味が安定し、甘味が持続される。
上記観点から、本発明においで、ガムベース中に第2甘
味剤を配合し、この第2甘味剤の最初の甘味刺激を減少
させ、遅延せしめる必要があることが理解できる。それ
故、最初の甘味以後の甘味が望ましいとき、砂糖、糖ア
ルコールまたは他の天然もしくは人工甘味剤含有チュー
インガム中に。
1名 ガムベース内の第2甘味剤を使用のがよい。
へ 本発明のチューインガムに砂糖、ソルビトールまたはマ
ンニトールのような天然甘味剤を含有せしめるとき、溶
融ガムベース(多価アルコール可塑剤または天然甘味剤
を溶解する可塑剤以外の物質を加える前)に添加する天
然甘味剤は、チューインガム中の天然甘味剤の総重量の
約10〜80%、好ましくは約15〜60%の量で使用
する。
第2甘味剤として用いる天然甘味剤とガムベースとの混
合物を形成せしめるとき、天然甘味剤のガムベース中に
包埋される濃度がガムベース重量の約55〜250%、
好ましくはガムベース重量の約110〜200%となる
ように、ガムベース物質の天然甘味剤に対する重量比を
約1.8〜0.45、好ましくは約0.9〜0.6の比
とする。
第2甘味剤−ガムベース混合物の製造において、甘味剤
をガムベースに急速に分散または溶解させるため、粉末
甘味剤(液体甘味剤でよいこともある。)を使用するの
が好ましい。しかし、混和操作の間に粉砕または可溶化
を可能(fらしめるため混和処理時間を長くするならば
、甘味剤粒子の大きさが大であってもよい。通常のチュ
ーインガム用シグマ刃型混合機を使用するとき、2分?
、11=“1(好ましくは約3分)の混和処理時間でガ
ムベース中の甘味剤を均一に分散させることができる。
しかし、より効果的な混和方法を採用すれば混和時間は
短かくてよい。
一般にガムベースは、天然ガム、合成樹脂、ワックス、
可塑剤などを常套の方法で加熱、混和することにより得
ることができる。チューインガムベース中の成分としで
見出されている代表的物質を例示すれば次のとおりであ
る:かむことができる合成起源の物質、たとえばスチレ
ン−ブタジェン共重合物、インブチレン−イソプレン共
重合物。
ポリイソブチレン、ポリエチレン、石油ワックス、ポリ
酢酸ビニル、およびかむことができる天然起源の物質、
たとえばゴムラテックス固形物、チクル、クラウンガム
、ニスペロ、ロジデンノ1、シェラトン、ペンデア、ペ
リ口、ニガーゲッタ、ツナなど。エラストマーまたはか
むことができる物質の割合はガムベース組成物重量の約
5〜15%。
好ましくは約8〜12%、最適割合は約9〜11%であ
る。
ガムベースは、これに最小限の粘着性を保持させるべき
エラストマー用溶媒および水素化エステルガム、たとえ
ば水素化ロジンのグリセロールエステルおよび/または
三量化エステルガムを含有せしめるのが好ましい。
ガムベース中に上記以外の成分として、唾液を吸収し、
すべりを良好にし、かつエラストマーおよび溶媒と重複
しない親水型肌粘着剤、たとえばポリ酢酸ビニル、ポリ
ビニルブチルエーテルおよびビニルエステルとビニルの
共重合物を含有せしめでもよい。
ガムベース中に、滑沢剤として作用し、かつ約65℃以
上、好ましくは約75℃以上の融点を保持せしめる硬質
ワックスを含有せしめることができる。硬質ワックスの
有りとして、キャンデリラワックス、パラフィンワック
ス、カルナウバワックス、オシケライト、オリキュリ、
微結晶ワックスなどが挙げられる。
またガムベース中に軟化剤と滑沢剤との混合物を含有せ
しめることができる。このものは高い融点(すなわち約
22℃)を有する1種もしくはそれ以上の水素化植物油
または動物油を包含する。
更に唾液を吸収するようにガムベースに親水性を付与し
てこれをすべりやすくするためにガムベース中に乳化剤
を包含せしめることができる。乳化剤としてグリセリル
モノステアレート、ホスファチド類(レシチン、セファ
リン)トウイーン(Twe e n、 )類、スパン(
5pan )類またはこれらの混合物を例示することが
できる。
加うるに、ガムベース中に色素剤(たとえば二酸化チタ
ン)、可塑剤(たとえばラノリン、ステアリン酸、ステ
アリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウムなど)、抗
酸化剤(たきえはブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル
化ヒドロキシアニソ−ルおよび没食子酸プロピルをガム
ベースに約1000 ppm を越えない量で使用)を
含有せしめることもある。
またガムベースに増量剤および組織形成剤としでゴ粉(
Ca Co 3)粒子をガムベース重量の約0〜75%
、好ましくは約0.2〜25%の量で使用することがで
きる。しかしガムベースを実質的にカロリーのないガム
として使用すべきであるならば、ガムベース中に約32
〜75%、好ましくは約35〜75%の組織形成剤また
は不活性充填剤を含有せしめでもよい。本発明のガムに
用いられる適当な組織形成剤または不活性充填剤としで
炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸
マグネシウム、タルク、珪酸アルミニウムおよびこれら
の混合物を例示することができる。加つるに、最初の甘
味もしくは酸味および/または持続性甘味を付与するた
め、ガムベースに人工甘味剤および/または食品用酸(
後記)を混合することができる。
水不溶性ガムベースに種々のガムベースを使用すること
ができる(たとえば米国特許第3.052゜552号お
よび同第2,197,719号参照)。
本発明のチューインガムに香味剤、たとえは酸味剤ない
し果実香味剤または非酸香味剤もしくはハツカ香味料を
、最終生成物重量の約0.3〜2.0%、好ましくは約
0.5〜1,2%の量で含有せしめてもよい。香味剤は
植物体、葉、花、実などから誘導される植物油を包含す
ることができる。かかる種類の香油の例としで、レモン
油、オレンジ油、ライム油、グレープフルーツ油のよう
なカンキツ油;リンコニキス、ナシエキス、モモエキス
、イチゴエキス、アンズエキス、ラスプベリーエキス、
チェリーエキス、スモモエキス、パイナツプルエキスの
ような果実エキス:および精油、たとえばペパーミント
油、スペアミント油、ペパーミント油とスペアミント油
の混合物、クローブ油、ペイ油、アニス油、ユーカリ油
、ライム油、シダー(葉)油、シナモン油、ニクヅク油
、セージ油、苦味アーモンド油、桂皮油、サリチル酸メ
チル(冬緑油)などを挙げることができる。通常の保存
剤を使用し、または使用することなく、本発明のチュー
インガムに種々の合成香味剤(たとえば混合果実香料)
を配合してもよい。このような香味剤は水性柔軟剤と共
に水溶相の一部としで、および/またはガムベースに加
える第2甘味剤と共に水不溶相の一部として添加するこ
とができる。
かんだときの最初の風味、刺激または酸味を付与するた
め、本発明のチューインガムに食品用酸(たとえばクエ
ン酸、酒石酸、リンゴ酸など)を最終ガム生成物重量の
約0.3〜2.0%、好ましくは約0.5〜1.2%の
量で含有せしめることができる。このような酸はガムの
最初の酸味を助長するため、水性柔軟剤または水溶相と
共にガム中に添加することができる。加うるに持続性酸
味を保持させるため、フマル酸のような不溶性酸または
被覆した可溶性の酸を第2甘味剤と共に、ガムベース中
に包埋して添加することができる。
次に実施例をあげて本発明の好ましいチューインガムの
製造法を具体的に詳述する(実施例中、部とあるは重量
部を表わす。)。
実施例1 次の組成を有するオレンジ風味のチューインガムを下記
操作により製造する。
組成:ガムベース37部:砂糖(溶融ガムベースに分散
して)52部、(冷却ガムベースに混和して)52部;
ソルビトール(液)14部:液体オレンジ香味剤1部;
噴霧乾燥オレンジ5香味剤0゜9部;マルトリン(Ma
ltrin)M 100 (コーンシロップ固型粘結性
増強剤−DE9−12(米国アイオワ州在、グレイン・
プロセッシング・コーポレーション(Grain Pr
ocessing Corp、) )8.5部;クエン
酸0.9部:フマル酸4部。
ガムベースを水蒸気ジャケットで被覆したシグマ翼型混
合機付缶に添加し、温度を約82〜94℃に調整して溶
融する。上記砂糖の約半量を溶融ガムベースに加え、約
3分量子分に混合しくその間ガムベースはよく練られる
)、砂糖を連続したガムベースの塊り全体に分散させる
。これにより砂糖はガムベース中に取り込まれ、もしく
はガムベースにより保護される。
次いで、フマル酸を添加して約30秒間混和し、香味剤
液を添加して約1分間混和する。砂糖の残量を添加して
約2分間混和することにより固まりは断片に分離される
。ガムベース断片にマルトリンM100およびソルビト
ール液を添加して約2分間混和し、次にクエン酸および
噴霧乾燥香味剤を添加して約2分間混和する。なめらか
で連続になった固まりを缶から取り出し、ローリング処
理し、刻み目を入れた後、切断して棒状チューインガム
を製造する。
実施例2 次の組成を有するライム風味のチューインガムを実施例
1と同様の操作に従い製造する。
組成:ガムベース37部:砂糖(溶融ガムベースに分散
して)52部、(冷却ガムベースに混和して)52部;
ソルビトール(液)14部;ライム油21部:噴霧乾燥
ライム香味剤4部:マルトリン(Mloo)8.5部;
クエン酸0.9部;フマル酸4部。
実施例3 次の組成を有するレモン風味のチューインガムを実施例
1と同様の操作に従い製造する。
組成:ガムベース37部:砂糖(溶融ガムベースに分散
して)51部、(冷却ガムベースに混和して)51部;
ソルビトール(液)14.5部;レモン油2部;噴霧乾
燥レモン香味剤2部;マルトリン(MI OO) 8.
6部:クエン酸0.9部;フマル酸4.3部。
実施例4 次の組成を有するさくらんぼ風味のチューインガムを実
施例1さ同様の操作に従い製造する。
組成:ガムベース37部;砂糖(溶融ガムベースに分散
して)51部、(冷却ガムベースに混和して)51部;
ソルビトール(液)14..5部;さくらんぼ油i、s
部;噴霧乾燥さくらんぼ香味剤3゜5部:マルトリン(
Mloo)8.6部;クエン酸0.9部;フマル酸4.
3部。
実施例5 次の組成を有するキシリトール−砂糖で甘味をつけたチ
ューインガムを下記操作により製造する。
組成:ガムベース20部;砂糖(溶融ガムベースに分散
して)30部、(冷却ガムベースに混和して)30部;
キシ+7 トール液8部:加水分解穀粉5部;クエン酸
0.5部:フマル酸2.5部;香油0.8部;香味剤(
噴霧乾燥したもの)2部。
ガムベースを水蒸気ジャケットで被覆したシグマ翼型混
合機付缶に添加し、温度を約82〜94℃に調整して溶
融する。
砂糖の約半量を溶融ガムベースに添加して約3分間予分
に混和しくその間ガムベースはよく練られる)、砂糖を
連続したガムベースの固まり全体に分散させる。これに
より砂糖はガムベース中に捕捉され、もしくはガムベー
スにより保護される。
次いで、フマル酸を添加して約30秒間混和し。
香油を添加して約1分間混和する。砂糖の残量を添加し
て約2分間混和することにより固まりは断片に分離され
る。加水分解毅粉およびキシ1,1トール液をガムベー
ス断片に添加して約2分間混和し。
次に噴霧乾燥香味剤を添加して約2分間混和する。
なめらかで連続になった固まりを缶から取り出し、ロー
リング処理し、刻み目を入れた後、切断して棒状チュー
インガムを製造する。
製造したチューインガムは優れた抗結露性を有し、甘味
は6〜8分間持続する。砂糖可溶化物質をガム固まりに
添加した後、砂糖全量を加えで製造した従来の砂糖含有
チューインガムに比べ、その甘味持続時間は約2倍の長
さである。5実施例6 次の組成を有する香味をつけたチューインガムを下記操
作により製造する。
組成:ガムベース20部;砂糖(溶融ガムベースに分散
して)30部、(冷却ガムベースに分散して)30部;
ソルビトール液8部;マルトデキス) IJン5部;香
油1部:香味剤(噴霧乾燥したもの)0.5部。
ガムベースを水蒸気ジャケットで被覆したシグマ翼型混
合機付缶に添加し、温度を約82〜94℃に調整して溶
融する。
砂糖の約半量を溶融ガムベースに添加して約3分間予分
に混和しくその間ガムベースはよく練られる)、砂糖を
連続したガムベースの固まり全体に分散させる。これに
より砂糖はガムベース中に取り込まれるか、もしくはガ
ムベースにより保護される。
次いで、香味液を添加して約1分間混和する。
次に、砂糖の残量を添加して約2分間混和すれば塊りは
断片に分離される。マルトデキストリンおよびソルビト
ール液をガムベース断片に添加して約2分間混和し、次
に噴霧乾燥香味剤を添加して約2分間混和する。なめら
かで連続になった固まりを缶から取り出し、ローリング
処理し、刻み目を入れた後、切断して棒状チューインガ
ムを製造する。
製造したチューインガムは優れた抗結露性を有し、甘味
は最高8分間持続した。砂糖可溶化物質をガム固まりに
添加した後、砂糖全量を加えて製造した従来の砂糖含有
チューインガムに比べ、その甘味持続時間は約2倍の長
さである。
実施例7 次の組成を有する香味をつけた本発明によるチューイン
ガムを下記操作により製造する。
組成:ガムベース20部;砂糖(溶融ガムベースに分散
して)30部、(冷却ガムベースに混和して)30部:
リカシン(Lycasin )シロップ(米国再発行特
許第26,959号に記載の還元コーンシロップ固形物
)8部;香油1部:香味剤(噴霧乾燥したもの)0.5
部。
ガムベースを水蒸気ジャケットで被覆したシグマ翼型混
合機付缶に添加し、温度を約82〜94℃に調整して溶
融する。
砂糖の約半量を溶融ガムベースに添加して約3分量子分
に混合しくこの間ガムベースはよく練られる)、砂糖を
連続したガムベースの固まり全体に分散させる。これに
より砂糖はガムベース中に取り込まれ、種々の形態でガ
ムベースにより保護される。
次いで、香味液を添加して約1分間混和する。
砂糖の残量を添加して約2分間混和すれば固まりは断片
に分離される。リカシンシロップをガムベース断片に添
加して約2分間混和し、次に噴霧乾燥香味剤を添加して
約2分間混和する。なめらかで連続になった固まりを缶
から取り出し、ローリング処理し、刻み目を入れた後、
切断して棒状チューインガムを製造する。
製造したチューインガムは優れた抗結露性を有し、甘味
は6〜7分間持続した。砂糖可溶化物質をガム塊りに添
加した後、砂糖全量を加えて製造した従来の砂糖含有チ
ューインガムに比べ、甘味持続時間は約2倍の長さであ
る。
実施例8 実施例1〜4のチューインガムを熱線したチューインガ
ム味覚検査員に与え、実施例1〜4のチューインガムを
対照ガムA〜D(対照ガムA%B1CおよびDはそれぞ
れ実施例1.2.3および4に対応する従来品)と比較
せしめる。
対照ガムは多価アルコールシロップの代すニコーンシロ
ップを用いて次の操作により製造される。
すなわち、ガムベースを溶融し、レシチンおよびコーン
シロップを添加して約5分間混和する。粉砂糖全量を加
え、香味液を添加して5分間混和する。混和の最後の2
分間に酸類および噴霧乾燥香味剤を加える。この様な混
合方式において、結露を防ぐためコーンシロップがガム
ベースにより保護される。本発明の実施例のガムにおい
で、甘味保持を達成するため砂糖はガムベースにより保
護され、抗結露性はコーンシロップの代りに多価アルコ
ールを用いることにより得られる。1検査員に符号をつ
けた実施例1〜4のガムおよび対照ガムA−Dの試料を
示す。試験方法は次のとおりである。
検査員は試料ガムのうち1個を1分間かんだ後。
ガム塊を取り出し紙コツプに入れておく。続いて他のガ
ムを同じ時間かみ、その塊りを他のコツプに入れる。
次いで、検査員は口を水ですすぎ、クラッカーを食べて
口腔内に残った風味を除く。このすすぎおよび休息時間
を1分間続ける。それから検査員はそれぞれのガム塊の
風味を検査し、甘味、香味。
全風味および全体の品質の程度を0〜8の評点を用いて
評価する。
3.5.7および10分間かんだ後、同一の行為を繰り
返す。
評点は次の様に定義する。〇−感知されない。
2=かすかに感知される。4−明確に感知される、6=
強く感知される、8=極めて強く感知される。
実施例および対照のガムに対する平均評点を次の表1お
よび表2に示す。
表1 表1(つづき) 上記データを統計的に分析した結果、本発明の実施例1
〜4のガムは3.5.7および10分かんだ後において
もそれぞれの対照品A−Dより有意な甘味およびすぐれ
た風味を保持することが示された。
対照品Eの製造ニー 次の組成を有するオレンジ風味のチューインガムを実施
例1の操作に従い製造する。
組成:ガムベース37部;砂糖(溶融ガムベースに分散
して)52部、(冷却ガムベースに混和して)52部:
コーンシロップ22,5部;オレンジ香味液1部;噴霧
乾燥オレンジ香味剤0.9部:クエン酸0.9部;フマ
ル14部。
対照品Eおよび実施例1のガムの間の相違は実施例1の
ソルビトールシロップの代りにコーンシロップを用いた
ことおよび対照品EはマルトリンM100を含有しない
ことである。これはコーンシロップがソルビトールシロ
ップに比べ非常に高い粘度を有しているので粘結性増強
剤の使用が不要なためである。
この方法で製造したチューインガムは粘着性があり、ロ
ーリング処理および刻み目入れ装置における取扱いが困
難な固まりになっている。さらにこのチューインガムに
は貯蔵に際し結露が現われるのに対し、実施例1のガム
は抗結露性を有している。
従来の技術分野においてはソルビトールはコーンシロッ
プより吸湿性が強く、コーンシロッフヲ含有したガムは
本発明のガムより結露しにくいと予想されていたので、
上記試験結果は逆となり、全く予想されなかったことで
ある。
実施例9 次の組成を有し砂糖およびグリシルレチン酸二カリウム
を含有する本発明によるチューインガムを下記操作によ
り製造する。
組成:ガムベース216:砂糖(溶融ガムベースに分散
して)40部、(冷却ガムベースに混和して)17部;
グリシルレチン酸二カリウム0.05部;ソルビトール
シロップ10部;マルトリン(MI OO) 5部;レ
シチン0.8部;香味剤(液)1部;香味剤(噴霧乾燥
したもの)0.5部。
ガムベースを水蒸気ジャケットで被覆したシグマ翼型混
合機付缶に添加し、温度を約82〜94℃に調整して溶
融する。
砂糖約70%およびレシチンを溶融ガムベースに添加し
て約3分間中分に混和しくこの間ガムベースはよく練ら
れる)、砂糖を連続したガムベースの固まり全体に分散
させる。2分後、グリシルレチン酸二カリウムを砂糖混
合物に添加する。これによりグリシルレチン酸二カリウ
ムおよび砂糖はガムベース中に取り込まれ、種々の状態
でガムベースに保護される。液体香味剤を添加して約1
分間混合する。砂糖の残量を添加して約2分間混和すれ
ば固まりは断片に分離される。マルトリンM100およ
びソルビトール液をガムベース断片に添加して約2分間
混和し、次に噴霧乾燥香味剤を添加して約2分間混和す
る。なめらかで連続になった固まりを缶から取り出し、
ローリング処理し、刻み目を入れた後、切断して棒状チ
ューインガムを製造する。
実施例9のチューインガムを熱線した検査員に与え、実
施例9のガムを対照ガムFと比較せしめる。対照ガムF
は実施例8の操作により製造された市販のペパーミント
ガムてアル。
検査員に一度に両方のガム(二指の乱数により符号を付
す。)を与える。検査員は一方のガムを5分間かんだ後
、ガムの固まりを紙コツプに入れておく。続いて他のガ
ムを5分間かんだ後、ガムの固まりを紙コツプに入れる
。その後、検査員は口にクラッカーおよび水をふくみ口
腔内に残った風味を除く。この休息時間を1分間続ける
。それから検査員はそれぞれのガム塊の甘味および全風
味を評価する。
5.7.10.15および20分かんだ後、同一の行為
を繰り返し、それぞれのガムを評価する。
評点はO〜8の段階を用い次の様に定義する。
8−極めで強く感知される、6−強く感知される、4=
明確に感知される、2−感知される。0=感知されない
平均評点を表3に示す。
表3 ・95%またはそれ以上の信頼度で有意性があることを
示す。
データによれば実施例9のガム(グリシルレチン酸二カ
リウム)は市販ペパーミントガム(対照品F)に比べ甘
味および全風味が有意性を持って長時間持続することが
示される。
実施例10 次の組成を有し砂糖、グリシルレチン酸二カリウムおよ
びキシリトールを含有する本発明によるチューインガム
を下記操作により製造する。
組成:ガムベース26部;ソルビトールシロップ10部
:マルトリン(Ml 00 )5部:砂糖47部;香油
シロップ(4:1)1部;香味剤(噴霧乾燥したもの)
0.5部;イニルキン(レシチン)0.8部;グリシル
レチン酸二カリウム0.05部;キシリトール10部。
ガムベースを水蒸気ジャケットで被覆したシグマ翼型混
合機付缶に添加し、温度を約8.2〜94℃に調整して
溶融する。
砂糖の約70%およびレシチンを溶融ガムベースに添加
して約3分間中分に混和しくこの間ガムベースはよく練
る)、砂糖を連続したガムベース全体に分散させる。2
分後、グリシルレチン酸二カリウムを砂糖混合物に添加
する。これにより砂糖およびグリシルレチン酸二カリウ
ムはガムベース中に取り込まれ、もしくはガムベースに
保護される。液状香味剤を添加して約1分間混和する。
砂糖の残量を添加して約2分間混和すれば固まりは断片
に分離される。マルトリンM100およびソルビトール
液をガムベース断片に添加して約2分間混和した後、噴
霧乾燥香味剤およびキシリト−ルを添加して2分間混和
する。なめらかで連続になった塊りを缶から取り出し、
ローリング処理し、刻み目を入れた後、切断して棒状チ
ューインガムを製造する。
製造したチューインガムは優れた抗結露性を有し、甘味
は10〜12分間持続した。
実施例11 次の組成を有する砂糖を含有したチューインガムを製造
する。
組成:ガムベース22部;ソルビトール粉末10部;砂
糖49部;ソルビトールシロップ17部;柔軟剤(レシ
チン)0.2部;香味剤1.8部;サッカリンナトリウ
ム塩(150ミクロンまたはそれ以下)1.0部。
ガムベースを79〜85℃で溶融し、シグマ翼材の通常
の練り混合機に移す。サッカリンナトリウムをガムベー
スに十分に混和する。香味剤およびレシチンを添加して
3分間混和する。次いで、混合物が連続した固まりでよ
く練られている間に砂糖を添加して2.5分間混和し、
さらにソルビトール粉末を加える。混和中に固まりは断
片に分離される。ソルビトールシロップを添加して約3
分間混和を続ける。合計8〜10分間混和した後、混合
機を止めで混和を終了する。
上記の製法で製造したチューインガムは好ましい甘味を
有し5その甘味は、コーンシロップを混合物が連続でよ
く練られでいる間に添加する従来の方法により同一組成
から製造したチューインガムに比べ著しく甘味を長時間
持続する。
実施例12〜15 それぞれ次の組成を有する無糖チューインガムを下記操
作により製造する。
組成: (実施例12)ガムベース22部;マンニトール(第2
甘味剤)15部;ソルビトール粉末(第1甘味剤)25
部;香油1部;レシチン0.05部;ソルビトール液(
70部固体)(水性柔軟剤)25部。
(実施例13 )−nムベース18部;マンニトール2
5部;ソルビトール粉末30部;香油1部:レシチン0
.05部;ソルビトール液25部。
(実施例14)ガムベース15部;マンニトール28部
;ソルビトール粉末30部;香油1部;レシチン0.4
部:ソルビトール液25部。
(実施例15)ガムベース10部;マンニ) −ル33
部;ソルビトール粉末35部;香油1部;レシチン0.
3部;ソルビトール液20部。
上記チューインガムの製法は、まず所望量のガムベース
を実施例11に記載の混合機に添加し。
溶融した後、94℃に冷却する。マンニトールを溶融ガ
ムベースに添加して3分間十分に混和する。
香油およびレシチンを添加して3分間混和する。
次いでガムベースおよびマンニトールの混合物が連続し
た固まりでよく練られている間にソルビトール粉末を添
加して3分間混和する。混合物は混和中に断片に分離さ
れる。ソルビトールシロップを添加して3分間混和すれ
ば混合物はなめらかで均質になる。
マンニトールが第2甘味剤としてガムベース全体に分散
し封入されでいるチューインガムは好ましい甘味を有す
る。さらにマンニトールを含有したガムベースは表4に
示すようにマンニトールを含有しないチューインガムに
比べ著しく体積が増加することが見い出された。
表4 実施例16〜19 それぞれ次の組成を有する砂糖を含有したチューインガ
ムを実施例16および17では棒状に、実施例18およ
び19では他の形状に製造する。
組成: (実施例16)普通のガムベース21部;砂糖(半量は
溶融ガムベースに、他の半量は冷却ガムベースに添加、
実施例17〜19においで同じ。)62部;ソルビトー
ルシロップ(70部固体、実施例17〜19においで同
じ。)5部:香油0.8部;マルトリンM100(マル
トデキストリン。
実施例17〜19においで同じ)5部;色素0,07部
;クエン酸0.8部;フマル酸2.5部(棒状ガムの製
造)。
(実施例17)風船ガムベース23部;砂糖65部;ソ
ルビトールシロップ5部;香油1部;マルトリン)Ml
oo)4部;色素0.1部;噴霧乾燥香味剤2部(棒状
ガムの製造)。
(実施例18)普通のガムベース17部;砂糖62部;
ソルビトールシロップ10部; 香油1 部;レシチン
0.2部;マルトリン(MI OO) 5部;グラニユ
ー糖(第2甘味剤の一部、実施例19においで同じ。)
6部;色素0.08部(棒状以外のガムの製造)。
(実施例19)風船ガムベース19部:砂糖61部;ソ
ルビトールシロップ10部:香油x、部:マルトリン(
Mloo)5部;グラニユー糖(第2甘味剤の一部)6
部;色素0.08部。
上記チューインガムは次の様に製造する。すなわち、ガ
ムベースを実施例11に記載の混合機に添加し、溶融し
た後、94℃以下に冷却する。粉末砂糖の半量(第2甘
味剤)および存在すれはグラニユー糖(第2甘味剤)な
らびにレシチンをガムベースに添加して2分間混和する
。次に香油および存在すればフマル酸を添加して1分間
混和する。その後、ガムベースが連続でよく練られでい
る間に砂糖の残量(第1甘味剤)を添加して2分間混和
する。この間に混合物は砂糖、レシチン(存在すれば)
および香油を含有したガムベースが砂糖の残量の中に分
散された断片に分離される。
次ニソルビトールシロップおよびマルトリンM100を
砂糖残量に分散されたガムベースの断片に添加して約2
分間混和する。クエン酸および(存在すれば)噴霧乾燥
香味剤を添加して約2分間混和する。なめらかで連続に
なった固まりを缶から取り出し、ローリング処理し、刻
み目をつけた後、チューインガム片に成形する。
上記の製法で製造した砂糖を第2甘味剤とじてガムベー
ス全体に分散させ封入したチューインガムは好ましい甘
味を有することが見い出された。
実施例20 次の組成を有する無糖チューインガムを下記操作により
製造する。
組成:ガムベース21部;ソルビトール粉末(第2甘味
剤)28部;ソルビトール粉末(第1甘味剤)28部;
香油1.6部;噴霧乾燥香味剤0.5部:レシチン0.
4部:ソルビトール液(70部固体、水性柔軟剤)12
部;水素化殿粉水解物(ソルビトール9%1マルチトー
ル58%、 高級糖類33%)8部;色素0.07部。
上記チューインガムは次の様に製造する。すなわち、ガ
ムベースを水蒸気ジャケットで被覆したシグマ翼型混合
機付缶に添加し、溶融した後、94℃に冷却する。レシ
チンおよび色素を溶融ガムベースに添加し1〜2分間混
和する。ソルビトール粉末の半量および香油の半量を添
加して2〜3分間混和する。水素化殿粉水解物を添加し
て2分間混和する。その後、ガムベース、ソルビトール
および水素化殿粉水解物の混合物が連続した塊でよく練
られている間にソルビトール粉末の残量および香油の残
量を添加して2分間混和する。混和中に混合物は断片に
分離される。次にソルビトールシロップを添加して約3
〜4分混和を続けた後、噴霧乾燥香味剤を添加して全体
がなめらかで均質になるまで混和する。
上記の製法で製造したソルビトールおよび水素化殿粉水
解物をガムベース全体に分散して封入したチューインガ
ムは好ましい甘味を有することが見い出された。加うる
に、加工性、すなわちシート化および棒状ガム製造にお
ける性質が改良された。
実施例21 次の組成を有する無糖チューインガムを下記操作により
製造する。
組成;ガムベース22部;マンニトール(ffi2甘味
剤)15部;ソルビトール粉末(第1甘味剤)30部;
香油1部;レシチン0.05部:ソルビトール液(70
部固体水性柔軟剤)23部;水素(t[粉水解物(ソル
ビトール8%、マルチトール8%、高級糖類84%)2
部。
製法は次の様である。すなわち、所望量のガムベースを
実施例1に記載の混合機に添加し、溶解した後、94℃
に冷却する。第2甘味剤を溶融したガムベースに添加し
て3分間混和する。香油およびレシチンを添加して3分
間混合する。その後、ガムベースおよび第2甘味剤の混
合物が連続した固まりでよく練られている間にソルビト
ール粉末を添加して3分間混和する。混和中に混合物は
断片に分離される。ソルビトールシロップ相中のソルビ
トールシロップおよび水素化でんぷん氷解物は好ましい
甘味を有し、標準のローリング処理、シート化、刻み目
入れおよび切断機において機械を故障させることなく処
理するのに十分な粘着性を有する。
実施例22 次の組成を有する無糖チューインガムを下記操作により
製造する。
組成:ガムベース18部;ソルビトール粉末33部;ソ
ルビトールシロップ(75に固体) 20 gl!;マ
ンニトール25部;水素化殿粉水解物(ソルビトール8
%、マルチトール8%、高級糖類84%) 2 部:ペ
パーミント油1部;イニルキン(レシチン)0.5部。
製法は次の様である。すなわち、所望量のガムベースを
実施例1に記載の混合機に添加し、溶融した後、94℃
に冷却する。レシチンを添加して混和する。次にマンニ
トールを溶融ガムベースに添加して3分間子分に混和す
る。その後、ガムベースおよび第2甘味剤の混合物がな
めらかで連続した固まりでよく練られている間にソルビ
トール粉末を添加して3分間混和する。ソルビトール添
加の間にペパーミント油を添加する。混和中に混合物は
断片に分離される。次にソルビトールシロップおよび水
素化殿粉水解物を添加して3分間混和すれば混合物はな
めらかで均質になる。
上記の製法で製造したソルビトールシロップ相に水素化
殿粉水解物を含有するチューインガムは好ましい甘味を
有する。また、卓越したローリング処理性およびシート
強度を有する。棒状チューインガムは折れることのない
良好な柔軟性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1および3図は本発明のチューインガムに関するもの
であって第1図はその微細構造の説明図。 第3図はそのフローシート、第2および第4図は従来法
によるチューインガムに関するものであって第2図はそ
の微細構造の説明図、第4図はそのフローシートである
。 A・・・連続相、B・・・不連続相、0・・・ガムベー
ス、S・・・水性柔軟剤、1・・・第1甘味剤、2・・
・第2甘味剤。 特許出願人 ライフ・セイバース・ インコーホレイテッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水性柔軟剤およびこの水性柔軟剤中に分散せしめた
    微粒状の第1甘味剤と必要に応じて水素化殿粉水解物を
    含有する水溶相、ならびにこの水溶相に、ガムベースお
    よびガムベースに包まれた第2甘味剤粒子と必要に応じ
    て水素化殿粉水解物を含む個別の特異的固まり多数個を
    懸濁、分散せしめて含有する水不溶相から成り、上記水
    素化殿粉水解物は水溶相と水不溶相のうちの少なくとも
    一方に存在せしめ、上記水溶相は最初の甘味刺激を放出
    させるために使用し、上記ガムベースは第2甘味剤の甘
    味を抑制してこれを緩慢に放出させるための第2甘味剤
    の保護担体として提供することにより最初の甘味刺激が
    低下した後の甘味を持続せしめ、他方水素化殿粉水解物
    はチューインガムに粘結性を付与することによりチュー
    インガムの製造工程における取扱いを容易にしたことを
    特徴とする持続性甘味を有するチューインガム。 2、水素化殿粉水解物をガムベース中に存在せしめた特
    許請求の範囲第1項記載のチューインガム。 3、水素化殿粉水解物をチューインガム中に約0.5〜
    15重量%の範囲の量で存在せしめた特許請求の範囲第
    2項記載のチューインガム。 4、水性柔軟剤中に水素化殿粉水解物を存在せしめた特
    許請求の範囲第1項記載のチューインガム。 5、水素化殿粉水解物をチューインガム中に約0.1〜
    20重量%の範囲の量で存在せしめた特許請求の範囲第
    4項記載のチューインガム。 6、第1甘味剤が天然甘味剤である特許請求の範囲第1
    項記載のチューインガム。 7、第2甘味剤が天然甘味剤である特許請求の範囲第1
    項記載のチューインガム。 8、第1甘味剤が天然甘味剤、第2甘味剤が天然甘味剤
    である特許請求の範囲第1項記載のチューインガム。 9、第1甘味剤が砂糖、糖アルコールまたはその混合物
    を含有し、第2甘味剤が砂糖、糖アルコールまたはその
    混合物を含有するものである特許請求の範囲第1項記載
    のチューインガム。 10、水性柔軟剤がソルビトールシロップ、マルチトー
    ルシロップ、キシリトール、コーンシロップまたはこれ
    らの混合物を含有する特許請求の範囲第5項記載のチュ
    ーインガム。 11、第2甘味剤がシュクロース、キシリトール、マン
    ニトール、ソルビトール、フルクトースシロップ、グル
    コース、グリシルリジン、グリシルリジンのモノアンモ
    ニウム塩、グリシルリジンのカルシウム塩、グリシルリ
    ジンのモノ、ジ、もしくはトリナトリウム塩、グリシル
    リジンのモノ、ジ、もしくはトリカリウム塩、カルシウ
    ムサッカリン、ナトリウムサッカリン、アンモニウムサ
    ッカリン、ジヒドロカルコン類、ネオヘスペリジンジヒ
    ドロカルコン、アスパルタム、シクラミン酸塩、ステビ
    ア・レバウジアナ、リカルデラ・ドウルシフィカ、ジオ
    スコレオフィルム・クミンシイまたはこれらの混合物で
    ある特許請求の範囲第1項記載のチューインガム。 12、天然甘味剤が更にキシリトールを包含する特許請
    求の範囲第9項記載のチューインガム。 13、水性柔軟剤がソルビトールシロップである特許請
    求の範囲第1項記載のチューインガム。 14、第1甘味剤がマンニトールである特許請求の範囲
    第1項記載のチューインガム。 15、水性甘味剤がソルビトールシロップ、第2甘味剤
    が粉末ソルビトールである特許請求の範囲第14項記載
    のチューインガム。 16、第1甘味剤がマンニトールおよび粉末ソルビトー
    ルである特許請求の範囲第1項記載のチューインガム。 17、ガムベースをチューインガム中に約12〜25重
    量%の範囲の量で存在せしめた特許請求の範囲第1項記
    載のチューインガム。 18、水性柔軟剤をチューインガム中に約2〜30重量
    %の範囲の量で存在せしめた特許請求の範囲第1項記載
    のチューインガム。 19、水性柔軟剤のために更に1種またはそれ以上の粘
    結性増強剤を含有せしめた特許請求の範囲第18項記載
    のチューインガム。 20、粘結性増強剤がマルトーデキストリン、穀物加水
    分解固形物、改質食品殿粉、低D.E.コーンシロップ
    用固形物、アルギン酸塩類、カラギーナン、キサンタン
    ガム、ゼラチン、キャロブ、トラガカント、ローカスト
    ビーンまたは他の水溶性ガムである特許請求の範囲第1
    9項記載のチューインガム。 21、チューインガム中に更に1種またはそれ以上の食
    品用酸を含有せしめた特許請求の範囲第1項記載のチュ
    ーインガム。 22、食品用酸がフマル酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石
    酸またはこれらの混合物である特許請求の範囲第21項
    記載のチューインガム。 23、第1甘味剤が粉末ソルビトール、水性柔軟剤がソ
    ルビトールシロップ、第2甘味剤がマンニトール、ソル
    ビトールまたはこれらの混合物である特許請求の範囲第
    1項記載のチューインガム。 24、第1甘味剤がシュクロース、水性柔軟剤がソルビ
    トール、第2甘味剤がシュクロースである特許請求の範
    囲第1項記載のチューインガム。 25、第2甘味剤粒子および要すれば水素化殿粉水解物
    を溶融ガムベース中に分散させて連続相を形成させ、次
    いでこの連続相と第1甘味剤を混和して第2甘味剤粒子
    および必要に応じて存在せしめた上記水素化殿粉水解物
    を包む個別のガムベース小塊群に分離させ、該小塊群と
    第1甘味剤の混合物に水性柔軟剤および要すれば水素化
    殿粉水解物を混和し、上記水素化殿粉水解物を少なくと
    も溶融ガムベースに、またはガムベースと第2甘味剤を
    含有する個別の小塊群に加えることを条件とし、平滑な
    連続的組織を有するチューインガムを形成させることを
    特徴とするチューインガムの製法。 26、連続相に第1甘味剤を加える前に、連続相に水素
    化殿粉水解物を添加する工程を包含する特許請求の範囲
    第25項記載の製法。 27、ガムベースおよび第2甘味剤を含有する個別の小
    塊群に水素化殿粉を添加する工程を包含する特許請求の
    範囲第25項記載の製法。
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JP2018509925A (ja) * 2015-03-31 2018-04-12 ロケット フレールRoquette Freres 結晶アルロース粒子を含有するチューインガム組成物

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