JPS62142030A - 伸縮管継手の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、伸縮管継手の製造方法に係り、特に、金型費
が安く、かつ外径がテーパ状でしかも接続部の外径が異
なった伸縮管継手の製偕に好適な、伸縮管、継手の製造
方法に関するものである。

〔発明の背）ｋ〕

従来の製造方法は、実開昭６０　３８６２１号公報に記
戎のように、伸縮管継手の山数と同じだけの分割金型を
用い、外径がほぼ同一のものを成形するような装置とな
っている。しかし、山数が多くなった場合は金型数も増
加し、金型が高価となること、および外径がテーパ状と
なり接続部の外径が異なった場合の製造方法については
配慮されていなかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、従来技術の問題点を改善して成形用の
金型費が安価であり、かつ外径がテーパ状でしかも、接
続部の外径が異なる伸縮管継手の製造方法を堤供するこ
とにある。

〔発明の概要〕

本発明に係る伸縮管継手の製造方法の構成は、素管内部
に座屈防止のための内圧を加え、任意の自由張出しを行
なった後に金型移動と、１ｉｌｌｌ力を負荷し伸縮管継
手の一山部分を成形する。さらに、これらを連続的に成
型すれば、金型が一組だけで任意、の山数を有する伸縮
管継手の成形がｒＩｒ能となる。また、成形金型の間か
くを連続的に変化させれば、外径がテーバ状でしかも、
接続部の外径が異なった伸縮管継手の成形が可能となる
。

〔発明の実施例〕

本発明の一実施例を図により説明する。第１図、第２図
において、１は伸縮管継手を成形するための金属製の素
管である。また、２のシーリングプレートＡは、素管１
の端面を支持するとともに、１３ａのＯリングＡにより
、液圧シールを行う。３は、支持板６に固定した油圧シ
リンダ７の駆動により、素管１の端面を成形部３ａを挿
入し拡管成形した後に、素管１の軸方向に軸力を負荷す
るとともに１３ｂのＯリング已によって液圧シールを行
う、シーリングブレー）−Ｂである。シーリングプレー
トＢには、素管１の内面に液圧を加えるため、液圧１１
を導く配管８とバルブ８ａが固定されている。液圧１１
は、配管８からシーリングプレートＢ内の穴から素管１
内に導き、２のシーリングプレートＡに設けた穴から配
管９に導き、空気ぬき１２を行った後に、バルブ９ａを
閉じることにより、素管１の内面に液圧１．　Ｌ　ａを
負ダｉする。なお、液圧１１は常に一定を保つように制
御されている。

さらに、５はシーリングプレートＢの移動方向１０と同
方向に移動する、分割式の移動式成形型Ａであり、４は
末成形部の変形を抑止するためのウレタンゴムである。

第２図において、Ｌ４は２山目以降を成形するための分
割式の移動式成形型Ｂである。

上記のように構成した、本実施例に係る伸縮管継手の製
造方法についてのべる。

素管１をウレタンゴム４と５の移動式成形型Ａで支持し
、端面の一方を２のシーリングプレートＡによりシール
する。さらに、他の一方からシリンダ７の駆動により接
続部と同じ径に拡管成形した後に、液圧シールを行う。

次に、空気ヌキを行い液圧を負荷する。この液圧を保持
した状態で軸力を加えると同時に５の移動式成形型Ａを
移動し、一山口の山部ＩＣを成形する。

次に、２山目以降は第２図に示すように、５の移動式成
形型Ａと１４の移動式成形型Ｂにより一山づつを連続的
に成形する。ここで、山部の外径は、加工前の移動式成
形型ＡＢの間かく１５とほぼ同等となる様に成形し、こ
の間かくを連続的に大きくすることによって、山部の外
径が連続的に大きくなり、外径がテーパ状の伸縮管継手
が製造できる。

そして、最後の山部の成形に当っては、ウレタンゴム４
および５の移動式成形型Ａを半割りにし、取り除いた後
に１４の移動式成形型ＢとシーリングプレートＢの間で
成形を行う。

最終山の成形が終了後、液圧を除荷し、成形品を取出す
と、第３図に示す良好な成形品が得られる。

具体例についてのべる。

外径２０ｍ、肉厚０．３ｏｗｎ、長さ１６０Ｉの銅パイ
プの素管１を用い、一山口の山部外径が、２４ｍ、山数
が５．最終山の外径３２ｍ、接続部の外径が２６［１１
１１，長さ１２０ｒｍの伸縮管継手を製造する方法につ
いてのべる。

液圧を４０　ｋｇ　ｆ　／　ｍ　ｒｒｔ　、素管１の端
面の拡管力が２００ｋｇｆ、山部成形時の軸力は約７０
ｋｇｆである。

」−記譜条件を設定して、前記第１、第２図に係る製造
方法により、成形を行ったところ良好な伸縮管継手の製
造方法を提供することができた。

以上に説明した実施例によれば１次の効果がある。

（１）２ケの移動式成形型により、任意の山数の伸縮管
理継手を連続的に成形することができ、金型費の大幅低
減が可能となる。

（２）山部の外径がテープ状に変化し、しかも接続部の
外径が異なる成形品が得られることから、外径が異なる
パイプの継手として使用できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、−組の成形金型（割型）によって任意
の山数を有する伸縮管継手が製造できることから、金型
費が安価となる。

さらに、テーパー状の継手の成形が可能であり、取付部
の径が異なった場合にも使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係る伸縮管継手の製造方
法において、一山口の成形を示す断面図、第２図は、第
１図に係る伸縮管継手の製造方法において、三山口の成
形を示す断面図。 第３図は１本発明の一実施例により製造された伸縮管継
手を示す断面図である６ １・・・素管　２・・・シーリングプレートＡ　３・・
・シーリングプレートＢ　４・・・ウレタンゴム　７・
・油圧シリンダ　１１・・・液圧。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、成形すべき管の内面に液圧を加えるとともに、管の
   軸方向圧縮力の負荷により伸縮管継手を製造する方法に
   おいて、移動式でかつ分割可能な２ケの成形型を用い、
   一山づつを連続的に成形するとともに、外径がテーパ状
   でしかも接続部の径が異なった伸縮管継手を製造するこ
   とを特徴とした伸縮管継手の製造方法。