JPS62135748A - 液圧式固定ピストンサンプラ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はポーリング孔等の掘削孔を利用して地中に分布
する土砂を乱さない状態で採取する液圧式固定ピストン
ザンプラーに関する。

し関連技術とその問題点］ 従来、ボーリングロッドによって反力をとることにより
エキステンションロッドを使用しないようになしたもの
としてΔスターパーク式の水圧式サンプラーがある。こ
れは第３図、第４図に示すように、ボーリングロッド１
に貝入用シリンダー２を延在し、この貫入用シリンダー
２内にシール部材３を介してサンプルチューブ４を重ね
合せて配設して二小管となし、貫入用シリンダー２内に
リンプルチューブ４を案内するピストン固定用ロッド５
を固着し、このピストン固定用ロッド５の下端に固着さ
れたピストンベース６をサンプルチューブ３の下端に配
置してなり、ボーリングロッド１を通して貫入用シリン
ダー２内に供給される水圧７によってサンプルチューブ
３を孔８の底下に押し込んで乱さない土を採取するちの
である。しかし、これは水圧によりサンプルチューブ３
を孔８の底下に押しこむものであるためＮ値０〜４の軟
らかい粘性上の採取に限られ硬土質には適応し困難い面
があるとともに、ザンブリングエ稈にＪ３いてリーンプ
ルチューブの真人速度や貝入樋などのリンプルの品質評
価のデータとなる斤１測かできない不具合を有していた
。また、貫入用シリンダー内にサンプルチューブを配設
した二重管構造のため管径がエギステンションロッド方
式のちのに比べ人となり掘削および採取の装置が大型に
なっていた。

［発明の目的コ 本発明（ユに記事情に鑑みて成されたしのであり、小型
のリンブラーにより軟質上を乱さない状態で採取１Ｊる
ことができ、→ノンプルチューブの日入速度やｄ入間な
どのデータを１ｑることが可能な液圧式固定ピストンサ
ンプラーを提供することを目的とする。

［発明の構成〕 上記目的を達成するための構成はビス１−ン固定用ロン
ド下端に固着されたピストンベースと、貫入用シリンダ
ーの貫入用ピストンロッド下端に固着されたサンプルチ
ューブとを（ｆａえ、液圧によりリンプルチューブを孔
底下に押し込んで乱さない土を採取する液圧式固定ビス
１−ンサンプラーにＪ３いて、用豆に縦グＪに配設した
ｑ入用シリンダーおよびり°ンブルブ１−ブと、前記貫
入用ピストンロンドの上端に固着されたピストンベース
とシリンダーヘッドとの間に形成された加圧室と、この
／Ｊｎ圧室と地上に設けた蓄圧タンクとを連結する導圧
管と、前記蓄圧タンク内の水等の液体にガス圧を加える
液圧供給装置とを具備することにある。

［発明の実施例］ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。

第１図、第２図において、１１はシリンダーヘッドであ
り、その頂部にはボーリングロッド１２が接続され、下
端には日入用シリンダー１３が延在している。１４は員
入用シリンダー１３の員入用ビス１−ンロツドであり、
上端にはシール部材１４Ａを介して貫入用シリンダー１
３内を摺動７るピストンベース１５が固着している。

１６は出入用ピストンロッド１４の下端に設けられたり
一ンプラーヘッドであり、下端にはリンプルチューブ１
７が延在している。１８は前記４入用ビス１〜ンＯツド
１４を口通し上端が前記シリンダーヘッド１１に固着し
たピストン固定用ロッドであり、はぼ貫入用シリンダー
１３とり一ンブルチューブ１７とを加えた長さに形成さ
れ、下端にはシール部材１４Ｂを介しＣリンプルチュー
ブ１７内を［ｉＪ］するピストンベース１９が固着して
いる。２０は貫入用シリンダー１４の下端に設けられた
密閉壁である。２１はシリンダーヘッド１１とピストン
ベース１５との間に形成された加圧室２１であり、シリ
ンダーヘッド１１には加圧￥２１に連通ずる圧力水の導
圧管２２おＪ、びドレーン排出管２３が設けられ、その
導ｆｆ：管２２には地上に設置した蓄圧タンク２４が連
結され、ドレーン排出管２３にはドレーンコック２５が
設けられている。蓄圧タンク２４にはガス供給管２Ｇを
介して水圧等の液圧を加える図示しない液圧供給装置が
連結しているとともに、水位計２７が設けられている。

２８は密閉壁２０とリンブラーヘッド１６に夫々設けら
れたドレーン孔である。しかして、第１図の状態におい
て液圧供給装置により蓄圧タンク２４内に窒素ガスが供
給されるとその供給旦に応じて窒素ガスの圧力が加圧室
２１に加わりピストンベース１５を押圧するため第２図
のように口入用ピス］−ンロツド１４がビス１〜ン固定
用ロツド１８に沿って押し込まれ、ロム用ビス１〜ンロ
ツド１４の下端に貫入用シリンダー１３と縦列にして設
けられたサンプルチューブ１７は孔２９の底下に押し込
まれ乱さない土を採取できるものである。この実施例は
上記のように、サンプルチューブ１７を押し込む加圧力
を窒素ガスと水の置換により得ているため、加圧力は従
来の水圧式のものに比べ人となり軟質上から９？’Ｒ上
までの乱さない土の採取が可能であるとともに、蓄圧タ
ンク２４に設けたスタンドバイブ等の水位計２７により
サンプルチューブ１７の出入速度や貫入量などのリンプ
ルの品質評価のデータとなるＫ１１３Ｉ１１が可能であ
り、また出入速度″〜）員人品などの制御をそのデータ
に基づいて窒素ガスの圧力調整によって行うことができ
る１、また、貫入用シリンダー１３とサンプルチューブ
１７とを上下縦列に直結しているため−１管構造となり
掘削孔径がオスターバーク式に比べて小さくなる。この
ため従来のエキステンションロッド方法と同じ掘削孔径
て使用可能である。また、窒素ガスは無害、安全の上容
易に商い圧力が１！′？られ従来のデニソンｊ（リンブ
ラー等しか採取できない硬土質の採取が可能である。ま
た、土質工学全基準のリンプルチューブをそのまま使用
できて便利である。

［実験例］ 仕様　　調査ポーリング　深度８０ｎ シンウオール採取　４本ＣＧ、１−− ７ｍ　、２０ｉ　、３５ｍ　、３９ｍ　）使用試錐礪　
０Ｐ−１型（鉱研試験 錐槻） ４本とも試作したりンプラーで採取した。

上部３０ｍ付近までのＮ圃は０と非常に軟らかく、それ
以１１３５ｍ　、３９ｍ付近のＮ　ｉ／ｉは６〜７の中
位のコンシスチンシーであったが、採取は各々スムーズ
に行われ、時間はかなり短縮された。室内土質試験の結
果は一軸圧縮強度（Ｑｕ）　　ｋｇｆ／ｃｍ２は０．３
〜１．７　ｋｑｆ／ｃｔｎＱで破壊ひずみは３〜４％と
良質なナンブルが採取されたものと判断される。また、
採取０１のガス圧は３０　ｋｇ／ｃｍ２程度で最大圧１
００　ｋｇ／　ｃｍＱにはかなりの余裕があり、Ｎ直１
５稈度までの採取は可能ではないかと考えられる。また
先端部にスプリングギャッチャーを取付けることにより
ゆるい砂質１の採取も可能と可えられる。

［発明の効果］ 本発明はピストン固定用ロッド下端に固着されたピスト
ンベースと、貫入用シリンダーの貫入用ビス１−ンロツ
ド下端に固着されたリンプルチューブとを備え、液圧に
よりサンプルチューブを孔底下に押し込んで乱さない」
ニを採取する液圧式固定ビス１−ンザンブラーにおいて
、相ｎに縦列に配設した貫入用シリンターおよびサンプ
ルチューブと、１シ１記員入用ビス１−ンロツドの上端
に固着されたビス１〜ンベースとシリンダーヘッドとの
間に形成された１１１１斤室と、この加圧室と地上に設
けた蓄圧タンクとを連結する導圧管と、前記蓄圧タンク
内の水等の液体にガス圧を加える液汁供給装置とを具備
することにあるため、小型のリンプラーにより軟質上か
ら硬質上を乱さない状態で採取Ｊることができ、出入速
度や口へ吊などのデータをＩ＋′？ることが可能な液圧
式固定ビス１−ン１ノンブラーを提供でさる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明リンブラーの断面図、第３図、
第４図は従来す＝ンブラーの断面図である。 １１・・・シリンダーヘッド １３・・・貫入用シリンダー １４・・・貫入用ピストンベース １７・・・リンプルチューブ １８・・・ピストン固定用ロッド １９・・・ビス１〜ンベース ２１・・・加圧室　２２・・・導圧管 ２４・・・蓄圧タンク　２７・・・水位計箸１図 ｇＥ２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ピストン固定用ロッド下端に固着されたピストン
   ベースと、貫入用シリンダーの貫入用ピストンロッド下
   端に固着されたサンプルチューブとを備え、液圧により
   サンプルチューブを孔底下に押し込んで乱さない土を採
   取する液圧式固定ピストンサンプラーにおいて、相互に
   縦列に配設した貫入用シリンダーおよびサンプルチュー
   ブと、前記貫入用ピストンロッドの上端に固着されたピ
   ストンベースとシリンダーヘッドとの間に形成された加
   圧室と、この加圧室と地上に設けた蓄圧タンクとを連結
   する導圧管と、前記蓄圧タンク内の水等の液体にガス圧
   を加える液圧供給装置とを具備することを特徴とする液
   圧式固定ピストンサンプラー。
2. （２）蓄圧タンクに水位計を設けたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の液圧式固定ピストンサンプラ
   ー。