JPS62133880A - 画像信号処理回路 - Google Patents

画像信号処理回路

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JPS62133880A
JPS62133880A JP60272582A JP27258285A JPS62133880A JP S62133880 A JPS62133880 A JP S62133880A JP 60272582 A JP60272582 A JP 60272582A JP 27258285 A JP27258285 A JP 27258285A JP S62133880 A JPS62133880 A JP S62133880A
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signal
field
circuit
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JP60272582A
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Noboru Kojima
昇 小島
Sunao Horiuchi
直 堀内
Toshiyuki Sakamoto
敏幸 坂本
Himio Nakagawa
一三夫 中川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、画像信号処理回路に関するものであり、更に
詳しくは、少なくとも4フィールドの走査を経ると一巡
して次のフィールド走査では元のサンプリング状態に戻
るように広帯域なテレビ信号をオフセントサンプリング
することにより帯域圧縮されて伝送されてきた該テレビ
信号を元の広帯域なテレビ信号に戻すための画像信号処
理回路に関するものである。
〔発明の背景〕
連続した複数のフィールド画像をオフセットサンプリン
グすることで帯域圧縮するテレビ信号の一方式として、
NHK技研月報、第27巻、第7号。
1984年7月における二宮による“高品位テレビの新
しい伝送方式(MUSE)  ”と題する文献に論じら
れているミューズ(MUSE;MuLL、pLeS u
b  h”yQuiiL SampLi++* Enc
oa=nq )方式がある。
この方式は、該文献に述べられているように、広帯域な
高品位テレビ信号に4フィールドで一巡するサブナイキ
ストサンプリングを施し、所要伝送帯域を原理的に約1
/4に帯域圧縮するものである。
以下、上述のミューズ方式の原理を簡単に説明しておく
 (詳しくは上記文献を参照されたい)。
本方式は、基本的にはドツトインターレースに分類され
るものであり、第6図に見られるようなサンプリングパ
ターン(輝度信号に対するもの)を示すものである。
第6図において、bは走査線間隔を示し、dはサンプリ
ング間隔を示している。各フィールドに属するサンプリ
ング点が、黒丸印、白丸印、白い四角、黒い四角、など
で示されている。すなわち、4フィールドで一巡するサ
ブナイキストサンプリングであることが理解されるであ
ろう。
従って伝送の所要帯域幅は空間周波数に換算してl/(
4d)となる。なお、サンプリング周波数では、1/d
は64.8 M llzに相当する。
このサンプリングパターンによると、次々に伝送されて
きた信号を順次受信側で記憶すれば、静止領域の場合に
は、第6図に示すすべての点を用いて画像の再生を行う
ことができる。また動領域の場合は、過去のサンプリン
グ点を使用すると、多線ぼけになったり、サンプリング
パターンが網点状になって画面に現れるので、現在のフ
ィールドのサンプリング点のみを使用して画像再生をす
る必要がある。
さて、第7図は、このミューズ方弐により帯域圧縮され
た高品位テレビ信号(以下、ミューズ信号と記すことも
ある)を受信して、これを元の広帯域なテレビ信号に戻
すための従来の画像信号処理回路を示すブロック図であ
る。
同図に示す従来の画像処理回路の特徴は、1フレーム分
だけ時間差をもった2つのフィールド信号のそれぞれに
属するサンプリングデータを交互に(相互に)内押して
得られる信号を入力され、遅延させて出力するフレーム
メモリ14と、そのほかフィールドメモリ22を用いて
、4フィールド分の画像データ(サンプリングデータ)
を内挿処理し、元の広帯域なテレビ信号を復元するよう
にしたことである。
以下、この回路の構成、回路動作について簡単に説明す
る。
第7図において、■はミューズ信号の入力端子、2.3
は同期信号出力端子、4〜6は映像出力(R,G、B信
号)出力端子、7はサブサンプルクロック入力端子、8
は動きベクトル入力端子、9はA/D変換器、10は同
期処理回路、11はノイズリダクション回路、12.1
3はそれぞれスイッチ回路(端子7から入力されるサブ
サンプルクロックに同期して、スイッチ回路12と13
はそれぞれ、同時に白丸端子と黒丸端子との間で切り換
わる)、14はフレームメモリ (入力信号を1フレー
ム期間遅延させて出力するメモリ)、15はサブサンプ
ルフィルタ、16.17はそれぞれ2次元フィルタ(画
面の水平方向と垂直方向において、近傍サンプルデータ
間の平均演算などにより平滑化処理を行って、サンプリ
ングやA/D変換などにより生じた偽効果と雑音の抑圧
をはかり、また微細変化を抑制して大きな領域の変化を
とらえるなどの画像強調のために用いられる)、18は
動画処理回路、19は静止画処理回路、20は混合器、
21は動き検出器、22はフィールドメモリ (入力信
号を1フィールド期間遅延させて出力するメモリ)、2
3はフィールド内挿フィルタ、24はクロマデコーダ、
25.26はD/A変換器、27はマトリクス回路、で
ある。
まず、入力端子lからのミューズ信号はA/D変換器9
でデジタル信号に変換され、ノイズリダクション回路1
1 (以下、NR回路と記す。)と同期処理回路10に
導かれる。同期処理回路10では、ミューズ信号から各
種コントロール信号を検出するとともに、ミューズ信号
を元の広帯域テレビ信号に戻すために必要なりサンプリ
ングクロック信号や各種コントロール信号を作成して出
力する。
またそのほか、モニタ用に使用される水平同期信号HD
と垂直同期信号VDを夫々出力端子2゜3から出力する
一方、NR回路11に導かれたミューズ信号は、フレー
ムメモリ14からの1フレーム前と2フレーム前の信号
とが内挿された信号の内の2フレーム前の信号がスイッ
チ回路13を介してNR回路11に入力されるので、該
信号との相関性をとり、ノイズリダクションされる。
なお、フレームメモリ14の出力は、lフレーム前の信
号と2フレーム前の信号とが相互に内挿された信号であ
るが、スイッチ回路13により分離され、つまりスイッ
チ回路13の白丸接点を介して2フレーム前の信号はN
R回路11に導かれ、スイッチ回路13の黒丸接点を介
して1フレーム前の信号はスイッチ回路12の黒丸接点
へ導かれ、更にフレームメモリ14に入力して2フレー
ム前の信号としてフレームメモリ14から出力される。
NR回路11によりノイズリダクションされた信号は、
第1のスイッチ回路12で、伝送されてきた画像信号の
オフセットサンプリング位相と一致した入力端子7から
のサブサンプルクロックで、フレームメモリ14、スイ
ッチ回路13の黒丸接点を介して入力された1フレーム
前の信号との間でスイッチングされ、フレーム内挿され
た信号(現フィールド信号と1フレーム前の信号とが相
互に内挿された信号)としてフレームメモリ14に入力
する。
以上の動作により、第1のスイッチ回路12からは現フ
ィールド信号と1フレーム前信号とが上記のサブサンプ
ルクロック単位でフレーム内挿された信号が、フレーム
メモリ14からは入力端子8からの動きベクトル信号に
より動き補正処理が施された1フレーム前信号と2フレ
ーム前信号とが内挿された信号が出力され、夫々図示す
るように、現フィールド信号のみを用いてフィルタ処理
するサブサンプルフィルタ15および第1と第2の2次
元フィルタ16.17に導かれる。
サブサンプルフィルタ15では第1のスイッチ回路12
からの信号の内で現フィールド信号のみを取り出してフ
ィルタ処理し、動き検出回路21および動画処理回路1
8に導く。また、第1および第2の2次元フィルタ16
.17は夫々現フィールド信号と1フレーム前信号とが
内挿された信号およ・び1フレーム前と2フレーム前信
号とが内挿された信号に垂直方向と水平方向の2次元フ
ィルタ処理を施し、動き検出回路21と静止画処理回路
19に導く。
この動画処理回路18および静止処理回路19で夫々動
画および静止画処理が施された信号が混合器20に導か
れる。ここでは、動き検出回路21より検出された動き
量に応じて、この2つの信号の混合比が定められるとい
う動き適応処理が施される。この動き適応処理が施され
た信号は、フィールドメモリ22を通った1フィールド
前の信号と内挿フィルタ23でフィールド間内挿される
(ただし、動画部分はフィールド間内挿せず、現フィー
ルド信号のみでフィールド内、内挿をする)。
クロマデコーダ24では線順次でかつ1/4に時間軸圧
縮されているクロマ信号を時間伸長し、元の時間軸に戻
す。
以上のようにデジタル処理された信号は、D/A変換器
25.26で元のアナログの輝度信号Yと色差信号Cw
、Cnに変換され、さらにマトリクス回路27で原色信
号R,G、Bに変換される。
ここで問題となるのは、動き検出回路21で検出される
動き量は一般に1フレーム間または2フレーム間の動き
量であり、この動き量に応じて混合器20で動画処理さ
れた信号と静止画処理された信号との混合比を定めてい
るためにフレーム間の動き適応処理しか行えず、静止画
処理用の信号としては動画処理用の信号と同じフィール
ドの信号または時間的に1フレーム前、2フレーム前と
いうようにフレーム周期で異なる信号が用いられること
である。
例えば、第°7図の回路では、上記のように動画処理用
の信号として現フィールド信号が、静止画処理用の信号
として現フィールド信号と1フレーム前の信号または部
分的に2フレーム前信号とが内挿された信号が用いられ
る。
このため、例えばフィールド間内挿するために動き適応
用の混合器20の後段に新たに高価なフィールドメモリ
22を必要とする。換言すると、かかるフィールドメモ
リ22を用いざるを得ないが故に、コストが高くなると
いう問題点があったわけである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、回路構成に工夫をこらして、従来要し
たフィールドメモリの分だけメモリを不要とし、コスト
の低減化を図った画像信号処理回路を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、本発明では、画像信号処理
回路において、受信したテレビ信号(4フィールドで一
巡するようにオフセットサンプリングすることにより帯
域圧縮されて伝送されてきたテレビ信号)の現フィール
ドに属するサンプリング信号とその1フレーム前のフィ
ールドに属するサンプリング信号とが相互に内挿(フレ
ーム間内挿)されて得られるフレーム間内挿信号を入力
とする第1のフィールドメモリと、該第1のフィールド
メモリに直列に接続された第2のフィールドメモリと、
前記第1のフィールドメモリの入力信号である前記フレ
ーム間内挿信号を入力され、これに静止画処理を施して
出力する第1の静止画処理回路と、前記第1のフィール
ドメモリの出力端子より得られる前記フレーム間内挿信
号の1フィールド期間遅延された信号を入力され、これ
に静止画処理を施して出力する第2の静止画処理回路と
、4フィールドで一巡する前記4フィールドの走査信号
のうちのいずれか一つのフィールドに属するサンプリン
グ信号を入力され、これに動画処理を施して出力する動
画処理回路と、前記第1の静止画処理回路の出力と動画
処理回路の出力とを混合して出力する第1の混合器と、
前記第2の静止画処理回路の出力と動画処理回路の出力
とを混合して出力する第2の混合器と、前記第1の混合
器の出力であるサンプリング信号と第2の混合器の出力
であるサンプリング信号とを相互に内挿(フィールド間
内挿)して出力するフィールド間内挿回路と、前記第1
のフィールドメモリの入力信号であるフレーム間内挿信
号と前記第2のフィールドメモリの出力端子より得られ
る前記フレーム間内挿信号の1フレーム期間遅延された
信号とを少な(も入力され、その間の信号内容の動き量
を検出して得られる第1の動き量検出信号と該第1の動
き量検出信号を1フィールド期間遅延させて得られる第
2の動き量検出信号とを出力する動き検出回路と、を具
備し、 前記第1の動き量検出信号により前記第1の混合器にお
ける混合比を設定し、前記第2の動き量検出信号により
前記第2の混合器における混合比を設定することにより
、前記フィールド間内挿回路の出力から元の広帯域テレ
ビ信号を得るようにしたことを特徴としている。
すなわち、本発明においては、従来要したフレームメモ
リを、二つのフィールドメモリに分けて用いると共に、
従来要したフィールドメモリを不要としており、その分
、コストの低減を図っている。
〔発明の実施例〕
次に図を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
図において、第7図におけるのと同じものには同じ符号
を付しである。そのほか、28゜29はそれぞれフィー
ルドメモリ、30〜31はそれぞれ2次元フィルタ、3
3は動き検出回路、34は動画処理回路、35.36は
それぞれ静止画処理回路、37.38はそれぞれ混合器
、39はフィールド内挿回路、である。
第1図において、28.29は先にも述べたようにフィ
ールドメモリであり、第1のスイッチ回路12が白丸接
点側と黒丸接点側との間で切り換わることにより、NR
回路11からの現フィールド信号と第2のフィールドメ
モリ29からの現フィールド信号の1フレーム前の信号
(フィールドメモリ29の出力側から第2のスイッチ回
路13の黒丸接点を経て第1のスイッチ回路12の黒丸
接点へ至る)とが相互に内挿(フレーム間内挿)された
信号が得られ、このフレーム間内挿信号が第1のフィー
ルドメモリ28に導かれ、その結果、第1のフィールド
メモリ28の出力すなわち第2のフィールドメモリ29
の入力には、現フィールド信号の1フィールド前と3フ
ィールド前の信号とがフレーム間内挿された信号が、ま
た第2のフィールドメモリ29の出力には現フィールド
信号の2フィールド前と4フィールド前の信号とがフレ
ーム間内挿された信号がそれぞれ導かれる。がっ、これ
らの信号は夫々第1.第2.第3の2次元フィルタ30
.31.32に導がれる。
次に35.36はすでに述べたように静止画処理回路で
あり、第1の静止画処理回路35は第1の2次元フィル
タ30からの現フィールド信号と1フレーム前の信号と
がフレーム間内挿された信号を入力されて処理し、第2
の静止画処理回路36は第2の2次元フィルタ31から
の1フィールド前と3フィールド前の信号とがフレーム
間内挿された信号を入力されて処理する。
37.38は混合器であり、第1の混合器37では動き
検出回路33からの現フィールド信号と1フレーム前の
フィールド信号との間または2フレーム前のフィールド
信号との間の差信号より得られる信号内容(画像)の動
き量に応じた混合比で第1の静止画処理回路35からの
信号と、同一フィールドに属する信号のみを用いて画像
処理する動画処理回路34からの信号とを混合し、第2
の混合器38では同じく動き検出回路33で得られる上
記の動き量の1フィールド前の動き量に応じた混合比で
第2の静止画処理回路36からの信号と動画処理回路3
4からの信号とを混合しいる。
39はフィールド内挿回路であり、動き検出回路33で
動き量検出の結果、静止画部と判別した場合に、上記第
1と第2の混合器37.38からの現フィールド信号と
1フレーム前の信号とて動き適応処理が施された信号と
、1フィールド前と3フィールド前の信号とで動き適応
処理が施された信号との間で内挿(フィールド間内挿)
を行ない、動画部と判別した場合にはこのフィールド間
内挿を行なわず同一フィールド内でのフィールド内、内
挿を行なう。
これ以後の回路動作は第7図を参照して説明した従来回
路のそれと同じである。
以上のようにすることで、例えば現フィールド信号と1
フレーム前のフィールド信号とが相互に内挿(フレーム
間内挿)され、かつ静止画処理された信号と現フィール
ド信号のみで動画処理されり信号との間の動き適応処理
と、上記のフレーム間内挿かつ静止画処理された信号の
1フィールド前の信号と現フィールド信号のみで動画処
理された信号との間の動き適応処理を同時に行なうこと
ができる。
この結果、新たにフィールドメモリを用いることなく1
フィールド分だけずれた2つの動き適応処理が施された
信号のフィールド間内挿が可能となる。
次に、上記に説明した如き、本発明による画像処理を可
能とする動き検出回路33の具体例について説明する。
第2図は、第1図における動き検出回路33の具体例を
示すブロック図である。同図において、50は第1図に
おける第3の2次元フィルタ32からの1フレーム前の
信号と2フレーム前の信号とが内挿された信号の入力端
子、51は第1の2次元フィルタ30からの現フィール
ド信号と1フレーム前の信号とが内挿さた信号の入力端
子、52はサブサンプルフィルタ15からの現フィール
ド信号の入力端子であり、減算器58.’59の出力側
には夫々2フレーム間の差信号と1フレーム間の差信号
が導かれる。
60.61は絶対値回路であり、これらの差信号の絶対
値を求め、非線形回路62.63に導く。
非線形回路62.63は入力に対して非線形な係数をか
ける回路(重み付は回路)であり、入力された差信号に
適当な重み係数をかけて出力するもので、夫々の出力は
2フレーム間の画像の動き量を表わす信号および1フレ
ーム間の画像の動き量を表わす信号として用いられる。
64は最小値回路であり、2フレーム間の動き量を表わ
す信号と1フレーム間の動き量を表わす信号とのうち小
さい方を選択し、孤立点除去回路65に導く。ここで孤
立点除去された動き量信号は第1の最大値回路66で、
フィールド遅延回路67とIH遅延回路68と選択回路
69と係数器70とで構成されるフィードバックループ
出力であるlフィールド前の動き量信号と比較され、大
きい方が選択されて第2の最大値回路71.フィールド
遅延回路67に導かれる。
フィールド遅延回路67の遅延量はミューズ方式では5
62H(LHは1水平走査期間)に選ばれ、選択回路6
9でフィールド毎に交互に562H遅延した動き量信号
と、更にIH遅延回路68を経ることにより563H遅
延した動き量信号とが選ばれ、係数を乗算されて第1の
最大値回路にフィードバックされている。
したがって、第2の最大値回路71では、このフィード
バックループにより動き量がフィールド方向に引き伸ば
された信号と、例えば通常時はオフ状態となり、成る特
定の条件下でオン状態となる破線で囲んだゲート回路8
1を通ってくる1フレーム間の動き量信号とのレベル比
較を行ない、大きい方をこの動き検出回路33で検出さ
れた動き量として端子56から出力する。
また端子57からは、端子57に導かれる動き量をフィ
ールド遅延回路72で1フィールド遅延した信号が出力
される。
このようにして得られた端子56に導かれる現フィール
ド信号の動き量と、端子57に導かれる1フィールド前
信号の動き量を夫々第1図に示す2つの混合器37.3
8の混合比を指定する動き量信号として用いる。これに
より、第1の混合器37では、現フィールド信号と1フ
レーム前のフィールド信号とが内挿されて静止画処理さ
れた信号と、同一フィールド内の信号のみで動画処理さ
れた信号との混合比を、現フィールド信号の動き量で制
御することができる。
同様に、第2の混合器38ではlフィールド前の信号と
3フィールド前の信号とが内挿されて静止画処理された
信号と同一フィールド内の信号のみで動画処理された信
号との混合比を、等価的に1フィールド前の信号の動き
量で制御することができる。
第2図に戻り、73は論理和回路であり、第1の最大値
回路66からの動き量信号と、フィールド遅延回路67
からの信号と更にIH遅延回路68を介した信号(両信
号で1フィールド前の動き量信号と考える)との論理和
をとり、この論理和出力と基準値75とを比較器74で
レベル比較し、例えば論理和出力が基準値75以上とな
ったとき、そのことを示す信号を4フィールド期間で動
きがあることを示す信号として端子55に導く。
この4フィールド期間で動きがあることを示す信号を第
1図のフィールド内挿回路39の制御信号として用い、
動きがない場合には2つの混合器37.38からの互い
に1フィールドずれている2つの信号でフィールド間内
挿し、動きがある場合には混合器37.38のどちらか
一方の出力信号のみでフィールド内、内挿を行なう。
この場合、第2図の論理和回路73に導かれる1フィー
ルド前の動き開信号として現フィールド信号に対して互
いに上下にインクレース関係にある例えば562H前と
563H前の2つの信号を用いることで、フィールド内
挿回路39の動作性能の向上を図ることができる。
次に、この第2図におけるゲート回路81について節単
に説明する。
このゲート回路81は非線形回路63からの1フレーム
間の動き量を第2の最大値回路71で併用するか否かを
指定する回路である。
通常時はゲート回路81はオフ状態であり、°非線形回
路63からの1フレーム間の動き量を表わす信号は併用
されず、第2の最大値回路71の出力には第1の最大値
回路66の出力が導かれる。
成る特定の条件下でゲート回路81はオン状態となり、
この1フレーム間の動き量を表わす信号が併用され、第
2の最大値回路71の出力には第1の最大値回路66の
出力と1フレーム間の動き匿信号とのうちの大きい方が
導かれる。
この破線で囲まれたゲート回路81において、76.7
7はスイッチ回路であり、例えば第1のスイッチ回路7
6は端子53からのコントロール信号により制御される
。第2のスイッチ回路77は論理和回路78の出力信号
で制御され、この論理和回路78の一方の入力信号は端
子54に接続されており、端子54からのコントロール
信号により制御することができる。79は比較器であり
、第1の最大値回路66からの動き開信号と基準値80
とのレベル比較を行ない、例えばこの動き開信号が基準
値80よりも大きい場合に論理和回路78を通して第2
のスイッチ回路77をオンし、1フレーム間の動き量を
併用可能な状態とする。
以上は、ゲート回路81の一例であり、スイッチ回路を
増したり、性能向上のためにその他のコントロール信号
による制御回路を用いることも可能である。
第3図は、第1図における動き検出回路33の他の具体
例を示すブロック図である。
第3図に示した例は第2図の例とほぼ同じであるが、出
力端子57に導かれる動き開信号として、フィールド遅
延回路67の出力を用いている。これにより、第2図の
例と同じように、端子56には現フィールドの動き開信
号が、端子57には等測的なlフィールド前の動き開信
号が導かれ、この故に第2図の例に比べて、フィールド
遅延回路72を削減することができる。
第4図は、第1図における動き検出回路33の更に他の
具体例を示すブロック図である。
第4図の例の特徴は、lフレーム遅延回路82とこの1
フレーム遅延回路82の前後の信号の論理和をとる回路
83を設けていることである。これにより、フィールド
内挿回路39でのフィールド間内挿かフィールド内、内
挿かを指定する制御信号を1フレーム分だけ時間軸方向
に引伸ばし、例えばフィールド毎にフィールド間内挿と
フィールド内、内挿が交互に生じることによる画質の不
自然な動作を防ぐことができる。
以上のように、第1図における動き検出回路33として
、第2図乃至第4図にそれぞれ示す動き検出回路を用い
ることにより、現フィールド信号と2フレーム前または
lフレーム前の信号との間の動き量およびこの動き量の
1フィールド前の動き量を容易に検出することができ、
この検出された動き量を、2つの動き適応処理用の混合
器37゜38の制御信号として用いることで、現フィー
ル1ドと1フレーム前の信号とがフレーム間内挿された
信号と1フィールド前と3フィールド前の信号とがフレ
ーム間内挿された信号に同時に夫々最適な動き適応処理
を施すことができる。
これにより、従来必要としていな動き適応処理後のフィ
ールドメモリ (第7図の22)が不要となり、メモリ
の削減を図ることができる。
第5図は本発明の他の実施例を示すブロック図である。
すなわち第5図に示した実施例は、第1図の実施例にお
いて、2つの混合器37.38に導かれる動画処理され
た信号の垂直方向のタイミンクを夫々異ならしめること
により画質向上を図るようにした実施例である。
第5図において、破線で囲んだブロック84は、動画処
理された信号のタイミングを異ならしめるための回路で
あり、この回路84内における34は第1図における3
4と同じ動画処理回路、40はIH遅延回路、41は動
画処理回路34からの同一フィールド内信号のみで動画
処理された信号とIH遅延回路40からのIH前の動画
処理された信号とを加算する加算器、42はこの両信号
の平均をとるための係数器である。
この回路84により、動画処理回路34からは現フィー
ルドの動画信号が、係数器42からは、現フィールドの
動画信号とlH前の動画信号とを平均化することにより
、画像重心が垂直方向にH/2ずれた信号が得られる。
したがって、現フィールドの動画信号を第1の混合器3
7に、画像重心が垂直方向にH/2ずれた動画信号を第
2の混合器38に導くことにより、第1の混合器37に
導かれる第1の静止画処理回路35からの静止画信号と
上記動画信号との画像重心および第2の混合器38に導
かれる第2の静止画処理回路36からの画像重心が現フ
ィールドに対してH/2ずれる1フィールド前の静止画
信号と上記動画信号との画像重心を合わせることができ
る。
これにより、夫々第1および第2の混合器で動き適応処
理された信号の動画と静止画との垂直方向の重心ずれが
補正され、画質向上が図れる。
以上、第1図および第5図にそれぞれ示した本発明の実
施例では、動画信号として現フィールド信号を用いた場
合について説明したが、例えば現フィールド信号のかわ
りに1フレーム前の信号を用いても良い。この場合、サ
ブサンプルフィルタ15では、第2のフィールドメモリ
29の出力からの1フレーム前信号と2フレーム前信号
とが内挿された信号から、■フレーム前信号を取り出し
、出力する。
したがって、サブサンプルフィルタ15で、2つのフィ
ールド信号が内挿された信号から一方のフィールド信号
のみを取り出すために用いられるサブサンプルクロック
位相が前述の説明とは逆となる。
また、この場合、動き検出回路33には1フレーム前信
号が導かれるが、例えば第2図の動き検出回路の例から
分かるように、端子50に1フレーム前信号と2フレー
ム前信号が内挿された信号が、端子51に1フレーム前
信号と現フィール信号とが内挿された信号が、端子52
に1フレーム前信号が導かれるとすると、前述の説明と
同じように、第1の減算器58の出力には2フレーム間
の差信号が、第2の減算器59の出力には1フレーム間
の差信号が求められることとなり、動き検出回路33の
動作としては変わらない。
この実施例を用いると、動画の画像重心が1フレーム前
、静止画の画像重心が現フィールドと1フィールド前と
2フィールド前と3フィールド前の信号平均である1、
5フィールド前となり、動画を静止画とで画像重心が時
間的に0.5フィールドずれる。
これに対して、前述で説明した現フィールド信号を動画
信号として用いる場合、動画と静止画とで画像重心が時
間的に1.5フィールドずれる。したがって、この実施
例を用いることにより、動画と静止画との画像重心ずれ
が軽減でき、画像の動きの不自然さが軽減できる。
以上、本発明の詳細な説明ではミューズ方式を中心に説
明したが、本発明はミューズ方式に限定されるものでは
なく、複数のフィールドを用いてオフセットサンプリン
グされた信号を元の広帯域な信号に戻す装置における動
き適応型の画像信号処理回路すべてに適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、動き適応処理用の2つの混合器に導か
れる動き量信号として、現フィールド信号の動きを検出
した信号と1フィールド前の信号の動きを検出した信号
の2つを用い、一方は現フィールド信号と1フレーム前
信号との内挿信号で静止画処理さた信号と同一フィール
ド内の信号のみで動画処理された信号との動き適応処理
用の動き子信号として、他方はlフィールド前信号と3
フィールド前信号との内挿信号で静止画処理された信号
と同一フィールド内の信号のみで動画処理された信号と
の動き適応処理用の動き子信号として用いることにより
、少なくとも4つのフィールド信号を同時に動き適応処
理することが可能となり、動き適応処理後に新たにフィ
ールド内挿用のメモリを設ける必要がなく、メモリの削
減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図、
第3図、第4図はそれぞれ第1図における動き検出回路
33の具体例を示すブロック図、第5図は本発明の他の
実施例を示すブロック図、第6図はミューズ方式の原理
を示すサンプリングパターン説明図、第7図は従来の画
像信号処理回路の一例を示すブロック図、である。 符号の説明 1・・・ミューズ信号の入力端子、2.3・・・同期出
力端子、4〜6・・・映像出力端子、7・・・サブサン
プルクロック入力端子、8・・・動きベクトル入力端子
、9・・・A/D変換器、IO・・・同期処理回路、1
1・・・ノイズリダクション回路、12.13・・・ス
イッチ回路、14・・・フレームメモリ、15・・・サ
ブサンプルフィルタ、16.17.30〜32・・・2
次元フィルタ、18.34・・・動画処理回路、19,
35゜36・・・静止画処理回路、20,37.38・
・・混合器、21.33・・・動き検出回路、22,2
8.29・・・フィールドメモリ、23.39・・・フ
ィールド内挿フィルタ、24・・・クロマデコーダ、2
5,26・・・D/A変換器、27・・・マトリクス回
路、40゜68・・・IH遅延回路、41・・・加算器
、42.70・・・係数器、50〜52・・・動き検出
用映像信号の入力端子、53.54・・・コントロール
信号の入力端子、55・・・フィールド内挿判別信号の
出力端子、56.57・・・動き量出力端子、58.5
9・・・減算器、60.61・・・絶対値回路、62.
63・・・非線形回路、64・・・最小値回路、65・
・・孤立点除去回路、66.71・・・最大値回路、6
7.72・・・562H遅延回路、69・・・選択回路
、?3,78.83・・・論理和回路、74.79・・
・比較器、75,80・・・基準値、76.77・・・
スイッチ回路、81・・・ゲート回路、82・・・11
25H遅延回路、84・・・動画処理回路 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 l′v)01−− 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも4フィールドの走査を経ると一巡して次
    のフィールド走査では元のサンプリング状態に戻るよう
    に広帯域なテレビ信号をオフセットサンプリングするこ
    とにより帯域圧縮されて伝送されてきた該テレビ信号を
    元の広帯域なテレビ信号に戻すための画像信号処理回路
    において、現フィールドに属するサンプリング信号とそ
    の1フレーム前のフィールドに属するサンプリング信号
    とが相互に内挿(フレーム間内挿)されて得られるフレ
    ーム間内挿信号を入力とする第1のフィールドメモリと
    、該第1のフィールドメモリに直列に接続された第2の
    フィールドメモリと、前記第1のフィールドメモリの入
    力信号である前記フレーム間内挿信号を入力され、これ
    に静止画処理を施して出力する第1の静止画処理回路と
    、前記第1のフィールドメモリの出力端子より得られる
    前記フレーム間内挿信号の1フィールド期間遅延された
    信号を入力され、これに静止画処理を施して出力する第
    2の静止画処理回路と、4フィールドで一巡する前記4
    フィールドの走査信号のうちのいずれか一つのフィール
    ドに属するサンプリング信号を入力され、これに動画処
    理を施して出力する動画処理回路と、前記第1の静止画
    処理回路の出力と動画処理回路の出力とを混合して出力
    する第1の混合器と、前記第2の静止画処理回路の出力
    と動画処理回路の出力とを混合して出力する第2の混合
    器と、前記第1の混合器の出力であるサンプリング信号
    と第2の混合器の出力であるサンプリング信号とを相互
    に内挿(フィールド間内挿)して出力するフィールド間
    内挿回路と、前記第1のフィールドメモリの入力信号で
    あるフレーム間内挿信号と前記第2のフィールドメモリ
    の出力端子より得られる前記フレーム間内挿信号の1フ
    レーム期間遅延された信号とを少なくも入力され、その
    間の信号内容の動き量を検出して得られる第1の動き量
    検出信号と該第1の動き量検出信号を1フィールド期間
    遅延させて得られる第2の動き量検出信号とを出力する
    動き検出回路と、を具備し、 前記第1の動き量検出信号により前記第1の混合器にお
    ける混合比を設定し、前記第2の動き量検出信号により
    前記第2の混合器における混合比を設定することにより
    、前記フィールド間内挿回路の出力から元の広帯域テレ
    ビ信号を得るようにしたことを特徴とする画像信号処理
    回路。
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