JPS6213187Y2 - - Google Patents

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JPS6213187Y2
JPS6213187Y2 JP1982111142U JP11114282U JPS6213187Y2 JP S6213187 Y2 JPS6213187 Y2 JP S6213187Y2 JP 1982111142 U JP1982111142 U JP 1982111142U JP 11114282 U JP11114282 U JP 11114282U JP S6213187 Y2 JPS6213187 Y2 JP S6213187Y2
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hot water
pressure
powder
tank
water
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は温水と粉末スープ等の飲料用粉体とを
保有し、必要に応じて各々を計量して取り出し、
この飲料用粉体を温水に溶解せしめて温飲料に調
製する温飲料注出装置に係り、特にその調製飲料
の品質の均一化改良に関する。
(従来の技術) 従来、温飲料注出装置として実公昭43−5067号
がある。これは第2図および第3図に示されてい
るように給水電磁弁及び給水管aを介して飲料液
タンクbに給水された水は液面制御スイツチcに
より一定水位まで導入され、ヒーターdと温度制
御器eにより一定温度に加温制御され、同飲料液
タンクbの底部より延出された送液管fを通り飲
料液供給電磁弁gを介して容器h内に臨むように
設けられた飲料液供給ノズルiから前記容器hに
供給され、一方粉末飲料貯蔵筒j内の粉末飲料k
は定量ブツシユlを内装した送粉作動板mの往復
動により前記飲料液供給ノズルiと並んで設けら
れた粉末送出管nから一定量の粉末が前記容器h
内に供給されるようになつており、これらの給液
と給粉は操作リミツトスイツチpを押すことによ
り同時に行なわれ、両者は容器h内で混合溶解さ
れて飲料が調製されるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) このように飲料液タンクbの水位は液面制御ス
イツチcにより制御され、給液ノズルiからの容
器hへの給水はこの飲料液タンクb内の水柱圧に
より行なわれ、この水圧は機械の実際的な寸法上
の制限を考えると高くても0.1Kg/cm2程度にとど
まるので給液ノズルiからの水の勢は弱く、一方
前記容器h内での粉末飲料kの撹拌溶解はこの水
の勢いによりなされるため、1カツプ分の使用粉
末量が多く澱粉や粉乳を含んだ溶解性の悪いスー
プ粉末などは撹拌不十分で完全に溶解せず容器h
の底に団子状の不溶解部分が発生し、結果として
出来上つた温飲料の濃度が薄くなつてしまう不都
合があつた。
又飲料液タンクb内の水位は液面制御スイツチ
cにより制御されているが、飲料液タンクb内に
給水された水は加熱されて昇温膨張し、水位の上
昇が起るため飲料液タンクb内の水位は一定せず
給液ノズルiから容器hへの給水の勢も変動する
こととなり粉末飲料kの溶解状態が不安定となる
恐れがある。又給液ノズルiから容器hへの給水
は操作リミツトスイツチpを押すことにより行な
われるため、この操作リミツトスイツチpの押し
加減のバラツキにより容器hに供給される粉末は
一定量であるのに対し給水量が変動し調整された
飲料の濃さが変つたり、撹拌時間の違いから溶解
状態が変るなど常に均一の完全に溶解された温飲
料を調製、供給できないという問題がある。
なお、第2図中sは給粉用ソレノイド、tは送
風機、uは排気口であり、第3図中rは電源、v
は電源表示灯、F1及びF2はヒユーズ、R1及びR2
は抵抗体、wは温度制御器、xは補助継電器、y
はフアンモータ、oは電源スイツチ、qは飲料液
供給電磁弁、Aは加熱中表示灯、Bは給液表示灯
をそれぞれ示す。
本考案は上記事情にもとづきなされたもので、
その目的とするところはカツプ等の容器へ給湯さ
れる給湯圧力を温水タンクへ給水する水道等の外
部の圧力水源の圧力を利用して格段に高め、且つ
圧力調整器により正確に制御することにより容器
内での粉末飲料の撹拌力を高め粉末スープ等の溶
解性の悪い粉末も完全に溶解できるようにすると
共にタイマーにより容器への給湯時間を正確にコ
ントロールすることにより常に正確な量の給湯を
可能とし、常に完全に溶解した均一濃度の美味な
温飲料を調製、供給できる温飲料注出装置を提供
せんとするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために、内部の
水を一定の温度に加温制御する機能を有する温水
タンクと、一端をこの温水タンクの底部に接続さ
れ、他端を水道水等の圧力水源に接続された圧力
調整器と、前記温水タンクの頂部に設けられたリ
リーフバルブ及び真空破壊弁と、同温水タンクの
頂部から導出された出湯管と、該出湯管に出湯電
磁弁を介して接続されその先端を細孔とした注湯
ノズルおよび前記電磁弁の開閉を制御するタイマ
ーからなる温水供給部と、飲料用粉体を充填する
ホツパー、該ホツパーの排出口に接続された粉体
計量器および該粉体計量器に接続されたシユート
からなる飲料用粉体供給部とを具備し、該注湯ノ
ズルの先端部と該シユートの排出口とをこれらの
下に置かれるカツプの開口に直接対向可能に近接
せしめて配設したものである。
(作用) すなわち、本考案は上記の構成とすることによ
つて、注湯ノズルからカツプへの給湯圧力は水道
等の外部からの給水圧力を圧力調整器により減圧
して得ているので、タンクに水をためて得られる
水頭圧によりはるかに高い圧力に設定でき、給湯
による撹拌力を強力にでき溶解性の悪い粉末も完
全に溶解して常に均一な温飲料を作り、提供する
ことが可能となる。
また、圧力調整器と加圧温水タンクとリリーフ
バルブから成る構成により給湯圧力は水の昇温膨
張による影響を受けず常に一定にすることがで
き、粉末の溶解条件が一定するのでいつも完全に
溶解した均一な温飲料が提供可能となる。
また、給湯を行う出湯電磁弁の開閉をタイマー
により制御しているので出湯電磁弁の開時間が正
確で給湯圧が正確であることとあいまつて給湯量
はいつも一定にでき、常に均一濃度の温飲料が提
供可能となる。
(実施例) つぎに、本考案の一実施例を第1図を参照して
詳細に説明する。図中1は温水を保有するための
温水タンクであり、この温水タンク1の底部に水
道水等の圧力水源に圧力調整器24を介して接続
された給水管6を取付け且つタンク1内の下部に
この接続口に対向して一定間隔離してじやま板2
5を設ける。
又温水タンク1の頂部にはリリーフバルブ23
を取付けると共に、出湯管9をその一端がタンク
1内に僅に突出し、他端はタンク1外に延設され
タイマー29により開閉を制御される出湯電磁弁
10を介してその先端に細孔(孔径1.5〜3mm)
を有する注湯ノズル28が接続されている。
又出湯管9の外側には線状又はテープ状の保温
ヒーター27が巻装され、その上を保温材にて断
熱されている。又前記温水タンク1内の下部には
前記じやま板25の近傍に湯沸しヒーター4を設
ける。この湯沸しヒーター4は該タンク1内に感
温部を有するサーモスタツト3により通電制御さ
れる。更に温水タンク1の上側部には真空破壊弁
26を、給水管6の分岐管端には排水栓22を
夫々設けて温水供給部を形成しているものであ
る。
又一方、例えば粉末スープ等の飲料用粉体(以
下粉末スープとして説明する)12を充填したホ
ツパー13の下端には上シヤツター30と下シヤ
ツター31とで区切られたものにて作動する粉体
計量器14を設け、この計量器の下端にシユート
15を接続し、このシユート15の開口端は前記
注湯ノズル28の先端部と近接して配設され、飲
料用粉体供給部を形成しているものである。
又シユート15の排出口及び注湯ノズル28の
先端部の真下にカツプ21をセツトして設ける。
なお、上シヤツター30と下シヤツター31と
はシヤツター駆動部32により駆動される。
次に本考案装置の作用について説明する。
水道水等の圧力水源からの水は圧力令調整器2
4により適当な圧力に減圧調整された後、温水タ
ンク1内にその底部から流入し、じやま板25に
あたつて流水方向を水平に変える。又出湯電磁弁
10を開いて温水タンク1内の空気を抜き出湯管
9のタンク内突出端まで水を充満した後、出湯電
磁弁10を閉じる。次いで湯沸しヒーター4に通
電してタンク1内の水を所定温度まで加熱する。
なお温水タンク1内の上部には若干の空気層があ
り水の加熱膨張によりタンク内の圧力は上昇する
が、リリーフバルブ23のリリーフ開始圧力を前
記圧力調整器24の設定圧力より僅かに高く設定
しておくことにより、タンク内圧がこの圧力に達
するとリリーフバルブ23から先ず空気が排出さ
れ、引続き温水2の1部が溢出して温水タンク1
内は温水2で充満されると共にタンク内圧力の異
常昇圧を防止することが出来る。又温水2の温度
はサーモスタツト3により湯沸しヒーター4への
通電を制御して一定に保持される。
一方ホツパー13内に充填した粉末スープ12
は、粉体計量器14においてシヤツター駆動部3
2が作動し、開放状態にあつた上シヤツター30
を閉じ、然る後閉じていた下シヤツター31を開
放することにより上シヤツター30と下シヤツタ
ー31とで仕切られた所定量に計量されてシユー
ト15を経て、該シユートの下に置かれたカツプ
21に供給される。このカツプ21への粉末スー
プ12の供給と同時あるいは若干前後して出湯電
磁弁10をタイマー29に設定された適当な時間
開放して温水タンク1内の温水2を注湯ノズル2
8から前記カツプ21内に、水道水圧を圧力源と
し、圧力調整器24により制御された適当な圧力
(0.5〜0.8Kg/cm2)で噴出し、該カツプ内の粉末
スープを激しく撹乱せしめて粉末スープ12を完
全に溶解しながら所定量の温水をカツプ21内に
噴出して、カツプ21内に一定の味を有するスー
プを適当な温度にて供給することができるもので
ある。
このように注湯ノズル28からカツプ21への
給湯圧力は水道等の外部給水圧力を圧力調整器2
4で減圧して得ているので機械に内装できる程度
のタンクで得られる水頭圧よりはるかに高い0.5
〜0.8Kg/cm2程度の圧力を得ることができる。従
つてカツプ21内に於ける注湯ノズル28からの
給湯の撹拌力は非常に強力となりコーンスープ粉
末等のように澱粉系でかさが多く溶けにくい粉末
でも完全に溶解することができる。
温水タンク1内の圧力は水の昇温による体積膨
張により昇圧するがリリーフバルブ23のリリー
フ開始圧が圧力調整器24による調整圧より若干
高く設定されているのでそれ以上に昇圧すること
はなく、温水タンク1は非圧縮性の温水で満たさ
れているので出湯電磁弁10を開くと即座に温水
の圧力は圧力調整器24の設定圧にもどるのでカ
ツプ21への給湯は常に一定の給湯圧により行な
われる。又この給湯を行う出湯電磁弁10はタイ
マー29により開閉制御されるので出湯電磁弁1
0の開時間は常に一定となり、給湯圧が一定であ
ることと併せて給湯量はいつも一定となり、いつ
も一定の濃さの温飲料を作ることができる。
尚出湯管9には保温ヒーター27が巻装され、
積極的に保温されているため長時間置いても出湯
管9内の温水の温度は変化せず、常に一定温度の
スープ液を提供することができると共に出湯管9
を長くすることにより湯沸し部分と粉末計量、注
出部分とを分離設置することもできる。
又真空破壊弁26は湯沸しヒーター4の通電が
絶たれた後温水2が冷えて体積が収縮する結果温
水タンク1内が負圧になつた時に空気を導入して
温水タンク1が破損するのを防止するために設け
られたものであり、排水栓22は温水タンク1内
の水を時々入れ替えて新鮮にするための排水に利
用するものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、注湯ノ
ズルからカツプへの給湯圧力は水道等の外部から
の給水圧力を圧力調整器により減圧して得ている
ので、タンクに水をためて得られる水頭圧よりは
るかに高い圧力に設定でき、給湯による撹拌力を
強力にでき溶解性の悪い粉末も完全に溶解して常
に均一な温飲料を作り、提供することができる。
また、圧力調整器と加圧温水タンクとリリーフ
バルブから成る構成により給湯圧力は水の昇温膨
張による影響を受けず常に一定にすることができ
粉末の溶解条件が一定するのでいつも完全に溶解
した均一な温飲料が提供できる。
また、給湯を行う出湯電磁弁の開閉をタイマー
により制御しているので出湯電磁弁の開時間が正
確で給湯圧が正確であることとあいまつて給湯量
はいつも一定にでき、常に均一濃度の温飲料が提
供できるといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における温飲料注出装置の一実
施例を示す概略説明図、第2図および第3図は従
来例を示すもので、第2図は縦断正面図、第3図
は回路図である。 1……温水タンク、2……温水、9……出湯
管、10……出湯電磁弁、12……飲料用粉体、
13……ホツパー、14……粉体計量器、15…
…シユート、21……カツプ、23……リリーフ
バルブ、24……圧力調整器、26……真空破壊
弁、28……注湯ノズル、29……タイマー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部の水を一定の温度に加温制御する機能を有
    する温水タンクと、一端をこの温水タンクの底部
    に接続され、他端を水道水等の圧力水源に接続さ
    れた圧力調整器と、前記温水タンクの頂部に設け
    られたリリーフバルブ及び真空破壊弁と、同温水
    タンクの頂部から導出された出湯管と、該出湯管
    に出湯電磁弁を介して接続されその先端を細孔と
    した注湯ノズルおよび前記電磁弁の開閉を制御す
    るタイマーからなる温水供給部と、飲料用粉体を
    充填するホツパー、該ホツパーの排出口に接続さ
    れた粉体計量器および該粉体計量器に接続された
    シユートからなる飲料用粉体供給部とを具備し、
    該注湯ノズルの先端部と該シユートの排出口とを
    これらの下に置かれるカツプの開口に直接対向可
    能に近接せしめて配設してなることを特徴とする
    温飲料注出装置。
JP11114282U 1982-07-22 1982-07-22 温飲料注出装置 Granted JPS5858682U (ja)

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JPS5858682U JPS5858682U (ja) 1983-04-20
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WO2008007278A1 (en) * 2006-07-11 2008-01-17 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method for controlling a quantity of water to be used for the purpose of obtaining a quantity of hot liquid

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JPS435067Y1 (ja) * 1964-02-25 1968-03-04
JPS449697Y1 (ja) * 1965-02-19 1969-04-19
JPS50120900A (ja) * 1974-03-05 1975-09-22

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