JPS62128796A

JPS62128796A - 厚さ方向に連結可能なバインダ−

Info

Publication number: JPS62128796A
Application number: JP16045285A
Authority: JP
Inventors: 伸青木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-07-20
Filing date: 1985-07-20
Publication date: 1987-06-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野］この発明は、アルバムなどに使用される厚さ方向に連結
回走なバインダーに関する。

［発明の背景］従来、とじられるシート数を増加することのできるバイ
ンダーは１発明されていなかった。ただ、そのためにシ
ートがとじられるべきビスをつぎ足すことにより、その
厚さを増加させるものは分明されている。

しかし乍ら、このようなものにあっては、バインタ′−
自体は１つであるため、とじられるべきシート（又は写
真など）の整理上都合のよいものではなかった。

この発明は上記従来の欠点を解決することを目的として
なされたものである。

［発明の構成］この目的を達成するためこの発明は、表紙と裏表紙とを
有し、背表紙となる棒状のバインダー本体の表紙側側壁
に凹部を形成するとともに、Ｓ表紙側側壁に前記凹部に
嵌合する突部を形成することによりこのバインダーを構
成したのである。

すなわち、かかる構成のバインダーを複数個用意し、−
のバインダーの突部を他の−のバインダーの凹部にその
背表紙が同一方向となるように嵌合させる。すると、２
つのバインダーが厚さ方向に連結され、これまでより倍
のシートのとじ能力を持ったバインダーが１個形成され
る。ついで、このバインダーの突部を他の−の凹部に上
記と同様に嵌合させると、さらにシートのとじ能力が増
加させられたバインダーが１個形成されることになる。

このように、順次突部と凹部とを嵌合させることにより
、全体で１個の、しかもシートのとじ能力も倍増したバ
インダーが出来上るのである。

また、全体で１個のバインダーとなっても必要に応じて
適宜のバインダー間で突部と凹部との嵌合を解除するこ
とにより１分離させたり、或いはさらに別のバインダー
とも連結できるので、シートの整理を容易に行なうこと
が可能になる。

以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

（第１実施例）第１図並びに第２図には、この発明の第１実施例に係る
バインダーｌが示されている。　第１実施例に係るバイ
ンダーｌは表紙６と裏表紙７とを有し、背表紙５となる
棒状のバインダー本体２の表紙側側壁に一条のレール１
４４が形成されるとともに、裏表紙側側壁にレール溝４
と嵌合する突条３が形成されることにより構成されてい
る。

このバインダー本体２は、表紙６及び裏表紙７とともに
プラスチックで射出成形により一体に形成されている。

レール溝４はバインダー本体２の長手方向に沿って形成
されており、突条３も同様に形成されている。裏表紙７
の第１図において上方の外側端縁にはカンチレバー状の
舌片９が形成されており、この舌片９は外側に向って若
干付勢されている。この舌片９に対応する表紙６の内側
端縁には、舌片９と係合する係合部８が形成されている
。舌片９及び係合部８は上記同様プラスチック製である
。尚、１０はシートをとじるべきビス用の孔であり、１
１は背見出しである。

かかる構成のバインダー１．１を連結するには、突条３
を他のバインダーｌのレール溝４に第１図において上方
より挿入し、次第に下方へ層接させることにより嵌合さ
せる。このとき、パイング一本体２同志は嵌着されるこ
とになる。ついで、裏表紙７に形成された舌片９を、こ
れと隣接する表紙６（他のバインダー１の）に形成され
た係合部８と表紙６とで囲まれた孔８ａの挿入する。す
ると、舌片９と係合部８との係合により、互いに隣接す
る裏表紙７と表紙６とがバラつかないように密着される
こととなる。ここに、２個のバインダー１により倍のシ
ートとじ能力のある１個の大きなバインダーが組み付け
られる０以上の手順を繰り返すことにより、より大きな
バインダーが組み付けられることとなる。

逆に上記のように一旦組み付けられたバインダーを必要
に応じて別のバインダーｌと組み付ける場合には、舌片
９と係合部８との係合を解除し、突条３とレール溝４と
の嵌合をも解除した後、上記手順で別のバインダーｌと
組み付ければよい。

また、第３図は補助バインダー１３であり、＋３ａは組
付後の大きくなったバインダー全体の表紙であり、１３
ｂは上記突条３と同様の突条、　１３ｃは舌片９と同様
の舌片である。

さらに、第４図は組付後の大きくなったバインダー全体
の最終的な裏表紙の機能を果すバインダー目を示すもの
であり、　１４ａ　、　１４ｂはそれぞれと記のレール
溝４、係合部８と同様なレール溝、係合部である。

（第２実施例）第５図には、第２実施例に係るバインダー本体１５が表
されているが、この実施例では、第１実施例におけるレ
ール溝４の代りに複数（３つ）の断面キノコ形の穴１５
ａとし、突条３の代りに複数（３つ）のキノコ形の突起
１５ｂとしたものである。この場合にはそれぞれ対応す
る穴と突起とが嵌合することが前記第１実施例と異なる
のみである。

（第３実施例）この実施例も図示は省略するが、第１実施例における舌
片９を金属片とし、係合部８を磁性体としたものである
。この場合には金属片と磁性体とは磁力により係合する
点のみが前記第１実施例と異なるのである。

（第４実施例）第６図に第４実施例を示す。

本例では、第１実施例で示したビス用の孔１０をなくし
、その代りに表紙６と裏表紙７との相対向する位置にお
いて内側にのびるシート保持棒ＩＢ。

１７を設けである。シート保持棒１Ｂと１７との間には
シートを挿入しうる隙間が設けてあり、この隙間にシー
トを挿入し、シートの孔においてシートをシート保持棒
１Ｂあるいはシート挿入棒１７に挿入すれば、わざわざ
ビスの着脱を行なわなくともシートを保持できる。

［発明の効果］この発明によれば、以上の構成としたので、複数のバイ
ンダーをその厚さ方向に連結することにより自由にシー
ト数を増加することができる。また必要に応じて当該バ
インダー同志の連結を解除して別のバインダーと連結で
きるので、シートの整理が容易に行なえるという効果も
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、この発明の第１実施例に係る厚さ
方向に連結可能なバインダーを示し、第１図は同バイン
ダーの斜視図、第２図は第１図のＩＩ　−ＩＩ線断面図
、第３図は複数のバインダーを一つに組み付けた場合に
大きな全体のバインダーの表紙となる補助バインダーの
平面図、第４図は第３図と同様の場合に大きな全体のノ
（イングーの裏表紙としての機能を兼備したバインダー
の平面図、第５図は第２実施例に係るバインダー本体を
示す要部縦断面図である。第６図は第４実施例を示す平
面図である。ｌ・・・厚さ方向に連結可能なバインダー、２．１５・
・・バインダー本体、３・・・突条、４，１４ａ・・・
ｌｚ−ル溝、５・・・背表紙、６・・・表紙、７・・・
裏表紙、８，１４ｂ・・・係合部、９・・・舌片、１５
ａ・・・穴、１５ｂ・・・突起、１８．１７・・・シー
ト保持棒。第２図第３図第４図匹４ａ第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）表紙と裏表紙とを有し、背表紙となる棒状のバイ
ンダー本体の前記表紙側側壁に凹部を形成するとともに
、前記裏表紙側側壁に前記凹部に嵌合する突部を形成し
たことを特徴とする厚さ方向に連結可能なバインダー。
（２）凹部はバインダー本体の長手方向に沿った一条の
レール溝とし、突部はバインダー本体の長手方向に沿っ
た突条としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の厚さ方向に連結可能なバインダー。
（３）凹部は複数の断面キノコ形の穴とし、突部は該穴
に対応して形成した複数のキノコ形の突起としたことを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の厚さ方向に連結
可能なバインダー。
（４）裏表紙の上下一方の端縁外側にカンチレバー状の
舌片を形成するとともに、該舌片に対応する表紙の内側
端縁に該舌片と係合する係合部を形成したことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第２項又は第３項記載の厚
さ方向に連結可能なバインダー。
（５）舌片を金属片とし、係合部を磁性体としたことを
特徴とする特許請求の範囲第４項記載の厚さ方向に連結
可能なバインダー。