JPS6212723A - 魚類の成長ホルモン - Google Patents

魚類の成長ホルモン

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JPS6212723A
JPS6212723A JP60151847A JP15184785A JPS6212723A JP S6212723 A JPS6212723 A JP S6212723A JP 60151847 A JP60151847 A JP 60151847A JP 15184785 A JP15184785 A JP 15184785A JP S6212723 A JPS6212723 A JP S6212723A
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JP
Japan
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fish
amino acid
acidic
growth hormone
terminus
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Application number
JP60151847A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yamaguchi
和夫 山口
Kimikatsu Shirahata
白幡 公勝
Tetsuya Hirano
哲也 平野
Koji Kawauchi
川内 浩司
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KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Priority to DE8686109346T priority patent/DE3678347D1/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は魚類の成長ホルモンおよびそれを用いる魚類の
成長促進法に関する。成長ホルモンはを推動物の脳下垂
体前葉より分泌され、骨の発端速度を調節して体重の増
加を促進する働きをもつポリペプチドである。従って、
本発明は魚類の養殖産業分野において広い用途が期待さ
れる。
従来の技術 哺乳類の成長ホルモンは脳下垂体において生産されるが
、それらの活性ならびに構造は公知である。たとえば、
ヒト成長ホルモンについては、ニー・ジェイ・レピイス
(11,J、Lewis)  らによってジャーナル・
オプ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ(J、 A
m、 Chem、Soc、)、  80 、4429 
(1958)にエイaxxaバートリー(A、 S、1
artree)によってバイオケミカル・ジャーナル(
Biochem、J、)。
100、754(1966)に、シー・エイチ・リー(
C1H,Li)らによってアーチブス・オブ・バイオケ
ミストリイ・アンド・バイオロジクス・(サプルメント
)(Arch、 Biochem、 Biophys、
(Suppl、)) 、ユ、327(1962)に報告
されている。
魚類の成長ホルモンについても、これまでに単離の報告
として次のようなものがある。
ティラビアよりの単離例:エフ・ダブリュ・ファーマー
(S、稠、Farmer)ら、ジェネラル・アンドコン
パラティブ・エンドクリノロシイ(Gen、Comp。
εndocrin、)、 30.9H1976)。
チョウザメよりの単離例:エフ・ダブリニ・ファーマー
(S、 W、Farmer)ら、エンドクリノロシイ(
Edocrinology)、  108.377(1
981)コイよりの単離例:エイ・エフ・クック(A、
F。
(oak) ら、ジェネラル・アンド・コンパラティブ
・エンドクリノロシイ(Gen、Camp、εndac
rIn、)。
50、335(1983)。
シロサケよりの単離例:本発明者ら、特願昭発明の解決
課題および解決手段 魚類の成長ホルモンは魚類の成長促進効果を有するので
、養魚用餌料の組成物として有用である。
魚類の成長ホルモンは上記のごとく魚類の脳下垂体から
採取された例が知られているが、魚類の成長促進に供す
るためには、さらに優れた成長ホルモンの開発が要望さ
れている。
本発明者は、優れた成長ホルモンを得るべく研究を行っ
た結果、ウナギ脳下垂体の器官培養液から優れた成長ホ
ルモンが得られることを見出し本発明を完成した。
発明の構成 本発明は、ウナギ科(Anguilla)の魚類の脳下
垂体の器官培養液より抽出精製して得られる魚類の成長
ホルモンを提供する。
ウナギ科の魚類としてはいかなる種類も用いることがで
きるが、好適な例としてはウナギ(^ngu−i11a
 japonica)が用いられる。脳下垂体は切り落
としたウナギの頭から無菌的に取り出し、培養液に入れ
て培養する。
培養液としては、アールの電解質を含むイーグルのME
M培養液〔エイチ・イーグ/l/(H,t!agle)
: サイエンス(science)、  130.43
2. (1959)) 、培養液Nα199〔ジェイ・
エフ・モーガン(J、 F。
Morgan) ら:プロシーディング・オブ・ザ・ソ
サイエティ・フォー・エクスペリメンタル・バイオロジ
ーやアンド舎メディスン(Proc、 Sac、Bxp
Biol、Med、)、73.1 (1950)) q
−ウェイマウスのMB752/1培養液〔シー・ウェイ
マウス(C,Ilaymouth):ジャーナル・オブ
・ナショナル・カンサー・インスティテニート(J、N
atl、Cancer、  In5t、、j3゜100
3 (1959) )などにペニシリンG(80〜12
0u/ml好ましくは10011/ml ) 、ストレ
プトマイシン(80〜120 u/ml好ましくは10
hg/ml ) 、ファンギゾン(0,20■〜0.3
0尾好ましくは0.25■/ml )などの抗生物質お
よび適量の重炭酸す) IJウムを加え、pH7〜8、
好ましくはp H7,3〜7.4で、浸透圧250〜3
00m口sm、好ましくは270〜290m口smに調
製したものを用いる。
培養は、90〜99%、好ましくは95%の02および
1−10%、好ましくは5%のC0ff1を気相に充満
し、15〜20℃好ましくは18℃で行う。培養液を1
週間ごとに交換し、約10週間培養する。
集めた培養液を、限外濾過、ゲル濾過、クロマトフオー
カシングなど通常のポリペプチド精製に用いられる方法
を用いて精製し、成長ホルモンポリペプチドを採取する
。たとえば、培養液をアミコン社製のグイアフロ限外濾
過膜(YM−5)を用いて濃縮する。濃縮液を0.01
〜0.05M、好ましくは0.025 Mイミダゾール
塩酸(pH7〜8、好ましくはp H7,4>で平衡化
したセファデックスカラムにかけ、同じ溶媒で溶出する
。分光光度計を用い280nmで溶出液を測定し、吸収
のあった両分を集め再び限外−過膜で濃縮する。濃縮し
た分画をクロマトフオーカシングにかける。
0.01〜0.5M、好ましくは0.025 Mイミダ
ゾ−ル塩酸(pH7〜8、好ましくはp H7,4”)
で平衡化したPBE94カラムをポリバッファー74−
塩酸(pH4〜6、好ましくはp H5,0)で溶出す
る。280nmに吸収のある画分を集め、ポリバッファ
ーを除くために0.01〜0.07M。
好ましくは0.05 M酢酸アンモニウムで平衡化した
セファデックスカラムにかけ、同溶媒で溶出し、280
nmに吸収のある両分を集める。これを凍結乾燥して本
発明の成長ホルモンを白色粉末として得る。
本発明におけるウナギの成長ホルモンの純度は、ポリア
クリルアミドゲル電気泳動および等電点電気泳動で検定
する。
アミノ酸組成は本物質を20%定沸点塩酸中で110℃
で22時間加水分解し、LKB社製4400型アミノ酸
自動分析計で分析する。
本発明の成長ホルモンのアミノ酸組成の例を第一表に示
す。
第一表 アミノ酸組成(注1) 注1. 数値はモル当たり残基数を示す。
注2.  Cys、 Trpは加水分解中の分解のため
定量できなかった。
また該成長ホルモンのN末端アミノ酸配列の分析はアプ
ライド・バイオシステムズ(AppliedB ios
ystems)社製470A型シーケンサ−およびスペ
クトラ・フィジクス(Spectra Physics
)社製高速液体クロマトグラフィーとの組合せによって
実施する。また全アミノ酸配列の分析は、該成長ホルモ
ンを臭化シアンやリジルエンドペプチダーゼを用いて分
解したペプチドフラグメントを同装置で分析することに
よって実施する。     ゛分子量、等電点などの分
析は実施例に示した方法で行う。成長ホルモン活性はニ
ジマスを用い実施例に示した方法で測定する。本発明の
成長ホルモンは硬骨魚類(Osteichthyes)
たとえばニシン類、ウナギ類、スズキ類、カレイ類、フ
グ類などの成長を促進することができ、これらの魚類の
養殖に有用である。
本発明実施例で得られる成長ホルモンGH−IふよびG
H−IIの理化学的性質は以下のとおりである。
GH−I (i)アミノ酸組成:第一表Aに記載のとちり(ii)
下記のアミノ酸配列を有する H、N−Va I−G Iu−Pro−11e−3er
−Leu−Tyr−Asn−Leu−Phe−Thr−
3er−Ala−Val−^sn−Arg−Ala二G
In−His−Leu−H1s−Thr−Leu−Al
a−Ala−Glu−11e−Tyr−Lys−Glu
−Phe−Glu−Arg−3er−11e−Pro−
Pro−Glu−Ala−His−^rg−Gln−L
eu−Ser−Lys−Thr−X、−Pro−Leu
−Ala−Gly−X、−Tyr−Ser−Asp−X
、−11e−Proイhr−Pr。
−Thr−Gly−Lys−Asp−Glu−Thr−
Gln−Glu−Lys−3er−X4−Gly−Ty
r−Leu−Leu−Arg−11e−3er−Ser
−Ala−Leu−11e−Gln−Ser−Trp−
Val−Tyr−Pro−Leu−Lys−Thr−L
eu−Ser−^sp−^1a−Phe−Ser−As
n−Ser−Leu−Met−Phe−Gly−Thr
−Ser−Asp−Gly−11e−Phe−Asp−
Lys−Leu−G 1u−Asp−Leu−Asn−
Lys−G 1y−11e−Asn−Gltl−Leu
−Met−LYS−Val−Val−Gly−ASp−
Gly−Gly−11e−Tyr−11e−Glu−^
5p−Val−^rg−Asn−Leu−Arg−Ty
r−Glu−^5n−Phe−Asp−Va 1−Hi
s−Leu−Arg−Asn−Asp−Ala−Gly
−Leu−Met−Lys−Asn−Tyr−Gly−
Leu−Leu−A la−Cys−Phe−Lys−
Lys−Asp−Met−His−Lys−Val−G
lu−Thr−Tyr−Leu−Lys−Val−Th
r−Lys−Cys−Arg−Arg−Phe−Val
−Glu−Ser−Asn−Cys−Thr−Leu−
ロH x、、 Xa4’! Aspまた1tserテある。X
、、 X、ハ未同定アミノ酸を示す。
(iii>分子量:約23.000 (iv)等電点:6゜3 (v)アルカリ性水溶液に可溶。酸性および中性水溶液
に不溶または難溶。
(vi)塩基性酸性の区別:酸性ポリペプチド(vi)
物質の色形状:白色粉末 (vii)ポリアクリルアミドゲル電気泳動:単一バン
ド GH−II (りアミノ酸組成:第一表已に記載のとおり(ii)N
末端右よびC末端は下記アミノ酸配列を有する N末端: )1.N−11e−5er−Leu−Tyr−Asn−
Leu−Phe−Thr−Ser−^1a−Val−^
sn−^rg−A 1a−G In−H1s−Leu−
H1s−Thr−Leu−Ala−Ala−Glu−I
 1e−Tyr−Lys−Glu−Phe−Glu−^
rg−3er−11e−Pro−Pro−Glu−Al
a−His−Arg−Gln−Leu− C末端ニ ーMet−Phe−G 1y−Thr−Ser−Asp
−G 1y−11e−Phe−Asp−Lys−Leu
−Glu−Asp−Leu−Asn−Lys−Gly−
rle−Asn−Glu−Leu−Met−Lys−V
al−Val−Gly−^5p−Gly−Gly−11
e−Tyr−11e−Glu−Asp−Val−^rg
−Asn−Leu−Arg−Tyr−Glu−Asn−
Phe−Asp−Val−His−Leu−Arg−A
sn−Asp−Ala−Gly−Leu−Met−Ly
s−Asn−Tyr−Gly−Leu−Leu−AIa
−Cys−Phe−Lys−Lys−^5p−Net−
His−乙ys−Val−Glu−Thr−Tyr−L
eu−Lys−Val−Thr−Lys−Cys−Ar
g−Arg−Phe−Val−Glu−Ser−Asn
−Cys−Thr−Leu−(iii )分子量:約2
3.000 (iv)等電点:6.7 (v)アルカリ性水溶液に可溶。酸性および中性水溶液
に不溶または難溶。
(vi)塩基性酸性の区別:酸性ポリペプチド(vii
 )物質の色形状:白色粉末 (vji)ポリアクリルアミドゲル電気泳動:単一バン
ド 本発明実施例では、成長ホルモンとしてGH−■および
GH−nが例示されているが、これらに限らずウナギ科
魚類の脳下垂体の器官培養液より抽出して得られ、魚類
の成長ホルモン活性を有するものはすべて本発明に含ま
れる。
実施例 (1)  ウナギの成長ホルモンの精製切り落としたウ
ナギの頭から無菌的に取り出した260個の脳下垂体を
20個ずつ3mlの培養液に入れた。培養液はアールの
電解質を含むイーグルのMEM培養液〔ディフコ社製、
ティーシー・ミニマルメディウム・イーグル・アール・
ビーニスニス・ドライド(TCMinimal Med
ium Eagle、 Earle。
BSS、 Dried)を9.06g/j7の割合で蒸
留水に溶かしたもの〕に、抗生物質(ペニシリンG 1
00U /ml、ストレプトマイシン100■/mlお
よびファンギゾン0.25■/ml)と重炭酸ソーダ適
量(粉末)を加えpHを7.3〜7.4、浸透圧を27
0〜290m05mに調整したものである。これを95
%02,5%CO2を充満した中で18℃でインキユベ
ートした。培養液は一週藺毎に交換し集めた培養液は一
20℃で凍結保存した。この条件で10週間培養を続け
7501111の培養液を得た。
これをアミコン社製のグイアフロ限外濾過膜(YM−5
)を用いて10.5mlに濃縮した。濃縮液を0.02
5Mイミダゾール塩酸(p H7,4)で平衡化したセ
ファデックスG75カラム(2,64869cm>(フ
ァルマシア・ファイン・ケミカル社製)に通塔し、同溶
媒を用い24.0ml/時間の流速で溶出した。溶出液
は3mlずつ集め分光光度計を用い280nmで検出し
た(第1図)。第1図ピークAの両分(分画番号65〜
? ?) 42mlを集め、上述の限外P過膜で6ml
に濃縮した。この濃縮液をさらにクロマトフオーカシン
グで分画した。
PBE94カラム(IX42cm)を用い、0.025
Mイミダゾール塩酸(p H7,4)で平衡化しポリバ
ッファー74−塩酸(pH5,0)(ファルマシア社製
)で23.6ml/時間の流速で溶出した。溶出液は2
.Qmlずつ分画し280nmで検出した(第2図)。
第2図ピーク10両分(分画番号57〜       
 165)およびピーク20両分(分画番号72〜81
)をそれぞれ集め、上述の限外−過膜で濃縮し6.Om
lと5.5mlにした。このpH1液をそれぞれポリバ
フファーを除くため再度ゲルp過を行った。0.05M
酢酸アンモニウム(pH8,0)で平衡化したセファデ
ックスG75カラム(2,6X35cm )に通塔し同
溶媒で24.0ml/時間の流速で溶出した。溶出液は
3.Qmlずつ分画し280nmの吸収のある分画を集
め凍結乾燥した。ピーク1の画分からは1゜35mg、
ピーク2の画分からは2.00mgの白色粉末が得られ
た。前者を以下GH−IIと呼ぶ。また後者を以下GH
−Iと呼ぶ。
(2)分子量の測定 SDS (ラウリル硫酸ナトリウム)ポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動(10%アクリルアミド10.1%5D
S)で上記成長ホルモンを展開した。
標準物質としてビイ−・ディー・エイチ・ケミカルズ(
B、D、HlChemicals)社製の標準蛋白マー
カー(分子量14.3に、28.6に、42.9k)を
使用して得られる検量線によると、GH−I、GH−n
のいずれも分子量は約23.000と算出された(第3
図)。また同時にGH−ISGH−nのいずれも単一バ
ンドを与え、純度がほぼ100%であることを示した。
(3)等電点 アンホライン(p H3,5〜9.5)を用いた等電点
電気泳動を行い、0H−ISGH−nのいずれもが単一
バンドを与えることを認めた。ゲルを切断し蒸留水で一
晩抽出しpHを測定して得られた検量線より等電点はG
H−Iが6.3、GH−IIが6.7と計算されたく第
4図)。
(4)アミノ酸配列の分析 ウナギより得られた上記成長ホルモンGH−1を30■
、(1,H−nを25■用い、0.1%ラウリル硫酸ナ
トリウム水溶液に溶かして470Aシーケンサ−〔アプ
ライドバイオシステムズ(AppliedBiosys
tems )社製〕と高速液体クロマトグラフィー〔ス
ペクトラフィジクス(Spectra Physics
 )社製5P8100)で分析した。下記のようにGH
−1はN末端より41残基、0H−IIは40残基決定
することができた。
GH−1: )12N−Val−Glu−Pro−11e−3er−
Leu−Tyr−^5n−Leu−Phe−Thr−3
er−Ala−Val−Asn−^rg−^1a−Gl
n−His−Leu−His−Thr−Leu−Ala
−Ala−Glu−11e−Tyr−Lys−Glu−
Phe−Glu−Arg−Set−11e−Pro−P
ro−Glu−Ala−1is−Arg− GH−n H,N−11e−5er−Leu−Tyr−Asn−L
eu−Phe=Thr−Ser−Ala−Val−As
n−Arg−Ala−Gln−His−Leu−His
−Thr−Leu−Ala−Ala−Glu−11e−
Tyr−Lys−Glu−Phe−Glu−Arg−S
et−11e−Pro−Pro−Glu−Ala−Hi
s−^rg−Gln−eu− 次にGH−11mgを1mMの0.1 M )リス塩酸
、6M塩酸グアニジン、2mM  EDTAを含む緩衝
液(pH8,3)に溶かし窒素ガスを15分間吹き込ん
だ。この溶液に20mのメルカプトエタノールを加え、
暗所室温で4時間還元した。次に3mgのモノヨード酢
酸を9.5mMの水酸化ナトリウム水溶液に溶かして加
えた。暗色で15分間反応させた後、酢酸を加えてpH
3とし反応を止めた。この反応液を高速液体クロマトグ
ラフィーにおいて0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で平
衡化したTSKゲルTMS250カラム(0,4x5c
m、 10μ)(東洋曹達社製)に通し反応試薬および
塩を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で溶出した。その
後0.1%トリフルオロ酢酸を含むインプロパツール:
水=90:10の溶媒で溶出し凍結乾燥して0、95 
mgの白色粉末を得た。これを100倍モルの臭化シア
ンを含む70%蟻酸溶液1mlに溶かし、暗色で18時
間分解し、凍結乾燥した。この臭化シアン分解物を0.
1%トリフルオロ酢酸水溶液Q、1mlに首かし、高速
液体クロマトグラフィーにおいてTSKゲル0DS12
OTカラム(0,4x25cm、5μ)を用い、0.1
%トリフルオロ酢酸共存下インプロパツール5%〜60
%のグラジェント溶出を行った(第5図)。検出は22
0nlll。
流速は0.45m1/分である。第5図のピークA〜D
について上述の470Aシーケンサ−と高速液体クロマ
トグラフィーで分析を行い下記の配列を決定した。
成分A: His−Lys−Val−Glu−Thr−Tyr−L
eu−Lys−Val−Thr−Lys−Cys−Ar
g−Arg−Phe−Val−Glu−Ser−Asn
−Cys−Thr−Leu−DH 成分B: Lys−^5n−Tyr−Gly−Leu−Leu−A
la−Cys−Phe−Lys−Lys−^sp− 成分C: Lys−Val−Val−Gly−Asp−Gly−G
ly−11e−Tyr−11e−Glu−Asp−Va
l−^rg−Asn−Leu−Arg−Tyr−Glu
−^5n−Phe−^sp−Val−His−Leu−
Arg−Asn−Asp−Ala−Gly−Leu− 成分D: Phe−Gly−Thr−Ser−Asp−Gly−1
1e−Phe−Asp−Lys−Leu−Glu−As
p−Le、u−Asn−Lys−Gly−11e−As
n−Glu−Leu− これらの配列は羊の成長ホルモンの配列〔シー・エイチ
・シー(C0H0Li)ら、インターナショナル・ジャ
ーナル・オブ・ペプチド・アンド・プロナイン・リサー
チ(Int、J、Peptide Protein R
es、)。
4、151 (1972)による〕との相同性と臭化シ
アンがMetの後を選択的に切断することから−Met
−D−Met−C−Met−B−Met−Aのように並
べることができ          iし °′(”””°°41°“′”″″6°ゞ°     
  11−りEはGH−I(7)N末端から0配列を持
・          1ていた。そこでこれを0.0
1 M ) !Jス塩酸、4M尿素を含む緩衝液(1)
H9,1)50A1!に溶かし、          
[リジルエンドペプチダーゼ0.16Agを加え37℃
          Iで16時間反応させた。この反
応液を高速液体クロマトグラフィーにおいてBio R
adハイボアc 、 、           1J(
0,4X 25cm)のカラムを用い0.1%トリフル
          iオロ酢酸存在下アセトニトリル
0〜70%のグラ          ]・ジ・ント溶
出を行、た(第6図)。検出は210        
  ’′nm、流速は1m17分である。第6図のピー
クa−1dを上述の装置で分析し下記の配列を検出した
成分a:                     
        j。
Asp−Glu−Thr−Gin−Glu−Lys成分
b: Glu−Phe−Glu−Arg−3er−11e−P
ro−Pro−Glu−Ala−His−Arg−Gl
n−Leu−Ser−Lys成分C: Thr−Leu−Ser−Asp−A Ia−Phe−
3er−Asn−Ser−Leu成分d: dからは2つの配列が検出された。
di   Thr−X、−Pro−Leu−Ala−G
ly−X、−Tyr−3er−Asp−X、−11e−
Pro−Thr−Pro−Thr−Gly−Lysd2
  5et−X、−Gly−Tyr−Leu−Leu−
Arg−11e−Ser−3er−Ala−Leu−1
1e−Gln−3er−Trp−Val−Tyr−Pr
o−Leu−Lys X、、 X、はAspまたはSetである。X、、 X
、は未同定アミノ酸を示す。
羊成長ホルモンの配列との相同性とリジルエンドペプチ
ダーゼがLysの後を選択的に切断することから、b 
−di −a −d2− cの順に並べることができた
。またbのN末端からの配列は既に決定したGH−Io
)N末端からの配列のうち30番目のGluからの配列
と一致していた。従って一部未確定な残基を除きN末端
より100残基の配列を決定できた。そして前の臭化シ
アン分解ペプチドの結果とあわせ、一部未確定な残基を
除き、190残基の全配列を決定できた。
GH−nについても、GH−Iと全く同じ条件て臭化シ
アン分解を行ったところGH−IのC末端側の4つのペ
プチドに対応するペプチドフラグメントが得られた。ま
たその配列も全く一致しておりC末端側90残基の配列
はGH−1と全く同じであることがわかった。
実施例2゜ 魚類成長ホルモン活性の測定 ニジマスの稚魚(平均体重13g)を一群15尾ずつに
分け、水温15℃の循環式タンクで飼育した。餌は配合
飼料(まず4C,日本配合飼料社製)をはじめの9日間
は1日に体重の4%、その後は3%を2回に分けて与え
た。ウナギ成長ホルモンGH=ISOH−I[は少量の
0.01N水酸化ナトリウム水溶液で溶解後、0.9%
塩化ナトリウム水溶液を加えて1■15ρとなるように
した。
これを体重1gあたりll1g1l腔内に注射した。対
照群には0.9%塩化ナトリウム水溶液のみを投与した
。注射は5日ごとに5回行い同時に体重を測定した。体
重増加率を第7図に示す。この結果は本発明の2種類の
成長ホルモンがいずれもニジマスの成長を促進すること
を明らかに示している。
発明の効果 本発明によれば、魚類の成長ホルモンポリペプチドが供
給される。このポリペプチドは魚類の成長を促進させる
ので魚類の養殖に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はウナギ脳下垂体器官培養液の限外濾過濃縮液の
セファデックスG−75でのゲル濾過の溶出パターンを
示す。 第2図はゲル濾過分画Aのクロマトフオーカシングによ
る分画を示す。 第3図は、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動で泳
動距離からウナギの成長ホルモンの分子量を算出した図
を示す。標準タンパクマーカーはビーディーエイチ・ケ
ミカルズ(B口HChemicals)社製produ
ct  Nα44223 20を用いた。分子量14.
3に、28゜6におよび42.9 kはそれぞれモノマ
ー、ダイマー、およびトリマーに相当する。 第4図は等電点電気泳動によるウナギ成長ホルモンの算
出を示す。 第5図はウナギ成長ホルモンGH−1の還元カルボキシ
メチル化物の臭化シアン分解物の高速液体クロマトグラ
フィーによる分離を示す。 第6図は第5図の臭化シアンフラグメントEのリジルエ
ンドペプチダーゼによる分解物の高速液体クロマトグラ
フィーによる分離を示す。 第7図はウナギ成長ホルモンGH−IまたはGH−II
をニジマスに投与したときの体重増加の促進を示す図で
ある。 15 図 C 時間(分) 0      10     20     30  
          i日数

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウナギ科の魚類の脳下垂体の器官培養液より抽出
    精製して得られる魚類の成長ホルモン。
  2. (2)下記の理化学的性質を有するポリペプチドである
    魚類の成長ホルモン (i)アミノ酸組成:第一表Aに記載のとおり(ii)
    下記のアミノ酸配列を有する 【アミノ酸配列があります】 X_1、X_4はAspまたはSerである。X_2、
    X_3は未同定アミノ酸を示す。 (iii)分子量:約23,000 (iv)等電点:6.3 (v)アルカリ性水溶液に可溶。中性および酸性水溶液
    に不溶または難溶 (vi)塩基性酸性の区別:酸性ポリペプチド(vii
    )物質の色形状:白色粉末 (viii)ポリアクリルアミドゲル電気泳動:単一バ
    ンド
  3. (3)下記の理化学的性質を有するポリペプチドである
    魚類の成長ホルモン (i)アミノ酸組成:第一表Bに記載のとおり(ii)
    N末端およびC末端は下記アミノ酸配列を有する N末端: 【アミノ酸配列があります】 C末端: 【アミノ酸配列があります】 (iii)分子量 約23,000 (iv)等電点 6.7 (v)アルカリ性水溶液に可溶。酸性および中性水溶液
    に不溶または難溶 (vi)塩基性酸性の区別:酸性ポリペプチド(vii
    )物質の色形状:白色粉末 (viii)ポリアクリルアミドゲル電気泳動:単一バ
    ンド
  4. (4)ウナギ科魚類の脳下垂体の器官培養液より抽出精
    製して得られる魚類の成長ホルモンを魚類に投与して、
    該魚類の成長を促進させることを特徴とする魚類の成長
    促進方法。
  5. (5)魚類の成長ホルモンが下記の理化学的性質を有す
    るポリペプチドであることを特徴とする特許請求の範囲
    第4項記載の方法。 (i)アミノ酸組成:第一表A記載のとおり(ii)下
    記のアミノ酸配列を有する 【アミノ酸配列があります】 X_1、X_4はAspまたはSerである。X_2、
    X_3は未同定のアミノ酸を示す。 (iii)分子量:約23,000 (iv)等電点:6.3 (v)アルカリ性水溶液に可溶。酸性および中性水溶液
    に不溶または難溶。 (vi)塩基性酸性の区別:酸性ポリペプチド(vii
    )物質の色形状:白色粉末 (viii)ポリアクリルアミドゲル電気泳動:単一バ
    ンド
  6. (6)魚類の成長ホルモンが下記の理化学的性質を有す
    るポリペプチドであることを特徴とする特許請求の範囲
    第4項記載の方法。 (i)アミノ酸組成:第一表Bに記載のとおり(ii)
    N末端およびC末端は下記アミノ酸配列を有する N末端: 【アミノ酸配列があります】 C末端: 【アミノ酸配列があります】 (iii)分子量:約23,000 (iv)等電点:6.7 (v)アルカリ性水溶液に可溶。酸性および中性水溶液
    に不溶または難溶。 (vi)塩基性酸性の区別:酸性ポリペプチド(vii
    )物質の色形状:白色粉末 (viii)ポリアクリルアミドゲル電気泳動:単一バ
    ンド
  7. (7)成長ホルモンを投与する魚類が硬骨魚類に属する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4、5または6項記
    載の方法。
  8. (8)魚類がニシン類、ウナギ類、スズキ類、カレイ類
    、またはフグ類に属することを特徴とする特許請求の範
    囲第7項記載の方法。
JP60151847A 1985-07-10 1985-07-10 魚類の成長ホルモン Pending JPS6212723A (ja)

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EP86109346A EP0209068B1 (en) 1985-07-10 1986-07-09 Eel growth hormone
DE8686109346T DE3678347D1 (de) 1985-07-10 1986-07-09 Aal-wachstumshormon.
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05252978A (ja) * 1991-11-29 1993-10-05 Toyo Suisan Kaisha Ltd ニジマスの成長ホルモンの製造方法

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