JPS62120987A - 砥石収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は砥石収納装置に関し、円盤状を呈した多数の各
種砥石を整理収納しておく砥石収納庫として利用される
ものである。

〔従来技術とその問題点〕

研削盤等に用いられる円盤状の各種研削用砥石の整理収
納については、従来、工具整理棚や工具収納キャビネッ
トの棚等に直接上記砥石を並べたり重ね合せるに過ぎな
かった。

従って、収納スペース効率が著しクイ底下する一方、上
述したように砥石を棚上に直接並べたり重ね合せたりし
ている関係上、砥石の取り扱い時、すなわち砥石の収納
時や取り出しに際して、砥石のエツジ等に損傷を与え易
く、その取扱作業が極めて困難であった。

特にねじ研削用砥石、角度研削用砥石２輪郭研削用砥石
等の成形砥石における砥石エツジ部のｔ！傷の問題、及
びセンターレス研削盤用砥石等の大型重量砥石の収納並
びにその取扱上の問題は大きかった。

〔発明の目的〕

本発明は上述した問題点を解消すべく研究の結果、達成
されたものである。

従って本発明の目的は、各砥石相互間の接触を完全に防
止で、きるのは勿論のこと、砥石と他の構造物との接触
をも完全に防止できる一方、スペース効率よく砥石を収
納庫内に整理収納することができ、しかも、極めて容易
に砥石を収納庫に搬入できると共に、収納庫から砥石を
容易に搬出することができる優れた砥石収納装置を提供
することにある。

〔発明の概要〕

すなわち本発明は、砥石収納庫本体と、この砥石収納庫
本体の基台に立設した支柱と、この支柱に上下方向に間
隔をおいて旋回自在に取り付けた砥石載置台とからなり
、前記砥石載置台は、前記支柱に取り付けられた台座と
、この台座上において前記支柱を軸として旋回自在に取
り付けられた旋回部材と、この旋回部材の一側に突設さ
れ自由端側に砥石載置部を設けたアームとから構成した
ことを特徴とする砥石収納装置を、その要旨とするもの
である。

〔発明の実施例〕

以下本発明を実施例により図面を参照して具体的に説明
する。

第１図〜第３図は本発明の実施例からなる砥石収納装置
を示し、第１図は斜視説明図、第２図は平面視説明図、
第３図は正面視説明図である。

図においてＥは本発明の実施例からなる砥石収納装置で
、砥石収納庫本体１０と、この砥石収納庫本体１０の基
台１１に立設した支柱２０と、この支柱２０に上下方向
に間隔をおいて旋回自在に取り付けた複数個の砥石載置
台３０とから構成されている。

そして本発明において、特に、前記砥石載置台３０は、
前記支柱２０に取り付けられた台座３１と、この台座３
１上において前記支柱２０を軸として旋回自在に取り付
けられた旋回部材３２と、この旋回部材３２の一側に突
設され自由端側に砥石載置部３３を設けたアーム３４と
から構成されている。

さらにこの構造を説明すると、上記砥石収納庫本体１０
は、図示したように、鋼材を平面視略正方形状に連結し
て形成した基部枠体１２の三つの隅角部に、それぞれ鋼
材からなる隅柱１３を立設する一方、この各隅柱１３の
頂部を、鋼材からなる上部補強部材１４で互いに連結す
ることにより構成されている。

そして、上記基部枠体１２には、−側に偏して上記基台
１１が取り付けられており、この基台１１と相対向せし
めて上記各上部補強部材１４間に天板１５が取り付けら
れている。

前記支柱２０は本実施例において鋼製のパイプが用いら
れており、上記基台１１上に取り付けられた支柱固定用
台座１６及び上記天板１５０間に垂直方向に固定されて
いる。

前述した砥石載置台３０の台座３１は、前記支柱２０に
摺動自在に緩挿され、砥石Ｔのサイズに応じて上記台座
３１を上下に移動し所定の位置でセットスクリューＳを
締結することにより、台座３１を支柱２０の所定の位置
に固定できるようになっている。

また、砥石載置台３０の前記砥石載置部３３の上面中央
部には、係止突起３５が突設されており、砥石Ｔを砥石
載置部３３に載置するに際して、この係止突起３５を砥
石Ｔの中央部に形成されている取付孔に挿入し、砥石Ｔ
がみだりに砥石載置部３３から離脱しないようにしであ
る。

さらに、図中３６は旋回制限杆で、前記砥石載置台３０
の旋回部材３２に設けられているアーム３４の反対側に
、図示したように突設されており、特に第２図に示すよ
うに、砥石Ｔを砥石載置台３０の砥石載置部３３に載置
し、これを砥石収納庫本体１０内に収納した際、この旋
回制限杆３６が砥石収納庫本体１０を構成する隅柱１３
に当接して、砥石載置台３０の過度の回転を阻止し、砥
石Ｔが砥石収納庫本体１０等他の構造物に接触すること
なく確実に砥石収納庫本体１０の所定の位置に正確に収
納することができるようにしである。

しかも上述した旋回制限杆３６は、砥石載置台３０を旋
回する際の把手としても用いることも可能である。

なお図においてＴ＋　は平面並びに円筒研削用砥石、Ｔ
２はねじ研削用砥石、Ｔ３は角度研削用砥石、Ｔ４はセ
ンタレス研削盤用砥石等の大型重量砥石の事例を示した
ものである。

また、前述したように砥石収納庫本体１０の上面に、３
本の各隅柱１３で構成されている略三角形の枠状を呈す
る天板１５を有する枠体の形状、並びに基部枠体１２の
一側に省略削除されているところの隅柱の存在について
は、砥石収納庫本体１０における砥石の水平旋回作動機
能を有効にさせる上からの意図に基いたものである関係
上、これらの構造についてその制限は設けない。

さらに、４本組の隅柱を設け、その外側に鋼板を溶接に
て張り付け、砥石載置台３０を外部に振出作動を行わせ
る一側に、開閉扉を具備させることにより、全閉機能を
有する砥石収納キャビネットの製作も容易であることか
ら、この構造等についても特別な制限は設けないものと
する。

つづいて上述した本砥石収納装置Ｅの操作について説明
する。

（１）砥石を砥石収納庫本体１０内に収納する場合まず
空の砥石載置台３０のアーム３４または旋回制限杆３６
を把持して、砥石載置台３０の砥石載置部３３を、砥石
収納庫本体１０の外側に水平に旋回作動することにより
出した後、砥石載置部３３の上面に砥石Ｔを載置する。

なお、この砥石Ｔを砥石載置部３３の上面に載置するに
際して、砥石載置台３０の係止突起３５をガイドとして
砥石Ｔの中央部に形成されている取付孔に挿入し、砥石
Ｔがみだりに砥石載置部３３から離脱しないようにする
。

しかる後、アーム３４または旋回制限杆３６を、把持し
て水平に旋回作動することにより砥石収納庫本体１０内
に収納する。

なお、この水平旋回作動において旋回制限汗３６が砥石
収納庫本体１０を構成する隅柱１３に当接するまで旋回
させる。

（２）砥石を砥石収納庫本体１０内から取り出す場合ま
ず砥石収納状態にある所望の砥石載置台３゜のアーム３
４または旋回制限杼３６を把持して収納庫本体１０の外
部方向に水平に旋回作動することにより、砥石載置台３
０の砥石載置部３３を砥石収納庫本体１０の外側に振り
出した後、砥石載置部３３の上面に設けられている係止
突起３５に装着されている砥石Ｔを取り出す。

しかる後、再びアーム３４または旋回制限杆３６を把持
して空になった砥石載置台３ｏを砥石収納庫本体１０内
に収納する。′ 〔発明の効果〕 本発明は上述したように構成したから、各砥石相互間の
接触を完全に防止できるのは勿論のこと、砥石と他の構
造物との接触をも完全に防止できる一方、スペース効率
よく砥石を収納庫内に整理収納することができ、しかも
、極めて容易に砥石を収納庫に搬入できると共に、収納
庫から砥石を容易に搬出することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の実施例からなる砥石収納装置
を示し、第１図は斜視説明図、第２図は平面視説明図、
第３図は正面視説明図である。 １０・・・砥石収納庫本体 １１・・・基台 １２・・・基部枠体 １３・・・隅柱 １４・・・上部補強部材 １５・・・天板 １６・・・支柱固定用台座 ２０・・・支柱 ３０・・・砥石載置台 ３１・・・台座 ３２・・・旋回部材 ３３・・・砥石載置部 ３４・・・アー、ム ３５・・・係止突起 ３６・・・旋回制限汗 Ｔ１・・・平面並びに円筒研削用砥石 Ｔ２・・・ねじ研削用砥石 Ｔ３・・・角度研削用砥石 Ｔ４・・・センタレス研削盤用砥石 Ｓ・・・セントスクリュー ぜ°−一一５

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 砥石収納庫本体と、この砥石収納庫本体の基台に立設し
   た支柱と、この支柱に上下方向に間隔をおいて旋回自在
   に取り付けた砥石載置台とからなり、前記砥石載置台は
   、前記支柱に取り付けられた台座と、この台座上におい
   て前記支柱を軸として旋回自在に取り付けられた旋回部
   材と、この旋回部材の一側に突設され自由端側に砥石載
   置部を設けたアームとから構成したことを特徴とする砥
   石収納装置。