JPS62108125A - 風洞試験装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、風洞試験装置の試験能力の増大の技術に関
するものである。

〔従来の技術〕

第４図は従来の風洞試験装置の一構成例を示す図であり
、第４図において、（１）は貯気槽、（２）は元弁、（
３）は圧力制御弁、（４）は集合胴、（５）は測定胴。

（６ｂ）はシュリーレン窓、（８）は模型支持胴、（９
）は拡散胴である。

第５図および第６図は風洞試験装置の試験実施例を示す
図であり、第５図および第６図において。

（１１は模型支持装置、　（１１ａ）は凰試模型、　（
ｔｌｂ）は気流特性計測用模型である。風洞試験では一
般的には第５図に示すように、模型支持胴（８）内の模
型支持装置ｉｌｌを用いて風試模型（１１ａ）を測定胴
（５）内のシュリーレン窓（６ｂ）付近にセットし、風
試模型（１１ａ）の空力特性を計測する。また、場合に
よっては。

第６図に示すように風試模型（Ｉｉａ）のかわりに例え
ば櫛形ピトー管のような気流特性計測用模型を用いて風
洞の気流特性を計測する場合もある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

風洞試験で風試模型の下流側の気流特性を計測したい時
がある。ところが、従来の風洞試験装置では、模型支持
装置は１つの模型しか支持できないため、風試模型とそ
の下流の気流特性を計測する気流特性計測用模型を同時
に測定胴の中にセツトすることはできないという問題点
がある。また。

仮に風試模型を別に支持できたとしても、従来の風洞試
験装置では風試模型をセットする位置と模型支持装置と
の距離の関係上、風試模型の十分下流を計測することは
できない。

前記のように、従来の風洞試験装置では風試模型の下流
の気流特性を計測することはできないという問題点があ
る。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、風試模型の下流の気流特性を計測し得ることを目
的としている。

〔問題点を解決するための手段Ｊ この発明に係る風洞試験装置は２着脱式の第二測定胴を
測定胴と模型支持胴の間に設け、また。

従来のシュリーレン窓のかわ９に模型支持装置を備えた
シュリーレン窓を測定胴に備えたものである。

〔作用〕

この発明においては、模型支持装置付シュリーレン窓を
用いて風試模型を測定胴内にセットし。

測定胴と模型支持胴の間に第二測定胴を設けることによ
って、風試模型の下流の気流特性を計測することができ
る。また２通常の試験を行なう時には、第二測定胴を抜
き、シュリーレン窓を従来のものを用いることで実施す
ることができる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示した図であり。

第１図において、（１）〜（５）および（８１，ｆ９）
は前記従来装置と全く同一のものであり、　（６ａ）は
模型支持装置付シュリーレン窓、（７）は着脱式第二測
定胴である。着脱式第二測定胴（７）は測定胴と模型支
持胴の間に装着した９、はずしたフすることが可能であ
る。また、模型支持装置付シュリーレン窓（６ａ）も従
来のシュリーレン窓と交換可能構造としておく。

上記のように構成された風洞試験装置においては、風試
模型の下流の気流特性を計測する時には模型支持装置付
シュリーレン窓（６ａ）を用いて風試模型（１１ａ）を
測定胴（５）内にセットし、第二測定胴（７）を測定胴
（５）と模型支持胴（８）の間に装着する。そして、気
流特性計測用模型（１１ｂ）を模型支持胴内の模型支持
装置α１を用いて第二測定胴内にセットする。第２図は
この状態を示す図である。前記のようにして風試模型の
下流の気流特性を計測することが可能となる。

第３図は、この発明による風洞試験装置によって通常の
試験を行なう状態を示す図である。通常の試験を行なう
時には第二測定胴（７）を測定胴（５）と模型支持胴（
８）の間からはずし、また模型支持装置付シュリーレン
窓（６ａ）　ｔ−従来のシュリーレン窓（６ｂ）と交換
することにより、従来装置と同一状態を形成し、従来通
りの方法で試験を行なえばよい。

〔発明の効果〕

この発明は２以上説明した通り、風洞試験装置の測定部
と模型支持胴の間に着脱式の第二測定胴を取Ｑ付け７．
また模型支持装置付シュリーレン窓を用いることによっ
て風試模型の下流の気流特性を計測することが可能とな
９．従来の風洞試験装置ではできなかった風試模型の下
流の流れの解析を行なうことができ、風洞試験による空
力設計能力の増大に大いに貢献することができるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による一実施例を示す図、第２図はこ
の発明による風洞試験装置で風試模型の下流の気流特性
の計測を行なう状態を示す図、第３図はこの発明による
風洞試験装置で通常の試験を行なう状態を示す図、第４
図は従来の風洞試験装置の一構成例を示す図、第５図お
よび第６図は風洞試験装置の試験実施例を示す図であり
２図中。 （１）は貯気槽、（２）は元弁、（３）は圧力制御弁、
（４）は集合胴、（５）は測定胴、　（６ａ）は模型支
持装置付シュリーレン窓、　（６ｂ）はシュリーレン窓
、（７）は着脱式第二測定胴、（８）は模型支持胴、（
９）は拡散胴、α臼は模型支持装置、　（１１ａ）は風
試模型、（１１ｂ）は気流特性計測用模型である。 なお２図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 風洞試験の計測部分を構成する装置が、シュリーレン窓
   を有する測定胴と、風試模型を支持する模型支持装置を
   有する模型支持胴とから成る風洞試験装置において、前
   記測定胴と前記模型支持胴との間に装着可能な着脱式の
   第二測定胴と、前記シュリーレン窓と交換可能な模型支
   持装置付シュリーレン窓とを前記風洞試験装置に組み込
   むことによつて、風試模型の下流の気流特性を計測し得
   るように構成したことを特徴とする風洞試験装置。