JPS62107B2 - - Google Patents

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JPS62107B2
JPS62107B2 JP7527078A JP7527078A JPS62107B2 JP S62107 B2 JPS62107 B2 JP S62107B2 JP 7527078 A JP7527078 A JP 7527078A JP 7527078 A JP7527078 A JP 7527078A JP S62107 B2 JPS62107 B2 JP S62107B2
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JP
Japan
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fabric
irradiation
drying
temperature
time
Prior art date
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JP7527078A
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Kaishu Kurihara
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Individual
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Publication of JPS62107B2 publication Critical patent/JPS62107B2/ja
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【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

この発明はセラミツクスの生地乾燥方法に関
し、特に、成形されたセラミツクスの生地に高周
波を間欠照射して、生地の誘電加熱およびこの熱
の生地内への平均的分散を繰り返すことにより、
生地各部における温度差と乾燥度差とを可及的に
小にして、生地を破損することなく短時間内に乾
燥させる方法に関する。 従来、セラミツクスの乾燥は、約20%程度の水
分を含有する成形された生地に、含有水分が約10
%程度になるまで電極乾燥を施し、さらにこれが
数%程度になるまで熱風乾燥を施す。ところが、
かかる乾燥方法によれば乾燥の開始から終了まで
多大な時間を必要とし、またこの時間の短縮を計
つて雰囲気内の温度上昇を計ると生地にクラツク
を生じる欠点がある。因みに前記従来方法による
碍子の生地の乾燥には、碍子の大きさによつても
異なるが、平均して電極乾燥に約5〜7日、熱風
乾燥に約7〜10日を要し、合計すると約12〜17日
という多大な時間を要していた。 そこでこの発明者は、高周波の誘電加熱を利用
してセラミツクスの生地を短時間内に乾燥するこ
とに着目して各種実験を試みた。この実験によれ
ば、高周波の連続照射によつては如何なる条件の
下においても生地にクラツクが生じることが判明
した。これは、連続照射によつて生地の一部に与
えられた熱が生地の各部に伝達分散される前に新
たに連続して熱が追加されて生地内の温度差が拡
大し、よつて生地内各部における乾燥度に大きな
差異が生じることに起因して、生地収縮率の不均
衡をもたらすことが原因であると考えられる。そ
こで発明者は、熱が生地の一部に集中することを
避けるために、与えられた熱を生地内に分散させ
ることにより各部の温度差を小にして、乾燥度お
よび収縮率を各部において可及的に均衡させなが
ら順次生地を加熱することが、生地にクラツクを
生じさせないで短時間乾燥をなすに好適であるこ
とを突きとめた。 而してこの発明の目的は、セラミツクスの生地
を、クラツクを生じさせることなく早期乾燥する
ことにある。 そしてここに出願された発明は、成形されたセ
ラミツクスの生地に高周波を間欠照射することに
より、生地を照射により誘電加熱した後、前記照
射停止時に前記熱を生地内に分散させることを繰
り返して生地を乾燥させることを特徴とするセラ
ミツクスの生地乾燥方法を特定発明として提供す
るとともに、その第1の併合発明として、成形さ
れたセラミツクスの生地に、雰囲気内の換気をし
ながら、前記照射と照射停止とを時間比1対3程
度ないし1対10程度の割合において高周波を間欠
照射することにより、前記照射により誘電加熱し
た後、前記照射停止時に前記熱を生地内に分散さ
せることを繰り返して生地を乾燥させることを特
徴とするセラミツクスの生地乾燥方法を提供し、
さらに第2の併合発明として、成形されたセラミ
ツクスの生地に、温度と湿度とが雰囲気内と同等
の風を当て、且つ雰囲気内の換気をしながら、前
記照射と同照射停止とを時間比1対3程度ないし
1対10程度の割合において生地に高周波を間欠照
射することにより、前記照射により誘電加熱した
後、前記照射停止時に前記熱を生地内に分散させ
ることを特徴とするセラミツクスの生地乾燥方法
を提供する。 セラミツクスの生地の成形は押出成形、圧縮成
形その他成形手段を問わない。かかる成形手段に
より一定の形状に成形された生地に高周波を照射
し、その誘電加熱により生地を乾燥する。高周波
は300〜3000MHzの周波数において使用できる。 生地に対する高周波の照射は間欠的になす。こ
の間欠照射がこの発明の重要な条件である。間欠
照射の照射時間と照射停止時間とは一定時間の前
記照射により与えられた熱が、前記照射停止時に
生地内に分散して、生地各部の温度差が減少する
ための時間の割合によつて定められる。高周波の
照射を受けた生地は全体が均一に加熱されるもの
ではなく、生地の一部が集中して加熱される。し
たがつて生地内においては温度差が生じ、これが
一定以上になると、これに比例して生地の乾燥度
差が大になつて、乾燥度に比例した収縮が生じ、
よつて全体に収縮度が不均衡になるからクラツク
が生じる。そこで、高周波の1回の照射エネルギ
ーは、生地内でクラツクが生じない程度の乾燥度
差、温度差内にとどめるよう1回の高周波照射時
間が設定される。前記照射停止時間は、前記照射
により生地の一部に与えられた熱が生地全体に分
散されて生地の各部における温度差が可及的に小
になる時間によつて決められる。ここで、温度差
が小になることは、温度差が0になることを意味
するものではなく、次回に与えられるべき熱がさ
らに加わつてもクラツクが生じないだけの温度差
になることを意味する。勿論、この生地内での温
度差は0に近いことがクラツクの防止のためには
好適であるが、この温度差を0またはこれに近く
するために前記照射停止時間を延長して十分な熱
の分散を試みることは、生地乾燥時間の延長をき
たすためこの発明の目的に沿わないから避けなけ
ればならない。 前記照射時間と照射停止時間とは、生地の大き
さ、形状、組成等によりこれらの時間およびその
割合に差異があるが、発明者の実験の結果、前者
と後者とは、毎回の照射高周波の周波数および出
力が同一な状態において時間比が1対3程度ない
し1対10程度であることが好適であつた。また、
この時間比内においては、一連の高周波間欠的照
射中、その照射時間と照射停止時間とを常に同一
に保持する必要はなく、乾燥の過程において適宜
両者のいずれかまたは一方を変化させてもよい。 前記時間比が1対3程度より小になると(例え
ば1対1になると)、生地の一部に与えられた熱
が分散する前にさらに加熱されるため、生地内各
部の温度差が大になつて生地にクラツクが生じる
から不適当であり、またこれが1対10程度より大
になると(例えば1対20になると)、生地の一部
に与えられた熱は分散して次の加熱によつても生
地内各部の温度差は大にならず、したがつてクラ
ツクは生じないが生地乾燥に要する時間が大とな
るためこの発明の目的を達し得ない。 また、この高周波間欠照射の初期の段階におい
ては、その照射時間と照射停止時間との比が1対
3ないし1対4程度のように比較的小であること
が乾燥時間の短縮化に貢献する。これは生地が常
温から40〜50℃程度に加熱されるまでの初期段階
においては、加熱されても殆ど乾燥が進んでいな
いため、生地内での乾燥度差を生じることによる
クラツクの発生が殆どないからである。したがつ
てこの初期段階では比較的急加熱が可能となる。
前記間欠照射の前記初期段階では、生地の温度は
急上昇する。即ち、常温から40〜50℃程度までは
短時間で上昇する。ついでこの初期段階を過ぎる
と温度上昇は鈍化して殆ど変化のない温度で推移
する。これは生地の乾燥が円滑に進行しているこ
とを示すものであり、高周波による加熱と潜熱と
のバランスが維持されていることを示す。この状
態を過ぎると生地の温度は緩やかに上昇する。こ
れは高周波による加熱が潜熱を上まわつたことを
示すものであり、したがつて生地乾燥の進行が鈍
化したことを示す。このことは生地の乾燥が仕上
げの段階に入つたことを意味する。そこで、この
仕上げの段階では生地の色あい、湿度の測定、前
記照射時間の経過等から適宜判断して乾燥の終了
を検知する。 かかる生地の乾燥過程においては雰囲気内の換
気をする。これは乾燥により生じた雰囲気内の水
分を除去するためになされる。これは雰囲気内の
温度および湿度を急激に変化させない程度の換気
とする。また高周波を生地の周囲から均等に照射
するためにターンテーブル等により生地の反転、
転回をなすことも効果的である。 さらに、生地の形状によつては内部から蒸発し
た水分が拡散されずに表面において結露する場合
がある。この結露が生じると、生地各部における
温度差、乾燥度差が大になつて、結露が生じた部
分にクラツクが生じる。例えば大型の碍子のよう
に、乾燥中に反転が困難な生地の場合で、鍔状の
ひだが下向きに傾斜しているとき等には、ひだの
下面基部に結露する場合がある。するとこの結露
したひだの基部にクラツクが生じて、1つのひだ
が円形のまま脱離して落下することがある。 かかる結露を防止するためには生地に風を当て
る。この風は雰囲気内と同等の温度および湿度を
有する風である。発明者が外気を生地に当てたと
ころ、結露部分にクラツクが生じた。しかる後、
温度および湿度の異なる各種の風を当てたとこ
ろ、生地は雰囲気と同等の温度および湿度を有す
る風を当てた場合にはクラツクが生じないことが
判明した。雰囲気と同等の温度および湿度を有す
る風としては、雰囲気内にその気流を生ぜしめる
ことが効果的である。したがつて、雰囲気内で
は、内部の換気と該内部の空気を循環させて生地
に向けて吹き出すことが好適である。この吹き出
しの方向は結露部分に向けてなされることが好ま
しい。 なお、前記した高周波の照射と照射停止の間欠
作動は自動および手動のいずれでもよい。雰囲気
内、生地の内部や表面の温度、湿度等を検知して
自動的に照射時間と照射停止時間、およびこれら
の割合を決定することにより間欠照射を自動制御
することもできる。 第1図および第2図はこの発明の実施に直接使
用する装置である。出入口に扉1を枢着したオー
ブン2に高周波発振器3を取り付け、該高周波発
振器3とオーブン2内に臨む給電口4との間を導
波管5で連絡し、導波管5にはアイソレータ6と
高周波分配管7とを設ける。8は反射板、9はモ
ータおよび減速機のユニツト10に連絡された撹
拌翼である。オーブン2の上面には循環装置11
が設けられ、吸引口12から内部空気を吸引し、
送出管13から吹出管14を経てオーブン2内に
循環させる。吹出管14はセラミツクスの生地1
5の形状に合わせた方向に空気を吹出すような構
造をもつ。16は換気孔であり、オーブン2内に
結露しないように、その雰囲気を急激に変化させ
ることのない程度の排気をする。この排気の温度
および湿度を測定して生地15の乾燥度、温度を
検知し、もつて高周波間欠照射の時間およびその
比を自動制御することも可能である。17は生地
15を載置するテーブルであり、これを回転可能
にしてもよい。また吹出管14が生地15の周囲
を回転するように構成することもできる。18は
照明灯である。ここでの高周波発振器3はマグネ
トロンが使用されて4台取り付けられ夫々の出力
は1.35kW、周波数は2450MHzである。 次にこの発明の実施例を説明する。これらの実
施例は前記第1図、第2図のような構造をもつオ
ーブンにおいて、周波数2450MHz、出力2.3kWの
高周波を間欠照射した例である。セラミツクスの
生地は第3図に示す碍子の生地を使用した。乾燥
開始から終了までの間に、生地を数10回にわたつ
て反転することにより、部分的に結露することを
防止した。またオーブン内の温度および湿度を急
激に変化させない程度に換気をした。 (実施例 1) 別表1に示すように、表面温度29℃の生地に最
初の10分間は、高周波照射60秒、同照射停止3分
の間欠照射をした。この初期段階において生地の
表面温度は43〜54℃に達した。この表面温度に幅
があるのは生地表面の複数個所において温度測定
したからであり、ひだの外周は温度が低く、胴体
が高い。 10分経過後は前記照射時間30秒、照射停止時間
3分の割合で間欠照射した。この照射開始10分経
過の時点から同160分頃までは、表面温度が略50
℃前後の横ばいとなり、この160分頃以後は緩や
かに温度上昇する。この別表1における時間経過
と温度変化を表示したグラフが第4図である。 第4図のグラフによれば、初期段階(イ)の温度急
上昇が乾燥開始後約10分、つづいて本格的な乾燥
段階(ロ)が同160分頃まで、さらにその後が仕上段
階(ハ)であることが理解できる。 高周波照射の初期段階の温度急上昇時は、前記
のように、加熱されても殆ど乾燥が進んでいない
ため、生地内での乾燥度差を生じることによるク
This invention relates to a method for drying ceramic fabric, and in particular, by intermittently irradiating a molded ceramic fabric with high frequency waves to repeatedly dielectrically heat the fabric and averagely disperse this heat within the fabric.
The present invention relates to a method for drying the fabric within a short time without damaging it by minimizing temperature differences and dryness differences in various parts of the fabric. Traditionally, drying of ceramics involves forming a molded dough containing approximately 20% moisture, and reducing the moisture content to approximately 10%.
The electrode is dried until it becomes about %, and then hot air is dried until it becomes about several %. However,
Such a drying method requires a large amount of time from the start to the end of drying, and also has the disadvantage that cracks may occur in the fabric if the temperature in the atmosphere is increased to shorten this time. Incidentally, drying the insulator fabric using the conventional method takes an average of about 5 to 7 days for electrode drying and about 7 to 10 days for hot air drying, although this varies depending on the size of the insulator. It took a long time, approximately 12 to 17 days. Therefore, the inventor conducted various experiments with a focus on drying ceramic fabrics within a short time using high-frequency dielectric heating. According to this experiment, it was found that continuous high-frequency irradiation causes cracks in the fabric under any conditions. This is because the heat applied to a part of the fabric by continuous irradiation is transferred and dispersed to each part of the fabric before new heat is continuously added and the temperature difference within the fabric expands. This is thought to be due to the fact that there is a large difference in the degree of dryness in each part of the fabric, resulting in an imbalance in the shrinkage rate of the fabric. Therefore, in order to prevent heat from concentrating on one part of the fabric, the inventor aimed to reduce the temperature difference between each part by dispersing the applied heat within the fabric, thereby increasing the dryness and shrinkage rate in each part. It has been found that heating the dough sequentially while keeping the dough balanced is suitable for drying the dough in a short period of time without causing cracks in the dough. An object of the present invention is to dry ceramic fabrics quickly without causing cracks. The invention filed herein involves intermittently irradiating a molded ceramic fabric with high frequency waves to dielectrically heat the fabric through irradiation, and then repeating the process of dispersing the heat within the fabric when the irradiation is stopped. The present invention provides a method for drying ceramic fabric as a specified invention, which is characterized by drying the ceramic fabric, and as a first combined invention, it provides a method for drying ceramic fabric by drying the irradiation and irradiation while ventilating the atmosphere. By intermittent irradiation with high frequency waves at a time ratio of about 1:3 to 1:10, the fabric is heated by dielectric heating by the irradiation, and then when the irradiation is stopped, the heat is dispersed into the fabric, which is repeated. Provides a method for drying ceramic fabric characterized by drying,
Furthermore, as a second combined invention, the molded ceramic fabric is exposed to wind having the same temperature and humidity as the atmosphere, and while the atmosphere is ventilated, the time ratio between the irradiation and the stop of the irradiation is 1. Drying of ceramic fabric characterized by intermittently irradiating the fabric with high frequency waves at a ratio of about 3:3 to about 1:10, dielectrically heating the fabric by the irradiation, and then dispersing the heat into the fabric when the irradiation is stopped. provide a method. The ceramic dough may be formed by extrusion molding, compression molding, or any other molding method. A high frequency wave is irradiated onto the fabric formed into a certain shape by such a forming means, and the fabric is dried by the dielectric heating. High frequencies can be used at frequencies from 300 to 3000MHz. The fabric is irradiated with high frequency waves intermittently. This intermittent irradiation is an important condition of this invention. The irradiation time and irradiation stop time of intermittent irradiation are determined by the ratio of time for the heat given by the irradiation for a certain period of time to be dispersed within the fabric when the irradiation is stopped, and the temperature difference between each part of the fabric is reduced. determined. The entire fabric that has been irradiated with high-frequency waves is not heated uniformly, but a portion of the fabric is heated in a concentrated manner. Therefore, a temperature difference occurs within the fabric, and when this temperature exceeds a certain level, the difference in dryness of the fabric increases in proportion to this, and shrinkage occurs in proportion to the dryness.
As a result, the degree of shrinkage becomes unbalanced throughout, causing cracks. Therefore, the duration of one high-frequency irradiation is set so that the energy of one high-frequency irradiation is kept within the dryness difference and temperature difference that do not cause cracks in the fabric. The irradiation stop time is determined by the time during which the heat applied to a part of the fabric by the irradiation is dispersed throughout the fabric and the temperature difference in each part of the fabric becomes as small as possible. Here, the fact that the temperature difference becomes small does not mean that the temperature difference becomes 0, but it does mean that the temperature difference becomes large enough that no cracks will occur even if more heat is added next time. do. Of course, it is preferable for the temperature difference within the fabric to be close to 0 in order to prevent cracks, but in order to reduce this temperature difference to 0 or close to this, the irradiation stop time is extended to provide sufficient heat. Attempts to disperse the above should be avoided as this would prolong the drying time of the fabric and would defeat the purpose of this invention. The above-mentioned irradiation time and irradiation stop time are different depending on the size, shape, composition, etc. of the fabric, but as a result of the inventor's experiments, the former and the latter are different depending on the time of each irradiation high frequency. It was preferable that the time ratio be about 1:3 to about 1:10 when the frequency and output are the same. Also,
Within this time ratio, it is not necessary to always keep the irradiation time and irradiation stop time the same during a series of intermittent high-frequency irradiations, and either or one of them may be changed as appropriate during the drying process. When the time ratio becomes smaller than about 1:3 (for example, 1:1), the heat applied to a part of the dough is further heated before being dispersed, resulting in large temperature differences between different parts of the dough. This is unsuitable because it will cause cracks in the dough as it ages, and if the ratio is greater than about 1:10 (for example, 1:20), the heat applied to a part of the dough will be dispersed and the next heating process will be difficult. However, the temperature difference between various parts of the dough does not become large, so cracks do not occur, but the time required for drying the dough increases, making it impossible to achieve the object of the present invention. Furthermore, in the early stage of this intermittent high-frequency irradiation, the ratio of the irradiation time to the irradiation stop time is relatively small, about 1:3 to 1:4, which contributes to shortening the drying time. . This is because in the initial stage when the dough is heated from room temperature to around 40-50℃, there is almost no drying progress even after heating, so cracks due to differences in dryness within the dough rarely occur. That's because there isn't. Therefore, relatively rapid heating is possible at this initial stage.
In the initial stage of the intermittent irradiation, the temperature of the fabric increases rapidly. That is, the temperature rises from room temperature to about 40 to 50°C in a short time. After this initial stage, the temperature rise slows down and the temperature remains almost constant. This indicates that the drying of the fabric is proceeding smoothly, and indicates that the balance between heating by high frequency and latent heat is maintained. After this state, the temperature of the dough will slowly rise. This indicates that the heating by the high frequency exceeded the latent heat, and therefore indicates that the progress of drying the fabric was slowed down. This means that the drying of the fabric has entered the finishing stage. Therefore, at this finishing stage, the completion of drying is detected by appropriately determining the color tone of the fabric, measuring humidity, elapsed irradiation time, etc. During the drying process of such fabrics, the atmosphere is ventilated. This is done to remove moisture in the atmosphere caused by drying. This ventilation should be sufficient to prevent sudden changes in the temperature and humidity in the atmosphere. In addition, in order to irradiate the high frequency evenly from the periphery of the fabric, the fabric is turned over using a turntable, etc.
Making a turn is also effective. Furthermore, depending on the shape of the fabric, moisture evaporated from inside may not be diffused and may condense on the surface. When this condensation occurs, the difference in temperature and dryness between different parts of the fabric increases, causing cracks in the areas where condensation has occurred. For example, in the case of fabrics that are difficult to turn over during drying, such as large insulators, and when the brim-like pleats are inclined downward, dew condensation may form on the base of the lower surface of the pleats. Cracks may then occur at the base of the condensed folds, causing one of the folds to detach and fall in its circular shape. To prevent such condensation, expose the fabric to air. This wind has the same temperature and humidity as the atmosphere. When the inventor exposed outside air to the fabric, cracks appeared in the condensed areas. After that,
When various types of wind with different temperatures and humidity were applied to the fabric, it was found that cracks did not occur when the fabric was exposed to air with the same temperature and humidity as the atmosphere. It is effective to generate airflow within the atmosphere that has the same temperature and humidity as the atmosphere. Therefore, in the atmosphere, it is preferable to ventilate the interior and circulate the air inside to blow it out toward the fabric. The direction of this blowout is preferably directed toward the dew condensation area. Note that the above-mentioned intermittent operation of high-frequency irradiation and irradiation stop may be performed either automatically or manually. Intermittent irradiation can also be automatically controlled by detecting the temperature, humidity, etc. in the atmosphere, inside and on the surface of the fabric, and automatically determining the irradiation time, irradiation stop time, and their ratio. FIGS. 1 and 2 show the apparatus directly used in the practice of this invention. A high-frequency oscillator 3 is attached to an oven 2 with a door 1 pivotally attached to the entrance/exit, and a waveguide 5 connects the high-frequency oscillator 3 and a power supply port 4 facing into the oven 2, and an isolator 6 is attached to the waveguide 5. and a high frequency distribution pipe 7 are provided. 8 is a reflector, and 9 is a stirring blade connected to a motor and speed reducer unit 10. A circulation device 11 is installed on the top surface of the oven 2.
is provided, sucks internal air from the suction port 12,
It is circulated from the delivery pipe 13 through the blow-off pipe 14 into the oven 2. The blow-off pipe 14 is made of ceramic fabric 1
It has a structure that blows out air in a direction that matches the shape of 5. Reference numeral 16 denotes a ventilation hole, which exhausts air to an extent that does not cause a sudden change in the atmosphere to prevent condensation inside the oven 2. It is also possible to measure the temperature and humidity of this exhaust gas to detect the degree of dryness and temperature of the fabric 15, thereby automatically controlling the period of intermittent high frequency irradiation and the ratio thereof. 17 is a table on which the dough 15 is placed, and this may be made rotatable. Further, the blowing pipe 14 may be configured to rotate around the dough 15. 18 is a lighting lamp. The high frequency oscillator 3 here uses four magnetrons, each with an output of 1.35 kW and a frequency of 2450 MHz. Next, embodiments of this invention will be described. These examples are examples in which high frequency waves with a frequency of 2450 MHz and an output of 2.3 kW were intermittently irradiated in an oven having the structure shown in FIGS. 1 and 2. The ceramic fabric used was the insulator fabric shown in Figure 3. The fabric was turned over several dozen times from the start to the end of drying to prevent local condensation. In addition, the oven was ventilated to the extent that the temperature and humidity inside the oven did not change rapidly. (Example 1) As shown in Attached Table 1, for the first 10 minutes, high-frequency irradiation was performed for 60 seconds, and intermittent irradiation was performed for 3 minutes after the irradiation was stopped. At this initial stage, the surface temperature of the dough reached 43-54°C. The reason why there is a wide range in surface temperature is because the temperature was measured at multiple locations on the surface of the fabric, with the temperature being lower at the outer periphery of the pleats and higher at the body. After 10 minutes, intermittent irradiation was performed with the irradiation time being 30 seconds and the irradiation stop time being 3 minutes. From 10 minutes after the start of irradiation to around 160 minutes, the surface temperature was approximately 50
The temperature remains at around ℃, and after about 160 minutes, the temperature rises gradually. FIG. 4 is a graph showing the elapsed time and temperature changes in Attached Table 1. According to the graph in Figure 4, the temperature rises in the initial stage (A) for about 10 minutes after the start of drying, followed by the full-fledged drying stage (B) until about 160 minutes, and then the finishing stage (C). It is understandable that When the temperature suddenly rises in the initial stage of high-frequency irradiation, as mentioned above, even though it is heated, there is almost no drying progress, so there is a crack due to the difference in dryness within the fabric.

【表】【table】

【表】 ラツクの発生が存在しない。乾燥段階(ロ)での温度
の横ばいは、加熱と潜熱とのバランスが維持され
て円滑に乾燥が進んでいることを示す。また仕上
段階(ハ)になると潜熱が低減することによる温度上
昇がみられる。 この実施例は前記初期段階(イ)で高周波の照射時
間と照射停止時間とは1対3であつたが、乾燥段
階(ロ)および仕上段階(ハ)においてはこれを1対6と
した。そして乾燥開始前の生地は湿度が略20%程
度で青味を帯びていたものが240分後には略2.8%
程度に白く均一に乾燥され、クラツクは全く見ら
れなかつた。この乾燥所要時間は従来の約40分の
1である。生地の大きさは従来と同様に長さ寸法
が略5%縮小した。 (実施例 2) 別表2に示すように、表面温度22℃の生地に、
高周波照射30秒、同照射停止3分の間欠照射をし
た。この実施例は間欠の時間およびその比は終始
同一としており、1対6である。初期段階の温度
急上昇は最初の37分程度経過時までに見られ、そ
の後の乾燥段階が300分経過時ごろまで続く。こ
の場合の乾燥段階は45℃前後で横ばいとなつてい
る。300分を経過すると温度は緩やかに上昇し仕
上段階に入つたことを表わしている。この別表2
における時間経過と温度変化を表示したグラフが
第5図である。第5図においても第4図と同様に
初期段階(イ)、乾燥段階(ロ)、仕上段階(ハ)を示す曲線
が表われる。 この実施例では、乾燥開始前の生地は、実施例
1と同様に湿度略20%程度であつたものが、532
分後には略4.9%程度に乾燥されクラツクは全く
見られなかつた。この乾燥所要時間は従来の約20
分の1である。生地の大きさは、長さ寸法が従来
と同様に約5%縮小した。 この第2の実施例においては初期段階、乾燥段
階、仕上段階を通して同一時間、同一時間比の間
欠照射をなした(この時間および時間比は実施例
1の乾燥段階、仕上段階と同一である。)が、初
期段階における高周波照射時間およびその照射停
止時間との比が第1実施例とは異なり、また、全
[Table] There is no occurrence of slack. The leveling off of the temperature in the drying stage (b) indicates that the balance between heating and latent heat is maintained and drying progresses smoothly. Furthermore, in the finishing stage (c), a temperature rise is observed due to a decrease in latent heat. In this example, the ratio of high frequency irradiation time to irradiation stop time was 1:3 in the initial stage (a), but the ratio was 1:6 in the drying stage (b) and finishing stage (c). The humidity of the dough before drying was approximately 20% and had a bluish tinge, but after 240 minutes, the humidity was approximately 2.8%.
The drying was fairly white and uniform, and no cracks were observed. This drying time is approximately 1/40th of the conventional drying time. The size of the fabric is the same as before, with the length dimension reduced by approximately 5%. (Example 2) As shown in Attached Table 2, on the fabric with a surface temperature of 22℃,
Intermittent irradiation was performed with high frequency irradiation for 30 seconds and 3 minutes of intermittent irradiation. In this embodiment, the intermittent time and the ratio thereof are the same throughout, and are 1:6. The initial stage of temperature rise is seen by the first 37 minutes, and the subsequent drying stage continues until around 300 minutes. In this case, the drying stage remains at around 45°C. After 300 minutes, the temperature gradually rose, indicating that the finishing stage had begun. This attached table 2
FIG. 5 is a graph showing the elapsed time and temperature change. Similarly to FIG. 4, FIG. 5 also shows curves indicating the initial stage (a), drying stage (b), and finishing stage (c). In this example, the dough before drying had a humidity of approximately 20% as in Example 1, but the humidity was 532%.
After a few minutes, it was dried to about 4.9% and no cracks were observed. This drying time is approximately 20% longer than the conventional drying time.
It is 1/1. The size of the fabric has been reduced by about 5% in length, the same as before. In this second example, intermittent irradiation was performed for the same time and at the same time ratio throughout the initial stage, drying stage, and finishing stage (this time and time ratio were the same as in the drying stage and finishing stage of Example 1). ), but the ratio of the high-frequency irradiation time in the initial stage and the irradiation stop time is different from that in the first embodiment, and the total

【表】 体の乾燥所要時間が異なる。これらの結果からみ
れば、前記初期段階における前記照射時間および
その照射停止時間との比が全体の乾燥所要時間の
長さに影響を与えるものと考えられる。 以上から明らかなようにこの発明によれば、セ
ラミツクスの生地に高周波を間欠照射して、生地
の誘電加熱およびこの熱の生地内への平均的分散
を繰り返すことにより、生地各部における温度差
と乾燥度差とを小にして、全体の収縮率を均衡さ
せながら生地を破損することなく、極めて短時間
内に乾燥できるため、セラミツクスの製造効率の
向上に貢献する。
[Table] The time required to dry the body varies. From these results, it is considered that the ratio of the irradiation time in the initial stage and the irradiation stop time influences the length of the overall drying time. As is clear from the above, according to the present invention, by intermittently irradiating ceramic fabric with high frequency waves to repeat dielectric heating of the fabric and average dispersion of this heat within the fabric, temperature differences in various parts of the fabric can be reduced. It contributes to improving ceramic manufacturing efficiency because it can dry within an extremely short time without damaging the fabric while minimizing the difference in temperature and balancing the overall shrinkage rate.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図はこの発明の実施に直接使用する装置の
一例を示す正面図、第2図は第1図の平面図、第
3図は実施例に使用した碍子の生地を示す断面
図、第4図は一の実施例における時間と温度の関
連を表わしたグラフ、第5図は他の実施例におけ
る時間と温度の関連を表わしたグラフである。 なお、図中15は生地である。
Fig. 1 is a front view showing an example of a device directly used in carrying out this invention, Fig. 2 is a plan view of Fig. 1, Fig. 3 is a sectional view showing the fabric of the insulator used in the embodiment, and Fig. 4 The figure is a graph showing the relationship between time and temperature in one embodiment, and FIG. 5 is a graph showing the relationship between time and temperature in another embodiment. In addition, 15 in the figure is the fabric.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 成形されたセラミツクスの生地に高周波を間
欠照射することにより、生地を前記照射により誘
電加熱した後、前記照射停止時に前記熱を生地内
に分散させることを繰り返して生地を乾燥させる
ことを特徴とするセラミツクスの生地乾燥方法。 2 成形されたセラミツクスの生地に、雰囲気内
の換気をしながら、前記照射と照射停止とを時間
比1対3程度ないし1対10程度の割合において高
周波を間欠照射することにより、前記照射により
誘電加熱した後、照射停止時に前記熱を生地内に
分散させることを繰り返して生地を乾燥させるこ
とを特徴とするセラミツクスの生地乾燥方法。 3 成形されたセラミツクスの生地に、温度と湿
度とが雰囲気内と同等の風を当て、且つ雰囲気内
の換気をしながら、照射と照射停止とを時間比1
対3程度ないし1対10程度の割合において生地に
高周波を間欠照射することにより、前記照射によ
り誘電加熱した後、前記照射停止時に前記熱を生
地内に分散させることを特徴とするセラミツクス
の生地乾燥方法。
[Scope of Claims] 1. By intermittently irradiating a molded ceramic fabric with high frequency waves, the fabric is dielectrically heated by the irradiation, and then when the irradiation is stopped, the heat is dispersed within the fabric, which is repeated. A ceramic fabric drying method characterized by drying. 2. By intermittently irradiating the molded ceramic fabric with high frequency waves at a time ratio of about 1:3 to 1:10 between the irradiation and the irradiation while the atmosphere is ventilated, the irradiation causes dielectric A method for drying ceramic fabrics, which comprises heating the fabric and then repeatedly dispersing the heat into the fabric when irradiation is stopped to dry the fabric. 3. Apply wind to the molded ceramic fabric at a temperature and humidity equivalent to that of the atmosphere, and while ventilating the atmosphere, set the time ratio between irradiation and irradiation stop to 1.
Drying of ceramic fabric characterized by intermittently irradiating the fabric with high frequency waves at a ratio of about 3:3 to about 1:10, dielectrically heating the fabric by the irradiation, and then dispersing the heat into the fabric when the irradiation is stopped. Method.
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