JPS6210687Y2 - - Google Patents

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JPS6210687Y2
JPS6210687Y2 JP1980148440U JP14844080U JPS6210687Y2 JP S6210687 Y2 JPS6210687 Y2 JP S6210687Y2 JP 1980148440 U JP1980148440 U JP 1980148440U JP 14844080 U JP14844080 U JP 14844080U JP S6210687 Y2 JPS6210687 Y2 JP S6210687Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、試料を任意量採取注入する装置に関
するものである。詳しくは、展開液の流れを止め
ずに任意量の試料を採取し、かつその任意量採取
した試料を展開液との混合を最小限に押えてカラ
ムに注入する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の試料注入作業を第1図乃至第3図を参照
して説明する。
図中、Aは担体(固定相)Kを充填したカラム
であつて、上下両端に上キヤツプBと下キヤツプ
Cとをそれぞれ着脱可能に嵌め込む。Dは展開液
(移動相)Lを充填したヘツドタンクである。こ
のヘツドタンクDの下端と前記カラムAの上キヤ
ツプBとに流入用のチユーブEを接続すると共
に、前記カラムAの下キヤツプCに排出用のチユ
ーブFを接続する。前記流入用チユーブEの途中
に弁Gを設けると共に、その弁Gより下方に分岐
管Hを介してセプタムIを有する微量注入部Jを
接続する。なお、展開液Lの注入は上述のヘツド
タンクDからの落差によるものの他に、定量ポン
プにより行う場合もある。
上述の液体カラムクロマトグラフイにおいて、
試料MをカラムAの担体K上に注入重層する場合
は、カラムAの上キヤツプBを外し、このカラム
Aの担体K上に試料Mを手作業により注入重層す
るため、担体Kを乱さないように注意と熟練とを
要し、しかも注意を払い熟練を以つてしても担体
Kを乱すことがある。そして、試料Mを注入重層
した後カラムAに上キヤツプBをする場合は、排
出用チユーブFを上げてカラムA中にエアが入ら
ないようにしながらキヤツプする必要があり甚だ
面倒である。
また、比較的微量の試料AをカラムA中に注入
する場合は、注射器Nを用いて試料Mを微量注入
部J、セプタムI、分岐管Hを介して流入用チユ
ーブE中に直接注入する。ところが、この注射器
Nによる試料の注入は、展開液Lが充填されてい
る注入用チユーブE中に試料Mを注入するので、
試料Mと展開液Lとが混合すると言う問題があ
る。
そこで、上述の問題を解決した液体カラムクロ
マトグラフイ用試料採取注入装置(特開昭51−
83597号)が出願された。この装置は、シリンダ
中に試料を所定量収容し、そのシリンダの開口端
にストツパ兼シールのピストンを嵌めてなる試料
容器と、中空針と、試料容器を中空針の直下に順
次移送させる装置と、中空針を上下させる装置
と、展開液供給ポンプと、採取ループと、バルブ
装置と、そのバルブ装置の各ポートと針、採取ル
ープ、展開液供給ポンプ、カラムおよび廃棄物受
器とをそれぞれ接続した導管とからなる。
次に、その操作について説明する。まず、試料
容器を移送装置により針の直下に移送させて位置
させる。次に、上下装置により針を下降させて試
料容器のピストンに突き刺す。さらに針をピスト
ンと共に下降させて試料容器のシリンダ中の試料
をピストンの押し付け力でバルブ装置を介して採
取ループ中に供給し、試料を採取ループに採取す
る。針がシリンダの閉塞端に近かづいたところで
上下装置の駆動を停止させる。この間、余分な試
料は採取ループからバルブ装置を経て廃棄物受器
に排出される。そして、バルブ装置を切換えて展
開液供給ポンプからの展開液をバルブ装置を経て
採取ループに供給することにより、採取ループ中
の試料がバルブ装置を経てカラムに注入される。
それから、上下装置により針を上昇させ、次の試
料の注入に備える。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の液体カラムクロマトグラフイ
用試料採取注入装置は、試料を採取ループに一旦
採取してからカラムに注入するので、試料の採取
注入量が採取ループの容量で一定であると言う問
題がある。
本考案の目的は、試料の採取注入量を調節する
ことができる液体カラムクロマトグラフイ用試料
採取注入装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、シリンダの先端に採取注入口を設
け、そのシリンダ中に挿入したピストンに展開液
供給口を貫通させて設け、前記シリンダ中のピス
トンより採取注入口側に隔壁部材をスライド可能
に設け、その隔壁部材およびピストンに中心棒を
スライド可能に挿通し、その中心棒の先端に採取
注入口と隔壁部材のピストン側とを連通させる溝
を設け、前記シリンダとピストンとにピストンの
シリンダに対する引き方向のスライドを止めるピ
ストン固定用ストツパを設け、前記ピストンと中
心棒とに中心棒のピストンに対するスライドを止
める中心棒用ストツパを設けてなる試料採取注入
器本体と、試料容器と、展開液供給源と、採取注
入口と試料容器とを連通させ、採取注入口とカラ
ム、かつ展開液供給口と展開液供給源とを連通さ
せるバルブ装置とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、ピストンをピストン固定用ストツパ
で止まるまで引くことにより、試料を採取注入口
からシリンダ中隔壁部材の採取注入口側に注入で
き、しかもピストン固定用ストツパを調節してピ
ストンの引き量を調節することにより、試料の採
取量を無段階に調節することができる。また、ピ
ストン固定用ストツパでピストンがシリンダに対
して引く方向にスライドするのを止めることによ
り、ピストンと隔壁部材との間に展開液を供給す
る際にピストンおよびピストン固定用ストツパは
反力受となりその結果隔壁部材が採取注入口側に
スライドし、任意量採取した試料を採取注入口か
らカラムに注入することができ、かつ展開液をピ
ストンと隔壁部材との間に供給することができ
る。さらに、中心棒固定用ストツパで中心棒がピ
ストンに対してスライドするのを止めることによ
り、隔壁部材が採取注入口側にスライドする際に
それに伴つて中心棒が採取注入口側にスライドす
るのを防ぎ、隔壁部材がシリンダの先端側に密着
した際に採取注入口と隔壁部材のピストン側とが
連通する中心棒の溝を確保することができ、その
結果展開液をピストンと隔壁部との間、中心棒の
溝、採取注入口を経てカラムに供給することがで
きる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る液体カラムクロマトグラフ
イ用試料採取注入装置の実施例の内の2例を第4
図乃至第9図を参照して説明する。
第4図乃至第8図は本考案に係る液体カラムク
ロマトグラフイ用試料採取注入装置の第1の実施
例を示し、第4図は試料採取注入器本体の断面
図、第5図は試料採取前の状態を示した回路図、
第6図は試料採取状態を示した回路図、第7図は
試料注入状態を示した回路図、第8図は展開液注
入状態を示した回路図である。
この実施例における試料採取注入器本体は、シ
リンダ1と、ピストン2と、隔壁部材3と、中心
棒4と、ピストン固定用ストツパ6および中心棒
固定用ストツパ7とからなる。
前記シリンダ1は通常の注射器筒体をなし、そ
の先端に採取注入口10を設けると共に、その採
取注入口10の周縁部に前記中心棒4の先端が嵌
入する凹部11を設け、一方シリンダ1の基端に
鍔部12を突設する。
前記ピストン2は軸部20の中心軸方向に貫通
孔26を、ピストン2をシリンダ1に挿入した際
そのシリンダ1の中心軸と一致するように設け、
その軸部20の一端に外径が前記シリンダ1の内
径より若干小さい円筒状のピストン部21を一体
に設けると共に、そのピストン部21に展開液供
給口22を、ピストン2のスライド方向に貫通さ
せて設け、一方前記軸部20の一端に鍔部23を
突設し、その鍔部23に前記展開液供給管5を保
持するための透孔24を設けたものである。かく
してなるピストン2のピストン部21を前記シリ
ンダ1中にシリンダ1の中心軸方向にスライド可
能に挿入すると共に、ピストン部21とシリンダ
1間にオーリング25を介在させて気密が保たれ
るようにする。
前記隔壁部材3は外径が前記シリンダ1の内径
より若干小さい円板形状をなし、その中心軸方向
に貫通孔30を、隔壁部材3をシリンダ1中に挿
入した際そのシリンダ1の中心軸と一致し、かつ
前記ピストン2の貫通孔26と合致するように設
け、該隔壁部材3の両端面をシリンダ1の先端部
内面とピストン部21の先端面とにそれぞれ密接
するように形状する。かくしてなる隔壁部材3を
前記シリンダ1中のピストン部21より採取注入
口10側にシリンダ1の中心軸方向にスライド可
能に挿入すると共に、隔壁部材3とシリンダ1と
の間にオーリング31を介在させて気密が保たれ
るようにする。
前記中心棒4は外径が前記ピストン2の貫通孔
26および隔壁部材3の貫通孔30の内径より若
干小さい丸棒状をなし、基端に膨頭部41を設け
る。該中心棒4を前記ピストン2の貫通孔26お
よび隔壁部材3の貫通孔30にシリンダ1の中心
軸方向にスライド可能に、かつ採取注入口10と
対向させて貫入する。その中心棒4の先端に溝4
0を中心軸方向に設ける。その溝40の長さは、
中心棒4の先端をシリンダ1の先端側の凹部11
に嵌めると共に隔壁部材3をシリンダ1の先端側
に密着させた際には採取注入口10と隔壁部材3
のピストン2側(第4図中において右側)とが連
通せず、かつ中心棒4を凹部11から抜いて中心
棒4の先端と採取注入口10との間に若干の隙間
をおき隔壁部材3をシリンダ1の先端側に密着さ
せた際には採取注入口10と隔壁部材3のピスト
ン2側とが連通し得る長さである。
前記ピストン固定用ストツパ6は、前記シリン
ダ1の鍔部12とピストン2の鍔部23とにピス
トン2の可動長と同じ長さのボルト60を挿通
し、そのボルト60にロツクナツト61を螺合し
たものであつて、ピストン2のシリンダ1に対す
る引きスライド、すなわち第4図中右方向へのス
ライドを止める。このピストン固定用ストツパ6
は、ロツクナツト61の位置を予め設定しておけ
ば、ピストン2がロツクナツト61に当るまでの
ピストン2の引き量、すなわち試料Mの採取量を
設定できる。しかも、そのロツクナツト61の位
置を調節すれば、ピストン2の引き量を介して試
料Mの採取量を無段階に調節することができる。
さらに、同一容量の試料Mを反復採取するとき
は、ロツクナツト61の位置を一度決めるだけで
良い。また、ピストン2と隔壁部材3との間に展
開液Lを供給して隔壁部材3がスライドする際
に、ピストン2がロツクナツト61に当り、該ピ
ストン2およびピストン固定用ストツパ6は反力
受として作用する。
前記中心棒固定用ストツパ7は、リング部材7
0に切込71を半径方向に設け、該リング部材7
0にビス72を切込71を通るように螺合したも
のであつて、ビス72を締付けることにより中心
棒4のピストン2に対するスライド、特に第4図
中左方向のスライドを止める。この中心棒固定用
ストツパ7は、中心棒4の先端と採取注入口10
との間の若干の隙間を保つものである。すなわ
ち、隔壁部材3をシリンダ1の先端側に密着させ
た際に、隔壁部材3のピストン2側と採取注入口
10とを連通する中心棒4の溝40を確保する。
81は試料Mを収容した試料容器である。
80は展開液Lを充填したタンク、82は展開
液Lを供給するポンプであつて、このタンク80
およびポンプ82が展開液供給源を構成する。
83は流入口830、第1流出口831、第2
流出口832を有する三方コツク、84は第1口
841、第2口842、第3口843、第4口8
44を有する四方コツクであつて、この三方コツ
ク83および四方コツク84がバルブ装置を構成
する。三方コツク83の第1流出口831と展開
液供給口22とに、ピストン2の透孔24に挿通
した展開液供給管5の両端をそれぞれ接続する。
また、三方コツク83の流入口830と展開液供
給源のポンプ82と、三方コツク83の第2流出
口832と四方コツク84の第1口841と、四
方コツク84の第2口842と試料容器81と、
四方コツク84の第3口843と採取注入口10
と、四方コツク84の第4口844とカラムAと
を導管によりそれぞれ接続する。
この実施例における本考案の液体カラムクロマ
トグラフイ用試料採取注入装置は、以上の如き構
成よりなり、以下その操作について説明する。
まず、シリンダ1中に気泡が残存しないように
ピストン2、隔壁部材3および中心棒4を左側に
十分に押し込み、中心棒4の先端をシリンダ1の
凹部11に嵌め込む。次に、三方コツク83を流
入口830と第2流出口832とが連通するよう
にセツトし、かつ四方コツク84を第1口841
と第4口844とが、また第2口842と第3口
843とがそれぞれ連通するようにセツトする。
それから、ポンプ82を作動させてタンク80中
の展開液Lを破線矢印の如くポンプ82、三方コ
ツク83、四方コツク84を介してカラムAに供
給し、カラムA中の担体を均一な状態になじませ
る(第5図)。
次に、ピストン2を静かに右方向に引く。する
と、隔壁部材3が負圧のためピストン2のピスト
ン部21に密着したままでピストン2と同様に右
方向にスライドし、それに伴つて容器81中の試
料Mが実線矢印の如く四方コツク84を介してシ
リンダ1中の隔壁部材3より採取注入口10(左
側)に採取される。このとき、ピストン2の引く
量、すなわちシリンダ1中の隔壁部材3より採取
注入口10(左側)の容積を調節することによ
り、試料Mの採取量を調節することができる。試
料Mを所定量採取したならば、中心棒4を左方向
に先端が凹部11に嵌まらない程度(隔壁部材3
をシリンダ1の先端側に密着させた際、中心棒4
の溝40が前記隔壁部材3より右側に位置する程
度)戻し、該中心棒4をピストン2にストツパ7
により固定して左方向にスライドしないように規
制すると共に、該ピストン2をシリンダ1にスト
ツパ6により固定して右方向にスライドしないよ
うに規制する(第6図)。
次いで、三方コツク83を流入口830と第1
流出口831とが連通するように切換えると共
に、四方コツク84を第1口841と第2口84
2とが、また第3口843と第4口844とがそ
れぞれ連通するように切換える。すると、タンク
80中の展開液Lが破線矢印の如くポンプ82、
三方コツク83、展開液供給管5、展開液供給口
22を経てシリンダ1中のピストン部21と隔壁
部材3との間に供給される。この展開液Lがピス
トン部21と隔壁部材3との間に供給されると、
ピストン2はストツパ6により右方向へのスライ
ドが規制されているため、隔壁部材3のみが左方
向にスライドする。これに伴つてシリンダ1中の
隔壁部材3より採取注入口10側(左側)の部分
に任意量採取された試料Mが実線矢印の如く隔壁
部材3に押圧され、四方コツク84を経てカラム
A中に注入される(第7図)。このとき、試料M
は隔壁部材3を介してポンプ82からの展開液L
の吐出によりカラムA中に注入されるものである
から、手作業により試料MをカラムA中に注入す
る場合のように細心の注意や熟練を必要としな
い。しかも、カラムA中の担体を乱したり、展開
液Lと殆ど混合したりすることがなく、従つて、
高度な分離精度が得られる。
そして、隔壁部材3が注入器本体1の先端注入
口10まで押圧され、試料MがカラムA中に所定
量注入されると、タンク80からポンプ82、三
方コツク83、展開液供給管5、展開液供給口2
2を経てシリンダ1中のピストン部21と隔壁部
材3との間に一旦供給された展開液Lは、破線矢
印の如く中心棒4の溝40、シリンダ1の採取注
入口10、四方コツク84を介してカラムA中に
供給される(第8図)。
第9図は、本考案に係る液体カラムクロマトグ
ラフイ用試料採取注入装置の第2の実施例を示し
た回路図である。
この実施例のものは、六方コツク86を使用し
たものである。すなわち、六方コツク86の第1
口861に展開液供給管5を介して展開液供給口
22を接続し、第2口862をポンプ82に接続
し、第3口863をカラムAに接続し、第4口8
64を注入口10に接続し、第5口865を容器
81に接続し、第6口866を閉じる。その操作
は、まず第2口862と第3口863とを、また
第4口864と第5口865とをそれぞれ連通さ
せてカラムA中に展開液Lを供給する一方、試料
Mをシリンダ1中に任意所定量採取する。次い
で、第1口861と第2口862とを、また第3
口863と第4口864とをそれぞれ連通させて
採取した試料MをカラムA中に注入し、さらに展
開液LをカラムA中に供給する。
なお、本考案の試料採取注入装置は、放射性物
質、病原微生物などの危険物や空気との接触をさ
けて任意量の試料を採取移動させたい場合にも使
用することができる。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、本考案の液体カラム
クロマトグラフイ用試料採取注入装置は、ビスト
ン固定用ストツパを調節し、ピストンがピストン
固定用ストツパで止まるまでピストンの引く量を
調節することにより試料の採取量を無段階に調節
することができる。しかも、上述のピストンとピ
ストン固定ストツパは、ピストンと隔壁部材との
間に展開液を供給して隔壁部材がスライドする際
の反力となるため、任意量採取した試料をカラム
に供給することができる。
なお、当然のことながら本考案の試料採取注入
装置は、上述の実施例にのみ限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来の試料注入作業を示
し、第1図は全体の概略図、第2図は試料注入作
業の説明図、第3図は第1図における部拡大図
である。第4図乃至第8図は本考案に係る液体カ
ラムクロマトグラフイ用試料採取注入装置の第1
の実施例を示し、第4図は試料採取注入器本体の
断面図、第5図は試料採取前の状態を示した回路
図、第6図は試料採取状態を示した回路図、第7
図は試料注入状態を示した回路図、第8図は展開
液注入状態を示した回路図である。第9図は、本
考案に係る液体カラムクロマトグラフイ用試料採
取注入装置の第2の実施例を示した回路図であ
る。 1……シリンダ、10……採取注入口、2……
ピストン、22……展開液供給口、3……隔壁部
材、4……中心棒、40……溝、5……展開液供
給管、6,7……ストツパ、80……タンク、8
1……容器、82……ポンプ、83……三方コツ
ク、84……四方コツク、86……六方コツク、
A……カラム、L……展開液、M……試料。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端に採取注入口を設けたシリンダと、そのシ
    リンダ中に挿入し、試料を採取注入口からシリン
    ダ中に任意量採取するピストンと、そのピストン
    に貫通させて設けた展開液供給口と、前記シリン
    ダ中のピストンより採取注入口側にスライド可能
    に挿入し、シリンダ中に任意量採取した試料を採
    取注入口からカラムに注入する隔壁部材と、その
    隔壁部材およびピストンにスライド可能にかつ採
    取注入口と対向させて挿通した中心棒と、その中
    心棒の先端に設け、中心棒の先端と採取注入口と
    の間に隙間をあけ、かつ隔壁部材をシリンダの先
    端側に密着させた際には採取注入口と隔壁部材の
    ピストン側とが連通して展開液を採取注入口側に
    通す溝と、前記シリンダとピストンとに設け、ピ
    ストンがシリンダに対して引き方向にスライドす
    るのを止め、試料の採取量を調節するピストン固
    定用ストツパと、前記ピストンと中心棒とに設
    け、中心棒がピストンに対してスライドするのを
    止める中心棒固定用ストツパとからなる試料採取
    注入器本体と、 試料を収容した試料容器と、 展開液供給源と、 前記試料採取注入器本体の採取注入口、展開液
    供給口、試料容器、展開液供給源およびカラムに
    導管によりそれぞれ接続し、採取注入口と試料容
    器とを連通させる第1位置と、採取注入口とカラ
    ムとを連通させ、かつ展開液供給口と展開液供給
    源とを連通させて展開液供給源から展開液を導
    管、展開液供給口を介してピストンと隔壁部材と
    の間に供給させる第2位置とに切換えるバルブ装
    置とを備えたことを特徴とする液体カラムクロマ
    トグラフイ用試料採取注入装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5183597A (ja) * 1974-12-02 1976-07-22 Lilly Co Eli

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