JPS6198483A - 画像照合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、２つの画像の類似度から該当する画像の類似
性を判定する画像照合装置に関する。

入力画像（識別物体）を処理して、対象物の特徴を抽出
し、抽出された特徴から分類を行う画像処理方式は、情
報処理技術の発達に伴い各所で班人されるようになった
。

入力される画像としては１例えば医療用の画像や頭・指
紋・印鑑等の個人の識別を目的とする画像等であり、又
目視検査や部品の認識等を目的とする産業用物体等があ
る。

かかる画像処理方式では、入力画像（識別物体）を照合
して、その真偽や物体が何であるかを識別・判定する機
能があるが、これら照合・判定が正確に行われることが
一蕃重要な案件であり、より正確な識別・判定機能を持
つ装置の開発が要望されている。

〔従来の技術〕

第２図は従来の画像照合装置のプロ・ノクダイヤダラム
、第３図は画像の真偽判定処理状況図をそれぞれ示す。

第３図に示す（１）は類似度による画像照合度の大小、
（２）は人力画像の品質の良し・悪し、（３）は偽と判
定する度合、（４）は真と判定する度合、　ＴＨＰは判
定の闇値、　ＴＨｍ、Ｔｌ１ｍ　　’　、　ＴＨｍ　’
は闇値ＴＨＨの判定位置をそれぞれ示す。

従来の画像照合における真偽判定は、１つの大局的類似
度に関する闇値Ｔｌ１ｌ’ｌを設定することにより行っ
ていた。即ち、新たに入力した画像を照合画像メモリ２
に格納し、その格納した画像を位置情報抽出回路３に送
出する。

一方、入力する画像の照合の基準となる画像が登録画像
／モリ１に予め登録されており、この登録画像も位置情
報抽出回路３に送出する。位置情報抽出回路３では２つ
の画像を位置合わせするための回転角度や平行移動量等
を抽出し１位置合わ１　　　　　　せ回路４に出力する
・ ′）　　　　　　　位置合わせ回路４は３位置情報抽出
回路３から送出して来た回転角度や平行移動量等の情報
をもとにして照合画像メモリ２の出力情報を読取り。

登録画像メモリ１の内容にあわせて回転・平行移動した
画像を画像メモリ５に出力し、格納する。

大局的類似度演算部６は、登録画像メモリ１と画像メモ
リ５に格納さ゛れている照合画像との類似度を算出し、
算出結果を大局的類似度判定部７に送出する。大局的類
似度判定部７では、予め登録している闇値ＴＨｍに基づ
き照合画像の真偽を判定する。

上記方法で２つの画像の真偽を判定する場合。

その照合度（類似度演算結果から真偽を判定した場合の
真偽の確率）は入力画像の品質の良し・悪しに比例する
。例えば、入力画像の品質が良い場合は、闇値ＴＨＭを
第３図に示すように位置ＴＨｍ　　’で判定を下すこと
になり、この場合は真を真として正確な判定を下す。

又一方、入力画像の品質が非常に悪い場合は位置ＴＨｍ
　″で判定を下すことになり、この場合も偽を偽と正確
な判定を行う。しかし２位置ＴＨｍ　　’と　　　　）
位置Ｔ）１ｍ　″との間で判定を下す場合は、正確な判
定が下せず不明となる可能性がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述のような従来方法で照合画像の真偽を判定すると、
照合すべき画像の品質が異なる（例えば。

印影の場合朱肉の付きかたの違い、ノイズの存在。

印影の欠は具合等による品質のばらつき）場合。

即ち第３図に示す判定位置ＴＨｍ　’とｉＴＨｍ　“と
の間では、真の画像を偽の画像と判定したり、或いは偽
の画像を真の画像と判定する領域が発生すると言う問題
点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は１上記問題点を解消した新規な画像照合装置を
実現することを目的とするものであり。

該問題点は、２つの画像をそれぞれ所定小領域に細分化
し、前記２つの画像のそれぞれ対応する前記小領域につ
いて類似度を求める小領域類似度演算部と、前記小領域
類似度演算部から求まった類似度の分布度合を求める類
似度分布演算部と、前記ｔ！（以度分布演算部にて求め
た分布度合から前記２つの画像を判定する類似度判定部
と、前記類似度判定部と前記大局的類似度判定部との出
力から前記２つの画像の類似性を最終的に判定する最終
判定部とを設けてなる本発明による画像照合装置により
解決される。

〔作用〕

即ち、類似度判定闇値を偽を偽と殆ど正確に判定するこ
とが可能な闇値ＴＨＬと、正確な判定確率が略５０％の
閾値ＴＨＭ　　（大局的類似度判定用闇値）と、真を真
と殆ど正確に判定することが可能な閾値Ｔ）ＩＨとを設
定し、まず大局的な類似度判定を行いその類似度判定が
閾値ＴＨＭと閾値ＴＨＨとの中間にある照合画像につい
ては１画像を所定小領域に細分化し小領域毎の類似度の
分散値を求め、その値が小さければ偽の画像、大きけれ
ば真の画像と判定することにより１判定確率の向上を図
る。

〔実施例〕

以下本発明の要旨を第１図に示す実施例により具体的に
説明する。

第１図は本発明に係る画像照合装置の一実施例を示す。

尚全図を通じて同一記号は同一対象物又は内容を示す。

次に１本実施例の動作を本実施例で新たに追加した部分
の動作を中心に説明する。

小領域類似度演算部８では、登録画像メモリ１の登録画
像と画像メモリ５の照合画像とを読込み。

小領域類似度演算部８に予め格納している細分化データ
に基づきそれぞれの画像を細分化（例えば。

８分割や１６分割等）シ、対応する小領域の類似度を演
算算出する。

次に、小領域類似度演算部８はそれぞれの算出結果を類
似度分布判定部９に送出する。類似度分布判定部９は各
小領域類似度を受取り、その分散状態を算出し真の画像
か偽の画像かの判定を行う。

一方、大局的類似度判定部７では大局的類似度演算部６
からの大局的類似度を受取り、大局的類似度から見て真
の画像か、偽の画像か、それとも不明かの判定をする。

（即５・大局的類イ以度１″ｊ定６５７°°予″（品柄
ｇｈ−ｒいる閾値Ｔ）ＩＬ　、　Ｔｌ団、　Ｔ）ＩＨに
より類似度が閾値ＴＨＬ以下であれば偽の画像、閾値Ｔ
ＨＨ以上であれば真の画像、閾値ＴＨＬと闇値ＴＨ）Ｉ
との中間であれば不明と判定する。

尚闇値ＴＨＬ　、　ＴＩＩＭ　、　ＴＩＩＨは第３図に
示す判定位置ＴＨｍ　“、　Ｔｌ（ｍ　、　ＴＨｍ　　
”にそれぞれ対応する地点に設定されているものとする
。

又類似度分布判定部９での判定は、大局的類似度判定部
７で不明と判定したものの内、閾値ＴＨＭと闇値ＴＨＨ
との中間にある画像について判定可能で１分散値が所定
値より小さければ偽の画像、大きければ真の画像と判定
する。

最終判定部１０では、大局的類似度判定部７と類似度分
布判定部９との結果を受取り、大局的類似度判定部７で
真或いは偽と判定された場合はその判定結果を、不明と
判定さた場合は類似度分布判定部９の判定結果を出力す
る。

〔発明の効果〕

以上のような本発明によれば１画像照合の判定確率がよ
り向上されると言う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像照合装置の一実施例。 第２図は従来の画像照合装置のブロックダイヤグラム。 第３図は画像の真偽判定処理状況図。 をそれぞれ示す。 図において。 ｌは登録画像メモリ、　　２は照合画像メモリ。 ３は位置情報抽出回路、４は位置合わせ回路。 ５は画像メモリ。 ６は大局的類似度演算部。 ７は大局的類似度判定部。 ８は小領域類似度演算部。 ９は類似度分布判定部、１０は最終判定部。 をそれぞれ示す。 第１図 第３図 （ｆ）　　　（小ン　　　　　　　（照合度＋−→（人
）（２ン　　　（メー）□ｃ品’ｉ）　　　　　　　　
　　　　　　　　（＆）ＴＨｍ’　　　丁〜　　ＴＨ，
１′ 号

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２つの画像の位置合わせを行う位置合わせ部と、前記２
   つの画像の類似度を求める大局的類似度演算部と、前記
   大局的類似度演算部から求められた大局的な類似度によ
   り前記２つの画像の類似性を判定する大局的類似度判定
   部とを備えてなる装置において、前記２つの画像をそれ
   ぞれ所定小領域に細分化し、前記２つの画像のそれぞれ
   対応する前記小領域について類似度を求める小領域類似
   度演算部と、前記小領域類似度演算部から求まった類似
   度の分布度合を求める類似度分布演算部と、前記類似度
   分布演算部にて求めた分布度合から前記２つの画像を判
   定する類似度判定部と、前記類似度判定部と前記大局的
   類似度判定部との出力から前記２つの画像の類似性を最
   終的に判定する最終判定部とを設けたことを特徴とする
   画像照合装置。