JPS6169458A - 多層積層フイルム - Google Patents

多層積層フイルム

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JPS6169458A
JPS6169458A JP60058164A JP5816485A JPS6169458A JP S6169458 A JPS6169458 A JP S6169458A JP 60058164 A JP60058164 A JP 60058164A JP 5816485 A JP5816485 A JP 5816485A JP S6169458 A JPS6169458 A JP S6169458A
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multilayer
mandrel
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孝之 平岡
藤吉 健二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多層積層フィルムに関する。更に詳しくは、一
軸配向性を有するフィルムおよび一軸配向性を有する層
を含む少なくとも2層以上の層からなる積層フィルムの
2枚が、接着層により貼合わされた積層構造を有し、か
つ該積層フィルムのうちの1枚の配向層の配向方向が他
の1枚の配向層の配向方向と交差するように積層されて
いる多層積層フィルムに関する。
〔従来の技術〕
一軸配向性lI層シートの2枚を該シートのうちの1枚
の配向方向が他の1枚の配向方向と交差するように貼合
わすことにより、縦横の引張強さ、引裂強度およびその
バランスの優れたフィルムが得られることは、特公昭4
0−5319号、特公昭42−14191号、および特
公昭47−38621号等により公知である。しかし、
このような配向貼合せフィルムは、外層が一軸方向に配
向しているため、ヒートシールし難い。従って該フィル
ムを製袋す゛る際は、ホットメルト接着剤やミシン縫い
等の方法で行わなければならず、工程がはん雑になると
いう欠点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
すなわち本発明の目的は、引張強さ、引裂強度が(憂れ
、縦横のバランスが取れており、かつヒートシール性を
有する多層積層フィルムを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ポリプロピレンもしくは高密度ポリエチレン
から選ばれる合成樹脂Aからなり、一軸配向性を有する
層Iと同じく合成樹脂Aからなり一軸配向性を有するi
nとが接着amを介して配向方向が交差するように貼合
わされており、かつ前記合成樹脂層■および/または■
の接着層■に対向しない面側に合成樹脂Aの融点より低
い融点を有する合成樹脂Bからなる実質的に無配向のI
Vが形成されていることを特徴とする多層MIHフィル
ムである。
〔作用〕
本発明の多層積層フィルムは図1および図3に例示した
如き多層構造を有するフィルムである。
図2および図4はそれぞれ図1および図3の多層S  
 □、フイ/l/A(7)@N(7)イ4.イヤや、ア
、え、□よである。
本発明の多層積層フィルムを図1および図2により説明
すると、■はポリプロピレンもしくは高密度ポリエチレ
ンから選ばれる合成樹脂Aからなる層で、一軸方向に配
向されている。■は■と同じ合成樹脂Aからなり、やは
り一軸方向に配向されている。■と■の層のtM4脂の
配向度は、同等であることが好ましい。■は接着層で合
成樹脂Aより低融点の熱可塑性樹脂、例えば、低密度ポ
リエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、もしくは
エチレン・アクリル酸エステル共重合体等、または、合
成ゴム、例えば、エチレン・プロピレンゴム、エチレン
・プロピレン・ジエンゴム、スチレン・ブチジエンゴム
、ポリブタジェン、クロロプレンゴム、塩素化ポリエチ
レン、ポリイソブチレン等およびこれらの混合物、ある
いは、イソシアネート系接着剤等の熱硬化型接着剤等で
形成される。
本Q明の多層積層フィルムにおいては、前記した一軸配
向性を有する合成樹脂AFtIと一軸配向性を有する合
成樹脂ANllとが接着層■を介し才互いに隣接した位
置関係にある。しかして、図2に図示したように前記1
層と■層とは、その配向方向が交差するように設けられ
ている。1層と■層をこのような位置関係にすることに
より、引張強さおよび引裂強度が優れ、かつ縦横のバラ
ンスのとれたフィルムとなる。FiIおよび1m II
はフィルムの長手方向に対して斜めに配向していること
が製造が容易であるため好ましい。本発明の多層積層フ
ィルムでは、図1〜図4に例示しているように、合成樹
脂A層および/または■の接着層■に対向しない面側に
合成樹脂への融点より低い融点を有する合成樹脂Bから
なるm■が形成されている。図1および図2は、合成樹
脂A層Iおよび■の外面に合成樹脂BJWII/、■″
が設けられている例であり、図3および図4は合成樹脂
A層■の外面のみに合成樹脂BEI/が設けられている
例である。
合成樹脂Bは合成樹脂Aと異なる種類の樹脂であって、
合成樹脂Aより融点が低く、かつヒートシール性の良好
な樹脂が選択される。
合成樹脂BNN、■”は、実質的に無配向の層である。
そして、層■は図1の如く、層■と層■の両外面に設け
られていても、あるいは図3の如(、層lもしくはNU
のいずれかの外面にのみ設けられていてもよい。このよ
うな無配向のm■、■゛を形成する合成樹脂Bは通常前
記した合成樹脂Aより低い融点、好ましくは20°C以
上低い融点を有するものであり、このような特性により
本発明のフィルムにヒートシール性を付与することがで
きる。■と■°層とは同種の合成樹脂からなっていても
、異種の合成樹脂からなっていてもよい。
本発明においては、合成樹脂■、■”は単層に限定され
ず、2層あるいは3層以上の層からなっていてもいつこ
うにさしつかえない。
本発明の多層積層フィルムのJ、J、:成を例示すれば
、エチレン・酢酸ビニル共重合体/一軸配向高密度ポリ
エチレン/低密度ポリエチレン/一軸配向高密度ポリエ
チレン、エチレン・α−オレフィン共重合体/一軸配向
高密度ポリエチレレノ低密度ポリエチレン/一軸配向高
密度ポリエチレン、エチレノ・酢酸ビニル共重合体/一
軸配向ボリブロピレン/プロピレン−α−オレフィンラ
ンダム共flf合体/一軸配向ポリプロピレンの4層構
造、エチレン・酢酸ビニル共重合体/一軸配向高密度ポ
リエチレン/低密度ポリエチレン/一軸配向高密度ポリ
エチレン/エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・
α−オレフィン共重合体/一軸延伸ボリブロビレレノプ
ロピレン・α−オレフィンランダム共共重合体一軸配向
ポリプロピレン/エチレン・酢酸ビニル共重合体等を挙
げることができる。
以上の如き本発明の多層積層フィルムを製造する方法と
しては、例えば予め15、IIIWt、IVJW、■゛
層を製造しておき、1層と8層、■層と■゛層をドライ
ラミネート法等により!A層し、■層/I層からなる積
層フィルムPと■層/IV’層とからなる積層フィルム
Qとをドライラミネート法、ウェットラミネート法、押
出ラミネート法等により、接着層■を形成させて貼合わ
す方法、?□     あるいは1層と■層とを接着F
iII[を介して貼合わせたI層/■層/■層からなる
積層フィルムの両面もしくは片面にrVJ’5お・よび
/または■°層をドライラミネート法等で貼合わす方法
を採用できなくもないが、工業的製造上は、次に述べる
製造方法に依るのが好ましい。
本発明の製造方法では、図5、図6または図7に例示し
た如き装置を用いる。
本発明の多層積層フィルムの製造に好適な装置の例を図
5により説明すると、■は第1の押出機で2は第2の押
出機である。19.20はアダプターである。3は固定
式複層環状グイであり、21.22は環状スリットであ
る。第1の押出機1で溶融された樹脂は複層環状ダイ3
の内部環状スリット21から押出されるように、第2の
押出機2で溶融された樹脂は複層環状ダイ3の外部環状
スリット22、から押出されるよう流路が形成されてい
る。4は外層管状フィルムで5は内層管状フィルム6は
複層管状フィルムである。7aは前記環状ダイ3の上部
に同心軸上に固定して設けられた第1のマンドレルであ
る。9aは、第1のマンドレルの下流に同心軸上に設け
られた第2のマンドレルであり、この第2のマンドレル
は、モーター15により、6軸を中心に回転するよう設
けられている。第1のマンドレル7aおよび第2のマン
ドレル9aの表面には環状吸引スリット8および10が
設けられており、それぞれ図示していない外部の適宜の
減圧装置に連絡している。第1のマンドレル7aおよび
第2のマンドレル9aの内部には、マンドレルの温度を
調節するための冷媒および/または熱媒循環路が適宜形
成されている。11は回転台であり、駆動用モーター1
8により、第2のマンドレル9aと同じ6軸上を第2の
マンドレル9aと同期して回転できるように設けられて
いる。12は引張ロールで、前記回転台に設置され、2
層管状フィルム6を引張って次工程の巻きロール等に送
り込む作用をする。17は環状ダイから押出される管状
フィルムを膨張さすための空気孔であって図示していな
い適宜の空気導入パイプに連結させである。14はエア
ーリングであって、図示していない環状のスリットから
冷媒、通常空気を複層管状フィルム6の外面から吹き付
けてフィルムを冷却する。16はたるみ防止板であり、
第1のマンドレル7aや第2のマンドレル9aと独立し
て遊転するように設けられている。
図6は図5の製造装置において、第2のマンドレル9a
の代りに外筒9bを用いた例である。外筒9bは第1の
マンドレル7aの同−6軸下流側に位置し、かつ咳心軸
を中心にモーター15により回転台11と同期して回転
するように設けられている。なお、かかる方法において
、同期して回転するとは、同方向に同回転数で回転する
ことをいう。外ff、 9 bの内面には、環状吸引ス
リット10が設けられており、該スリットは図示してい
ない外部の適宜の減圧装置に連絡している。
図7は図5の製造装置にお、いて、押出機1.2が回転
し、該押出機の回転と同期して、第1のマンドレル7a
が回転し、一方、第2のマンドレル9aおよび引張りロ
ール12が固定または逆回転する装置の例である。引張
りロール12は固定されているため、ターンテーブルは
設けなくてもよい。
図7の装置では、2つの押出機を回転さすけれども、押
出機1.2を固定し、複層環状ダイ3を回転させても(
図示せず)同様の結果が得られる。
以上の如く、かかる製造方法で用いることのできる装置
は2つ以上の押出機、アダプター、複層環状ダイ、第1
の接触管案内、第2の接触管案内、引張ロールとを有し
、かつ複層環状ダイと第1の接触管案内とが同期し、第
2の接触案内と引張ロールとが同期し、しかも第1の接
触管案内と第2の接触管案内との間に相対的回転差を形
成せしめうる範囲において、種々の態様が可能である。
本発明の多層積層フィルムの製造方法の一例を図面に基
づき説明すると、 まず第1の押出機工で合成樹脂Aを加熱溶融し、アダプ
ター19を経て複層環状グイ3に供給し、内部環状スリ
ット21から内層環状フィルム5として押出す。一方策
2の押出機2で合成樹脂Bを同様に溶融し、アダプター
20を経て複層環状ダイ3に供給し、外部環状スリット
22から外層環状フィル、l     A11?押出す
・、=o、iう42′″″上0合成樹脂を溶融共押出し
して複層管状フィルム6を押出す技術および装置につい
ては既にModernPlastics、46.128
 (Jan 1969) 、特公昭41−13628号
等により公知である。
図5、図6および図7においては、2つの押出機を用い
て2層積層フィルムを押出す例を図示しているけれども
、3つ以上の押出機を用い、3層以上の層からなる積層
フィルムを押出す技術、あるいは、2つの押出機を用い
て3層以上の層からなる積層フィルムを押出す技術など
は、いずれも本発明の多層枯Hフ・イルムの装造方法に
おける一例である。
また図5〜図7においては、複層環状ダイ3は、内部環
状スリッ1−21と外部環状スリット22とを有してい
るけれども、このようなグイの代りにグイ内において、
合成樹脂Aの環状流路と合成樹脂Bの環状流路とが同流
して一つの環状スリットから押出されるようになってい
てもよい。
次に押出された複層管状フィルム6は、空気孔17から
吹き出る膨圧空気により膨張し、次いで第1の接触管案
内に接触しながら冷却固化した後、下流側に移動する。
なお、成形の高速化等により複層管状フィルム6の冷却
不足をきたす場合には、エアーリング14を設け、冷却
媒体とくに空気を複層管状フィルム6の外面に吹きつけ
るようにしてもよい。なお、かかる方法における接触管
案内とは、管状フィルム6を接触摺動せしめてフィルム
を冷却または加熱する手段をいい、図5および図7にお
いてはインサイドマンドレル7aおよび9aが、図6に
おいてはインサイドマンドレル7aおよび外筒9bがこ
れにあたる。これらの接触管案内には、環状吸引スリッ
ト8.10が設けられており、この部分で真空源により
印加される吸引力により接触管案内周面にフィルム6を
緊密に接させる。この吸引力は真空度を変えることによ
り変化させることができるが、接触管案内周面とフィル
ム6との間の摩擦力が後述のフィルム6に斜配向を付与
しながら、しかもフィルム6が引取り側に移動できる程
度の値になるように真空度を調節することが重要である
第1の接触管案内を通過した複層管状フィルム6は、環
状のたわみ防止板16の外周に接触する。
たわみ防止板16は均一なフィルムを得るには設けた方
が好ましく、そしてフィルム6の内面に密接し、その回
転に従って遊転する。
更に下流側に移動した複層管状フィルム6は、第2の接
触管案内の周面に緊密に接する。
かかる製造方法では、複層管状フィルム6のいずれかの
層もしくはすべでの層は第1の接触管案内と第2の接触
管案内との間に生ずる相対的な回転により斜配向が与え
られる。従ってこの相対的回転の回転数は複層管状フィ
ルム6のいずれかの層もしくはすべての層に付与される
配向の方向と密接に関係する。本発明者が怠図する用途
においては、フィルムの配向の方向はフィルム6の長平
方向に対して30ないし60度であることが好ましい。
かかる製造方法においては、第1の接触管案内と第2の
接触管案内の構造および第1の接触管案内と第2の接触
管案内との間のvJ、層管状フィルム6の温度が重要で
あり、これらの条件を選択することにより配向度の異っ
た。積層フィルムを製造することができる。
まず、図5の如く第1の接触管室内として第1のインサ
イドマンドレル7aを、第2の接触管案内として第2の
インサイドマンドレル9aを用いた場合(a法という)
、第1のマンドレルと第2のマンドレルとの間に接触す
る複層管状フィルム6の最内層の温度が、該層を形成す
る合成樹脂への配向温度範囲、通常は融点と二次転移点
の間の温度、好ましくは(融点−3°C)と(融点−3
0°C)の間の温度になければならない。この配向温度
範囲にあることにより、複層管・状フィルム6の最内層
は2つのマンドレルの間に生ずる相対的な回転により斜
配向される。一方、複層管状フィルムの他の層の温度は
、該層を形成する合成樹脂Bの少なくとも配向温度範囲
より高い温度、通常合成樹脂Bの融点以上の温度になら
ねばならず、この温度未l[ヌでは、本発明の目的とす
る斜配向フィルムが得られない。
−上記の温度関係から、・法においては、最内層を形成
する合成樹脂Aとして他の層を形成する樹脂より融点の
より高い樹脂を選択した方が容易である。
次に図6の如く、第1の接触管案内として、インサイド
マンドレル7aを、第2の接触管案内として外筒9bを
用いた場合(b法という)、最内層を形成する合成樹脂
Aが配向温度範囲になくてはならない。
次に図示していないが、b法と対照的に第1の接触管案
内として外筒を、第2の接触管案内としてインサイドマ
ンドレルを用いた場合(C法という)もb法と同様のこ
とが言える。
更に図示してはいないが、第1の接触管案内として第1
の外筒を、第2の接触管案内として第2の外筒を用いた
場合(d法という)は、a法において、最内層を最外層
に、合成樹脂Aを合成樹薄日に、合成樹脂Bを合成樹脂
Aに読み替えたと同じ条件により、対応する2種類の配
向性を有する複層管状フィルムが得られる。
以上のa −dの方法により斜配向を与えられた複層管
状フィルム6は必要に応じて第2のマンドレル9aのス
リットから供給される接着剤が内面に塗布される。そし
てたるみやしわを生じないよう゛に適度に膨張されなが
ら第2のマンドレル9aと同期して回転する回転台11
上に設けられた一対の引張ロール12によって平面状に
引取られると同時に接着剤を介して貼合わされ、図示し
ていない巻取部へ送られる。
またa −dの方法において、接着剤を複層管状フィル
ム6の内面に塗布しない場合においては、複層管状フィ
ルム6は引張ロール12により折りたたまれた後、スリ
ッター(図示していない)により切開かれて2枚の平複
合フィルムPとされ、別の貼合わせ方法、たとえば押出
ラミネーション方法またはドライラミネーション方法に
より貼合わ−U、目的とする多層積層フィルムを′!A
造することができる。この貼合せ方法においては、ラミ
ネーションされる2枚の複合フィルムのうち、いずれか
一方のフィルムとしては、これまで説明した方法で製造
した複合フィルムPを用いるが、もう一方のフィルムQ
としては、次の3つの場合が考えられる。
(1)複合フィルムPと対称的な積5hW造のフィルム
(2)斜配向している層は複合フィルムPと対称的であ
るが、無配向層が異なっているフィルム。
(3)斜配向している合成樹脂Aの単層フィルム。
これらのうち、(1)、(2)の複合フィルムQを製造
するには、これまでに述べた複層管状フィルムを製造す
る方法により製造する、二とができる。一方(3)の単
層斜配向フィルムの製造方法は、既に公知であり、本発
明の製造方法で用いられる製造装置で1台の押出機のみ
用いることにより製造することができ、また、特開昭4
8−100464号、特公昭53−18072号の如き
装置を用いて製造することができる。
ドライラミネート方法や押出ラミネート方法によれば、
このように種々の複合フィルムQが選択できるが、いず
れにせよ、フィルムPの配向層とフィルムQの配向層と
が対称的であり、かつフィルムPの配向方向とフィルム
Qの配向方向とが交差するよう貼合わすことが重要であ
る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の多E 櫃5フィイレムは、内層用
樹脂として強度がイ憂れ、かつ高融点の合成樹脂を選択
し、外層用樹脂として、低融点のヒートシール性を有す
る樹脂を選択することにより、引張強さ、引裂強度が優
れ、縦横のバランスが取れており、かつヒートシール性
を有する配向貼合せフィルムを得ることができ、従来ホ
ットメルト接、a刑やミシン縫い等に依っていた配向貼
合せフィルムの製袋をヒートシールにより、極めて容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図1および図3は本発明の多層積層フィルムの一例を示
した断面図で、図2および図4はそれぞれ図1および図
3の多層積層フィルムの各層の位置関係を示した説明図
である。図5、図6および4.、       図7は
、本発明の多層積層フィルムの型造方法で用いる装置の
一例を示した説明図である。 ■、2・・・押出機、3・・・複層環状ダイ4・・・外
層管状フィルム 5・・・内層管状フィルム 6・・・複層管状フィルム 7a・・・第1のマンドレル 9a・・・第2のマンドレル、9b・・・外筒8.10
・・・環状吸引スリット、 11・・・回転台、12・・・引張コール13・・・ロ
ータリージヨイント 14・・・エアーリング、16・・・たるみ防止板17
・・・空気孔、18・・・モーター19.20・・・ア
ダプター 出願人  三井石油化学工業株式会社 代理人  山  口     和 図I       図8 I;¥1F 図7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリプロピレンもしくは高密度ポリエチレンから
    選ばれる合成樹脂Aからなり一軸配向性を有する層 I
    と同じく合成樹脂Aからなり、一軸配向性を有する層I
    Iとが接着層IIIを介して配向が交差するよう貼合されて
    おり、かつ前記合成樹脂A層 I および/またはIIの接
    着層IIIに対向しない面側に合成樹脂Aの融点より低い
    融点を有する合成樹脂Bからなる実質的に無配向のIVが
    形成されていることを特 徴とする多層積層フィルム。
JP60058164A 1985-03-25 1985-03-25 多層積層フイルム Granted JPS6169458A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53133631U (ja) * 1977-03-28 1978-10-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53133631U (ja) * 1977-03-28 1978-10-23

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