JPS616693A - アクセント決定方法 - Google Patents

アクセント決定方法

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JPS616693A
JPS616693A JP59126841A JP12684184A JPS616693A JP S616693 A JPS616693 A JP S616693A JP 59126841 A JP59126841 A JP 59126841A JP 12684184 A JP12684184 A JP 12684184A JP S616693 A JPS616693 A JP S616693A
Authority
JP
Japan
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accent
type
combination
clause
morpheme
Prior art date
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JP59126841A
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市川 熹
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication of JPS616693A publication Critical patent/JPS616693A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、任意の日本語文章テキストから認識しやすい
音声を合成するためのアクセント型の決定方法に関する
〔発明の背景〕
日本語には同音異義語が多く、同音であってもアクセン
トが異なることにより意味が違ってくる場合がある。そ
のため、誤解を招かない音声や聞き・やすい音声を合成
するためにはアクセントを正しく決定する必要がある。
アクセントには、強弱アクセントと高低アクセントがあ
るが日本語は高低アクセントである。日本語のアクセン
トには大別して平板式と起伏式がある。平板式は、例え
ば、はしく端)、みず(水)、となりむら(隣村)のよ
うに高低がない型である。起伏式は大別すると頭高型、
中高型、尾高型・に分類される。頭高型の例としては、
フみ(海)。
のはら(野原)、ひが(火が)等があり、中高型の例と
しては、あt h<さく雨傘)、やtg<ら(山桜)等
がある。また、尾高型の例としては、やま(山)、おと
うと(第)、おしょうがっ(お正月)等がある。
なお、上記各単語に付した−は高く発音し、′は次が下
がることを意味し、NHKgr日本語アクセント辞典」
 (以下、NHK辞典と呼ぶ)の表記に従っている。以
後の説明においても、必要に応じてこの表記を用いる。
また、日本語のアクセントは、単独では全く同じアクセ
ント型の単語であっても、助詞が付いたり、直後にほか
の文節が来たりする場合に性質の違いが現われて、それ
が付いた全体の形が違ってくる。例えば、「鼻」と「花
」は単独ではともに尾高型で同じである。ところが、こ
れに「が」、「を」、「に」・・・のような助詞がつく
と。
のような、はっきりした区別ができる。前記NHK辞典
で、同じ尾高型でもハ王(鼻)、ハア(花)のように表
記を分けているのは、その違いを表わす。
日本語文章テキストから、その文章を構成する文節のア
クセント型を決定する方法としては、特願昭57−64
165号や、匂坂、佐藤「日本語単語連鎖のアクセント
規則」通信学会誌、1983.7.Vol  J66−
D  No、7において勝れた方法が提案されている。
この方法は、自立語辞書からその自立語のアクセント型
を読み出し、付属語辞書からアクセント結合様式と結合
アクセント価を読み出し、そのアクセン1ル結合様式に
応じて文節ごとにアクセント型を決定している。
しかし、現実のアクセントは必ずしも文節と1対1に対
応するとは限らず、1つの文節が複数のアクセントを持
つ単位(以下、アクセント節と呼ぶ)に分割されたり、
複数の文節の集合が1つのアクセント節を構成すること
もある。また、用言の未然形のように、自立語と呼ばれ
るものの中にも、何らかの付属語と組み合わせた状態で
しか存在しないため独自のアクセント型を定義すること
の困難なものや、複合名詞のように自立語の組み合わさ
ったものもあり、自立語と付属語の組み合わせのみでは
、すべての文章をアクセント決定処理することは不可能
である。さらに、複合名詞の中にも、1つのアクセント
節を形成しやすい組み合わせや、逆に1つのアクセント
節を形成することは極くまれなものもある。このため、
従来法では統一的にアクセント型を与えることができず
、−膜性に欠けるという欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を改善す
るため、任意の日本文に対し統一的にアクセント型を与
えることの可能なアクセント決定方法を提供することに
ある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため1本発明は、任意の日本語文章
テキストからアクセントを付加した音声を合成する際の
アクセント決定方法おいて、前記日本語文章テキストを
語幹と活用語尾が別個に扱われる形態素に分析し1品詞
情報、アクセン1−結合様式、およびアクセント価を有
する前記形態素ごとのアクセント情報と、これら形態素
の結合規則とを用いてアクセント節のアクセント型を決
定することにより、任意の日本文に対し統一的にアクセ
ント型を与えることの可能なアクセント決定方法を実現
したことに特徴がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明するが、
その前に、本明細書で使用する用語の意味を説明する。
(イ)拍:単語は発音の面でいくつかの単位に分かれる
。その単位の一つ一つを拍という。例えば「桜」という
単語はす/グ/うの三つの拍から出来ている。日本語の
表記文字としてカナがある。
ア、イ、つ・・・のように、このカナは原則として1文
字が一つの拍を表わす。ただし例外として、キヤのよう
なよう音は2文字集まって一つの拍を表わす。カナは現
在全部で48字あり、同しカナは同じ拍を表わし、ちが
うカナはちがう拍を表わす。
この他に、よう音、つめる音、はねる音というような少
数の特殊な拍があるので、全体でillばかりの拍があ
る。
(ロ)形態素:形S素は、大まかに言えば単語に該当す
るが、用言である動詞、形容詞、形容動詞は語幹と活用
語尾に分け、語幹と活用語尾を別の形態素とみなす。本
発明においては、従来のように自立語と付属語を解析し
文節ごとにアクセント型を決定するのではなく、アクセ
ント決定のための構文解析は、形態素単位で行い、この
形態素の有するアクセント情報をもとにアクセント型を
決定している。
(ハ)アクセント核:声の高さが急激に下がる位置。あ
る拍Aの発声音が高く、次の拍Bの発声音が低い場合、
拍Aをアクセント核のある拍という。例えば、湯加減(
ユ7ゲン)の場合は、アクセントは起伏式の中高型であ
り、NHK辞典の表記に示されている通り1拍「力」を
高く発声し次の拍「ゲ」は低く発声するが、このrカ」
のことをアクセント核のある拍という。上記形態素は。
アクセント核を1つ持っているか、または全く持ってい
ないかのどちらかの型に属し、1つの形態素が2つ以上
のアクセント核を持つことはない。
アクセント節:アクセント節は本発明において新たに導
入した概念であり、アクセントを基準として判断される
、形態素の集合の発声上の単位である。アクセント節は
、2つ以上のアクセント核を持たず、連続して発声する
範囲内であれば、2つ以上のアクセント節を組み合わせ
て1つのアクセント節にすることもできる。例えば、若
い(ワカイ)も1つのアクセント節であり、これと、人
が(ヒトガ)という別のアクセント節の組み合わせであ
る、若い人が(ワカイヒトガ)も1つのアクセント節で
ある。言語学上1発声可能な最小単位を音節と定義し、
音節を構成する言語学的記号単位に音素を想定するよう
に1本明細書ではアクセントが実現する単位をアクセン
ト節、アクセント節を構成する単位を抽象して形態素、
に取る。名詞などは、たまたま抽象的な形態素一つがア
クセント節一つと対応して単語で発声される際にはアク
セント型が表出するものであり、抽象された形態素とし
ての名詞はアクセント型は持たず、アクセント情報を持
つものとみなす。あたかも、母音が単独で音節を形成す
るのと同様な関係にある。
第1図は、本発明によるアクセント決定方法を適用した
音声合成装置のブロック図である。
第1図において、1は入力端子、2は形態素解析部、3
は形態素解析用辞書、4は構文解析部、5は無声化音韻
判別部、6はアクセント処理部。
12は出力端子、13は制御部である。アクセント処理
部6は、第1結合処理部7、形態素アクセント情報辞書
8、第2結合処理部9、バッファメモリ10.および変
形処理部11により構成される。なお、形態素アクセン
ト情報辞書8は、少なくとも品詞情報、アクセント結合
様式に関する情報、アクセント価に関する情報を有する
音声合成されるテキスト文は、入力端子1から入力され
る。入カサれたテキスト文は、形態素解析用辞書3を用
いて形態素解析部2により形態素が解析され、形態素毛
、品詞情報、他の形態素との接続関係情報などが出力さ
れる。なお、この際、接続語等の間では、複数個の接続
語をまとめて便宜的に1つの形態素として取り扱っても
良い。この場合も以下の処理は同様に行われる。
形態素解析部2の出力は、構文解析部4、無声化音韻判
定部5.アクセント処理部6の第1結合処理部7に送ら
れる。形態素解析部2の出力中の接続関係情報から、入
力テキスト文を構成する文節構造を知ることができる。
構文解析部4は、この文節相互の係受関係を解析し、第
2結合処理部9に送られるが、第2結合処理部9の処理
は任意であり、構文解析部4は構成上省略しても良い。
無声化音韻判定部5は、テキスト文を構成している音韻
、特に母音が無声化する条件になっているか否かを判定
し、無声化の生じる母音にマークを付けてアクセント処
理部6の変形処理部11に送る。
第1結合処理部7は、形態素解析部2の出力にもとづき
、形態素アクセント情報辞書8から、その形態素が接続
する先の品詞およびアクセント方式(前述の平板式か起
伏式かの別: N HK辞典参照)ごとのアクセント結
合様式と、アクセント価を取り出し、入力されたテキス
ト文の形態素の順にバッファメモリ10に並べる。各形
態素のアクセント価は、形態素中のアクセント核のある
拍の位置で表わされている。以下の説明では、便宜上。
各形態素の語尾から何番目の拍にアクセント核があるか
でアクセント価を表現するが1語頭からの位置で示して
も良い。
以下、アクセント価をMtで示し、平板式形態素のアク
セント価はM i = O1起伏式アクセント価はMi
≠0とする。また、形態素を構成する拍の拍数をN1で
示す。なお、上記記号、および以下使用する記号中の添
字iは、i = 1のとき結合光の形態素(または結合
処理により導出された形態素の導出結合体)を示し、i
=2のとき結合しようとする形態素を示し、i=3のと
き結合結果の導出体を示すものとする。
第2図は、アクセント結合様式の一例を説明するための
説である。
アクセント結合様式には、大別して独立型A、従属型B
、支配型C1空型2がある。
独立型Aは、他の独立型Aの形態素、またはアクセント
節と一体とならずに独立のアクセント節を構成すること
ができる。自立語に対応する形態素は通常独立型Aとな
る。この独立型Aはさらに細分し、Ao、AI 、A2
に分けることも出来る。
独立型AOは、他の独立型Aoとほとんど結合すること
がなく、独立でアクセント節を構成する様式であり、例
えば感動詞「ああ」等において現われる。独立型A1は
、他の独立型A1と一定の結合規則(第2結合処理部の
結合規則、これについては後述する)により対等に結合
することのできる様式であり、例えば、アクセント価「
ワカイ」とアクセント節「ヒトガJが結合して1つのア
クセント節「ワカイヒトガ」を形成するような場合に現
われる。独立型A2は、主に接続語や付属語にあられれ
、第2結合処理部の結合規則により他の独立型Aと結合
することが多いが、独立したアクセント節となる場合も
、いわゆる副次アクセントと呼ばれるアクセント核の生
じ方の弱いアクセント節となる様式である。以下の説明
では、これら3種は一括して独立型として取り扱う。
従属型Bは、結合光の形態素、アクセント節、あるいは
中間結合導出体のアクセント核が残る結合様式であり、
例えば、助詞や助動詞に多く表われる。また、従属型B
は、結合光が夜型Zの場合に限り独自のアクセント価を
主張する。
支配型Cは、結合後の導出結合体のアクセント価を指定
する様式であり、例えば、起伏式動詞(ナル)と助動詞
(マイ)とが結合するとき、起伏式動詞の型を高く平ら
に変え、助動詞の第1拍(この場合は前から数えた場合
の第1拍)まで高く、第2拍から下がって行く場合(ナ
ルマイ)である。
夜型Zは独自のアクセント価を持たず、常に相手の指定
に従う様式であり、力変動詞とす変動側の語幹(空)が
該当する。
次に、アクセント決定規則の共通的基本規則を示す。
(a)1つのアクセント節は少なくとも1つの独立型A
または夜型2の形態素を有する。
(b)結合規則は、独立型Aまたは夜型2の形態素を起
点に、形態素解析の結果出力される接続関係のある形態
素の間で行われる。
(C)結合規則を1回以上適用された導出結合体の結合
様式は独立型となる。
(d)規則(b)を除いて、前の形態素から順に結合規
則を適用する。
(e)すべてが独立型Aになったとき、第1結合処理部
の結合処理は終了する。
ここで、以下、使用する規則の表記法を説明する。
(Wl 1 /W 121  Tt r  M・t )
  +  (* 2+  T2 +M2)→(W 31
 /W 321 Ta + M3)とは、結合光の品詞
がWllまたはWl2で、結合様式Tl、アクセント価
Mlの形態素に、アクセント価M2の形態素を結合様式
T2で結合した導出体の品詞情報はWB2(一般にWl
l)またはw32(一般にWl2)であり、結合様式は
T3  (一般にA)で、アクセント価はM3であるこ
とを示す。
なお、*または**は任意の形態素であることを示す。
さて、第1結合処理部7で実行される結合規則(これを
結合規則1と呼ぶ)の例を示す。
(f)(名詞/付属語/接続語! A+ Mt )+(
*、A、M2≠0)→ (名詞/付属語/接続語、 A 、 M 3 ” M 
2 )例:こ【−(M1=O)+は一石’ (M2 =
 1 )→こんなはな(M3=1) (g)(名詞/付属語/接続語+ As Mi ) +
(*、A、M2 =O)→ (名詞/付属語/接続語+ ’A t M B ” N
 Z )例:むら(Ml=1)十まつり(M2=O1N
2=3)→むらまつり(M3=3) (h)(*、A、Ml)+ (**、B、M2)→(*
* AI Ma =Ml+N2 )例:わか(M1=1
)十い(N2=1)→わかい(M3=1+1=2) (i)C*、A、Ml)+ (**、C,M2 )→(
*、A、M3=M2 ) 例:しらへる(M1=2)+だけ(M2=3)→しらべ
るだけ(M3=O) (j) (*、 C,Ml) 十C**、 A、 M2
)→(**、A、Ma =O) このような手続レコより、すべてのアクセント節が形成
され、そのアクセント価Miが求められると、制御部1
3の指示により第2結合処理部9または変形処理部11
に処理の制御が渡される。第2結合処理部9は、いくつ
かのアクセント節をまとめて1つのアクセント節を導出
する処理を結合規則2により行う。この処理は任意であ
り、制御部13の指示で行われる。ここでは、構文解析
部4がある場合は、その出力の係受関係の情報を利用し
、結合して良いアクセント節の関係にあるか否かをチェ
ックしながら結合処理を行う。
次に、結合規則2の例を示す。なお、は用言でないこと
を示す。
(k)(,A、M、=O)+ (,A、M2 =0)→
(*、A、Ma”0) (Il) (,A1Mt =O) +(,A、M2≠O
)→ (** AI Ma =M2) (m)(,A、Ml≠O) +(V 、A + M 2
 )→(** A、Ma =M1 +N2 )(n) 
(用言e Ay Ml ) + (*I AI M2 
) →(用言e At Ma = 2) 結合規則1と結合規則2を比較してみると、(Ill)
は(g)に対応しているが、結合した結果のMaの値が
異っているように、両規則は必ずしも一致しない。
結合処理部7または9の処理が終了すると、制御は変形
処理部11に移る。
変形処理部11では、結合処理の結果得られた各アクセ
ント節のアクセント価が示す、アクセント核の存在する
拍の音響的特徴が一定条件を満たす場合、核の位置を移
動(アクセント価を変形)する処理を行う。次に変形規
則の例を示す。
(o)捉音拍に核がある場合: M−4M+1(p)撥
音拍に核がある場合: M+M+1(q)長音拍に核が
ある場合: M−4M+1(r)無声化母音拍に核があ
る場合−M→M+1などである。この変形規則について
は、NHK辞典に記載されている。
以上の手順の一部を第3図を用い具体例により説明する
。この例は、「若い人が来ない」という文章である。
第3図において■は形態素を、■はその接続および係受
関係を木構造で示している。これらの情報は、形態素解
析部2、および構文解析部4から出力されることは前述
した。■の(ヒ1〜)の下のΔ印は、無声化音韻判定部
で無声化する部分として指定されたことを示してい゛る
。また、■の動・幹、22.−に対応する■の読みが(
)のように空欄になっているのは、この形態素が夜型Z
であるため語幹が存在しないことを示している。形態素
解析等の技術は、カナ漢字変換処理等のために開発され
、すでに広く利用されている公知の技′#I(例えば、
武市他、「構文意味解析を利用したべた書き文仮名漢字
変換システムの開発」情報処理学会第28目金国大会4
M−5等)を用いることができるので、ここでは、その
説明を省略する。
無声化判定についても、予め形態素解析辞書3にマーク
を付しておいても良いし、NHK辞典に記しである表記
など、公知の手順で判定しても良い。
■は、形態素アクセント情報辞書8により各形態素に付
せられたアクセント情報を略記したものである。形は形
容詞、形尾は形容詞語尾、体は連体形、幹は語幹、終は
終止形、動は動詞、動圧は動詞語尾、未は未然形、助動
は助動詞、名は名詞の略号であり、A、B、C,Zはそ
れぞれ前述したアクセント結合様式の独立型A、従属型
B、支配型C1空型Zであり、その次の数字はアクセン
ト価を示している。
■は、規則(a)によりアクセント節を形成する範囲を
示したもので、結合様式の独立型Aまたは空車Zの形態
素(■に★で示しである)を中心に■の接続情報により
求められる。結合処理は、■の★印の付いている独立型
Aまたは空車Zの形態素を起点に順次左側より処理が行
われる。
■は結合規則1により、各アクセント節について得られ
たアクセント情報である。■中の形・節は形容詞アクセ
ント節、名・節は名詞アクセント節、動・節は動詞アク
セント節の略号である。なお、理解を容易にするため、
カッコ内に、NHK辞典の表記に従ったアクセント表示
を示した。例えば、第1番目のアクセント節(ワカイ)
のアクセント価M3は、規則(h)によりM3=M1+
N2=1+1=2となっている。
■は、結合規則2により第1番目のアクセント節と第2
番目のアクセント節を結合した例である。
例えば、アクセント節(ワカイヒトガ)のアクセント価
M3は、規則(m)によりM3=M、、+N2 =2+
3=5となっている。なお、第3図に示した例では、変
形規則部による変形処理対象となるものはない。
このようにして、ワカイ/ヒトガ/コナイという3つの
文節に対して、2つのアクセント節、ワカイヒトガとコ
ナギを得ることができ、現実にテキストを連続して発声
する際のアクセント型を実現することができる。
上述のように、文節ごとにアクセント型を決定すること
なく、形態素およびアクセント節という新たな概念を導
入し、アクセント節のアクセント型は、形態素またはア
クセント節の有するアクセント情報と、形態素またはア
クセント節の結合規則により求めることにより、すべて
の文章をアクセント決定することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のアクセント決定方法によ
れば、任意の日本文に対し統一的にアクセント型を与え
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアクセント決定方法を適用した音声台
座装置のブロック図、第2図は本発明の一実施例による
アクセント結合様式を説明するための図、第3図は本発
明の一実施例による結合規則を説明するための図である
。 2:形態素解析部、3:形態素解析用辞書、6アクセン
ト処理部、7:第1結合処理部、8:形態素アクセント
情報辞書、9;第2結合処理部。 第   2   図 τ 竺o  − 一一一一一  8

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)任意の日本語文章テキストからアクセントを付加
    した音声を合成する際のアクセント決定方法おいて、前
    記日本語文章テキストを語幹と活用語尾が別個に扱われ
    る形態素に分析し、品詞情報、アクセント結合様式、お
    よびアクセント価を有する前記形態素ごとのアクセント
    情報と、これら形態素の結合規則とを用いてアクセント
    節のアクセント型を決定することを特徴とするアクセン
    ト決定方法。
JP59126841A 1984-06-20 1984-06-20 アクセント決定方法 Pending JPS616693A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6385799A (ja) * 1986-09-30 1988-04-16 住友電気工業株式会社 音声合成装置
JPS6385797A (ja) * 1986-09-30 1988-04-16 藤崎 博也 音声合成装置
JPS63296100A (ja) * 1987-05-28 1988-12-02 株式会社東芝 音声合成装置および方法
JPH01178999A (ja) * 1987-12-29 1989-07-17 Nec Corp 語彙情報を用いたイントネーション制御方式

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