JPS6156026B2 - - Google Patents
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Description
本発明は、鉱物の粉砕、さらに詳しくは、ただ
し限定的にではなく、顔料あるいは充填材として
使用するのに適した微粒炭酸カルシウムを提供す
るための、方解石大理石、貫入方解石、白雲石お
よび石灰石のような種々の硬質天然炭酸カルシウ
ムの粉砕に関する。
一般に硬質の炭酸カルシウムは発破により切り
出され、こうして得られた大きい岩塊が強力粗砕
機中で破砕される。粗砕設備の最終生成物は、一
般に約20mmの最大粒径をもつ剥離片である。それ
からこれらの剥離片は、約50−100mmの直径をも
つ球石のような適当な粉砕媒体(他の粉砕媒体も
同様によく用いられる)を装入されたボールミル
内における粉砕によりさらに径を小さくされる。
ボール粉砕段階は、湿式あるいは乾式で行なわれ
るが、生成物をさらに粉砕することが必要なとき
には、水溶スラリの形で剥離片を粉砕するのがよ
い。
このように鉱物の従来の粉砕方法において通常
使用されるボールミルは、水平な軸線のまわりに
回転する円筒状容器と、その中に収容される粉砕
媒体としての粉砕球から成り、容器の回転に伴つ
て上方へ連行される粉砕球が落下して、容器内の
粉砕すべき物質への衝突により粉砕を行なうよう
になつている。粉砕球の落下距離は、容器の円筒
の内径以上にはなり得ない。ボールミルの欠点は
設置費が高いことである。しかも粉砕すべき物質
へ加えられるエネルギーは、粉砕球の重量と、ミ
ル容器の円筒の内径を越えない球落下距離とによ
り規定される。このため所定の粒径まで小さくで
きる物質の時間当り供給重量により測定したボー
ルミルの粉砕効率は、比較的小さくなる傾向があ
る。さらに従来のボールミルの維持費は高くな
る。なぜならば、このボールミルは、摩耗し易く
したがつて頻繁に取換えねばならない重いころ軸
受あるいは玉軸受でその各端部を支持されるから
である。また供給物質の粉砕中に、粉砕球自体が
摩耗するか、ある程度こわれ、したがつて生成物
が粉砕球を構成する物質で汚されることもある。
本発明の目的は、ボールミルを用いる従来の方
法の欠点を除去すること、すなわち設置費を安く
し、粉砕効率を上げ、維持費を安くし、かつ粉砕
球による生成物の汚染を回避することができる鉱
物の粉砕方法を提供することである。
この目的を達成するため本発明によれば、
(i) 大きい鉱物塊を破砕してほとんどすべてが20
mm以下の小片から成る生成物を得る段階と、
(ii) 電動機により駆動される回転可能な内部羽根
車をもつアトリツシヨンミルの粉砕室の中へ、
水、分散剤、および段階(i)の生成物を導入して
スラリを形成する段階と、
(iii) スラリを粉砕室の中で撹拌する段階とを有す
る鉱物の粉砕方法において、粉砕された鉱物の
スラリが粉砕室から連続的に取出され、粉砕室
におけるスラリの体積がほぼ一定に保持され、
電動機によつて消費される電力が、粉砕室へ導
入される段階(i)の生成物の量を制御することに
よつて、上限と下限との間に維持され、スラリ
の撹拌中、粉砕室には段階(i)の生成物として添
加された物質以外の粒状固体物質は存在せず、
水、分散剤、および段階(i)の生成物を粉砕室へ
導入する質量流量および粉砕された鉱物のスラ
リを粉砕室から取出す質量流量は、粉砕室から
取出される粉砕された鉱物のスラリが、固体を
スラリに関して少なくとも50重量%含むような
ものである。
こうして本発明によれば、鉱物が粉砕媒体の必
要なしに粉砕される。すなわち本発明では、鉱物
がアトリツシヨンミルにおいて粉砕媒体なしに粉
砕される。また本発明では、粉砕された鉱物のス
ラリが粉砕室から連続的に取出され、粉砕室にお
けるスラリの体積、電動機によつて消費される電
力、さらには、水、分散剤、および段階(i)の生成
物を粉砕室へ導入する質量流量および鉱物のスラ
リを粉砕室から取出す質量流量が制御される。そ
の結果、粉砕エネルギーの単位消費当たりの細か
い粒子の割合を増大させて粉砕効率を向上させ、
ボールミルのように摩耗または破壊する粉砕球に
よる鉱物の汚染を回避することができる。なお湿
つている状態で粉砕を行なうことは有利である
が、スラリを形成するのに必要とされる以上の水
を付加することは望ましくない。固体含有量が50
重量%より少ないと、単位重量の乾燥固体当たり
懸濁液内で散逸されるエネルギの量が減少する。
一方過剰な水は、粉砕された鉱物を販売する前に
費用のかかる脱水処理によつて除去せねばならな
い。
粉砕室におけるスラリの体積をほぼ一定に保持
するためには、例えば逆U字状部分を、粉砕室か
ら粉砕されたスラリを取出す導管に設ける。逆U
字状部分の最高点の高さは粉砕室の液体レベルを
決定し、これにより、粉砕室の液体レベル、した
がつて粉砕室のスラリの体積は一定に保持され
る。
粉砕室へ導入される段階(i)の生成物の量の制御
はオン、オフ制御である。段階(i)の生成物は、例
えばベルトコンベヤにより粉砕室へ運ばれ、ベル
トコンベヤ用電動機がオン、オフされて、粉砕室
への生成物の導入量が、オン、オフ制御される。
アトリツシヨンミルの電動機の電流の上限はそ
の電動機の製造者が言う全負荷電流より少し低い
安全値、例えば全負荷電流の70〜98%に設定され
る。この上限は、電動機を過負荷による損傷から
保護すること、およびその寿命を延ばすことをね
らう。また、下限は、その値未満では粉砕室にお
ける鉱物の有効な粉砕がほとんど行なわれないと
出願人が見い出した電動機電流の値に設定され
る。
粉砕室への粉砕された鉱物の導入量は前述のよ
うにオン、オフ制御されるが、水および分散剤
(解こう剤)の供給は連続的に行なわれる。
粉砕室におけるスラリの体積が保持されるほぼ
一定とは、したがつて粉砕室における液体レベル
が保持されるほぼ一定とは、平均レベルの±5%
以下を意味する。
本発明の方法を炭酸カルシウム鉱物の粉砕への
応用について以下に説明する。
方法の段階(i)において、別々のバツチの炭酸カ
ルシウム鉱物を異なる程度に粗砕するか、粗砕鉱
物の粒径分布をふるいにより変えて、いかなる割
合でも組合わされる生成物を作り、特に有利な粒
径分布をもつ混合とすることができる。
方法の段階(ii)において、分散剤は、多珪酸、ポ
リアクリル酸あるいは5000以下の平均分子量をも
つポリメタアクリル酸の水溶性塩、あるいは英国
特許第1414964号に開示されている形式の重合体
とすることができる。使用される分散剤の量は、
炭酸カルシウム鉱物の乾燥重量に関して、一般に
0.1ないし0.6重量%の範囲にある。
方法の段階(iii)において、スラリの撹拌は、スラ
リ中で消費されるエネルギーの量が乾燥炭酸カル
シウム1t当りなるべく少なくとも30馬力一時間で
あり、ただし通常乾燥炭酸カルシウム1t当り250
馬力一時間(80−650kJ/Kg)以下であるような
条件で、行なわれる。
粉砕された炭酸カルシウム鉱物のスラリを粉砕
室から連続的に取出す際、粉砕された炭酸カルシ
ウム鉱物は、適当な穴径のふるいを通して、アト
リツシヨンミルから有利に取出される。アトリツ
シヨンミルは、ベルギー特許第883516号明細書に
記載されている形式のものであり、その出口に
は、粗粒を留めるが微粒のスラリは通過させるふ
るいが取付けられている。このようなアトリツシ
ヨンミルの1実施例では、ふるいの穴径は通常
0.1ないし0.5mmの範囲(すなわち150番メツシユ
および30番メツシユの英国標準ふるい)にある。
水、分散剤、および炭酸カルシウム鉱物がアト
リツシヨンミルの粉砕室へ導入される質量流量
と、粉砕された炭酸カルシウムのスラリが粉砕室
から取出される質量流量は、次の条件が満たされ
るようなものであることが好ましい。すなわち粉
砕室から取出されるスラリの固体含有量が少なく
とも60重量%ただし80重量%以下であり、粉砕室
内の物質の容積がほぼ一定に保たれ、羽根車を駆
動する電動機の消費電力が所定の上限と下限との
間に保たれ、この上限は、所定の電圧で電動機の
とる電流が全負荷電流の70ないし98%なるべく90
ないし97%であり、上限と下限の差が上限の5な
いし50%なるべく20ないし30%であるようにす
る。供給鉱物の粉砕量を充分高いレベルに維持し
て、アトリツシヨンミルをその最大容量または最
大効率の所またはその近くで使用できるようにす
るため、電動機のとる電流が前述の上限と下限と
の間に保たれる。
本発明の方法を実施するのに適した装置を添付
図面について以下に説明する。
アトリツシヨンミルは、断面八角形で高さより
わずか小さい幅をもつ粉砕室1を含んでいる。そ
の下端には、充分粉砕された粒子を含むスラリを
通すが充分微細に粉砕されない粒子は留めるふる
い3をもつ出口箱2が設けられている。供給シユ
ート4は、固体粒状の炭酸カルシウム鉱物を粉砕
室1へ供給できるようにしている。それぞれ制御
弁7および8を備えた導管5および6は、水およ
び分散剤をそれぞれ制御された流量で粉砕室1内
へ導入するのに役立つ。粉砕すべき炭酸カルシウ
ム鉱物は、矢印10で示す位置において無端ベル
トコンベア9上へ載せられ、粉砕室1の所まで運
搬され、供給シユート4を経て粉砕室へ放出され
る。
粉砕室1は、歯車箱15を介して電動機14に
より駆動される垂直中心軸13に取付けられた8
本の円形断面の直線棒12を含む羽根車11を備
えている。電力はケーブル16を通して電動機1
4へ供給され、このケーブル16を流れる電流す
なわち電動機のとる電流は、測定装置17で検知
され、電動機14のとる電流に比例した信号をこ
の測定装置17が制御装置18へ送り、無端ベル
トコンベア9を駆動する電動機19をこの制御装
置18が制御する。電動機14のとる電流が第1
の特定の値すなわち上限を超過すると、電動機1
9は制御装置18により消勢され、粉砕室1への
炭酸カルシウムの供給が停止される。電動機14
のとる電流が第2の特定の値すなわち下限以下に
再び低下すると、制御装置18が電動機19を再
び付勢し、炭酸カルシウム鉱物の供給が再開され
る。
制御装置18は、電動機14のとる電流の上限
すなわち電動機19を消勢すべき電流値を決定す
る第1のプリセツトポテンシヨメータと、上限と
下限との差の大きさを決定する第2のプリセツト
ポテンシヨメータとを備えている。粉砕室1内の
液面は、逆U字状部分21をもつ導管20を出口
箱2の最低点へ接続することによつて、一定に保
たれ、逆Uの頂点が所望の液面を定める。この頂
点に、通気穴22がサイホンブレーカとして設け
られている。粉砕されたスラリは、導管20を通
つて生成物だめ23へ達する。
本発明をさらに次の例によつて例示する。
例 1
カララ大理石の大きい塊が、通常の粗砕装置に
よつて粗砕され、粗砕された物質は、以下の第1
表に示す粒径分布をもつていた。
第1表
粒径範囲(mm) 粒径範囲の重量%
>12……6> 61.8
>6……4> 21.9
>4……2> 13.5
>2……1> 1.0
>1 1.8
100.0
粗砕された物質は、3.72t/hの平均流量で、
2260/hの流量の水および乾燥固体の重量に関
して0.19重量%の割合の平均分子量1650をもつポ
リアクリル酸ナトリウム分散剤と共に、添付図面
に示した形式のアトリツシヨンミルの粉砕室へ供
給された。粉砕室の内容物は羽根車により撹拌さ
れてスラリになつた。付加的な粉砕媒体は粉砕室
へは導入されず、乾燥炭酸カルシウム1t当り65馬
力一時間のエネルギー(175kJ/Kg)がスラリ中
で消費された。運転中における粉砕室の全固体含
有量は約86ないし89%であつた。羽根車を駆動す
る電動機の全負荷定格は375Aで、粉砕室へ供給
される固体の流量は、電動機のとる最大電流が
360Aで、電動機のとる最小電流が280Aであるよ
うに、制御された。微細に粉砕された粒子のスラ
リはふるいを通過し、そのスラリの試料(サンプ
ル)が間隔をおいて採取され、粉砕物質の全生産
量を表わす大きな試料が準備された。生成物は、
62.2重量%の粉砕された炭酸カルシウムを含む解
こうされたスラリからなり、その粒径分布は、26
重量%が2μより小さい等価球径をもつ粒子から
なり、39重量%が10μより大きい等価球径をもつ
粒子からなり、2.3重量%が300番メツシユの英国
標準ふるいに留められる粒子からなるものであつ
た。
比較のために、上述した方法において供給物質
として使用された粗砕大理石の試料が、球石を粉
砕媒体とする通常のボールミルにおけるほぼ同じ
粒径分布(すなわち28重量%が2μより小さい等
価球径をもち、42重量%が10μより大きい等価球
径をもち、1.3重量%が300番メツシユの英国標準
ふるいに留められる)に粉砕された。ボールミル
は、11tの粗砕された大理石を含むバツチを粉砕
できたが、これを所望の粉末度にするのに要した
時間は、排出と再装入のための1時間を含めて6
時間であつた。したがつて平均生産量は、本発明
の方法によつて得られる3.72t/hに比較して、乾
燥した粉砕炭酸カルシウム1.57t/hであつた。本
発明の方法によつて使用される1つのアトリツシ
ヨンミルは、したがつて従来の方法により使用さ
れるボールミルの2つあるいは3つに相当する。
例 2
白い石灰石の大きい塊が従来の粗砕装置によつ
て粗砕され、粗砕された物質はさらにハンマミル
により粉砕されて、次の第2表に示す粒径分布を
もつ物質を生じた。
第2表
粒径範囲(mm) 粒径範囲の重量%
>12 7.9
>12……<6 35.1
>6……<4 11.6
>4……<2 19.9
>2……<1 10.3
>1 15.2
100.0
ハンマミルで粉砕された物質は、添付図面に示
すアトリツシヨンミルの粉砕室へ、948/hの流
量の水および乾燥固体重量に関して0.45重量%の
割合の例1に使用されたポリアクリル酸ナトリウ
ム分散剤と共に供給されて、約85−89重量%の固
体を含むスラリを形成した。粉砕された物質の平
均生産量は1.84t/hであつたが、ベルトコンベヤ
9は、粉砕された物質の供給シユート4への供給
量が1.84t/hより大きいような速度で運転された
ので、電動機14のとる電流は、制御装置18に
よりベルトコンベア19を付勢したり消勢したり
することによつて、全負荷定格の約80%に保つこ
とができた。羽根車を駆動する電動機は375Aの
全負荷定格をもつており、粉砕物質の送出し量
は、電動機のとる最大電流が340Aで、電動機の
とる最小電流が260Aであるように、制御され
た。粉砕室1の内容物は羽根車11により撹拌さ
れた。付加的な粉砕媒体は導入されず、乾燥炭酸
カルシウム1t当り135馬力一時間のエネルギー
(357kJ/Kg)がスラリで消費された。0.250mmの穴
径をもつふるい3を通つた微粒のスラリの試料が
間隙をおいて採取され、粉砕物質の全生産量を表
わす連続体(バルクサンプル)が準備された生成
物は、65.7重量%の粉砕された炭酸カルシウムを
含む解こうされたスラリからなり、その粒径分布
は、39重量%が2μより小さい等価球径をもつ粒
子からなり、15重量%が10μより大きい等価球径
をもつ粒子からなり、0.91重量%が300番メツシ
ユの英国標準ふるいで留められる粒子からなるも
のであつた。
生成物は、充分な量の分散剤を第1のアトリツ
シヨン粉砕段階で加えたためさらにこれを加える
ことが不要である点を除いて、例1に述べた方法
により超微細炭酸カルシウムを作るためにさらに
粉砕するのに適していた。
カララ大理石の大きな塊が通常の粗砕装置によ
つて粗砕され、粗砕された物質はハンマミルにお
いてさらに粉砕され、次の第3表に示される粒径
分布をもつ物質を生じた。
第3表
粒径範囲(mm) 粒径範囲の重量%
12以上 18.1
6〜12 43.9
4〜6 8.6
2〜4 11.5
1〜2 3.9
1以下 14.0
100.0
ハンマミルで粉砕された物質は、3つの部分、
すなわち本発明による部分Aと、比較のための部
分すなわち本発明によらない部分B,Cとに分割
された。まず本発明による部分Aは、図面に示さ
れているアトリツシヨンミルに類似のアトリツシ
ヨンミルの粉砕室へ水とともに供給され、この水
には、例1および2に用いられているポリアクリ
ル酸の分散剤の0.45重量%(乾燥大理石の重さに
基く)の大理石が溶解しており、これにより、約
85ないし89重量%の固体を含むスラリが形成され
た。無端ベルトコンベヤ9は、ハンマミルにおい
て粉砕された物質を供給シユート4へ送出する量
が粉砕物質の平均生産量より少し大きく、したが
つて電動機15のとる電流が制御装置18による
コンベヤ電動機19の付勢および消勢によつて全
負荷定格375Aの約85ないし90%に維持され得る
ような速度で、動作せしめられた。ハンマミルに
おいて粉砕された物質の送出し量は、電動機のと
る最大電流が340A(全負荷定格の91%)で、電
動機のとる最小電流が270Aとなるように制御さ
れた。したがつて上限と下限との差は上限のほぼ
21%であつた。粉砕室1の内容物は羽根車により
撹拌され、単位重量の乾燥大理石当たりスラリで
消費されるエネルギ量は、粉砕期間中に電動機に
よつて消費される電気のkWhの数字から計算さ
れた。穴寸法0.250mmのふるい3を通過する細か
く粉砕された粒子のスラリの試料が間隔をおいて
(10分ごとに)採取され、粉砕物質の全出力を表
わす連続体(バルクサンプル)が準備された300
番メツシユの英国標準ふるい(公称穴径53μ)に
留められた試料の重量、等価球直径が2μより小
さい粒子から成る重量、およびスラリ内のすべて
の乾燥固体の重量%が測定された。電動機のとる
電流はほぼ安定しており、粉砕期間の大部分では
330ないし340Aの範囲内であつたことが判明し
た。粉砕条件はほぼ安定であつた。
本発明によらない比較例としての部分Bは、次
のことを除いて部分Aと同じ方法で処理され、す
なわちこの場合ではアトリツシヨンミルが前述の
ベルギー国特許明細書第883516号に対応するイギ
リス国特許明細書第1469028号に記載されている
方法によつて制御された。この制御方法ではふる
い3による排出が、部分Aにおけるように連続的
ではなく、自動オン、オフ弁により制御され、こ
の弁は電動機の電流が所定レベルより下降すると
開かれ、電流が別の所定レベルより上昇すると閉
じられた。ハンマミルで粉砕された大理石と分散
剤を含む水とはアトリツシヨンミルへ一定の割合
で連続的に供給され、これにより約82重量%の固
体を含むスラリを形成し、ふるいを通る生成スラ
リの排出量は、オン、オフ弁が開かれると水の供
給量より少し大きくなつた。したがつてこの場
合、粉砕室における物質の体積は一定には維持さ
れなかつた。排出弁が閉じられている場合、粉砕
室の物質の体積は安定的に増大し、同時にスラリ
は徐々に希釈され、この結果、電動機のとる電流
は減少した。電流が最小レベルまで下降すると、
排出弁は開き、粉砕室の物質の体積は減少し、ス
ラリの濃度および電動機のとる電流は憎大した。
電流が最大レベルまで上昇すると、排出弁は閉じ
られた。この場合、電動機のとる電流は広範囲に
渡つて振動するので、最大電流と最小電流との差
は時々最大電流の50%を越え、また電流は、電動
機が過負荷となり回転停止するおそれがある期間
では設定最大レベル以上に維持される傾向があつ
た。すなわちハンマミルにおいて粉砕された大理
石は硬度および粒子寸法の分布に関して変化する
傾向があるので、電動機14への供給電流を所望
範囲内に維持することは困難であつた。したがつ
てイギリス国特許明細書第1469028号の方法をア
トリツシヨンミルに適用しても、一定の監視が必
要であることが判明した。
最後に本発明によらない比較例としての部分C
は、次のことを除いて部分Aと同様に処理され、
すなわち水と粗砕された大理石との添加量は、粉
砕室で形成されるスラリが約65ないし70重量%の
固体を含むように選ばれた。制御装置は電動機の
最大電流を除いて部分Aの場合に使用されたもの
と同一であつた。すなわち電動機の最大電流は電
動機の過負荷を回避するために設定されるが、部
分Cの場合、最大電流は300A、すなわち全負荷
定格の80%より大きい電流に設定することが困難
であることが判明した。電動機の最小電流は
240Aに設定されているので、上限(300A)と下
限(240A)との差は上限の20%であつた。
結果を次の第4表に示す。
The present invention relates to the grinding of minerals, more particularly, but not exclusively, to the grinding of calcite marble, intrusive calcite, dolomite and limestone to provide finely divided calcium carbonate suitable for use as pigments or fillers. It relates to the grinding of various hard natural calcium carbonates such as. Generally, hard calcium carbonate is cut out by blasting, and the large rock blocks thus obtained are crushed in a powerful crusher. The final product of the crushing equipment is generally flakes with a maximum particle size of about 20 mm. These flakes are then further reduced in diameter by grinding in a ball mill charged with a suitable grinding medium such as ballstones (other grinding media are commonly used as well) with a diameter of approximately 50-100 mm. be done.
The ball milling step can be carried out wet or dry, but when further milling of the product is required, it is preferable to mill the flakes in the form of an aqueous slurry. Thus, the ball mill normally used in the conventional grinding method of minerals consists of a cylindrical container that rotates around a horizontal axis and grinding balls as a grinding medium housed in the container. The crushing balls are then carried upward and fall, colliding with the material to be crushed in the container to crush it. The falling distance of the crushing ball cannot be greater than the inner diameter of the cylinder of the container. The disadvantage of ball mills is high installation costs. Moreover, the energy applied to the material to be ground is determined by the weight of the grinding balls and the falling distance of the balls, which does not exceed the inner diameter of the cylinder of the mill vessel. For this reason, the grinding efficiency of ball mills, measured by the weight of material that can be reduced to a given particle size per hour, tends to be relatively low. Furthermore, the maintenance costs of conventional ball mills are high. This is because the ball mill is supported at each end by heavy roller or ball bearings which are subject to wear and therefore must be replaced frequently. Also, during the grinding of the feed material, the grinding balls themselves may wear out or break down to some extent, so that the product becomes contaminated with the materials that make up the grinding balls. The aim of the present invention is to eliminate the disadvantages of the traditional method using ball mills, namely to reduce installation costs, increase grinding efficiency, lower maintenance costs and avoid contamination of the product by grinding balls. The purpose of the present invention is to provide a method for crushing minerals. To achieve this objective, according to the invention, (i) large mineral blocks are crushed so that almost all 20
(ii) into a grinding chamber of an attrition mill having a rotatable internal impeller driven by an electric motor;
A method of grinding minerals comprising introducing water, a dispersant, and the product of step (i) to form a slurry; and (iii) agitating the slurry in a grinding chamber. of slurry is continuously taken out from the grinding chamber, the volume of the slurry in the grinding chamber is kept approximately constant,
The power consumed by the electric motor is maintained between the upper and lower limits by controlling the amount of product of step (i) introduced into the grinding chamber, and during stirring of the slurry the power consumed by the grinding chamber is maintained between the upper and lower limits. is free of particulate solid material other than that added as a product of step (i);
The mass flow rates for introducing water, dispersant, and the product of step (i) into the grinding chamber and for removing the slurry of ground minerals from the grinding chamber are such that the slurry of ground minerals removed from the grinding chamber is , containing at least 50% by weight of solids with respect to the slurry. Thus, according to the invention, minerals are ground without the need for grinding media. Thus, according to the invention, minerals are ground in an attrition mill without grinding media. The present invention also provides that a slurry of ground minerals is continuously removed from the grinding chamber, and that the volume of the slurry in the grinding chamber, the power consumed by the electric motor, as well as the water, dispersant, and step (i) The mass flow rates for introducing the product into the grinding chamber and for removing the mineral slurry from the grinding chamber are controlled. As a result, the proportion of fine particles per unit consumption of grinding energy is increased to improve grinding efficiency,
Contamination of minerals by grinding balls that wear out or break as in ball mills can be avoided. Although it is advantageous to carry out milling while wet, it is undesirable to add more water than is required to form a slurry. solids content 50
Less than % by weight reduces the amount of energy dissipated within the suspension per unit weight of dry solids.
On the other hand, excess water must be removed by costly dewatering processes before the crushed minerals can be sold. In order to keep the volume of the slurry in the grinding chamber approximately constant, for example an inverted U-shaped section is provided in the conduit for removing the ground slurry from the grinding chamber. Inverted U
The height of the highest point of the glyphs determines the liquid level in the grinding chamber, so that the liquid level in the grinding chamber and therefore the volume of slurry in the grinding chamber remains constant. Control of the amount of product of step (i) introduced into the grinding chamber is an on-off control. The product of step (i) is transported to the grinding chamber by, for example, a belt conveyor, and the electric motor for the belt conveyor is turned on and off to control the amount of product introduced into the grinding chamber. The upper limit of current for an attrition mill motor is set at a safe value slightly lower than the motor manufacturer's full load current, for example 70-98% of the full load current. This upper limit aims to protect the motor from damage due to overload and to extend its life. The lower limit is also set at a value of motor current below which the applicant has found that there is little effective grinding of the mineral in the grinding chamber. The amount of crushed mineral introduced into the crushing chamber is controlled on and off as described above, but the supply of water and dispersant (peptizer) is carried out continuously. The volume of the slurry in the grinding chamber is maintained approximately constant, and therefore the liquid level in the grinding chamber is maintained approximately constant ± 5% of the average level.
means the following: The application of the method of the present invention to the grinding of calcium carbonate minerals will be described below. In step (i) of the process, separate batches of calcium carbonate minerals are crushed to different degrees or the particle size distribution of the crushed minerals is varied by sieving to produce a product that is combined in any proportion, which is particularly advantageous. It is possible to form a mixture with a uniform particle size distribution. In step (ii) of the process, the dispersant is a water-soluble salt of polysilicic acid, polyacrylic acid or polymethacrylic acid with an average molecular weight of less than 5000, or a polymer of the type disclosed in British Patent No. 1414964. It can be done. The amount of dispersant used is
Regarding the dry weight of calcium carbonate minerals, generally
It ranges from 0.1 to 0.6% by weight. In step (iii) of the method, the slurry is agitated such that the amount of energy consumed in the slurry is preferably at least 30 horsepower per ton of dry calcium carbonate per hour, but usually 250 horsepower per ton of dry calcium carbonate.
It is carried out under conditions such that the horsepower is less than one hour (80-650kJ/Kg). During continuous removal of the slurry of ground calcium carbonate mineral from the grinding chamber, the ground calcium carbonate mineral is advantageously removed from the attrition mill through a sieve of suitable hole size. The attrition mill is of the type described in Belgian Patent No. 883,516 and is fitted at its outlet with a sieve which retains the coarse particles but allows the fine slurry to pass through. In one embodiment of such an attrition mill, the sieve hole diameter is typically
In the range 0.1 to 0.5 mm (i.e. No. 150 mesh and No. 30 mesh British standard sieves). The mass flow rates at which water, dispersant, and calcium carbonate minerals are introduced into the grinding chamber of the attrition mill, and the mass flow rates at which the ground calcium carbonate slurry is removed from the grinding chamber, are such that the following conditions are met: Preferably. That is, the solids content of the slurry removed from the grinding chamber is at least 60% by weight but not more than 80% by weight, the volume of material in the grinding chamber is kept approximately constant, and the power consumption of the electric motor driving the impeller is kept at a given level. The upper limit is kept between an upper limit and a lower limit, and this upper limit is such that at a given voltage the current drawn by the motor is between 70 and 98% of the full load current, preferably 90
and 97%, and the difference between the upper and lower limits should be 5 to 50% of the upper limit, preferably 20 to 30%. In order to maintain the grinding rate of the feed mineral at a high enough level to allow the attrition mill to operate at or near its maximum capacity or maximum efficiency, the current drawn by the motor must be within the upper and lower limits mentioned above. kept between. An apparatus suitable for carrying out the method of the invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The attrition mill includes a grinding chamber 1 with an octagonal cross-section and a width slightly less than its height. At its lower end there is provided an outlet box 2 with a sieve 3 through which the slurry containing sufficiently ground particles passes, but which retains particles that are not sufficiently ground. The supply chute 4 allows solid granular calcium carbonate mineral to be supplied to the grinding chamber 1 . Conduits 5 and 6 with control valves 7 and 8 respectively serve to introduce water and dispersant into the grinding chamber 1 at controlled flow rates, respectively. The calcium carbonate minerals to be ground are placed on an endless belt conveyor 9 at the position indicated by the arrow 10, conveyed to the grinding chamber 1 and discharged into the grinding chamber via the feed chute 4. The grinding chamber 1 consists of an 8
It is equipped with an impeller 11 including a straight rod 12 with a book circular cross section. Electric power is supplied to electric motor 1 through cable 16.
4, the current flowing through this cable 16, that is, the current taken by the motor, is detected by a measuring device 17, and this measuring device 17 sends a signal proportional to the current taken by the motor 14 to the control device 18, which sends a signal to the endless belt conveyor 9. This control device 18 controls an electric motor 19 that drives the. The current taken by the motor 14 is the first
When a certain value or upper limit of is exceeded, motor 1
9 is deenergized by the control device 18, and the supply of calcium carbonate to the grinding chamber 1 is stopped. Electric motor 14
When the current taken by the current decreases again below a second specific value or lower limit, the control device 18 reenergizes the electric motor 19 and the supply of calcium carbonate mineral is resumed. The control device 18 includes a first preset potentiometer that determines the upper limit of the current taken by the motor 14, that is, the current value at which the motor 19 should be de-energized, and a second preset potentiometer that determines the magnitude of the difference between the upper and lower limits. Equipped with a preset potentiometer. The liquid level in the grinding chamber 1 is kept constant by connecting a conduit 20 with an inverted U-shaped portion 21 to the lowest point of the outlet box 2, the apex of the inverted U defining the desired liquid level. . At this apex, a ventilation hole 22 is provided as a siphon breaker. The milled slurry passes through conduit 20 to product reservoir 23 . The invention is further illustrated by the following examples. Example 1 A large block of Carrara marble is crushed using a conventional crushing device, and the crushed material is
It had the particle size distribution shown in the table. Table 1 Particle size range (mm) Weight % of particle size range >12...6> 61.8 >6...4> 21.9 >4...2> 13.5 >2...1> 1.0 >1 1.8 100.0 Coarsely crushed The material was transported at an average flow rate of 3.72t/h.
It was fed into the grinding chamber of an attrition mill of the type shown in the attached drawing together with water at a flow rate of 2260/h and a sodium polyacrylate dispersant having an average molecular weight of 1650 in a proportion of 0.19% by weight with respect to the weight of the dry solids. . The contents of the grinding chamber were agitated by an impeller into a slurry. No additional grinding media was introduced into the grinding chamber and 65 horsepower per hour of energy per ton of dry calcium carbonate (175 kJ/Kg) was dissipated in the slurry. The total solids content of the grinding chamber during operation was about 86 to 89%. The motor driving the impeller has a full load rating of 375A, and the flow rate of solids supplied to the grinding chamber is determined by the maximum current taken by the motor.
It was controlled so that the minimum current taken by the motor was 280A at 360A. The slurry of finely ground particles was passed through a screen and samples of the slurry were taken at intervals to prepare large samples representing the total production of ground material. The product is
It consists of a defrosted slurry containing 62.2% by weight of ground calcium carbonate, with a particle size distribution of 26
% by weight consists of particles with an equivalent spherical diameter smaller than 2μ, 39% by weight consists of particles with an equivalent spherical diameter greater than 10μ, and 2.3% by weight consists of particles that can be retained on a No. 300 mesh British standard sieve. It was hot. For comparison, the sample of coarsely crushed marble used as feed material in the method described above has approximately the same particle size distribution (i.e., 28% by weight has an equivalent spherical diameter smaller than 2 μ 42% by weight had an equivalent sphere diameter greater than 10μ and 1.3% by weight was retained on a No. 300 mesh British standard sieve). The ball mill was able to crush a batch containing 11 tons of coarsely crushed marble, but it took 6 hours to achieve the desired fineness, including 1 hour for evacuation and recharging.
It was time. The average production was therefore 1.57 t/h of dry ground calcium carbonate compared to 3.72 t/h obtained by the method of the invention. One attrition mill used according to the method of the invention therefore corresponds to two or three ball mills used according to the conventional method. Example 2 A large block of white limestone was crushed by conventional crushing equipment and the crushed material was further crushed by a hammer mill to produce a material having the particle size distribution shown in Table 2 below. Table 2 Particle size range (mm) Weight % of particle size range >12 7.9 >12...<6 35.1 >6...<4 11.6 >4...<2 19.9 >2...<1 10.3 >1 15.2 100.0 The material ground in the hammer mill was transferred to the grinding chamber of the attrition mill shown in the accompanying drawing with water at a flow rate of 948/h and the sodium polyacrylate dispersion used in Example 1 in a proportion of 0.45% by weight with respect to the dry solid weight. was fed with the agent to form a slurry containing about 85-89% solids by weight. The average output of crushed material was 1.84 t/h, but the belt conveyor 9 was operated at such a speed that the feed rate of crushed material to the feed chute 4 was greater than 1.84 t/h. The current drawn by the electric motor 14 could be maintained at about 80% of the full load rating by energizing and deenergizing the belt conveyor 19 using the control device 18. The electric motor driving the impeller had a full load rating of 375A, and the rate of milled material delivery was controlled such that the maximum current drawn by the motor was 340A and the minimum current drawn by the motor was 260A. The contents of the grinding chamber 1 were agitated by an impeller 11. No additional grinding media was introduced and 135 horsepower per hour of energy per ton of dry calcium carbonate (357 kJ/Kg) was consumed in the slurry. Samples of the fine slurry passed through a sieve 3 with a hole size of 0.250 mm were taken at intervals and a continuum (bulk sample) representing the total production of ground material was prepared. The product was 65.7% by weight. The particle size distribution consists of 39% by weight of particles with an equivalent spherical diameter of less than 2μ and 15% by weight of particles with an equivalent spherical diameter of greater than 10μ. 0.91% by weight consisted of particles that would be retained on a No. 300 mesh British standard sieve. The product was further processed to make ultrafine calcium carbonate by the method described in Example 1, except that a sufficient amount of dispersant was added in the first attrition grinding step so that no further addition was necessary. It was suitable for crushing. Large blocks of Carrara marble were crushed using conventional crushing equipment and the crushed material was further crushed in a hammer mill to produce a material with the particle size distribution shown in Table 3 below. Table 3 Particle size range (mm) Weight % of particle size range 12 or more 18.1 6-12 43.9 4-6 8.6 2-4 11.5 1-2 3.9 1 or less 14.0 100.0 The material ground in the hammer mill is divided into three parts:
That is, it was divided into a portion A according to the present invention and portions B and C not according to the present invention for comparison. Part A according to the invention is first fed with water to the grinding chamber of an attrition mill similar to the attrition mill shown in the drawing; 0.45% by weight (based on the weight of the dry marble) of the acid dispersant is dissolved in the marble, which causes approx.
A slurry was formed containing 85 to 89 weight percent solids. The endless belt conveyor 9 delivers the material ground in the hammer mill to the supply chute 4 in a slightly larger amount than the average output of ground material, so that the current taken by the motor 15 is controlled by the control device 18 to energize the conveyor motor 19. and was operated at a speed such that it could be maintained at approximately 85 to 90% of the full load rating of 375 A by deenergization. The amount of crushed material delivered in the hammer mill was controlled such that the maximum current taken by the motor was 340A (91% of full load rating) and the minimum current taken by the motor was 270A. Therefore, the difference between the upper and lower limits is approximately the same as the upper limit.
It was 21%. The contents of the grinding chamber 1 were stirred by an impeller and the amount of energy consumed in the slurry per unit weight of dry marble was calculated from the number of kWh of electricity consumed by the electric motor during the grinding period. Samples of the slurry of finely ground particles passing through sieve 3 with hole size 0.250 mm were taken at intervals (every 10 minutes) to prepare a continuum (bulk sample) representing the total output of the ground material. 300
The weight of the sample held on a No. 3 mesh British standard sieve (nominal hole diameter 53μ), the weight consisting of particles with an equivalent spherical diameter smaller than 2μ, and the weight percent of all dry solids in the slurry were determined. The current drawn by the motor is almost constant and for most of the grinding period
It turned out that it was in the range of 330 to 340A. The grinding conditions were almost stable. Part B, as a comparative example not according to the invention, was processed in the same way as part A, with the following exceptions, i.e. in this case the attrition mill corresponds to the aforementioned Belgian Patent Specification No. 883,516. Controlled by the method described in British Patent Specification No. 1469028. In this control method, the discharge through the sieve 3 is not continuous as in part A, but is controlled by an automatic on-off valve, which is opened when the motor current drops below a predetermined level, and when the current drops below another predetermined level. Closed as it rose more. Marble crushed in a hammer mill and water containing a dispersant are continuously fed at a constant rate to an attrition mill, thereby forming a slurry containing approximately 82% solids by weight, and passing the resulting slurry through a sieve. The discharge amount became slightly larger than the water supply amount when the on-off valve was opened. In this case, therefore, the volume of material in the grinding chamber was not kept constant. When the discharge valve was closed, the volume of material in the grinding chamber steadily increased, and at the same time the slurry was gradually diluted, as a result of which the current drawn by the motor decreased. When the current drops to its minimum level,
The discharge valve opened, the volume of material in the grinding chamber decreased, the concentration of the slurry and the current drawn by the motor increased.
When the current rose to the maximum level, the discharge valve was closed. In this case, the current drawn by the motor oscillates over a wide range, so that the difference between the maximum and minimum currents sometimes exceeds 50% of the maximum current, and the current remains constant for periods during which the motor may become overloaded and stop rotating. There was a tendency for the level to be maintained above the set maximum level. That is, because marble crushed in a hammer mill tends to vary in hardness and particle size distribution, it has been difficult to maintain the current supplied to the motor 14 within a desired range. It has therefore been found that even when the method of GB 1469028 is applied to an attrition mill, certain monitoring is required. Finally, part C as a comparative example not according to the present invention
is treated the same as part A except that:
That is, the amounts of water and crushed marble added were chosen such that the slurry formed in the grinding chamber contained about 65 to 70% solids by weight. The control system was the same as that used in Part A except for the maximum current of the motor. That is, the maximum current of the motor is set to avoid overloading the motor, but in the case of part C, it is difficult to set the maximum current to a current greater than 300A, i.e. 80% of the full load rating. found. The minimum current of the motor is
Since it was set to 240A, the difference between the upper limit (300A) and the lower limit (240A) was 20% of the upper limit. The results are shown in Table 4 below.
【表】
部分AおよびBは粉砕されて同様の粒子径の生
成物となつたが、部分Aを粉砕する方法の比較的
良い制御能力は、部分Bを粉砕砕する方法と比較
して、粉砕された大理石の生産量を高くし、かつ
粉砕期間中の消費エネルギーの量を節約できるこ
とが認められた。
部分Cの場合では生成スラリにおける固体の重
量%は部分AおよびBの場合より低かつた。粉砕
された大理石の生産量は著しく減少し、細かく分
割された生成物を得ることは不可能であつた。
これらの結果からわかるように、大理石の場合
より生産性が低くまた消費エネルギーが大きいけ
れども、本発明の方法は、石灰のように硬質の炭
酸カルシウム物質を粉砕するのに適している。
なお本発明において、ほぼ一定に維持されるの
は、粉砕室の固体物質の体積ではなく、スラリ
(固体物質とそれが浮遊している水溶媒体)の体
積である。Table: Although Parts A and B were milled to products of similar particle size, the relatively better controllability of the method of milling Part A compared to the method of milling Part B resulted in It has been found that the production of polished marble can be increased and the amount of energy consumed during the crushing period can be saved. For Part C, the weight percent solids in the resulting slurry was lower than for Parts A and B. The yield of crushed marble was significantly reduced and it was not possible to obtain a finely divided product. As can be seen from these results, the method of the present invention is suitable for grinding hard calcium carbonate materials such as lime, although the productivity is lower and the energy consumption is higher than in the case of marble. In the present invention, it is not the volume of the solid material in the grinding chamber that is maintained substantially constant, but the volume of the slurry (the solid material and the water medium in which it is suspended).
図は本発明の方法を実施する装置の構成図であ
る。
1…粉砕室、2…出口室、3…ふるい、4…供
給ホツパ、5…水導入用導管、6…分散剤導入用
導管、9…ベルトコンベア、11…羽根車、1
4,19…電動機、17…電流測定装置、18…
制御装置。
The figure is a block diagram of an apparatus for carrying out the method of the present invention. DESCRIPTION OF SYMBOLS 1... Grinding chamber, 2... Outlet chamber, 3... Sieve, 4... Supply hopper, 5... Water introduction conduit, 6... Dispersant introduction conduit, 9... Belt conveyor, 11... Impeller, 1
4, 19...Electric motor, 17...Current measuring device, 18...
Control device.
Claims (1)
が20mm以下の小片から成る生成物を得る段階
と、 (ii) 電動機により駆動される回転可能な内部羽根
車をもつアトリツシヨンミルの粉砕室の中へ、
水、分散剤、および段階(i)の生成物を導入して
スラリを形成する段階と、 (iii) スラリを粉砕室の中で羽根車により撹拌して
段階(i)の生成物を粉砕する段階と、 を有する鉱物の粉砕方法において、実質的に全部
が所定の粒径より小さい粉砕鉱物の粒子のスラリ
が粉砕室から連続的に取出され、所定の粒径より
大きい鉱物小片は粉砕室内に保留され、粉砕室に
おけるスラリの体積がほぼ一定に保持され、電動
機によつて消費される電力が、粉砕室へ導入され
る段階(i)の生成物の量を制御することによつて、
上限と下限との間に維持され、スラリの撹拌中、
粉砕室には段階(i)の生成物として添加された物質
以外の粒状固体物質は存在せず、水、分散剤、お
よび段階(i)の生成物を粉砕室へ導入する質量流量
および粉砕された鉱物の粒子のスラリを粉砕室か
ら取出す質量流量は、粉砕室から取出される粉砕
された鉱物のスラリが、固体をスラリに関して少
なくとも50重量%含むようなものであることを特
徴とする、鉱物の粉砕方法。 2 鉱物が炭酸カルシウム鉱物であることを特徴
とする、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 段階(iii)においてスラリの撹拌は、スラリにお
いて消費されたエネルギ量が、乾燥炭酸カルシウ
ム1t当たり少なくとも30馬力一時間であり、乾燥
炭酸カルシウム1t当たり250馬力一時間以下であ
る条件のもとで行なわれることを特徴とする、特
許請求の範囲第2項に記載の方法。 4 段階(ii)においてアトリツシヨンミルの粉砕室
へ導入される水、分散剤および炭酸カルシウム鉱
物の質量流量と、粉砕室から取出される粉砕炭酸
カルシウムのスラリの質量流量とが、粉砕室から
取出されるスラリ中の固体含有量が少なくとも60
重量%でありかつ80重量%以下であるように選ば
れていることを特徴とする、特許請求の範囲第2
項に記載の方法。 5 消費電力の上限は、所定電圧で電動機のとる
電流が全負荷電流の70ないし98%であり、消費電
力の上限と下限との差が上限の5ないし50%であ
るように選ばれていることを特徴とする、特許請
求の範囲第1項に記載の方法。[Claims] 1. (i) crushing a large mineral mass to obtain a product consisting almost entirely of small pieces of 20 mm or less; and (ii) an attritor having a rotatable internal impeller driven by an electric motor. Inside the grinding chamber of the Tushion mill,
introducing water, a dispersant, and the product of step (i) to form a slurry; and (iii) agitating the slurry with an impeller in a grinding chamber to grind the product of step (i). a method of grinding minerals having the steps of: a slurry of ground mineral particles substantially all of which are smaller than a predetermined particle size is continuously removed from a grinding chamber; the volume of the slurry in the grinding chamber being held substantially constant and the power consumed by the electric motor controlling the amount of product of step (i) introduced into the grinding chamber;
maintained between the upper and lower limits during stirring of the slurry;
There are no particulate solid materials in the grinding chamber other than those added as the product of step (i), and water, dispersant, and the mass flow rate introducing the product of step (i) into the grinding chamber and the ground The mass flow rate for removing the slurry of ground mineral particles from the grinding chamber is such that the slurry of ground mineral particles removed from the grinding chamber contains at least 50% by weight of solids with respect to the slurry. How to grind. 2. The method according to claim 1, wherein the mineral is a calcium carbonate mineral. 3. In step (iii), the slurry is stirred under conditions that the amount of energy consumed in the slurry is at least 30 horsepower per hour per ton of dry calcium carbonate and not more than 250 horsepower per hour per ton of dry calcium carbonate. A method according to claim 2, characterized in that the method is carried out. 4. The mass flow rate of water, dispersant and calcium carbonate mineral introduced into the grinding chamber of the attrition mill in step (ii) and the mass flow rate of the slurry of ground calcium carbonate removed from the grinding chamber are Solids content in the slurry removed is at least 60
% by weight and not more than 80% by weight
The method described in section. 5. The upper limit of power consumption is selected such that the current drawn by the motor at a given voltage is 70 to 98% of the full load current, and the difference between the upper and lower limits of power consumption is 5 to 50% of the upper limit. A method according to claim 1, characterized in that:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP930377A JPS5340462A (en) | 1977-02-01 | 1977-02-01 | Improvement relating to pulverizing ore |
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JP930377A JPS5340462A (en) | 1977-02-01 | 1977-02-01 | Improvement relating to pulverizing ore |
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Publication Number | Publication Date |
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JPS5340462A JPS5340462A (en) | 1978-04-13 |
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JP930377A Granted JPS5340462A (en) | 1977-02-01 | 1977-02-01 | Improvement relating to pulverizing ore |
Country Status (1)
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JP (1) | JPS5340462A (en) |
Families Citing this family (4)
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Citations (1)
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GB867228A (en) * | 1956-09-10 | 1961-05-03 | Weston David | Air system for dry material reduction mills and controls therefor |
-
1977
- 1977-02-01 JP JP930377A patent/JPS5340462A/en active Granted
Patent Citations (1)
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GB867228A (en) * | 1956-09-10 | 1961-05-03 | Weston David | Air system for dry material reduction mills and controls therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS5340462A (en) | 1978-04-13 |
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