JPS6151715A - 複合ケ−ブル - Google Patents

複合ケ−ブル

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Publication number
JPS6151715A
JPS6151715A JP17392184A JP17392184A JPS6151715A JP S6151715 A JPS6151715 A JP S6151715A JP 17392184 A JP17392184 A JP 17392184A JP 17392184 A JP17392184 A JP 17392184A JP S6151715 A JPS6151715 A JP S6151715A
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JP
Japan
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tensile strength
tape
composite cable
outer periphery
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP17392184A
Other languages
English (en)
Inventor
勝雄 下沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Junkosha Co Ltd
Original Assignee
Junkosha Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Junkosha Co Ltd filed Critical Junkosha Co Ltd
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Publication of JPS6151715A publication Critical patent/JPS6151715A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高い抗張力と軽自重、あるいは優れた耐屈
曲特性の要求される用途に適した複合ケーブルに係り、
例えば気球に取付けたテレビカメラと地上を結び、その
映像を地上に伝送する場合などに好適な複合ケーブルに
関する。
〔従来の技術〕
従来、例えばテレビカメラとスタジオ機器との連絡用ケ
ーブルとして、映像信号伝送用の同軸心、・制御信号回
線などを一条のケーブルにまとめた複合ケーブルがある
。この種の複合ケーブルは、カメラの移動とともに引き
まわされるため、機械的に強じん、かつ優れた可撓性が
要求され、さらに軽量であることも必要とされる。
ところで、従来より高所から地上の施設、建物の撮影が
行なわれているが、近年気球にテレビカメラを取り付け
て地上を撮影する方法が提案されている。このような場
合に、地上の機器と気球のテレビカメラを接続するケー
ブルとして、前述の複合ケーブルを用いると気流などに
よってケーブルに過大な張力がかかったときに断線して
しまうため使用に適さない。
また、気球固定用のロープにゆるく沿わせて配線するこ
とも考えられるが、気球には重量のある機器が搭載され
ているので、できるだけ気球の浮上の妨げとならないよ
うに固定用のローブを兼ねたケーブルの開発が望まれて
いる。
従来は、この種のケーブルに明確に対応するものはない
が、類似のものでは、例えば海上に配置した所定の船舶
と海洋開発のための海洋調査装置との間の電気信号伝達
用ケーブルとして水中吊下ケーブルが開発されている。
この水中吊下ケーブルは、垂直方向に布設されて使用さ
れることから少なくとも自重に耐え得るだけの抗張力を
持つものであって、特に波、潮流などの厳しい環境で使
用されるものについては、高い抗張力と耐屈曲特性が要
求される。
このような抗張力複合ケーブルとして、例えば実公昭5
6−54499号公報には、複数本の通信用ケーブルの
外周にポリエステルからなる押さえテープを巻き、その
上にピアノ線、ステンレス線等の弾性抗張力線を撚り合
わせて成る抗張力体を設け、その外周に給電用ケーブル
及び通信用ケーブルを設け、これらをシースで被覆一体
化してなる抗張力複合ケーブルが開示されている。しか
し、このように抗張力体として鋼線を用いた場合には、
鋼の比重が大きいためケーブル比重に対する許容荷重の
比が小さいので、高抗張力を必要とし、また軽自重を要
求される用途には使えないという欠点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は、上記した従来技術の欠点に鑑みなされたも
ので、高い抗張力を有し、且つ軽自重で耐屈曲特性も良
好な複合ケーブルの提供を目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
上記この発明が解決しようとする目的を達成するため、
この発明によれば、中心導体の外周に絶縁体と外部導体
を順次設けてなる同軸心と、この同軸心の外周に設けら
れる抗張力繊維の集合体と、この集合体の外周に設けら
れる少なくとも1本のテープ巻絶縁電線とをシースで被
覆一体化してなる複合ケーブルを構成する。
この構成において、抗張力繊維を同軸心の外周に設ける
方法としては、例えばフィラメント状に紡糸された抗張
力繊維を縦添え配置するか、螺旋状に巻きつけてもよく
、また、編組によって集合体を形成することもできる。
とくに編組した場合には、抗張力体としての形状安定性
に優れるため屈曲、捻回、張力等の大きな外力を受けた
ときににも複合ケーブルを損傷することがなくなる。
また、抗張力繊維の集合体の外周に配置するテープ巻絶
縁電線は、絶縁体としてプラスチックテープを用いるも
のであるから押出電線に比べて細線、軽量化が可能とな
り、また可撓性にも富み、中でも機械強度に優れるポリ
エステルテープを用いる場合には絶縁体の被覆厚を薄く
することができるのでこれらの特性が顕著となり、複合
ケーブルとしたときに好適である。
〔作用〕
この発明によれば、上記のごとく、中心導体の外周に絶
縁体と外部導体を順次設けてなる同軸心と、この同軸心
の外周に設けられる抗張力繊維の集合体と、この集合体
の外周に設けられる少なくとも1本のテープ巻き絶縁電
線とをシースで被覆一体化したものであるから、抗張力
体としてピアノ線、ステンレス線等の金属線を使用した
ものに比べて抗張力体の比重が小さいので、ケーブル比
重に対する許容荷重の比が大きいことに加えてテープ巻
絶縁電線は同一仕様の押出電線に比べて軽量にすること
ができるので、ケーブルの高抗張力性を低下させること
なく軽量化が可能となる。
また、同軸心とテープ巻絶縁電線との間に設ける抗張力
繊維として芳香族ポリアミド系合成繊維等の比較的低摩
擦性繊維を用いるものであるから、ポリエステルテープ
等の滑らせることを兼ねた押さえテープを特に設けなく
とも相互の間が滑り、ケーブルは良好な屈曲特性を示す
〔実施例〕
図はこの発明による複合ケーブル1の断面図である。こ
の複合ケーブル1は、中心導体2の外周に絶縁体3、外
部導体4を順次設けてなる同軸心5と、この同軸心5の
外周に設けられる抗張力繊維6の集合体7と、その外周
に設けられたテープ巻絶縁電線8がシース9で被覆一体
化された構成となっている。なお、この実施例ではテー
プ巻絶縁電線8は撚り合わせ介在10と共に同軸心5に
対して同心層状に撚り合わされている。
この場合、抗張力繊維としてはポリエステル繊維、ポリ
アミド繊維、炭素繊維等のプラスチック繊維、FRPI
、あるいはガラス繊維等を用いることができるが、中で
も芳香族ポリアミド系合成繊維「商品名ケブラー」(デ
ュポン社)を用いた場合には、その優れた特性、即ち高
引張強さ高耐摩耗性、低密度により複合ケーブルは軽自
重で、しかも抗張力、耐屈曲性に優れたものとなって好
都合である。
図の実施例により、0.26mmの銀メツキ銅被鋼線か
らなる中心導体2の外周に絶縁体とじて0.545m+
+n厚の四弗化エチレン−六弗化プロピレン共重合体樹
脂からなる絶縁体3.0.1mmの錫メッキ軟銅線を特
数4本、打数16本で編組してなる外部導体4を順次設
けてなる同軸心5と、この同軸心5の外周に200デニ
ールの芳香族ポリアミド系合成HD E(f−からなる
抗張力* t41= 6を16打で編組して集合体7を
形成し、この集合体7の外周に、0.26mmの錫メッ
キ軟銅線に厚さ0.1mmのポリエステルテープを巻い
て被覆してなる8本のテープ巻絶縁電線8を、ポリプロ
ピレンからなる介在IOと共に同軸心5に対して同心層
状に撚り合わせ、更にこれらの外周を厚さ0.25mm
のエチレン−四弗化エチレン共重合体樹脂からなるシー
ス9で被覆一体化して本発明の複合ケーブルlを得た。
この複合ケーブル1は、外径3.77mmでケーブル重
量は20g/mとなり、従来例に比べ大幅に軽量化され
た。即ち、抗張力体としてスチール線を用いた同程度の
引張り強度を有する従来例に比へ、使用する抗張力体重
量は115で済み、しかも同軸心5の外周に配置する絶
縁電線としてポリエステルテープ等を絶縁体とするテー
プ巻絶縁電線8を用いるものであるから、同一仕様のビ
ニル電線等に比べて容積、重量とも少ないため絶縁電線
の本数を増やしたときに複合ケーブルの重量に大きな差
を生じるのである。
また、テープ巻絶縁電線は押出電線に比べて可撓性に優
れることから、複合ケーブルとしたときにもケーブルの
可撓性に差があった。
なお、抗張力繊維6の集合体7の形成方法としては、前
記実漁例の編組以外に、フィラメント状に紡糸された抗
張力繊維6を縦添え、あるいは螺旋状に巻き付けてもよ
く、また必要に応じ集合体7の内外あるいはシース9の
内側等に例えばポリエステルテープ、テフロンテープ等
の押え巻きテープを設けてもよく、これらのテープを設
けた場合にはケーブルの耐屈曲性は更に良好なものとな
る。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、中心導体の外周
に絶縁体と外部導体を順次設けてなる同軸心と、この同
軸心の外周に設けられる抗張力繊維の集合体と、この集
合体の外周に設けられる少なくとも1本のテープ巻絶縁
電線とをシースで被覆一体化してなる複合ケーブルを構
成することにより、抗張力体としてピアノ線、ステンレ
ス線等の金属線を使用したものに比べて抗張力体の比重
が小さいのでケーブル比重に対する許容荷量の比が大き
くなり、ケーブルの軽量化ができる。さらに、この発明
の複合ケーブルにおいて使用する絶縁電線は、絶縁電線
自体の外径及び重量を同一仕様の押出電線に比べ小さく
することのできるテープ巻電線であるから、押出電線を
用いたものに比べてケーブル重量を軽くすることができ
、特に絶縁電線の本数を増やしたときにその差は顕著で
ある。
また、同軸心とテープ巻絶縁電線との間に設ける抗張力
繊維として芳香族ポリアミド系合成繊維等の摩擦係数の
低い繊維を用いるものであるから、ポリエステルテープ
等の押さえ巻きテープを特に設けなくとも相互の間が滑
べり、ケーブルの屈曲性は良好なものとなる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、同軸心の構成、抗張力繊維の集合体の形成方法、テー
プ巻絶縁電線の本数等の変更はもちろん可能であり、ま
た、この発明による複合ケーブルの用途は、テレビカメ
ラ用ケーブルのみならず、種々の用途に使用することが
でき、例えば布設時に過大な張力を受けるような場所(
二値用された場合にも、軽量でしかも高い抗張力を有す
るので断線することがなく有用である。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明による複合ケーブルの断面図である。・ 1: 複合ケーブル、    5: 同軸心、7: 抗
張力繊維の果合体、 8: テープ巻絶縁電線、  9. シース。 特許出願人  株式会社 潤 工 社 I;冬宴会ケーフ゛ル 5i’司φ由/( 7:杭犠力1秒戟よt〜大会合イ ネ:テーブ巷鰍縁電漫琺 CC

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中心導体の外周に絶縁体と外部導体を順次設けて
    なる同軸心と、この同軸心の外周に設けられる抗張力繊
    維の集合体と、この集合体の外周に設けられる少なくと
    も1本のテープ巻絶縁電線とをシースで被覆一体化して
    なる複合ケーブル。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の複合ケーブルにお
    いて、前記抗張力繊維の集合体は芳香族ポリアミド系合
    成繊維を編組したものであることを特徴とする複合ケー
    ブル。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の複合
    ケーブルにおいて、前記テープ巻絶縁電線は抗張力繊維
    の集合体の外周において同心層状に撚り合わされたこと
    を特徴とする複合ケーブル。
  4. (4)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
    記載の複合ケーブルにおいて、前記テープ巻絶縁電線は
    絶縁体としてポリエステルテープを使用したことを特徴
    とする複合ケーブル。
JP17392184A 1984-08-20 1984-08-20 複合ケ−ブル Pending JPS6151715A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04132720U (ja) * 1991-02-08 1992-12-09 日本大洋海底電線株式会社 自己支持型開放同軸ケーブル
KR20150039246A (ko) * 2013-10-01 2015-04-10 엘에스전선 주식회사 비틀림 강화 케이블
US9791805B2 (en) 2015-10-28 2017-10-17 Kyocera Document Solutions Inc. Developing device, image forming apparatus, coil attaching method to developing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722643U (ja) * 1980-07-15 1982-02-05
JPS5723965A (en) * 1980-07-18 1982-02-08 Ricoh Co Ltd Printer

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