JPS6151490B2 - - Google Patents
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- JPS6151490B2 JPS6151490B2 JP2872179A JP2872179A JPS6151490B2 JP S6151490 B2 JPS6151490 B2 JP S6151490B2 JP 2872179 A JP2872179 A JP 2872179A JP 2872179 A JP2872179 A JP 2872179A JP S6151490 B2 JPS6151490 B2 JP S6151490B2
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- circuit
- current
- voltage
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 4
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、保護すべき機器の過負荷による発熱
状態を精度よく検出しリレー出力する保護継電装
置に関するものである。
状態を精度よく検出しリレー出力する保護継電装
置に関するものである。
従来の保護電装置には、静止形と電磁形がある
が、前者は設定精度向上がはかれる為最近多く用
いられるようになつている。静止形の保護継電装
置でも、アナログ式デジタル式の2つの方式に分
けることができる。アナログ式保護継電装置の特
長は、一次主回路電流に比例した電圧出力でRC
タイマーを充電してゆくものである。しかしRC
タイマーでは、コンデンサのもれや電流や容量変
化で動作時間の誤差が大きい事や誤動作防止の為
定格以下の入力で瞬時放電回路が設けられている
事から動作時間が必ずしも機器の発熱のようすと
対応していないという欠点があつた。一方、デジ
タル式の保護継電装置では最低動作値を設定しこ
れによりカウンタのアツプ動作又はダウン動作を
決めていた。この方式てカウンタに内容が温度に
対応するが、アツプカウント動作の場合は入力レ
ベルが高くなる程カウント数が増し温度上昇状態
を示すが、入力レベルが設定値を切つた場合、ダ
ウンカウントパルスが入力レベルが低くなるにつ
れて多くならず逆に減つてしまうからやはり保護
対しよう機器の過負荷による発熱状態を充分に近
似できるものではなかつた。
が、前者は設定精度向上がはかれる為最近多く用
いられるようになつている。静止形の保護継電装
置でも、アナログ式デジタル式の2つの方式に分
けることができる。アナログ式保護継電装置の特
長は、一次主回路電流に比例した電圧出力でRC
タイマーを充電してゆくものである。しかしRC
タイマーでは、コンデンサのもれや電流や容量変
化で動作時間の誤差が大きい事や誤動作防止の為
定格以下の入力で瞬時放電回路が設けられている
事から動作時間が必ずしも機器の発熱のようすと
対応していないという欠点があつた。一方、デジ
タル式の保護継電装置では最低動作値を設定しこ
れによりカウンタのアツプ動作又はダウン動作を
決めていた。この方式てカウンタに内容が温度に
対応するが、アツプカウント動作の場合は入力レ
ベルが高くなる程カウント数が増し温度上昇状態
を示すが、入力レベルが設定値を切つた場合、ダ
ウンカウントパルスが入力レベルが低くなるにつ
れて多くならず逆に減つてしまうからやはり保護
対しよう機器の過負荷による発熱状態を充分に近
似できるものではなかつた。
本発明は以上の点に鑑みて、保護の対しようと
なる機器の過負荷による発熱を近似できるよう
な、動作精度及び安定性のある保護継電装置を提
供することを目的とするものである。
なる機器の過負荷による発熱を近似できるよう
な、動作精度及び安定性のある保護継電装置を提
供することを目的とするものである。
以下本発明の保護継電装置の一実施例を発明の
構成を示したブロツク図の第1図及び回路図を示
す第2図に従つて説明する。まず、主回路一次電
流に比例した電流を変流器5―1―1,5―1―
2及び5―1―3にて得る。これを整流回路5―
2―1から5―2―8にて整流し電圧変換したも
のをV/(電圧―周波数)変換器5―3―1に
入力し主回路一次電流に比例した周波数として取
出す。これを、2個のカウンタ5―4―1と5―
5―1の入力として使用する。本発明の回路に
は、ダウンカウンタが無いのでこのままではオー
バーフローする。その為、第2図の如く、カウン
ター5―4―1及び5―5―1を2個設けて、両
者を並行してカウントさせる。一方、タイマ回路
5―6―1を備えて、前述のカウンタ5―4―1
及び5―5―1に交互にクリアー入力を印加すれ
ば、この時の出力の様子は第3図の通りとなる。
これを第1図のブロツク図で説明すれば変流器3
―1により主回路電流Ipvに比例した電流Isdを
検出しこれを電流―電圧変換回路3―2により電
圧Vに変換し、この電圧をV/変換器3―3に
より周波数として取り出す。この周波数を2個
のカウンタ3―5,3―6に入力しタイマ回路3
―4によつてカウンタ3―5,3―6に交互にク
リアー入力を印加する。カウンタ出力はOR回路
3―7を介して引はずし回路3―8へと入力され
る。
構成を示したブロツク図の第1図及び回路図を示
す第2図に従つて説明する。まず、主回路一次電
流に比例した電流を変流器5―1―1,5―1―
2及び5―1―3にて得る。これを整流回路5―
2―1から5―2―8にて整流し電圧変換したも
のをV/(電圧―周波数)変換器5―3―1に
入力し主回路一次電流に比例した周波数として取
出す。これを、2個のカウンタ5―4―1と5―
5―1の入力として使用する。本発明の回路に
は、ダウンカウンタが無いのでこのままではオー
バーフローする。その為、第2図の如く、カウン
ター5―4―1及び5―5―1を2個設けて、両
者を並行してカウントさせる。一方、タイマ回路
5―6―1を備えて、前述のカウンタ5―4―1
及び5―5―1に交互にクリアー入力を印加すれ
ば、この時の出力の様子は第3図の通りとなる。
これを第1図のブロツク図で説明すれば変流器3
―1により主回路電流Ipvに比例した電流Isdを
検出しこれを電流―電圧変換回路3―2により電
圧Vに変換し、この電圧をV/変換器3―3に
より周波数として取り出す。この周波数を2個
のカウンタ3―5,3―6に入力しタイマ回路3
―4によつてカウンタ3―5,3―6に交互にク
リアー入力を印加する。カウンタ出力はOR回路
3―7を介して引はずし回路3―8へと入力され
る。
本発明の保護継電装置を直流電動機に適用した
場合を例に説明する。直流電動機については過負
荷耐量は任意の5分間毎の負荷が、定格電流を5
分間連続印加した場合を上回らないものとして設
計されている。このような電動機に従来のような
熱動型の継電器を適用しても、電動機とバイメタ
ルのスケールフアクターの相違が大きく定格付近
の保護は困難だつた。又、静止形の継電器であつ
ても、コンデンサを使用した充電式のものや単な
るカウンター回路を使用したものでは、もれ電流
や電流や外乱等によるカウントミス等により誤差
が蓄積され特に長時間領域での動作が不正確とな
るものであつた。
場合を例に説明する。直流電動機については過負
荷耐量は任意の5分間毎の負荷が、定格電流を5
分間連続印加した場合を上回らないものとして設
計されている。このような電動機に従来のような
熱動型の継電器を適用しても、電動機とバイメタ
ルのスケールフアクターの相違が大きく定格付近
の保護は困難だつた。又、静止形の継電器であつ
ても、コンデンサを使用した充電式のものや単な
るカウンター回路を使用したものでは、もれ電流
や電流や外乱等によるカウントミス等により誤差
が蓄積され特に長時間領域での動作が不正確とな
るものであつた。
これに対し、本発明の保護継電装置では第2図
のタイマー回路5―6―1から2個のカウンタ5
―4―1及び5―5―2に2分30秒間隔で交互に
クリアー信号を入れて直流電動機回路に適用すれ
ば、5分間隔ごとに一方のカウンタに記憶された
発熱量即ち温度上昇値はクリアーされるが、他の
一方のカウンタが2分30秒分の発熱量を記憶して
いるから電動機の負荷にほぼ対応する情報は常に
どちらか一方のカウンタに記憶されている事にな
る。特に直流電動機については、適用場所が鉄鋼
等の圧延機のミルなど、過負荷状態をあらわすタ
イムチヤートのパターンが一定になるものが多い
ので、クリアー信号のタイミングを適当に選定す
ると電動機の過負荷耐量の設計値に非常によく合
つた保護ができるものである。同時に、熱動形継
電器のように定格付近での誤差も大きくならず、
従来の静止形継電器のように長時間動作も不正確
にはならない。負荷の変動が著しい場合でも、ク
リアーパルスの発振周期及びカウンターの数を増
やせば精度の高い動作特長を得る事が可能で、電
流変動の大きな回路にも適用できるものである。
また本発明は第4図のように回路の2次電流―電
圧変換回路6―2と電圧―周波数変換回路6―4
の間に、電圧2乗回路6―3を設ければ正確に
I2tが一定の特性を得る事ができる。さらに、第
5図のように回路にタイマ7―4によりクリアー
されるカウンタ7―5,7―6,7―7を増す事
で動作精度の向上が計れるものである。
のタイマー回路5―6―1から2個のカウンタ5
―4―1及び5―5―2に2分30秒間隔で交互に
クリアー信号を入れて直流電動機回路に適用すれ
ば、5分間隔ごとに一方のカウンタに記憶された
発熱量即ち温度上昇値はクリアーされるが、他の
一方のカウンタが2分30秒分の発熱量を記憶して
いるから電動機の負荷にほぼ対応する情報は常に
どちらか一方のカウンタに記憶されている事にな
る。特に直流電動機については、適用場所が鉄鋼
等の圧延機のミルなど、過負荷状態をあらわすタ
イムチヤートのパターンが一定になるものが多い
ので、クリアー信号のタイミングを適当に選定す
ると電動機の過負荷耐量の設計値に非常によく合
つた保護ができるものである。同時に、熱動形継
電器のように定格付近での誤差も大きくならず、
従来の静止形継電器のように長時間動作も不正確
にはならない。負荷の変動が著しい場合でも、ク
リアーパルスの発振周期及びカウンターの数を増
やせば精度の高い動作特長を得る事が可能で、電
流変動の大きな回路にも適用できるものである。
また本発明は第4図のように回路の2次電流―電
圧変換回路6―2と電圧―周波数変換回路6―4
の間に、電圧2乗回路6―3を設ければ正確に
I2tが一定の特性を得る事ができる。さらに、第
5図のように回路にタイマ7―4によりクリアー
されるカウンタ7―5,7―6,7―7を増す事
で動作精度の向上が計れるものである。
以上のように、本発明の保護継電装置によれ
ば、従来の保護継電器より容易で正確な電動機保
護が可能となると共に、動作も安定なものを得る
事ができる。
ば、従来の保護継電器より容易で正確な電動機保
護が可能となると共に、動作も安定なものを得る
事ができる。
第1図は本発明の保護継電装置を示すブロツク
図、第2図は同じく回路図、第3図は本発明の動
作を説明するためのタイムチヤート実施例、第4
図及び第5図は本発明の他の実施例を示すブロツ
ク図である。 3―1……変流器、3―2……電流―電圧変換
回路、3―3……電圧―周波数変換回路、3―4
……タイマ回路、3―5,3―6……カウンタ、
3―7……OR回路、3―8……引きはずし回
路。
図、第2図は同じく回路図、第3図は本発明の動
作を説明するためのタイムチヤート実施例、第4
図及び第5図は本発明の他の実施例を示すブロツ
ク図である。 3―1……変流器、3―2……電流―電圧変換
回路、3―3……電圧―周波数変換回路、3―4
……タイマ回路、3―5,3―6……カウンタ、
3―7……OR回路、3―8……引きはずし回
路。
Claims (1)
- 1 主回路電流の大きさを検出する変流器と、こ
の変流器出力を電圧に変換する電流―電圧変換回
路と、この出力電圧又は、その2乗に比例した周
波数に変換する電圧―周波数変換回路と、この出
力周波数をクロツク入力としてカウントする複数
個のカウンタと、このカウンタに順番にクリア信
号を与えるタイマ回路と、これら複数個のカウン
タの出力をOR回路を介して引き外し回路に加え
るように構成したことを特徴とする保護継電装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2872179A JPS55122422A (en) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | Protective relay device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2872179A JPS55122422A (en) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | Protective relay device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55122422A JPS55122422A (en) | 1980-09-20 |
JPS6151490B2 true JPS6151490B2 (ja) | 1986-11-08 |
Family
ID=12256294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2872179A Granted JPS55122422A (en) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | Protective relay device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55122422A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57170023A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-20 | Hitachi Ltd | Back time limiting circuit |
JPS63117233U (ja) * | 1987-01-24 | 1988-07-28 |
-
1979
- 1979-03-14 JP JP2872179A patent/JPS55122422A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55122422A (en) | 1980-09-20 |
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