JPS61501434A - 締付け切断装置及びその組立並びに使用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 締付は切断装置及びその組立並びに使用方法発明の背景 １、発明の分野 本発明は、長尺物を締付（す且っ切断する装置に関する。より詳細には、網帯等 の撓曲自在な及び／又は変形自在な物を締付は且つ切断する装置に関する。

本明細書に於いて、「長尺物」とは、屑帯、動脈、静脈１毛細管、導管、チュー ブ、ダクト、並びに締付は切断可能なあらゆる撓曲自在及び／又は変形自在な部 材を云う、以下、本発明を贋帯の締付は切断につき説明する、但し、本発明は、 請書に限定されることなく、前記全ての物の締付は切断に適用し得るものである 。

２、関連技術の説明 一般的な出産処理に於いて、医師は、赤子の腹部にごく近接した箇所で一帯の切 断手術を細心の注意でもって行うよう要求されている。従来より、腰帯を締付は 且つ切断し、切り離された両端部が切断後も締付けられている様な装置を提供す る為の種々の試みが為されている。

この型の代表的な装置は、木発明人に対し１９７７年５月３１日付で発行された 米国特許第４．０２６．２９４号に開示されている。斯かる装置は、直接的に手 で取り扱うことを逝けるという所期の目的を、鋏の梃子を締付は操作に利用して 効果的に達成する。その後、鋏は締付部材との係合から解除されて、別の切断処 理に用いられ又、別の一帯締付は切断装置が、１９６３年１０月１５日付発行の 米国特許第３，１０６，９１９号及び同第３．３２３．２９８号に開示されてい る。しかし乍ら。

これらの装置は、操作が困難で且つそれに付随する欠点を有する９例えば、特に 湿った手袋や手で操作した場合に滑りが生じる。この滑りの問題は、Ｍ材面に滑 り止めを設けても解決されず、むしろ、該装置は梃子を具備しないため、更に強 調される結果となる。従って、贋帯を確実に、締付けて切断するにはそれ相当の 梃子が必要とされる。更に該、Ｓ置は、切刃を有する締付側が、一帯の母体側（ 即ち、ｐ１３盤側）に残留して胎盤と共に廃棄できるように構成されている。斯 かる装置の構成を誤ると、切刃を備える締付側が一帯の子供側に残り、感染や合 併症を引き起こすことになる。

締付は切断操作をなす周知の装置として、１９７１年３月２日付発行の米国特許 第３．５６６．８７３号及び同第３，７０６，３１２号に開示の割礼装置、並び に１９３３年７月１８日付発行の同第１．９１８．７００号及び１９６５年３月 ３０日発行の同第３．１７５，５７６号に開示の外科用器具がある。しかし乍ら 、これらの装置は、一般に、前記の問題を解決する一方、例えば腰帯の締付は切 断を容易且つ効果的に行い得る締付け／切ｌ＄ｆ装置としての要件を満足しない 。

本発明は、従来の装置の前記問題を解決すると共に、本発明人に対し発行された 上記米国特許第４，０２６゜９２４号の装置より簡便に使用し得る。締付切ｉｆ ｉ装置を開示するものである。

発明の要約 長尺物を締付は且つ切断する本発明は、長尺物をＭ＠付ける第１及び第２手段と 、該第１及び第２手段に作動的且つ着脱自在に相互連結されて第１及び第２手段 を所定の並Ｂ！Ｓ５Ｉ係に保持すると共に、該第１及び第２手段を該長尺物が両 手段により締付けられる閉塞位置に移動する第３手段とを具備する。更に、前記 装置は、第３手段と相対的に移動した時に被締付は状態にある長尺物を切断する 第４手段を有する。この第４手段は、前記第３手段と協働すると共に第３手段に より前記第１及び第２Ｍｇ付は手段に関連して位置決めされる。又、第４手段に は第５手段が一体的に設けられており、第４手段が移動して被、締付は状態にあ る長尺物を切断する際、前記第１及び第２手段と第３手段との連結を解除する。

好適な実施例に於いて、第３手段は、第１及び第２締付手段を受容する長腔と、 開放位置と閉塞位置との間を移動するようにヒンジ結合された上部部材とを有す る長尺の締付具担体から成る。第４手段は、締付具担体の後部の開口部を介して 摺動可矩に収容されるプランジャ部材を有する。このプランジャ部材は、その前 部に切断手段を備え、プランジャ部材が締付具担体の長腔を前方に摺動する際、 即ち、締付具連体とプランジャ部材とが注入器的な協働状態を構成する時、被締 付は状態にある長尺物を切断する。第５手段は、プランジャ部材に一体的に形成 された一対のサイドフランジから成り、プランジャ部材が被締付は状態にある長 尺物を切断する時、第１及び第２　、ｍ付手段を締付具担体から外方に押出す。

本発明の目的は、諺帯の十分な締付けに適用できる梃子を有し且つ１．ｖｌｌ付 具目体を直接手で操作する必要のない締付け／切断装置を提供することにある。

本発明の別の目的は、一帯等の長尺物の切断操作を、プランジャ部材先締付具担 体内で摺動させる動作により容易ならしめることにある。同時に、プランジャ部 材は、一対の締付具と締付具担体との結合を解除する。更に、切断手段自体は、 切断が完了すると締付具担体内に保護的に収納されるので、赤子又は執刀者の損 傷を防止できる。

更に、本発明の目的は、腰帯のどちらの側からでも使用できると共に、切刃の装 着過誤による危険を除去した締付は切断装置を提供することにある。

本発明の上記及び他の目的、詳細並びに利点は、添付図面を参照して、発明の好 適な実施例の詳細な説明を読めば明白になるであろう。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明による締付具担体及びＩＳ５連締付具の斜視図、 第２図は、本発明による切断手段を具備するプランジャ部材の斜視図。

第３図は、第１図の締付具担体の上半分の側面図、第４図は、本発明による締付 具の断面図、第５図は、第４図に示す一対の締付具を有する第１図の締付具担体 の平面図、 好適実施例の詳細な説明 図面は、腰帯等の長尺物を締付は且つ切断する装置を示しである。第１図に示す ように、該装置は、長尺の締付具担体（１）を具備する。締付具担体（１）は、 後部継目（２）に沿って一体的に（超音波溶接等により）接合された上部（ＩＡ ）及び下部（ＩＢ）を有する。上下部（ＩＡ）、（ＩＢ）の斯かる接合は、上部 （ＩＡ）　（第３図）に穿設されて１例えば、下部（ＩＢ）に設けられた対応ピ ン（図示せず）に嵌合（１）は、以下に述べる本発明の他の主要部と同様に、プ ラスチック等の強固且つ硬質な物質で形成することが好ましい、又、好適な実施 例に於いて、種々の部材は白色のポリプロピレンから形成されている。

締付具担体（１）の上下部（ＩＡ）　、（ＩＢ）は、共通の長腔（４）を形成す る。＄１図に示すように、長腔（４）は、締付具担体（１）の長さと同一の外延 を有する。即ち、長孔は、担体の先端から周囲にフランジを有する後方開口部（ ４Ａ）まで延伸する。締付具神体（１）のと部（ＩＡ）は、前方に開口したとン ジ結合された部分（ＩＡ’）を有する。この部分（ＩＡ’）は、下部（ＩＢ）に 対し、以下に詳述する開放位置（第３図の破線）と閉塞位置（第３図の実線）と の間化回動自在に移動する。又、締付具担体（１）には、後述する上部ロー、り 機構（５）及び下部ロック機構（８）が設けられている。

第１図、第４図及び第５図に示すように、本発明に係る締付は切断装置は、調帯 ′若しくは他の長尺物を締付ける一対から成る略同形の締付具（７）、（８）で ある第１及び第２手段を具備する。第１図及び締付具（７）に関する第４図に示 す如く、各締付具には、閉塞時に一合する波形歯（９）が刻設されている。又、 締付具（７）、（８）の夫々には、その顎部先端に一体的に設けられた係止片を 有する解除自在なラチェット機構（１０）が設けられている。この係止片は、締 付具の顎部の他方の先端に一体的に設けられたラチェット段部に係合する。該機 構（１０）は、あらゆるサイズの一帯に対し、締付圧を自動的に調整しながら加 えることを可能にしている。締付具（７）　、（８）は、プラスチック又は他の 適切な物質で形成される。

締付具（７）、（８）の後部には、ヒンジ部（１１）が夫々設けられており、こ のヒンジ部（１１）は、通常、締付具（７）。

（８）を自由位置に於いて開放状態におく、好適な実施例において、締付具が自 由位置で開放状態にある時、波形歯の先端面は、例えば、９０度以上の二面角を 構成する。

他方、締付具（？）、（８）が閉塞位置にある場合は、その各顎部は、波形刃（ ９）が密接噛合状態となるように位置決めされると共に、前端のラチェット機構 （１０）は、斯かる閉塞状態に於いて顎部を解除自在にロックする一方、？帯の サイズに応じて締付圧を自動的に調節する。

締付具（７）、（８）は、第５図に断続線で示すように、締伺具担体（１）の長 腔（４）内に、離間して対向的に収容される。締付具担体（１）の各個には、上 下部（ＩＡ）　、　（ＩＢ）に夫々−個づつ、計二個の合せピン（１３）が設け られている（第１図及び第５図）、締付具（７）、（８）には、合せピン（１３ ）と嵌合する一対の合せピン孔（１２）が穿設されており、該締付具（７）、（ ８）は締付具担体（１）内に適切に位置決めされるようになっている。締付具担 体（１）の各個には、と下部（ＩＡ）、（１Ｂ）により、締付具（７）　、　（ ８）のヒンジ部（１１）の外郭部に嵌合する彎曲凹部（１４）が形成されている 。これにより、締付具（７）、（８）が締付具担体（１）内に離間して配置され た時、より適切に位置決めされる。

更に、本発明に係る装置は、第２図に示すプランジャ部材（１５）を具備する。

プランジャ部材（１５）は、略長尺で、その先端を締付具担体（１）の後方開口 部（４Ａ）から挿入した際、締付具担体（１）の長腔（４）内に緊密且つ摺動自 在に収容されるように構成されている。又、プランジャ部材（１５）は、傾斜口 を形成する二叉状の先端部（１８）を有する。一対の矩形ピン（１７）が、斯か る傾斜口の両側に突設されており、ステンレススチール刃（１９）に設けれた矩 形孔（１８）に嵌合する。一対のステンレススチール刃（１９）は、プランジャ 部材（１５）の二叉状の先端部（１８）に構成する。ステンレススチール刃（１ ９）が、ピン（１７）及び孔（１８）を介して二股状の先端部（１Ｇ）に固定さ れると１両刃の刃先が、相対向して配設され１両者間に前方に拡開するＶ字形の 刃を形成することになるのでＩ！ｆｉを容易且つ確実に切断することができる。

又、プランジャ（１５）は、後述する方法により１．締付具担体（１）内でのプ ランジャの押込みを容易ならしめる後壁（２０）を有する。この後壁（２０）か ら前方へ、二叉状の端部（１６）に設けられた切断手段の後方位置まで延伸する 一対の対向サイドフランジ（２１）　（１個のみを第２図に示す）は、テーパ状 の先端部（２１Ａ）を宥する。フランジ（２１）は、以下に述べる方向によって 、締付具（７）、（８）を締付具担体（１）からその結合を解放する手段を構成 する。

第２図に示すように、プランジャ（１５）には、その前部丘端にストップ（２２ ）及び下端にストップ（２３）、又、後部下端にストップ（２４）が形成されて いる。ストップ（２２）、（２３）、（２４）は、夫々、プランジャ（１５）の 上部及び下部の長壁に形成された溝から成る。又、ストップ（２２）　、　（２ ３）　、　（２４）は、後述するように、締付具担体（１）に対するプランジャ （１５）の位置決め機走を果す。

以下１本発明に係る締付は切断装置の作用を、次の記載並びに図面を参照して説 明する。

、締付具担体（１）は、場所の簡約、並びに医師が木装とを使用する時の便宜上 、締付Ｘ　（７）　、　（８）を担体内に位置せしめた状態で使用されることが 好ましい、又、プランジャ（１５）の先端部（１６）は、締付具担体（１）の後 部に形成された開口部（４Ａ）より予め挿入されていることが好ましい、該プラ ンジャ（１５）はその前部に形成された上下のスト−２プ（２２）、（２３）が 夫々、締付具担体（１）の上下のロック機構（５）、（８）と係合する位置に於 いて締付具担体（１）内に収容され、これにより、本装置の組立てが完了し、使 用に供される。ここで、プランジャ（１５）の二叉状端部（１６）に傾斜して装 着される切刃（１９）は、切断処理を最後部の近傍（例えば、切刃の後部ｌ／４ ）に於いてのみ行う。

而して、プランジャ（１５）が、上述の如く位置決めされると、二叉状端部（１ ６）の対向脚は、締付具（７）　、（８）が収容された締付具担体（１）の一部 にまで伸長するが、切刃（１９）の後部切断部分は、締付具（７）、（８）の後 方に位置する医師が、ＷＲ帯又は他の長尺物の締付は切断操作を行う時、先ず、 締付具担体（１）の上部（ＩＡ）のヒンジ結合された部分（ＩＡ″）が、第３図 に破線で示す開放位置まで上方に回転される。同時に、締付具（７）、（８）の 各ラチェットロック機構（ｌＯ）が解除されて、締付具（７）、（８）が、通常 の開放位置に移動する。締付具担体（１）の上部ヒンジ部（ＩＡ’）及び締付具 （７）、（８）を開放した状態で、医師は、謂帯が締付具（７）、（８）の開放 された両顎部間に位置するように本装置を操作する９次いで１．締付具担体（１ ）の上部のヒンジ結合された部分ＣＩＡ’）の先端部を押圧してその閉塞位置に おく、これにより、締付具（７）、（８）が閉塞すると共に、ラチェットロシク 機構（ＩＱ）が作動する。ここで、締付Ａ（７）、（８）の各波形歯（９）は、 箔帯を確実且つ強固に締付つけるが、被、締付は状態の騨帯が切断され又は損傷 することはない。

猪帯の、締付は後、医師が、プランジャ（１５）を締付具担体（１）の長腔（４ ）内を前方に押込むと、上下のロック機構とスト−、プ（２２）　、　（２３） との保合が解除される。プランジャ（１５）は、締付具担体（１）と注入器の如 く協Ｃ動し、固定刃（１９）により構成される切断手段が、締付具（７）、（８ ）の間を通過して贋帯を切断する。同時に、プランジャ（１５）の前動により、 対向フランジ（２１）が締付具（７）、（８）の各内側に昌接して、締付具を締 付具担体（１）の長腔（４）より外側に押出す、これにより、締付Ａ（７）、（ ８）は、合せピンとの保合を自動的に解かれて、プランジャ（１５）が、締付Ｌ ＠体（１）内を前動する時、締付具担体（１）から完全に解放される。

北記から、医師又は執刀者は、締付具担体（１）により締付ＪＬ（７）、（８） を直接取扱う必要がなく、又、締付具担体（１）は、その中に収められた締付Ａ （７）、（８）による効果的な締付けを助長する梃子の作用を果すことが理解で きよう、更に、締付具担体（１）内にプランジャ（１５）の切刃（１３）をＳ！ することにより、猶帯又は他の長尺物が安全、正確且つ効果的に切断される。こ こで、切刃（１９）による切断処理が完了すると、プランジャ（１５）の、締付 具担体（１）　ノ！　！！ｆｆ　（４＞内ニｐ３　ケルＩｉ？７　ｎ　ハ、フラ ンシャ（１５）ノ後部に形成されたストップ（２４）が、締付具担体（１）のＦ 部に設けられたロック機構（６）と係合した時に停止する。この位置に於いて、 切断手段を有するプランジャ（１５）は、締付具担体（１）内部に安全且つ完全 し収容されるので、露出した切刃表面が赤子、母体又は執刀者を損傷する危険性 がない。

本発明に係る装置により得られる他の重要な利点は。

プランジャ（１５）が移動して贋帯を切断する時の、締付具（７）、（８）を自 動的に結合解除することにある。斯かる構成によれば、Ｘ帯が切断されても、切 断された両端部は締付けられており出血が防止される。更に、切断された腰帯の 母体側の締付具は、胎盤と共に廃棄することができる。勿論、赤子側の締付具も 、しかる後、ラチェット機構をロック位置から解除することにより簡単に取り除 くことができる。尚、ラチェットａ構（ｌＯ）は、赤子側に残留された締付具の 調整及び再位置決めを可能とするので、腰帯のサイズ等の変化に対応できるよう になっている。

本発明による装置は、出産中に於ける贋帯の締付は及び切断処理を迅速且つ安全 に行い得ると共に別個の異なる締付は切断処理及び器具は必要としない旨理解で きよう、又、未発明に係る新規な装置及び方法は、発明の全ての目的を達成し又 、優れた実用性及び商業性等多くの利点を得ることは上記の説明から明白である １本発明の好適な実施例につき説明したが、本発明はその精神又は、１質的な特 徴から逸脱することなく他の特定な態様に於いて実施し得ることは理解できよう 、従って、本実施例は、あらゆる点に於いて例示的であり限定的でない０本発明 の範囲は、添付の請求の範囲に記載の通りである。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 昭和６０年１１月１５日

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．長尺物を締付ける第１手段と、前記長尺物を締付ける第２手段と、前記第１ 手段及び第２手段に作動的且つ着脱自在に相互連結されて第１手段及び第２手段 を所定の並置関係に保持すると共に該第１手段及び第２手段を長尺物を締付ける 閉塞位置に移動せしめる第３手段と、前記第３手段に対し移動した時、被締付け 状態にある前記長尺物を切断すると共に第３手段と作動的に協働して該第３手段 により前記第１及び第２締付け手段に関して位置決めされる第４手段とを備え、 前記第４手段は、第４手段が移動して被締付状態にある前記長尺物を切断した時 、前記第１手段及び第２手段と第３手段との結合を解除する第５手段を一体的に 備えていることを特徴とする長尺物の締付切断装置。
2. ２．前記第３手段は上部及び下部を有する長尺の締付具担体から成り、上部及び 下部は締付具担体に形成された長腔を共有しており、該長腔内には離間して並置 された前記第１及び第２締付け手段が収容されることを特徴とする請求の範囲第 １項に記載の装置。
3. ３．前記締付具担体の上部は前方に延出するヒンジ結合された部分を有し、該部 分は前記第１及び第２締付け手段が開放状態で前記共有長腔に収容される開放位 置と第１及び第２締付け手段が閉塞状態となる閉塞位置との間で締付具担体の下 部に対し回動自在であることを特徴とする請求の範囲第２項に記載の装置。
4. ４．前記締付具担体の上部及び下部に形成された前記共有長腔は締付具担体の後 端まで伸長して後方開口部を形成し、前記第４手段は、締付具担体の前記後方開 口部を介して摺動自在に収容され且つ締付具担体の長腔内を摺動自在に移動する プランジャ部材から成ることを特徴とする請求の範囲第３項に記載の装置。
5. ５．前記プランジャ部材は、その前部に装着されて、プランジャ部材が前記締付 具担体の長腔内を前方へ摺動した時に被締付け状態にある長尺物を切断する切断 手段を具備することを特徴とする請求の範囲第４項に記載の装置。
6. ６．前記第５手段は前記プランジャ部材の後部から長軸方向に前記切断手段の後 方に位置する部位まで前記プランジャ部材の側面を対向して延伸する一対のフラ ンジから成り、前記第１及び第２締付け手段は、締付具担体の前記共有長腔内に 位置され、前記プランジャ部材が前動して被締付け状態にある長尺物を切断する 隙、前記フランジにより前記長腔から外側に押出されると共に締付具担体との結 合を解除されることを特徴とする請求の範囲第５項に記載の装置。
7. ７．前記締付具担体に少なくとも一対の合せピンを設けて前記第１及び第２締付 け手段を締付具担体の前記共有長腔内に着脱自在に保持することを特徴とする請 求の範囲第６項に記載の装置。
8. ８．前記切断手段は前記プランジャ部材の前部の対向する位置に着脱自在に取り 付けられて前方に拡開する傾斜口を形成する一対の切刃から成ることを特徴とす る請求の範囲第５項に記載の装置。
9. ９．前記プランジャ部材は、締付具担体の長腔内に摺動自在に収容されており、 プランジャ部材が締付具担体内を前動すると同時に前記切断手段が前記第１締付 け手段と第２締付け手段との間を通過することを特徴とする請求の範囲第５項に 記載の装置。
10. １０．複数のストップを前記プランジャ部材に設け、前記ストップの少なくとも 一つを前記切断手段の後部近傍に且つ少なくとも第２ストップをプランジャ部材 の後部に設け、前記締付具担体はその後部に少なくとも一つの位置決め機構を備 え、該位置決め機構は前記少なくとも一つのストップと協働して前記プランジャ 部材を前記締付具担体内の後方位置に保持すると共に前記第２ストップと協働し て前記プランジャ部材を前記締付具担体内の前方位畳に保持することを特徴とす る請求の範囲第５項に記載の装置。
11. １１．長尺物を締付ける第１手段と、前記長尺物を締付ける第２手段と、前記第 １手段及び第２手段に作動的且つ着脱自在に相互連結されて第１手段及び第２手 段を所定の並置関係に保持すると共に、該第１手段及び第２手段を長尺物を締付 ける閉塞位置に移動せしめる第３手段と、前記第３手段に対し移動した時、被締 付け状態にある前記長尺物を切断すると共に、第３手段と作動的に協働して該第 ３手段により前記第１及び第２締付け手段に関して位置決めされる第４手段とを 備え、前記第３手段は第１及び第２締付け手段を受容する腔を有する締付具担体 から成り、前記第４手段は、前記第３手段に形成された前記腔に着脱自在且つ摺 動自在に収容され、被締付け状態にある長尺物を切断すべく前記の移動を行うこ とを特徴とする長尺物の締付切断装置。
12. １２．前記締付具担体は長尺であり且つ上部及び下部を有し、締付具担体の前記 腔は上部及び下部の共有長腔として形成されていることを特徴とする請求の範囲 第１１に記載の装置。
13. １３．前記締付具担体の上部は前方に延出するヒンジ結合された部分をなし、該 部分は前記第１及び第２締付け手段が開放状態で前記共有長腔に収容される開放 位置と第１及び第２締付け手段が閉塞状態となる閉塞位置との間で締付具担体の 下部に対し回動自在であることを特徴とする請求の範囲第１２項に記載の装置。
14. １４．前記締付具担体の上部及び下部に形成された前記共有長腔は締付具担体の 後端まで伸長して後方開口部を形成し、前記第４手段は、締付具担体の前記後方 開口部を介して摺動自在に収容され且つ締付具担体の長腔内を摺動自在に移動す るプランジャ部材から成ることを特徴とする請求の範囲第１３項に記載の装置。
15. １５．前記プランジャ部材は、その前部に装着されて、プランジャ部材が前記締 付具担体の長腔内を前方へ摺動した時に被締付け状態にある長尺物を切断する切 断手段を具備することを特徴とする請求の範囲第１４項に記載の装置。
16. １６．前記プランジャ部材は、該プランジャ部材が移動して被締付け状態にある 長尺物を切断する時に前記第１及び第２締付け手段と締付具担体との結合を解除 する手段を一体的に設けて成ることを特徴とする請求の範囲第１５項に記載の装 置。