JPS6149036A - 地盤沈下防止法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、積雪期の地下水汲み揚げで地盤沈下が進行し
ないよう一定以上の地盤沈下があったら必ず地下水汲み
揚げ用のポンプな自動的に停止せしめるようにして地盤
沈下を防止する地盤沈下防止法に関するものである。

〔従来の技術〕

積雪地方では地下水を利用して積極的に消雷：二とりく
んでいるが、悪天候で遅日１尋雪が４売いた場合大量に
地下水を連続使用することになり、この地下水の使用が
広地域に亘り、而かも長期間大量に使用し続けると地下
水が枯渇し、この地下水の枯渇のために地盤沈下の間−
も生じ、これが地下水利用の消雷の課題となっている。

新潟県条例では１年間に２　Ｃｊ）Ｌ若しくは５年間で
６傭地盤沈下した場合には消もの為の地下水の汲み揚げ
を禁止している。

しかし、この測定は雷が消えてからの春になって行われ
るから既に制限値をオーバーしていることが多く、降雪
期の頻繁に地下水を多量に汲み揚げている最も地盤沈下
が進行する時期において実測がなされないから制限値に
達した時直ちにポンプを停止することが出来ない問題が
生じ、地盤沈下対策が常に後手に回る欠点がある。

〔発明か解決しようとする問題点〕

本発明は、地盤沈下が制限値に達したら直ちに汲み揚げ
ポンプを必ず自動的に停止するようにして地盤沈下を防
止するものである。

〔問題を解決するための手段〕

添付図面を参照にしてその構成を詳述すると次の通りで
ある。

深井戸管（１）に測定用基準体（２）を一体的に連設固
定する。

この測定用基準体（２）により地盤沈下度を測定する測
定装置（３）を地盤沈下する地上に設置する。

この測定装置（３）により一定以上の地盤沈下度を感知
したとき深井戸管（１）の汲み揚げポンプ（４）を自動
停止せしめる制御装置（５）を測定装置（３）に併設す
る。

〔実施例〕

第１図は、観測小屋（６）内に設けた下端が基盤層に届
いている深井戸管（１）の上端外縁に測定用基準体（２
）を固定し、この測定用基準体（２）の上方に所定距離
を置いてセンサーを内蔵した測定装置（３）を観測小屋
（６）の内壁に固定し、この測定装置（３）の隣りに制
御装置（５）を併設固定した場合を示している〇 測定装置（３）は小屋内の地面上に立設した支持体に設
けても同様である。

第２図は、観測小屋（６）内に設けた下端が基盤層に届
いている深井戸管（１）内に測定用基準体（２）として
上部に目盛（７）を付した測定用定規棒（８）を立設し
、この測定用定規棒（８）の側方に目盛を読み取ること
の出来るセンサーを内蔵した測定装置（３）を地盤沈下
する地上に設置した基台（９）上に載置し、この測定装
置（３）の上方に制御装置（５）を併設固定した場合を
示している。

〔発明の効果〕

本発明は上述のように構成したがら地下水を長期間大証
に使用し続けることにより地盤沈下が生ずると測定用基
準体（２）に対設されて測定装置（３）がその地盤沈下
度を測定し続けることになり、この地盤沈下が一定以上
の制限値に達した場合制御装置ｆＦｌＮが作動して深井
戸管（１）の汲み揚げポンプ（４）を自動停止せしめる
から地盤沈下が制限値Ｃ二連すると同時に直ちに汲み揚
げポンプ（４）が自動的に停止され、地下水の汲み揚げ
か停止され、地下水の多量消費により地盤沈下すること
を防止することになる。

このように人力で地盤沈下度を測定するものではなく、
測定装置（３）が−室以上の地盤沈下度を感知すると同
時に汲み揚げポンプ（４）を自動停止せしめるものであ
るから在来のように地盤沈下対策が後手に回ることなく
確実に地盤沈下を防止できる秀れた特長を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は使用状態の説明図である。 （１）°・深井戸管、（２）・・測定用基準体、（３）
・・測定装置、（４）・・汲み揚げポンプ、（５Ｊ・・
制御装置〇Ａ／夕 特開昭Ｇ１−４９０３６　（３） ｚＡ１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 深井戸管に測定用基準体を一体的に連設固定し、この測
   定用基準体により地盤沈下度を測定する測定装置を地盤
   沈下する地上に設置し、この測定装置により一定以上の
   地盤沈下度を感知したとき深井戸管の汲み揚げポンプを
   自動停止せしめる制御装置を測定装置に併設したことを
   特徴とする地盤沈下防止法。