JPS6147121A - 大豆再生方法 - Google Patents

大豆再生方法

Info

Publication number
JPS6147121A
JPS6147121A JP60165644A JP16564485A JPS6147121A JP S6147121 A JPS6147121 A JP S6147121A JP 60165644 A JP60165644 A JP 60165644A JP 16564485 A JP16564485 A JP 16564485A JP S6147121 A JPS6147121 A JP S6147121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
iaa
mixture
sulfate
aba
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60165644A
Other languages
English (en)
Inventor
ジヨン・ケイ・ヘムヒル
エリツク・ジエイ・エイケンベリイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANJIIN TECHNOL CORP
Original Assignee
SANJIIN TECHNOL CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANJIIN TECHNOL CORP filed Critical SANJIIN TECHNOL CORP
Publication of JPS6147121A publication Critical patent/JPS6147121A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01HNEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
    • A01H4/00Plant reproduction by tissue culture techniques ; Tissue culture techniques therefor

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Developmental Biology & Embryology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は大豆(Glycine max(L、)Mer
rill )再生の一般的方法および該方法により生産
された植物に関する。さらに詳しくは、本発明は多くの
大豆品種についての大豆苗木再生用の組織および細胞培
養の使用に関する。本発明はまたこの方法に用いられる
培地に関する。
先行技術の説明 培養細胞からの植物再生は、体細胞ハイブリッド形成の
適用、体細胞クローン変異による新品種の生産および新
品種生産における遺伝子工学の使用のために必須である
。植物は多数の穀物種の単一細胞から再生できるが、大
豆についての努力は一般的に成功していない。
近年、植物細胞培養の成功が植物の成長および発育の調
節における細胞および生物の各役割に重々 植物細胞がin vitro で培養し易いということ
が証明され、完全な植物が体細胞胚形成を通じて直接的
に、または器官形成を通じて間接的に体細胞由来の培養
から再生できた時に支持された。一般に、再生経路の選
択は外的因子、特に成長調節因子の操作により経験的に
決められる。ある植物種の初期の研究は、外因性オーキ
シン濃度が体細胞胚形成を調節する主要素であり、その
減少が胚形成の開始を誘導することを示唆している。他
の種では、一定バランスのオーキシンおよびサイトカイ
ニンへの暴露が器官形成(苗条(5hoot ) 、次
いで根)を誘導する。しかし、そのような操作は豆科植
物種子(大豆)においては、苗木形成を誘導しない。
アルファルファ、クローバ−および大豆の親類の野生多
年化種であるグリシン・キャネ・センス(Glycin
e canescens )を含む種々の豆科植物の外
植、カルスまたは浮遊培養からの苗条または苗木を形成
させる近年の成功にもかかわらず、大豆(Glycin
e max )の組織培養からの植物再生は、多くの大
豆変種に適用可能な一般的再生可能方法では達成されて
いない。グリシン・マツクス(Glycine max
)における苗条または苗木の形成は、胚軸スライス、子
葉芽の操作および不完全なまたは異常な体細胞胚形成か
らの若枝生産に限定されている。浮遊培養からの胚形成
は後期魚雷型段階まで進行する。しかし、組織学的実験
は、該胚が異常であり健全に組織された茎端分裂組織を
欠落していることを示した。そのような構造は時々ネオ
モルフ(neomorphs )と命名される。組織培
養からの苗木形成がグリシン、マックス(Glγcin
emax)で達成されたという一報告がなされている。
しかし、この報告は偶発的出来事であり一般的方法では
ないように見える。この報告を以下にさらに検討する。
741J ’/ブスら(Ph1llips et al
 )は、プラント・セル・ティッシュ・オルガン・カル
チャ(Plant Ce1l Ti5sue Orga
n Cu1ture ) L 、 123(1981)
  で細胞懸濁液中または寒天上での大豆の体細胞胚形
成を記載している。彼らは、L2培地でのカルス開始に
胚軸または上胚軸組織を利用した。細胞懸濁培養はSL
2培地中のカルス組織から開始された。該細胞懸濁培養
は、球状および心臓型胚または苗条芽を形成できる付加
カルスを生産するために使用することができた。体細胞
胚または苗条芽の形成は、l OOPPmのカゼイン加
水分解物、2.25μMの2.4−ジクロロフェノキシ
酢酸(2,4−D)、0.1μMのアブシジン酸(AB
A)、0.1μMの2−イソプロピル−4−ジメチルア
ミノ−5−メチルフェニル−1−ピペリジンカルボキシ
メチルクロリド(AM016)8)および15μMのア
デニンまたは0.46μMのカイネチンのどちらか一方
を補足した基礎SL2またはL2培地を使用することで
再生可能であった。体細胞胚または苗条芽は形成された
が、どの品種のグリシン・マツクス(Glycine 
max )についても植物は得られなかった。
ワイルドホルムら(Wildholm et al )
は、プラント・セ/L/ ・L/ポー) (Plant
 Ce1l Reports )2.19(1983)
で胚軸または子葉から得られたグリシン・キャンセフ 
ス(Glycine canescens )カルスか
らの苗条形成を記載している。板形成は起こらなかった
ので、苗木は得られなかった。該方法はグリシン・マツ
クス(Glycine max ) (大豆)が組織源
である場合には苗条を生じなかった。
グリシン・キー? 7 セフ ス(Glycrne c
anescens )組織培葉からの苗条形成は、0.
5mg/lのα−ナフタレン酢酸(NAA)含有B5基
礎培地、ついで、一連の0.5 my/lのインドール
酢酸(IAA)および5nq/iのベンジルアデニン(
BA)含有MS基礎培地、そして最後に0.5〜/IB
A含有MS基礎培地を用いるカルス誘導によって達成さ
れた。
ガムボルグら(Gamborg Ct al )は、プ
ラント・セル・レボ−) (I’1ant Ce1l 
Reports ) 2.20mg(1983a)でグ
リシ7−7 ックス(Glycine max)の3品
種(試験された7品種から)を含むいくつかのグリシン
(Glycine )種の細胞浮遊培養からの体細胞胚
形成を開示している。使用した胚誘導培地はSLの主要
塩、B5の微量栄養分およびビタミン、10 my/l
のカザミノ酸、15μMのアデニン硫酸塩、0.2μM
のピクロラムおよび0.(12)5〜o、25μMのA
M016)8からなっていた。
ピクロラムは胚誘導に必要であり、0.5〜2.0μM
の2.4−Dで置き換えられうることが見出された。オ
ーキシンピクロラムまたは2.4−Dの代わりにオーキ
シン、NAA、IAAまたはインドール−3−ブタン酸
(IBA)を使用した場合、胚は誘導されなかった。胚
が誘導された後、それらをサイトカイニン(ゼアチンま
たはBA)、オーキシン(ピクロラム)およびジベレリ
ン酸(GA3)の種々の組合せを含むSL培地から成る
胚成長培地に移した。形成された胚は心臓型構造になる
が、該誘導培地ではこの段階をこえて発育することはで
きなかった。成長培地への移動は根の形成を生じたが、
苗条は形成されなかった。MS培地の使用またはアブシ
ジン酸、ココナツツミルクの添加またはオスモル濃度の
変化はそれ以上の発育を生じなかった。
ガムボルグら(Gamborg et al ) ハブ
ラント・セ/Lz・t/デポ−(Plant Ce1l
 Reports ) 2 、213(1983b)で
グリシン・タバシナ(Glycinetabacina
 )およびグリシン・ソジャ(Glycinesoja
 )の細胞培養と、大豆グリシン・マツクス(Crly
cine max )品種(CV、)ウィリアムス(W
illiams ) 82の葉組織からの原形質体の調
製を記載している。該原形質体はガムボルグ(Gamb
org)らの方法(1983a)により心臓型胚の形成
を誘導しうる細胞を形成した。後者の文献におけるよう
に、該方法からは苗木は形成されなかった。
クリスチャンソンら(Christianson et
 al )はサイエンス(5cience ) 222
 、632 (1983)テ大豆グリシン・マツクス(
エル)メリルCV、ミツチx ル(Cylycine 
max(L、)Merrill cv、 Mitche
ll)の細胞浮遊培養からの苗木の再生を開示している
これは偶発的出来事の結果であり、クローン組織の一部
から生じたと見うけられる。未成熟胚を無菌的に2.5
〜3.0側のさやから取り出し、胚軸を1〜2顛の断片
に切断した。カルス形成を誘導するために、これらの断
片を固体培地に置いた。この培地はMS塩、0.5++
w/zのニコチン酸、0.54//のピリドキシン、1
00mg/lのチアミン、100mg/lのイノシトー
ル、2%のシュークロースおよび5s/lの2.4−D
からなっていた。固くて、もろくない組織を新培地へ移
すために選び、゛固く1、  緑色で光沢があり異常な
胚を生じる組織系とした。
カルス組織を誘導培地からN−修正培地゛に移し、次い
で、誘導培地へもどした場合、小さな胚で覆われた1つ
の例外的組織片を得た。N−修正培地は、MS塩の2つ
の窒素塩が20mMのクエン酸アンモニウムで置き換え
られた誘導培地からなっていた。0、O05*//のI
BAおよび0.2InI/zのBAを含む培地への該胚
の移動は苗条の形成を生じた。0.1mg/lのIAA
を含む基礎培地への該苗条の移動は苗木を生産するため
の板形成を生じた。
この方法は大豆品種再生に一般的に適用できるとは思え
ない。それよりも、再現できない゛かもしれない偶発的
でき事であったと思われる。この分析を支持するものは
、該胚形成組織源にある。クリスチャンソン(Chri
stianson )らは、胚を有する「1つの例外的
組織断片」が得られたと述べている。多数から開始して
1つだけ得られたのだから、これは偶発的でき事であり
自然のクローナンであったにちがいないことを意味して
いる。
先行文献は、一般的で再生可能である組織および細胞培
養からの大豆グリシン・マツクス(Glycine m
ax)の再生の方法を記載していない。
先行文献は、単一カルスによる単一の出来事による代わ
りに多数の誘導されたカルスによる再生胚の形成を生じ
る方法を記載していない。本発明は、゛ 大豆グリシン
・マツクス(Glycine max )の品種再生に
広く一般的に適用できる方法の最初の例である。
大豆植物および種子はこの方法で生産される。
この方法から生じた大豆植物は、体細胞クローン変異の
結果、出発植物材料と異りうる。該経路は、さらに変異
を与えるための種々の選択方法の適用を可能にする点で
も有用である。生産される植物は通常の育成計画に使用
されうる。
発明の要約 本発明の方法は、誘導培地上で大豆植物の組織からカル
スおよび胚形成を誘導する段階、胚成熱培地上で胚を成
熟させる段階、苗条形成培地上で苗条を形成する段階お
よび根形成培地上で根を形成する段階から成る。
さらに詳しくは、本発明は、 (a)カルス形成および胚形成を確実にするのに十分な
量の無機塩、ビタミン、シュークロースおよびホルモン
から成る第1培地上で大豆植物から得られた組織を培養
し、 (b)胚成熱を確実にするために十分な量の無機塩、ビ
タミン、シュークロースおよびホルモンかう成る第2培
地上で胚を継代培養し、 (C)苗条形成を確実にするために十分な量の無機塩、
ビタミン、シュークロースおよびホルモンからなる第3
培地上で成熟胚を継代培養し、(dll影形成確実にす
るために十分な量の無機塩、ビタミンおよびシュークロ
ースから成る第4培地上で苗条を継代培養する 段階から成ることを特徴とする。
組織源は好ましくはグリシン・マツクス(エル。
)メリ/L/ (Glycine max(L、)Me
rrill )の品種からの未熟胚である。適当な品種
にはフオレスト、コーソイ79、ミツチェル450、エ
バンス、グノムおよびノースラップキング(Forre
sむ、 corsoy79 、 Mitchell 4
50 、 Evans 、 Gnome、 and N
orth−rup King )品種5−18−84−
8032−23 が包含される。各基礎培地は、好まし
くは、MS無機塩、ニツチエ(Nitsch)のビタミ
ン、ミオイノシトールおよびシュークロースを含む。本
方法に使用される各培地は5.5〜6.0のpHを有す
る。
発明の詳細 な説明は細胞または組織培養の使用Iこよる大豆(グリ
シ7− ? ッ/y ス(Glycine max )
 )の再生方法に関する。この方法では、土壌に埋め成
長して成熟させることのできる再生大豆苗木が得られる
。本発明はまた、この方法で得られる大豆植物およびこ
の植物から得られる種子にも関する。
一般に、該方法は(a)培地上で大豆植物組織を培養し
てカルスおよび胚を生産し、(b)培地上で該胚を培養
し、胚を成熟させ、(0該成熟胚を培地上で培養して苗
条を生成させ、(d)該苗条を培地上で培養して根を生
じさせ、これにより植物または苗木を形成させることか
らなる。各培地は無機塩、ビタミンおよびシュークロー
スを含有する。さらに、各培地は、例えば胚形成、苗条
形成などの所望の結果を達成するために異る構成のホル
モンを含有する。
カルスおよび胚形成の開始に使用するのに好ましい植物
組織は未成熟胚である。該未成熟胚は大豆植物から定期
的に収穫されるさやから分離される。さやは通常、長さ
が1.5〜2.5鋼の大きさに達した時収穫される。さ
やの表面を滅菌する。胚を無菌的に取り出し、以下、第
1培地と呼ぶカルス誘導および胚形成培地で平板培養す
る。胚は長さ0.5〜3fiである。長さが1〜2fi
である胚を使用するのが好ましい。もし胚が1餌より小
さいと第1培地で平板培養する前に成熟させねばならな
い。
第1培地は無機塩、ビタミンおよびシュークロースから
成る。該無機塩は多量要素および微量要素から成る。第
1培地に使用する多量要素は次の化合物、すなわち、硫
酸マグネシウム、塩化カルシウム、リン酸二水素カリウ
ム、硝酸カリウムおよび硝酸アンモニウムであってよい
。第1培地に含まれる微量要素はホウ酸、硫酸マンガン
、硫酸亜鉛、モリブデン酸■す) IJウム、硫酸銅(
ID、塩化コバルト、ヨウ化カリウム、硫酸鉄(II)
およびEDTAニナ) IJウム塩である。この無機塩
の配合はMS無機塩として当業界で知られている。第1
培地において、MS塩は標準MS無機塩より多くノ鉄お
よびEDTAが含まれるように修飾されている。
第1培地11を調製するために使用される多量要素およ
び微量要素の好ましい量は次のとおりである。硫酸マグ
ネシウム%加物370−y、塩化カルシウム2水加物4
40 q% リン酸二水素カリウム170哩、硝酸カリ
ウム19.00 哩、硝酸アンモニウム1650I++
2、ホウ酸6.2哩、硫酸マンガン1水加物16.9〜
、硫酸亜鉛7水加物8.6■、モリブデン酸■ナトリウ
ム2水加物0.25mg、硫酸銅(■)5水加物0.(
12)5sv、塩化コバルト6水加物0.(12)5−
y、ヨウ化カリウム0.83q、硫酸鉄(It)7水加
物41.7−+yおよびEDTAニナトリウム塩55.
9my。
第1培地はまたビタミンを含有する。使用するビタミン
にはミオイノシトール、ニコチン酸、クリシン、ピリド
キシン、チアミン、葉酸およびビオチンが包含される。
ミオイノシトールを除くこれらのビタミンはニツチエの
ビタミンとして当業界で知られている。このニツチエの
ビタミンはチアミンを多く含むように修飾されている。
第1培地11を調製するために使用されるビタミンの量
は次のとおりである。ミオイノシトール100s+r、
ニコチン酸5sy、グリシン2岬、ピリドキシン塩酸塩
0.5s+y、チアミン塩酸塩0.9q。
葉酸0.5mgおよびビオチン0.05++v0第1培
地はシュークロース2〜3%、好ましくは2%および寒
天またはケルコ・コマーシャル・デベo ’7プメント
(Kelco Commercial Develop
ment)のゲルライ) (Ge1rite、商標)の
ようなゲル化剤を含む。ゲルライトを0.2%の濃度で
使用するのが好ましい。該培地は5.5〜6.0のpH
1好ましくは5.8のpHを有する。
前記成分に加えて、第1培地はまたホルモンも含む。カ
ルス誘導および胚形成に有用であるホルモンは2.4−
DまたはIAAおよび2.4−Dの混合物から成る群か
ら選択できるということが判明しへ存在させるホルモン
の量はカルスおよび胚形に 成を確実するために十分な量である。一般に、0.5△ 〜10IIv/lの2.4−Dまたは1〜3IIIf/
lのIAAと3〜l Omy/ /の2.4−Dの組合
わせが十分である。好ましくは、3〜10〜/lの2.
4−D、1〜3mg/lのIAAと3rny/lの2.
4−Dの組合せ、または3my/lのIAAと3mg/
l、5mg/lまたは10〜/l ノ2.4−Dの組合
わせを第1培地にホルモンとして使用する。ABAをI
AAおよび2.4−Dの混合物へ加えることも可能であ
る。これには、前記IAAおよび2.4−D(7)組合
せとともに0.1〜1.0μM、好ましくは1.0μM
のABAを使用するのが好ましい。該培地はミクロポー
ラス膜沖過で滅菌されたIAA以外の全成分をオートク
レーブ処理することにより滅菌される。
未成鶏胚を第1培地で平板接種し、7〜70日開明新開
明所する。この間に胚は脱分化、カルス形成および胚形
成を受ける。カルスおよび胚は、通常カルスの状態およ
び胚の成熟に従って移し変える。カルスの状態および胚
の成熟は組織の色および形により判断する。正常な胚成
長の通常の段階を経た明緑色の胚を得るのが望ましい。
もし胚が衰えているように見えたら移し変える。例えば
、もし淡緑色か白色になるかまたは正常に発育していな
いと見えたら胚を移し変える。胚を有するカルスは、成
長が遅くなったら新しい第1培地に移し変えることがで
きる。
もし、未成鶏胚が長さ1fi以下ならば、第1培地上で
平板培養する前に胚を成熟させ石のが好ましい。この成
熟は胚成長培地上で該胚を成長させることにより達成さ
れる。該胚成長培地は無機塩、ビタミン、アミノ酸およ
びシュークロースから成る。該無機塩は第1培地につい
て記載したのと同じである。該ビタミンは、胚成長培地
に4000Clのミオイノシトールが使用される以外は
第1培地について記載したのと同じである。
胚成長培地はまたアミノ酸を含む。該アミノ酸はアラニ
ン、グルタミン、セリン、トリプトファン、プロリンお
よびアルギニンである。特に断らない限り、アミノ酸は
全てL−型である。11の培地を調製するために使用さ
れるアミノ酸の好ましい量は、アラニン1000 哩、
グルタミン800mg、セリン160q、トリプトファ
ン50哩、プロリン575Tngおよびアルギニン87
0−vである。
これらのアミノ酸の量の半分を使用することも可能であ
る。
胚成長培地は10〜12%のシュークロースおよび寒天
またはゲルライトのようなゲル化剤を含む。ゲルライト
を0.2%の濃度で使用するのが望ましい。該培地は5
.5〜6.0のPH1好ましくは5.8のpHを有する
胚成長培地はさらにホルモンを含む。胚成長に有用なホ
ルモンはIAA、アデニン硫酸塩およびABAの混合物
、またはIAA、t−ゼアチンおよびABAの混合物で
あるということが判明した。
0.1〜0.5 !n9/lのIAA、0.1〜1.0
4//のアデニン硫酸塩および0.1〜5.0μMのA
BAまたは0.1〜0.511y/ iのIAA、0.
1〜0.5mg/lのし一ゼアチンおよび0.1〜5.
0μMのABAが使用できる。
胚成長培地中のホルモンとしてO,l+++y/zのI
AA。
1mg/jのアデニン硫酸塩および5μMのABAまた
は0.1mg/jのIAA、0.2mg/lの【−ゼア
チンおよび5μMのABAのどちらかを使用することが
好ましい。もしホルモンがIAA、アデニン硫酸塩およ
びABAであるならば12%のシュークロースおよび全
量のアミノ酸の混合物を使用するのが好ましい。その他
のホルモンの配合としては、10%のシュークロースお
よび全量または半量のアミノ酸混合物を使用するのが好
ましい。
該培地は膜濾過で滅菌されたIAAおよび【−ゼアチン
以外の全成分をオートクレーブ処理により滅菌する。胚
が1〜2fiの大きさに達するまで明所においてこの培
地上で成長させ、その時点で第1培地上に平板接種する
第1培地上で胚を培養した後、胚は以下で第2培地と呼
ぶ成熟培地上に移し変えられ、継代培養することにより
成熟させることができる。胚を存するカルスを明所にお
いて第2培地上で20〜75日、好ましくは、約30日
開維代培養する。完全な成熟を得るため、この期間に新
しい培地へ該成熟胚を移し変えることが必要な場合もあ
る。
胚を成熟させるために使用できる第2培地は、以下で第
2培地A、Eと呼ぶ5つの異なる培地から成る群から選
択することができる。各第2培地は2〜3%、好ましく
は、2%のシュークロースおよびゲル化剤、好ましくは
0.2%ゲルライトを含む。pHは5.5〜6.0、好
ましくは5.8である。
各培地は膜沖過で滅菌されたIAAおよびt−ゼアチン
以外をオートクレーブ処理により滅菌する。
第2培地Aは、前調整した第1培地から成る。
第1培地は胚を有する成長カルスにより前調整する。こ
の培地を使用する時、該カルスはもとの位置から1〜2
備(好ましくは1 am )離れた位置へ移し変える。
第2培地Bは無機塩、ビタミンおよびホルモンから成る
。該無機塩およびビタミンは第1培地で使用したものと
同じである。使用できるホルモンは次の群から選択され
る。(1)3〜5〜/1.好ましくは、5mi/lの2
.4−D、[211〜3 me/ l、好ましくは、2
mg/lのIAAおよび3〜5mg/l、好ましくは、
3WNI/lの2.4−D、+311.0〜2.0tm
g/l、好ましくは、1〜/lのIAAおよび0.5〜
1.0〜/l、好ましくは、1mg//の【−ゼアチン
、F411.0〜2.0〜/l、好ましくは1mg/l
のIAAおよび15〜30μM、[しくは、30μMの
アデニン硫酸塩、(5)3〜5 my/ l 、好まし
くは3mg/lの2.4−D、 1〜3mg/11好ま
しくは2mg/lのIAAおよび0.1〜1.0μM、
好ましくは1.0μMのABA0第2培地Cは無機塩、
ビタミン、カゼイン加水分解物およびホルモンから成る
。無機塩およびビタミンは第1培地で使用したものと同
じである。
カゼイン加水分解物は、商業的に利用でき当業界で公知
のカゼイン酵素加水分解物である。それは100〜10
00mg/1.好ましくは100TNI/7の量で存在
させる。この培地に使用するホルモンは1.0〜2.0
mg/lのIAA、Q、5〜1.0mg/lのむ一ゼア
チン、40または250nMのピクロラムおよび0.1
〜5.0μMのABAの混合物である。1mg/lのI
AA、1呵/lの【−ゼアチン、40または250nM
のピクロラムおよび0.1μMのABAを使用するのが
好ましい。
第2培地りは無機塩、ビタミンおよびホルモンから成る
。ビタミンはニツチエのビタミンが修飾されていない以
外第1培地で使用したものと同じである。すなわち、Q
、 5 岬/ lのチアミン塩酸塩だけを使用している
。無機塩は、硝酸カリウムおよび硝酸アンモニウムの代
わりにクエン酸アンモニウムが使用されている以外は第
1培地におけると同じものである。クエン酸アンモニウ
ムは、好ましくは、20mMの量で使用される。ホルモ
ンは1.0〜2.0mg/l、好ましくは、1呵/lの
IAAおよび15〜30μM、好ましくは15μMのア
デニン硫酸塩である。
第2培地Eは無機塩、ビタミン、カゼイン加水分解物お
よびホルモンから成る。無機塩およびビタミンは第2培
地りで使用したものと同じである。
カゼイン加水分解物は第2培地Cで使用したものと同じ
である。この培地で使用するホルモンは、1、0〜2.
0 my/ tのI AA 、 0.5〜1.0 my
/lのt−ゼアチン、40〜250 nMのピクロラム
およびO31〜5.0μMのABAを含む。1ツ/lの
IAA、1〜/lの【−ゼアチン、40nMのピクロラ
ムおよび0.1μMのABAを使用するのが好ましい。
緩慢な成熟のために成熟しつつある胚を新しい培地に移
し変えることが必要な場合、最初の成熟に使用されなか
った培地の1つを使用するのが好ましい。例えば、第2
培地Aを最初に使用した場合、次いで必要に応じて第2
培地B、Hのどれかを使用するのが好ましい。通常、胚
は明所において20〜75日間、好ましくは約30日間
用いる各第2培地上で継代培養する。
第2培地上で成長後、成熟胚は次いで以下に第3培地と
呼ぶ苗条形成培地に移し変える。第3培地は第1培地と
同じ無機塩およびビタミンを含む。
さらに、この培地は苗条形成を確実にするホルモンを含
む。IBAおよびBAの混合物またはIAAおよびアデ
ニン硫酸塩の混合物が苗条形成に有用であることが判明
した。一般に、0.001〜0.05my/ /のIB
Aおよび0.1〜0.5 my/ tのBAまたは1.
0〜3.0〜/lのIAAおよび15〜60μMのアデ
ニン硫酸塩が使用される。0. O05my/lのI 
BA。
および0.2mg/lのBAまたは3巧/lのIAAお
よび30μMまたは60μMのどちらか一方のアデニン
硫酸塩を使用するのが好ましい。IBAおよびBA混合
物へのジベレリン酸の添加は、遅成長胚の苗条伸長およ
び成熟を促進することも判明した。
この例では、0.1μMのジベレリン酸を使用するのが
好ましい。さらに、0.05mg/lのIAA、0.0
5mg/lのBAおよび0.1μMのGA3の混合物が
この成熟のために使用できることが判明した。
第3培地は、第1培地と同量のシュークロース、すなわ
ち、2〜3%、好ましくは、2%のシュークロースおよ
びゲル化剤を含むのが好ましい。また、この培地も膜濾
過で滅菌されたIAAおよびGA3以外オートクレーブ
処理により滅菌される。
苗条が形成したら、以下に第4培地と呼ぶ根形成培地に
移し変える。この移し変えは普通、胚を第3培地上で2
0〜80日間、好ましくは約30日開維代培養した後に
なされる。この期間に該物質を新しい培地に移し変える
ことが必要な場合もある。もし移動が行なわれるならば
、これ、らは30〜45日後、好ましくは30日後に行
なうことができる。移動は通常、もし苗条が適正に伸長
しなかった時に行なわれる。すなわち、苗条が2組の葉
を有しない場合、第4培地に移植する前に新たな第3培
地または2分の1の濃度の無機塩、還元チアミンおよび
ミオイノシトールを含み他の成分は同じである修飾第3
培地に移し変える。ジベレリン酸を用いる場合、修飾第
3培地を使用するのが好ましい。さらに、GA3を成熟
のために使用することが好ましい。
根形成培地はホルモンを含んでいてもよいし含まなくて
もよい。該培地は第1培地と同じ無機塩およびビタミン
を含む。ホルモンを存在させる時、0.1〜1.0 #
/ lのIBAまたは0.1〜1.0 my/ lのI
’AAを用いる。第4培地へ移し変える前に修飾第3培
地を用いる場合、2分の1の濃度の無機塩、還元チアミ
ンおよびミオイノシトールを含み他の成分は同じである
修飾第4培地を使用するのが好ましい。第4培地はまた
、寒天またはゲルライトのようなゲル化剤を含む。ゲル
ライトを0.25%の濃度で使用するのが好ましい。1
%〜3%、好ましくは2%のシュークロースが使用され
る。この培地は5.5〜6,0のpH1好ましくは5.
8のpHを有する。該培地は、IAAが使用される場合
を除いてオートクレーブ処理により滅菌する。IAAは
前記と同様にして滅菌する。
根が形成した後、苗木は何時でも土壌に移植される。こ
れは、一般に、苗条を明所において第4培地で20〜6
0日間、好ましくは約30日開維代培養した後に行なわ
れる。この期間に該材料を新しい培地へ移し変えること
が必要な場合もある。
移し変えは新しい第4培地または全成分がもとの第4培
地での2分の1の濃度で存在する修飾第4培地に対して
行なうことができる。苗木は、十分湿った高湿度室に入
れた土壌へ移すことにより移植する。苗木が定着したら
高湿度室から取り出し土壌に移植し、成長させて成熟さ
せ、種子を生産させる。
この方法は大豆の多くの品種の組織から苗木を再生する
のに有効である。該方法はグリシン・マツクス(エル)
メリル・ジーブイ・フオレスト、コーソイ79、ミツチ
ェル450、エバンス、クノムおよびノースラップキン
グ品種S−18−84−8032(12)3から苗木を
再生するのに有効である。
晩生植物、すなわち、正常な発育経路に沿ってゆっくり
と発達する胚に対してはより多くの移し変えを必要とす
ることが判明した。
実施例 つぎLに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する
が、これらに限定されるものではない。
これらの実施−例において、特に断らない限り、明所で
の培養は1日当たり16時間の光周期を有する。光中、
25〜29℃での培養をいう。特に断らない限り、8時
間の晴朗の間の温度は23〜24℃である。
実施例1 溶液の調製 次の貯蔵液または溶液を以下にさらに詳記する培地作成
時に使用するために調製した。
1.無機塩 A、鉄およびEDTA修飾MS この溶液は、使用直前に80011Ilの蒸留脱イオン
水にシュークロースヲ含まない1パツクのムラシゲ(M
urashige )最小有機物培地(ギブコ・ラボラ
トリーズ・カタログ(Gibco Laborator
iescatalog)k510−3118)を溶解す
ることにより調製した。少量の蒸留脱イオン水を使用し
てそのパックを洗い出した。さらに、5−の鉄およびE
DTA貯蔵液を加えた。この包装された培地は100m
gのミオイノシトールおよび0.4岬のチアミン塩酸塩
を含有していた。
B、鉄およびEDTA修飾半量MS この溶液は使用直前に前記の方法でシュークロースを含
まない半パックのムラシゲ最小有機物培地を溶解するこ
とにより調製した。10.fの鉄およびEDTA貯蔵液
を使用した。包装された培地は100mgのミオイノシ
トールおよび0.4qのチアミン塩酸塩を含有しており
、最終毒はミオイノシトール50mgおよびチアミン塩
酸塩0.2mgであった。
C,クエン酸アンモニウム、鉄およびE DTA修飾M
S この溶液は使用直前に20−のミオイノシトール貯蔵液
、lomのMS微量塩貯蔵液、15−の鉄およびEDT
A貯蔵液および100.R1の塩化カルシウム貯蔵液を
クエン酸アンモニウム修飾MS多量塩貯蔵液に加えるこ
とにより調製した。他に記載していない貯蔵液は次のよ
うにして調製した。
(1)ミオイノシトールの50X貯蔵液は2500HV
のミオイノシトールを500−の蒸留脱イオン水に溶解
することにより調製した。
+21M5微量塩の100x貯蔵液は次の成分を500
4の蒸留脱イオン水に溶解することにより調製した。
(3)クエン酸アンモニウム修飾MS多量塩の I O
X貯蔵液は3,7yの硫酸マグネシウム7水化物、1.
7りのリン酸二水素カリウムおよび45.24yのクエ
ン酸二アンモニウムを1000.zの蒸留脱イオン水に
溶解することにより調製した。
(4)塩化カルシウムのIOX貯蔵液は4.4yの塩化
カルシウム2水化物を1000−の蒸留脱イオン水に溶
解することにより調製した。
2、ビタミン ビタミンの100X貯蔵液は次の成分を500−の蒸留
脱イオン水に溶解することにより調製した。
3、アミノ酸 アミノ酸の50X貯蔵液は次の成分を50011Ieの
蒸留脱イオン水に溶解することにより調製した。
該貯蔵液は培地を調製するために使用するまて10+d
づつ凍結した。
4、鉄およびEDTA 鉄およびEDTAの100x貯蔵液は1.39yの硫酸
鉄(ID7水加物および1.86yのEDTA二ナトリ
ウムを500−の蒸留脱イオン水に溶解して調製した。
5、ホルモン (A)ABAの1mM貯蔵液は、26.411yのAB
Aを20Tnlの1M炭酸水素ナトリウムに溶解し、蒸
留脱イオン水で100−に希釈することにより調製した
(B)BAの1mp/4貯蔵液は、100哩のBAを2
0#IeのIN水酸化ナトリウムに溶解し、蒸留脱イオ
ン水でl 00 areに希釈することにより調製した
(C)2.4−Dの1号智貯蔵液は、100mgの2.
4−りを20.fの70%エタノールに溶解し、蒸留脱
イオン水で100affに希釈することにより調製した
(鞠IBAの1号匂貯蔵液は100mgのIBAを20
、gの70%エタノールに溶解し、蒸留脱イオン水で1
00−に希釈することにより調製した。
(E)アデニン硫酸塩の15mM貯蔵液は、273mg
のアデニン硫酸塩を20dのIN水酸化ナトリウムに溶
解し、蒸留脱イオン水で100−に希釈することにより
調製した。
(F〕(−ゼアチンの1−貯蔵液は、100哩のの【−
ゼアチンを5−の5N塩酸に溶解し、蒸留脱イオン水で
loosgに希釈することにより調製した。
(qピクロラムの1yM貯蔵液は、0.(12)4■の
ピクロラムを20−の温蒸留脱イオン水に溶解し、蒸留
脱イオン水で100−に希釈することにより調製した。
嘱IAAの1−貯蔵液は、100ηのIAAを20wt
の70%エタノールに溶解し、蒸留脱イオン水で100
艷に希釈することにより調製した。
該貯蔵液はアルミ箔で包んだ瓶に入れ冷蔵庫に保存した
。該溶液は1〜2力月毎に新しく調製した。
(DGA3の1mM貯蔵液は、34.6−yのGA3を
20艷の無水エタノールに溶解し、蒸留脱イオン水で1
00.Zに希釈することにより調製した。
実施例2 培地の調製 1゜胚成長培地 胚成長培地は、20−のアミノ酸貯蔵液および10−の
ビタミン貯蔵液を鉄およびEDTA修飾MSに加えるこ
とにより調製した。120gのシュークローズおよび2
yのゲルライトをこの混合液に溶解した。5−のABA
貯蔵液および0.37m1のアデニン硫酸塩貯蔵液を加
え、容量を蒸留脱イオン水で11にした。IN塩酸また
はIN水酸化ナトリウムを用いてpHを5.8に調節し
た。次いで、該混合液を18psiで15分間オートク
レーブにかけた。培地を冷却している間に、0.22μ
ミリポア・メンブレンを通過させて滅菌した0、1−の
IAA貯蔵液を加えた。次いで該培地をペトリ皿に注い
だ。
成長培地中のホルモン濃度を変化させるため、使用する
貯蔵液の量を適宜調節した。例えば、5μMの代わりに
2μMのABAが所望の場合、2WlのABA貯蔵液を
使用した。【−ゼアチンをアデニン硫酸塩の代わりに使
用する場合、滅菌後その適当量を冷却培地に加えた。該
滅菌はIAAと同様に膜ρ過により行なった。例えば、
0.2 t*/lが所望の場合、0.2−の(−ゼアチ
ン貯蔵液を使用した。
2、第1培地またはカルスおよび胚形成培地第1培地は
、10−のビタミン貯蔵液を鉄およびEDTA修飾MS
に加えることにより調製した。
20)のシュークロースおよび2yのゲルライトをこの
混合液に溶解した。0.54の2.4−D貯蔵液を加え
、容量を蒸留脱イオン水で11にした。
IN塩酸またはIN水酸化ナトリウムでpHを5.8に
調節した。該混合液をI B psiで15分間オート
クレーブにかけた。該冷却培地をペトリ皿に注いだ。
異なる濃度の2.4−Dを含有する第1培地を調製する
ため、使用する貯蔵液の量を適宜調節した。
例えば、0.5s/zの代わりに10+++y/lの2
.4−Dが所望の場合、10−の2.4−D貯蔵液を使
用した。
ホルモンとして2.4−DおよびIAAの混合物または
IAA、ABAおよび2.4−Dの混合物を含む第1培
地を調製するため、所望の濃度にする量゛の2.4−D
または2.4−DおよびABAを前記と同様に加えた。
該IAA貯蔵液を前記と同様に滅菌し、所望濃度にする
ための量を冷却培地に加えた。例えば、所望濃度が3m
g/lの2.4−Dおよび2#//のIAAの場合、3
−の2.4−D貯蔵液を該培地に加え、2−のIAA貯
蔵液を該冷却培地に加えた。
3、第2培地または胚成熱培地 A、第2培地A 第2培地Aは前調整した第1培地により調製した。第1
培地は前記と同様にして調製した。胚を第1培地で平板
培養し、30日間成長させた。第2培地Aは、カルス成
長の1〜2ヌの範囲内の培地であった。
B、第2培地B 第2培地Bは、10−のビタミン貯蔵液を鉄およびED
TA修飾MSに加えることにより調製した。20yのシ
ュークロースおよび2fのゲルライトをこの混合液に溶
解した。5−の2.4−D貯蔵液を加え、蒸留脱イオン
水で容量を11にした。
IN塩酸またはIN水酸化す) IJウムでpHを5.
8に調節した。該混合物を18 Psiで15分間オー
トクレーブにかけた。冷却培地をペトリ皿に注いだ。
異なる濃度の2.4−Dを有する第2培地Bを調製する
ため、使用する貯蔵液の皿を適宜調節した。
例えば、5mg//の代わりに3号勺の2.4−Dが所
望の場合、3dの2.4=D貯蔵液を使用した。
ホルモンとして2.4−DおよびIAAの混合物または
IAA、2.4−DおよびABAの混合物を含む第2培
地Bを調製するため、所望濃度にするための量の2.4
−Dまたは2.4−DおよびABAを前記と同様にして
加えた。IAA貯蔵液は前記と同様に滅菌し、所望濃度
にするための量を冷却培地に加えた。例えば、所望濃度
が3my/lの2.4−Dおよび24/lのIAAの場
合、3mgI/の2.4−D貯蔵液を該培地に加え、2
−のIAA貯蔵液を該冷却培地に加えた。
ホルモンとしてIAAおよびt−ゼアチンの混合物を含
む第2培地Bを調製するため、該培地は2.4−D貯蔵
液を加えないこと以外は前記と同様にして調製した。I
AAの貯蔵液および【−ゼアチンの貯蔵液は、IAAに
ついて前記したのと同様にして膜濾過により各々滅菌し
、所望濃度になる量を該冷却培地に加えた。例えば、所
望濃度が1〜句のIAAおよび1ml/lの【−ゼアチ
ンの場合、l lleのIAA貯蔵液および1dの【−
ゼアチン貯蔵液を該冷却培地に加えた。
ホルモンとしてIAAおよびアデニン硫酸塩の混合物を
含む第2培地Bを調製するため、所望量のアデニン硫酸
塩貯蔵液を2.4−D貯蔵液のかわりに加える以外は前
記と同様にして該培地を調製した。滅菌したIAA貯蔵
液を該冷却培地に所望量加えた。例えば、所望濃度が1
+++y//のIAAおよび30yMのアデニン硫酸塩
の場合、該培地の調製において、オートクレーブ処理前
に2dのアデニン硫酸塩貯蔵液を加え、lTR1の滅菌
したIAA貯蔵液を該冷却培地に加えた。
C0第2培地C 第2培地Cはl Q meのビタミン貯蔵液を鉄および
EDTA修飾MSに加えることにより調製した。
20yのシュークロース、100spのカゼイン加水分
解物(ディフコのifco)ブランド・ビタミン不含カ
ザミノ酸)および22のゲルライトをこの培地に加えた
。0.25艷のピクロラム貯蔵液および0.lWlのA
BA貯蔵液を加え、蒸留脱イオン水を用いて容量を11
にした。p I−1試験紙を用いてIN塩酸またはIN
水酸化すl−IJウムを用いてPHを5.8に調節した
。該混合液を13psiで15分間オートクレーブにか
けた。前記と同様にして各々滅菌した1−のIAA貯蔵
液および1dの【−ゼアチン溶液を該冷却培地に加え、
次い”でペトリ皿に注いだ。
異なる濃度のホルモン成分を有する第2培地Cは、その
他の培地成分について前記したのと同様の方法で調製し
た。
D、第2培地り 第2培地りは10−のビタミン貯蔵液をクエン酸アンモ
ニウム、鉄およびEDTA修飾MSに加えることにより
調製した。20yのシュークロースおよび2fのゲルラ
イトをこの混合液に溶解した。1.1のアデニン硫酸塩
貯蔵液を加え、蒸留脱イオン水を用いて全量を11にし
た。pHはIN塩酸またはIN水酸化す) IJウムを
用いて5.8に調節した。該混合液はI B psiで
15分間オートクレーブにかけた。前記と同様にして滅
菌した1dのIAA貯蔵液を該冷却培地に加え、次いで
ペトリ皿に注いだ。第2培地りのIAAおよびアデニン
硫酸塩濃度を変化させたい場合、これは前記の方法で行
なった。
E、第2培地E 第2培地Eは、クエン酸アンモニウム、鉄およびEDT
A修飾MSを第2培地Cの鉄およびEDTA修飾MSの
代わりに使用する以外は第2培地Cで記載したと同様に
調製した。
4、第3培地または苗木形成培地 第3培地は、10−のビタミン貯蔵液を鉄およびEDT
A修飾MSに加えることにより調製した。
2(12)のシュークロースおよび2yのゲムライトを
この混合液に溶解した。0.2−のBA貯蔵液およびo
、ooslleのIBA貯蔵液を加え、蒸留脱イオン水
を用いて容量を11にした。p I−IはIN塩酸また
はIN水酸化ナトリウムを用いて5.8に調節した。次
いで該混合液をIB psiで15分間オートクレーブ
にかけた。そして、該冷却培地をペトリ皿に注いだ。I
BAおよびBAi度を変化させたい場合、前記の方法で
行なった。
BAおよびIBAの代わりにIAAおよびアデニン硫酸
塩を含む第3培地を調製するため、4 xneのアデニ
ン硫酸塩貯蔵液をBAおよびIBAの代  。
わりに加えた。前記のようにして滅菌した3dのIAA
貯蔵液をペトリ皿に注ぐ前に該冷゛却培地に加えた。所
望ならば、前記のようにして濃度を変化させた。
この培地は、また鉄およびEoTA@細Msの代わりに
鉄およびEDTA修飾半量MSを使用して調製した。
5、第4培地または板形成培地 第4培地は、Lot/のビタミン貯蔵液を鉄およびED
TA修飾MSに加えることにより調製した。
20fのシュークロースおよび2.52のゲルライトを
この混合液に溶解した。そして蒸留脱イオン水を用いて
容量を11にした。pHはIN塩酸またはIN水酸化ナ
トリウムを用いて5.8に調節した。該混合液は、l 
8psiで15分間オートクレーブにかけることにより
滅菌した。冷却培地をペトリ皿に注いだ。
この培地は、また鉄およびEDTA修飾MSの代わりに
鉄およびEDTA修飾半ff1M5を使用して調製した
実施例3 大豆再生 さやが長さ1.5〜2.5(至)である時に、大豆、グ
リシン・マツクス(エル、)メリル・ジーブイ・エバ7
ス(Glycine max(L、)Merrill 
cv、、Evans )のさやから未成熟胚を分離した
。この品種の大豆は、イリノイ州、アルバーナのイリノ
イ大学農学部のニッケル博士から入手した。大豆さやを
毎朝集めて、18オンス無菌瓶に入れた。別々に使用し
た表面滅菌剤は次のとおりであった。70%エタノール
(1分間)、50%濃厚クロりツクス(C1orox、
商標)(8分間)および蒸留脱イオン水洗浄3回。滅菌
さやを滅菌ベトIJ皿(1000mX25 m )の上
部に置いた。各さやを個々に、はさみで切断した。胚珠
(1さや当たり3〜4)を注意深くさやからペトリ皿(
滅菌)の底に押し出した。1対の鉗子およびさぐり針を
各胚珠から未成熟胚を取り出すために使用した。該胚を
ペトリ皿に入れた第1培地上に平板接種した。この培地
は、ホルモンとして0.5mgの2.4−Dを用いて前
記のように調製した。該ペトリ皿を明所に置き、カルス
および胚を形成するため70日間培養七た。
この時、胚を有する各カルスは、1〜勺の【−ゼアチン
、1キリのIAA、250nMのピクロラムおよび0.
1yMのABAを使用して前記のように調製した第2培
地Cに移し変えた。該カルスを明所において72日間、
この培地で培養した。
次いで、成熟胚を有するカルスは、1嘴りのIAAおよ
び15μMのアデニン硫酸塩を使用して、実施例2に記
載したように調製した第2培地りに移し変えた。胚を有
する該カルスを明所において46日間この培地で培養し
た。該胚は苗条を形成した。
苗条を有する該カルスは、前記のように調製したペトリ
皿に入れた第4培地に移し変えた。苗条は、明所におい
て30日間この培地で培養した。
この期間に、苗条は根を形成した。
蒸留脱イオン水を用いて、苗木の根からゲルライトを洗
い落した。次いで、該苗木を1クオート・メイスン(M
ason)ジャー内の土壌に移し変えた。メイスン・ジ
ャーの底を滅菌活性炭で覆った。
オートクレーブにかけたバーミキュライト、パーライト
および鉢植え土壌の等量混合物を4インチ該炭上に置い
た。苗木を該土壌中に植え付け、土壌を蒸留脱イオン水
を用いて十分に湿らせた。パラフィルム(Parafi
lm )をジャー上に置き、パラフィルムの上からキャ
ップをネジ込んだ。次いで、ジャムを1日当たり16時
間の光周期を有する24”Cのバーシバ/l/ (Pe
rcival )成長室内に置いた。
12日後、ジャーを成長室から取り出し、温室内のセー
ター・ボックス(sweater box )に入れた
2番目のセーター・ボックスを1番目のセーター・ボッ
クス上に垂直に置き、その上に紙タオルを置いて拡散日
光を供給した。温室は日中29°C±3°Cの温度、夜
間21℃±2℃の温度を符し、1日当たり16時間の光
周期を有した。1週間後、パラフィルムをジャーから取
り除いた。4日後、再生植物を等量のバーミキュライト
、パーライトおよび鉢植え土壌を含む6インチの鉢へ移
植し、セーター・ボックスに戻した。再生植物は開花し
発育した胚珠を含むさやを形成した。
実施例4 大豆再生 未成熟胚を前記のように分離して、10 wlI/lの
2.4−Dを含む第1培地で平板培養した。該平板は、
明所で7日間培養した。次いで胚を有するカルスを2#
lF//のIAA、lμMのABAおよび3ツ/lの2
.4−Dを含む第2培地に移し変え、明所で38日間培
養した。
この時点で、胚を有する各カルスを1 my/lのIA
Aおよび30μMのアデニン硫酸塩を含む第2培地Bに
移し変えた。該平板は、明所において34日間25〜2
9℃で培養した。この時点で、成熟胚を有する各カルス
を0.2mg/lのBAおよび0.005my/lのI
BAを含む第3培地に移し変えた。苗条を有する各カル
スを第4培地に移し変える前に、該平板は29日間明所
で培養した。
明所で培養して27日後、苗木を取り出し、前記のよう
に1クオート・メイスン・ジャー内に入れた。次いで、
該ジャーを24℃で1日当たり16時間の光周期を有す
るパーシバル成長室内に置いた。
実施例5 大豆再生 グリシン・マツクス(エル、)メリル・ジーブイ・ノー
スラップ・キング(Glycine max (L、)
Merrillcv、Northrup King )
品種S−18−84−8032−23からの未成熟胚を
前記のように分離し、2.0my/zの2.4−Dを含
む第1培地で平板培養した。
該平板を明所で58日間培養した。次いで、胚を有する
各カルスを1*/jのIAAおよび1eThlのt−ゼ
アチンを含む第2培地に移し変えた。明所で培養して4
7日後、成熟胚を有する各カルスを3 mg/lのIA
Aおよび30μMのアデニン硫酸塩を含む第3培地に移
し変え、明所で47日間培養した。この時点で苗条を有
する各カルスを第4培地に移し変え、明所で58日間培
養した。次いで、苗木を取り出し、前記のように1クオ
ート・メイスン・ジャー内に入れた。次いで、該ジャー
をパーシバル成長室に置いた。
実施例6 大豆再生 グリシン・マツクス(エル、)メリル・ジーブイ・:l
−74(Glycine max(L、) Merri
ll cv、Corsoy)79からの未成熟胚は、前
記のように分離した。
この品種はニッケル博士から入手した。該胚は、10 
mg/lの2.4−Dを含む第1培地で平板培養した。
そして10日間明所で培養した。次いで、胚を有する各
カルスを5f!I/lの2.4−Dを含む第2培地Bに
移し変え、明所で培養した。20日後、胚を有する各カ
ルスを1呵/lのIAA、1 try/lの【−ゼアチ
ン、40 nMのピクロラムおよび0.1μMのABA
を含む第2培地に郡し変えて、52日間明所で培養した
。次いで、成熟胚を有する各カルスを3+++y//の
IAAおよび60μMのアデニン硫酸塩を含む第3培地
に移し変えた。明所で45日間培養した後、発育した苗
条を有する各カルスは、根を伸長させるために0.2v
q/zのBAおよび0、 OO5N//のIBAを含む
第3培地に移し変えた。
これらは31日間明所で培養し、次いで第4培地ニ移シ
変えた。苗条を有する該カルスは、根ヲ形成するために
この培地で明所で培養した。
実施例7 大豆再生 未成鶏胚を実施例6に記載したように分離し、10 m
W/lの2.4−Dを含む第1培地で平板培養した。そ
れらは、2#I/lのIAAおよび3mgI/lの2゜
4−Dを含む第2培地に移し変える前に、明所で8日間
培養した。胚を有する各カルスは、明所で37日間培養
することによりこの培地で成熟した。
成熟胚を有する各カルスは、0.2vy/lのBAおよ
びO,OO5−y/lのIBAを含む第3培地に移し変
えた。この培地での培養は、32日後に新しい培地に移
し変えて、明所で63日間行った。次いで、発育した苗
条を有する各カルスは、ムラシゲ最小有機物培地の2分
の1の濃度を含む第3培地で平板培養した。これらは、
苗条を伸長させるためこの培地で明所において培養した
実施例8 大豆再生 未成鶏胚を実施例6に記載したように分離し、10 m
g/lの2.4−Dを含む第1培地で平板培養した。明
所で8日培養した後、胚を有する各カルスは、2q//
のIAAおよび3−v’tの2.4−Dを含む第2培地
Bに移し変えた。これらは、明所で37日間培養し、次
いで1N/ZのIAA、lq//のt−ゼアチン、4 
Q nMのピクロラムおよび0.1μMのABAを含む
第2培地Eに移し変えた。成熟胚を存する各カルスは、
32日後0.2 mg/lのBAおよび0.0054/
/のIBAを含む第3培地に移し変えた。明所で31日
間培養した後、発育した苗条を有する各カルスは、ムラ
シゲ最小有機物培地の2分の1の濃度を含む第3培地に
移し変えた。
これらは、苗条を伸長させるために明所においてこの培
地で培養した。
実施例9 大豆再生 グリシン・マツクス(エル、)メリル・ジーブイ・フオ
L/7.ト(Glycine=max(L、)Merr
ill cv、Forrest)からの未成妬胚を前記
したように分離した。この品種はミシシッピイ州、スト
ーンビルの米国農務省、アグリカルチュラル・リサーチ
・サービス、ソイビーン・プロダクション・リサーチの
ハートビック博士のr、Hartwig )より入手し
た。該胚を2.0 Ill/lの2.4−Dを含む第1
培地で平板培養し、明所で48日間培養した。次いで、
胚を有する各カルスは、1vy/lのIAAおよび15
μMのアデニン硫酸塩を含む第2培地りに移し変えた。
明所において55日間この培地で培養した後、成熟胚を
有する各カルスは、0.2−v’tのBAおよび0.0
05WV′4’のIBAを含む第3培地に移し変えた。
次いで、苗条を有する各カルスは、第4培地へ移し変え
明所で13日間培養した。この期間に、それらは2分の
1の濃度の無機塩、ビタミンおよびシュークロースを有
する第4培地に移し変え、根を形成させるため明所で培
養した。
実施例10 大豆再生 グリシン・マツクス(エル、)メリル・ジ−ブイグノム
(Glycine max(L、)Merrill c
v、Gnome)からの未成鶏胚は前記のように分離し
た。この品種はニッケル博士から入手した。該胚は一5
5fmg/lの2.4−Dを含む第1培地で平板培養し
、明所で56日間培養した。次いで、胚を有する各カル
スは、111のIAA、1mgI/lのL−ゼアチン、
40nMのピクロラムおよび0.1μMのABAを含む
第2培地Eに移し変えた。明所で59日間培奄した後、
成熟胚を有する各カルスは、O,’2ny/lのBAお
よびO,OO5N//のIBAを含む第3培地に移し変
えた。この培地での培養は、43日後に新しい培地に移
し変えて、明所で77日間行った。
次いで、発育した苗条を有する各カルスは、2分の1の
濃度のムラシゲ最小有機物および1%シュークロースを
含む第3培地に置いた。これらは、苗条を伸長させるた
め明るい場所で培養した。
実施例11 大豆再生 グリシン・マツクス(エル、)メリル・ジ−ブイエバ7
 ス(Glycine max(L、) Merril
l cv、 Evans)からの1.On+より小さい
未成黙秘は、前記のように分離した。該胚は、20 w
itのアミノ酸混合物を使用して前記のように調製した
0、1〜勺のIAA、1mg7tのアデニン硫酸塩およ
び5μMのABAを含む胚成長培地で平板培養し、明所
で21日間培養した。次いで、胚を有する各カルスは、
3mg/lのIAA、3ψ′lの2.4−Dおよび1μ
MのABAを含む第2培地に移し変えた。明所で87日
間培養した後、成鶏胚を有する各カルスは、o、oos
■/lのIAAおよび0.2mg/lのBAを含む調整
第3培地に移し変えた。この培地での培養は、0.1μ
MのGA3と同じホルモンを含む新しい培地への移動を
伴い、明所で41日間行った。これらは、苗条を成熟さ
せるため明所で培養した。
以上、本発明をその具体例を用いて詳しく説明したが、
明らかなごとく、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々
の修飾が可能であり、これらも本発明範囲のものである
特許出願人  サンジエン・テクノロジイズ・コーポレ
イション

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)カルスおよび胚形成を確実にするのに十分
    な量の無機塩、ビタミン、シュークロースおよび、2,
    4−D、2,4−DとIAAの混合物および2,4−D
    、IAAとABAの混合物から成る群から選択されたホ
    ルモンから成る第1培地で大豆植物から得られた組織を
    培養し、 (b)胚を有する前記カルスを胚成熱に十分な量の無機
    塩、ビタミン、シュークロースおよび(1)2,4−D
    、(2)2,4−DおよびIAAの混合物、(3)IA
    Aおよびt−ゼアチンの混合物、(4)IAAおよびア
    デニン硫酸塩の混合物、(5)IAA、t−ゼアチン、
    ピクロラムおよびABAの混合物、および(6)2,4
    −D、IAAおよびABAの混合物から成る群から選択
    されたホルモンから成る第2培地で継代培養し、 (c)成熟胚を有する前記カルスを、苗条形成に十分な
    量の無機塩、ビタミン、シュークロース、およびIBA
    およびBAの混合物、IAAおよびアデニン硫酸塩の混
    合物、IBA、BAおよびGA_3の混合物、およびI
    AA、BAおよびGA_3の混合物から成る群から選択
    されたホルモンから成る第3培地で継代培養し、 (d)苗条を有する前記カルスを、次の成分、(1)無
    機塩、(2)ビタミン、(3)シュークロース、および
    (4)根形成を確実にするのに十分な量のIAAおよび
    IBAから成る群から選択されたホルモン(ただし前記
    無機塩、ビタミンおよびシュークロースは常に存在する
    )のうちの少なくとも3つから成る第4培地で継代培養
    する 段階から成ることを特徴とする、細胞または組織培養か
    ら大豆苗木を再生する方法。
  2. (2)該組織が未成熟胚から得られる前記第(1)項の
    方法。
  3. (3)大豆植物が、グリシン・マツクス(エル)メリル
    (Glycine max(L)merrill)のノ
    ースラツプキング(Northrup King)品種
    S−18−84−8032−23、フオレスト(For
    rest)、コーソイ(Corsoy)79、エバンス
    (Evans)、グノム(Gnome)およびミツチエ
    ル(Mitchell)450品種から選択される前記
    第(1)項または第(2)項記載の方法。
  4. (4)未成熟胚が前記第1培地で培養する前に、または
    前記第1培地で培養する代わりに胚成長培地で最初に成
    長させられる前記第(2)項または第(3)項の方法。
  5. (5)該ホルモン濃度が、 [1]第1培地中、0.5〜11mg/lの2,4−D
    、1〜3mg/lのIAAおよび3〜10mg/lの2
    ,4−Dの混合物、または1〜3mg/lのIAA、3
    〜10mg/lの2,4−Dおよび0.1〜1.0μM
    のABAの混合物、 [2]第2培地中、3〜5mg/lの2,4−D、1〜
    3mg/lのIAAおよび3〜5mg/lの2,4−D
    の混合物、1.0〜2.0mg/lのIAAおよび0.
    5〜1.0mg/lのt−ゼアチンの混合物、1.0〜
    2.0mg/lのIAAおよび15〜30μMのアデニ
    ン硫酸塩の混合物、1.0〜2.0mg/lのIAA、
    0.5〜1.0mg/lのt−ゼアチン、40〜2 5
    0nMのピクロラムおよび0.1〜5.0μMのABA
    の混合物、または3〜5mg/lの2,4−D、1〜3
    mg/lのIAAおよび0.1〜1.0μMのABAの
    混合物、 [3]第3培地中、0.1〜0.5mg/lのBAおよ
    び0.001〜0.05mg/lのIBAの混合物、1
    .0〜3.0mg/lのIAAおよび15〜60μMの
    アデニン硫酸塩の混合物、0.1〜0.5mg/lのB
    A、0.001〜0.05mg/lのIBAおよび0.
    1μMのGA_3の混合物、または0.0 5mg/l
    のIAA、0.05mg/lのBAおよび0.1μMの
    GA_3の混合物、 [4]前記第4培地がホルモンを含む時、前記第4培地
    中に0.1〜1.0mg/lのIAAまたは0.1〜1
    .0mg/lのIBA、 である前記第(1)項〜第(4)項いずれか1つの方法
  6. (6)該ホルモン濃度が、 [1]第1培地中、3〜10mg/lの2,4−D、1
    〜3mg/lのIAAおよび3mg/lの2,4−Dの
    混合物、3mg/lのIAAおよび5mg/lの2,4
    −Dの混合物、3mg/lのIAAおよび10mg/l
    の2,4−Dの混合物、1〜3mg/lのIAA、3m
    g/lの2,4−Dおよび1.0μMのABAの混合物
    、3mg/lのIAA、5mg/lの2,4−Dおよび
    1.0μMのABAの混合物、または3mg/lのIA
    A、10mg/lの2,4−Dおよび1.0μMのAB
    Aの混合物、 [2]第2培地中、5mg/lの2,4−D、2mg/
    lのIAAおよび3mg/lの2,4−Dの混合物、1
    mg/lのIAAおよび1mg/lのt−ゼアチンの混
    合物、1mg/lのIAAおよび30μMのアデニン硫
    酸塩の混合物、1mg/lのIAAおよび15μMのア
    デニン硫酸塩の混合物、1mg/lのIAA、1mg/
    lのt−ゼアチンおよび40nMのピクロラムおよび0
    .1μMのABAの混合物、1mg/lのIAA、1m
    g/lのt−ゼアチン、250nMのピクロラムおよび
    0.1μMのABAの混合物、または3mg/lの2,
    4−D、2mg/lのIAAおよび1.0μMのABA
    の混合物、[3]第3培地中、0.005mg/lのI
    BAおよび0.2mg/lのBAの混合物、3mg/l
    のIAAおよび30μMのアデニン硫酸塩の混合物、3
    mg/lのIAAおよび60μMのアデニン硫酸塩の混
    合物、0.005mg/lのIBA、0.2mg/lの
    BAおよび0.1μMのGA_3の混合物、または0.
    05mg/lのIAA、0.05mg/lのBAおよび
    0.1μMのGA_3の混合物、[4]第4培地中、0
    .5mg/lのIAAまたは0.5mg/lのIBA、 である前記第(4)項の方法。
  7. (7)第1、第2、第3および第4培地において、シュ
    ークロースの濃度が2%およびpHが5.8である前記
    第(1)〜第(6)項いずれか1つの方法。
  8. (8)第1、第3および第4培地における前記無機塩が
    、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、リン酸二水素カ
    リウム、硝酸カリウム、硝酸アンモニウム、ホウ酸、硫
    酸マンガン、硫酸亜鉛、モリブデン酸(VI)ナトリウム
    、硫酸銅(II)、塩化コバルト、ヨウ化カリウム、硫酸
    鉄(II)およびEDTA二ナトリウム塩から成る前記第
    (1)〜第(7)項いずれか1つの方法。
  9. (9)前記無機塩が、鉄およびEDTAの濃度が当初の
    150%となるように修飾したMS無機塩である前記第
    (8)項の方法。
  10. (10)第2培地における前記無機塩が硫酸マグネシウ
    ム、塩化カルシウム、リン酸二水素カリウム、ホウ酸、
    硫酸マンガン、硫酸亜鉛、モリブデン酸(VI)ナトリウ
    ム、硫酸銅(II)、塩化コバルト、ヨウ化カリウム、硫
    酸鉄(II)、EDTA二ナトリウム塩ならびにクエン酸
    アンモニウム、および硝酸カリウムおよび硝酸アンモニ
    ウムの混合物から成る群から選択された窒素源である前
    記第(1)〜第(9)項いずれか1つの方法。
  11. (11)前記無機塩が、窒素源が硝酸カリウムおよび硝
    酸アンモニウムである時、鉄およびEDTAの濃度がも
    との150%となるように修飾されたMS無機塩であり
    、あるいは前記無機塩が、窒素源がクエン酸アンモニウ
    ムである時、鉄およびEDTA濃度がもとの150%と
    なるるように修飾されたMS無機塩であり、20mMの
    クエン酸アンモニウムを硝酸カリウムおよび硝酸アンモ
    ニウムの代りに用いる前記第(10)項の方法。
  12. (12)第2培地がさらにカゼイン加水分解物から成る
    前記第(7)または第(8)項の方法。
  13. (13)第1、第2、第3および第4培地において前記
    ビタミンがミオイノシトール、ニコチン酸、グリシン、
    ピリドキシン、チアミン、葉酸およびビオチンから成る
    前記第(1)項〜第(12)項いずれか1つの方法。
  14. (14)前記ビタミンが、窒素源が硝酸カリウムおよび
    硝酸アンモニウムである時、100mg/lのミオイノ
    シトールおよびチアミン濃度がもとの150%となるよ
    うに修飾されたニツチエ(Nitsch)のビタミンで
    あり、窒素源がクエン酸アンモニウムである時、100
    mg/lのミオイノシトールおよびニツチエのビタミン
    である前記第(13)項の方法。
  15. (15)前記第(1)項〜第(14)項いずれか1つの
    方法により生産された植物。
  16. (16)前記第(15)項の植物から生産された種子。
JP60165644A 1984-07-27 1985-07-25 大豆再生方法 Pending JPS6147121A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/635,222 US4684612A (en) 1984-07-27 1984-07-27 Process for regenerating soybeans
US635222 1984-07-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6147121A true JPS6147121A (ja) 1986-03-07

Family

ID=24546955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60165644A Pending JPS6147121A (ja) 1984-07-27 1985-07-25 大豆再生方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4684612A (ja)
EP (1) EP0171679A1 (ja)
JP (1) JPS6147121A (ja)
AU (1) AU578298B2 (ja)
CA (1) CA1270218A (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4937970A (en) * 1985-09-20 1990-07-03 Lubrizol Genetics, Inc. In vitro screening for and selection of glycine max resistant to phialophora gregata
US4837152A (en) * 1986-07-29 1989-06-06 Sungene Technologies Corporation Process for regenerating soybeans
US5024944A (en) * 1986-08-04 1991-06-18 Lubrizol Genetics, Inc. Transformation, somatic embryogenesis and whole plant regeneration method for Glycine species
DE3873489D1 (de) * 1987-11-18 1992-09-10 Ciba Geigy Ag Eine leistungsfaehige methode, baumwolle aus kultivierten zellen zu regenerieren.
EP0328424A3 (en) * 1988-02-12 1992-04-29 Kyowa Hakko Kogyo Kabushiki Kaisha Process for the production of somatic embryos
US5008200A (en) * 1988-05-08 1991-04-16 United Agriseeds, Inc. Propagating multiple whole fertile plants from immature leguminous
US5416011A (en) * 1988-07-22 1995-05-16 Monsanto Company Method for soybean transformation and regeneration
DE4009392A1 (de) * 1990-03-23 1991-09-26 Merck Patent Gmbh Verfahren zur herstellung von pilocarpin aus in vitro-kulturen von pilocarpus
ES2040174B1 (es) * 1992-02-24 1994-05-01 Consejo Superior Investigacion Metodo para el enraizamiento de estaquillas semileñosas de chirimoyo (anona cherimola mill.) cv. fino de jete, micropropagadas por cultivo de tejidos in vitro.
CN1318300A (zh) * 2001-04-25 2001-10-24 四川龙蟒福生科技有限责任公司 使用脱落酸调节植物生长的方法
WO2003090533A1 (fr) * 2002-04-23 2003-11-06 Sichuan Lomon Bio Technology Co., Ltd. Composition de regulation de la croissance de plantes utilisee pour assurer la resistance au stress et favoriser la croissance
WO2005063002A1 (en) * 2003-12-31 2005-07-14 Council Of Scientific And Industrial Research A tissue culture process for producing cotton plants
US20050223440A1 (en) * 2004-03-31 2005-10-06 Council Of Scientific And Industrial Research Tissue culture process for producing cotton plants
US20060277618A1 (en) * 2005-06-06 2006-12-07 Dairyland Seed Co., Inc. Methods for producing a hybrid seed product
KR100803631B1 (ko) 2006-06-28 2008-02-19 카운슬 오브 사이언티픽 앤드 인더스트리얼 리서치 목화 생산을 위한 조직 배양 방법
US8329995B2 (en) * 2007-07-06 2012-12-11 Arcadia Biosciences, Inc. Soybeans with reduced isoflavones
US9055721B2 (en) 2010-08-19 2015-06-16 The Institute For Advanced Learning And Research Methods and media formulations for large-scale and efficient micropropagation of bio-energy grasses
CN101946623B (zh) * 2010-09-01 2012-01-04 中国农业科学院油料作物研究所 大豆非组织培养植株再生方法及其应用
CN107637524A (zh) * 2017-11-10 2018-01-30 佛山市恒爱网络科技有限公司 一种蝴蝶兰生根培养基
CN107810851A (zh) * 2017-11-10 2018-03-20 佛山市恒爱网络科技有限公司 一种蝴蝶兰初代培养基
CN107593457A (zh) * 2017-11-10 2018-01-19 佛山市恒爱网络科技有限公司 一种蝴蝶兰继代培养基
CN107691221A (zh) * 2017-11-10 2018-02-16 佛山市恒爱网络科技有限公司 一种蝴蝶兰组织培养方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2275142A1 (fr) * 1974-06-20 1976-01-16 Anvar Procede pour l'obtention de variants de laitues presentant des caracteristiques ameliorees
US4217730A (en) * 1979-05-07 1980-08-19 Weyerhaeuser Company Embryogenesis of gymnosperm forest trees
HU183433B (en) * 1981-05-12 1984-05-28 Richter Gedeon Vegyeszet Process for producing multiplying material of digitalis lanata ehrh in tissue culture

Also Published As

Publication number Publication date
AU4505485A (en) 1986-01-30
AU578298B2 (en) 1988-10-20
US4684612A (en) 1987-08-04
CA1270218A (en) 1990-06-12
EP0171679A1 (en) 1986-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6147121A (ja) 大豆再生方法
US5008200A (en) Propagating multiple whole fertile plants from immature leguminous
US4666844A (en) Process for regenerating cereals
US5821126A (en) Method for clonal propagation of gymnosperms by somatic polyembryogenesis
US4665030A (en) Process for regenerating corn
Okazaki et al. Interspecific hybrids between Lilium'Oriental'hybrid and L.'Asiatic'hybrid produced by embryo culture with revised media
JPS6352818A (ja) トウモロコシを再生する方法
Cooke Homogenization as an Aid in Tissue Culture Propagation of Platycerium and Davallia1
US4830966A (en) Process for regenerating corn
US20090280566A1 (en) Methods for increasing germination frequency and/or vigor by cold shock treatment of conifer somatic embryos during development
EP0171593A1 (en) Sunflower regeneration through embryogenesis and organogenesis
EP0170904A1 (en) Sunflower regeneration through organogenesis
Bapat et al. Growth and organogenesis in explanted tissues of Amaryllis in culture
EP0172377A1 (en) Sunflower regeneration through embryogenesis
CA1270647A (en) Process for regenerating soybeans
US4843005A (en) Process for regenerating corn
CA2473012C (en) Development and stratification of pine somatic embryos using a liquid system
Dunstan et al. Origin and early growth of celery embryoids
Dias et al. Somatic embryogenesis and plant regeneration in the tissue culture of Geonoma gamiova (Arecaceae)
AU2004202744A1 (en) Media and methods for promoting maturation of conifer somatic embryos
Simola et al. Growth, differentiation, and ultrastructure of microspore callus of Picea abies as affected by nitrogenous supplements and light
Rout et al. Regeneration of a metal tolerant grass Echinochloa colona via somatic embryogenesis from suspension culture
US20020199220A1 (en) Methods to propagate plants via somatic embryogenesis and to transfer genes into ornamental statice and other members of the family plumbaginaceae
AU2003203636B2 (en) Methods for producing cotyledonary pine embryos utilizing a gibberellin
Skolmen Clonal propagation of Acacia koa Gray by tissue culture and conventional methods