JPS6145719Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6145719Y2 JPS6145719Y2 JP10887882U JP10887882U JPS6145719Y2 JP S6145719 Y2 JPS6145719 Y2 JP S6145719Y2 JP 10887882 U JP10887882 U JP 10887882U JP 10887882 U JP10887882 U JP 10887882U JP S6145719 Y2 JPS6145719 Y2 JP S6145719Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- pipe
- lubricating oil
- bearing
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 52
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 31
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は潤滑油を給油ポンプを介して循環さ
せ、軸受を潤滑する強制給油軸受装置における給
油装置の改良に関する。
せ、軸受を潤滑する強制給油軸受装置における給
油装置の改良に関する。
第1図は強制給油軸受装置の一例を示す配管系
統図、第2図は軸受台の構造を示す横断面図、第
3図は第2図に示すA部オリフイス部分の拡大図
である。
統図、第2図は軸受台の構造を示す横断面図、第
3図は第2図に示すA部オリフイス部分の拡大図
である。
第1図ないし第3図において、1はタンク、2
は潤滑油、3はポンプ、3′は給油管、4は軸受
台、4′は排油管、5はレリーフバルブ、5′はオ
リフイス、6は軸受、7,7′は給油管3′のフラ
ンジ部である。
は潤滑油、3はポンプ、3′は給油管、4は軸受
台、4′は排油管、5はレリーフバルブ、5′はオ
リフイス、6は軸受、7,7′は給油管3′のフラ
ンジ部である。
一般に強制給油軸受装置は、回転機の回転軸の
軸受を強制給油して潤滑すると同時に、この軸受
に発生した熱を吸収冷却してタンクに貯えるもの
である。即ち、タンク1内に貯えられた潤滑油2
を、強制循環装置であるポンプ3により吸込み、
このポンプ3から吐出された潤滑油2はこのポン
プ3に連通された給油管3′の所定位置に配設さ
れたレリーフバルブ5により一定の圧力に調整さ
れ、さらに軸受台4の入口側の給油管3′に設け
られた、オリフイス5′により流量調整して一定
流量が軸受台4内に供給される。このように一定
流量の潤滑油2が軸受台4内に供給されると、第
2図に示すごとく軸受台4内で軸受6を冷却し、
熱を吸収した潤滑油2は矢印で示すごとく軸受台
4の内箱を通り、一旦軸受台4内に溜り、この軸
受台4とタンク1に連通された排油管4′を介し
て矢印方向に自然落下させて、第1図に示すタン
ク1内に戻すように構成されている。
軸受を強制給油して潤滑すると同時に、この軸受
に発生した熱を吸収冷却してタンクに貯えるもの
である。即ち、タンク1内に貯えられた潤滑油2
を、強制循環装置であるポンプ3により吸込み、
このポンプ3から吐出された潤滑油2はこのポン
プ3に連通された給油管3′の所定位置に配設さ
れたレリーフバルブ5により一定の圧力に調整さ
れ、さらに軸受台4の入口側の給油管3′に設け
られた、オリフイス5′により流量調整して一定
流量が軸受台4内に供給される。このように一定
流量の潤滑油2が軸受台4内に供給されると、第
2図に示すごとく軸受台4内で軸受6を冷却し、
熱を吸収した潤滑油2は矢印で示すごとく軸受台
4の内箱を通り、一旦軸受台4内に溜り、この軸
受台4とタンク1に連通された排油管4′を介し
て矢印方向に自然落下させて、第1図に示すタン
ク1内に戻すように構成されている。
第4図は潤滑油温度に対する潤滑油量の特性を
示す特性図で、縦軸は潤滑油量、横軸は潤滑油の
温度を示し、グラフ中の実線は排油、破線は給油
をそれぞれ示している。このグラフでも明確なよ
うに潤滑油の給油量はオリフイス5′により流量
が調整されているので、温度の変化により潤滑油
の粘度が変化しても給油量の変化は少ないが、し
かし軸受台内の排油は、自然落下のため、潤滑油
の温度変化により粘度抵抗が変化し、かつ、排油
量が大きく変動する関係にある。
示す特性図で、縦軸は潤滑油量、横軸は潤滑油の
温度を示し、グラフ中の実線は排油、破線は給油
をそれぞれ示している。このグラフでも明確なよ
うに潤滑油の給油量はオリフイス5′により流量
が調整されているので、温度の変化により潤滑油
の粘度が変化しても給油量の変化は少ないが、し
かし軸受台内の排油は、自然落下のため、潤滑油
の温度変化により粘度抵抗が変化し、かつ、排油
量が大きく変動する関係にある。
このような関係から回転機の始動時には潤滑油
の温度は低く、かつ、高粘度状態にあり、給油量
に対し排油量が低下して軸受台内の油面が上昇
し、ついには軸と軸受台の隙間より油もれを発生
することがあつた。特にデイーゼル発電機等にお
いては、エンジン内の油タンクに排油を戻す関係
から十分なる排油管勾配を必要とするが、実際に
は十分な排油管勾配が得られないのが一般的で、
このため排油の自然落下条件が悪く、しかも高粘
度の潤滑油を使用する場合が多く、始動時と定常
運転時では潤滑油の温度に大きな差があり、した
がつて排油条件が大きく変化する傾向にある。
の温度は低く、かつ、高粘度状態にあり、給油量
に対し排油量が低下して軸受台内の油面が上昇
し、ついには軸と軸受台の隙間より油もれを発生
することがあつた。特にデイーゼル発電機等にお
いては、エンジン内の油タンクに排油を戻す関係
から十分なる排油管勾配を必要とするが、実際に
は十分な排油管勾配が得られないのが一般的で、
このため排油の自然落下条件が悪く、しかも高粘
度の潤滑油を使用する場合が多く、始動時と定常
運転時では潤滑油の温度に大きな差があり、した
がつて排油条件が大きく変化する傾向にある。
本考案は上述したような欠点を解消するために
なされたもので、特に冷温時における排油量が少
なくて、軸受台に貯つた潤滑油の油面が上昇する
ことにより、軸と軸受台との隙間から油もれする
ことを防止するために、排油量と給油量とを整合
させるフランジ付き抵抗管を給油管路内に配設し
て、油もれを防止するようにした新規な装置を提
供せんとするものである。
なされたもので、特に冷温時における排油量が少
なくて、軸受台に貯つた潤滑油の油面が上昇する
ことにより、軸と軸受台との隙間から油もれする
ことを防止するために、排油量と給油量とを整合
させるフランジ付き抵抗管を給油管路内に配設し
て、油もれを防止するようにした新規な装置を提
供せんとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第5図は本考案の一実施例における給油管内に
設けられたフランジ付抵抗管を示す側断面図、第
6図は本考案を実施したときの潤滑油温度に対す
る潤滑油量の特性を示す特性図であり、縦軸、横
軸およびグラフの表示は第4図と同様である。な
お第5図において第1図ないし第3図と同一符号
は同一または相当部分を示す。
設けられたフランジ付抵抗管を示す側断面図、第
6図は本考案を実施したときの潤滑油温度に対す
る潤滑油量の特性を示す特性図であり、縦軸、横
軸およびグラフの表示は第4図と同様である。な
お第5図において第1図ないし第3図と同一符号
は同一または相当部分を示す。
第5図において、8はフランジ8′と抵抗管部
とが一体に形成され、かつ給油管3′に内設する
フランジ付抵抗管、9はフランジ付抵抗管8の抵
抗管部分の外径に適合した穴を有し、かつ給油管
3′の内径に適合した外径を有する円状の振動防
止リング、dはフランジ付抵抗管8の内径、lは
フランジ8′を含むフランジ付抵抗管8の長さで
ある。
とが一体に形成され、かつ給油管3′に内設する
フランジ付抵抗管、9はフランジ付抵抗管8の抵
抗管部分の外径に適合した穴を有し、かつ給油管
3′の内径に適合した外径を有する円状の振動防
止リング、dはフランジ付抵抗管8の内径、lは
フランジ8′を含むフランジ付抵抗管8の長さで
ある。
潤滑油のような粘性流体が管路内を流れる時の
流量Qはハーゲンポワズイユの法則により次式で
表される。
流量Qはハーゲンポワズイユの法則により次式で
表される。
Q=πd4Δp/128μl
ここに、
Q;管路内流量(cm3/sec)
d;管路の内径(cm)
Δp;出入口の圧力差(Kg/cm2)
μ;粘性係数(Kg・s/cm2)
l;管路の長さ(cm)
今、給油側および排油側の粘性係数μが等しい
とすると、排油管の管路内径,出入口の圧力差お
よび管路の長さが決つているので、給油量が排油
量をわずかに下まわるように、フランジ付抵抗管
8の内径dおよび長さlを決定することができ
る。
とすると、排油管の管路内径,出入口の圧力差お
よび管路の長さが決つているので、給油量が排油
量をわずかに下まわるように、フランジ付抵抗管
8の内径dおよび長さlを決定することができ
る。
第2図に示す排油管4′側の流量特性に見合つ
た適切な内径dと長さlとからなるフランジ付抵
抗管8のフランジ8′を、給油管3′のフランジ7
と7′の間に入れて、締結部品により締結してい
る。またフランジ付抵抗管8の抵抗管部分の一端
を、振動防止リング9の中心部に設けられた穴を
通して固定し振動を防止している。
た適切な内径dと長さlとからなるフランジ付抵
抗管8のフランジ8′を、給油管3′のフランジ7
と7′の間に入れて、締結部品により締結してい
る。またフランジ付抵抗管8の抵抗管部分の一端
を、振動防止リング9の中心部に設けられた穴を
通して固定し振動を防止している。
前記のとおりフランジ付抵抗管8の内径dと長
さlを排油量に見合うごとく設定してあるので、
潤滑油の温度が変化しても常に給油量と排油量と
を整合させ、軸受台内の油面を一定に維持させ
て、油もれの発生は防止できる。
さlを排油量に見合うごとく設定してあるので、
潤滑油の温度が変化しても常に給油量と排油量と
を整合させ、軸受台内の油面を一定に維持させ
て、油もれの発生は防止できる。
その実験の結果を第6図に示してあり、給油に
対し排油が常に多量になつている。
対し排油が常に多量になつている。
この装置において、潤滑油の温度が低いときに
給油量が下がるが、この潤滑油の温度が低いた
め、軸受部の冷却効果が高く給油量の低下による
悪影響はない。
給油量が下がるが、この潤滑油の温度が低いた
め、軸受部の冷却効果が高く給油量の低下による
悪影響はない。
本考案は上述したごとく、給油量と排油量を整
合したことにより、軸受台内の潤滑油油面を一定
に維持させることができて、軸と軸受台との隙間
より油もれの発生を防止したものでその実用上の
効果は大である。
合したことにより、軸受台内の潤滑油油面を一定
に維持させることができて、軸と軸受台との隙間
より油もれの発生を防止したものでその実用上の
効果は大である。
第1図は強制給油軸受装置の一例を示す配管系
統図、第2図は軸受台の構造を示す横断面図、第
3図は第2図に示すA部オリフイス部分の拡大
図、第4図は潤滑油温度に対する潤滑油量の特性
を示す特性図、第5図は本考案の一実施例におけ
る給油管内に設けられたフランジ付抵抗管を示す
側断面図、第6図は本考案を実施したときの潤滑
油温度に対する潤滑油量の特性を示す特性図であ
る。 1……タンク、2……潤滑油、3……ポンプ、
3′……給油管、4……軸受台、4′……排油管、
5……レリーフバルブ、5′……オリフイス、6
……軸受、7,7′,8′……フランジ、8……フ
ランジ付抵抗管、9……振動防止リング。
統図、第2図は軸受台の構造を示す横断面図、第
3図は第2図に示すA部オリフイス部分の拡大
図、第4図は潤滑油温度に対する潤滑油量の特性
を示す特性図、第5図は本考案の一実施例におけ
る給油管内に設けられたフランジ付抵抗管を示す
側断面図、第6図は本考案を実施したときの潤滑
油温度に対する潤滑油量の特性を示す特性図であ
る。 1……タンク、2……潤滑油、3……ポンプ、
3′……給油管、4……軸受台、4′……排油管、
5……レリーフバルブ、5′……オリフイス、6
……軸受、7,7′,8′……フランジ、8……フ
ランジ付抵抗管、9……振動防止リング。
Claims (1)
- 回転電機の強制給油軸受装置において、一定給
油圧に調整された軸受台の入口側給油管の接合フ
ランジ部に、このフランジと同一外径のフランジ
と抵抗管部とから構成され、軸受台の排油管の潤
滑油の粘度変化に対する流量特性に適合する流量
特性となる内径および長さを有するフランジ付抵
抗管を、その抵抗管部を前記給油管内に挿入しフ
ランジを前記接合フランジ間に挾んで締結固定し
たことを特徴とする回転電機の給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10887882U JPS5915255U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 回転電機の給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10887882U JPS5915255U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 回転電機の給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5915255U JPS5915255U (ja) | 1984-01-30 |
JPS6145719Y2 true JPS6145719Y2 (ja) | 1986-12-23 |
Family
ID=30253848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10887882U Granted JPS5915255U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 回転電機の給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915255U (ja) |
-
1982
- 1982-07-20 JP JP10887882U patent/JPS5915255U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5915255U (ja) | 1984-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0853738B1 (en) | Rotary interaction apparatus | |
US5779005A (en) | Constant flow cascade lubrication system | |
US5090375A (en) | Valve gear oiling system for overhead camshaft engine | |
US4101241A (en) | Super charger with fluid biased heat shroud | |
JPS6145719Y2 (ja) | ||
JPS5821129B2 (ja) | ジヤ−ナル軸受 | |
US1510804A (en) | Shaft lining | |
US2766929A (en) | Compressor and lubricating means therefor | |
US3690410A (en) | Cooling and lubricating system for bearings | |
US2681837A (en) | Bearing oil seal | |
US1937461A (en) | Oil sealing device | |
US603260A (en) | Means for lubricating shaft-bearings | |
US2927563A (en) | Internal combustion engine cooling fan structure and temperature responsive control means therefor | |
US3544179A (en) | Combination thrust and radial bearing | |
US2674404A (en) | Turbocompressor for refrigerating apparatus | |
US1073197A (en) | Cooling means for internal-combustion engines. | |
US2005193A (en) | Temperature responsive liquid pump | |
US3635581A (en) | High-pressure centrifugal pump | |
US1945833A (en) | Deep well turbine pump head and lubricating system therefor | |
US4027928A (en) | Cooling and lubrication arrangement for water cooled bearings having self contained lubrication systems | |
JPH09126169A (ja) | ねじ式圧縮機 | |
US2001857A (en) | Lubricating system | |
US1553681A (en) | Circulating pump | |
US2053783A (en) | Pump | |
KR102576224B1 (ko) | 양수기의 임펠라 회전축 냉각장치 |