JPS6143946Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6143946Y2 JPS6143946Y2 JP14046282U JP14046282U JPS6143946Y2 JP S6143946 Y2 JPS6143946 Y2 JP S6143946Y2 JP 14046282 U JP14046282 U JP 14046282U JP 14046282 U JP14046282 U JP 14046282U JP S6143946 Y2 JPS6143946 Y2 JP S6143946Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing housing
- turbine
- input shaft
- output shaft
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gear Transmission (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、多段式減速機のベアリングハウジン
グ、殊に、小型ガスタービンの多段式減速機のそ
れに関する。
グ、殊に、小型ガスタービンの多段式減速機のそ
れに関する。
一般に、産業用の小型ガスタービンは1軸型に
構成され、最も簡単な形状で、コスト的には優れ
ているが、かなりの多段式減速機が必要である。
構成され、最も簡単な形状で、コスト的には優れ
ているが、かなりの多段式減速機が必要である。
ところが、歯車による多段式減速機は、大型の
歯車を幾も使用し、減速比を大きくとつている。
そのためスペースを占めるので、入力軸と出力軸
とを同一軸芯上に配設し、これらの軸を互に嵌合
して相対回転できるようにしている。しかしなが
ら、小型ガスタービンのように、入力軸を特に油
冷する構造をとれば、また、減速比をかなり大き
くとるとなると、入力軸と出力軸とは分断し、そ
の間に入力軸用ベアリングハウジングを介在して
支承しなければならない。
歯車を幾も使用し、減速比を大きくとつている。
そのためスペースを占めるので、入力軸と出力軸
とを同一軸芯上に配設し、これらの軸を互に嵌合
して相対回転できるようにしている。しかしなが
ら、小型ガスタービンのように、入力軸を特に油
冷する構造をとれば、また、減速比をかなり大き
くとるとなると、入力軸と出力軸とは分断し、そ
の間に入力軸用ベアリングハウジングを介在して
支承しなければならない。
したがつて、部品点数も増し、組立工数も増え
ることになる。
ることになる。
そこで本考案は、この不具合を解消するために
案内されたもので、以下、添付図面に示す実施例
にもとづいて説明する。
案内されたもので、以下、添付図面に示す実施例
にもとづいて説明する。
第1図は、発電機直結型の小型ガスタービンを
示し、Aは遠心圧縮機、Bは燃焼器、Cはターピ
ン、Dは減速機室を示す。遠心圧縮機Aにおい
て、1は羽根車、2はデイフユーザ、3は吐出部
を示し、燃焼器Bにおいて、4は燃焼器内筒、5
は燃料噴射弁、6は燃焼器内筒4よりタービンC
のタービン静翼7へ燃焼高温ガスを導入するガス
通路を形成し、その外周は前記吐出部3から燃焼
器内筒4へ圧縮空気を導入するガス通路を形成す
るスクロールを示す。
示し、Aは遠心圧縮機、Bは燃焼器、Cはターピ
ン、Dは減速機室を示す。遠心圧縮機Aにおい
て、1は羽根車、2はデイフユーザ、3は吐出部
を示し、燃焼器Bにおいて、4は燃焼器内筒、5
は燃料噴射弁、6は燃焼器内筒4よりタービンC
のタービン静翼7へ燃焼高温ガスを導入するガス
通路を形成し、その外周は前記吐出部3から燃焼
器内筒4へ圧縮空気を導入するガス通路を形成す
るスクロールを示す。
タービンCにおいて、8は初段バケツト、9は
第2段タービンノズル、10は第2段バケツト、
11は排気ケーシング、12はタービン車軸を示
し、該車軸12は後述のタービン側軸受ハウジン
グと図示しない圧縮機側軸受ハウジングとで支承
されている。
第2段タービンノズル、10は第2段バケツト、
11は排気ケーシング、12はタービン車軸を示
し、該車軸12は後述のタービン側軸受ハウジン
グと図示しない圧縮機側軸受ハウジングとで支承
されている。
次に、デイフユーザ2は、その基部をコーン状
支持体13と一体的に構成され、該支持体13は
その基部を円筒体14に連設して、タービン側軸
受ハウジングを構成している。円筒体14内には
タービン車軸12が挿通されているが、円筒体1
4とタービン車軸12の間には、中央にボールベ
アリング15が介在され、その片側にラビリンス
シール、他の側にメタル17が介在している。
支持体13と一体的に構成され、該支持体13は
その基部を円筒体14に連設して、タービン側軸
受ハウジングを構成している。円筒体14内には
タービン車軸12が挿通されているが、円筒体1
4とタービン車軸12の間には、中央にボールベ
アリング15が介在され、その片側にラビリンス
シール、他の側にメタル17が介在している。
タービン車軸12の一端である減速機に対する
入力軸18は、第2図のように構成されている。
油冷のため中空軸19の端部に、スプライン20
を刻設し、スプライン20に中空状ピニオン21
の内周と噛合し、該ピニオン21は、その両端を
ローラベアリング22,23で支承している。一
方のローラベアリング22は、タービン機枠24
に設けられ、他のローラベアリング23はベアリ
ングハウジング25に設けられている。
入力軸18は、第2図のように構成されている。
油冷のため中空軸19の端部に、スプライン20
を刻設し、スプライン20に中空状ピニオン21
の内周と噛合し、該ピニオン21は、その両端を
ローラベアリング22,23で支承している。一
方のローラベアリング22は、タービン機枠24
に設けられ、他のローラベアリング23はベアリ
ングハウジング25に設けられている。
ピニオン21は、中央に歯33を刻設し、中間
軸26に固着された第1の大歯車26′と噛合
い、該中間軸26には小径の歯27を刻設してい
る。該小径の歯27は第2の大歯車28と噛合つ
ている。第2の大歯車28はフランジ29を延出
した出力軸30と、該フランジ29の外周に歯部
31とボルト32で固着した構造になつており、
出力軸30はタービン機枠24に設けられたスラ
ストローラベアリング34で支承している。
軸26に固着された第1の大歯車26′と噛合
い、該中間軸26には小径の歯27を刻設してい
る。該小径の歯27は第2の大歯車28と噛合つ
ている。第2の大歯車28はフランジ29を延出
した出力軸30と、該フランジ29の外周に歯部
31とボルト32で固着した構造になつており、
出力軸30はタービン機枠24に設けられたスラ
ストローラベアリング34で支承している。
ベアリングハウジング25の外形は略山形状に
なつており、その頂部35の内側にピニオン21
を挿入し、それをローラベアリング23で支承し
ている。該頂部35と同じ長さのステイ36を下
側に突出し、大歯車28の歯部31を組立の際、
掛載するようにしている。したがつて、頂部35
とステイ36の端部とを結ぶ面37はベアリング
ハウジング25の底面38と平行になつており、
底面38はタービン機枠24にボルト39でもつ
て密着するが、この底面38はローラベアリング
23の正確な位置決めのため、精密仕上げをする
必要があり、その加工に面37を座として使用
し、特別な治具を不必要としている。
なつており、その頂部35の内側にピニオン21
を挿入し、それをローラベアリング23で支承し
ている。該頂部35と同じ長さのステイ36を下
側に突出し、大歯車28の歯部31を組立の際、
掛載するようにしている。したがつて、頂部35
とステイ36の端部とを結ぶ面37はベアリング
ハウジング25の底面38と平行になつており、
底面38はタービン機枠24にボルト39でもつ
て密着するが、この底面38はローラベアリング
23の正確な位置決めのため、精密仕上げをする
必要があり、その加工に面37を座として使用
し、特別な治具を不必要としている。
以上のように本実施例の構成はなつているの
で、吸入部から吸込まれた空気は羽根車1に流入
し、該羽根車1の羽根によつて回転して遠心力の
作用で圧縮され、吸入部より高い圧力となつて速
度を伴い排出する。吐出部3における速度エネル
ギを圧力エネルギに変換する。デイフユーザ2を
出た圧縮空気はスクロール6の外周に沿つて流
れ、燃焼器Bに導かれる。燃焼器Bの燃焼器内筒
4で、燃料噴射弁5より燃料を噴射し、燃焼させ
て高温・高圧ガスを形成する。該ガスはスクロー
ル6の内周で案内されて、タービン静翼7へ導入
され、タービンの段ごとで圧力エネルギを機械的
エネルギに変換してタービン車軸12を高速回転
させる。そして、減速機の入力軸18の回転を減
速して出力軸30に伝え、図示しない発電機を駆
動する。
で、吸入部から吸込まれた空気は羽根車1に流入
し、該羽根車1の羽根によつて回転して遠心力の
作用で圧縮され、吸入部より高い圧力となつて速
度を伴い排出する。吐出部3における速度エネル
ギを圧力エネルギに変換する。デイフユーザ2を
出た圧縮空気はスクロール6の外周に沿つて流
れ、燃焼器Bに導かれる。燃焼器Bの燃焼器内筒
4で、燃料噴射弁5より燃料を噴射し、燃焼させ
て高温・高圧ガスを形成する。該ガスはスクロー
ル6の内周で案内されて、タービン静翼7へ導入
され、タービンの段ごとで圧力エネルギを機械的
エネルギに変換してタービン車軸12を高速回転
させる。そして、減速機の入力軸18の回転を減
速して出力軸30に伝え、図示しない発電機を駆
動する。
以上要するに本考案は、減速機の入力軸と出力軸
を空間を介して並設し、入力軸端はベアリングハ
ウジングで支承し、出力軸端は入力軸より中間軸
を介して駆動される大歯車を固着し、該ベアリン
グハウジングの一面を機体に密着し、他面に複数
面の突起を設けた多段式減速機であるから、次の
効果を奏する。
を空間を介して並設し、入力軸端はベアリングハ
ウジングで支承し、出力軸端は入力軸より中間軸
を介して駆動される大歯車を固着し、該ベアリン
グハウジングの一面を機体に密着し、他面に複数
面の突起を設けた多段式減速機であるから、次の
効果を奏する。
入力軸と出力軸とを分断し、嵌合による相対
運動をしないので、入力軸単体に油冷等を行う
ことができる。
運動をしないので、入力軸単体に油冷等を行う
ことができる。
入力軸の端部にベアリングハウジングを設け
て入力軸を支承するこができ、該ベアリングハ
ウジングの端面に複数の突起を設けたので、該
突起に、大歯車を掛載することができ、組立作
業を容易にすることができる。
て入力軸を支承するこができ、該ベアリングハ
ウジングの端面に複数の突起を設けたので、該
突起に、大歯車を掛載することができ、組立作
業を容易にすることができる。
ベアリングハウジングはデツドスペースを利
用するのでコンパクトにできる。
用するのでコンパクトにできる。
第1図は本考案の実施例の全体断面図、第2図
は、要部断面図を示す。 18……入力軸、24……タービン機枠、25
……ベアリングハウジング、26……中間軸、2
8……第2の大歯車、35……頂部、36……ス
テイ。
は、要部断面図を示す。 18……入力軸、24……タービン機枠、25
……ベアリングハウジング、26……中間軸、2
8……第2の大歯車、35……頂部、36……ス
テイ。
Claims (1)
- 減速機の入力軸と出力軸を空間を介して並設
し、入力軸端はベアリングハウジングで支承し、
出力軸端は入力軸より中間軸を介して駆動される
大歯車を固着し、該ベアリングハウジングの一面
を機体に密着し、他面に複数個の突起を設けた多
段式減速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14046282U JPS5943742U (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 多段式減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14046282U JPS5943742U (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 多段式減速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5943742U JPS5943742U (ja) | 1984-03-22 |
JPS6143946Y2 true JPS6143946Y2 (ja) | 1986-12-11 |
Family
ID=30314479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14046282U Granted JPS5943742U (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 多段式減速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943742U (ja) |
-
1982
- 1982-09-16 JP JP14046282U patent/JPS5943742U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5943742U (ja) | 1984-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7269938B2 (en) | Counter-rotating gas turbine engine and method of assembling same | |
US5224339A (en) | Counterflow single rotor turbojet and method | |
JP5667668B2 (ja) | ガスタービンエンジン組立方法 | |
US3727401A (en) | Rotary turbine engine | |
US7513103B2 (en) | Gas turbine engine assembly and methods of assembling same | |
US7186073B2 (en) | Counter-rotating gas turbine engine and method of assembling same | |
RU2295046C2 (ru) | Узел авиационного газотурбинного двигателя | |
US7685808B2 (en) | Gas turbine engine assembly and methods of assembling same | |
US7726113B2 (en) | Gas turbine engine assembly and methods of assembling same | |
US7966806B2 (en) | Turbofan engine assembly and method of assembling same | |
RU2302545C2 (ru) | Авиационный газотурбинный двигатель встречного вращения с компрессором с высокой общей степенью повышения давления | |
US7490461B2 (en) | Gas turbine engine assembly and methods of assembling same | |
US7921634B2 (en) | Turbofan engine assembly and method of assembling same | |
US8292570B2 (en) | Low pressure turbine with counter-rotating drives for single spool | |
US3269119A (en) | Turbo-jet powerplant with toroidal combustion chamber | |
US20070006569A1 (en) | Turbomachine with contrarotating fans | |
US2955747A (en) | Supersonic axial compressors | |
CN106870028B (zh) | 用于在涡轮风扇发动机中使用的壳体及从其清除流体的方法 | |
JPS6143946Y2 (ja) | ||
GB1171589A (en) | Gas Turbine Engines | |
WO2012088566A1 (en) | Gas turbine engine | |
US3810722A (en) | Engines and compressors of the kind in which a valve device engages with a helicoidal rotor | |
US20140147249A1 (en) | Gas turbine engine rotor drain feature | |
US3240018A (en) | Gas turbine | |
GB710862A (en) | Improvements in or relating to gas-turbine plant |