JPS6141433A - 視調節訓練装置 - Google Patents

視調節訓練装置

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JPS6141433A
JPS6141433A JP16375784A JP16375784A JPS6141433A JP S6141433 A JPS6141433 A JP S6141433A JP 16375784 A JP16375784 A JP 16375784A JP 16375784 A JP16375784 A JP 16375784A JP S6141433 A JPS6141433 A JP S6141433A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は視調節訓練方法と装置に関し、更に詳しくは
医療目的に沿って目の調節訓練を行なってその自発制御
を会得させて視鋭爪上のトラブルを減少させるシステム
に関するものである。
正規眼については生物学的フィードバックを利用して実
験室スケールで調節の自発制御を会得させることが既に
行なわれている。例えば「視調節訓練システム」の第1
3巻(1973年)に記載されたT、N、コーンスィー
トの論文がある。同じく「視調節の意志的制御J  (
1970年)に記載されたR、J、ランドルの論文もあ
る。
これはさかのぼって分析してみるとさして驚くには当た
らないことである。まつ毛筋肉は虹彩の後に位置するほ
ぼ2ミリメーターの輪状筋である。近くのものを見ると
きはまつ毛筋肉がレンズを厚くし、遠くのものを見ると
きは展開してレンズを薄くする。この筋肉は、心臓の鼓
動、体温、呼吸、血圧、胃酸度および腸の具合などを司
る神経系によっても支配される。ストレスが掛るとこの
筋肉はけいれんして近視状態をひき起す。従って、この
神経系によって支配される他の器官と同様に、この筋肉
ひいては調節の自発制御が例えばヨガなどのある種の修
練により学習され得ると期待することは理にかなってい
る。
近視の度を減らすための調節自発制御についてはTHE
  AMERICAN JO■RIAL OF 0PT
OIIIETRY & PHYSIOLOGICAL 
0PTIC9”の第55巻第6号(1978年)にジョ
セフNの論文「近視減少への調節の生物学的フィードバ
ックがある。更にBIOFEEDBACKAND 5E
LF−REGULATION”の第6巻第4号(198
]年)にジョセフN他の論文「機能的近視を減少させる
調節の生物学的フィードバック」がある。
ここで機能的近視とは−1,25ジオプターと定義され
ており、3通り程の実験例が紹介されているものの、ご
く限られたものである。
T、Nコーンスィート他の研究では、はんのりとした点
を人工瞳孔を通して見てその調節を自動赤外線視力検定
器により測定するものである。調節状態に関するフィー
ドバックは両耳用ヘッドフォーンの一方の耳片を用いて
行われ、他方の耳片には人為的に可変な音が与えられる
。実験者は一方の耳片内の音を人為的に変えるように指
示され、フィードバックされた音が設定された音に合致
する迄その調節を変える。2名の正視眼実験者が用いら
れそれぞれが3時間実験を実施する。しかし可聴音合せ
手法によって調節自発制御が一旦学習されたら、フィー
ドバック系が光学的な合せ方に変っても学習された自発
制御は維持される。
しかし、正常用の実験者は焦点を合わせるためにそのま
つ毛筋肉を収縮させたり弛緩させたりできるのであるか
ら、これはまつ毛筋肉の自発制御に関した純粋な実験に
止まるのである。
本発明者の実験にあっては、実験者の調節は自動赤外線
視力検定器により測定される。実験計画は複雑多岐に亘
り、−0,25〜−1,25の屈折誤差を有する機能的
近視の実験者が用いられた。訓練は暗視野内で行われ、
検査はコンピューター制御下に行われ、実験者が自分自
身の制御で動作できるようにした。即ち各基本期間中は
光学的無限量を超えて置かれた緑の固定点が励起されて
、実験者がこの光を認めたら反応鍵を押下するようにし
た。これを8秒間続け、固定光の励起を解き4秒間目を
休息させた。固定点が点燈されていない間はへッドフオ
ンに雑音が流され、コンピューター制御下に動作してい
る視力検定器による基本測定の各分は5サイクルから成
立っている。1分以上からなる基本期間に続いてランダ
ムに選ばれた期間の不同な訓練期間がある。例えば8秒
間の訓練の後に4秒の休息期間を設けるといった調子で
ある。
訓練期間中は音情報の形でヘッドフオンにフィードバッ
クが掛けられるが、これは実験者の調節状態に直接比例
するもので、調節における0、125ジオプターの変化
毎に音が50H2変化する。フィードバック音情報を与
えるために、2個の連続した視力検定値の平均をコンピ
ューターで算出する。31.6ミリセカンド毎に1個の
検定値が得られ、その平均に比例する音が134ミリセ
カンドに1回実験者に供される。この実験は、0.75
〜1.25ジオプター範囲の近視実験者の場合に明らか
に0.5ジオプターの近視度減少が認められることを示
している。これはシネレン視鋭度変化にすると20/8
5から20/25に相当する。
ここでも実験者は訓練期間中音フィードバックをなるべ
く高くするように指示される。以後実験者は1人にされ
コンピューターが実験作業を自動的に司る。実験中にお
いては実験者の疲労が問題となる。即ちまつ毛筋肉がけ
いれんして実験者は焼けるような感じを覚える。また測
定をするには実験者の瞳孔を大きく開く必要があり、し
かも算出のために生ずる134ミリセカンドの時間遅れ
(最初の調節測定とコンピューターによる音の発生との
間に遅れ)は長ずざる。加えてコンピューターはジオプ
ターと視力検定器の出力との関係を算出するが、この調
整は実験者毎にまた各訓練単位毎に行なわなければなら
ない。実験者と装置との芯合せには、網膜像からのオシ
ロスコープ上の出力を観察をするが、これも時間が掛る
。実験はいずれも暗室中で行なわれ、調節収斂反射を破
りかつ調節への刺激をなるべく多く除くようにする。即
ち自発制御を別とすれば全ての刺激がない条件下で機能
近視実験者の調節制御を測定するものである。会得され
た調節自発制御を刺激のある環境に一般化したり棒形の
ある環境に応用しようというような試みは一切なされて
いないのである。また従来の実験ではトラック上に架設
された可動スネレン文字(あるいはシュネレン文字)を
有するバブルレンズ系を用いて各訓練期間について視力
検定器の調整を行なっているが、検査には小さな方形片
を用いて線型の単調な調整を行うだけである。
この発明は調節訓練技術の改良に関するものであるが、
ここで「m節」とは目の水晶レンズの屈折力を増加ある
いは減少させるプロセスを言う。
遠いものをはっきりと見るには、まつ毛筋肉を弛緩させ
て屈折力を減らすことが必要であり、近くのものをはっ
きり見るには屈折力を増やさなければならない。先天性
近視や病理的近視とは区別される機能的近視はまつ毛筋
肉のけいれんによるものとされている。逆に絶対遠視は
まつ毛筋肉を収縮させてレンズの屈折力を増す能力がな
いことに関連がある。かくして調節自発制御ができれば
目のレンズの屈折力を増したり減らしたりする患者の能
力が顕著に向上し、顕著な近視もしくは遠視状態が大幅
に減少することになる。
例えば機能的近視の場合には、患者が簡単に調節自発制
御を会得しただけでは不充分であって、そのような自発
制御を伸ばす能力が正常な環境にまで一般化されてぼん
やりした棒形と調節収斂反射の存在下でも調節自発制御
ができるようになることなくしては、受取ったぼんやり
した像を修正することはできないのである。これは調節
訓練を経験した後で検眼表を読んでみると容易に判る。
検眼表上に読出せるなにものかがある限りでは、自発制
御が適正に作用して患者は焦点を弛緩させて検眼表上の
連続した線を読むことができる。しかし検眼表が変えら
れて第1の線で困難に出会うと、全ての新しいスライド
がぼんやりとし出すのである。かわりに、新しい検眼表
が容易に読める少なくとも1個の大きな文字を有してい
ると1次のスライドについての患者の進歩は正常に続き
、患者は焦点を弛緩して連続する線を読み続ける。
かくして、全ての棒形のない環境中での調節自発制御を
患者が一旦体得したら、これを棒形のある環境にまで一
般化しなければならない。
同様に調節自発制御が効果的であるためには、調節収斂
反射として知られている神経反射の存在下でも患者が調
節を制御できなければならない。
この反射は目の調節の関数として目の相互間の接近離間
の動きを制御するものである。調節が増加されると、調
節収斂反射が働いて目が相互に近づくように転じ、調節
が弛緩されると目はもっと平行な関係となり、光学的不
足度において正視眼患者は調節と収斂がゼロとなる。従
って視野を改善する調節自発制御を用いる患者にあって
は、調節収斂反射のない環境中で自発制御が最も良く学
習され、その後調節収斂反射のある条件下に進むことが
必要であり、これにより神経反射の存在下でも学習され
た調節自発制御が有効に作用するのである。
目の調節機構は実に2.047通りもの刺激にさらされ
るものであり、これらの刺激が調節機構の引金を引くの
である。従っていかなる学習された調節自発学習にあっ
ても、そのような刺激の存在下でも有効に作用すること
が要求される。
以上近視について述べたことは遠視患者にもあてはまる
ものである。この理由から、視調節訓練システムにあっ
ては、全ての棒形がなく調節収斂反射が破られている状
態で患者が調節の制御をできる環境を作ることが、まず
第1に肝要である。
この環境にあって自動神経系に入力を積極的に与えるこ
とを通してまつ毛筋肉の動作によって調節を制御するこ
とだけが患者にとって必要となる。
この場合の生物学的フィードバックは、これらの入力の
うちどれが所望の成果をはたしているかおよび実施され
ている調節制御の程度を患者が判断する目的で、使われ
る。患者が実質的な調節自発制御を会得して調節もしく
はまつ毛筋肉の弛緩の状態を迅速に所望のレベルにまで
制御することができるようになるまで、これを続ける。
棒形、調節刺激および調節収斂反射のない条件下で調節
制御に熟達したら、訓練は一般化され、これらの因子の
存在する環境を与える。しかしこれは徐々に行なう必要
がある。上記の因子が全て完全に存在する環境内で患者
が調節の自発制御を維持することができるようになった
ら、学習された自発制御は完全に有用となる。このよう
なシステムはひとり近視と遠視にとどまらず、その他種
々の目障害にも応用することができる。
この発明によれば、患者の調節を測定するのに赤外線視
力検定部が用いられ、そこからの出力を用いて焦点の状
態を示す音情報と患者情報とが迅速に形成される。調節
自発制御が所定の熟達度になるまで可視情報によって定
められる速度で患者は訓練される。その後、調節への刺
激と調節収斂反射と棒影情報とが選択的に導入されて、
達成された調節自発制御が通常の環境に一般化され、訓
練中の患者の種々の視鋭爪上の問題を減らすのに利用さ
れる。
(実施態様) 第1図にこの発明によった調節訓練システムの構成の一
例を示す。このシステムは大別すると視力検定部1と電
子部2とからなるもので、電子処理部2は視力検定部l
からの出力に応じて訓練を受ける患者に生物学的フィー
ドバックを掛けるととともにデータを与え、これにより
患者はその進歩の度合を知り、かつ患者と視力検定部l
との中継がうまく行っているか否かを知ることができる
のである。
上記の視力検定部lの構成は基本的には本発明者の先願
特許第4,182,828号(1979年7月31日発
明)に開示された視力検定器を改変したものである。し
かしその基本的機能および動作態様は実質的にみてこの
先願特許のものと同じである。上記の先願特許の視力検
定器は応答が迅速であるところから、この発明の実施上
特に好ましいが、他の形式の視力検定器を用いてもよい
視力検定部1は赤外線源3と、第1の光学スリット4と
、第2の光学スリット板5と、レンズ6〜9と、第1の
光線スプリッター10と、第2の光線スプリッター11
と、視鋭アレイ12と、チューブ13と、センサー14
とを有しており、このセンサー14出力が電子処理部2
に送られるのである。
赤外線源3は、好ましくは市販の高出力赤外線放射ダイ
オードもしくはダイオードアレイを用いる。典型的なも
のとしてはヒ化ガリウムであってその出力が900〜9
40ナノメーターの範囲にありしかも目15の角膜で測
定した値が2ワツト/crrfをこえないものが挙げら
れる。もっともヒ化ガリウム・アルミニウムやキセノン
もしくは水晶アーク灯などを用いてもよい。単一のダイ
オードを用いるかダイオードアレイを用いるからその伝
達特性によって決まる。いずれにしても赤外線源3の励
起はパルス状に行うのがよく、より好ましくはセンサー
14と同期してパルス励起される。
第1の光学スリット板4は公知のものを適宜用いればよ
く、例えば1本のスリット10を有した光学板を用いる
。このスリット16は、視力検定部1の光学軸A−A 
′の位置に合わせて形成され、これを透過した後の赤外
線がレンズ6を通った後、第2の光学スリット5のスリ
ット18.19に入るような寸法に構成される。かくし
てセンサー14上の像と同様にスリット板4からの出力
は網膜膜を形成するから、スリッ)16の長さと幅は赤
外線源3によって発生される光によって決められ、かつ
第2のスリット板5のスリット18.19に透過光が入
るように決められる。典型的にはその長さは10〜20
ミリメーター、幅は2〜4ミリメーターの範囲で変えら
れる。
前出の先願特許と比べると、ここで使われる赤外線源3
と第1のスリット板4照明lにとって換るものであり、
先願特許において鏡2と赤外線フィルター4とが照明す
る複スリット板9がここで使われる第2のスリット板5
に相当するものである。更にここで使われている赤外線
源3と第1のスリット板4の組合せを、先願特許におけ
るタングステン光源、凹面鏡および赤外線フィルターの
組合せ番乙取り替えることも可能である。しかし信頼性
および第2のスリット板5の寸法などを考慮に入れると
、この発明のような赤外線源3と第1のスリット板4と
の組合せが有利である。
赤外線源3は光学軸A−A ’に沿って第1のスリット
板4の前方10ミリメ一ター程離間しており、スリット
板4はそのスリット16が光学軸A−A”に合致するよ
うに設けられる。赤外線源3と第1のスリット板4は、
後者の位置でスリット源として機能する。クランプされ
たファイバー光ケーブルで置換えてもよい。
レンズ6.7には分色の無職二重レンズで例えば上記の
先願特許において用いられている濃縮レンズ5.6のよ
うなものを用いる。第1のレンズ6はスリッ)16から
の発散光線を収斂させるもので、そのように収斂させた
光線を第2のスリット板5に向けて送り出す。このレン
ズ6は光学軸A−A ′に沿って第1のスリット板4か
らは170ミリメ一ター程度、第2のスリット板5から
は77、tミリメーター程度離間した位置に置かれる。
第2図に示すように第2のスリット板5の2木のスリッ
ト18.19は光学軸A−A ’について対称に配置さ
れ、目15の瞳孔面に焦点される像源として作用する。
これは所謂シャイナー原理によるものであって、平行な
光の2木にスリットがマクセベリアン視野において目に
照射されるものである。シャイナー原理によれば、平行
な光の2木のスリットが瞳孔上に結像されたときには、
正視目は光源の単一像(この場合は単一スリット)を生
み、これが網膜に焦点されるのである。正視目でないと
きには、網膜上には一対のスリットが焦点されて、目の
屈折に相当する距離を相互間に残す。従って網膜上に結
像されたスリット間の距離は目の屈折を直接示す測定値
となり、この発明における視力検定は実にこの点に立脚
しているのである。
この発明においては患者の目を展開させるのに薬物を必
要としないことが望まれるので、スリット18.19が
目の瞳孔面上に結像されたときに、その像が患者の目の
瞳孔径より小さくなるように、スリット18.19を構
成する。このように構成しない場合には、薬物を用いて
瞳孔を展開させるか、瞳孔径の外側に結ばれたスリット
放射光に相当する因子をセンサー14からの屈折率読取
値から引いてやることが必要となる。
暗い環境内での患者の瞳孔径は平均して3〜8ミリメー
ターであるから、スリット18.19は幅を0.4ミリ
メ一ター位とし間隔を0.3ミリメーターとして、光学
軸A−A ’に沿ってのスリット開帳が約1.1ミリメ
ーターとなるようにし、目15の瞳孔に投影されたとき
にこれが暗い環境で測定された瞳孔寸法の平均値の最低
値より小さくなるようにする。同様に各スリット18.
19の高さは第2図に示すように1.1ミリメートルと
して、暗い環境内での平均瞳孔寸法の低い部分を含むよ
うにする。暗い環境内での平均瞳孔寸法として3〜8ミ
リメーターを挙げかつ訓練の残りの部分は明るい環境内
で行われるとしたが、そのように明るい環境内で瞳孔寸
法が減少したからといって患者を平均値から引離すもの
ではない。更に第1図に示す電子処理部2の再調整はそ
のような後続の訓練中に必要なら簡単に行えるから、上
記したような事柄は大したことではないのである。
第2図に示すスリット18.19に加えて第2のスリッ
ト板15には複数の発光ダイオード17が同心円状に設
けられている。これらの発光ダイオード17は図示しな
いスイッチ機構により励起されて虹彩に光軸を結像して
患者の目15と図示の装置の芯合せをする。この理由か
ら、複数の発光ダイオード17によって構成される軸の
径ははζ2.88ミリメーターであり、これを点灯して
目15の虹彩に像を現したときには、スリット18.1
9からの赤外線は自動的に目15の瞳孔面に結ばれる。
目の芯合せを行うには患者の頭を動かしてもよいし、装
置の方を相対的に動かしてもよい。
このためには挟み板か基部を有してかつ水平および垂直
軸に沿って移動可能な支頭台を用いて装置に対して患者
の頭を安定させるとよい。一旦頭をこの支頭台に載えた
ら芯が合う迄基部を移動させる。即ち瞳孔が第1図中の
光学軸A−A ′と一線になるようにする。これに代え
て挟み板や支頭台に対して装置の方を動かすようにして
もよい。
これは後述するように電子機構によって行われるが、ど
ちらかと言うと時間が掛る。この発明の場合にはまず発
光ダイオード17の輪をスイッチオンしてやり、虹彩面
に発光ダイオード17の軸が結像される迄挟み板もしく
は支頭台を垂直および水平方向に動かしてやる。これを
やっておけばスリット18.19からの光は確実に瞳孔
面に結像される。発光ダイオード17は輪状に配列する
のが虹彩の形に適合するもにで最も好ましいが、そのほ
かにも楕円形、三角形、正方形もしくは長方形状に配列
してもよい。
さて以上の作業が終ったら発光ダイオード17を消灯し
て訓練を始めるか、もしくは更に精密芯合せを行う。発
光ダイオードに代えて光学ファイバーなどを用いてもよ
いことは勿論である。
前記したように第2のスリー2ト板5の位置は、レンズ
6によって収斂された赤外線が目15の瞳孔に結像する
ように、定められる。この理由から、スリット板5はレ
ンズ6の前方77.4ミリメ一ター位のところに位置さ
せる。またレンズ7はスリット板5の前方85.7ミリ
メ一ター位のところに位置させる。しかしこれらの位置
をあまり厳密に定める必要はなく、レンズ7の焦点距離
に応じて適宜定めればよい。
レンズ7は前記したように無色二重のものを用いる。こ
こで第1のレンズ6は受けた赤外線を収斂させ、第2の
レンズ7は一対のスリット18.19(それに励起され
ているときには発光ダイオード17)を患者の目15の
瞳孔面に結像させ、レンズ6からの赤外線を芯合せする
。以上例示した諸値の場合、レンズ6は光学軸A−A 
′に沿って目15の瞳孔から238.1ミリメーター離
してスリッ)18.19がそれぞれ瞳孔面上に結ばれる
ようにする。
以上から明らかなように、赤外線源3と第1のスリット
板4とレンズ6とは第2のスリット板5のスリット18
.19に向う赤外線を収斂させる、もしくは発散を減ら
すように作用するもにである。従ってスリット18.1
9からの芯合せされた赤外線はレンズ7によって目15
の瞳孔面に結像され、レンズ6からの赤外線が芯合せさ
れるものである。瞳孔の中心はかくして光学軸A−A′
と一線となる。かくしてシャイナー原理が適用せれ、マ
クスベリアン視野の平行光の2本のスリットが瞳孔を介
して目に投影され、網膜状に結像されるのである。−例
を上げるとレンズ6は63ミリメーターの焦点距離を有
し、レンズ7(凸レンズでよい)も63ミリメーターの
焦点距離を有している。一対のスリブ)18.19は前
記したように約0.3ミリメーターの間隔を有しており
、幅は0.4ミリメーター、高さは約1.1ミリメータ
ーであって、これにより薬物の助けを借りなくとも芯合
せされた赤外線が確実に瞳孔に入る。同じく第2図に示
すように発光ダイオード17の輪は約2.88ミリメー
ターの直径を有して容易に虹彩上に結像される。
視力検定部lは派生部分として視鋭アレイ12とレンズ
9と第1の光線スプリッター10とを有している。光線
スプリッター10には公知のものを用いればよく、光学
軸A−A ′に沿ってきたレンズ7からの光を目15の
瞳孔面と網膜上に結像させる作用をする。加えて光学軸
c−c ′に沿ってのレンズ9からの光は光学軸A−A
 ′に沿って進められて追加の光を結像に用いられる。
この場合には目15の網膜上にぼんやりとした棒状の結
像となる。即ち第1の光線スプリッター10は選択的に
発生された的情報を瞳孔上に投影されたスリット18.
19の結像と網膜上に投影されたスリット16に重ねさ
せる動きをするものである。
レンズ9には無色二重の濃縮レンズを用いるのがよく、
その焦点距離は、レンズ9から光学軸C−C′に沿って
第1の光線スプリッター10に向けかつ光線スプリッタ
ー10から光線軸A−A ′に沿って目の瞳孔面に向け
て測ったときに、レンズから目の瞳孔面迄の距離に等し
くなければならない。このような構成をすることにより
、レンズ9に掛った像光が目15の網膜に確実に投影さ
れる。光学軸A−A ′に沿って測ったとき第1の光線
スブリ・ンター10が目の瞳孔面から170ミリメータ
ー離れていると仮定すると、光学軸C−C′に沿ってレ
ンズ9は第1の光線スプリッターlOから40ミリメー
ター離れているか、80ミリメーターの光学距離にある
この発明の例では4木のぼんやりとしだ棒形が目の網膜
上に選択的に投影され、レンズ9は+4ジオプターでバ
ダル視力検定システムを構成する。しかじ棒形を3木だ
けないしは持たないときには+3ないしは+5ジオプタ
ーレンズを用いてもよい。
レンズ9に印加される光は視鋭孔アレイ12により発生
される。この視鋭アレイ12はバダル視力検定機の結像
部を構成している。レンズ9と目15の基礎面との間の
結像距離は250ミリメーターで、かつ視鋭アレイから
目15の網膜上に光を投影するのに4ジオプターのレン
ズが用いられているからして、レンズ9の後方62.5
ミリメーターにおかれている的を患者がはっきりと視認
するには3ジオプターの焦点力を必要とする。
同様にレンズの後方125ミリメーターに置かれた的の
場合には2ジオプターの焦点力を、187.5ミリメー
ターの場合には1ジオプターの焦点力を、それぞれ必要
とする。またレンズ9の後方250ミリメーターに置か
れた場合にはOジオプターの焦点力を必要とする。
従ってもし患者が近視であると仮定すると、3もしくは
2ジオプターの焦点力を必要とする的の網膜状に結ばれ
たものをはっきりと見ることができる。しかしlもしく
は0ジオプターの焦点力を必要とする的になると、患者
はもつとまつげの筋肉を弛緩させる必要がある。従って
3.2、lもしくはOジオプターの焦点力を必要とする
像を視鋭アレイ12によって網膜上に焦点すべく印加す
ることにより、スリット光に棒形が重ねられる。
従って後続の訓練サイクルにおいて、調節収斂反射に棒
形や刺激が全くない暗い環境中で学習された調節の自発
的制御をまつげ筋肉のより多くの弛緩を必要とする棒形
を有した環境にもふえんすることができる。
視鋭アレイ12は軌道上を移動できる的に構成すること
ができ、このようにすることにより網膜に棒影情報を選
択的に投影するために62.5.125.187.5お
よび250ミリメーターの距離をとることができる。し
かし第3図に示すような構造とするのが望ましい。
第3図に視鋭アレイ12の構造の一例を示す。
即ち、ガラスもしくはプラスチックの透明な蓋20を有
した光学箱内に高さの異る4木の柱体21〜24が収容
されており、これらの柱体はスネレン文字を有した頂部
25〜28を有しており、これらの頂部とレンズ9との
間には一定距離が置かれるような関係になっている。即
ちレンズ9に対して頂部25は62.5ミリメーター、
頂部26は125ミリメーター、頂部27は187.5
ミリメーターそして頂部28は250ミリメーターの距
離を置いている。
各頂部25〜28は不透明材料から形成されており、そ
の上の透明な材料に黒調のスネレン文字が印されている
。各柱体中には図示しない発光ダイオードが設けられて
おり、これが第1図中に示す曲選択回路30中のスイッ
チ機構によって選択的に点灯される。スネレン文字に発
光性を持たせてもよい。従って前選択回路30が動作す
ると柱体21〜24中の的に内のどれかが点灯される。
この結果スネレン文字を伴った像光が網膜の適当な区域
に投影される。
かくして、習得された自発調節が棒影情報の存在下で実
行されるべき点まで訓練が続けられたとオペレーターが
判断したときにはいつでも、柱体21〜24のいずれか
のスネレン文字情報が網膜に選択的に投影される。患者
がもし近視なら、オペレーターはまず柱体21から始め
、柱体24の方へとぼやっとした情報を増やしてゆく。
遠視の患者に対してはこの逆に行なう。
図には示してはないが、第1図の訓練システムを設けた
室には加減抵抗器などの調光制御器を備えた証明システ
ムが設けられており、これにより訓練者は室内の明るさ
を選択的かつ周期的に増して、患者の調節収斂反射と調
節に対する種々の刺激を訓練が続くかぎり保持する。か
くして使用された赤外線の性質の故に瞳孔面上に結像さ
れた像スリット光を患者が識別できなくとも、患者が識
別できるぼんやりした棒影情報が網膜状に投影されて患
者が感知するものの一部となる。加えてこれとは独立に
、周りの明るさを上げて調節収斂反射と調節への種々の
刺激を訓練作業中保持することもできる。
再び第1図に戻って、目15の瞳孔面上に2本の赤外線
スリットがマクスベリアン視野で焦点される結果、単一
スリットのスリット板4が網膜状に結像返しされる。患
者の目が正視眼で全く調節作用を持っていないときには
、シャイナー原理によって光の1本のスリットが網膜上
に形成されるだろう。しかし目が非正視眼であるときは
、1対のスリットがRIM上に形成され、その間隔は目
の中の屈折誤差に相当する。かくして近視状態には網膜
の前に1本のスリットの像が結ばれ、この結果近視の程
度に応じて2木のスリットに相当する網膜像が形成され
る。遠視状態のときにはこれと逆に、スリットの1個の
像が網膜の後方に形成される。この理由から2木のスリ
ットが網膜上に形成される。
網膜上に2木のスリット像がある場合にはいずれも、そ
の間の間隔は目の屈折の測定値に相当し、これは修正に
必要な適宜な処方せんに書換えることができる。この測
定はただ1本の子午線に沿って行われる。平行な光の1
本のスリットがそれを通して投影された目の瞳孔面上に
1対のスリットが結像されたことに反応して、網膜像が
形成され、これが目が正視眼で調節がない場合には1本
のスリットに、目が非正視眼で屈折に変化を生じる場合
には2木のスリットに、それぞれ相当するのである。
いずれにせよ形成された像は第2の光線スプリッター1
1に戻し反射される。この光線スプリッター11は公知
のもので、レンズ7かもの光を通して目15の瞳孔と網
膜に結像させるとともに、目から戻し反射された像光は
これによってレンズ8の方に伝達される。このスプリッ
ター11は光学軸A−A ’に沿って瞳孔から約132
ミリメーター離間している。
レンズ8には無色二重の濃縮レンズが用いられ、網膜像
をセンサー14上に結ばせる。レンズ8は角膜および水
晶体反射を回遊する距離に置かれ、例えば88ミリメー
ターの焦点距離を有している。レンズ8は光学軸A−A
”の上方44ミリメ一ター位のところに起きその中心軸
が光学軸A−A’およびスプリッター11との交叉点を
指向するようにする。かくしてスプリッター11からの
網膜像はチューブ13を通ってセンサー14に至る。
チューブ13には不透明な円管を用いるとよく、疑似光
がレンズ8からセンサー14に向う網膜像光に混じるの
を予防する。このチューブ13の直径は、レンズ8の構
造物をその内に収容し、しかもその長さはレンズ8の焦
点距離より大きくとる。このようにすることにその中に
網膜像に結合が起きるようにセンサー14を末端に設け
ることができる。この方法により網膜膜の区別できる範
囲が遠視状態を表わし、第2の区別できる範囲が近視状
態を表わすのである。即ちチューブ13の本来の機能は
、レンズ8を通して伝達された網膜像光を周囲の光から
隔離してセンサー14の感度を上げその出力の信号対雑
音比を改善することにあるがチューブ13の長さとレン
ズ8の焦点距離とがセンサー14に投じられる像光に性
質を決定する。
例えばチューブ13の長さをレンズ8の焦点距離と等し
くとると、目15において形成された網膜像に直接相当
するような形で直接センサー面に網膜像が形成される。
しかしこれは非正視な目の場合には遠視もしくは近視状
態が測定されたか否かを表示するものではない。例えば
正視な目で調節が全くない場合には、前記したようにス
リットの1本の像が網膜上に形成され、光学軸B−B 
′上でスリット網膜像の1本の像がセンサーに形成され
ることになる。しかし2木のスリットが網膜像を形成す
る非正視状態の場合には、スリット間の距離は遠視もし
くは近視状態があると否とに拘らず必要とされる修正に
比例する。かくして、仮にチューブ13の長さがレンズ
8の焦点距離に等しくとも、1対のスリット間の距離は
目の屈折のひとつの測定値とはなっても、遠視もしくは
近視状態ははっきりと表示されないのである。しかし、
近視状態の場合には発散光が網膜像を形成し、対に遠視
状態の場合には発散の少ない光が網膜像を形成する。即
ちチューブ13の長さがレンズ8の焦点距離より小さか
ったり大きかったりした場合には、近視もしくは遠視状
態の像に伴う光の特性的な発散もしくは収斂状態を用い
て状態を識別できることになる。チューブ13の長さが
レンズ8の焦点距離より小さいと、近視状態の故に網膜
上に形成された1対のスリットの発散性からそれに伴う
像はセンサー14面上の区域E−E ’内に入る。逆に
遠視状態の場合の1対のスリットに伴う像はこの区域E
−E ”の外側に落ちることになる。
ここではチューブ13の長さをレンズ8の焦点距離より
大きくとって対をなす像がセンサー14の面に形成され
るようにしている。この状態のとき、遠視状態から困っ
てくる。1対のスリット18.19に伴う像光は範囲E
−E ′内に落ち、近視状態から困ってくる1対のスリ
ットに伴う像光はセンサーの面において範囲E−E’の
外側に落ちる。
これを第4図を見ると明らかである。ここでは調節の近
視、正視、および遠視状態がセンサー14の面上に結像
されている。図中、センサー14はレンズ8の焦点距離
より大きくレンズ8から離間している。
第4図において、レンズ8の実際の焦点距離は点線F−
F ’で示されている。正視眼からの像情報に相当する
光は線31.32で示されており、これらは軸F−F 
’に収斂している。しかしチューブ13があるためセン
サー14はレンズ8から離れているから、目の瞳孔にお
ける情報像に相当する1対のスリットの形での光はセン
サー14の面上には軸E−E′の位置で結像される。遠
視の場合には像光の収斂性の故に、網膜からの像光(光
線スプリッターllかた供給されてレンズ8に向う)は
線33.34で示すように屈折して軸F−F ′の後方
に像を形成する。この光は正視眼のための範囲E−E 
′内においてセンサー14の面上に結像される。逆に近
視眼の網膜膜からの像光はレンズ8によって屈折されて
線35.36のようになり、近視用の位置でセンサー1
4上に結像される。これらの位置はセンサー14上でか
つ正視眼用の範囲E−E’の外側である。即ちセンサー
14を離して設けたことにより、センサー14の面上の
像情報の位置によって示される目の屈折のみならず、そ
れらの像情報の位置が範囲E−E”の内側にあるか外側
にあるかということにより、状態の性質が定められる。
以下余白 この範囲E−E ”はチューブ13の長さとレンズ8の
焦点距離との関係に対応して変化する。好ましき一例を
挙げるとレンズ8の焦点距離が88ミリメーターのとき
チューブ13の長さを105ミリメーターにする。チュ
ーブ13のによって形成される対の像の長さはレンズ8
の焦点距離より大きな方がよい。これは光学的包みこみ
が行われて、光からくるセンサーの汚れが瞳孔に結ばれ
ることをより容易に避けることができるからである。し
かし、レンズ8の焦点距離以下の長さのチューブを用い
てることもできない訳ではない。
センサー14としては好ましくは線型に接続されたもの
、例えばレチコンRL512C型フオトダイオードアレ
イをレチコンRC400型クロックおよびカウンター回
路と接続したものを用いる。即ちある度合いに相当する
像光を受けて予め選択された走査速度で複数の電圧出力
を与える。
−例を挙げるとセンサー14は512個のシリコン・フ
ォトダイオードを2個のミルセンターに架設して形成す
る。各ダイオードにはコンデンサーが付設されており、
これにフォト電流を蓄積する。更に複数スイッチ(MO
S)ランシスター)が設けられていて蓄積シフトレジス
ター走査回路を介して周期的な読出しを行なう。
かくしてセンサー14は定められた狭い帯域に亘っての
光度について光スキャナーとして動作するものである。
市販の機器から容易に構成する便宜上このような光スキ
ャナーの接続された様式での動作が好ましいが、他の型
式のキンサーを用いてもよい。しかしいずれにしてもそ
の長さ沿って多数の区別できる出力が得られることが必
要でこれにより印加された光度の点から点への表示に相
当する出力電圧が得られなければならない。
チャージ接続されたアレイの形でのセンサー14の全長
ははζ%インチである。これを用いて30ミリセカンド
に一回走査を行って、O〜4ポルトDCの出力を与える
。またそれぞれに512のフォトダイオードを用いる。
レチコンモデルRC400型マザーボードおよびモデル
RC402fi駆動増幅器ボードを用いて、パルスモー
ドで作動される赤外線源3のためにクロックを発生して
もよい。
センサー14上に結ばれた網膜像は512個のダイオー
ドによって変換され、1回″の走行は30ミリセカンド
で行われ、印加された光の強度に相当して異る出力がそ
れぞれのフォトダイオードによって発生される。従って
導線38に与えられたセンサー14の出力は測定された
目の屈折に直接相関する網膜像のガウスエネルギー分布
の形をとる。
上記した線型チャージ対アレイを用いると、目の屈折の
直接の読みが得られるので有利である。
更に信号対雑音比が大きいので得られたガウスエネルギ
ー分布が非常に精密である。正視眼の場合にはスコープ
で見るとセンサーの出力は第4図の範囲E−E ”で示
す位置間でベル形の曲線となる。近視眼の場合には、曲
線は若干子たくなって近視眼用に位置間に広がる。遠視
眼の場合には曲線はもっと鋭くかつ狭くなる。いずれの
形もスコープ上で容易に識別できる。
以上512個のフォトダイオードを具えた線型チャージ
対アレイについて述べたが、128あるいは1024個
具えたようなもにでも使うことはでき、いずれにしても
アレイの大きさはスリット18.19の間隔とレンズ8
からのセンサー14の距離によって定まってくる。遠視
の一5ジオプターから近視の+15ジオプター迄の20
ジオプター帯域に対しては好ましくは制約ファクターは
0.01ジオプターにとる。結ばれた網膜反射からセン
サーの到達する光の量よってセンサーの感度が決ってく
る。
患者の瞳孔寸法がスリット光がその上に完全には結ばれ
ないようなものである場合には、出力の強度の若干の低
下が起き、調整が必要となる。しかし、これは線型は偏
倚となるであろうから、適当な定数を加算することによ
りこの調整は簡単に行える。更に、センサー14の走査
速度については30ミリメーターを挙げたが、これに限
定されるものではない。しかし訓練という目的のために
は、調節の変更状態については迅速な情報を患者に提供
し、かつ表示することが重要である。従って、感知速度
の比較的高いしかも感度の鋭い視力検定部を構成するこ
とが肝要である。この発明の例では目の焦点を1秒に3
3回測定し、視力検定部は0.01ジオプターの感度を
示すのである。
同じく線型のアレイについて例示したが、二方向アレイ
もしくはマトリックスセンサーを用いて網膜上に円形も
しくは方形の像を結んでやっても、目の屈折の測定値を
与えることはできる。これは動的な乱視の場合によいで
あろう。
センサー14の出力は導線38を介して電子処理部2に
送られる。電子処理部2は増幅器40と、CRT41と
採集保持ネットワーク42とデジタル表示器44と、音
発生器45とサウンドシステム46.47とを有してい
る。
増幅器40はセンサー14の出力のゲインを挙げてO〜
5ポル)D、Cで導線48上に出力する。−例としてテ
キサスインスツルメンツ社のモデル741型増幅器など
を用いる。
増幅器40の出力は第1の導線49を介してCRT41
に、第2の導線50を介して保持ネットワーク42に送
られる。CRT41には適宜市販のものを用いればよく
、センサー14が感知した網膜像の分布出力を表示する
働きをする。またこのCRT41は患者の目15の芯合
せの変更にも利用できる。このCRT41にはオシロス
コープを用いると有利であって、走査速度を適宜選択す
ることによりセンサー14の出力を精密に収容すること
ができる。またこれは電圧によって容易に調整できるの
で、センサー14から読取られた各ガウス分布のピーク
を容易に確認することができる。CRT41を用いて目
の芯合せをするには、目15を視力検定部lに対置させ
ればよい。その後はっきりしたピークが出る迄目の垂直
および水平位置を調整すればよい。このピークの高さが
芯合せが完了したことを表示しているのである。爾後、
CRT41は練習者のための観察装置として機能し、患
者が調節を自己制御するための方法が定められるのであ
る。
採集保持ネットワーク42も適宜市販のものを用いれば
よく、センサー14の主力を受けて次の出力が発生する
迄そのピーク値を保持する働きをする。これは訓練され
る患者にその調節状態を表示する連続音情報与えるため
に必要なのである。
患者にフィードバックされる音情報が間欠的になるのを
避けるため、採集保持ネットワーク42を用いて、後続
のサンプル値が得られる時刻迄、センサー14の増幅さ
れた出力に相当する前の電圧レベルを採集保持するので
ある。ここでは抵抗器と抵抗器とアースとの間に介装さ
れたコンデンサーを連続接続になる積分器からなる採集
保持器42が用いられているものとする。この場合、R
C時定数はセンサー14の走査速度に基づいている。こ
の積分器の出力側は他の増幅段に接続してもよく、これ
により信号の劣化を防ぐことができる。採集保持ネット
ワーク42の出力は導線52.53を介してデジタル表
示器44と音発生器45に送られる。
デジタル表示器44には市販のデジタル電圧計あるいは
デジタルパネル計を用いればよく、ジオビターを表示す
るように調整されている。センサー14の増幅された出
力電圧値とジオプターに関しては線型の関係があること
が知られている。
従って、ゼロ調整と傾斜調整を有したデジタル電圧計な
らジオプターを直接読めるように簡単に調整できる。こ
の点に関して、ゼロ調整は患者の瞳孔がこれに結ばれた
スリット情報より大きいという正常なケースについての
ジオプターを読めるように電圧計と調整し得るものでな
ければならない。一旦このような調整が為されたら、そ
れで全ての患者に対して有効である。傾斜調整は瞳孔寸
法が投影されたスリット光より小さいような患者につい
てのみ必要である。この場合傾斜の修正が必要となる。
デジタル表示器は少なくとも高さ坏インチの数を有する
のが好ましく、かつ士のついた数字を少なくとも4個有
するのが好ましい。加えて、デジタル表示器は出力情報
をチャートレコーダーなどに与えるためのジャックを有
する必要があり、これにより患者の進歩についてのリア
ルタイムな履歴記録が形成される。加えて、小型のコン
ピューターなどを用いて患者記録を維持するようにして
もよいし、デジタル計に代えてアナログ計を用いてもよ
い。
音発生器45には公知のものを用いればよく、導線53
を介して供給された電圧をその大きさの関数である周波
数に変換する。従って電圧制御オシレーター、複雑々音
発生器チップなどを増幅性であるいは増幅なしでこれに
用いる。−例を挙げるとBK精密3010型機能発生器
をIKスケールセットで0.1〜10Hzに使用する。
医療テストの結果によると、出力音の周波数が100〜
10.000Hzの範囲に保たれると訓練結果が改善さ
れる。しかしこの広い範囲内にいくつかの小帯域を定め
て、これを選択的に用いて患者に合わせてやるのがよい
。人間の聴覚は700〜2゜000Hzの音に対して最
も鋭敏である。
音発生器45の出力側はスイッチ54を介してサウンド
システム46.47に接続されている。
このサウンドシステム46は普通のスピーカーであり、
サウンドシステム47はへラドフォーンである。スイッ
チ54は普通の形式のものであって、スピーカーとへラ
ドフォーンの切変えを患者の好みに合わせて行なう。訓
練者はデジタル表示器44に表示されたものに応じて患
者の進歩を検査する。
第1図に示すシステムは図示しない動力厳によって駆動
されるものであって、患者はシステムに対してその目が
第1図に示すように身を置く。
近視もしくは遠視状態の訓練目的のためには、その状態
が両目に起る限りはその度合いは異っても目がどうであ
るかは問題とならない。これはいずれの場合であっても
学習された調節に関する自発制御は同じに動くようだか
らである。しかし近視非正視眼の場合には、もっと近視
の目をまず訓練する方がよい。
患者のシステムへの対置は挟み台もしくは支台を用いて
行う。これらの用具は垂直および水平方向に移動でき、
これにより瞳孔の光学軸A−A ′への芯合せを容易に
行うことができる。逆に視力  、検定部の方を患者に
対して移動可能に構成してもよい。この場合には第2図
に示すように同心円状に並べた発行ダイオード17を励
起して、その輪陰が瞳孔に対して円心円状になるように
紅採上に結ばれる迄、患者が頭を上下左右に動かす。こ
れにより芯合せは完了し、スイッチにより発光ダイオー
ド17の励起を解く。この際にはCRT41によって芯
合せの成否をチェックするものがよく、適当なピークが
CRT41上に現れたら芯合せが成功したことになる。
以下余白 赤外線源3とセンサー14と電子処理部2とが励起され
ると、患者は赤外線源3の鈍い赤輝光を感じ、サウンド
システム46.47が発する音情報を耳にする。赤外線
源3がスペクトルを通して患者に達するので、このよう
な鈍い赤輝光が生じるのである。しかし患者はまだ真の
像光は感知せず、瞳孔上に結ばれたスリット18.19
の情報にも気づいていない。ここで周囲の室内の証明は
訓練がまず暗い環境内で始まるように制御されて、これ
により調節収斂および調節への全ての刺激が除かれる。
このような初期条件下で、患者が自発制御を行う結果口
15の調節が行われる。一旦自発制御がなされて患者に
より適正に操作されると、周囲の室内の照明レベルはゆ
っくりと上げられ、ぼんやりした棒影情報が周期的に与
えられ、この結果学習された自発制御が正常な環境に一
般化される。しかしまず最初に、通常日の調節に影響す
る複雑な要因は全て除かれ、患者は自発制御の発展に集
中することができるのである。
赤外線源3はパルスモードで作動させてもよく、その場
合の速さはセンサー14と同じく30ミリセコンド位に
する。そしてその光エネルギーはスリッ)16を満たす
ようにして第1のスリット板4に送られる。かくして発
散された光は第1のレンズ6に至り、ここで収斂あるい
は発散を減らされてスリット18.19を具えた第2の
スリット板5に送られる。これらのスリット板18.1
9からの光は第2のレンズ7に送られ、光線スプリッタ
ー10.11によって結ばれて目15の瞳孔面に結ばれ
、レンズ6からの光はレンズ7によって規準される。ス
リット18.19は光が瞳孔内に入るように構成されて
いる。瞳孔上に結ばれたスリット情報は患者には感知さ
れず、その強度は1センチメーター平方当り約4マイク
ロワツトであった。
瞳孔上に結像されたスリット18.19からの光は網膜
上に第1のスリット板4の像を形成し、これが目15の
屈折の関数となる。かくしてシャイナー原理の従い、目
が正視眼で調節が行われないときには光学軸A−A ”
の網膜上に1本のスリトが形成される。非正視眼の場合
には網膜上に1対のスリットが形成され、その間隔が必
要とされる。修正に比例し、かつ、目の調節の現状を示
している。
形成された網膜像に相当する光は第2の光線スプリッタ
ー目によってレンズ8に印加され、チューブ13を通っ
てセンサー14の面に至る。
センサー14はチューブの末端に設けられているから、
対の網膜像が第4図に示すようにセンサー14の面に形
成される。従って、センサー14を末端設けたことは正
視状態に因るスリット情報の位置に対する非正視状態に
因るスリット情報の位置は左右しないが、1対のスリッ
トからなる網膜像の収斂および発散光は容易に識別され
るのである。かくして遠視状態に伴う収斂光は範囲E−
E′内に入り、近視状態に伴う発散性の網膜情報は範囲
E−E”の外側に落ちるのである。
レンズ8によってセンサー14の面上に置かれた像光は
512個のフォトダイオードのそれぞれにフォト電流を
出力し、これが受取った光度に比例するのである。即ち
付設されたコンデンサーがこれに比例して充電されるこ
とになる。このコンデンサーは30ミリセカンド毎に読
出され、0〜4ポル)DCの範囲で512個の一連の電
圧パルスが導線38に送り出されて30ミリセ力ンド間
隔で調節を示すガウスエネルギー分布を形成するもので
ある。
かくしてセンサー14の出力は網膜像のガウスエネルギ
ー分布に相当し、その最大電圧がスリット像情報の中央
位置に相当し、その光軸B−B ”に対しての偏倚が目
の調節あるいは屈折、更には必要な修正に相当するので
ある。センサー14の出力は導線38を介して増幅器に
送られここで得られる出力がO〜5ポル)D、Cの範囲
で変化するようにゲインが掛けられる。この出力は導線
48.49を介してCRT41に送られる。
このCRT41の走査を適切に設定すると、センサー1
4から出力されるガウスエネルギー分布がこれに表示さ
れ、そのピーク値と分布の幅とが患者の目の調節と屈折
とを示しているのである。
分布の幅は現在の状態を示している。
第4図から判るように、例えば遠視の場合には狭い曲線
が最大の電圧ピークを有して表示される。正視状態の場
合には、小さなピークを有したより広い曲線が表示され
る。同様に、近視状態の場合には、小さなピークを有し
た広幅の曲線が表示される、更に正視値のいずれかのに
表示された電圧のピークにおける差は現在の調節の度合
いを示し、正視眼の場合の幅からの個々の状態の場合の
幅は偏倚はその状態の性質を示している。
以下余白 患者の瞳孔と光学軸A−A ”との芯合せが関与する限
りでは、患者が適切に芯合せされているときには、セン
サー14のガウスエネルギー分布に相当する値のくっき
りしたピークを有した曲線がCRT41上に表示される
。かくして迅速に患者とシステムとの芯合せが達成され
る。しかし、まず複数の発光ダイオード17を有したシ
ステムに患者を芯合せさせるのが望ましく、しかるに後
にCRTをチェックして問題となっている目のための最
大ピーク状態を確認するのがよい。
増幅器40の出力は導線48.50を介して採集保持ネ
ットワーク42にも送られる。このネットワークは印加
された電圧を採集するとともにこれを新たな電圧が印加
されるまで保持する。このネトワーク42の時定数はセ
ンサー14の走行速度に適宜関連づけられており、各走
査についてネットワーク42の出力電圧状態が導線38
上の出力のピーク値に相当するようになっている。この
値は次の走査による電圧ピークが与えられるまで保持さ
れる。
これにより患者への生物学フィードバックが間欠的でな
くなり、音における変化のみが目15の調節の変化のみ
に関連づけられるのである。これにより調節を変化させ
ようとしている患者が生物学的にフィードバックされた
音響に頼ってその目的が遂げられたか否かを確認できる
のであるから、上記したような特徴は極めて重要である
特に近視患者の場合には、患者は近視状態に伴う調節か
ら正視状態に伴う調節に減少させようと試みる。これに
はそれに伴う音変化によることになる。従って音響情報
が与えられるということが最も重要であり、この音響情
報は採集保持ネットワーク42の出力から得られ、かつ
調節における変化のみを反映するが、測定の間隔は示さ
ない。
更に、調節に関する情報が即座に与えられるということ
も非常に重要で、この理由から調節が1秒に33回も測
定されるのである。
採集保持ネットワーク42の出力は導線52を介してデ
ジタル表示器44にも送られる。この表示器44にはデ
ジタルパネル計もしくは電圧計が用いられる、ジオプタ
ーを表示するように調整されている。表示器の文字はほ
ぼ%インチ位であって上記号のついた4桁表示が好まし
い。ジオツブターはセンサーの出力電圧に線型の関係を
有しているから、ジオプターでデジタル表示器44を調
整すれば調節がゼロである正視状態に対してゼロの表示
を与えることにより得られるスリット情報を受けること
のできる瞳孔寸法を有した患者全てに適用できる。その
後近視の読みがジオプターで与えられこれは負の値とな
るが、遠視の場合は正の数が表示される。
結ばれたスリット情報の全てを受入れるには小さすぎる
瞳孔の患者には傾斜調整が必要となる。
表示器44にある出力は更にチャートレコーダーにも与
えて30ミリセカンド毎に測定を記録するようにすると
よい。かくして訓練者は訓練中の患者について周期的な
記録を得ることがせきる。
採集保持ネットワーク42の出力は導線52.53を介
して音発生器45に送られここで入力された電圧の大き
さの関数の形で変化する周波数゛を有した出力が形成さ
れる。訓練中の患者が近視状態の調節から正視状態にそ
してそこから更に遠視状態にと増加させたとき導線53
を介して音発生器45に印加される電圧は増加する。従
っていかなる関係にせよ音発生器45が増加する電圧に
伴った増加した周波数の出力を出せば、音発生器45の
発する音の周波数が増加する。
音発生器45の出力例はスイッチ54によりスピーカー
46もしくはヘッドフォーン47に選択的に接続される
。いずれにしても音情報が連続的に与えられて測定中の
目15の調節状態を反映する。かくして近視の患者が検
査されているときは、調節の自発制御が行われれば生物
学的フィードバック情報の音が上る。すると患者は即座
に音を押上げるように努力する。
訓練中のある時点、好ましくは暗い環境中指令された度
合に迄患者が調節の自発制御をやった後で、訓練者は視
鋭アレイ12を選択的に励起する。これには的選択回路
30のいずれかのスイッチを操作していずれかの柱体2
1〜24上のLED(発光ダイオード)もしくはLCD
 (液晶表示器)を励起してやればよい。すると励起さ
れた柱体上のシュネレン文字がバダル原理によってレン
ズ9とスプリッター10を介して網膜面上に投影される
。これを患者が識別するものである。
近視患者の訓練においては、柱体21をまず励起すると
、患者は目の中のシュネレン文字を視て音を上げようと
努める。4ジオプターから出発したとすると、文字がま
ずぼんやりと現れるから、患者はまつげの筋力を錠止し
ようとする傾向を克服しなければならない。しかも音を
上げようと努めるから文字ははっきりとしてくれる。こ
れは患者の調節の自発制御が確立されるまで続けられる
すると訓練者は室内の証明を上げて調節の自発制御が現
われるまで調節収斂反射の一部を回復させる。これはぼ
んやりした的があってもなくてもできるが、はじめはこ
れを交互に行い、その後組合せで調節の自発制御の全て
が学習されるようにする方がよい。
その後、次の柱体22によるぼんやりした的に移り、同
じような手順がくり返される。これは全てのぼんやりし
た的について、患者がこれ以上進歩でできないところま
でくり返される。訓練目標はいくつかの度合の例えば近
視について設定されなければならない。
もし患者が当初4ジオプターより下の修正を有している
場合には、訓練の到達点は20/20ビジヨンへの修正
となる。しかし当初の状態が4〜10ジオプターであれ
ば、眼鏡などの使用を通してのパートタイム制の状態改
良が到達点となる。当初に10ジオプターを越える修正
が要求された場合には、処方せんの減少が到達点となる
。しかしこれらの到達点は患者のやる期の有無、時間的
な制約の有無、健康状態、弛緩技術の経験度、視野条件
および視覚上の考慮などによって左右されるものである
。そのほかにも、ヨガなどの弛緩技術を含めた家庭にお
ける訓練の影響が大きい。これらの要因および到達点の
いかんによって訓練の全回数は左右される。
患者がまず最初に訓練に入ったときは、その視覚のテス
トが行なわれ、その結果が患者に報らされる。次いで結
像の内容、システムによる制御の内容などが説明される
。患者が近視なら、焦点筋力のけいれんによるこのであ
ることが示され、遠視ならば焦点筋力を収縮させる能力
に欠けていることが示される。
いずれにしてもぼんやりした像が与えられ、一部の人は
まゆの筋力を制御することによりこれを修正することが
できるが、多くの人はこれができない。できない人には
修正レンズが与えられて、これが一時的にぼんやりさを
除くが、やはりぼんやりさが戻ってより強い眼鏡が必要
となる。近視の場合には特にこうなり易く、従って近視
の場合には物がぼんやりと見えるから患者が過熱点しよ
うと反応し、これがぼんやりした状態を尚更悪くするの
だということが患者に説明される。また近視にならない
人達は物がぼんやりと見えたときにはその焦点を弛緩さ
せることができ、このような弛緩によって物をはっきり
見ることができるのだと説明される。これに伴い眼鏡を
掛は始めたときにどんなことが起きたかを患者に思い出
してもらう。
次にシステムを患者に見せて、訓練をまず暗視界で行っ
て調節収斂と調節への刺激を全てとり除くことが説明さ
れる。患者をシステムに対置させたときには、何ら対象
が感取されず従ってぼんやりした棒影情報が全くないこ
とが説明される。そしてこの訓練はまつ毛の筋力の弛緩
を達成させて調節を自発制御できるように学習させるも
のであることが説明される。一旦学習されたその患者は
自発制御により当初ぼんやりしていたものがはっきりと
見えるようになるのである。
更に目の焦点測定が1秒当り33回行われること、そし
て毎回焦点に比例した音が発生されることが説明され、
必要なら音の範囲を実聴させる。
そして患者が最も鋭敏にに感じた下位範囲を選ばせ、そ
の音がぼんやりした状態に対する指令反応として作用す
ること説明され、音の周波数あるいは間隔に注意するこ
とによりぼんやりした状態に対する適切な反応を学習で
きることが説明される。
近視患者の場合には、音が低いことは目が過焦点してい
ること、目的はなるべく音の周波数を上げてやることに
あると説明してやる。音が全く高いときには、まつ毛の
筋力が弛緩されたことを示しており、近視の度合いが低
減される。
システムによる神経制御は両目について同じだから訓練
は一方の目についてだけ行われる。即ち片目に眼帯を掛
けてもよい。次いで患者を机の一端に座らせ視力検定部
の光学チューブを見おろさせる。次いで患者は頭を挟み
台もしくは支台にのせ、訓練者が手伝って芯合せをする
ここで瞳孔中心が光学軸A−A ’に芯合せされ、スリ
ットからの像光が瞳孔面に結像される。
これには発光ダイオード17を用いる。そしてシステム
もしくは頭を上下左右に動かして、発光ダイオード17
の輪が瞳孔と同心円状に紅採上に結像されるようにする
。この芯合せの確認にはCRT41を見て適当な電圧レ
ベルのピークの有無を確かめる。そのようなピークが認
められないときは更に位置調整を続ける。この芯合せは
患者をシステムに対置させる毎に行うもので、発光ダイ
オードを用いたことによりこの作業は迅速に行える。 
ある患者について最初の訓練だとすると、音を高くする
ように患者は助言される。はぼ20秒後、患者は席を退
って焦点弛緩の成否を質問される。この間訓練者はCR
T41とデジタル表示器44に注目している。
患者が焦点弛緩ができたら、約15秒の休憩を間におい
て15秒間の訓練をくり返し、患者が目の中に焼けるよ
うな間隔を持ったか訓練者がそうと判断した時点でやめ
させる。この焼けるような間隔とはまつ毛の筋力がけい
れんを起したことに因るもので、これがあまり続けて起
きたら訓練を中断しなければならない旨を患者に忠告し
ておく。これが起きたら患者に目を閉じさせて数分間休
息させる。訓練者がCRT41中に2個の連続したレベ
ルを認めたときには、やっばり患者に目を閉じて休息さ
せる。
第1回目の訓練中に患者が焦点弛緩に成功しなかったと
き、目をもっと広く開けて音を上げさせるようにする。
加えて、何物かを意識的に変えたりその視野内にある何
物にも焦点を合わせようと試みないように患者に注意す
る。音の周波数を上げることにいくらかでも成功したら
、患者をほぼ30秒位休憩させる。
患者が訓練者の助けなしに音の周波数を上げることがで
きるような状態になったら、はぼ20分位訓練を続ける
。この間通常の患者なら目の中に2回の感覚を持つ。第
1のそれは焼けるような感覚で過焦点に因るまつ毛筋力
のけんれんからくるもので、患者にはこれを除くように
指示される。
第2のそれは展開するような感覚でまつ毛の筋肉が弛緩
することによるもので、訓練に含まれていなくても患者
にはこの感覚を持つようにと指示される。
これらの2通りの感覚を感知する状態に達すると、デジ
タル表示器44もしくはCRT41の読みが減ったこと
から患者がつかれたすと訓練者が判断するまで、目の開
閉についての訓練者による口述指示なしに患者に訓練を
やらせる。この状態全んどの患者が10分間程度休息な
しに訓練を続けることができ、その後lO分間程の休憩
が与えられ、更に10分程再開する。患者ができるなら
ば第1回目につづいて更に1時間の訓練が行われる− 第1回目が完了するとその進歩の程度が患者に報らされ
る。実際にはどの場合も実質的な進歩は起きず、患者は
第1図のシステムから離れて標準スネレン文字表を読む
ように指示される。
患者は数日後に次回の訓練をやらされるが、通常は1週
間以上の間隔は置かない。1時間もしくは半時間に渡る
訓練中には4通りの訓練期間があり、第1の期間は準備
のためのもので、患者はまつ毛の筋肉の弛緩を通して音
の周波数を上げるのにまずまずの成果をあげる。第2の
期間は患者の最善の成果が見られるもので、この期間の
終りには標準スネレン表により患者の視鋭度を測ってや
るのが望ましい。第3の期間の成果は少し落ち、第4の
期間には良い弛緩は得られるものの、つかれ易くなると
いう特徴がある。
各回の訓練中、訓練には2通りの到達点があり、第1の
到達点は調整の自発制御を学習することにより像が自発
的にはっきりされたりするようにすることにあることが
患者に説明される。従ってまつ毛の筋肉のtonusを
減らすことにより患者は近視度を減らし、増やすことに
より遠視度を減らすことができる。
第2の到達点は各訓練回数において達成された改善を持
続さすことにある。第1回の訓練で得られた改良はほん
の数時間統〈だけであるが、6〜7回目の訓練の後は改
善効果が数日も持続することが患者に説明される。
患者が一旦展開感覚を知って出力音が増加するようにな
ったら、訓練は頻繁に練習を含むようになる。そのよう
な練習においては、目を開閉して飽和に達する迄出来る
だけ音を早く上げるようにと指示が出される。飽和に達
したら再び目を閉じさせこれを数分間続けさせる。この
間に各飽和における連続した周波数増加がチェックされ
、これが減り始めたら休息が与えられる。
訓練が全ての邪魔を除くために暗視界で行われることは
当所から患者に説明される。しかし一旦この学習が完了
したらこれを通常の視界に一般化する必要がある。この
目的から、周囲の照明度をゆっくりと上げて視界にスレ
ネン表の文字を導入して学習成果の一般化の助けとして
やる。このため訓練は各回の訓練毎にデジタル表示器4
4に現れたレベルの記録を保持しておく必要がある。
上に言う一般化とは2通りの独立な手法によって行われ
るが、これらの手法はまず個別に実施され、その後組合
わされるものである。周囲の照明を上げると調節への刺
激と調節収斂反射が再び起こる。同様に低減されたシュ
ネレン文字が視野に入ってくると過熱点反応が再び現れ
てくる。ここで学習された調整の自発制御が活されなけ
ればならない。ぼんやりとした棒影情報は視鋭アレイ1
2に付設されたバダル視力検定サイドチャンネルによる
一般化は患者のこれに対する感受性をみながら導入され
る。患者の準備が整ったら訓練者は、周囲の照度を上げ
て調節への刺激および調節収斂反射を再生させるか、バ
ダルサイドチャンネルを用いて棒形像を導入する。訓練
者はデジタル表示器44をみて患者の感受度を知ること
ができる。どの影響に対して最も感受度が大きいか、あ
るいは感受度がより小さいかというような事実が一般化
のために用いられるのである。一般には視野中に棒影情
報を導入することにより感受度が最大となったら、周囲
の照明度がゆっくりと上げられ、患者は調整の制御を続
ける。
これは患者によってなされた成果に影響を与える周囲の
光のレベルになるまで行われ、一旦このレベルに達した
ら、患者にそのレベル練習を行わせる。与えられた周囲
光下で患者が早く調整の自発制御ができないときには、
このレベルを記録した後再び一定期間暗視界内で患者に
訓練をやらせる。上記の環境レベルの復帰はその後に行
われ、周囲に光があっても患者が自発制御を行えるよう
になるまでこの手順を続ける。その後更に周囲光のレベ
ルを上げこれを完全明視界内でも適当に自発制御ができ
るようになるまで続ける。
−膜化手法が導入されである程度完成したら、これを周
期的に訓練サイクルに導入してゆく。勿論他の手法を用
いても良いが、ここでは周囲光のレベルを上げてゆくと
いう手法をまず第1に紹介した。
調節の自発制御に熟達したら、暗視界に戻してぼんやり
した的を選択的に導入する。例えば近視患者の場合には
、第3図の頂部25が患者の視野に入るように的選択回
路30を励起する。初期状態において3ジオプターの修
正が必要とされているとすると、自発制御が現れる迄こ
の的で訓練を続ける。周期的に暗視界に戻すことは前記
の通りである。
以上の手順を頂部26〜28の名曲についても実施する
。周囲の光レベルを増してしかもぼんやりとした的があ
る条件下で程々の自発制御がみられたら、両方の手法が
訓練に導入される。これは徐々にかつ組合わせを行って
患者が学習した自発制御を完全に一般化できるようにす
る。これは数回に及ぶ暗視界での訓練を含めて、患者が
修得した自発制御がこれ以上は良くできないというピー
クに達するまで続けられる。このピークは、通常周囲光
がありしかもぼんやりしだ棒形刺激がある条件下でも維
持できるものでな【すればならない。
4ジオフタ−に満たない修正が必要とされるような条件
下で訓練が始められた場合には、20/20ビジヨンへ
の完全修正が得られる。しかし初期に必要とされる修正
が4〜lOジオプターである場合には、パートタイム的
に眼鏡を使うこともよい。10ジオプターを越える修正
が必要な場合には患者の処方せんを減らすほかはない。
いずれにしても視鋭度は目立って改善される。
この発明は以上記載の例に限定されるものではなく、種
々の変更が可能である。例えば、網膜反射を用いて目の
屈折を測定し角膜反射を用いて目の動きを測定するのに
加えて、水晶レンズ反射を測定するのにもこの発明を応
用できる。即ちパーキンジエ像としても知られているレ
ンズ反射を用いることができる。第3パーキンジエ像と
して知られている前レンズ反射および第4パーキンジエ
像として知られて後レンズ反射および特にセンサーで測
定されたその感覚によって屈折を測定することができる
このためには第1図に示すシステムから第2の光学スリ
ット板5をとり除いて、第1のスリット板4の像だけを
用い、第3および第4のパーキンジエ像を形成する。こ
れらの像はスプリッター11によって反射されてセンサ
ーに結ばれ、その感覚から目の屈折を測定する。目がそ
の調整を増すとパーキンジエ像は互いに離れ、減らすと
互いに接近する。
また目がその調整を増すと第3のパーキンジェ像は小さ
くなり第4のパーキンジェ像は大きくなるから、パーキ
ンジエ像の寸法も測定する。目が回転すると第3と第4
のバーキンジェ像の間隔が変化する。調整が一定ならば
移動が大きい程間隔も大となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のシステムの一例を示すブロック線図
、第2図はそこで用いるスリットの板の一例を示す前面
図、第3図はそこで用いる視鋭アレイの一例を示す斜視
図、第4図は種々の測定法を示す説明図である。 1・・・・・・視力検定部    2・・・・・・電子
処理部3・・・・・・赤外線源 4.5・・・スリット板6〜9・・・レンズ10.11
・・・スプリッター12・・・視鋭アレイ15・・・目
        17・・・発光ダイオード30・・・
的選択回路    41・・・CRT42・・・採集保
持ネットワーク 44・・・デジタル表示器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]目の瞳孔面に光を投影して焦点的のない暗視界中
    に網膜像を形成し、 この網膜像をセンサー上に結像してその関数として目の
    屈折を直接に測定し、 このセンサーを周期的に1秒当り数回の測定速度で走査
    して、測定された目の屈折を示す出力を形成し、 この出力を表示し、 更に各出力を採集して次の出力が形成されるまでそのピ
    ークを代表する値を保持し、 この保持した値をこれを示す周波数を有しかつ測定され
    た屈折に相当する音情報に連続的に変換し、 この音情報を可聴情報に変換して、目の調節の現状を示
    す生物学的フィードバック情報を訓練されている患者に
    与え、 表示された各出力の印と患者の状態とをモニターし、か
    つ、 このモニターによって示された測定されている目のけい
    れん状態もしくは患者の疲労に応じて患者に休息を与え
    る ことを特徴とする視調節訓練方法。 [2]前記の投影する作業が、 目の正常な瞳孔に寸法を合せた光学的スリットを用意し
    、 この光学的スリットを通して光を印加して正常な瞳孔内
    に入る寸法で瞳孔面に像を投影して網膜像を形成する ことを含んでなる特許請求の範囲第[1]項に記載の方
    法。 [3]前記の投影する作業が、センサーを走査する速度
    に相当する速度で赤外線源をパルス化することにより行
    われる如き 特許請求の範囲第[1]項に記載の方法。 [4]上記の作業に加えて更に 前記のモニターされた印から患者が暗視界において所定
    レベルの調節自発制御を会得したと判定し、かつ 暗視野の周囲光を周期的に増やして決定されたレベルの
    調節自発制御を正常化された環境に一般化する ことを含んでなる特許請求の範囲第[1]項に記載の方
    法。 [5]周囲光を周期的に増やす作業が、暗視野の周囲光
    を段階的に増やすことにより、行われる如き特許請求の
    範囲第[4]項に記載の方法。 [6]前記の作業に加えて更に 前記のモニターされた印から患者が選択された程度の調
    節自発制御を焦点的のない暗視野で会得したことを確認
    し、かつ、 網膜にぼんやりした棒影情報を選択的に投影して、焦点
    的の存在下で調節訓練を選択的に起らしめる ことを含んでなる特許請求の範囲第[1]項に記載の方
    法。 [7]選択的に棒影情報を投影する作業が、バダル視力
    検定器の形で与えられるサイドチャンネルを励起するこ
    とにより、行なわれる 如き特許請求の範囲第[6]項に記載の方法。 [8]バダル視力検定器がぼんやりした棒影的を複数個
    内蔵した視鋭アレイを有しており、各棒影的が適切に結
    ばれた網膜像を与えるために異なる量の調節を要求する 如き特許請求の範囲第[7]項に記載の方法。 [9]選択的に棒影情報を投影する作業が、調節の減量
    を要求する順で複数の棒影的の内選択されたものを励起
    することにより、行なわれる 如き特許請求の範囲第[8]項に記載の方法。 [10]モニターされた複数の連続した印が前の印より
    小さい値をとったときに患者が疲労したと判定する 如き特許請求の範囲第[1]項に記載の方法。 [11]表示する作業が出力をビデオ表示器に接続する
    ことにより行なわれる 如き特許請求の範囲第[1]項に記載の方法。 [12]表示する作業が、ピーク値を代表する保持され
    た値をジオプローを調節されてかつ瞳孔寸法に合せた勾
    配調整を有したメーターに印加することにより、行なわ
    れる 如き特許請求の範囲第[1]項に記載の方法。 [13]前記の作業に加えて更に、 前記のモニターされた印から患者が所定レベルの調節自
    発制御を会得したと判定し、かつ、暗視野の周囲光を周
    期的に増やして、判定された調節自発制御のレベルを正
    常化された環境に一般化する ことを含んでなる特許請求の範囲第[2]項に記載の方
    法。 [14]前記の作業に加えて更に、 前記のモニターされた印から焦点的のない暗視野で患者
    が選択された程度の調節自発制御を会得したことを確認
    し、かつ、 ぼんやりした棒影情報を網膜に選択的に投影して、焦点
    的の存在下で調節訓練を選択的に起らしめる ことを含んでなる特許請求の範囲第[2]項に記載の方
    法。 [15]モニターされた複数の連続した印が前の印より
    小さな値になったときに患者が疲労したと判定する 如き特許請求の範囲第[2]項に記載の方法。 [16]前記の作業に加えて更に、 前記のモニターされた印から焦点的のない暗視野におい
    て患者が選択された程度の調節自発制御を会得したこと
    を確認し、かつ、 網膜にぼんやりした棒影情報を選択的に投影して、焦点
    的の存在下に調節訓練を選択的に起らしめる ことを含んでなる特許請求の範囲第[10]項に記載の
    方法。 [17]前記の作業に加えて更に、 モニターされた印から暗視野において患者が所定のレベ
    ル調節自発制御を会得したと判定し、かつ、 暗視野の周囲光レベルを周期的に増やして判定された調
    節自発制御レベルを正常化された環境に一般化する ことを含んでなる特許請求の範囲第[10]項に記載の
    方法。 [18]投影する作業が、 正常な瞳孔に寸法を合わせた光学的スリットを用い、 このスリットを通して光を印加して、正常な瞳孔内にお
    いて網膜面上に像を投影して網膜像を形成する ことを含んでなる特許請求の範囲第[16]項に記載の
    方法。 [19]上記の作業に加えて更に、 モニターされた印から暗視野において患者が所定レベル
    の調節自発制御を会得したと判定し、かつ、 暗視野の周囲光のレベルを周期的に増やして判定された
    調節自発制御のレベルを正常化された環境に一般化する ことを含んでなる特許請求の範囲第[17]項に記載の
    方法。 [20]投影する作業が、 正常な瞳孔に寸法を合せた光学的スリットを用い、かつ このスリットを通して光を印加して、正常な瞳孔内で瞳
    孔面上に像を投影して網膜像を形成することを含んでな
    る特許請求の範囲第[19]項に記載の方法。 [21]棒影情報を選択的に投影する作業が、バダル視
    力検定器の形で与えられるサイドンチャンネルを選択的
    に励起することにより、行なわれる如き特許請求の範囲
    第[20]項に記載の方法。 [22]バダル視力検定器が複数のぼんやりした棒影的
    を内蔵した視鋭アレイを有しており、各棒影的が適切に
    結ばれた網膜像を得るのに異なる量の調節を要求する 如き特許請求の範囲第[21]項に記載の方法。 [23]周囲光レベルを周期的に増やす作業が、暗視野
    中の周囲光レベルを段階的に増やすことにより、行なわ
    れる 如き特許請求の範囲第[22]項に記載の方法。 [24]正常な瞳孔に入る寸法に合わされた1対のスリ
    ットを測定される目の瞳孔面上に結像させて発光源の網
    膜像を形成し、この網膜像の関数として目の屈折を直接
    測定し、調節レベルを維持する助けとなる正常な固定像
    を与えず、かつ1秒間当り数回の測定に相当する速度で
    目の屈折を代表する出力を与える視力検定部(1)と、 この視力検知部に接続されて各出力を直接受取り、これ
    を次の出力がくるまで貯留して各貯留出力のピークレベ
    ルを代表する出力を形成することに連続した出力信号を
    形成する採集保持要素(42)と、 この出力信号の関数として変化する音情報を形成すべく
    採集保持要素に接続された周波数変換要素(45)と、 この音情報信号を受けて連続した可聴情報を形成して測
    定中の目の調節状態を即座に示すサウンドシステム(4
    6、47)とを ことを含んでなる視調節訓練装置。 [25]上記の要素に加えて更に、 芯合せ像を視力検定部に選択的に導入して測定される目
    を視力検定部に芯合せし、この芯合せ像を瞳孔面におい
    て虹彩に結像させる要素[3]を含んでなる特許請求の
    範囲第[24]項に記載の装置。 [26]前記の芯合せ像が訓練者が視認できるものでか
    つ円形像である 如き特許請求の範囲第[25]項に記載の装置。 [27]前記の要素に加えて更に 視力検定部の各出力に反応してピーク値も含めてそのよ
    うな出力の性質を代表するビデオ表示を与え、かつ最大
    量に相当するピーク値の表示を通して芯合せを示すビデ
    オ表示要素を含んでなることを含んでなる特許請求の範
    囲第[24]項に記載の装置。 [28]視力検定部の各出力が複数の要素(14)上に
    結像される光の走査を代表する複数の電気信号に相当し
    、かつ、 ビデオ表示要素がこの複数の電気信号のエネルギー分布
    に相当する表示を与える 如き特許請求の範囲第[27]項に記載の装置。 [29]前記の要素に加えて更に、 目の屈折の周期的測定に相当する視力検定部からの出力
    の値を示すべく採集保持要素に接続されたメーター表示
    要素(44) ことを含んでなる特許請求の範囲第[24]項に記載の
    装置。 [30]前記のメーター表示要素(44)が、ジオプタ
    ーの形で処方せんを直接読出すようにメーター表示要素
    を調整しかつ瞳孔寸法と網膜像を形成すべく瞳孔面に結
    像された光との間の不同について表示された値を修正す
    る如き要素を、有している 如き特許請求の範囲第[29]項に記載の装置。 [31]前記の要素に加えて更に、 訓練中網膜上にぼんやりとした棒影情報を投影して、焦
    点的の存在下において調節を起せしめるサイドチャンネ
    ル要素を 含んでなる特許請求の範囲第[24]項に記載の装置。 [32]前記のサイドチャンネル要素が選択的に励起可
    能であって、励起されたときには視力検定部にぼんやり
    した棒影情報を導入して、視力検定部によって与えられ
    た像光と一緒に棒影情報を網膜上に投影すべく動作する 如き特許請求の範囲第[31]項に記載の装置。 [33]前記のサイドチャンネル要素がバダル視力検定
    器である 如き特許請求の範囲第[32]項に記載の装置。 [34]前記のサイドチャンネル要素が 複数のジオプターを示すレンズ(9)と、 複数のぼんやりした棒影的(25〜28)を有し、かつ
    レンズのひとつのジオプターについてひとつの棒影的が
    提出されるような視鋭アレイ(12)と、 視鋭アレイ内の棒影的の内選択されたものからの像光を
    レンズに印加する選択要素(30)とを含んでなる特許
    請求の範囲第[33]項に記載の装置。 [35]前記のレンズ(9)が所定の焦点距離を有し、 視鋭アレイ中の各棒影的(25〜28)がレンズに対し
    て固定距離を有して設けられており、これらの各固定距
    離が、棒影的の個数を分母とし1からこの個数に亘って
    変化する数を分子とする分数をレンズの焦点距離に乗じ
    たものである如き特許請求の範囲第[34]項に記載の
    装置。 [36]前記のサイドチャンネル要素がバダル視力検定
    器である 如き特許請求の範囲第[35]項に記載の装置。 [37]前記の要素に加えて更に 屈折の周期的測定に相当する視力検定部からの各出力の
    値を示し、かつ採集保持要素(42)に接続されたメー
    タ表示要素(44)を 含んでなる特許請求の範囲第[27]項に記載の装置。 [38]前記の要素に加えて更に 訓練中に網膜にぼんやりした棒影情報を選択的に投影し
    て、焦点的の存在下にも調節を選択的に起させるサイド
    チャンネル要素(9、10、12、30)を 含んでなる特許請求の範囲第[37]項に記載の装置。 [39]前記の要素に加えて更に 視力検定部に芯合せ像を選択的に導入して測定される目
    を視力検定部に芯合せさせ、かつ芯合せ像を瞳孔面にお
    いて虹彩に結像させる要素を含んでなる特許請求の範囲
    第[38]項に記載の装置。 [40]前記のサイドチャンネル要素が選択的に励起可
    能であって、かつ励起されたときには棒影情報を視力検
    定部に導入して視力検定部により与えられた像光と共に
    網膜上に投影すべく動作する如き特許請求の範囲第[3
    9]項に記載の装置。 [41]前記の芯合せ像が訓練者が視認可能であってか
    つ円形像である 如き特許請求の範囲第[40]項に記載の装置。 [42]サイドチャンネル要素がバダル視力検定器であ
    る 如き特許請求の範囲第[41]項に記載の装置。 [43]サイドチャンネル要素が 複数のジオプターを示すレンズ(9)と、 複数のぼんやりした棒影的(25〜28)を有し、かつ
    レンズのひとつのジオプターについてひとつの棒影的が
    提出されるような視鋭アレイ(12)と、 視鋭アレイ内の棒影的の内選択されたものからの像光を
    レンズに印加する選択要素(30)とを含んでなる特許
    請求の範囲第[42]項に記載の装置。 [44]前記のレンズ(9)が所定の焦点距離を有し、 視鋭アレイ中の棒影的(25〜28)がレンズに対して
    固定距離を有して設けられており、これらの各固定距離
    が、棒影的の個数を分母とし1からこの個数に亘って変
    化する数を分子とする分数をレンズの焦点距離に乗じた
    ものである如き特許請求の範囲第[43]に記載の装置
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JP2022176291A (ja) * 2016-07-25 2022-11-25 マジック リープ, インコーポレイテッド ライトフィールドプロセッサシステム

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JPS5985645A (ja) * 1982-11-09 1984-05-17 キヤノン株式会社 音声アナウンス眼科装置

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