JPS6137295Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6137295Y2 JPS6137295Y2 JP4546184U JP4546184U JPS6137295Y2 JP S6137295 Y2 JPS6137295 Y2 JP S6137295Y2 JP 4546184 U JP4546184 U JP 4546184U JP 4546184 U JP4546184 U JP 4546184U JP S6137295 Y2 JPS6137295 Y2 JP S6137295Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoe
- reinforcing band
- reinforcing
- cuff
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 30
- 210000003423 ankle Anatomy 0.000 description 4
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は履口パツトを有する靴に関するもの
であつて、その目的とするところは履心地の良好
な履口パツトを有する靴を提供しようとするもの
である。
であつて、その目的とするところは履心地の良好
な履口パツトを有する靴を提供しようとするもの
である。
従来、米国意匠登録第262751号に示すように靴
胛被の履口部に柔軟なクツシヨン性の芯材を薄肉
な可撓性シートで被覆してなる履口パツトを装着
した靴において履口パツトの外周に一条の補強帯
を装着したものが知られているが、これを履用し
て靴紐等の緊締具によつて履口部を緊締した場
合、履口パツトが柔軟でクツシヨン性を有してい
るため緊締圧が一条の補強帯に集中され、補強帯
の装着部、特に靴紐等の緊締具に隣接する履口パ
ツトの側部前方において、補強帯の縫着部に沿つ
て履口パツトが損傷される欠点があつた。これら
の欠点を除去する意味で考案者は履口パツトの外
周に多条の補強帯を縫着することを試みたが、特
に柔軟性とクツシヨン性が必要とされる履口パツ
トの後方において、多条の補強帯によつて柔軟性
とクツシヨン性が阻害され、履心地が低下する欠
点があつた。また従来より、実公昭57−27286号
によつて履口パツトに履口部に沿つ平行な多条の
刺し縫いを施したものが知られているが縫い目に
よつて履口パツトの外周部全体での水平ならびに
垂直方向への屈曲性が過度に促進されるので安定
性に欠る欠点があつた。
胛被の履口部に柔軟なクツシヨン性の芯材を薄肉
な可撓性シートで被覆してなる履口パツトを装着
した靴において履口パツトの外周に一条の補強帯
を装着したものが知られているが、これを履用し
て靴紐等の緊締具によつて履口部を緊締した場
合、履口パツトが柔軟でクツシヨン性を有してい
るため緊締圧が一条の補強帯に集中され、補強帯
の装着部、特に靴紐等の緊締具に隣接する履口パ
ツトの側部前方において、補強帯の縫着部に沿つ
て履口パツトが損傷される欠点があつた。これら
の欠点を除去する意味で考案者は履口パツトの外
周に多条の補強帯を縫着することを試みたが、特
に柔軟性とクツシヨン性が必要とされる履口パツ
トの後方において、多条の補強帯によつて柔軟性
とクツシヨン性が阻害され、履心地が低下する欠
点があつた。また従来より、実公昭57−27286号
によつて履口パツトに履口部に沿つ平行な多条の
刺し縫いを施したものが知られているが縫い目に
よつて履口パツトの外周部全体での水平ならびに
垂直方向への屈曲性が過度に促進されるので安定
性に欠る欠点があつた。
この考案はこれらの欠点を除去したものであつ
て、以下実施図面によつて説明すれば、靴胛被1
の履口部11にクツシヨン性の履口パツト2を装
着したものにおいて、該履口パツト2の外周にそ
の側部において前方に向つて少なくとも二股に分
岐した補強帯3を装着したことを特徴とする履口
パツトを有する靴を考案の要旨とするものであ
る。
て、以下実施図面によつて説明すれば、靴胛被1
の履口部11にクツシヨン性の履口パツト2を装
着したものにおいて、該履口パツト2の外周にそ
の側部において前方に向つて少なくとも二股に分
岐した補強帯3を装着したことを特徴とする履口
パツトを有する靴を考案の要旨とするものであ
る。
この考案において履口パツト2は、ゴム乃至合
成樹脂製の発泡体等の柔軟なクツシヨン体を芯材
21とし、これを皮革、布帛、合成樹脂シート等
の薄肉な可撓性シートで構成された外皮22で被
要したものである。そして補強帯3としては皮
革、布帛、合成樹脂シート等の可撓性材で履口パ
ツトの外皮21よりも厚肉で腰強度が大なもので
構成しておけば、履用の際、履口の内側において
は柔軟性とクツシヨン性を保持し、足当りを阻害
することなく補強帯3が装着された履口パツトの
外側、特にその側部においては補強帯3によつて
柔軟性が抑制され剛軟性が保持されるので履用の
際、足首部または腰部外側に一層良好な安定感を
与えることができる。補強帯3は履口パツト2の
側部において二股以上に分岐されているが、その
分岐された補強帯片31,31…の先端辺を鳩目
補強片4と重層しておけば、靴紐等の緊締具5に
よつて開口部6ひき締る際、補強帯3によつて履
口パツト2を足首または脚部に一層効果的に密着
させることができる。そしてこの考案において必
要によつては履口パツト2の上辺内側内面に芯材
21より高密度の発泡体、皮革、布帛等の補強補
助帯24を介在させておけば、履口部の内側の腰
強度を増すことができるので履用の際、履口パツ
ト2の上辺が履口内にたくれ込むことがなく履用
に便利である。
成樹脂製の発泡体等の柔軟なクツシヨン体を芯材
21とし、これを皮革、布帛、合成樹脂シート等
の薄肉な可撓性シートで構成された外皮22で被
要したものである。そして補強帯3としては皮
革、布帛、合成樹脂シート等の可撓性材で履口パ
ツトの外皮21よりも厚肉で腰強度が大なもので
構成しておけば、履用の際、履口の内側において
は柔軟性とクツシヨン性を保持し、足当りを阻害
することなく補強帯3が装着された履口パツトの
外側、特にその側部においては補強帯3によつて
柔軟性が抑制され剛軟性が保持されるので履用の
際、足首部または腰部外側に一層良好な安定感を
与えることができる。補強帯3は履口パツト2の
側部において二股以上に分岐されているが、その
分岐された補強帯片31,31…の先端辺を鳩目
補強片4と重層しておけば、靴紐等の緊締具5に
よつて開口部6ひき締る際、補強帯3によつて履
口パツト2を足首または脚部に一層効果的に密着
させることができる。そしてこの考案において必
要によつては履口パツト2の上辺内側内面に芯材
21より高密度の発泡体、皮革、布帛等の補強補
助帯24を介在させておけば、履口部の内側の腰
強度を増すことができるので履用の際、履口パツ
ト2の上辺が履口内にたくれ込むことがなく履用
に便利である。
補強帯3は縫着、溶着、接着等の適宜手段によ
つて履口パツト2に装着されるものである。
つて履口パツト2に装着されるものである。
この考案は以上のように構成されており、これ
を履用して緊締具5によつて、開口部6をひき締
れば履口パツト2の側部において補強帯3が分岐
されているので、開口部6のひき締めによつて鳩
目補強片4に付加された緊締圧は分岐された補強
帯片31,31に分散され、従来のように補強帯
3の装着部、特に靴紐等の緊締具5に隣接する履
口パツト2の側部前方において、補強帯3の装着
部に沿つた履口パツト2の損傷が回避され、しか
も履口パツト2の側部において補強帯3が分岐さ
れているので履口パツトの側部前方の外周部で分
岐された補強帯片31,31…によつて幅広く履
口パツトを補強し、履口パツト2の柔軟性を適度
に抑制し、しかも分岐された補強帯片31,31
…によつて履口パツト2の側部を上下方向に幅広
く足首または脚部の側部に緊定密着させることが
できるので足首部または脚部の安定性を著しく改
善できる。また、履口パツト2の後方においては
分岐された補強帯片31,31…が合流されてい
るので適度の柔軟性とクツシヨン性を保持するこ
とができる。
を履用して緊締具5によつて、開口部6をひき締
れば履口パツト2の側部において補強帯3が分岐
されているので、開口部6のひき締めによつて鳩
目補強片4に付加された緊締圧は分岐された補強
帯片31,31に分散され、従来のように補強帯
3の装着部、特に靴紐等の緊締具5に隣接する履
口パツト2の側部前方において、補強帯3の装着
部に沿つた履口パツト2の損傷が回避され、しか
も履口パツト2の側部において補強帯3が分岐さ
れているので履口パツトの側部前方の外周部で分
岐された補強帯片31,31…によつて幅広く履
口パツトを補強し、履口パツト2の柔軟性を適度
に抑制し、しかも分岐された補強帯片31,31
…によつて履口パツト2の側部を上下方向に幅広
く足首または脚部の側部に緊定密着させることが
できるので足首部または脚部の安定性を著しく改
善できる。また、履口パツト2の後方においては
分岐された補強帯片31,31…が合流されてい
るので適度の柔軟性とクツシヨン性を保持するこ
とができる。
したがつて、この考案の履口パツトを有する靴
は履心地が著しく良好である。
は履心地が著しく良好である。
図面は実施例を示すものであつて、第1図はそ
の見取り図であり、第2図は第1図A−A線にお
ける履口パツトの断面図である。 符号の説明、1……胛被、11……履口部、2
……履口パツト、21……芯材、22……外皮、
23……履口パツトの上辺内側内面、24……補
強補助帯、3……補強帯、31……分岐された補
強帯、4……鳩目補強片、5……緊締具、6……
開口部。
の見取り図であり、第2図は第1図A−A線にお
ける履口パツトの断面図である。 符号の説明、1……胛被、11……履口部、2
……履口パツト、21……芯材、22……外皮、
23……履口パツトの上辺内側内面、24……補
強補助帯、3……補強帯、31……分岐された補
強帯、4……鳩目補強片、5……緊締具、6……
開口部。
Claims (1)
- 靴胛被1の履口部11にクツシヨン性の履口パ
ツト2を装着したものにおいて、該履口パツト2
の外周にその側部において前方に向つて少なくと
も二股に分岐した補強帯3を装着したことを特徴
とする履口パツトを有する靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4546184U JPS60155306U (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 履口パツトを有する靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4546184U JPS60155306U (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 履口パツトを有する靴 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60155306U JPS60155306U (ja) | 1985-10-16 |
JPS6137295Y2 true JPS6137295Y2 (ja) | 1986-10-29 |
Family
ID=30558986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4546184U Granted JPS60155306U (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 履口パツトを有する靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60155306U (ja) |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP4546184U patent/JPS60155306U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60155306U (ja) | 1985-10-16 |
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