JPS6136984Y2 - - Google Patents

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JPS6136984Y2
JPS6136984Y2 JP1975041164U JP4116475U JPS6136984Y2 JP S6136984 Y2 JPS6136984 Y2 JP S6136984Y2 JP 1975041164 U JP1975041164 U JP 1975041164U JP 4116475 U JP4116475 U JP 4116475U JP S6136984 Y2 JPS6136984 Y2 JP S6136984Y2
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JP
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lever
curtain
shutter
locking
iron piece
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JP1975041164U
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Description

【考案の詳細な説明】 電気シヤツターにおいては通常、シヤツター開
動作信号が入つてから一定時間後に時定数回路に
よりのシヤツターの閉動作を開始させる。
そしてシヤツターの閉じ動作は通常予め励磁さ
れている電磁石によつて保持していたシヤツター
閉じ用作動片を該電磁石の消磁により解除するこ
とによつて行なうのが一般的である。
従つて上記機構をそのまま用いてバルブ撮影を
行うと長時間にわたつて電磁石に電流を流すこと
になり電池の消耗が著しくなる。
この欠点を補うために後幕係止を機械的に行う
ものとしてはすでに実公昭44−21100があるが、
該考案はバルブ作動の設定によりカム等を利用し
て電気シヤツター回路の電源スイツチを開いて時
定数回路を断ちバルブ撮影を得るものであり、一
度バルブ撮影に設定してしまうと、電源スイツチ
が切れ、電気シヤツター回路が全然働かないので
該電気シヤツター回路を利用して例えばレリーズ
初段階でバルブ撮影であるという情報やその他
種々の情報等をフアインダー内等に表示しようと
思つてもできない。
又シヤツター動作をバルブ撮影時に設定した時
電気シヤツター回路における時定数回路を比較的
短い秒時(例えば1/1000〜1/500sec)の動作時間
内に設定し電磁石の動作時間を短くする方法も実
公昭48−35785等に示されているが、該方法にお
いても瞬間的ではあるが電磁石に励磁電流を流す
ので数十mAの電流が流れ、バルブにすることに
よる電池の消耗は不可避的である。
本考案は如上に鑑み電気シヤツター回路の電源
スイツチを開くことを要せず電磁石への電流を断
ち、後幕係止を機械的に行い電池の消耗を少くす
ると同時にバルブ撮影時の表示を可能にし、且つ
長時間撮影の際、電磁石を励磁せずバルブ装置を
利用して行えるようにした電気シヤツターのバル
ブ装置を提供しようとするものである。
以下、本考案をフオーカルプレーンシヤツター
のバルブ撮影に適用した実施例を、図面に基いて
説明する。
第1図はバルブ撮影位置にセツトした本考案機
構のシヤツターレリーズ以前の状態、第2図はシ
ヤツターレリーズ途中の状態を示したものであ
る。
1は回転自在に軸支されたシヤツター切換えダ
イアルで、バルブ設定時においてスイツチSW2
構成する第4図に示す接片aをその弾性に逆つて
左旋させて接片cに接触せしめるピン1a及び、
凹部1bを有する。
2は固定軸5に回転自在に取付けられ、バネ3
により左旋性を付与されたロツクレバーで、上記
切換えダイアル1の外周面と係るピン2a、鉄片
レバーと係るピン2b及びロツク板21の切欠2
1aに係合する立曲げ部2cを有する。
4は上記軸5に回転自在に取付けられ、バネ6
による右旋性を付与された後幕係止レバーで、上
記鉄片レバー12と係る立曲げ部4a及び後幕カ
ム板20の切欠20aと係合する爪部4bを有す
る。
該後幕係止レバー4はストツパー7によつて右
旋位置を規制されている。
8は図示されていないレリーズボタンと一体的
に形成されたレリーズ部材で、チヤージレバー1
3と係るピン8a、先幕係止レバー17と係る立
曲げ部8b及び第3図に示す電源スイツチDSW
を構成する接片fをその弾性に抗して接片gから
離して保持するピン8cを有し、固定ピン9,1
0にスライド溝8c,8dが滑かに嵌合すること
により図面の上下方向へのみ運動するように案内
され、バネ11により上方向へ付力されている。
前記鉄片レバー12は固定軸15に回転自在に
取付けられ、バネ12aにより左旋性を付与され
ている。
前記チヤージレバー13は上記軸15に回転自
在に取付けられている。
上記鉄片レバー12及びチヤージレバー13の
間にはバネ14が張られている。
16は前記スイツチSW2の接片a及び接片bが
接触している時、即ちシヤツター切換えダイアル
1がバルブ以外に設定されている時、時定数回路
によつて後幕解除信号が出るまで鉄片レバー12
を保持する電磁石である。
前記先幕係止レバー17は回転自在に軸支さ
れ、バネ18によつて左旋性を付与され先幕カム
19の切欠19aと係合する爪部17aを有す
る。
該先幕カム19は回転自在に軸支され、上記切
欠19aとシヤツターチヤージ完了時において
(すなわち図示状態において)第3図に示すSW1
を構成する接片eに接片dをその弾性に逆つて接
触せしめるピン19bを有する。
該先幕カム19はシヤツターチヤージ時におい
て矢印方向に付力されている。
前記後幕カム20及びロツク板21は一体的に
形成されシヤツターチヤージ時において矢印方向
に付力されている。
次に本機構の作動について説明する。
第3図は本機構に使用する電気回路の一実施例
を示したものであるが、本機構をバルブ以外に設
定して、シヤツターチヤージを完了した状態にお
いてはシヤツター切換えダイアル1が第1図位置
より左旋した位置にありピン1aがスイツチSW2
の接片aから離れているので、該接片aは弾性に
より接片bと接触し、また、スイツチSW1はピン
19bによる接片dと接片eの接触により閉じら
れている。
またロツクレバー2はピン2aがシヤツター切
換えダイアル1の凹部1b以外の周面にバネ3の
復元力に逆つてロツクされることにより第1図位
置あるいはそれよりわずか右旋した位置で静止
し、後幕係止レバー4は第1図と同様爪部4bに
より切欠20aを係止し後幕カム20をロツクし
ている。
この状態においてレリーズ部材8をバネ11の
復元力に逆つて下方へ押し下げると、まずピン8
cの移動により電源スイツチDSWの接片fが弾
性により接片gと接触して、トランジスタQ1
Q2,Q3は不導通で、トランジスタQ4が導通して
電磁石16が励磁するため、鉄片レバー12は該
電磁石16に保持される。
更にレリーズ部材8を押下げると該レリーズ部
材のアーム上のピン8aによりチヤージレバー1
3は右旋させられ、バネ14は緊張度を増すが、
バネ12aの復元力及び上記電磁石16による保
持力により、鉄片レバー12は第1図位置に保た
れる。
レリーズ部材8の立曲げ部8bが先幕係止レバ
ー17のアームを押し、バネ18の復元力に逆つ
て該先幕係止レバー17を右旋させると、先幕カ
ム19は切欠19aが先幕係止レバー17の爪部
17aによるロツクを解かれ、図示していないバ
ネ力により矢印方向へ回転し、先幕が走行して露
光が開始される。
該回転によるピン19bの移動によつて接片d
は接片eから離れてスイツチSW1は開く。
該開放によりコンデンサーCには可変抵抗RY
の抵抗値に対応する時間(可変抵抗RYが光電素
子であれば適正露光時間、普通の可変抵抗であれ
ば所望の露光時間)後一定量の電荷が蓄積され
る。
該充電によりトランジスタQ1,Q2,Q3が導通
となると共にトランジスタQ4が不導通になり電
磁石16が消磁する。
該消磁により鉄片レバー12はバネ14の復元
力によりバネ12aの復元力に逆つて右旋し、後
幕係止レバー4の立曲げ部4aを押して該後幕係
止レバー4をバネ6の復元力に逆つて左旋させ
る。
該左旋により爪部4bは後幕カム20の切欠2
0aからはずれ、該後幕カム20は図示していな
いバネの復元力により矢印方向に回転して後幕を
走行させ一回の露光が終了する。
上記説明に於ては、説明簡便のため先幕解除の
後、後幕解除開始までレリーズ部材8をバネ11
の復元力に逆つて押下げた位置に保持しておく場
合を示したが、公知の技術により、例えばシヤツ
ター切換えダイアル1と連動し、バルブ設定以外
の場合にレリーズ部材8を押し下げた位置で保持
し、後幕解除終了信号によつて該保持を解除する
ようなホールドレバーを設定すれば上記レリーズ
部材の指圧による保持の必要はなくなる。
次にシヤツター切換えダイアル1をバルブ位置
に設定すると(第1図)、スイツチSW2の接片a
はピン1aにより接片bより隔離され接片cに接
触せしめられる。該切換えダイアル1の凹部1b
はロツクレバー2のピン2aと対向する位置にく
るが、該ロツクレバー2はピン2bが鉄片レバー
12によりロツクされているので第1図位置に静
止する。
レリーズ部材8を押し下げると電源スイツチ
DSWが閉じられ、トランジスタQ4のみが導通し
て例えば確認ランプ(第3図中のLampo発光ダ
イオードでもよい。)がフアインダー内で点灯し
てバルブ撮影であることを知らせる。
該レリーズ部材8の下進に伴いチヤージレバー
13はピン8aに押されて右旋し、該チヤージレ
バー13にバネ14で連結された鉄片レバー12
もバネ12aの復元力に逆つて右旋する。
該右旋によりロツクレバー2はバネ3の復元力
によつて左旋追従して、前記シヤツター切換えダ
イアル1の凹部1bに陥ち入り、立曲げ部2cは
ロツク板21の切欠21aに陥ち入る。(該立曲
げ部2c、切欠21a間の該ロツク板21の回転
方向にはわずかなクリアランスが設定されてい
る。) 次いで上記鉄片レバー12により立曲げ部4a
を押されて後幕係止レバー4はバネ6の復元力に
逆つて左旋し、爪部4bが切欠20aから外れて
後幕カム20のロツクを解除する。
該解除により後幕カム20及びロツク板21は
上記クリアランス幅だけ矢印方向に回転して止ま
る。(第2図) レリーズ部材8を更に押しこんで先幕係止レバ
ー17を右旋させて先幕を解除し露光を開始する
とスイツチSW1はOFFになりコンデンサーCに
電荷が蓄積される。そして可変抵抗RYの抵抗値
に対応する時間経過後ランプは消灯して、適正露
光量或は所望の露光量に達したことを指示する。
その後レリーズ部材8の押圧を解除すると該レ
リーズ部材8はバネ11の復元力により上力へ復
帰する。
該復帰に伴いピン8aによるロツクを解かれて
チヤージレバー13及び鉄片レバー12はバネ1
2aの復元力により左旋する。
該左旋により後幕係止レバー4はバネ6の復元
力により右旋しその爪部4bが後幕カム20の切
欠20aのわずか上方の周面に当つて止まる。
またロツクレバー2はピン2bが鉄片レバー1
2に押されることによつてバネ3の復元力に逆つ
て右旋し立曲げ部2cがロツク板21の切欠21
aからはずれる。
該解除による後幕カム20の回転により後幕が
走行して露光が終了する。
以上説明したように本考案はバルブ撮影のため
の特別な部材等は使用せず、バルブ撮影において
は電磁石を全く励磁させないので電磁石の負荷電
流をなくして電池の消耗を防ぎ、同時に電源回路
は通電状態に保つて、指示ランプもしくは発光ダ
イオード等を備えた表示回路の利用を得さしめ
る。
とりわけ電気シヤツター回路における時定数回
路の利用により、表示回路の動作を転換させるよ
うにしているので、電磁石を励磁することなく近
似的な適正露光もしくは所望の長時間撮影が可能
となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案をフオーカルプレーンシヤツタ
ーに応用した一実施例の要部説明図で、レリーズ
レバー押入前の状態を示し、第2図は同実施例の
レリーズレバー押入中の状態を示したものであ
る。第3図は、本考案に使用する電気シヤツター
回路の実施例の図面である。 1……シヤツター切換えダイアル、2……ロツ
クレバー、4……後幕係止レバー、7……ストツ
パー、8……レリーズ部材、12……鉄片レバ
ー、13……チヤージレバー、16……電磁石、
17……先幕係止レバー、19……先幕カム、2
0……後幕カム、21……ロツク板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先幕、後幕を有し、更に、シヤツター切換えダ
    イアル、後幕、動きに連動して回転するように設
    定されると共に係止部を有する後幕カム、該後幕
    カムと一体に形成されると共に係止部を有するロ
    ツク板、3つの腕を有し、バネによつて各腕が上
    記シヤツター切換えダイアル、上記ロツク板及び
    鉄片レバー方向へ付勢されているロツクレバー、
    2つの腕を有しバネによつてその1つの腕が後幕
    カムの方向へ付勢されている後幕係止レバー、電
    磁装置、該電磁装置の方向へ付勢された上記鉄片
    レバー、及びコンデンサーと可変抵抗又は上記コ
    ンデンサーと光電素子を含む時定数回路を備え、 通常の撮影時にはレリーズ部材の挿入操作によ
    り、上記電磁装置を励磁することによつて上記鉄
    片レバーを保持すると共にこの鉄片レバーに反付
    勢方向の力を与え上記時定数回路によつて該電磁
    装置を所定時間後に消磁して上記反付勢方向へ移
    動させ、これにより上記後幕係止レバーによる後
    幕の係止を解除せしめるようになされた電気シヤ
    ツターであつて、 シヤツター切換えダイアルのバルブへの設定操
    作に連動して上記時定数回路に対し、上記電磁装
    置に代えて表示回路を接続すると共にロツクレバ
    ーをロツク板を係止する位置まで移動可能となさ
    しめ、レリーズ部材の挿入により、鉄片レバーを
    反付勢方向に移動させこれによりロツクレバーを
    上記係止位置まで移動させてロツク板を係止さ
    せ、かつレリーズ部材の戻り行程で上記ロツクレ
    バーによる後幕の係止を解除させるようになすと
    同時に、 上記の電気シヤツターとしての後幕解除信号の
    発生時点で上記表示回路の動作が転換せしめられ
    るようにしたことを特徴とする電気シヤツターの
    バルブ装置。
JP1975041164U 1975-03-27 1975-03-27 Expired JPS6136984Y2 (ja)

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JP1975041164U JPS6136984Y2 (ja) 1975-03-27 1975-03-27

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JP1975041164U JPS6136984Y2 (ja) 1975-03-27 1975-03-27

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Publication Number Publication Date
JPS51120748U JPS51120748U (ja) 1976-09-30
JPS6136984Y2 true JPS6136984Y2 (ja) 1986-10-27

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ID=28168121

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823084U (ja) * 1971-07-22 1973-03-16
JPS4988516A (ja) * 1972-12-25 1974-08-23

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823084U (ja) * 1971-07-22 1973-03-16
JPS4988516A (ja) * 1972-12-25 1974-08-23

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JPS51120748U (ja) 1976-09-30

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