JPS6136540Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136540Y2 JPS6136540Y2 JP1467282U JP1467282U JPS6136540Y2 JP S6136540 Y2 JPS6136540 Y2 JP S6136540Y2 JP 1467282 U JP1467282 U JP 1467282U JP 1467282 U JP1467282 U JP 1467282U JP S6136540 Y2 JPS6136540 Y2 JP S6136540Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- slot
- eccentric cam
- lifted
- cam surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 208000032544 Cicatrix Diseases 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- 230000037387 scars Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鋼材、アルミ材等をクレーン等で吊
揚げる際に、吊りロープの下端に取付けて、被吊
揚物を把持するための吊揚げクランプに関してお
り、特に被吊揚物に傷跡を残さないよう配慮され
た無傷クランプに関する。
揚げる際に、吊りロープの下端に取付けて、被吊
揚物を把持するための吊揚げクランプに関してお
り、特に被吊揚物に傷跡を残さないよう配慮され
た無傷クランプに関する。
従来の一般的な吊揚げクランプに於ては、被吊
揚物を把持する一対の把持部材のそれぞれの当り
面は、被吊揚物の滑落を防止するために凹凸面と
されていた。このような凹凸面は、滑落事故を防
止するのに有効であつたが、被吊揚物の把持され
た面に傷を与える傾向があり、この傷はクランプ
の把持力が大きければ大きい程、また被吊揚物の
硬度が小さければ小さい程、より強く与えられ
る。
揚物を把持する一対の把持部材のそれぞれの当り
面は、被吊揚物の滑落を防止するために凹凸面と
されていた。このような凹凸面は、滑落事故を防
止するのに有効であつたが、被吊揚物の把持され
た面に傷を与える傾向があり、この傷はクランプ
の把持力が大きければ大きい程、また被吊揚物の
硬度が小さければ小さい程、より強く与えられ
る。
この問題を排除するため、把持部材の当り面を
平滑にし、被吊揚物が滑落しようとするとき、把
持力が増大するようになされた、偏心把持部材、
あるいは楔式把持部材を持つた形式のクランプが
知られているが、これらのクランプに於ては、万
一の滑落事故を防止するため安全手段を設ける必
要があつた。
平滑にし、被吊揚物が滑落しようとするとき、把
持力が増大するようになされた、偏心把持部材、
あるいは楔式把持部材を持つた形式のクランプが
知られているが、これらのクランプに於ては、万
一の滑落事故を防止するため安全手段を設ける必
要があつた。
かかる安全手段の一つの典型例は、偏心的に軸
受された安全カム手段である。この種の安全カム
手段は、偏心的な軸受けされたカムを有し、その
偏心カム面には刻み目が付されている。通常の吊
揚げ状態では、偏心カム面の小径部分が被吊揚物
に対してスプリングによつて圧接させられてお
り、被吊揚物が滑落しようとするとき、それ等の
間の摩擦係合によつて安全カムが回転して、その
偏心カム面がスロツト内に迫り出して被吊揚物を
係止する。かかる安全手段は、被吊揚物に滑落が
生ぜず、従つて安全カム手段が、その非常係止機
能を行なわなかつた場合に於ても、スプリングに
より偏心カム面の圧接により多かれ少なかれ傷跡
を残す傾向があつた。しかし、スプリング力を弱
くすると、安全カム手段の確実な作動が損なわ
れ、殊に偏心カム面の刻み目が摩耗している場合
には、作動の確実性が更に低下する傾向があつ
た。
受された安全カム手段である。この種の安全カム
手段は、偏心的な軸受けされたカムを有し、その
偏心カム面には刻み目が付されている。通常の吊
揚げ状態では、偏心カム面の小径部分が被吊揚物
に対してスプリングによつて圧接させられてお
り、被吊揚物が滑落しようとするとき、それ等の
間の摩擦係合によつて安全カムが回転して、その
偏心カム面がスロツト内に迫り出して被吊揚物を
係止する。かかる安全手段は、被吊揚物に滑落が
生ぜず、従つて安全カム手段が、その非常係止機
能を行なわなかつた場合に於ても、スプリングに
より偏心カム面の圧接により多かれ少なかれ傷跡
を残す傾向があつた。しかし、スプリング力を弱
くすると、安全カム手段の確実な作動が損なわ
れ、殊に偏心カム面の刻み目が摩耗している場合
には、作動の確実性が更に低下する傾向があつ
た。
従つて本考案の目的は、改善された安全カム手
段を提供することである。
段を提供することである。
本考案の他の目的は、正常な吊揚げ動作中は、
安全カム手段のカム面が被吊揚物に接触しておら
ず、滑落の際に確実に被吊揚物を係止することの
できる安全カム手段を提供することである。
安全カム手段のカム面が被吊揚物に接触しておら
ず、滑落の際に確実に被吊揚物を係止することの
できる安全カム手段を提供することである。
本考案を要約すれば、安全カム手段即ち偏心カ
ム手段は固定あご又は可動あごに軸支された偏心
カムを有し、偏心カムが被吊揚物の滑落に追従す
る方向に回転したとき、偏心カム面がクランプの
被吊揚物を挿入するスロツト内に前進するよう位
置づけられている。偏心カム面には鋭い刻み目が
設けられており、偏倚手段を構成する強力なスプ
リングによつて前進方向に偏心カムを回転するよ
う偏倚力が与えられている。上記スロツトの奥に
近い予定位置にガイド手段を構成するガイドが設
けられ、それは被吊揚物がその予定位置を越えて
奥に挿入されたとき、後退せしめられるようクラ
ンプ上に支持されている。ガイドが被吊揚物によ
つて上記予定位置から後退するとき、上記偏心カ
ム手段の偏心カム面をスロツト面から後退せしめ
るよう連動させる手段即ち連動手段が設けられて
いる。かくして被吊揚物がスロツトに挿入されて
いないとき、上記ガイドは偏倚手段であるスプリ
ングによつて前進位置に回動されている。かくて
被吊揚物が上記予定位置を越えてスロツトの奥深
く挿入され、したがつて偏心カムが被吊揚物から
僅かに離隔した位置に後退せしめられた位置にあ
る状態で吊揚げられているとき、被吊揚物が滑落
すると、上記ガイドは被吊揚物の端部に追従し、
それはガイド手段、連動手段を介して偏心カムを
回転させ、カム面は被吊揚物と接触せしめられ
る。カム面は被吊揚物の滑落移動方向に回動し、
スプリングによる偏倚手段により強力、かつ確実
に迫り出されるので、それ等の間に滑りが生ずる
ことなく確実に滑落が阻止される。
ム手段は固定あご又は可動あごに軸支された偏心
カムを有し、偏心カムが被吊揚物の滑落に追従す
る方向に回転したとき、偏心カム面がクランプの
被吊揚物を挿入するスロツト内に前進するよう位
置づけられている。偏心カム面には鋭い刻み目が
設けられており、偏倚手段を構成する強力なスプ
リングによつて前進方向に偏心カムを回転するよ
う偏倚力が与えられている。上記スロツトの奥に
近い予定位置にガイド手段を構成するガイドが設
けられ、それは被吊揚物がその予定位置を越えて
奥に挿入されたとき、後退せしめられるようクラ
ンプ上に支持されている。ガイドが被吊揚物によ
つて上記予定位置から後退するとき、上記偏心カ
ム手段の偏心カム面をスロツト面から後退せしめ
るよう連動させる手段即ち連動手段が設けられて
いる。かくして被吊揚物がスロツトに挿入されて
いないとき、上記ガイドは偏倚手段であるスプリ
ングによつて前進位置に回動されている。かくて
被吊揚物が上記予定位置を越えてスロツトの奥深
く挿入され、したがつて偏心カムが被吊揚物から
僅かに離隔した位置に後退せしめられた位置にあ
る状態で吊揚げられているとき、被吊揚物が滑落
すると、上記ガイドは被吊揚物の端部に追従し、
それはガイド手段、連動手段を介して偏心カムを
回転させ、カム面は被吊揚物と接触せしめられ
る。カム面は被吊揚物の滑落移動方向に回動し、
スプリングによる偏倚手段により強力、かつ確実
に迫り出されるので、それ等の間に滑りが生ずる
ことなく確実に滑落が阻止される。
上記ガイド手段と偏心カム手段とを連動せしめ
る手段は例えばリンクによる連結であつても良
く、その他の公知の連動手段であつても良い。
る手段は例えばリンクによる連結であつても良
く、その他の公知の連動手段であつても良い。
以下本考案を添附図面に示す実施例に基いて詳
述する。第1図は本考案を組入れたクランプの正
面図で、第2図は本考案を組入れた可動あごの部
分を示す説明図である。第1図に於いてクランプ
1は可動あご2、固定あご3よりなり、あごの間
には吊揚物を挿入し把持するためのスロツト4、
が設けられている。第1図、第2図、に於いて、
可動あご2、は本体1、に軸5、により取付けら
れている。可動あご2、の下方には上下に振れる
押し金6、及び偏心カム7、が軸8、に取付けら
れている。偏心カム7、のカム面と軸8、との反
対側には留金9、によりI形リンク10が接続さ
れ、該リンクの他端は、本体1、及び可動あご
2、を連結する軸5を支点として回転するアーム
即ち回転アーム11、の一端に留金12、により
接続され、回転アーム11、の他端11′にはス
ロツトの奥に近く位置し、かつスロツト4、内に
最も前進せしめられた第1の位置と、スロツト
4、から最も後退せしめられた第2の位置との間
で移動可能なガイド13、が設けられている。一
方回転アーム11、及びリンク10、の接続部
は、スプリング14、により、上部に設けられた
スプリング14、の勢力が調節可能なラチエツト
レバー15、により引張られている。スロツト
4、に吊揚物が挿入されると、その頂部がガイド
13、をスロツト4、の奥深く押し上げ、連動す
る回転アーム11、は軸5、を中心に回転し、リ
ンク10、が連動して偏心カム7、のカム面が移
動してスロツト内より後退即ち押し金6、の面よ
り後退し吊揚物には触れないよう構成されてい
る。この場合スプリング14、はラチエツトレバ
ー15、を調節してスプリング14、の勢力を弱
くして吊揚物のスロツト内への挿入を容易にして
ある。吊揚物を挿入し終えるとスプリングの勢力
は強にしておく、吊揚物の把持及び締付けは押し
金6、と、対向するあご3、に設けた上下に振
れ、かつスクリユー16、により、対向方向、又
はその反対方向へ移動可能のようにねじ駒を有す
る軸17、に取付けられた押し金18、をハンド
ル19、により対向方向へ前進させることと、本
体上部に設けられたスリツト状のピン穴20、を
ローラが附された吊環ピン21、が吊揚げ方向へ
移動するとき、可動あご2、の縁辺を押圧するこ
とにより、軸5、を支点として可動あご2、の下
部がスロツト4、の方向へ前進し、押し金6、が
吊揚物を押圧することによりなされる。即ち、押
し金6と押し金18とは、被吊揚物を把持する手
段を構成する。もし吊揚物が滑落する、即ち吊揚
物の頂部がガイド13、を離れようとすると、強
勢されたスプリング14、の勢力により、リンク
10、を経由して偏心カム7、の後部が引張られ
ているので、ガイド13、のスプリング係止機能
が緩むのに追従して、カム面がスロツト方向へ迫
り出し、偏心カム7、の面に設けられた鋭い刻み
目により吊揚物面を噛み、吊揚物の滑落を阻止す
る。この場合カム面が吊揚物の表面に傷つけるが
大事故を防止する効果を勘案とすると微細なもの
である。尚押し金面は吊揚物が柔かい金属例えば
アルミ等の場合であるので、押圧による影響を少
なくするため可能な限り広く、かつ平滑になつて
いる。
述する。第1図は本考案を組入れたクランプの正
面図で、第2図は本考案を組入れた可動あごの部
分を示す説明図である。第1図に於いてクランプ
1は可動あご2、固定あご3よりなり、あごの間
には吊揚物を挿入し把持するためのスロツト4、
が設けられている。第1図、第2図、に於いて、
可動あご2、は本体1、に軸5、により取付けら
れている。可動あご2、の下方には上下に振れる
押し金6、及び偏心カム7、が軸8、に取付けら
れている。偏心カム7、のカム面と軸8、との反
対側には留金9、によりI形リンク10が接続さ
れ、該リンクの他端は、本体1、及び可動あご
2、を連結する軸5を支点として回転するアーム
即ち回転アーム11、の一端に留金12、により
接続され、回転アーム11、の他端11′にはス
ロツトの奥に近く位置し、かつスロツト4、内に
最も前進せしめられた第1の位置と、スロツト
4、から最も後退せしめられた第2の位置との間
で移動可能なガイド13、が設けられている。一
方回転アーム11、及びリンク10、の接続部
は、スプリング14、により、上部に設けられた
スプリング14、の勢力が調節可能なラチエツト
レバー15、により引張られている。スロツト
4、に吊揚物が挿入されると、その頂部がガイド
13、をスロツト4、の奥深く押し上げ、連動す
る回転アーム11、は軸5、を中心に回転し、リ
ンク10、が連動して偏心カム7、のカム面が移
動してスロツト内より後退即ち押し金6、の面よ
り後退し吊揚物には触れないよう構成されてい
る。この場合スプリング14、はラチエツトレバ
ー15、を調節してスプリング14、の勢力を弱
くして吊揚物のスロツト内への挿入を容易にして
ある。吊揚物を挿入し終えるとスプリングの勢力
は強にしておく、吊揚物の把持及び締付けは押し
金6、と、対向するあご3、に設けた上下に振
れ、かつスクリユー16、により、対向方向、又
はその反対方向へ移動可能のようにねじ駒を有す
る軸17、に取付けられた押し金18、をハンド
ル19、により対向方向へ前進させることと、本
体上部に設けられたスリツト状のピン穴20、を
ローラが附された吊環ピン21、が吊揚げ方向へ
移動するとき、可動あご2、の縁辺を押圧するこ
とにより、軸5、を支点として可動あご2、の下
部がスロツト4、の方向へ前進し、押し金6、が
吊揚物を押圧することによりなされる。即ち、押
し金6と押し金18とは、被吊揚物を把持する手
段を構成する。もし吊揚物が滑落する、即ち吊揚
物の頂部がガイド13、を離れようとすると、強
勢されたスプリング14、の勢力により、リンク
10、を経由して偏心カム7、の後部が引張られ
ているので、ガイド13、のスプリング係止機能
が緩むのに追従して、カム面がスロツト方向へ迫
り出し、偏心カム7、の面に設けられた鋭い刻み
目により吊揚物面を噛み、吊揚物の滑落を阻止す
る。この場合カム面が吊揚物の表面に傷つけるが
大事故を防止する効果を勘案とすると微細なもの
である。尚押し金面は吊揚物が柔かい金属例えば
アルミ等の場合であるので、押圧による影響を少
なくするため可能な限り広く、かつ平滑になつて
いる。
第3図は本考案の他の実施例で固定あご側に本
考案を組入れた場合の正面図である。第4図はそ
のA−A線の断面図である。
考案を組入れた場合の正面図である。第4図はそ
のA−A線の断面図である。
以上のように本考案によるときは平常の吊揚時
には安全カム即ち偏心カムは吊揚物に触れない位
置まで後退しているので、従来のように柔かい吊
揚物を傷つけるようなことはなく、もし吊揚物が
滑落しようとするときは、本考案の機構により偏
心カムが強力に把持面に前進せしめられて確実に
滑落を阻止するので、安全に吊揚作業をすること
が可能となる。したがつて本考案によるクランプ
は吊揚物の品質保持及び吊揚作業の安全に貢献す
るところが大である。
には安全カム即ち偏心カムは吊揚物に触れない位
置まで後退しているので、従来のように柔かい吊
揚物を傷つけるようなことはなく、もし吊揚物が
滑落しようとするときは、本考案の機構により偏
心カムが強力に把持面に前進せしめられて確実に
滑落を阻止するので、安全に吊揚作業をすること
が可能となる。したがつて本考案によるクランプ
は吊揚物の品質保持及び吊揚作業の安全に貢献す
るところが大である。
第1図は本考案を組入れたクランプの正面図で
ある。第2図は本考案を組入れた第1図の可動あ
ごの部分を示す説明図である。第3図は本考案の
他の実施例で固定あご側に本考案を組入れた場合
の正面図で、第4図はそのA−A線における断面
図である。 1……クランプ本体、2……可動あご、3……
固定あご、4……スロツト、5……軸、6……押
し金、7……偏心カム、8……軸、10……リン
ク、11……回転アーム、13……ガイド、14
……スプリング、15……ラチエツトレバー、1
7……軸、20……スリツト状のピン穴、21…
…吊環ピン。
ある。第2図は本考案を組入れた第1図の可動あ
ごの部分を示す説明図である。第3図は本考案の
他の実施例で固定あご側に本考案を組入れた場合
の正面図で、第4図はそのA−A線における断面
図である。 1……クランプ本体、2……可動あご、3……
固定あご、4……スロツト、5……軸、6……押
し金、7……偏心カム、8……軸、10……リン
ク、11……回転アーム、13……ガイド、14
……スプリング、15……ラチエツトレバー、1
7……軸、20……スリツト状のピン穴、21…
…吊環ピン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 [1] 対向する一対のあご2,3の間に被吊揚
物を挿入するための一端が開放しているスロツ
ト4が形成されており、上記一対のあご間に被
吊揚物を把持する手段を有するクランプに於い
て、上記一対のあごの何れか一方に回動可能に
軸着され、その軸着部8のスロツト側に偏心カ
ム面を有する偏心カム手段7,8と、上記スロ
ツトの奥に配置されており、上記スロツト内に
最も前進せしめられた第1の位置と、上記スロ
ツトからも最も後退せしめられた第2の位置と
の間で、移動可能なガイド手段であつて、被吊
揚物が予定位置を越えて上記スロツト内に奥深
く挿入されるとき、上記第1の位置から上記第
2の位置に移動せしめられ得るガイド手段5,
11,13と、上記ガイド手段のガイドが第1
の位置にあるとき、上記偏心カム面を上記スロ
ツト内に充分前進させ、上記ガイド手段のガイ
ドが第2の位置に向かつて移動せしめられるに
つれて上記偏心カム面を上記スロツトから次第
に後退せしめ、上記ガイド手段のガイドが上記
予定位置を越えて第2の位置に移動せしめられ
たとき、上記偏心カム面を上記スロツトから完
全に後退せしめるよう、上記偏心カム手段7,
8と上記ガイド手段5,11,13とを連動せ
しめる連動手段10と、上記偏心カム手段、上
記ガイド手段、上記連動手段の何れかに関連づ
けられて、上記ガイド手段のガイドを上記第1
の位置へ偏倚させかつ、カム面のスロツト内へ
の前進及び被吊揚物との係合を強勢する偏倚手
段14,15と、を有すること特徴とする無傷
クランプ。 [2] ガイド手段としてあごに軸着された回転
アーム11にガイド13を設けたことを特徴と
する実用新案登録請求の第1項に記載の無傷ク
ランプ。 [3] ガイド手段と偏心カム手段とを連動する
手段として回転アーム端部と偏心カム7とをリ
ンク10により係合したことを特徴とする実用
新案登録請求の第1項又は第2項に記載の無傷
クランプ。 [4] 偏倚手段として回転アーム11とリンク
10との係合部に勢力調節可能のスプリング1
4を取り付けたことを特徴とする実用新案登録
請求の第1項、第2項、第3項の何れかに1つ
に記載の無傷クランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1467282U JPS58117480U (ja) | 1982-02-04 | 1982-02-04 | 無傷クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1467282U JPS58117480U (ja) | 1982-02-04 | 1982-02-04 | 無傷クランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58117480U JPS58117480U (ja) | 1983-08-10 |
| JPS6136540Y2 true JPS6136540Y2 (ja) | 1986-10-23 |
Family
ID=30027128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1467282U Granted JPS58117480U (ja) | 1982-02-04 | 1982-02-04 | 無傷クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58117480U (ja) |
-
1982
- 1982-02-04 JP JP1467282U patent/JPS58117480U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58117480U (ja) | 1983-08-10 |
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