JPS6134361A

JPS6134361A - 重力回転機関とその発電装置

Info

Publication number: JPS6134361A
Application number: JP15664784A
Authority: JP
Inventors: Takashi Nosaka; 隆野坂
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-07-26
Filing date: 1984-07-26
Publication date: 1986-02-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は恒常的に遍在する重力の着力点の応用により回
転力を得る重力回転機関とその発電装置に関する。

近年化石燃料等の有限性の認識に伴い代替エネルギ源と
して太陽光熱、地熱、風力、波力、温度差等自然力の積
極的活用の研究開発が活発である。

然し乍ら、自然力であるが故の天候気象の条件。

地理的条件、規模的条件等の制約がきびしく、該隘路の
打開は至難とされている。

本発明は回転体の有する多数の重錘体の周期に於ける着
力点に不均衡の位置位相を強制し、且つその不均衡の位
置位相を順次反復し、連続せしめる移動を強制して回転
力を生起せしめる装置に係り、自然力の活用であるが上
記諸条件の隘路を克服し、電気エネルギを創生ずるもの
である。

本発明を図面にもとづいて説明しますと、第１図は平面
図及び第２図Ｂ−Ｂ横断面図で示す重力回転機関２基連
動の発電装置の実施例。

第２図は第１図Ａ−Ａ縦断面図である。架台（１）の軸
受け（１υに支持された回転軸α０）は半円形の重錘部
（３）′と、突起状の反祝部（４）′で形成する反撥体
（４）を自由状態で貫通し、該反撥体（４）が自由に揺
動するよう中央に内蔵し１両側に段付円形板（５）（但
し連接体（２）をより大多数とする時は重錘部（３）′
の径が大きくなり１段付円形板を必要としない）が軸α
０）に直角して固着し１回転体を形成し一方の軸００）
端にはずみ車（１２）を取付け、他方の軸００）端に変
速機（１５）を介して発電機（１６）を接続している。

二枚の段付円形板（５）は円周上に等間隔で多数（本図
面は８本）の連接体（２）の取り付け軸α３）穴を貫通
した取り付け軸０３）で自由状態に挟持している。該連
接体（２）を支持すると共に、挟持間隔を保持する支点
［Ｘｌ（Ｙｌが円周上に交互に配置され、沈み穴ぐりし
て緊結している。連接体（２）は取り付け軸（１３）側
に折れ角を有して反動部０優を延長し、他方の端部は斜
角を有する貫通溝（８）を有している。

該貫通溝（８）に嵌通する軸（１ｏ）’の両側に大小の
円柱体で振り分け型の重錘体（３）を形成し、連接体（
２）各個が保持している。架台（１）に固着するケーシ
ング（６）は中溝（７）を有する案内板（９）を固持し
て回転体を内蔵し、密閉状態で重力回転機関を構成して
いる。

今９位置囚（以下（Ｂｌ（Ｃ１・・・・・・と附記して
各連接体（２）及び重錘体（３）の回転による位置位相
の移動の説明に代える）の連接体（２）は支点■）に支
保されて重錘体（３）を先端部に保持して最大着力点、
最遠６点に位置（実際はタル前の位置）して、軸００）
に回転力を生起せしめている一次に回転につれて加重を
減衰し乍ら位置（Ｂ）を経て位置（Ｃ１に至る。この附
近で連接体（２）は支点間を離れ自由状態となり１着力
点は取り付け軸０３）に移動し、更に回転して支点間に
接触し支保されて着力点は重錘体（３）に復帰し上昇行
程に入る。重錘体（３）の外周が中溝部（７）を有する
案内板（９）に接触し斜移動を強制され重心し乍ら位置
０））を過ぎ、連接体（２）の先端部は中溝部（７）に
没入しより重心へと強制され２貫通溝（８）が水平から
逆傾斜し位置上）に至る前に最近小点に移動する。

続いて位置ＣＦ］を経て位置（Ｇｌに至り、連接体（２
）の反動部０４）先端は揺動する反撥体（４）の反撥部
（４）′に接触し回転方向に加押し、更に進んで位置（
Ｇｌ（Ｅ（ｌの中間の前附近に於いて反撥体（４）は復
元力１反抗力を強めて傾斜し１重錘体（３）の重心と連
接体（２）の取り付け軸α３）心が垂直に近づき１重力
量の殆んどが取り付け軸α３）に移動する時１反抗力と
相呼応して連接体（２）は支点（２）を離れ支点■）に
移動を強制され。

貫通溝（８）の水平を過ぎて重錘体（３）は滑り移動し
て位置Ｈに到る前に遠心点に重錘体を移動し、加重を増
幅し乍ら位置穴に到り２回転軸α０）は１回転する。各
重錘体（３）もこの一連の遠心重心による着力点の位置
位相の移動の軌跡を反復し、連続して回転軸α０）の垂
直線の左右に於いて不均衡の差を現出する。この様に多
数の重錘群が互縁し助長し加速と共に相乗効果して、は
ずみ車（１２）と共に円滑に強力な回転力を回転軸α０
）に生起し連続せしめる。

然し乍ら該重力回転機関は、調和の保持された回転によ
ってのみ鴬効果を期待できる性質のものである。故に変
速機（１５）を介して発電機に接続し。

該発電機（１６）の励磁電力で回転速度を調整制御し。

該調整制御のエネルギを電気エネルギに転換する発電装
置である。

本発明の重力回転機関の効果・利点の特徴を挙げれば。

（１）化石燃料資源の消費がない。

（２）天候気象の条件、地理的条件等の制約を受　。

けない。

（３）原理構造が単純で簡素なため、トラブル箇所が殆
んどない。

（４）潤滑油機構が自然油浴式にでき、該機構を殆んど
省略できる。

（５）規模の増減が連動によって可能で、規格生産が容
易である。

（６）上述要件を充たし、製作コストが大幅に低減され
、且つ公害対策、維持管理面に優れている。

（７）家庭用、中小規模産業用、自動車等広汎な分野に
便利に低コストの電気エネルギが供給できる。

以上大要説明の如く省エネルギ機関であると共に、創エ
ネルギ機関で画期的な発明であり１社会に貢献するとこ
ろ重且つ大であると確信します。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の重力回転機関の二基連動の発電装置の
平面図及び一部槽断面図。第２図は第１図Ａ−Ａ縦断面図。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）水平軸に直角する二枚の円形板（又は段付円形板
）が円周上に等間隔で多数の連接体を挟持し、該連接体
は各個に振り分け型の重錘体を保持する。該重錘体は反
撥体及び案内板の作用効果で、周期に於ける位置位相の
変転を強制されて、軸の垂直線の左右に於いて着力点、
加重の不均衡の差を現出し、軸に回転力を生起する。該
軸の回転により各重錘体が位置位相の周期移動を反復し
、回転運動を連続することを特徴とする重力回転機関。
（２）一方に斜角を有して振り分け型の重錘体が自由状
態で往復移動する貫通溝を有し、他方に取り付け軸穴を
有し、該取り付け軸を支点として折れ角を有して反動部
を延長する連接体を特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の重力回転機関。
（３）特許請求の範囲第２項記載の連接体の反動部に作
用する反撥体が回転軸に自由状態で貫通されて、上部に
突起状の反撥部を、下部に偏在の重錘を有して揺動する
反撥体であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の重力回転機関。
（４）振り分け型重錘体を遠心点より近心点に強制移動
せしめるため、中間に溝部を有する案内板を固着保持す
るケーシングを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
重力回転機関。
（５）特許請求の範囲第１項又は第２項以下第４項記載
の重力回転機関の回転力の調整制御を発電機の励磁電力
で行い、電気エネルギに変換することを特徴とする重力
回転機関の発電装置。