JPS6129781Y2 - - Google Patents

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JPS6129781Y2
JPS6129781Y2 JP1978056997U JP5699778U JPS6129781Y2 JP S6129781 Y2 JPS6129781 Y2 JP S6129781Y2 JP 1978056997 U JP1978056997 U JP 1978056997U JP 5699778 U JP5699778 U JP 5699778U JP S6129781 Y2 JPS6129781 Y2 JP S6129781Y2
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JP
Japan
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hydraulic motor
hydraulic
gear
spindle
opening
Prior art date
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JP1978056997U
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JPS54162141U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は簡易に水門扉の開閉速度を調整する
ことができるようにし、且つその操作を遠隔でで
きるようにした水門扉の油圧開閉装置に関するも
のである。
従来一般に水門扉の開閉作用を行う手段として
は手動によつていた。この手動による方法は経済
的には最も廉価になしうるものではあるが、水門
の重量を考えると決して容易ではなく、そのため
エンジンと組合わせたものも開発された。しかし
エンジンによるとその回転速度は常に一定であつ
たために、水門の開閉速度も常に一定となるため
排水量を調整することが困難であつた。また、か
ててくわえて、大きな重量の水門扉を開閉するた
めにはそこに要するトルクの調整をもしなければ
ならないにもかかわらずそれすら調整することが
できず、実用的には少なからざる不便を伴つてい
たのである。そこで、油圧モーターや電動機によ
り水門扉の開閉を行うものも考えられているが、
各水門扉ごとに油圧モーターや電動機を必要と
し、設備に多大な費用を必要とした。又、油圧モ
ーターや電動機を移動可能にして一つのもので複
数の水門扉の開閉に使用できるようにしたものも
考えられているが、いずれも水門扉の開閉装置と
油圧モーター又は電動機を連結した場合に、油圧
モーターを固定するのに直接入力によるか又は固
定用のレールを敷設しておく必要があつたりして
簡便さに欠けていたのである。そしてこれらの場
合には開閉操作を行うのに水門扉のすぐそばで開
閉操作をしなければならなかつたのである。
そこでこの考案は、水門扉本体の上部に垂直状
にスピンドルを連結するとともに、このスピンド
ルにギヤを螺合せしめ、このギヤと噛合する他の
ギヤに油圧モーターを連結するとともに、前記油
圧モーターに、伸縮可能な設置用の固定脚を配設
して、この固定脚の長さを調節して油圧モーター
を設置し、油圧モーターを作動させることにより
油圧ポンプユニツトからの遠隔操作により2つの
ギヤを回転せしめ、もつてスピンドルの上下動、
すなわち水門の上下動を行うことができるように
し、しかも油圧モーターの油圧の調整をすること
によりトルクの自在な変更または油圧モーターか
らの油量の調整をすることにより回転速度の自在
な変更をなすことができるようにした水門扉の油
圧開閉装置を提供することを目的として開発した
ものである。
いまこの考案にかかる水門扉の油圧開閉装置の
一実施例を図面にもとづいて述べると、1は水門
扉本体2の上部に垂直状に連結したスピンドルで
あり、このスピンドル1はすでに周知のように螺
溝が設けられている。3はこのスピンドル1の螺
溝に合致するように螺合してあるギヤであり、こ
のギヤ3にはさらに他のギヤ4が噛合しており、
このギヤ4は油圧モーター5に連結されている。
ここでギヤ3,4は図示するところによればベベ
ルギヤを表現してあるが、ウオーム及びウオーム
ギヤに換えても同じであり、かつ油圧モーター5
はすでに公知のものを使用してよい。6は油圧ポ
ンプであり、7はカツプリング、8は油圧モータ
ー5と油圧ポンプ6を連結するホースである。9
は油圧モーター5に配設した設置用の固定脚であ
る。固定脚9はパイプ10及び11により構成さ
れそれぞれに螺溝が設けられ、螺合しておりパイ
プ11を回転させることにより伸縮可能となつて
いる。
しかして、油圧モーター5をカツプリング7を
介してギヤ4と連結する。そして固定脚9の長さ
を調節して油圧モーター5を固定する。そしてホ
ース8により所望位置にある油圧ポンプ6と油圧
モーター5とを連結するのである。そして油圧ポ
ンプ6を運転して油圧モーター5を作動させると
ギヤ4が回転し、さらにこれと噛合しているギヤ
3も回転を開始する。すると、ギヤ3はスピンド
ル1に螺合されているのでこのスピンドル1が上
下動することになり、したがつてスピンドル1に
連結されている水門扉本体2も上下動し、よつて
開閉作用がなされることになる。この場合油圧モ
ーター5は固定脚9により地面に固定されている
ので、油圧モーター5の回転が制限され、油圧モ
ーター5を手で持つ必要性がない。そして固定脚
9を伸縮可能としたのでどのような場所でも容易
に油圧モーター5を固定できるのである。又、油
圧モーター5の油量を調整することにより結果的
にはスピンドルの回転速度も適宜に変えることに
なり、また油圧の調整によりトルクの調整も自在
に変えることができることになる。
前記のようにこの考案にかかる水門扉の油圧開
閉装置によれば、油圧モーターの調整により水門
扉本体の開閉作用をも調整することができること
になるとともに、油圧の調整によりトルクも自由
に変えることができ、かつ油圧モーターは小型の
ものでも十分利用できるのでその運搬操作が簡易
である。その上油圧モーターに固定脚を配設して
あるので油圧モーターのところに人間が居る必要
がないので、油圧モーターと油圧ポンプをホース
で連結することにより油圧モーターの作動を遠隔
で行うことができ作業上便利であり、叉固定脚を
伸縮可能としたので、設置場所にかかわらず容易
に固定できるなどその効果はきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案にかかる水門扉の油圧開閉装置
の一実施例を示すものであり、第1図は正面図、
第2図はA−A線の矢印方向からみた側面図。 1はスピンドル、2は水門扉本体、3,4はギ
ヤ、5は油圧モーター、6は油圧ポンプ、7はカ
ツプリング、8はホース、9は固定脚、10,1
1はパイプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水門扉本体の上部に垂直状にスピンドルを連結
    するとともに、このスピンドルにギヤを螺合せし
    め、このギヤと噛合する他のギヤに油圧モーター
    を連結するとともに、前記油圧モーターに伸縮可
    能な設置用の固定脚を配設したことを特徴とする
    水門扉の油圧開閉装置。
JP1978056997U 1978-05-01 1978-05-01 Expired JPS6129781Y2 (ja)

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JP1978056997U JPS6129781Y2 (ja) 1978-05-01 1978-05-01

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JP1978056997U JPS6129781Y2 (ja) 1978-05-01 1978-05-01

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JPS54162141U JPS54162141U (ja) 1979-11-13
JPS6129781Y2 true JPS6129781Y2 (ja) 1986-09-02

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ID=28954456

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0689540B2 (ja) * 1988-01-28 1994-11-09 溝田工業株式会社 ゲート開閉機用可搬式入力装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914035U (ja) * 1972-05-01 1974-02-06
JPS5290341U (ja) * 1975-12-27 1977-07-06

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JPS54162141U (ja) 1979-11-13

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