JPS6129346A - 骨折骨用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、優れた骨折骨用装置、すなわち髄内圧縮「釘
」に関し、より詳しく云うと、長管に使用される髄内副
子に関する。

（従来の技術） 長管の骨折と云えば、その大部分は大腿骨の骨折が占め
るが、その長管の骨折に対して、従来外的に使われてい
る刷子は、多くの問題点を含んでいる。これらは、特に
、高齢の患者に、長期にわたる横臥という病状生活を強
いたり、十分なリフ１ビリチージヨンに対処しにくいと
い−う点を含んでいる。

現在の外科技術は、僅かな症例に対して、大腿骨骨折の
固定を達成しているに過ぎない。そのため、患者は、手
術後直ぐに、固定した部分を動かすことができず、また
、骨折が直るまで、長期間の入院を余儀な−くされるこ
とが多い。

患者が早期に活溌な活動をすることは、骨折の治癒を助
け、また、長期の横臥という不便は解消される。

（本発明の目的） 本発明の目的は、大部分の長管骨折を固定し、従って、
手術後直ちに、患者に、十分な重みをかけて、活溌な活
動をさせることを可能とする装置を提供することである
。

（問題点を解決するための手段） 本発明によれば、作用位置と不作用位置との間で可動で
あり、かつ一端の方向を向くクランプ装置を有していて
、骨に連結するための細長い部材と、前記クランプ装置
の動きを制御するため、細長い部材の他端から操作しう
る装置と、前記細長　　　　　Ｉい部材を、作用位置で
クランプ装置によって骨に連結する際に、骨折面を押圧
するため、細長い部材の他端から操作しうる装置とから
なる、骨折骨用装置が提供される。

細長い部材は、連結するべき骨の曲線に合わせて形成す
るのが好ましい。　” 押圧装置は、回転はしないが、軸方向に動くようにして
、細長い部材の他端のところか、その付近に置かれるワ
ッシャーを有しているのが好まししλ。

ナツトまたは類似の部材が、回転によって、ワッシャー
を軸方向に動かすことができるよう、前記他端のところ
か、その付近に螺合されている。。

ワッシャーは、弾性材料からなるインサートを含み、か
つ細長い部材の一端の方向を向く複数の針杆、若しくは
他のグリップ装置を含むのが望ましい。

細長い部材は、管を備え、その内部には、クランプ装置
を作動させるためめ杆が設けら３れている。

また、この部材は′、１対の羽根を備え、この羽根は、
不作用時には管の内部に嵌入され、かつ作用時には、骨
を保持するため、管の両側から突出するようになってい
る。

羽根は、杆の下部に枢着され、かつ、例えば、杆を支持
している細長い部材の他端に設けたねじにより下方へ押
し下げられる杆によって、管から突出させることができ
るようにしである。

（実　施　例） 以下、本発明の好適実施例を、添付の図面を参照して詳
細に説明する。

髄内副子（１０）は、一端（２６）および他端（１３）
を有する円筒状閉管（１２）からなる細長い部材であり
、この閉管（１２）の内部には、杆（１４）が挿入され
ている。閉管（１２）は、おねじ部（１６）を有し、か
つ対向する２つの平面部（図示せず）を有している。

ワッシャー（１８）が、軸方向ｌこは可動であるが、平
面部により、回転することはできないようにして、おね
じ部（１６）に取付けられている。ワッシャー（１８）
は、キノコのような形状をなし、かつ該ワッシャー（１
８）から閉管（１２）の一端（２６）の方向へ垂下する
複数の針杆（２０）を備えている。

ねじ付ナツト（２２）が、ロック・ワッシャー（２４）
を介して、ワッシャー（１８）の上方で、閉管（１２）
に取り付けられている。ワッシャー（１８）の内部には
、弾性材料、例えばシリコーンゴムからなるインサート
（２７）が設けら九でいる。

閉管（１２）の一端（２６）には、この閉管（１２）に
設けたスロット（３０）の内部に嵌入され、かつ（３２
）のところで、杆（１４）の末端に回転しうるように取
り付けられている１対の羽根（２８）からなるクランプ
装置が設けられている。。

杆（１４）の上端には、必要に応じて、閉管（１２）か
ら杆（１４）・を抜き外すことができる抜取り装置（図
示せず）を螺着できるよう、ねじが切られている。

この上方のねじ部は、また、不注意による動きに対して
杆（従って羽根）をロックし、かつ骨折した骨に装置を
挿入するのに必要なてこ作用を及ぼしうる特別の導入装
置（図示せず）の一部を保持するのに使われる。

杆作動ねじ（３４）が、閉管（１２）の他端（１３）の
上部の内側に設けられており、このねじ（３４）を取付
けるために、閉管（１２）の内側には、その外側と同じ
ようにねじが切られている。ねじ（３４）には、これを
回転させるため、アレン・キーを嵌合しうる例えば六角
形の係合孔（３６）が設けられている。

ねじ（３４）は、杆（１４）の上部を支持し、杆を下方
へ下げると、羽根を、その作用位置で突出させることが
できる。

使用の際、羽根は完全に引っ込められており、上述した
導入装置により、その状態が保持される。

骨折した大腿骨に対し、骨折が整復してから、つまり、
骨折面が共に接合してから、髄内副子（１０）を、その
一端（２６）が大腿骨顆に位置するまで、大転子から挿
入する。

ねじ（３４）を挿入して締めると、羽根（２８）を、皮
質骨にぶつかるまで突出させることができる。

これによって、刷子（１０）の下方の一端（２６）を、
大腿骨の末端のところで安定させることができる。

次に、ワッシャー（１８）を、閉管（１２）の上端に取
り付け、ナツト（２２）を締めると、針杆（２０）は大
転子と係合させられ、かつ、骨折面が押しつけられ　　
　。

るよう、力を直接隣接片に作用させて、大腿骨の上部お
よび下部を一緒に締め付けることができる。

このようにして、骨は、動きに対して安定し、患者は、
敏捷な動きをすることができる。例えば、筋肉運動など
によって、ナツト（２２）がゆるむのを防止するため、
ロック・ワッシャー（２４）の端部を上方へ曲げてやれ
ば、ナツトを、回転することのないように固定すること
ができる。

閉管（１２）の形状は、支持される骨の正常の曲線に合
うように定められる。これは、例えば死体を調べること
によって、確かめることができる。

本発明による装置は、大腿骨以外に、人間および動物の
脛骨や、上腕骨のような長目の骨に使用できる。

閉管（１２）の形状および長さは、患者に応じて定めら
れ、またワッシャー（１８）の形も変化させられるが、
装置の基本原理は変わらない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による骨折骨用装置を、一部を切欠い
て示す側面図である。 第２図は、本発明の骨折骨用装置が、大腿骨に使用され
ている状態を示す略図である。 （１０）！ｌｆ内副子　　　　　　　（１２）閉　管（
１３）他　端　　　　　　　（１４）杆（１６）おねじ
部　　　　　　　（１８）ワッシャー（２０）針　杆　
　　　　　　（２２）ナツト（２４）ロック・ワッシャ
ー　（２６）−端（２７）インサート　　　　　　（２
８）羽　根（３０）スロット　　　　　　　（３４）杆
作動ねじ（３６）係合孔

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）作用位置と不作用位置との間で可動であり、かつ
   一端の方向を向くクランプ装置を有していて、骨に連結
   するための細長い部材と、 前記クランプ装置の動きを制御するため、細長い部材の
   他端から操作しうる装置と、 前記細長い部材を、作用位置でクランプ装置によって骨
   に連結する際に、骨折面を押圧するべく、細長い部材の
   他端から操作しうる装置 とからなる骨折骨用装置。
2. （２）細長い部材が、連結されるべき骨の曲線に整合す
   るように形成されることを特徴とする特許請求の範囲第
   （１）項に記載の骨折骨用装置。
3. （３）押圧装置が、回転はしないが、軸方向に動きうる
   ようにして、他端のところか、その付近に位置するワッ
   シャーを備え、かつ前記ワッシャーを軸方向に動かすこ
   とができるねじ付部材の回転と協動しうるようになって
   いることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項または
   第（２）項に記載の骨折骨用装置。
4. （４）ワッシャーが、弾性材料でつくられたインサート
   を有し、かつ細長い部材の一端の方向を向くグリップ装
   置を有していることを特徴とする特許請求の範囲第（３
   ）項に記載の骨折骨用装置。
5. （５）細長い部材が、管を備え、かつこの管の内部に、
   クランプ装置を作動させるための杆が設けられているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（４）
   項のいずれかに記載の骨折骨用装置。
6. （６）クランプ装置が、１対の羽根を備え、この羽根は
   、不作用位置では細長い部材の内部に嵌入され、かつ作
   用位置では、骨を保持するべく、細長い部材の両側から
   突出するようになっていることを特徴とする特許請求の
   範囲第（１）項乃至第（５）項のいずれかに記載の骨折
   骨用装置。
7. （７）羽根が、作動杆の底部に枢着されており、かつ、
   下方へ押し下げられる杆によって、細長い部材から突出
   させることができるようになっていることを特徴とする
   特許請求の範囲第（６）項に記載の骨折骨用装置。
8. （８）杆の上端を支持している細長い部材の他端内部に
   設けられているねじにより、杆が下方へ押し下げられる
   ようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第（
   ７）項に記載の骨折骨用装置。