JPS61291841A

JPS61291841A - 浴室暖房装置

Info

Publication number: JPS61291841A
Application number: JP13499385A
Authority: JP
Inventors: Takehisa Yamada; 剛久山田; Koichiro Oki; 大木　香一郎
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1985-06-19
Filing date: 1985-06-19
Publication date: 1986-12-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は浴室暖房装置、詳しくは浴槽内の湯を利用して
浴室の洗い場の床を暖ためるようにした浴室暖房装置に
関する。

（背景技術）従来、この種の暖房装置として、例えば特開昭５９−２
０２３３８号に示される浴室洗い場床暖房装置があるが
、これによると、浴槽の湯を洗い場に敷いた床暖房パネ
ルに供給するエアーポンプの電源として１００Ｖの商用
電源を用いているため、コンセントのない浴室では使用
できないという欠点があった。

また、電源電圧が高いことから感電のおそれがあり、極
めて危険であると共に、エアーポンプが浴槽から離れた
場所に配置されるため、エアーポンプと浴槽との間の送
気管等が洗い場の球面に雑然と置かれて煩雑につ邪魔で
あるという欠点があった。

（発明の目的）本発明は上述の欠点を解消するべく提案された′もので
、その目的とするとごろは電池を電源としてポンプを駆
動することにより商用電源のコンセントのない浴室にお
いても手軽にかつ感電のおそれもなく安全に使用するこ
とができ、また電池ブロックとポンプブロックとの双方
を浴槽の内外に整然と取付可能としてこれらが入浴時の
邪魔にならず、煩雑感を解消できるようにした浴室暖房
装置を提供することにある。

（発明の開示）以下、図に示す一実施例を参照しつつ本発明を説明する
。

まず、第１図は本発明の要部を分解して示したもので、
図においてＡはポンプブロックであり、このポンプブロ
ックＡはポンプ本体１と、フィルター２と、フィルター
カバー３とから構成されている。このうち、ポンプ本体
１は浴槽の内側面に取付けられるもので、上端部にホー
ス接続口１ａが形成された筒状のケーシング１ｂの内部
にモータ１Ｃが収容され、このモータ１Ｃの出力軸にフ
ァン１ｄが取付けられていると共に、ケーシング１ｂの
外周面に第１の浴槽取付部１ｅとしての吸盤が付設され
て構成されている。

また、フィルター２はほぼ円板状を呈しており、ポンプ
本体１の下端部の開口されたネジ部１ｆと、口のネジ部
１ｆにネジ込まれるほぼリング状のフィルターカバー３
との間に挟み込まれるものである。

すなわちこのフィルター２は、フィルターカバー３を介
してポンプ本体１内に吸入される湯の中のゴミや垢を除
去するためのもので、フィルターカバー３を取外すこと
で清掃や交換が行なえるように構成されている。

次に、Ｂは電池ブロックであり、この電池ブロックＢは
乾電池等の１次電池または２次電池の如き電池４が収容
されるほぼ有底円筒状の電池ケース５ａを備え、この電
池ケース５ａの下端部には電池４を交換する際に着脱す
る回動可能なカバー５ｂが取付けられている。また、電
池ケース５ａの上端面にはポリエチレン等の合成樹脂に
よって防水シールされたスイッチ６が配設されていると
共に、電池ケース５ａの外周面上端部には電池ブロック
Ｂを浴槽のへりに取付ける第２の浴槽取付部７としての
側面はぼコテ形の吊下フックが付設されている。

更に、電池ケース５ａの外周面には環状のホース固定バ
ンド８が付設されており、このホース固定バンド８の自
由端部に設けられたネジ８ａを締付けることによって給
湯用ホース９ａおよび排湯用ホース９ｂが保持されるも
のである。

一方、図示されてはいないが、電池ブロックＢのカバー
５ｂの底部には、スイッチ６を介して電池４の両極に電
気的に接続されたコネクタ等の接続部材が設けられ、こ
の接続部材を別のコネクタ１０および電源コード１１を
介してモータ１Ｃに接続することにより、電池ブロック
ＢとポンプブロックＡとが電気的に接続されるようにな
っている。なお、コネクタ１０には防水キャップ１２が
被装され、カバー５１３側の接続部材から電池ケース５
ａ内に水分が侵入し、あるいはコネクタ１０から電源コ
ード１１内に水分が侵入するのを防止している。

また、この実施例においては、ポンプブロックＡ内のモ
ータ１Ｃや電池ブロックＢの電池ケース５ａの内部も完
全な防水構造とする必要があるのは言うまでもない。

次に、この使用方法を第２図に基いて説明する。

まず、給湯用ホース９ａおよび排湯用ホース９ｂをホー
ス固定バンド８に嵌挿し、固定して給湯用ホース９ａの
一端部をポンプ本体１のホース接続口１ａに連結する。

そして、第２図に示す如く第２の浴槽取付部７としての
吊下フックを浴槽Ｃのヘリに掛けてＴＩ！池ブロックＢ
を浴槽Ｃの外側に取付けると共に、ポンプブロックＡの
下端部が浴槽Ｃ内の湯Ｈの中に没するように、第１の浴
槽取付部１ｅとしての吸盤を浴槽Ｃの内側面に吸着させ
てポンプブロックＡを取付ける。このとき、排湯用ホー
ス９ｂの一端部は給湯用ホース９ａに沿わせて浴槽Ｃの
内側へ垂らしておく。

一方、湯Ｈの流路が内部に適宜形成されたマットＤを別
個に形成−しておき、口のマットＤを洗い場の床面Ｅに
置いてそのホース接続口１３ａ、３ｂに給湯用ホース９
ａおよび排湯用ホース９ｂの各他端部をそれぞれ連結す
る。ここで、各ホース９ａ、　９ｂをホース接続口１３
ａ、　１３ｂから簡単に着脱できるようにしておけば、
浴室の清掃時や夏期に先立って本発明にかかる浴室暖房
装置をしまい込む際の分解作業が容易になり、また収納
、保管時のスペースも少なくて済むものである。

使用に際しては、電池ブロックＢのスイッチ６をＯＮす
ることによりポンプブロックＡ内のモータ１Ｃが回転し
て浴槽Ｃ内の濶Ｈが吸上げられ、このｌＩＨが給湯用ホ
ース９ａを介してマツトロ内に供給される。従って、使
用考がマットＤの上で体を洗う際には床からの暖房効果
が得られ、鳩ざめ等によって風邪をひくおそれがない。

また、浴室の内部全体もマットＤの上方の暖気の対流に
よって十分に暖ためられることとなる。

マツトロ内を循還したＩＨは排湯用ホース９ｂを介して
再び浴槽Ｃ内に還流され、以後、同様の作用で洗い場な
いし浴室内の暖房が行なわれるものである。

なお、この実施例において、ポンプブロックＡおよび電
池ブロックＢの各浴槽取付部１ｅ、７としてそれぞれ吸
盤および吊下フックを用いることにより、ポンプブロッ
クＡや電池ブロックＢをワンタッチで着脱できるという
利点がある。

（発明の効果）以上述べたように本発明によれば、第１の浴槽取付部が
設けられたポンプブロックと、このポンプブロックの駆
動用電源としての電池が収容されかつ第２の浴槽取付部
が設けられた電池ブロックと、前記ポンプブロックと連
結した排湯用及び給湯用ホースと前記ホースを介して浴
槽内の湯が循環されるマットとを備えたから、ポンプの
駆動用電源として電池を用いているため、商用電源のコ
ンセントのない浴室においても何ら支障なく使用するこ
とができ、極めて便利であるという効果を有する。

また、電源電圧が比較的低くて足りるため、感電のおそ
れもなく至って安全であるという利点がある。

更に、ポンプブロックと電池ブロックとを浴槽の内外に
それぞれ近接して取付けることができ、しかも給湯用ま
たは排湯用のホースや電源コード等も一括して浴槽のヘ
リや側面に沿わせて配置できることから、入浴時にこれ
らが洗い場等に散乱して邪魔になるといった不都合がな
く、外観上も良好である。

加えて、ポンプブロックと電池ブロックとが別個独立に
形成されているため、比較的寿命の短いポンプブロック
のみの交換が容易に行なえる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明のご実施例を示すもので、第１図は要部の分
解斜視図、第２図は使用状態を示す斜視図である。１ｅ・・・・第１の浴槽取付部、４・・・・電池、７・
・・・第２の浴槽取付部、Ａ・・・・ポンプブロック、
Ｂ・・・・電池ブロック、Ｃ・・・・浴槽、Ｄ・・・・
マット、Ｈ・・・・湯は７）′する第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）第１の浴槽取付部が設けられたポンプブロックと
、このポンプブロックの駆動用電源としての電池が収容
されかつ第２の浴槽取付部が設けられた電池ブロックと
、前記ポンプブロックと連結した排湯用及び給湯用ホー
スと、前記ホースを介して浴槽内の湯が循環されるマッ
トとを備えたことを特徴とする浴室暖房装置。
（２）第１の浴槽取付部が吸盤にて形成され、かつ第２
の浴槽取付部が側面ほぼコ字形の吊下フックにて形成さ
れてなる特許請求の範囲第１項記載の浴室暖房装置。