JPS6128932Y2 - - Google Patents

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JPS6128932Y2
JPS6128932Y2 JP1978027543U JP2754378U JPS6128932Y2 JP S6128932 Y2 JPS6128932 Y2 JP S6128932Y2 JP 1978027543 U JP1978027543 U JP 1978027543U JP 2754378 U JP2754378 U JP 2754378U JP S6128932 Y2 JPS6128932 Y2 JP S6128932Y2
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JP
Japan
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valve
cylinder chamber
valve body
passage
piston
Prior art date
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JP1978027543U
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JPS54131132U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 従来全自動洗濯機や洗車用具などのように水道
蛇口に接続したホースの先端に弁を取付けた放水
装置では、該ホースの破裂を防ぐために高価な布
入りゴムホースや合成繊維などで補強したプラス
チツクホースを使用せねばならなかつた。これは
一般に市販されているビニールホースやゴムホー
スのような弾性ホースを使用すると、該ホース先
端の弁を閉じた時に水道水圧やウオータハンマ作
用によりホースが時間と共にだんだん膨張して破
裂するに至るためであるが、ホース入口側にも圧
力制御弁を取付けて、該ホース先端の弁を閉じた
時、自動的に該圧力制御弁を閉じさせれば、安価
な市販弾性ホースを使用し得る。
本考案はこのような場合に用いる圧力制御弁に
関する。
本考案は蛇口の先に接続される流入口と、先端
に弁を取付けた弾性ホースの基端が接続される流
出口とを備え、該流出口の入口側端末を開閉すべ
きピストン弁を弁筐のシリンダ部分に嵌装し、少
くも蛇口の開放時にピストン弁を開く賦勢手段を
設けた圧力制御弁において、流出口をベンチユリ
管状の弁座1に形成し、中空軸状の弁体2とこれ
より大径のピストン部分3とよりなるピストン弁
の弁体2の先に、該弁体の開閉如何に拘らず弁座
1ののど部分6の中心部附近と高圧側シリンダ室
5とを常時連通連結するパイロツト通路を有する
パイロツト管7を連設し、且つ高圧側シリンダ室
5と他側のシリンダ室14とを、パイロツト通路
の流路抵抗より大きい流路抵抗を持つ通路8を介
して連通すると共に、該シリンダ室14を常時外
気に連通させたことを特徴とする。
図は本考案の一実施例を示し、圧力制御弁の弁
筐10は水道蛇口9の弁筐と一体をなし、そのベ
ンチユリ管状弁座1の下端は、先端に弁11を取
付けた弾性ホース12の基端を押拡げ接続可能と
する。垂直のシリンダ部分4は、その上端に螺合
したキヤツプ13と協同してシリンダ室5を形成
し、該キヤツプのねじ込部分下端はピストン部分
3の上限ストツパ13aとなる。14はピストン
部分3の下側のシリンダ室で、該シリンダ室14
の底部を気密に貫通する中空軸状弁体2の下端に
は、弁閉止時にベンチユリ管状弁座1の上面に圧
接するようにOリング15が取付けられる。
通路8はピストン部分3、シリンダ部分4間の
隙間で、該通路8はシリンダ室14及び弁筐10
に穿設した小孔16を順次介してシリンダ室5を
常時外気に連通する。図示実施例は弁体2を開放
或いは押上げ賦勢する手段として、ピストン部分
3とシリンダ室14の底部との間に山型のばね1
7を挾持させ、且つ該弁体2の下部端面2a等を
常時弁座1上方の弁筐内に、供給水圧が作用する
よう露出させているが、ばね17は必ずしも必要
ではない。
図中18はシリンダ室14と弁筐内部の間を遮
断するため弁体2に取付けたOリング、19は蛇
口9の弁、20は水道管に対する蛇口の連結部
分、2bは弁体2上端に設けた組立時の摘み部分
を示す。
上記構成によれば、蛇口の弁19と弾性ホース
12先端の弁11が共に閉じている場合は、該弾
性ホースや弁筐内の残留水圧は順次パイロツト管
7、シリンダ室5、通路8、シリンダ室14、小
孔16を経て徐々に漏洩するから、弁体2はばね
17の弾力により開き、終局的には第1図の全開
状態となつている。
この状態から先ず蛇口の弁19を開き始めて弁
座1ののど部分6の圧力が上昇し始めると、この
圧力が直にパイロツト管7よりシリンダ室5に伝
達され、一方通路8の抵抗により該シリンダ室5
の圧力漏洩は僅少であるから、弁体2はピストン
部分3に作用するシリンダ室5の内圧と、弁体2
下端に作用する水圧の差により迅速に押下げられ
て第2図のように弁体2が弁座1に圧接閉止し、
弾性ホース12内の水圧上昇を防止する。
次で弾性ホース先端の弁11を開くと、弁座1
内を流下する水流によりのど部分6に真空が発生
するから、シリンダ室5内の水や空気はパイロツ
ト管7より該のど部分6へ吸引排出され、一方小
孔16よりシリンダ室14、通路8を経て該シリ
ンダ室5に漏洩する空気は該通路8の抵抗を受け
るから、該シリンダ室5内が真空となつてピスト
ン部分3或いは弁体2が急速に全開する。弁体2
が全開すると、通路8の上端が環状の上限ストツ
パ13aにより塞がれてシリンダ室5の真空度は
更に高くなる。
この状態から弾性ホース12先端の弁11を閉
じることにより該弾性ホース内の水圧が上昇し始
めると、その初期ののど部分6の圧力上昇がパイ
ロツト管7よりシリンダ室5内に直に伝達され、
一方通路8よりの漏洩によるシリンダ室5の圧力
損失は該路の抵抗により僅少であるから、弁体2
は該シリンダ室の内圧により再び第2図のように
弁座1に圧接し弁を閉じる。このため弾性ホース
12が水圧により膨張してそのベンチユリ管状弁
座1への接続部分が脱落したり、該弾性ホースが
破裂したりするのを防止し得る。
次で蛇口9の弁19を開いたまゝ弁11を再び
開けば、のど部分6の圧力が略大気圧になると共
に、弁体2が水圧やばね17の弾力で開き始め、
従つて水流により該のど部分が真空となつて前述
のように弁体2を迅速に全開する。
又弁11の閉止により弁体2を閉じさせた後、
蛇口の弁19を閉じれば弁体2は徐々に最初の状
態に戻る。
以上水道水圧の低い場合の弁体2の開放を確実
とするため、ばね17を設けた場合について説明
したが、水道水圧が常時高い場合にはばね17を
設ける必要がないことは明らかで、この場合は弁
体2がその下端に作用する供給水圧により開放賦
勢される。
本考案においては、ピストン弁2,3の上下の
受圧面積に差を設けて、該ピストン弁を閉じるに
必要なシリンダ室5の圧力を供給水圧より低く
し、且つ該ピストン弁が開いた放水時に最も流速
の大きいベンチユリ管状弁座1ののど部分6附近
にシリンダ室5へのパイロツト管7の先端を遊嵌
して、弾性ホース12先端の弁11の閉、開に応
じシリンダ室5へのパイロツト圧が敏感に正、負
切換わるようにしたから、該弁11の閉鎖末期に
のど部分6の圧力がピストン弁2,3を閉じ得る
圧力に達すれば、該ピストン弁が自動的に閉じて
弾性ホース12を供給水圧より遮断する。
従つて本考案によれば、弾性ホース先端の弁を
閉じた場合におけるピストン弁の閉鎖応答性を著
しく高めて、弾性ホースに安価なビニールホース
等を使用することが可能となり、弾性ホース先端
の弁を開いた場合における該ピストン弁の開放応
答性も向上し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案圧力制御弁を備える放水装置の
放水時における縦断側面図、第2図は弁閉鎖状態
を示す第1図要部の縦断側面図である。 9……蛇口、10……弁筐、11……弁、12
……弾性ホース、15……Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蛇口の先に接続される流入口と、先端に弁を取
    付けた弾性ホースの基端が接続される流出口とを
    備え、該流出口の入口側端末を開閉すべきピスト
    ン弁を弁筐のシリンダ部分に嵌装し、少くも蛇口
    の開放時に該ピストン弁を開く賦勢手段を設けた
    圧力制御弁において、流出口をベンチユリ管状の
    弁座1に形成し、中空軸状の弁体2とこれより大
    径のピストン部分3とよりなるピストン弁の弁体
    2の先に、該弁体の開閉如何に拘らず弁座1のの
    ど部分6の中心部附近と高圧側シリンダ室5とを
    常時連通連結するパイロツト通路を有するパイロ
    ツト管7を連設し、且つ高圧側シリンダ室5と他
    側のシリンダ室14とを、パイロツト通路の流路
    抵抗より大きい流路抵抗を持つ通路8を介して連
    通すると共に、該シリンダ室14を常時外気に連
    通させたことを特徴とする圧力制御弁。
JP1978027543U 1978-03-06 1978-03-06 Expired JPS6128932Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978027543U JPS6128932Y2 (ja) 1978-03-06 1978-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978027543U JPS6128932Y2 (ja) 1978-03-06 1978-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54131132U JPS54131132U (ja) 1979-09-11
JPS6128932Y2 true JPS6128932Y2 (ja) 1986-08-27

Family

ID=28871853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978027543U Expired JPS6128932Y2 (ja) 1978-03-06 1978-03-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6128932Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5177634U (ja) * 1974-12-16 1976-06-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54131132U (ja) 1979-09-11

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