JPS61285502A - 並列三動作形最適レギユレ−タ - Google Patents

並列三動作形最適レギユレ−タ

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JPS61285502A
JPS61285502A JP12753485A JP12753485A JPS61285502A JP S61285502 A JPS61285502 A JP S61285502A JP 12753485 A JP12753485 A JP 12753485A JP 12753485 A JP12753485 A JP 12753485A JP S61285502 A JPS61285502 A JP S61285502A
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JP
Japan
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vector
equation
disturbance
feedback
state
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JP12753485A
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Inventor
Kazuo Yoshida
和夫 吉田
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Ono Sokki Co Ltd
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Ono Sokki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は正規白色雑音としての外乱を受ける多変数の線
形システムに対する二次形式規範の最適レギュレータ(
二次形式評価関数を最小にするような操作をするレギュ
レータ)に関する。
正規白色雑音としての外乱を受ける線形システムの二次
形式規範の最適レギュレータの理論はいわゆるLQG問
題として扱われているが、従来は外乱の平均値は零と仮
定するのが普通である。外乱の平均値が零でシステムの
平均値の初期値が零であれば一般的な二次形式規範の下
で    :はLQG問題の解(最適レギュレータの構
成)は    :状態フィードバック、すなわち比例制
御の形に    −;。
&6:h°″′<b″″″cvb<x*“・ 2)O1
,’他方、外乱の平均値が零でない場合の一般的   
 ′ウェアよ□。T−、、。え、7ヤー7−7゜よ、 
 1通常の状態フィードバックの項およびシステム  
  1□と外乱の平均値の挙動から決定される項とから
   貸構成される。前者の項はRiCcatiの微分
方程式ののパ゛ラメータが定数である限り、終端条件の
影   :\、”解から与えられるが、システムおよび
評価関数響がない所では定数フィードバックゲインにな
る。後者の項はやはり逆時間の微分方程式とし   l
・て与えられるが、外乱の平均値が未知な限りこ   
]″れを解くことはできず、従って、それを実現す丈へ t7.、′。
る構成を導き出すこともできない。         
11.、このように外乱の平均値が零であるとの仮定 
  1gH・、耳、 の下では最適レギュレータは、比例制御の形に   、
構成されることが従来確立されているけれども、   
゛11外乱の平均値が零でない未知のものである場合に
は最適レギュレータの実現のために採るべき構成は従来
知られていなかった。
よって本発明の目的は外乱の平均値が零でなく且つ未知
である場合にも有効な最適レギュレータの実現を可能に
することにある。
本発明は、上記の如き外乱を受ける場合において、その
外乱の平均値の時間的変動はゆるやかであると仮定し、
また状態変数の集合平均の時間平均への置換を許す局所
エルゴード性を仮定し、その結果、実現可能な最適レギ
ュレータの構成を得た。
すなわち、本発明による最適レギュレータの構成は、状
態変数ベクトルを比例フィードバック要素、時間平均フ
ィードバック要素およびトレンドフィードバック要素に
並列に通し、その夫々の出力のベクトル和を制御入力ベ
クトルとすることを特徴とするものである。この意味で
これを並列三動作形最適レギュレータと呼ぶ。
上記の時間平均フィードバック要素、トレンド1\\\
フイードバツク要素は夫々一種の時間積分、時間微分を
与えるものであり、この意味で本発明の最適レギュレー
タは一種のPID形のレギュレータと言えるが、しかし
、それは、最適制御でない従来の一変数系のPID調節
計とは本質的に異なるものであることは言うまでもない
。以下、本発明について更に詳しく駁明する。
次の状態方程式(1)で表わされる線形システムを考察
する(一般に多変数線形システムはこの式(1)で表わ
すことができる)。
x(t)= Ax(t)−1−Bu(t)+W(t) 
          (1)X(to)=X。
ただしtは時間、toは初期時刻、Xはn次元状態ベク
トル、Uはr次元制御入力(操作量)ベクトル、Wはm
次元の外乱ベクトル、AとBは適当な次元の行列である
。外乱ベクトルw(t)は以下の性質をもつ正規白色雑
音と仮定する。
E(w(t):]=mv(t)           
     (2)EC(w(t)−my(t)) (≠
)−my(τ))” )=W(t)δ(t−f)  (
3)ただし、Σ〔・〕は数学的期待値、(・fは行列の
の転置、Wは非負定行列、δ(・)はDiracのデル
タ関数である。式(2)は外乱の数学的期待値(集合平
均)が零でない成る時間関数であることを示している。
式(3)は外乱のばらつきを表わすもので、外乱が白色
雑音であることを示している。
初期状態ベクトルx0はW(t)に独立な確率変数で、
平均値m0、分散v0を有する。本発明ではmw (t
)は未知と仮定する。
評価関数としては、以下のような二次形式評価規範を考
える。
ただし、tfは終端時刻、Pfは終端の状態ベクトルに
関する重み係数行列、Qは状態ベクトルに関する重み係
数ベクトル、Rは制御入力ベクトルに関する重み係数行
列である。上式においてQSRは圧定対称行列、Pfは
非負定対称行列である。
式(1)〜(4)に対する最適制御を得るための条件で
めるHamilton−Jacobi−Bel1man
方程式は周知の通り次式によって与えられる(文献3)
+去〔かT WC去) Y :l      (5)Y
(x、 tf)=x (tf)Prx(k)ただし、 +u r)Ru(r)) dr l x(t)= x 
:l        (6)このとき最適制御入力ベク
トルu’(t)はuo(t)= −I R−IB?+ 
      (7゜と与えられる。微分方程式の解法上
、Y(x、t)をY(x、 t )=ic(t)+ 2
9 (t)x(t)十X (t)P(t)x(t)  
        (s)と仮定して式(5)に代入する
と −p(t)=(A −P(t)BRB )p(t)+P
(t)mw(t)      (9)p(tr)=0 一]:(t)=P(t)A+A P(t)−P(t)B
RB P(t)+Q      αQP(tf)=Pf −1c(t)= mTlw(t)p(t)+ t r 
(W(t)P(t):] −p”(t)BR−1BTp
(t)  α〃k(tf) = 0 式(9)から得られるp(t)はオフセットを補償スる
ような項と考えることができる。ちなみに、従来の如(
mW(t) ” Oの仮定を置いた場合には式(9)か
ら明らかなように定常解はOに収束するので、この場合
p(t)の項は必要ないことがわかる。
式(9)〜α℃を解いてp(t)およびP(t)が求ま
れば、最適制御入力ベクトルu’ (t)は u’(t) = −R−” BT(p(t)+ P(t
)x(t))        02と与えられ、この最
適制御人力下での状態方程式(1)はつぎのようになる
x(t)= (A −BR−” BTP(t)) x(
t)−BR−” BTp(t)十帷)  (2)x(t
o)=x□ 上式の期待値m(t) = E(X(t))は、畝)=
 (A−BR″″1BTP(t))m(t) BR−I
BTp(t)+mw(t)   64m(t、)=m(
で与えられ、その共分散V(t)=EI:(ガt)−m
(t)) (X(t)−mct”)> T?(t)=(
A−BR−’BTP(t))V(t)トv(t)rA−
Bf「1BTHt))”+Ht)   MV(to)=
V。
で与えられる。
ここで、tf+(1)での制御の場合を考える。この場
合、式0qのRiccati微分方程式のP (t)の
解は定常値に収束し、その−意正定解の存在は、 (A
、 B)が安定化可能で、(A、Q’)が検出可能であ
れば保障される。すなわちtf−+■の場合を考えれば
、このときのp(t)は時間に無関係なもの(よってt
を省いて単にPと書く)となり、それは式α0の左辺を
零とおいた次式αQの解として与えられる。
PA+A”−P−PBR−1B”P+Q= 0    
     (1時他方、式(9)のp(t)の解はmy
(t)が一定値でない限り定常値に収束することは有り
得ない。また、本   □発明ではmW(t)は未知と
仮定しているので、未来のmy(τ)、tくτ<tfを
知って現在のp(t)を求めること  □”はできない
。しかし、mW(t)がゆるやかに変化するならばβ(
1)の項を零とみなしても問題はないと考   □見ら
れる。そこで本発明ではmW(t)の変化はゆるやかで
あると仮定し、この仮定の下にp(t)の項を無   
′視する。そうすると式(9)とα◆からp(t)は次
式によって与えられる。
p(t) =A P(A−BR−”B”P)m(t)−
A Pm(t)    QM式αQからPは容易に求め
ることができるが、式αηにおけるp(t)は、m(t
)とm(t)が何らかの手段によって得られない限りこ
れを実現することはできない。そこで本発明では式αj
の解過程に局所的にはエルゴード性が成り立つと仮定す
る。
すなわち、時刻tにおける集合平均を時間区間[:t−
T、t)Kおける時間平均で置き換えられるものと仮定
する。その場合m(t)とm(t)は次式で与えられる
ECx(t)〕= m(t)=1(x(t)−x(t−
’L’ ) )      (191よって、前記の仮
定が成立する場合には、最適制御入力ベクトルu’(t
)はつぎのように書くこ+A−”P”(x(t)−x(
t−T)) :]     fZrJ上式(1)の右辺
第1項は状態変数ベクトルの比例    iフィードバ
ック、同じく第2項は状態変数ベクトルの時間平均のフ
ィードバラ久また同じく第    3項は状態変数ベク
トルのトレンドのフィードバックで実現し得る。よって
上式−はこれら三者のフィードバックのベクトル和を作
り、これを制御入力(操作量)ベクトルとすることによ
    1゜って実現される。これを図示すれば、式■
に基   じいて構成される本発明による最適レギュレ
ータ    Lは第1図の如くであり、同図において、
Pは    )パ□、゛5 Riccati (7)行列方程式) %式% から定められ、また工は次の行列         I
I=A7TP(A−BR−1BTP)    (イ) 
      1:”゛〔 で定められ、Dは                i
)“、1゜ D=−AP         (イ)        
 :1ア、t ?、: K Gよ          
 パ、“4:。
K=−RB         (ハ)        
 ”1″:1 で定められる。第1図中、破線で囲んだ部分    1
.1カ8□工よう□2イーLl/−1’1eyr<L、
、アい   ljる。
武器の右辺第1項は従来の最適レギュレータで知られて
いる通常の状態フィードバックの項である。第2項は積
分動作の一種と考えられ、また第3項は微分動作の一種
と考えることができる。しかし、本発明は従来の一変数
制御系のPID 調節計とは全く本質的に相違するもの
であることは言うまでもない。本発明者は武器で示され
る本発明の最適レギュレータを並列三動作形最適レギュ
レータあるいはPAT (Proportion−Ar
arage −Trend )形最適レギュレータと呼
ぶ。
なお、本発明によって最適レギュレータを構成する場合
、時間平均区間Tは可調節としておき、制御対象ごとに
実験的に又は予想される外乱の特性からこれを定めれば
よい。一般的には、外乱の平均値に対してノイズのばら
つきが小さい場合にはTを小さくし、上記ばらつきが大
きい場合にはTを大きくするのがよい。
本発明による最適レギュレータの効果を確認するために
、状態方程式(1)が次のような2次系で表わされる制
御対象システムを例にとって計算機シミュレーションを
行なった。
外乱および評価関数に関係するパラメータの値はつぎの
とおりである。
時間きざみは0.025秒でRunge−Kutta法
によって行なった。外乱の平均値を正弦波、ステップ波
、ランプ波の三通りに変化させた場合について制御特性
を調べた。その各場合、式0炒、←9におけるTは0.
1秒、1.0秒、2.5秒の三通りとした。
第2図は、上記シミュレーションのシステム構成図であ
り、同図中、破線で囲んだ部分が式(ハ)で表わされる
対象システム、それ以外の部分が本発明に基いて構成さ
れた最適レギュレータであり、Pは式Q])から、工は
式翰から、またDは武器から決められる。またKは式(
財)から決められる。
第3図、第4図および第5図は、このシミュレーション
の結果をそれぞれ正弦波、ステップおよびランプ入力の
場合について示す。どの場合においても本発明による並
列三動作形制御(図中、本発明と表示)は従来の最適状
態フィードバックのみの比例制御(図中、Pと表示)と
比較して優れていることがわかる。なお、これらの図で
は本発明に関してT=1,0秒とした場合 〔の結果を
例示したが、T=0.1秒、T=2.5秒とした場合に
ついても同様の結果が得られた。
ちなみに、図中、「非制御」の表示は制御装置を設けず
、制御対象自体の特性に任せた場合の応答を表わしてい
る。
本発明によれば、外乱の平均値が零でなく且つ未知であ
る場合においても、従来の状態ベクトル比例フィードバ
ックによる最適レギュレータよりも遥かに優れた制御性
能が得られる。すなわちこの場合、本発明の最適レギュ
レータでは状態変数ベクトルの時間平均のフィードバッ
クにより外乱の平均的オフセットを打消すことができ、
また状態変数ベクトルのトレンドのフィードバックによ
り外乱の平均値がドリフトするときにもそれを予測して
打消す動作をすることができる。なお外乱の平均値の変
化がゆるやかという仮定が満たされない場合にも、理由
は明らかでないが、本発明は有効であることが計算機シ
ミュレーションでわかった。
−考文献〕 文献1 計測自動制御学会編、オーム社昭和58年10月発行、
「自動制御ハンドブック」基礎編227頁4.5.5節 文献2 M、 Athans : 5pecial 工5sue
 on the Linear−Quadratic−
Gaussian Estimation and C
ontrol Problem、 IEEETrans
、 on Automatic Control、 A
C−IL A6  (1971)文献3 基本、浜田、中溝:確率システム制御の基礎、60、日
新出版(1975)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による最適レギュレータの構成図、第2
図は本発明に基づくシミュレーション例のシステム構成
図、第3図(a)、(b)、(C)、第4図(a)、(
b)、(C)および第5図(a)、■)、(e)は夫々
正弦波、ステップおよびランプ外乱入力に対する第2図
のシステムの制御性能のシミュレーション結果を示す図
である。 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 状態変数ベクトルを比例フィードバック要素、時間平均
    フィードバック要素およびトレンドフィードバック要素
    に並列に通し、その夫々の出力のベクトル和を制御入力
    ベクトルとすることを特徴とする並列三動作形最適レギ
    ュレータ。
JP12753485A 1985-06-12 1985-06-12 並列三動作形最適レギユレ−タ Pending JPS61285502A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5052477A (ja) * 1973-09-12 1975-05-09
JPS5344775A (en) * 1976-10-05 1978-04-21 Mitsubishi Electric Corp Stability improving method for nonlinear system

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