JPS6127267Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6127267Y2 JPS6127267Y2 JP7229281U JP7229281U JPS6127267Y2 JP S6127267 Y2 JPS6127267 Y2 JP S6127267Y2 JP 7229281 U JP7229281 U JP 7229281U JP 7229281 U JP7229281 U JP 7229281U JP S6127267 Y2 JPS6127267 Y2 JP S6127267Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horn
- diaphragm
- type speaker
- phase equalizer
- flat diaphragm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 3
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000005482 strain hardening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は平面振動板を有するホーン型スピーカ
に関するものであり、その目的とするところは位
相等化器の構造を簡素化することにより、低コス
トで音圧周波数特性の平担なホーン型スピーカを
提供することにある。
に関するものであり、その目的とするところは位
相等化器の構造を簡素化することにより、低コス
トで音圧周波数特性の平担なホーン型スピーカを
提供することにある。
一般に平面振動板を有するホーン型スピーカに
おいて、エツジを介してエツジ貼付リングに保持
された平面振動板にはボイスコイルを巻回したボ
ビンを接合し、そのボイスコイルにより音声信号
に比例した駆動力を供給すると共に、音響出力の
増大を図るために位相等化器によつてホーンと振
動板との間に変成比をつけるのが常である。しか
しながら、従来の位相等化器にはプラスチツク材
料よりなる金型成形器が用いられているため、そ
の位相等化器自体の構造が複雑となり、成形金型
の製作がむずかしくなると共に、特にプラスチツ
ク成形品では熱収縮が生じて寸法のばらつきが発
生し、安定して良好な音響特性を得ることがむず
かしくなるという問題があつた。
おいて、エツジを介してエツジ貼付リングに保持
された平面振動板にはボイスコイルを巻回したボ
ビンを接合し、そのボイスコイルにより音声信号
に比例した駆動力を供給すると共に、音響出力の
増大を図るために位相等化器によつてホーンと振
動板との間に変成比をつけるのが常である。しか
しながら、従来の位相等化器にはプラスチツク材
料よりなる金型成形器が用いられているため、そ
の位相等化器自体の構造が複雑となり、成形金型
の製作がむずかしくなると共に、特にプラスチツ
ク成形品では熱収縮が生じて寸法のばらつきが発
生し、安定して良好な音響特性を得ることがむず
かしくなるという問題があつた。
本考案はこのような従来の欠点を解消するもの
であり、以下本考案について実施例の図面と共に
説明する。
であり、以下本考案について実施例の図面と共に
説明する。
第１図は本考案の一実施例を示しており、図
中、２は平板振動板で、エツジ４を介してエツジ
貼付リング５により保持されている。この平板振
動板１にはボイスコイル３を巻回したボビン８を
接着しており、音声信号に比例した駆動力を平板
振動板１に供給している。また、音響出力の増大
を図るために位相等化器１によつてホーン７と平
面振動板２との間に変化をつけている。そして、
この位相等化器１は平板振動板１の前面にギヤツ
プスペーサ６によつて形成した細隙ｔを介して設
けており、多孔板１ａ〜１ｊを積層接着して構成
されてホーン７と結合してある。上記積層多孔板
１ａ〜１ｊは１ａから１ｊに向けて第２図ａ，ｂ
に示すように、その開口率が平面振動板１の方か
ら徐々に大きくなるようにしてあり、音が通る開
口部の面積変化はほぼエクスポネンシヤルで変化
する開口径となつており、エクスポネンシヤルホ
ーン７の変化率と一致している。従つて、この積
層多孔板１ａ〜１ｊは位相等化器として動作する
ものである。この多孔板１ａ〜１ｊは金属又はプ
ラスチツク等の板に孔を開けたものを円形に金型
により打抜いたものであるため、金型の製作が容
易であるとともに、冷間加工のために変形が少な
く、安定した音響特性の再生が可能となる。
中、２は平板振動板で、エツジ４を介してエツジ
貼付リング５により保持されている。この平板振
動板１にはボイスコイル３を巻回したボビン８を
接着しており、音声信号に比例した駆動力を平板
振動板１に供給している。また、音響出力の増大
を図るために位相等化器１によつてホーン７と平
面振動板２との間に変化をつけている。そして、
この位相等化器１は平板振動板１の前面にギヤツ
プスペーサ６によつて形成した細隙ｔを介して設
けており、多孔板１ａ〜１ｊを積層接着して構成
されてホーン７と結合してある。上記積層多孔板
１ａ〜１ｊは１ａから１ｊに向けて第２図ａ，ｂ
に示すように、その開口率が平面振動板１の方か
ら徐々に大きくなるようにしてあり、音が通る開
口部の面積変化はほぼエクスポネンシヤルで変化
する開口径となつており、エクスポネンシヤルホ
ーン７の変化率と一致している。従つて、この積
層多孔板１ａ〜１ｊは位相等化器として動作する
ものである。この多孔板１ａ〜１ｊは金属又はプ
ラスチツク等の板に孔を開けたものを円形に金型
により打抜いたものであるため、金型の製作が容
易であるとともに、冷間加工のために変形が少な
く、安定した音響特性の再生が可能となる。
以上のように本考案によれば、多数の孔を備え
る多孔板を積層接着して位相等化器としたので、
多孔板１枚当りの金型が簡単であり製作しやす
く、また冷間加工できるために変形が少なく、安
定した音響特性の再生が可能である利点を有する
ものである。
る多孔板を積層接着して位相等化器としたので、
多孔板１枚当りの金型が簡単であり製作しやす
く、また冷間加工できるために変形が少なく、安
定した音響特性の再生が可能である利点を有する
ものである。
第１図は本考案のホーン型スピーカの一実施例
を示す断面図、第２図ａ，ｂはスピーカに使用す
る位相等化器を構成する多孔板の平面図である。 １……位相等化器、１ａ〜１ｊ……多孔板、２
……平面振動板、３……ボイスコイル、４……エ
ツジ、５……エツジ貼付リング、６……スペー
サ、７……ホーン、８……ボイスコイルボビン。
を示す断面図、第２図ａ，ｂはスピーカに使用す
る位相等化器を構成する多孔板の平面図である。 １……位相等化器、１ａ〜１ｊ……多孔板、２
……平面振動板、３……ボイスコイル、４……エ
ツジ、５……エツジ貼付リング、６……スペー
サ、７……ホーン、８……ボイスコイルボビン。
Claims (1)
- 平板振動板を有するホーン型スピーカにおい
て、上記平板振動板の前面に細隙を介して、音道
の面積変化がほぼエクスポネンシヤルで変化する
様に開口率が徐々に大となる複数の多孔板を積層
接着して形成した位相等化器を設けたことを特徴
とするホーン型スピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7229281U JPS6127267Y2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7229281U JPS6127267Y2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57185293U JPS57185293U (ja) | 1982-11-25 |
| JPS6127267Y2 true JPS6127267Y2 (ja) | 1986-08-14 |
Family
ID=29868078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7229281U Expired JPS6127267Y2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6127267Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-18 JP JP7229281U patent/JPS6127267Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57185293U (ja) | 1982-11-25 |
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