JPS61263677A - 管内面被覆方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し−産業上の利用分野〕 本発明は、ラテックスエマルジョンを管内面に付着させ
、その付着したラテックスエマルジョンを脱水させて、
被膜を形成する管内面被覆方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、管内面を付着式せたラテックスエマルジョンを脱
水させるに、単に管内に熱風を送るに過ぎなかった（文
献を示すことができない）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、熱風供給だけでは、十分な強度を有する被膜が
形成される程度にラテックスエマルジョンを脱水させる
に、かなりの長時間を必要とし、作業時間が長くなる問
題があり、殊に既設導管の補修において問題が大きく、
その上、付着したラテックスエマルジョンが長い脱水時
間に起因して流れやすくなるため、被膜を余り厚くでき
ない問題があり、作業能率面及び被膜の強度増大面で改
良の余地があった。

本発明の目的は、簡単な手段でもって、ラテックスエマ
ルジョンの脱水硬化時間を大巾に短縮できるように、か
つ、十分に強度の大きい感を形成できるようにする点に
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の特徴手段は、ラテックスエマルジョンの管内面
付着後に、吸水性粉末を、気流搬送によシ管内に供給し
て、付着したラテックスエマルジョンに付着させること
にあり、その作用効果は次の通りである。

〔作　用〕

つまり、気流搬送によって管内に供給された吸水性粉末
は、付着したラテックスエマルジョンの全体にわたって
十分に付着され、付着した粉末によってラテックスエマ
ルジョンの水分が急速にかつ十分圧吸取られ、ラテック
スエマルジョンによる十分な強度の被膜が短時間で形成
される。

その上、付着した粉体の骨材的作用によって、ラテック
ス単独よりも被膜の強度も効果的に増大できる。

〔発明の効果〕

その結果、従来よりもかなり短時間で管内面被覆作業を
完了できて、作業能率面で有利にでき、殊に、既設導管
の補修の場合に流体供給の中断時間を大巾に短縮できて
、流体供給面でも有利になった。

その上、ラテックスエマルジョンの付着量をかなり多く
しても、脱水時間が短い故にラテックスエマルジョンの
自然流下を十分に抑制でき、被膜の厚さを増大すること
が可能となシ、粉体による強度向上と相まって、被膜の
強度を十分に大きくすることが可能となった。

〔実施例〕

次に実施例を示す。

第１図に示すように、管（１）の一端に取付けたキャッ
プ（２ａ）Ｋ送風機（３）を接続し、ラテックスエマル
ジョンを供給するタンク（Ａ）、及び、吸水性粉末を供
給するホッパー（ｆｌ）を送風機（３）の吐出側に接続
する。　管１１）の他端側に取付けたキャップ（ｇｂ）
に、ラテックスエマルジョンをガスから分離回収する第
１回収器（６）、及び、吸水性粉末をガスから分離回収
する第２回収器（７）を並列接続する。

次に１送風機（３）からの加圧ガスによって、タンクか
らのラテックスエマルジョンを泡状で又は気流搬送で管
（１１）内に供給し、管内面全体にわたって適当量のラ
テックスエマルジョン（Ａ）全均一に付着させ、かつ、
余剰のラテックスエマルジョンを第１回収器（６）で回
収する。

その後で、送風機（３）からの加圧ガスによって、ホッ
パー（５）からの吸水性粉末を気流搬送で管（１）内に
供給し、第２図に示すように、管内面に付着したラテッ
クスエマルジョン■の全体にわたって適当量の吸水性粉
末（Ｂ）を均一に付着させ、かつ、余剰の吸水性粉末を
第２回収器（７）で回収する。

そして、ラテックスエマルジョン（Ａ）を粉末（匂によ
る吸水で脱水させ、粉末（６）が骨材になつ九ラテック
スの硬化物によって、管内面全体にわたる被膜を形成す
る。

管＋１）の被覆処理が完了すれば、送風機（３）、タン
ク（Ａ）、ホッパー（５）、回収器＋６１　、　＋７１
、キャップ（２ｍ）、（２ｂ）を管＋１）から取外す。

前記ラテックスとしては、例えばＮＢＲ１ＳＢＲ％ＳＢ
、７クリル、ＰＶＣ，その他適当なものを利用し、また
、前記吸水性粉末としては、例えばアクアキープ（商品
名）、塩化力ルシウム、シリカゲル、アエロジル、紙、
その他適当なものを、適度の大きさで利用する。

〔別実施例〕

次に別の実施例を説明する。

ラテックスエマルジョンを管内面に付着させるに、例え
ば、管＋１）内を移動δせるスプレーによってラテック
スエマルジョンを管内面に吹付ける等、その他各種の手
段が利用できる。

対象とする管＋１）は、都市ガス用、天然ガス用、水道
用等の既設導管であっても、新しい管であってもよく、
また、埋設配管の場合、分岐管の地上部分からラテック
スエマルジョンや吸水粉末の供給又は回収を行ってもよ
い。

吸水性粉末を気流搬送するガスとして高温ガスを利用し
たり、あるいは、吸水性粉末を供給した後、高温又は常
温のガスを乾燥のために供給しつづけてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、本発明方法の手順を例示する概念
図である。 （１）・・・・・・管、（Ａ）・・・・・・ラテックス
エマルジョン、（Ｂ）・・・・・・吸水性粉末。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ラテックスエマルジョンを管内面に付着させ、その付
   着したラテックスエマルジョン（Ａ）を脱水させて、被
   膜を形成する管内面被覆方法であつて、前記ラテックス
   エマルジョン（Ａ）の管内面付着後に、吸水性粉末（Ｂ
   ）を、気流搬送により管（１）内に供給して、付着した
   ラテックスエマルジョン（Ａ）に付着させる管内面被覆
   方法。